中国海軍は22日「福建でJ-35、J-15T、KJ-600を電磁式カタパルトで発艦させた」「この成功は国産カタパルト搭載空母が電磁式カタパルトによる航空機の発艦・回収能力を獲得したと示している」と発表し、055型駆逐艦の存在も加味すると本格的な空母打撃群は完成寸前だ。
参考:China Navy
参考:Three types of aircraft complete electromagnetic catapult-assisted takeoffs, landings on China’s carrier Fujian
中国海軍の空母運用能力は多くの点で米海軍に追いつきつつある
中国海軍の遼寧と山東はスキージャンプ方式を採用したため、カタパルト方式の航空機運用と比べて艦載機の最大発艦重量やソーティ数に制約を受けるという課題があり、これを解消するため3隻目の福建(約8万トン)には米海軍のフォード級と同じ電磁式カタパルトを採用してきた。
South China Morning Postは今年5月「福建が集中的な8回の海上試験を行った」「カタパルト方式の発艦に対応したJ-35も試験と飛行を行った」「福建が電磁式カタパルトを用いて艦載機を発艦させたかどうかは公式に確認されていない」と報じたものの、中国海軍は艦載機を電磁式カタパルトを用いて発艦させたことを示唆する動画を公開し、22日に「福建でJ-35、J-15T、KJ-600を電磁式カタパルトで発艦させることに成功した」「この成功は国産カタパルト搭載空母が電磁式カタパルトによる航空機の発艦・回収能力を獲得したと示している」と発表。
中国海軍の空母運用において「電磁式カタパルトによる艦載機の発艦」は重要なマイルストーンであり、遂に実用的な空母、艦載機、カタパルトの3要素を自前で揃えた格好で、米海軍のアーレイ・バーク級駆逐艦を上回る055型駆逐艦の存在も加味すると「中国海軍の本格的な空母打撃群」は空想上の産物ではなくなってしまった。
因みに中国海軍はバディポッドを使用した夜間空中給油能力の確立(艦載機の作戦範囲拡張)にも成功しているため、中国海軍の空母運用能力は多くの点で米海軍に追いつきつつある。
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※アイキャッチ画像の出典:China Navy




















カタパルト発艦が映像として出てきたのは初めてかな?
色々疑いの目もありましたがこうして実用化しているところを見せられるとますます脅威というか恐ろしさを感じますね・・・
空警600って尾翼形状も含めE-2そのまんまじゃん。
飛行機なんて目指す性能が同一なら何処が作っても同じ形状に収斂するんだろうけど。
脅威、これは脅威になるぞ
今、世界で一番「週間空母」に近い生産力があるのは?
と考えたら中国でしょうからね…
技術が完全には追い付かれずとも多少戦えるレベルまで差が縮まれば、後は物量
最早侮って良い相手では無いのでしょうね
過剰生産になってる鉄鋼の生産を規制するとの話が出てるので、中国も苦しい状況だと思うけどもね
少なくともイケイケドンドンで突っ走れる状況ではなくなってるということ
確認できる範囲で、電磁カタパルトで第5世代戦闘機を飛ばした世界初の空母になりましたね
えっ?って思ったら、フォード級のEMALSってF-35Cでは検証が終わっていないって、運用していないんですね。
技術水準は仮に米国が先に行っていても、カタパルト・射出機のどちらが壊れてもガンガンテストする中国に後塵を拝する事になったわけですな。
しかも、アメリカが地上の電磁カタパルトでF-35の発射試験を行ったのが2011年で、その時中国はまだ空母を一隻も持ってなかったんですよね。そこから急ピッチで空母建造を進めて、ついにはアメリカより先に発艦したというまるでウサギとカメ
米海軍がブラックホールのように予算を吸い込んだフォード級の有様を見るとため息が出るわ
福建の完成度がフォード級以下であると考える根拠はどこにもないね
米軍が高価な艦艇を発注するからアメリカ国内の造船業はいびつな構造になって国際市場でのシェアは壊滅
(海軍の船だけ作っていれば食っていけるためにガラパゴス化した)
F-35しかり、通常戦力へ社会資本を傾斜配分しすぎて、ICBMに至っては物理的にも組織的にも腐敗し再建の目処は不明
その他の核戦力もロシアに勝ってるのなんてB-2のステルス性くらいじゃないか
戦術核を装備したMiG-31とF-35どっちが脅威かって言ったら圧倒的に前者だろ、ミサイルの性能が違う
何もかも政府による企業の統制を事実上放棄したワシントン・コンセンサスが悪いわ
遼寧が就役したころはちゃんとした空母打撃群を編成するにはまだ10年単位で時間がかかると言われていたのを思い出します
そこから十数年が経った結果、AEW&Cも運用可能な正規空母まで辿り着きましたと…
ロシアの蛮行のお陰で本邦含む西側が正規戦回帰を目指して既に舵を切ることが出来ている事を幸いと思うべきなんでしょうね(;^ω^)
後は武装を搭載した状態で発艦出来るかどうかと発艦間隔がどうなるかですね
カタパルト射出が成功した後も、耐久性、射出精度といった本運用のためのテストは継続して行うと思われますが、「動くものができた」らあとは加速するでしょうね。
EMALSと同様の問題が起こらないとも限りませんが、彼らは回数と物量でクリアするでしょうし。
よし……最悪の場合は戦車半分に減らしてでも12式改の地対艦ミサイル連隊と高速滑空弾大隊を倍にするかな
着実に、能力向上してますね。
原子力でないため、動力どうするのかと言われてましたが、クリアしたのでしょうね。
元々、別に原子力じゃなくてもいいんですよ。電磁カタパルトは従来の蒸気カタパルトよりも消費エネルギーは圧倒的に少ないですので、イメージの問題ですね。
ほんと、謎のイメージが蔓延してましたよね…
巨大なキャパシタで飛ばしているのでバッテリー技術世界最先端の中国なら上手くやってもおかしくないと思うんすよね
カタパルトを直接動かすスーパーキャパシタ自体は原子力でも通常動力でも同じでしょう。問題はそこに充電するまでの電力管理であって、特に通常動力だと無駄に最大出力を出して燃料消費するのは避けたいのでシビアになる。さらに蒸気タービンだと出力を上げるのに時間がかかるのも即応性を落とす要因ではある。
そこでバッテリーも組み合わせてハイブリッド車みたいな構成になってるのが活きてくる。バッテリーに貯めといた電力からキャパシタに充電にすることで即応性を持たせられる。機関出力が上がるまでは発艦する機体の重量なりに運用上の制約はかかるはずだが許容範囲だろう。
チャッピーによると20トンの物体を時速250kmにするのに必要なエネルギーが13.4kWh
ぶっちゃけ大したエネルギー量ではないですね
軍艦の発動機を考えると余裕ではないでしょうか
おっしゃる通り構成の方が効いてきそうです
改めて計算すると統合電磁推進だと完全に余裕ですね……。ほんと原子力でないといけないイメージはなんだったんだ。蒸気だと効率落ちるとも書きましたが、そちらもキティホークで(多少の制約はあるのかしれないが)そもそもやってましたしね。
熱力学からいって蒸気カタパルトだと原子力がかなり有利になるはずですよね。通常動力での蒸気タービン回すときはより高温高圧蒸気を使うので、原子力と比べて少ない熱エネルギーで同じ出力を出せる。要は原子力のほうが無駄にお湯を沸かして捨ててる。しかしカタパルトに使うならもともとタービンほどの高温高圧蒸気はどうせ流し込めないので、熱量がそのまま効いてくる。
電磁カタパルトにするんだったらガスタービンでもいいので、わざわざ蒸気タービンと組み合わせるのは過渡的な構成っぽいですが別にダメということはない。
未来はともかく、近いうちに中国は空母を遠いところで戦わせるつもりはないだろう
西太平洋だけで活動すれば、原子力でなくても大丈夫
遼寧の就役は2012年9月25日だから、中国は遼寧が就役して13年後に電磁式カタパルト、第5世代艦載機、早期警戒艦載機を揃えることができましたな。
フォード級はまだF-35Cを運用できなかったと思うので、福建は世界で最初に第5世代艦載機を運用する空母になるのかしら。
「遼寧は竜骨が折れているから太平洋に出れない!」と騒いでいた時期が懐かしいですな。
大丈夫です!
日本国民の多くは海上自衛隊の戦力が中国海軍に優越していると確信しております!
現在、紛争地域にはアメリカが空母打撃軍を派遣して圧力をかける行動をしていますが、近い将来、中国も同様な行動が可能になり、世界情勢がより複雑になるような気がします
米軍のジェラルド・R・フォード級空母も散々、地上試験をして満を持して搭載したはずの電磁カタパルトが、実艦の空母での試験が始まると多様な問題が続出しましたからね。発艦に成功したというのはマイルストーンではありますけど、ここはスタートライン。次は最大重量搭載の機体を飛ばせるようになって、それを飛行隊単位で連続発進できるようになって、搭載機の全機出撃ができるようになってぇ、と先は長く、なおかつ難度も単なる同じことの繰り返しではなくなってきますからね。まだ実用レベルに至るのは当分先でしょう。とはいえ、こうして潤沢に予算を組んで着実に進んでいけるのは、自衛隊を見ていると羨ましいとこではあります。
フォード級の場合新機軸を詰め込んでしまったのがね。
電磁カタパルト以外の陸上テストが疎かで、アレスティングギアAAGが動かないから着艦できないので発艦する機体がない、武器エレベータAWEが動かないから兵装変更して試験できない、レーダーSpy3・Spy4が機能不全で発艦しても管制できない、なんなら原子炉A1Bの不具合で出航自体出来ない有様で、カタパルトの試験が進まない。
結果作戦投入時点でF-35Cの発着艦パラメータが十分取得できずに、2番艦が就役してデータ収集できるまで運用不可に。
ゴルゴ13でアメリカが、中国海軍のリニアカタパルト保有を阻止しようと彼に依頼する話あったけど……
彼は居なかったんだな
あのエピソード面白くて、まだ記憶に残ってる
中国という国は、現在でも、まともなエンジン自動車やバイクを作れない国ですから。
また、中国が持っている、大きな電磁力を操作する機器と言えば、上海トランスビッド(ドイツ製のマグレブ)だけしかありません。
あまり騒ぎすぎる必要はないと思いますけどね。
ネトウヨさんの理想的な回答ありがとうございます。
レコードチャイナで
「中国の新空母の致命的な欠陥とは?―独メディア」
というタイトル記事を出していました。
元記事は
リンク
のようです。