オランダは地上戦の様子を一変させたドローンへの対策を急いでおり、昨年末「兵士が携行可能な対ドローンキットに2.5億ユーロを投資する」と発表していたが、今度は「Skyrangerを22セット調達する」と発表し、このシステムを統合する車輌にはACSV G5が選ばれた。
参考:Defensie versterkt luchtverdediging met anti-drone kanonsystemen
参考:Netherlands to buy Rheinmetall anti-drone cannons in $1.35 billion buy
軍の発注に依存しないFlensburger Fahrzeugbauの挑戦的な投資は成功に近づきつつある
西側諸国では地上戦の様子を一変させたドローン対策が急務になっており、オランダのトゥインマン国防長官は昨年末「ドローンの脅威から効果的に自衛するための装備が欠けている」「現行の防空システムは大型無人機に対応できても小型ドローンには効果的でも効率的でもない」「兵士の基本装備で高速飛行とホバリングが可能な小型ドローンを破壊するのも困難だ」と述べ、兵士が携行可能な対ドローンキットの調達に最大2.5億ユーロを投資すると発表した。
トゥインマン国防長官は小型ドローンに対する対応策について「この脅威を効果的に排除できる単一システムは存在しない」と述べ、兵士が携行可能な対ドローンキットは「最大200mの範囲で照準精度の向上が期待できる電子光学照準装置」「ドローンの信号を妨害する携帯式EWシステム」「ドローンの脅威を早期発見できる無線周波数センサー」などで構成され、恐らく電子光学照準装置は欧米で採用が進むSmart Shooterの照準機能付きスコープ「SMASH」のことだろう。
さらにオランダ国防省は29日「小型ドローンへの対抗能力を強化するためRheinmetall製のSkyrangerシステム(30mm機関砲、センサー、照準装置が組み込まれた砲塔にスティンガーを追加)を22セット調達する予定だ」「このシステムをFlensburger Fahrzeugbauが開発したACSV G5に搭載する」と発表して注目を集めている。

出典:FFGFlensburg/CC BY-SA 4.0
ACSV G5は軍の要求で開発されたものではなく、Flensburger Fahrzeugbauが自己資金で開発したモジュール設計の装軌車両で、ノルウェーが開発を進めているNOMADS(機械化部隊に随伴可能な近距離防空システムでAIM-9X、AIM-9X BlockII、IRIS-T SLSを運用可能)のベース車輌に選ばれ、オランダも同システムを23輌(ランチャ搭載車×18輌と指揮車×5輌)取得するため「NOMADSとSkyrangerの間でベース車輌の共通化が図られる」という意味だ。
ノルウェーはACSV G5を49輌発注済みだが、将来的に75輌~150輌の追加発注が見込まれ、オランダもNOMADSとSkyrangerのため45輌を発注するため、軍の発注に依存しないFlensburger Fahrzeugbauの挑戦的な投資は成功に近づきつつある。
因みにFlensburger Fahrzeugbauはディーゼル電気駆動のハイブリッドシステムを採用する装甲車=ジェネシスを2020年に発表し、ネタ扱いされたあの企業だ。
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※アイキャッチ画像の出典:Dutch Ministry of Defence
対ドローン対無人機装備が、攻撃防衛ともに、必須になってきてますね。
光ファーバードローン(有線ドローン)の登場により、電子戦だけでは対処できなくなるのが見えているため、戦争による兵器の進化の速さを感じます。
電子戦装備は、車輛タイプでも非常に高価なため、数を揃えにくいわけですから、最前線戦に簡単に持っていけないですからね…
防衛側としては対空地雷のような物が実用化されれば楽だろうなぁとは思う
いくら対ドローン装備があっても、兵士が対処しなきゃいけない時点でそこにリソースが割かれる訳だから、総合的な戦闘力の低下に繋がるし
阻塞気球の話しが、重要拠点付近であったのを思い出しました。
なんらかの対策がなければ、戦闘力は低下しそうですね…
対ドローンにかすみ網とか良さそう
やっぱり霞網ですよね。鳥でさえ取れすぎて禁止になる性能の存在を利用しないのは、不合理だと思っています。
阻塞気球と合わせたら、相当に強固な防衛施設となる…と予想されます。
ポルシェティーガーのジェネシス、、、懐かしい話題だわ。
あと最近の記事を見てるとウクライナ関連にコメントする人が軍事情報に全く興味ないのが良くわかる。
本当にね。
ウクライナ戦争の記事だと30コメくらいあるのに、ここ最近の軍事技術記事は10コメないものね。
確かにコメントは少なくなりますが、軍事情報そのものだと各自の趣味が細分化されるというのも有りますし、後は名前欄くらい見てから物を言った方が良いと思いますよ。
別にどうだって良いだろうに
態々噛み付く必要無くないか?
興味深く読んでいますが、あまり詳しくないのでコメントしにくいとかあります。
ただこの手のドローン対策車両はどんなもんかなと思います。
大型ドローン相手には効果的でしょうが小型のものには対応がしにくそうだという感じですね。
たぶんキモは30mmだと思われ
現にウクライナではドイツのゲパルトが対UAVで大活躍してるらしいし、人間が携行できるライフルやショットガンよりは頼りになりそう
Skyrangerは発射時に瞬時に信管に標的のデータを入れて目標の近くで時限起爆できる賢い弾薬が使えるので
むしろこの手の大口径は探知さえできれば直撃させにくい小型のFPVドローンにも有効なんですよ
逆にこれより小さな20mmとか12.7mmといった口径になると弾頭が小さすぎてそういう賢い弾頭が載せられず、
直撃を期待するしかなくなってしまい、むしろ役立たずになってしまうんです
ちなみにゲパルトは35㎜だけど、旧式でそういう賢い弾薬が使えないので
シャヘドや巡航ミサイルを待ちガイルする役目しかできません
FPVドローンが闊歩する前線に出るとあっという間に餌食になります
35×228mm弾もAHEAD・ABM弾あるでしょ
改修したら使えるよ
>>発射時に瞬時に信管に標的のデータを入れて目標の近くで時限起爆できる賢い弾薬が使えるので
これ自体はゲパルトも同じで時限信管、より高精度な信管調停が可能になった所謂スマート時限信管がスカイレンジャーのそれだがゲパルトもA2で対応してるし先行してるのは35mm用
記事は読ませて頂いておりますが、コメント出来る知識がありませんのでROMです。
遡ってこのサイトの装甲車ジェネシス 2020.10.5の記事も拝見しました。
…が、読むだけで満足しております。
今まで興味の無い分野だったので、こういう世界があるのだと興味深くROMさせて頂いております。
記事をありがとうございます。
他の方も書かれているように、自分の場合興味がないのではなく
知識がないので書き込みできず、ROMしてるだけです。
他の方がどうかは知りません。悪しからず
ウクライナ関係はここみたいに地名や部隊名まで把握してコメントしてる人とただ政治的な話をしたい人の両極端な気が…
前者の方は他の記事でも満遍なく見ますけど後者の方はウクライナ関係の記事意外ではほとんど見ませんね
私も専門的な知識は皆無なので基本ROMってます
ウクライナ-ロシア戦争関連だと最近はウクライナとついでに日本を批判したい人が目に付きます。
ウクライナふざけんなという気持ちも、日本政府には日本国民の生活をまず守ってほしいという気持ちも分かるのですが、改善を望むというよりもコケにする感じが出ている人がいます。
開戦から2022年反攻と領土奪還の時にロシアをコケにしていたノリを感じますが、そんなノリで書かれた似たようなコメントが色んな記事に付いているのでコメント数は伸びる。
>ウクライナ関連にコメントする人が軍事情報に全く興味ない
は? 何言ってるんだ???
宇露戦争は実際に日本人の生活に直面してる問題。ましてや隣国。
デカい『軍事』というジャンルっちゅうだけで、遥か彼方のオランダのドローン対策なんかと一緒にすんな。
政治に興味があるオランダ人が、兵庫県知事のことなんか興味ねーわって言うのと一緒やん。
しかも、『コメントが無い=興味がない』と直結する思考が短絡すぎる。
興味があったら必ずコメントするのかね??
あんたの言い方はROMってるだけの人は『軍事に興味がない』と切り捨ててる愚の骨頂でっせ(・∀・)
対空機関砲復権の時代が来るとは
そう言えば防衛装備庁が、ドローン用の「高気動車ベースの対空機関砲」を構想してましたけど、どんな車両になるんでしょう
車両が車両だけにそんな大型の機関砲は載せないと思うのですが、イマイチイメージできない…
空自もスマッシュ導入しようとしてますし、ただ20式の何倍も高いみたいですが
憶測でしかないですが、チェーンガンのような軽量機関砲では無いでしょうか。米海兵隊のMADISのような
この記事のスカイレンジャーは30×173mm弾を使っていて高威力長射程ですがそれなりの車体がないと反動を受け止めきれず命中率が低下します。一方、攻撃ヘリに積むような30×113mm弾なら軽量低反動なので高機動車の車体でも何とか使えるのかも
>MADIS
あー確かに、それっぽいですね
そうすると、案外10式に検討されている30mmRWSと同じ物になるかも知れませんね。
LAV-25AD「呼ばれた気がした」
軽く調べた限りだと引っ掛らないけどソースは?
今の時点でミサイルプラットフォームが有るからと言ってSHORAD目的のソフトスキン車両を構想する辺りセンスがない気がするんだよね。最低ラインそれなりの装甲がある次期LAVなりAMVか共通戦術装輪車じゃなければ海外派遣含めて不安が残ると言うか。
積載能力的に機関砲は問題無いとは言え流出したロシア改造対空機関砲タイプだと発車後の揺れが酷かった感じを受ける。砲と言う限り最低ラインは20mm以上であくまでの可能性の話として大穴だとVADSで載せるだけのキャパはある、無難な所でスリンガー・カウンター・ドローン・システムでオーストラリア製のピックアップトラック搭載実績がある。日本との協力関係とか実績考えたらスリンガ-そのまま搭載した方が良いんじゃねとは思う。
ここはひとつ、陸自も87式対空自走砲の後継をですね。。。
でもドローン相手なら、単発の方が良いのかな?
連装以上は、ある程度の大きさの物体を散布界に包み込む思想ですものね。
2S38が57mm単装ですし、単装で大口径砲弾でエアバースト砲弾の効力を上げ、スマート砲弾への対応もしやすくするのが正解かも知れません。
ということで、近代化OTOMATICの採用でよろしく。炸薬量は正義だ。
16式機動戦闘車の車体に載らないかな。
中口径エアバースト弾なのかなぁ
機銃だと流れ弾や射程短い問題ありそうで
Skyrangerみたいな高射砲システム(一発一発が安い)をUGVなりに載せて接敵する機械化歩兵部隊の短距離防空を実施する、というのがこれからのスタンダードになったりするんですかね。
英国王立研究所が、攻撃側は防御側の電子の傘とドローンの巣窟の中に突っ込むから、短距離防空と電子戦きちんとやらないとヤバい的なこと言ってましたが……
本記事のようなシステムの弱いところが、やはり装甲の薄さによる歩兵火力、機甲火力に軽く屠られるところでしょうし、短距離防空はもっと安い機関砲+レーザーになるのかなぁ
個人的には対空機関砲よりも小型ミサイルの方が効果的に思う
対空機関砲は車重が確保出来ないと反動で精度が下がる
40mmパイクみたいなのもありますし
応用すれば歩兵携行の対ドローン追尾兵装はできそうですね
一番安い小型ミサイルと言うとハイドラ70ロケットを改造した、APKWSの単発二万ドル程度が一番安いと言われてるので、これで費用効果が合うかですねー。
コストは不明ですが、ロシア軍はパーンツィリの対ドローン特化型として小型ミサイルを48連装した型を投入しています
やっぱ補給や確実性の問題じゃない?
ドローン1基の迎撃にミサイル2発も3発も撃ってたらコスパ悪いし、地上戦も結局ロケット砲じゃなく安い砲弾による物量がものを言ってるから、できる限り技術的難易度が低いアプローチが一番効率的ってことになるはず
中国は小型ミサイルを72発搭載した「ドローン絶対殺すUGV」を開発しましたね。
板野サーカスのマイクロミサイルの時代到来か?!
私もミサイル派なんですよね。射程と成功率を考えると高コストでもミサイルの方がええかなって。
対空機関砲は低空の戦いに投じられる、飛行性能が低く小型のものを交戦対象として念頭にしていると思います(高性能大型ドローンならF-15やF-16など有人戦闘機で駆逐・迎撃するのに足る目標になるのと低空の戦いに有人戦闘機は向かない。)が、ミサイルによって撃墜する対象がどこまで小型になるか、だと思います。
侵攻部隊が予期せず直面した危険なドローンを自前で緊急に撃墜することもあるでしょうし、他方で拠点防空のようにドローン多数が飛来するのを迎撃しなければならないこともあります。
前者なら弾薬と発射する銃砲を持ち運ぶ負担を考えれば、発射機を小型化できるミサイルが向くと思います。対空機関砲搭載車両は少し大きめの単位の戦闘部隊、たとえば中隊以上に配備されるような感じになって、自隊の上空をカバーして撃ち漏らしを小隊ごとにミサイル(かロケット)で落とすかもしれません。小隊や中隊といった戦闘単位についてはあまり根拠もないですが。
記事の中でも単一のシステムでは対処できないとしています。
自部隊が攻勢か守勢かだけでなく、現れるドローンも多種にわたると想定され、単一のシステムで対処は出来ないでしょう。
おそらくはミサイルも火器もどちらも装備され、使い分ける羽目になると思います。ミサイルと火器どちらにも大小があるでしょう。
金も人も一番要るやつで投資に耐えられる国はどんだけあるんでしょ…。
値段の問題もありますが、それ以上にミサイルは製造可能な数が限られているという問題が。
機関砲なら、弾も銃身も近接信管も、基本的には第二次大戦時の技術なので。
製造設備の維持も難しくは無く、急な増産も不可能ではないですが。
それに対してミサイルに使うような半導体は作る国も限られてて、更に専用の工場が必要で、
仮に運よくラインが空いていたとしても、ウエハーの完成まで3か月待ちです。
そこからチップになって届くまでまた何か月も待ちです。
ミサイルの誘導に使うアクチュエーターも急な増産は無理だと思います。
シャヘドみたいな低速低軌道のドローンならスカイレンジャーで
日本と自衛隊はどんな対ドローン対策を打つんだろうか
ミリオタとしては気になる限り
各個撃破には「車両搭載型レーザ装置(近距離UAV対処用)の研究」、スウォーム攻撃には「高出力マイクロ波照射技術の研究」を実施しています。事業終了年度はそれぞれ2024、2027年度です。現防衛力整備計画期間内に装備化可能な段階に進むかは期待したいところですね。
携帯装備は研究してる様子が無いので、喫緊に必要と判断されれば、評価試験の上で海外製を導入することになるんでしょう。
Skyrangerのような対空システムを計画するかは予断できませんが、あるとすれば24式装輪装甲戦闘車をベースにドローン対応の射撃照準システムを追加するとかでしょうか。
ラインメタルのアサルトライフル型グレネードランチャーSSW40がお手軽迎撃システムとして使えるかも知れません。射程距離も従来のより長く900m有るので、車両搭載型のTSWAと共に汎用兵器のでドローン迎撃も可能に出来そうです。
矛が勝つか盾が勝つか
今回は矛が勝つと思うけれど、そのうち成形炸裂弾に強い装甲が生まれそう
ドローンの脅威は直接的な加害ではなく観測による戦場認識力の拡大にあるので、成形炸薬弾のドロップに対策して上面装甲を盛るのはさほど効果はありません
まじでRTSを現実でできるようになったって考えると凄い進歩だよな
これまで以上に指揮が精密になるし砲撃にも大きな恩恵がある
おっしゃる通り。なればこそ、敵の通信を阻害して、ドローンが観測した目標情報をリアルタイムで砲兵に伝達する手順をいかに封じるかが重要になってくるでしょう。例え光ファイバー式のドローンが戦場に豊富に出てきても最前線での電子戦の重要性は変わらないでしょう。
以前に問題になりましたが。
エリコン社の製品について、スイス政府の横槍?の問題は解決したのかな?。
エリコン社がラインメタル社に取り込まれたことで、問題は解決したのかな?。
もっと言うと、オーストリア政府の横槍があったりはしないのかな?。
オーストリア/スロヴァキア/ハンガリーは、ロシアに逆らえない?様子だし。
あと、前線に出すつもりなのでしょうが、こんなに大きくて良いのかな?。
大きければ、あれこれと重くなったりもするだろうし、と思ったりします。
色々と疑問が湧いてきます。
対戦車システムと同様に部隊規模に応じて対ドローン兵器を装備させていくしか無いでしょう。現状では中隊以下では分隊に2丁ぐらいの密度で散弾銃を持たせるのがコスパ的にも有効でしょうし、大隊ならば機関砲とスティンガーのような小型ミサイルを組み合わさたシステムを2セットぐらい配備する感じですかね。各国で対ドローン用レーザー兵器が実用化されていて機関砲よりも有望だと思いますが発電ユニットと含めたシステムの大きさが自走化されたとしても大隊規模で使えるサイズなのか気になるところです
最終的には歩兵単位か小隊単位で対ドローン装備を携行・運用するようになるんじゃないですかねぇ
もちろん、装備・兵器自体の洗練・小型化は必要ですけど
スレ画カッコいいけどウクライナでのドローン攻撃動画見てるとイマイチ対応出来る感が・・ランセット位大型なら早期発見からの迎撃が出来そうですが地を這うように飛んでくる有線の奴とか数機でバラバラに来る奴とかゲリラ戦で来る奴相手はもっとこう、身軽な感じの奴の方が良いような。ドローンてまとめちゃうには種類がありすぎますねー
ドローン探知も含め、対ドローン用ドローンが必要かも。
小型のドローンは安さに物言わせて数で来るので、ミサイルより砲の方が良いと思う
焦らしすぎだろ
ウクライナ戦況はよ
対ドローン戦術や対ドローン車両の革命はオランダで発生するかもしれない
嵩張るハードを必要としないし、ITや電子に強いお国柄を存分に活かせる可能性がある
大量生産なんてアメリカにやらせばええねん
電子戦攻撃で民間転用のお手軽FPVを粗方叩き落とした上で、
レーダー統制の機銃射撃なりレーザー投射なりでお高い光ファイバードローンなり、軍事回線ドローンなりを迎撃するというのが合理的だと思いますね。そこから友軍ドローン群との連携をどうするかが難しいですが。
他方戦域を自律的に飛行しつつ、電磁波源を探知すると突進してくる徘徊爆弾も既に実用化されてるので電子戦攻撃のリスクも踏まえて、電波に頼りきるのは危険かもしれません。少なくとも一定程度の機動性も必要か?
FPVのおぞましさは高い空間認識と民間転用特有の圧倒的な物量です。
電子戦兵器にせよ、こうした高度な近距離防空兵器にせよ、FPV数機を撃墜したところで所在はバレてます。そこを大編成で襲われれば破壊されえます。
よってこの手の兵器は拠点(司令部)防空をこなせれば御の字で、前線で使うなら射撃後の移動は必須、それでも犠牲が出る前提で運用することになるでしょう。
個人的には歩兵には塹壕掘りと少人数での活動、装甲車両はAPSと拠点-前線間のタンクカルーセルがもっとも効果的な対策だと考えています。
本質を突くご意見だと思いました。
FPVドローンを大量導入された戦場はこのウクライナ侵攻が初なのですから、最も成功をおさめている方法(塹壕掘りと少人数活動など)を参考にするのが妥当なのでしょう。そういった戦法の補強策として、バイクやセダンを使用した突撃が行われているのにも納得しています。
ちなみに私は上でも霞網について記入しましたけど、化繊の進歩が戦場に大きな影響力を持つ時代が来るのではないかと想像しています。民生品で安いので。
尚、突撃失敗例ばかりが動画で流されますけど、スマートに突撃成功した例も見てみたいものです。恐らく、悪天候を利用した突撃でしょうから撮影が難しいだろとは思いますが。
一度アメリカ主導で西側各国を招いて対FPV戦の合同演習やるべきだと思う。
また各国の規格の少しの違いで友軍攻撃するだとか、無駄な兵装に大金突っ込むとかを抑える為にも、すり合わせの機会が必要だと思う。
どちらかというと敢えて車両に機能持たせるよりも、戦闘ヘリに対する携行ミサイルのように、高射しやすくて自動照準かつ歩兵が携行できる兵装が求められるような気がしますね、
まあウクライナのような戦場とは別に対テロの拠点防衛などはまた別の話でしょうが。
自爆、ドロップFPS登場でグレネードランチャーや対戦車ロケットの役回りが軽減した以上は小銃や携帯ロケット類に対FPS散弾を追加しても良いのではないか?
ATMみたいに光を使った有線誘導も出てきていますからね
レーザーも実用化されたところで しばらくは数を揃えられないでしょう
未だ実用的なのは物理攻撃 弾 ですよね
ロシアでは7.62mm弾を散弾風に改修しています
リンク
ゲバルトの迎撃率が高いのはABM弾の性能だと思います
陸自のガンタンクとか直撃弾のみなそうで、似た構造ですが全然劣ると思います
ボフォースやブッシュマスターのタイムモードなども優秀
日本はこの分野にも力を入れて欲しいです