欧州関連

英国、戦車「チャレンジャー2」を含む重装甲車輌を廃止する可能性が浮上

英メディアは25日、政府は陸軍が保有する戦車「チャレンジャー2」や歩兵戦闘車「ウォーリア」等の重装甲車輌を廃止するかもしれないと報じている。

参考:Tanks ‘could be scrapped’ in radical overhaul of armed forces

遂に英国は戦車「チャレンジャー2」や歩兵戦闘車「ウォーリア」を手放す決断に踏み切るのか?

英国は現在、国防を含む安全保障や外交政策について抜本的な見直しを進めており、その中で浮上したのがコスト高騰を招いている重装甲車輌の廃止だ。英陸軍の戦車「チャレンジャー2」は1998年に登場して以来、一度もメジャーアップグレードを行わず運用が続けられてきたため主要同盟国で運用されている主力戦車よりも性能面で20年以上遅れている。

特にチャレンジャー2が時代遅れだと言われる点は走行中に主砲を使用した攻撃が不可能な旧式の「射撃管制装置」と英国以外に採用例がない「弾薬分離式」の装填方式で、このような問題を改善するためアップグレード計画が進められているのだが財政的な問題で何度も先送りされてきた。

出典:Simon Q / CC BY 2.0 チャレンジャー2

さらに227輌保有しているチャレンジャー2の内、148輌のみアップグレードを施して残りの79輌は部品取りに回される方針で、もはや英陸軍戦車大隊の規模はカンボジア、セルビア、ミャンマーよりも小さくなると言われており、チャレンジャー2を少量維持するためにコストを負担するのが馬鹿らしくなっていると言っても過言ではない。

そのため国防を含む安全保障や外交政策について抜本的な見直しを進めている英国政府は陸軍の重装甲車輌(チャレンジャー2やウォーリア)を廃止して、浮いた予算をサイバー関連や宇宙軍など優先度が高い分野に再投資することを考えていると英メディアが報じているが、もっと踏み込んだ改革案も提言されており注目を集めている。

出典:Public Domain 歩兵戦闘車「ウォーリア」

アフガニスタンで第二次世界大戦以降、初めて米軍を実戦で指揮したカナダ軍のデビッド・フレイザー元少将は、カナダ軍の統一軍失敗を踏まえて英国は米海兵隊をモデルに陸軍、海軍、空軍を統合して「統一軍」を発足させるべきだと提案した。

要するに議会から獲得した国防予算を陸軍、海軍、空軍に分配して管理するのではなく、統一軍の下で一元管理したほうが効率的で年間数億ポンドもの費用を節約可能だが、新しい制服の元に陸軍、海軍、空軍の伝統や歴史を否定して統合すればカナダと同じ失敗を繰り返すだけなので、米海兵隊をモデルに緩やかな組織統合を図るべきと言う意味だ。

もう少し簡単に説明すると、カナダは1968年に陸軍、海軍、空軍を統合してカナダ軍と呼ばれる統合組織へ移行したが階級の呼称や服装などの不満が噴出、結局1975年に地上軍、海上軍、航空軍という軍種が復活、2012年には再び陸軍、海軍、空軍という旧来の軍種に戻されることになり、組織上は統一軍だが軍種間の文化や伝統を統合することに失敗したため統一軍という組織よりも軍種である陸軍、海軍、空軍への帰属意識が高く、意識的には3軍に分断されている。

出典:Public Domain 米海兵隊 攻撃ヘリAH-1Z

しかし米海兵隊の場合、まず全隊員は等しく「米海兵隊員」であり、その後に航空(パイロット等)や地上(歩兵等)などの軍種に別れる文化を採用しているため軍種よりも米海兵隊への帰属意識が高く、軍種の垣根を超えて組織が統合されており、このような手法を英国は採用すべきだとフレイザー元少将が提案しているのだ。

この提案については英メディアも注目して大きく報じている。

果たして英国政府は重装甲車輌を完全に廃止してしまうのか、さらに踏み込んで伝統の陸軍、海軍、空軍を統合して統合軍創設まで行くのかは不明だが、英国が重装甲車輌を廃止すれば国内の防衛産業界に大きな影響を与えることだけは確実だろう。

 

※アイキャッチ画像の出典:Defence Images / CC BY-SA 2.0

狙いは極東配備の米軍機? 台湾のF-16メンテナンスセンターが始動前のページ

戦闘機に搭載する兵器コスト、無誘導爆弾なら40万円、AIM-120Dなら1億円次のページ

関連記事

  1. 欧州関連

    トルコ、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟支持を確約

    予定を大幅に超過したトルコ、フィンランド、スウェーデンの首脳会談が終了…

  2. 欧州関連

    トルコ、フランス、イタリアが弾道ミサイルやステルス機に対応した防空システム開発で協力

    イタリアで開催中のG20に出席しているトルコのエルドアン大統領は31日…

  3. 欧州関連

    実現が難しいアイデア、EUの155mm砲弾共同購入に非加盟国も参加可?

    ウクライナが要求する砲弾ニーズに対応するためエストニアは「EUによる1…

  4. 欧州関連

    F-35B墜落動画を流出させたのはクイーン・エリザベスの乗組員、英海軍は当該人物を逮捕

    極東派遣を終え母港ポーツマスに帰投中の英空母クイーン・エリザベスでF-…

  5. 欧州関連

    エストニア、ロシア軍が発射する1日分の砲弾は欧州企業の生産量1ヶ月分

    155mm砲弾の共同購入をEUに提案しているエストニアは「欧州企業が生…

  6. 欧州関連

    英国軍が語るカーブル空港の現状、誰も経験したことがない困難に直面して状況は最悪

    英国軍の関係者は自国民や協力関係にあったアフガニスタン人の国外退避作戦…

コメント

    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    戦車を削る代わりに16MCVを配備してる陸上自衛隊みたいな事をやるのかな?

    1
      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      ・・・この感じだと、MCVすら削るように見えるような・・・

      2
    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    そもそも米海兵隊って、米海軍の外局じゃん
    根本から間違っているような

    2
    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    同じ国の軍隊は、旧帝国陸海軍でもみられたようにコトがあれば意見が対立しがちですね。
    組織を変えて士気が向上し、意見の対立が減るならば、それはそれで大変喜ばしいことだと思います。

    1
    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    いや・・・さすがにこれはどうなんですか?
    歩兵の防護はどうするのでしょうか。
    無人機がいくら強力でも歩兵は無くせない=重装甲戦闘車両は必須ですよね。
    無人機で歩兵に対して航空支援すれば問題ないと?
    無理のような気が・・・。

    2
    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    元記事読んだけど「重装甲車輌」ってあくまで古くなったチャレンジャー2とウォーリアの2機種だけを指してるんじゃないの?
    強いて言えば戦車廃止とか敵の機甲部隊と戦うためのまとまった数の機甲部隊を廃止するとかそういうニュアンスじゃないかと
    歩兵を守るためのAPCやAFVに相当する車両を将来的に全廃するってことではないと思う。
    例えば今調達中のASCOD SVなんかは遅れてるけどちゃんと導入するんじゃないかな

    1
      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      >元記事読んだけど「重装甲車輌」ってあくまで古くなったチャレンジャー2とウォーリアの2機種だけを指してるんじゃないの?

      元記事全然読んでなかったですね。
      あくまで時代遅れの車両だけですよね。
      英軍が一体何をやらかすのか驚きましたよもう。

      2
        • 匿名
        • 2020年 8月 25日

        ブラックナイト って採用されてたっけ?

      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      チャレンジャー2の後継戦車は開発が計画されているのでしょうか?
      自国開発は諦めて、米国かドイツあたりから購入するのかな?
      EUは離脱してもNATOの一員である以上、大陸でロシアが暴発すれば防衛義務があると思うので、戦車は必要なのでは。
      それともNATOも離脱して栄光ある孤立を目指すのかな?

      2
        • 匿名
        • 2020年 8月 25日

        イギリス開発の戦車はチャレンジャー2で終了。

        唯一戦車を開発していたBAEシステムズが戦車開発を止めてしまった。

        独仏共同開発の新型戦車かアメリカの新型戦車を購入する事になると思う。

        4
        • 匿名
        • 2020年 8月 25日

        K国「戦車でしたらお手頃な価格でご提供いたしまスミダ。」

          • 匿名
          • 2020年 8月 26日

          K-2は真面目にイギリスの状況に合いそうな気もするけど
          自国開発を放棄した国だから完成品輸入でもある程度妥協しそうだし

          1
    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    脅威は違うが日本もイギリスと同じなので動きを注視したい。ところでイギリスって自走砲とかの重砲ってあったっけ。

    1
      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      一応、英陸軍は国産のAS-90ブレイブハート155㎜自走榴弾砲と米国製のMLRSを持っている

      1
        • 匿名
        • 2020年 8月 25日

        ブレイブハートはキャンセルされたんじゃなかったっけ? 従ってAS-90は初期型のまま。

        1
          • 匿名
          • 2020年 8月 25日

          ご指摘有難う
          Wikipediaの英語版や他の戦車関連のHPを探ったら、砲弾か装薬の問題でブレイブハートはキャンセルされたって書いてあった
          誤記の原因はWikipediaの日本語版でイギリス陸軍を検索したら「AS-90 ブレイブハート 155 mm 自走榴弾砲 」と書かれてあったからなので、今後気を付けないと…只、この分だとAS-90自走砲も早期退役の可能性がありそうだね

          2
    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    歴史の浅いカナダですら失敗したいのにイギリスで統一軍とか出来るんだろうか…

    2
      • 匿名
      • 2020年 8月 26日

      無理だろう…
      一番伝統のある海軍に吸収するならまだわかるけど、それでも無理だろうなあ

      2
    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    日本も戦車はいらないと思います。国内では使うことはまずないでしょうし、海外で日本の戦車部隊を展開させるなんてありえないおとぎ話でしょうし。

      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      ほぼ外国から侵略される可能性が無いイギリスと、北朝鮮・ロシアと海を隔てて対峙してる日本とは一緒にならないでしょ

      6
      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      このような見解も知っておきましょう↓
      リンク
      リンク

      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      こっちが戦車を持っていたら、侵攻する相手も戦車を撃破できる戦車なり重火器を持ってくる必要がある。それを運搬する揚陸艦もそれなりの規模が必要になり、それを揃えることは相手の経済にのしかかり、相手に侵攻を断念させる要因になる。抑止とはこんな物じゃないのかしら。

      5
        • wyuki
        • 2020年 8月 25日

        中国は準備完了している。
        ロシアはしたくても、経済的に無理。
        北朝鮮も同様。
        韓国海・空軍は何が何でも日本制圧を目指す。
        我が国の周辺はこんなですかね。

        3
      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      120mm砲を装備している戦車を持っている日本に海路で上陸しなければいけない侵攻側は相当の地上兵力を輸送しなければならないから戦車が有るだけで抑止力になる。

      4
        • 匿名
        • 2020年 8月 25日

        日本本土に戦車部隊が続々上陸するってほぼ敗戦状態じゃん。そんな状態でもかっこつけて抵抗するんかいな。こういうやつが神風特攻とかやらしてたんだろうな。

          • 匿名
          • 2020年 8月 25日

          揚陸艦なり何なりの本格的な装備を整備する負担を強いらせるのは結構大きいからな。
          その辺りの理屈も分からないのか、分かってるけど煽ってるように見えてやはり理解できないだけの気もする。

          5
          • 匿名
          • 2020年 8月 26日

          その敗戦状態になるか否かのラインを引き上げるのも兵器の重要な役割だと思うけど・・・
          根本的な話として戦車を相手しなくていいか否かで揚陸側の負担が全然違う事を忘れたらいかんのでは?

          6
            • 匿名
            • 2020年 8月 26日

            航空自衛隊や海上自衛隊を撃破できる相手なんだから揚陸側の負担なんか大したこと無いよ。日本が戦車でまだ抵抗するなら航空機で対応すればいいだけじゃん。なんで戦車には戦車なんて理論がすべての戦場で適用されるのかわからん。

          • 匿名
          • 2020年 8月 26日

          WW2当時は援軍が期待できない状況だったから絶望的な状況だったけれど、今の日本は同盟国アメリカがいるわけで。
          在日米軍や第7艦隊が後退を強いられたとしても、1か月も粘れば米本国の陸軍部隊や他の戦域の機動艦隊の来援が期待できる。
          アメリカが日本を助けるとは限らない、という人にはこう言っておく。
          アメリカの援軍を期待するのではなく、アメリカ国民に世論工作したり敵側に付くぞと恫喝してでも来させるのだ。

          5
          • 匿名
          • 2020年 8月 26日

          敵が上陸してきただけで配線状態とかアホか?それとも5毛か?
          とにかくお前みたいなアホが特高に逮捕されてたんだろうな

          3
      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      おおむね同意(北海道以外は)
      MBTのような超重量の車両を本州や九州、四国のような軟弱な地盤では展開することは難しく、揚陸したとしても進行ルートが限られ、対戦車ミサイルで撃破が容易だろう。
      ただし北海道の地盤は開拓地以外は頑丈で平原が広い。また樺太や千島列島のロシア領から近く、海上自衛隊の戦力が残っていたとしても、ロシア軍が陸上からの支援を受けつつ揚陸が容易であり、北海道防衛のためには戦車が不可欠である。

      また日本本土内においても、中国の05式水陸両用戦車などの脅威が揚陸してくる可能性がある為、高火力の直接攻撃を行える車両は不可欠であることから、満州や中国本土の戦訓を取り入れた61式戦車の開発要件にあった「重量25トン、火砲は90ミリ、強力なエンジンと低接地圧、装甲は以上を実現する程度に忍ぶ」を忘れてはいけない。
      一トン程度重たいだけで、条件を満たした戦闘車両がもういるけど(16式MCV)

        • 匿名
        • 2020年 8月 25日

        61式戦車の開発要件についてだけど、その後設計が進むにつれて「25トンでは軽過ぎる(当時の技術では90ミリ砲の反動を吸収し切れない事が分かった)し、装甲も可能な限り欲しい」と言う意見が出て、結局35トンに修正されたのだけど「25トン級の戦車が欲しい」と言う関係者の欲求は強かったらしくて、その後米国からM41軽戦車を供与してもらう伏線になったらしい
        なので、16式MCVはある意味、嘗ての「25トン戦車」の亡霊が蘇ったと言えない事も無いんだよね

        3
      • 匿名
      • 2020年 8月 25日

      その理屈なら「国内では使うことはまずない」軍備はいっぱいあるわな。陸自の装備なんてほとんど当てはまる。自走砲もMLRSも、対戦車ミサイルも対空ミサイルも。
      使わないから要らないんじゃなくて、使わせないような最低限の戦力をどう整えるかだろ。

      4
    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    チャレンジャー2って戦後第2世代戦車のチーフテンに改良に改良を重ねて作った戦車だから色々時代遅れな点も多いと思う。

    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    戦車を諦めるって事は、海外派兵を事実上諦めるって事だろ
    植民地持ってるからには、戦車を捨てるとは思えん
    予算獲得の為のパフォーマンスだろ

    もしも戦車開発しないとなったら、戦闘機で独仏と決別してるくらいだから、10式買うかもね

    2
      • 匿名
      • 2020年 8月 26日

      英国の植民地なんてカリブ海の小島とかフォークランド諸島くらいしかありませんが

      • 匿名
      • 2020年 8月 26日

      大英帝国の末裔の方々は陸戦なんてのは植民地軍にやらせるなんて考えているんじゃないかと疑いたくなる。

      2
    • 匿名
    • 2020年 8月 25日

    要するに戦車と歩兵戦闘車を廃止して装甲車と自走砲等オンリー(歩兵戦闘車じゃない装軌装甲車も持ってるかもだけど)にするって事かいな。幾ら何でも先進国陸軍として心許なさ過ぎない?之からEU抜けてNATO有るとは言えど欧州軍にも前程は頼れなくなるっつうのに。米海兵隊は陸軍が居るからこそ戦車廃止なんて大胆な方針転換打ち出せたけど英軍は他に重火力担う軍なんて無いでしょが。完全に米軍頼りはトランプ氏以上の孤立主義者が大統領に来たときとかが怖いぞ。

    4
    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    ドイツ「うちもまともに動く戦車ないしある意味仲間だね」
    フランス「実は重装備の稼働率やばいのは秘密」
    イタリア「何もしてないのにまともな軍隊を保持してる国になってた」

    ポーランド「お前らやる気出せよ・・・」

    5
    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    戦車の元祖の国?なんだから頑張ってほしい。
    レオパルドとか買わないで、線条砲とか、分離式弾薬とか要らんオリジナリティ捨てて、新しいの作って欲しい。
    …10式、毎度あり?

    3
    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    イギリスは戦車の保有台数は減らし自国開発は諦めるにせよ海外から購入して戦車は保有し続けると思う。

    かつての主力戦車輸出大国が輸入国に転じてしまうなら感慨深い物が有る。

    4
      • 匿名
      • 2020年 8月 26日

      10式買ってくれないかね
      日本ほど山がちではないから大陸向けのでいいのかね

      2
        • 匿名
        • 2020年 8月 26日

        可能性は極めて低いけど、もしブリテンに輸出するなら120mm滑空砲を長砲身55口径に換装したブリテン仕様攻撃力強化型を輸出して欲しい。

        4
    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    陸海空って分類は2次元3次元な区別だが、もっと別の概念で組織を整理できる時代が来てるよ
    それは統一軍でなく、戦略軍や即応軍、情報軍といった概念の分類だと思うね

    3
    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    年間何億ポンドも得になる理屈がわからねえな
    陸軍省海軍省空軍省が併存してた時代ならともかく
    国防省が三軍を統括してるのにそんなあからさまに無駄な出費なんて無くねえか?

    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    米軍海兵隊は、海兵隊隊員として採用されて、海兵隊隊員として訓練されて、その歴史を積み重ねてるから一体感がある
    個々の歴史を持つ各軍を統合するのは、EU加盟国を一つの国にして一つの言語をしゃべれというような難易度
    来世紀まで頑張れば出来るかもしれない話だと思う

    3
      • 匿名
      • 2020年 8月 26日

      統合軍ってある種のロマンw

      1
    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    面ではなく、点と線のするのはいいけど…、アメリカの海兵隊は陸軍の圧倒的な面制圧力があってこその戦略なんだがね。

    だから海兵隊は宣伝先行のハリウッド部隊なんて揶揄されてるのだが…。

    3
    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    戦車不要論者は、じゃあ「戦車が展開しにくい日本の国土・市街戦向けに対戦者ロボット開発しようぜ!」くらい面白いこと言えば良いのにw
    ガサラキのMF vs 米軍機甲部隊が現実に!

    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    匿名 :
    航空自衛隊や海上自衛隊を撃破できる相手なんだから揚陸側の負担なんか大したこと無いよ。日本が戦車でまだ抵抗するなら航空機で対応すればいいだけじゃん。なんで戦車には戦車なんて理論がすべての戦場で適用されるのかわからん。

    まず話の前提が間違ってる

    1.空自と海自を撃破してる状況がどういう状況なのかが踏まえられてない
    両組織が本土戦で機能しない位壊滅してるような大規模の戦闘になってるのなら、昨今の情勢踏まえると相手国は間違いなく日本以外の複数国とも戦闘になってる
    最悪の場合、相手国は5か国程の近代的装備を揃えた国と殴り合いになるのに、正直な話空自と海自をどうにか出来るだけの戦力じゃ全然足りない
    ただでさえ足りてない戦力をMBT対策とそれを通すための戦力に余分に割かないといけないのだから、揚陸側の負担が大したこと無いなんてわけがない

    2.航空機で対応出来ない状況の事が全く加味されてない
    悪天候で飛ばせない事もあるし、隠蔽された地対空ミサイルの脅威もある、作戦に使用可能な航空機が損害や補給等の事情により不足する事もある
    なので「航空機で対応すればいいだけじゃん」というのが軽く考えすぎてる

    6
      • 匿名
      • 2020年 8月 26日

      冷静な反論意見に感謝致します。
      大変参考になりました。

      3
    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    ヒトマル買ってくんねーかな。
    英国で一部部品と組み立てをBAEでライセンス生産、英連邦限定で英国が販売もしてもいいという特約。日本の利点はラインの維持と小遣い稼ぎと実戦データ。どんなやろ。英国に重工業残ってないか。

    2
      • 匿名
      • 2020年 8月 26日

      今やアメリカすら本国に禄な重工業残ってないからね
      目先の算術に溺れた自称リアリストなグローバリスト達がみんな切り売りして中華へ仕事回す様にした所為でこの有様だよ

      4
    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    チャレンジャーもウォーリアーも近代化する価値もないお古のお古だからさ
    英軍は中古のM1とM2で重装甲戦力を再編したらいいと思うよ
    英国が関与するであろう想定されうる紛争規模からしてどうせエイジャックスが主役だろ

    1
    • Samuel Cranny-Evans, Editor, Jane’s Armoured Fighting Vehicles provides exclusive analysis of the Black Night, BAE Systems Challenger 2 Life Extension Project (LEP) technology demonstrator.
      以前BAEで開発してたMk2

    • 匿名
    • 2020年 8月 26日

    チャレンジャーもウォーリアーも近代化する価値もないお古のお古だからさ
    英軍は中古のM1とM2で重装甲戦力を再編したらいいと思うよ
    英国が関与するであろう想定されうる紛争規模からしてどうせエイジャックスが主役だろ

    • Rheinmetall’s 130 mm smoothbore technology for main battle tanks (MBT)
      突然こんなの出て来た、戦車はチャレンジャー2
      2035年までは使う予定らしい。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 欧州関連

    オーストリア空軍、お荷物状態だったタイフーンへのアップグレードを検討
  2. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
  3. 中国関連

    中国、量産中の052DL型駆逐艦が進水間近、055型駆逐艦7番艦が初期作戦能力を…
  4. 欧州関連

    トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露…
  5. 米国関連

    米陸軍の2023年調達コスト、AMPVは1,080万ドル、MPFは1,250万ド…
PAGE TOP