現在もFCASとGCAPの統合を求める声は根強く残っており、Airbusの最高経営責任者は「各国の政府は予算の制約がある以上、今後2年~3年以内に何らかの形でプログラム統合協議に応じる可能性がある」「最低でも両プログラムは連携して作動するよう設計されなければならない」と述べた。
参考:Airbus CEO says Europe’s two fighter jet programmes could combine
欧州がトランプ大統領に振り回されれば、その余波に日本にも無関係ではいられないはずだ
欧州で進められている戦闘機開発計画はフランス、ドイツ、スペイン、ベルギーが参加するFCAS、英国、イタリア、日本が参加するGCAPに分かれており、軍関係者や産業界は再三「相互運用性、規模の経済、エコシステム、海外輸出などの面から両プログラムは統合されるべきだ」と訴えており、エアバスのダーク・ホーク氏は2020年6月「COVID-19でダメージを受けた欧州の経済状況でFCASとテンペストを同時に進めるのは難しい」「英国と欧州は戦闘機開発プログラム統合へ向けて話し合いを開始するべきだ」と主張。

出典:AIRBUS
ドイツ空軍総監のインゴ・ゲアハルツ中将も2021年6月「このまま行けば相互運用性の問題に直面したタイフーンやラファールの二の舞になる」と、イタリア空軍のルカ・ゴレッティ参謀長も11月「我々がテンペスト計画(現在のGCAP)に参加を決断したのはFCAS計画よりも大きな役割が果たせると思ったからだが、欧州が莫大な資金をよく似た2つのプログラムに投資することは考えにくく、最終的にテンペストとFCASを1つに統合するのが自然だ」と言及。
特にイタリアはテンペストプログラムに関する3ヶ国間協定(英国、イタリア、スウェーデン)に署名した際も「欧州間で無駄な競争を避け、世界市場で高い競争力を備えた次世代戦闘機を開発するためFCASとテンペストは統合される方が望ましい」と国防省発行のプレスリリースで述べており、テンペストプログラムがGCAPに発展した現在でもAirbusは「両プログラムの統合」を訴え続けている。

出典:Lockheed Martin
同社のギヨム・フォーリ最高経営責任者は2024年3月「何十年も欧州は米国製ハードウェアに依存して産業基盤の衰退に拍車をかけている。英国を含む欧州諸国が購入したF-35、AH-64、CH-47、C-17、P-8、F-7等は全ては米国で製造されている。もし貴方(Guardianの英国人読者)が安全保障分野における主権を持ち続けたいと、将来的にも欧州地域で起こる事態を自らコントロールしたいと考えるなら、もっと欧州は(米国から)自立すべきで他国に運命を委ねるべきではない。兎に角、安全保障分野に関する大規模投資についての協力が欧州には欠けている」と指摘。
さらに「戦闘機ビジネスにおいては重要なのは規模の経済だ。単独でも規模が大きい米国ですら1つ戦闘機しか購入しなかったのに、我々は3つの異なる戦闘機(タイフーン、ラファール、グリペン)を購入してしまった。それぞれのシステムがもつ強力な能力を統合するため英国を含む欧州諸国は協力しなければならない。安全保障環境が悪化しているのに我々が協力しなのは愚かなことで他の選択肢はない。これは欧州が安全保障分野のプレーヤーであるか否かを決める決定的な瞬間だ」と述べたが、最近も「両プログラムは統合されるか連携して作動するよう設計されなければならない」と訴えた。

出典:GlobalCombatAir
ギヨム・フォーリ最高経営責任者はReutersの取材に「各国の政府は予算の制約がある以上、今後2年~3年以内に何らかの形でプログラム統合協議に応じる可能性がある」「2つのプログラムを1つにまとめるのは簡単なことではないが、最低でも両プログラムは連携して作動するよう設計されなければならない」と述べ、この発言は欧州のディフェンスメディアも取り上げ始めている。
最近、フランスのルコルニュ国防相も米国製装備のライセンス生産について「これに欧州の資金を使うべきではない。ライセンス生産による自立は幻想で米国の戦略的方針の変更に振り回されるだけだ」と警告、トランプ大統領の再登板も「安全保障を米国に依存するべきではない」「武器システムにおける主権を取り戻すべきだ」という主張を後押ししているため、日本以外の国がAirbusの話に乗ってくる可能性も0ではなく、欧州がトランプ大統領に振り回されれば、その余波に日本にも無関係ではいられないはずだ。
まだトランプ大統領が欧州をどう扱うのか不透明だが、カナダ、デンマーク、パナマに対する一連の態度を見れば「大荒れ」になるは目に見えており、この4年間で国際的な安全保障の枠組みはダイナミックに変化するかもしれない。
関連記事:英議会がGCAPに関する報告書を公開、強力な航空戦力は国家主権の本質
関連記事:フランスの戦略的自立に不可欠な武器輸出、2024年の受注額は約3兆円
関連記事:エアバスがFCASとGCAPの統合を主張、戦闘機ビジネスに規模の経済は不可欠
関連記事:テンペストとFCASは統合されるべき、伊空軍参謀長の発言に関心が集まる
関連記事:相互運用性の確保が重要と説く独空軍トップ、欧州の戦闘機計画を統合すべき
関連記事:経済的に無理、英国と欧州の次世代戦闘機プログラム統合を訴えるエアバス
※アイキャッチ画像の出典:GlobalCombatAir
トランプ大統領ならその内独自兵器の採用は辞めて、アメリカ製兵器を導入するよう要求しそう。
正直言うとアメリカの開発中のさいしん
途中配信してしまった、すみません。
正直言うとアメリカの開発中の最新兵器がグダついてて、まともな生産体制が確立できてないので、導入しろとかいえる状況では無いと思います。
F-35をもっと買えと言いそう。
そんな先こ話はしないよ。
F-35は今、ブロック4へのミッションソフトウェアアップデートが暗礁に乗り上げかけてるのと、全世界でF-35の発注数は3500機くらい有るのに、まだ1100機くらいしか納品出来て無くて、年間生産数が110機程度なのが問題なので・・。
今「F-35買え」は「発注分のtr3/block4の使える機体納入してから言え」ですよねぇ…
トランプの事だから、ロッキードを叩きまくるんじゃないかな。
TR3のボトルネックはLMじゃない気がするのであんまり意味ないかと。
トランプって先の事は考えてないから。
とりあえずは、大量購入します!って発表だけして、握手して。
何年後かに、色々と難癖をつけて、延期して、最終的に反故にすれば良いんじゃないですか?
政権はあと4年で終わりだし、だいたい3年後ぐらいにはレームダック化しますから。
これはGCAP開発期間遅延待ったなしやね
もう諦めて中華から第六世代機買った方が早いんやないの?
検討と折衝に時間を費やしている間に、想定される有事すら終了してしまいそうですね。新たな火種が発生するたびに、「情勢が変化したから」とまた再検討と再折衝が始まり更に遅延かな。
そうならない為にGIGO(GCAP International Government Organisation)なる国際機関を設立してるし
大丈夫ちゃうかな?(希望的観測
各国の思惑でガッツリ遅延!日本の国防\(^o^)/オワタ!
とまではならんでしょ きっと 多分 おそらく
防衛白書から抜粋しました。
「GIGOは、日英伊3か国共通の利益を達成するための国際機関です。したがって、職員はそれぞれの国の立場を超え、3か国全てが納得できる戦闘機を開発するため、一丸となってGCAPの推進に取り組みます。」
”3か国全てが納得できる戦闘機を開発する“←3カ国の要望はバラバラでしょうから検討も折衝も時間が相当に掛かりそうです。
GIGOの遅延に伴い指導する立場の国際機関が必要になるかもしれません。更に、ゆくゆくはその国際機関を監督する国際機関も…
「3カ国の要望」を概略調整することができた前提で、それに応えるための「3か国全てが納得できる戦闘機を開発」だと思いますよ。
GIGOはGCAPの開発・生産・維持・廃棄まで全てを管理・調整・実施を行う国際機関ですが、「実施機関」と「運営委員会」で構成されます。「運営委員会」は締約国の代表委員で構成され、締約国間の別途の取り決めを元に「実施機関」を指導・指示・管理・監督しますが、条約でGIGOを統治する最高機関と位置付けられています。
つまり、GIGOを指導する国際機関というのは条約上あり得ません。
現在の条約上はあり得ないとしても、運営委員会/GIGOに問題ありと3カ国が強く認識した場合、条約の部分改定という手段に出る可能性は残るでしょう。
例えば、表向きは運営委員会が最高機関でも、外部会計監査みたいな組織を別に設置して、実態はそっちの意向が上位だったり…一般論からの憶測ではありますけど、色々なやり方があり得ると思います。
GIGO運営に問題が生じた場合は締約国間で協議し運営委員会に大方針を示し解決を指示するわけです。運営委員会は問題解決に当たり必要ならば小委員会を設置する等の上で方針を策定し実施機関に必要な指示等を行うことになります。
予算執行面等で大きな権限を持つ実施機関は運営委員会に年次報告書を上げ会計監査等を受けることになっています。
運営委員会がGIGO統治の最高機関だというのはそういう権限と責任が付与されているからで、それを監督する国際機関というのは屋上屋を架すようなものかと。
仰ることはわかるのですが、「GIGO運営に問題が生じた場合は締約国間で協議し運営委員会に大方針を示し解決を指示するわけです。」
この時点で”締約国間で協議“して“解決を指示”なので、運営委員会は内部統治までの存在であり、最上位ではないこと明瞭です。逆に言えば、国家運営に影響する程の権限があっても困ります。
米国の横槍や開発遅延など、問題が深刻化すれば締約国間での協議を円滑にするための専門機関が発足しても不思議ではないでしょう。
自国要望が大事ならLMからBAeに乗り換えた時点のまま相互に支援やら共同研究しつつ個別機体の開発でよかったのに、
わざわざ共通機体を開発するGCAPに統合したんだから最低限のすり合わせは済んでると見るべきかと。
仰る通り、さすがに最低限のすり合わせはしているでしょうが、あくまでも検討時点でのすり合わせでしょう。
情勢が変わればすり合わせ内容も変更を余儀なくされる可能性は常にあるでしょう。逆に言えば、情勢が変化しても当初のすり合わせ内容に固執するなら、それはそれで問題有りでしょう。
見る限りその「最低限のすり合わせ」の中での最優先事項は「2035年のデリバリー」なんですよ。
それも日本だけが言い張ってるんじゃなくて三国共通で。
なので冷戦終結の時くらいのインパクトのある情勢変化がない限り2035年目標は動かないかと。
ウクライナ侵攻とトランプ就任は冷戦終結の時ほどではないものの、充分にインパクトのある情勢変化だと思っています。
アメリカが強く要望すれば、日本は逆らえないでしょう。
>アメリカが強く要望すれば、日本は逆らえないでしょう。
それは英伊をも敵に回す行為です。
てかGIGO条約の締結はもちろん、GCAP自体始まったのはウクライナ侵攻開始後です。
反論のためだけの雑な反論はお互い時間の無駄なのでやめませんか。
少なくとも仮想敵国から買うのはありえない。
中国から買った兵器で中国に備えるとか本末転倒。
あり得ない、英国貴族院の国防委員会で日本が2035年以内にローンチ出来ないと判断したら単独開発に舵を切ると考えており、サウジのGCAPプログラム参加は注意を要すると判断してる中GCAPとFCASの統合は日英離脱に繋がる。
FCASは、新しい皮を被ったラファールだから、日英は絶対採用しないよ。
何?アメリカ製兵器を買わずアメリカから自立するだと?
よろしいならば関税上乗せだ!ドン!
て事になるんやろな
アメリカのNGAD自体がグダグダ過ぎるので、そんな事言ってる場合じゃ無いと思います。
逆に、GCAPをNGADとして低価格で提案すれば良いのでは?ノースロップ・グラマン辺りをアメリカ担当に巻き込んで、何故かエンジン2基縦置きの、テンペストしてあげれば‥
一部の意見では、双発だから高くなるので、単発にしたらいいと言う意見が出るくらいグダグダですから。
トランプだと、先の話より今F-35を買えと言いそう。
逆でしょ。アメリカが上手に行かないのに、日本が成功するかもしれないとなったら、妨害に入るでしょ。
国防ではなく、利権・ビジネスで考えよう。
ビジネス面で言うとせっかく作ってる、無人随伴機を売る事が出来ないので(F-35だと運用数が1,2機程度、第六世代機だと3〜5機)、作ってくれないとビジネス面でも困るんですよね。
これは完全にFCAS陣営の産軍複合体による妨害を兼ねた分前の要求でしかありません。
いまだに生産割合という、捕らぬ狸で揉めまくって実際の開発作業が1mmも進んでいないFCAS側の、GCAPが着実に前進していること対する焦りの表れでしょう。
なにしろ、とりあえずGCAPは2030年代初頭にはデモンストレーターが実際に飛行する勢いですが、FCASは要素設計が終わっていればめっけものというレベルで、仮にGCAPがスケジュールからさほど逸脱せずに進めば、潜在顧客はGCAPに雪崩を打ちかねない、どころかドイツ、フランス(エアバス)以外のFCAS陣営からすら流れる可能性もある。
顧客の幅は広がって生産数量が確保できるかもしれないものの、時間を人質に分前よこせとごねる仏独(産業界)を入れることは、製造分担の細分化と複雑化によるスケジュール遅延、更に技術的にもFCASは空母艦載機バージョンが存在しており、これは機体設計に大きな影響を与えるためF-35同様の問題を引き起こし、開発スケジュールに大きな影響を与えるのが目に見えている以上、英伊はともかく日本が応じる可能性は0です。まだサウジを引き込んだ方がマシでしょう。
英伊もどうなるかよくわかっているはずなので応じるとは思いませんが、サウジを入れるためのカード程度には利用してくるかもしれません。
その、イタリアが頑迷な統合推奨派なんだが…🙄
イギリスだって自国に利があれば手のひら返して統合へ走ると思われ
伊空軍ルカ・ゴレッティ参謀長の発言は2021年就任時のものです。所謂GIGO設立条約締約後に、イタリアがFCASとの統合を主張しているという話はありましたっけ。
そりゃ円満に統合できるならそのほうが良いに決まってますが、今となってはFCASにGCAPを統合又はその逆も障害が多すぎでしょう。これから両者を統合すべく調整を開始するなどは論外かと思います。
まあ元記事で「(2021年に)イタリアは「FCASとテンペストは統合される方が望ましい」と述べており、現在でもAirbusは「両プログラムの統合」を訴え続けている」という時期も主語も全然違う内容を何故か一文で続けて書くという印象操作染みた事をしてるのでまんまと引っかかる人がいるのも仕方ないかと…
イタリアはアビオとか電子線などSW面が得意だから製造のワークシェアとか関係なく利益を得られるのが大きそう
>電子線などSW面
誤変換のせいで、スターウォーズ面に見えるw。
全然違いますよ。
イタリアが「統合が望ましい」と述べたのは時間も怪しく導入も英分100機だけだった「テンペスト」への参加の時。
GCAPになってから、言い換えれば日本が資金と90機の導入を確約してからはイタリアが統合を望んだことはないどころかイタリアは日英伊の「1/3未満」になることすら頑なに拒否している。
「資金も怪しく」の誤変換ね…
機体の設計を日本が担当することが決まったから、EUとか相手してられん
そもそもFCASは具体的なことは何一つ決まってないし、統合以前の問題だろ
開発進めて完成させて、GCASの派生機売り込みに行った方が良いんじゃないの?
どうせフランスはラファールの後継機勝手に作るだろうし
>機体の設計を日本が担当することが決まったから、EUとか相手してられん
これ初耳です。JA2024でGCAPブースの説明員さんに、三カ国の担当部位合意が遅れている事を問いただしたら
「おいそれとは決まらない」と話されていました。
その情報はどこから?
年末年始頃にニュースありましたよ
今「GCAP 日本 機体デザイン」でググると正式に決まったわけではないようですが、炭素繊維などの扱いにたけてることが理由なのは共通してます
日本は心神飛ばしてるし炭素繊維の扱いにたけてても機体の設計ノウハウなどはBAEのほうがあるはずなので、日本単独で全部担当するのではなく各社協力して作っていく感じだとは思うけど
ステルス戦闘機に関しては、X-2飛ばしているてんで英国よりも経験値あるから>日本
地味にトップランナーに達かけてるのよね>日本
12/29にNHKが
「主に日本が機体デザイン、イギリスが電子システム、イタリアが機体制御を担当する方向で調整が進んでいる」
1/15に日経新聞が
「これまでの調整で日本は機体設計などを担当すると固まった」
旨を報じています
炭素繊維複合材やステルス塗料で実績のある日本が機体担当なのはわかるけど、イギリスが電子システムでイタリアが機体制御っていうのが不安だ
機体制御はむしろ戦闘機開発実績のあるBAEが得意そうだし、電子システムはタイフーンのAESA見てもレオナルドじゃないんだろうか?
うーんでもJAGUARシステムの中で三菱と手を組んでるレオナルドUKはイギリス企業だし、フィードバックされそうなECRS Mk2で組んでるのはBAEとレオナルドだし、一応BAE+レオナルドUKっていうことでイギリスと言えなくもないのか…?
編成や運用の方がメインだから兵器開発のことはよくわからん
F-35のアビオニクス作ったのがイタリアだから3か国のなかでは一番実績(?)あるはず
電子システムってのはおそらく兵器類や各種コンポーネントの統合や制御みたいな戦闘機としてまとめるって話な気がする
このへん会員登録しないと見れないけど「【連載】軍事とIT – TECH+ 」の記事を読むと想像(妄想)の幅が広がりますよ
うーん兵器類や各種コンポーネントの統合や制御みたいな戦闘機としてまとめるって話は電子システムではなく機体制御では?
レオナルドがアビオニクス強いからこそイタリアが電子システム担当じゃないのが不思議という話で
どちらかというとHW面の設計のほうに重きをおいてるかな
それに、機体設計を担当する日本と機体制御を担当するイタリアがまったく協調しないまま一つの機体をつくるなんて不可能なはずなので、担当を決める=その国だけが関与するわけじゃないってことで「担当する国」に縛られすぎな気がする
簡単にいえば
ガワ ・・ 日本
中身 ・・ 英国
パイロットへの入出力(パイロットの操作を機体に伝える/レーダーや機体の情報をパイロットに提供するなど) ・・ イタリア
みたいな大枠のなかでお互いに連携して作っていくみたいなのを想像してる
なんかどうにも話が噛み合わないな…
別にその国だけが担当するとかそういう話はしてないです
そりゃ報道前に聞かれりゃそう答えるでしょう…
FCASなんて実際何も進んでないんだからそんなに2機種運用が嫌だってんならGCAPライセンス生産したらいいんじゃないの
色んな組織が集まってビッグなチームができたら傑作が生まれそうな気がするじゃん?
ところがどっこい…現実じゃありません …!
夢です…‼︎ それは夢…‼︎
ヨーロッパなんで、「会議は踊る。されど進まず」と言った方が一番しっくりしますね。
F35の過ちを繰り返しそう
GCAPとFCASの統合ってエアバス(ドイツ, フランス)以外にメリット無さそう
日本としては中国と対峙出来る戦闘機をなる早で欲しい訳だし
今からFCAS陣営との折衝やってたんじゃもう2035年なんて間に合わないでしょ
もしやるとしたら最低でも〜と言及されてる
「両プログラムは連携して作動するよう設計されなければならない」
位ちゃうかな?
何にせよGCAPの進捗に影響が無い事を祈るのみ
頑張ってくれGCAP陣営〜
フランス以外のスペイン,ドイツなどは自国戦闘機の量産でエアバスが入れればOK
そのためのアピールでしょう 日本のGCAPスケジュールに影響は少ない
なんとなく、イラつかされる話、ではありますね。
素人が勝手を言うと。GCAPも解体してしまってはどうでしょうか?
ウクライナ戦役のカタがつけば、欧州は少し時間的な余裕ができるのでは?。
彼らにとって、中共は遠いアジアのことで、他人事でしょうし。
その時間にゴタゴタをやりたいのでは?。特にフランスは?。
ところが、日本には余裕は無いのでは?。単独ででも形にしないと、では?。
中共は第6世代機?を開発中と伝えられてもいますし。
形ができた後でなら交渉に応じても良いのでは?。皮算用をしている場合では無いのでは?。
この際、最低限、煩わしいサウジとイタリアを切り離すべきでは?、などと思います。
なぜ外野の雑音にイラついて解散しなきゃいけないのか意味不明。
いやFCASはともかくせっかく進んでいるGCAPを解体は愚の骨頂でしょ。
日本だって単独開発では資金的に無理があるから兵藤開発を選んだわけで、今更単独でやりますなんて無理。
ミス
共同開発
兵頭開発…
「公平である必要はないが…少なくとも…公平感は英伊に与えねばならんのだ…!」
とかそんなん?
兵藤です…
兵頭さん露出度高いですもんね。
GCAPは日本しゅ
日本主導だと成功しないからむしろ歓迎
いざとなれば日本単独でやる用意もしてないと駄目かやっぱり
そういえばFCASの主要国たるドイツ、フランス
ドイツでは不景気からくる不満で、じわじわとEU離脱論だの不要論だのが広まってるのだとか
(今まで散々美味しい目しておきながら勝手だな)
フランスもオリンピックが終わって景気の起爆剤が消えて、景気回復をどうするんだろな状態
こういう状況だからこそ余計に、今回の記事みたいな話を出して自分たちの利益を得ようと画策してきてるんだろうなぁ
アジア人蔑視思想もあるかもだけど
ハイ・ロー的な感じでプロジェクトの統合は考えてもいいと思うところ
ハイ・ローというか大型タイプと空母や不整地でも運用しやすい小型タイプの二種
機体制御などは無理でも電子線システムや兵装、UAVとの連携能力などは互換性があって困ることないし
ヨーロッパの政治・経済・防衛コミュニティの問題が凝縮されたような主張ですねこれは。
欧州はEUという共同体で統合されていますが、その権能が及ぶのは通商分野と一部行政立法だけです。防衛もNATOがあるから統合できているじゃないかという見方も可能かと思いますが、別の見方をするならNATOは欧州の防衛や兵器産業が米国なしでは立ち行かない事実の象徴でもあります(元記事で発言が引用されている人たちはこれを好まないでしょう)。多くの国に生産拠点と顧客を抱えるエアバスが言うならまだしも、欧州議会の代表部職員でもないいち国軍の将校や政治家がヨーロッパ全体を代表するかのような切り口で意見するのは不適切です。彼らの実際の意図が欧州各国の予算から出る防衛投資を自国の収益に引水することであるのは明白で、その種の政治的な暗闘がこれまで数々の欧州共同計画を時に遅延させ時に頓挫させてきた事は言うまでもありません。この点に関してヨーロッパのやり方は優れてもいなければ洗練されてもないですから、日本の立場としては、彼らの流儀で事を進める機会を与えるべきではないでしょう。
FCAS組がGCAP買えばいいじゃん(いいじゃん)
今後は資金的な問題からサウジ等の新興国がパートナーに加わってくるだろうし、グローバルサウスがいつまでもただの購入国に甘んじるとも思えないので、第七世代あたりになるとどんな勢力図になってるのか興味深い
エアバスの完全にフランスの代弁でしかないお話だな。
寧ろFCASがこの3年以内に何かを取り纏めないと、GCAPに対する遅れが顕在化するんじゃないのか?
トランプが~とかEU内の経済が~とかほざいたところで、最優秀なF-35を差し置いてラファール買う馬鹿な欧州諸国はいないんだよ。だから早くF-35に対抗できる戦闘機を開発するのが大事で、詰まらない外交遊びなんてする暇ない。
結局はFCASがGCAPの成果物を取り込む流れじゃないのかな?ドンガラは日本でFCADに載せるアビオニクスはイタリアで電子線システム他はイギリスのを採用するような形。FCASにドンガラとかエンジンはエアバスやフランス性になると
逆に言えばFCASがまだ揉め続けるであろう次の3年の内に、GCAP開発が一定程度進めば、フランスはともかくドイツやスペインにはGCAPで確立した技術を呑ませることになると。
GCAPが欧州標準機になれば、参画する日本の航空産業界にもかなりのプラスだな。
これエアバスだから単純にフランスということではなくてドイツの意向じゃないの
FCASで仕事もらえそうにないからGCAPに絡もうかなってジャブ出して取り分増やそうという狙いじゃないかなあ
FCASにスペイン参画する時に渋ったりドイツがワークシェアでごね始めた時も半ギレしてたのはフランスのダッソー
今のところワーワー騒いでるのエアバスだけでダッソー発の主張は見かけない
ラファールを失敗扱いするのは確実にエアバスとドイツの目線ですわな
むしろ失敗だったのはそのラファールに値段以外何一つ勝てるところのないタイフーンなのに
まあぶっちゃけダッソーとスネクマいれば作れますからね、新型戦闘機
ドイツはイギリスと協同でウィングマン作るから実質GCAPにも関与はしてるとも言えなくもない。
GCAPについて外信が触れる時は、大抵イギリスがリーダーポジなの大前提なんだよなぁ、、
今回もまるでイギリス(+イタリア)で話がまとまればいいと言わんばかりの雰囲気
失礼ったらありゃしないよ
実際GCAPプログラムの日本の貢献は計り知れないと思うよ
現状漏れ出るイギリス視察団の話でも、日本の提案力と技術的進展が印象的だったというエピソードがある
要素技術をここまで形にしているのはもっと広報した方がいいのでは
外信が、というより「エアバス目線」の話だからでしょう。
エアバスの事業統合に関する主張は「欧州の利益」が正義という目線によるもので、日本の都合や貢献度は眼中に無いですね。
FCASの開発スケジュールありきなので「3年以内に」などという発言が出るわけです。協議を重ね2035年配備開始を目標にGCAP推進に腹を固めた日英伊からすれば妄言でしかありません。
「欧州の利益」を盾に事業統合を主張するメディア等は当分の間存在するんでしょうけど、BAEが担当する技術実証機が予定通り2027年度に初飛行すれば鎮静化するかもしれません。
日本も日本でレオナルドを過小評価してしまっている人がいるわけで、なんとも言えない。
やはり西側の航空産業は米≫英>仏までがアッパークラスで、その次のミドルクラス(下請け)として、日独伊がお互いマウント取り合うのは見苦しいにせよ、まあ分からんでもない。
フランスの艦載機の要求とは絶対に合わないし、ドイツも航続重視の大型機が必要かね
イギリスは北極圏の支配争いがあるし、イタリアも地中海全域をカバーできてリビアもちょっかいだせるしね
GCAPでどうなったのか不明ですが、テンペスト・プログラムではイタリア側レオナルドとは別途にレオナルドUKがイギリス側企業としてリストアップされてるんですよね。開発事業に必要不可欠な企業と言えたのかと。
現時点ではGCAP導入予定が無いにも係わらず、イタリア/レオナルドの強気はその辺の自負があるからかなと思えます。
レオナルドUKは三菱電機とJAGUARシステムを共同開発していますので、順当に行けばGCAPではこれが搭載されることになるかと
あと将来的にテンペストへの橋渡しとなることが目されていたBAEとレオナルドの開発するECRS Mk2の技術もここに反映されるものと思います
いずれにせよレオナルドUKが中心となってBAE、レオナルド、三菱電機の技術を統合してレーダーを作ることになるのでしょう
「ジャガーじゃ無くて、ジャギュアね。」とか言われそう。
JAGUAR:Japan And Great britain Universal Advanced Rf system、なので完成させるにあたってJAGIUARに改名したりとか…、え?andの位置?
統合はエアバスという一企業の主張で、FCAS陣営の総意でも欧州全体の代弁でもないでしょう。FCAS陣営の主導権はダッソーにあるのでエアバスは主導権を握れない。だから「欧州全体で統合」「規模の経済が最重要」という口実で利益拡大や権益増大を狙ってるだけだと思う。
エアバスに単独で高性能な戦闘機を造る技術力は無いから、開発プロジェクトで一番重要な技術面にわざと言及せず、「規模の経済」一点張りで論旨を誘導してる。
>我々は3つの異なる戦闘機(タイフーン、ラファール、グリペン)を購入してしまった。
いつエアバスがタイフーンに加えてラファールやグリペンを購入したのか。勝手に主語を自社から欧州全体にすり替えてるが、ラファールを購入した国はタイフーンなんてババを引かなくて安堵してるので。
自社の利益誘導のために欧州全体を口実にした安直なレトリックとしか見えない。