中国国営の新華社通信は7日「習近平主席が電磁式カタパルトを装備する福建の就役を発表した」と、環球時報も「福建の就役は人民解放軍海軍が沿岸海軍から外洋海軍に転換を遂げた象徴で、中国の空母運用が3隻体制に、電磁式カタパルト時代に入ったことを示している」と報じた。
参考:我国第一艘电磁弹射型航空母舰入列 习近平出席入列授旗仪式并登舰视察
参考:China commissions first electromagnetic catapults-equipped aircraft carrier, Fujian; country officially enters three-carrier era
参考:China Commissions Newest Aircraft Carrier With Its Electromagnetic Catapults Front And Center
中国の空母打撃群が日常的に北太平洋で活動するようになれば、日本は北や南からの脅威に加えて「東からの脅威」にも対応しなければならない
中国国営の新華社通信は7日「習近平主席が海南省三亜市を訪れて電磁式カタパルトを装備する福建の就役を発表した」「埠頭には国家機関、海南省、中央軍事委員会、南部戦区、海軍、造船関係者の代表者2,000人以上が整然と並び、厳粛でありながら熱狂的な雰囲気を醸し出した」と、環球時報も「福建の就役は人民解放軍海軍が沿岸海軍から外洋海軍に転換を遂げた象徴で、中国の空母運用が3隻体制に、電磁式カタパルト時代に入ったことを示している」と報じた。
Aircraft Carrier Fujian, Commissioned!
China’s PLANS Fujian (Hull 18), the first catapult-assisted aircraft carrier, was officially commissioned on Nov. 5, 2025. With a full-load displacement of over 80,000 metric tons and electromagnetic catapult launch and recovery… pic.twitter.com/LjWAGB2GTH— China Military Bugle (@ChinaMilBugle) November 7, 2025
中国人アナリストは福建就役が海軍の空母運用にもたらす変化について「電磁式カタパルトは弾薬と燃料を満載した状態の艦載機を発艦させられるため、作戦半径が拡張され、ソーティ数の制約も緩和され、KJ-600のような大型機の運用も可能になり、空母航空団の能力が大幅に向上する」と指摘したが、蒸気式カタパルトと比べて電磁式カタパルトがもたらす最大の利点は「航空機を射出する力の調整能力」で、これは射出時に加える力を航空機毎に最適化するのに有利な上、機体構造にかかる負荷軽減や安全マージンも増やすのにも役立つと考えられている。
中国海軍が福建だけでなく076型強襲揚陸艦にも電磁式カタパルトを採用してきたのは「無人機や無人戦闘機の統合」を見越しているため、航空機を射出する力の調整能力が「有人機よりも小型の機体を運用するのに重要」と判断しているためで、 War Zoneも「中国は電磁式カタパルトの採用に積極的で、新華社通信も『蒸気式カタパルトをスキップして電磁式カタパルトに進むことを決定したのは習近平主席の指示だった』と報じている」「一方でトランプ大統領はフォード級の電磁式カタパルトを蒸気式カタパルトに戻すと約束し、中国と米国の電磁式カタパルトに対する立場は非常に対照的だ」と指摘した。
The commissioning and flag-presenting ceremony of the Fujian (Hull 18), China’s first aircraft carrier equipped with electromagnetic catapults, was held in south China’s Hainan Province on November 5, 2025. #AircraftCarrier #Fujian #Navy pic.twitter.com/LHhEP0QXVP
— China Military Bugle (@ChinaMilBugle) November 7, 2025
因みに中国は福建就役に合わせてF-35Cに相当するJ-35、F/A-18E/Fに相当するローンチ・バーを装着したJ-15T、EA-18Gに相当するJ-15D、E-2Dに相当するKJ-600、新しい艦載機向けの練習機を準備済みで、実用的な空母航空団の編成も可能になっており、もう中国海軍の戦力投射能力を軽視することは不可能だ。
もし中国の空母打撃群が日常的に北太平洋で活動するようになれば、日本は北や南からの脅威に加えて「東からの脅威」にも対応しなければならなくなり、日本を取り巻く安全保障環境は益々厳しくなっていくだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:China Navy





















中国軍は『空母4隻目の建造を示唆・強襲揚陸艦の大量建造計画』もあります。
小泉防衛大臣が、日本の防衛リスクについて啓発に努められていますが、中国海軍の空母が第2列島線を通過・発着艦訓練を頻繁に行ったことを考えても妥当と思います。
だから次期潜水艦はVLSなんか一切積まずにシーウルフ級みたいな完全に対水上艦/対潜戦闘特化型の攻撃原潜にするべき。西太平洋で中国の原潜や機動部隊と殴り合うための潜水艦を作れ
アメリカの真似してVLS搭載の潜水艦を作って、わずかばかりのトマホークや高速滑空弾を搭載して戦略原潜ごっこなんてしなくていいわ。その程度のミサイルで抑止力になるもんか。そいつは核武装とセットで初めて意味があるんじゃ。
トランプ大統領は1期の頃からリニアカタパルトには懐疑的だったらしいから、2期目でやっちまったんでしょうな
1期の頃の不具合が、2期目に戻ってきてもまだグズグズしてますじゃ、キレるのも仕方ない気が…「まだ治ってないんかい!」みたいな
逆に習近平国家主席は「福建」への電磁式カタパルト搭載を自ら決定しましたね。
ここで止めるんなら開戦を誘うしかないのか?
規制や制裁で中国の軍拡を止められる方法は無いものか、、、
飽くまで理想をいえばアメリカなどが工作して、
ソ連崩壊の時みたいに、あの中国政府を転覆させのが一番いいのですが。
かなり難しいでしょうね。
しかし、戦争ともなればウクライナ、ロシア戦争を見たらわかるようにどちらも国際ルールを無視した恐ろしい殺し合いになるでしょうね。
日本が直接参戦しなくても無傷では済まないでしょうし。
結局解散すれば、米軍基地があれば対米戦略として攻められる、米軍基地がなければこれ幸いと普通に攻めてくるということになる悲しみ
確実に勝てるという状況に持ち込ませない。
ぐらいですかね。我々にできるのは。
それでもプーチンは、引きこもって簡単に勝てると勘違いして始めちゃいましたが。
習近平も変な気を起こさなければ良いんですが。。。
少なくとも中国が挑発に乗って来る必要性はないし、やらかす事は多いがなんだかんだ理性的である。(例えばすずつきの領海侵犯の件)
規制や制裁で中国に圧を掛けても、中国にはレアアースというカードがあるし掛ける側がやられるだけだろう。
所で開戦するのになぜ相手側からのアクションを待つ必要があるのだろうか?
今まで技術力はあるが資源がない、軍事力は高いが経済は及ばず…でアメリカ合衆国に負けてきた国と違い、軍事も経済も高いレベルで人口も多く、鉱物資源も豊富な中国に果たしてどう向き合っていくことになるのか?世界を二分するのか、攻殻機動隊の世界みたく中国が世界のリーダーになるのか、終末戦争を繰り広げて衰退するのか今はその瀬戸際ですね。
下手したら先に米帝が誕生しそう
時代は蒸気カタパルト…….
艦載機では何気に式典でZ-20F対潜ヘリコプターが正式公開ですね。
YJ-9対艦ミサイルとYu-12K対潜魚雷装備。去年の公開のZ-20Jと合わせて、海軍の新しい輸送・対潜ヘリが揃い、オペレーションがより効率的に。
あとは艦上練習機のJL-10J(最近新型の双尾翼型も登場)とKJ-600ベースに開発が噂されているC-2グレイハウンド相当の固定翼輸送機ですね。
ロシアの事例で言えば、戦前は極超音速ミサイルが持て囃されましたが、開戦直後は余り振るわず、量産体制が整って、ゲラン辺りと組み合わせて撃ち込むようになった段階で能力を発揮しだしました。それが全てとは言いませんが、結局兵器にとって重要なのは高性能ではなく、どう運用されるかではないか?運用されるだけに堪える能力と数こそが重要なのではないか?
確かにリニアカタパルトは蒸気より利点はある。しかしだからと言ってリニアカタパルトの機嫌を取るために空母部隊側の運用が妨げられてはいけない、そもそもリニアカタパルトのせいで空母建造が遅れてはならないのではないか?
確かにリニアカタパルトを搭載する中国空母は驚異だが、リニアカタパルトにリニアカタパルトで対抗しないといけないわけではないだろう。結局は運用ではないのか?
カタパルトの減速やばくね?
後ろの旗の動きを見るにスロー再生じゃない
こんなんスターウォーズのハイパードライブやん
3隻体制とはいえ2隻のスキーシージャンプ式と1隻のカタパルトの式では運用に問題が出ると思うんだが。
特にKJ-600はカタパルト式でないと運用が出来ないですよね。
中国海軍が北太平洋で活動すると東からの脅威になるってのが本気で分からない
そもそも北太平洋で活動したいから日米に対抗してるんじゃなか中国?
よし、高速滑空弾大隊を予定の2倍にするしか無いかな、戦車定数はさっさと300にしてもろて
遠洋での作戦能力を示すためにオホーツク海や太平洋で積極的に活動する可能性はあるものの、開始直後の奇襲時以外で、敵中に孤立するような運用するかな。逃げ場がロシアしかないけど、ロシアと中国が日米相手に足並み揃えられるか。
やっぱり、F-35Bは減勢する有人固定翼機哨戒機部隊の代替として海上自衛隊に移管して、空いた2個飛行隊分をGCAP増勢するとか出来ないですかね。
その場合、大綱から大きくは逸脱しないでしょうし、海上自衛隊としても艦載機の使用方法の自由度が上がるし。
コングスベルクも、NSMをなんとかF-35Bのウエポンベイに押し込もうと検討してるみたいですし。
電磁式カタパルトのメリットは強襲揚陸艦とかドローン用空母で開花するだろうね
…一方、米国では空母のカタパルトを蒸気式に戻す大統領令に署名された😅…
「日本周辺国の軍事兵器」のサイトに福建の項目が作成されました。内容が詳細で勉強になります。
電磁カタパルトよりも空母自体の構造が・・・になってるから当座は戦力にならなさそうなのが救いか