RheinmetallとLockheed MartinはEurosatory 2024でGMARSを公開、SafranとThaleも「独自の多連装ロケットシステムを開発している」と明かし、Hanwha Aerospaceも「Chunmooは納期と価格で競合より優位性がある」と述べた。
参考:Rheinmetall, Lockheed unveil GMARS, in talks with European customers: Exec
参考:Shipping Container Launcher Packing 126 Kamikaze Drones Hits The Market
欧州で発生した多連装ロケットシステムの需要、ドイツとフランスが独自のシステムで参戦
Rheinmetallのアーミン・パッパーガー最高経営責任者は昨年1月「HIMARSランチャーやGMLRS弾の製造を行うためLockheed Martinと協議中で、2月中旬に開催されるミュンヘン安全保障会議での合意を目指す」と明かし、両社は昨年6月「戦闘実績のあるドイツ製コンポーネントを最大限活用した『独自のロケット砲システム』を共同開発することで合意した」と発表。
Lockheed Martinは「当社の経験とノウハウ、ラインメタルの生産基盤を組み合わせることで双方にユニークなチャンスをもたらすだろう」と、Rheinmetallも「今回の合意は主要技術の確保だけでなくバリューチェーンにおけるシェア確保のチャンスだ」と述べ、GMARSと命名されたシステムはHIMARSの欧州版ではなくロケット弾を装填したポッドを2基するため、イスラエルのPULS、韓国のChunmoo、トルコのMBRL、ブラジルのAstrosIIと火力面で同等になる。
両社はEurosatory 2024でGMARSの実機を公開し「欧州の潜在的な顧客(4ヶ国~5ヶ国)と協議中だ」と明かし、ドイツ陸軍はMARS2(MLRSのアップグレードバージョン)の後継車輌にGMARSを採用する可能性が高い。
Hanwha AerospaceもEurosatory 2024で「Chunmooは納期と価格で競合より優位性がある」「Chunmooは固有のプラットフォームに依存しないため顧客の希望する独自のプラットフォームに統合可能だ」「ノルウェーとスウェーデンに輸出機会があると見ている」「システムの95%以上が韓国国内で生産されているため国際的な部品供給の問題に直面しておらず、これらの国が望んでいる2030年までの引き渡しを確実に実現出来る」と述べてGMARSの動きを牽制している。
SafranとThaleも「フランス軍の需要に応えるため独自の多連装ロケットシステムを開発している」と明かしており、システム全体を独自仕様にするのか、ドイツと同じ様に既存のロケットシステムを流用する形になるのかは不明だが、もし使用するロケット弾を一から開発して供給体制を構築するなら相当時間がかかるだろう。
Rheinmetall הגרמנית מציגה את משגר רב תאי ( 126 תאים ) לשיגור חימוש משוטט ממשפחת Hero מדגמים שונים של UVision .
Rheinmetall מייצרת ומשווקת באירופה חימוש משוטט במסגרת שותפות אסטרטגית עם UVision הישראלית… pic.twitter.com/lU14MHWz1z— Presamiga (@presamiga) June 17, 2024
因みにRheinmetallはUVisionと共同でコンテナ型の徘徊型弾薬発射装置を提案している。パンフレットに掲載された徘徊型弾薬発射装置は126の発射セルを備えており、HERO-30、HERO-120、HERO-400、HERO-R20、HERO-R50、HERO-R80を搭載できるらしい。
戦場に徘徊型弾薬を大量投入するコンセプトは中国でも確認済みで、WAR ZONEも「このコンセプトは直ぐにトレンドになるだろう」と予想している。
関連記事:米独がHIMARSと共通性をもつGMARSを開発、火力面で競合と対等に
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※アイキャッチ画像の出典:Rheinmetall
>徘徊型弾薬発射装置は126の発射セルを備えており
複数のコンテナから一斉に発射されたら、まさに地上のアーセナルシップ(コンテナ?)
陸自も高気動車にレーザー積んでドローン迎撃考え始めたけど、こんな飽和攻撃やられたらレーザーでも厳しいのでは
中国のドローン専用空母とかもこういう進化の方向かもな。
空母には各種10万機のドローンと数百発のミサイルが搭載されていて船ごと台湾の回りを徘徊しています…みたいな
ウクライナの教訓で、数は力。
中華の漁船の数を踏まえると海があっても油断はできない。
短距離ドローンでも近海の漁船からなら届く。
正規の艦艇はある程度ブロックできると思うけど、数万の漁船の阻止は難しい。
同様に偽装したRO -RO船からの上陸を阻止するのも厄介。
それ以上に、民間コンテナに紛れてこんなモノが紛れ込んでいたら手の打ちようがない。
開戦後にやってくる敵だけでなく、開戦前に忍び込む敵を検出、排除する仕組みが欲しい。ー
偽装船の後には正規の大規模な上陸部隊が来るので、準備はばれる。
あとは漁船を臨検して武器を見つけて終わり。
数万の漁船に臨検が出来ればいいが。
バレバレでも数の暴力には敵わない。
海保の大型船建造構想は、目の前の現実に対する切実な危機感の現れ。
それこそ数万の漁船に対抗するなら、全船撃沈くらい過激な事をしないとダメですね
で、次は偽装船舶が現れて区別がつかなくなる
ご指摘のとおりかと。
ただ対艦ミサイルどころか、下手すると機銃が弾切れするほど多くの漁船が押し寄せる可能性がある。
なお2014年の小笠原の珊瑚密猟団100隻レベルでさえ振り回され(当初は警告のみ、強行措置に出るようになってからも後も1隻の対応中に他の船には逃げられる)、罰金や保釈金を増額するまで収まらなかった。
こういう時は、機雷の急速敷設が良いと思ったりします。
こちらの領海内なら法的にもOKかなと考えたりします。
公海でも、機雷原設置通知でOKかな?。
何隻の偽装漁船がいても、水中のことはわからないだろうし、
機雷に掛かれば、漁船の大きさなら爆沈でしょう。
機雷のバブルパス現象では、大きな船でも、竜骨が折れます。
以前に、リムパック演習時に魚雷を使って、バブルパス現象を
起こした記録映像を見た事があります。(確か2018年?)
航空機(輸送機)を使った急速敷設の用意が必要でしょうか。
米軍は、台湾海峡の有事に機雷の急速敷設を考えている様子ですし。
数万の漁船が相手では効果が薄い。
先発隊が触雷して爆破して、クリーンなエリアに後続が次々突入する。
陸と海の違いはあるけど、ウクライナと同じ。
中共の公式には2,600隻。
全世界に散らばった物を推定すると、
最大で17,000隻らしいですね。
先日、小笠原に来たのは、500隻
されているようですね。
一時期に動かすのはこのくらいかな。
500個の機雷敷設は出来そうな気がします。
前の戦争の時に、昭和20年3月27日の夜に
関門海峡に撒かれた機雷は1,350個だそうです。
1,000lb級のMk25のようですが。
17,000は遠洋漁業専門の船のみの数。
こいつらは基本的にインド洋や南太平洋に行ってて留守が多い。
古いデータしかないけど、漁船全体だと2000年当時ですら497,000隻。
海限定でも208,000隻。
普通に数万隻が押し寄せて来る。
なかなか凄い数ですね。
機雷の方もせっせと
敷設しないとですね。
機雷で全てを対処するわけ
ではないでしょうが。
数万の漁船がやってきた時点で怪しいのだから、停船命令出して止まらなければ沈めていけばいい。
中国人の人間なんだから、何隻か沈められて、それでも突っ込んてくるわけない。
中国人も人間なのだから
ウクライナでの肉の壁はそんな幻想も打ちさった。
更に開戦前は勿論、開戦後も民間船には迂闊に手を出せない。
難民の集団の可能性だってある。
二重の意味で対応が困難。
戦闘機もミサイルキャリアーになっているけど、戦車もドローンキャリアーになっていくのかねえ
直射火力も要るから、別にドローンキャリアが付いて来るのじゃないかな。
対空自走砲も復活しそうだし。
電子妨害は逆探で位置バレするし、これは無人車両に積むのかな。
自衛隊も16式やAMVのバリエーションが増えるのかな。
この場合、ドローンキャリヤードローンだという…。
日本はM270(MLRS)を廃止するそうだけど。
廃止ではなく、更新/近代化にした方が良いのでは?。
プラットフォームが必要に思えるのですが。
日本のMLRSの後継は高速滑空弾ブロック1ですよ
島嶼防衛に使う以上どんなに新しくても、射程が届かないのでは意味がないです
島嶼防衛も大事ですが。
それだけが防衛ではないと思っています。
例えば、島嶼防衛と同時期に、某国が突如北海道に来たならば?。
可能性は低いとは思いますが、ゼロではないでしょう。
相手が単独の国とは限りません。当然、連携してくると思うべきでは?。
あるとないでは、あった方がいい。
ただ、限られた予算と人員の中で優先順位をつける必要がある。
現状ではロシア対策を優先して結果的に南西諸島方面の戦力増強を抑える方がリスクが高い。
具体的に見ても、ロシアは軍(揚陸艦、揚陸艇それぞれ5隻程度?)も民間も船舶の数が中華よりも圧倒的に少ない。
3個地対艦ミサイル連隊をかいくぐって来るロシア正規軍よりも数万の漁船と共に襲って来る中華のリスクの方が大きい。
現在の黒海の状況を見ても、充分なSSMがあれば正規海上戦力は沿岸に近づけない。
そもそもblock2Bレベルの射程になれば、それこそ北海道に配備される。
だけでなく、ウラジオストクを押さえることが出来る。
セバストポリの現状を踏まえると、ロシア太平洋艦隊を根本から断つことすら可能になりうる。
中共/ロシアは大陸国家ですから。
物量の移動は鉄道が主です。
詳しく調べたことがないのでまた聞きですが、
輸送コストは鉄道と海運で大差はないとのことでした。
ですから、何かあった場合、日本海/オホーツク海が
逆封鎖されることもあるかも、と思ったりします。
日米海軍力を日本海/オホーツク海に入れさせないかも、という事です。
鉄道網の発達している欧州と異なり、極東で鉄道に接続している港はウラジオストク(&ナホトカ)とソビエツカヤ・ガバニしかない。
で、後者は冬凍るので、事実上年間利用できるのはウラジオストクのみ。
海峡の両岸をロシアが押さえているのは間宮海峡のみ。
そして、そんな狭くて浅くて氷に閉ざされる海峡は日米共に利用していない。
日本海には常時艦船が配備されている。
というより、日本海に面して基地がある。
まあ、舞鶴でイージス艦の大規模修理が出来ないのは不安材料ではある。
どうでしょう。
元気な頃のソ連は、色々考えていたようです。
その中に、間宮海峡ダムというのもありました。
大風呂敷だったのかもしれませんが。
彼等は、自分達が海に弱いのは承知しています。
攻めて来る時は、あまり、船には頼らないと想像します。
船に頼るのは、最後の宗谷海峡の部分だけでは?。
稚内は近いので、LCやLSTで来るのでは、と想像します。
必要な土木工事/鉄道工事は全てロシア国内で?出来ますし。
すみません、本気で意味がわかりません。
樺太がユーラシア大陸と陸続きになっている世界でしょうか?
ロシアの揚陸艦も揚陸艇も5隻程度しかない。
中華から派遣されて来るには対馬海峡を通り、日本海を縦断しなければならない。
スターリンの目指していたものは、
そうだと思います。
今でも、現地にはスターリンの工事が
途中のままで放置されているそうです。
機会があれば、ロシアは跡を引き継ぐと思います。
そうすると、先に書いたように、
ユジノサハリンスクまで、鉄道が通じると思われます。
橋なりトンネルなりが完成してからどうぞ。
スターリンの実施した工事は立坑2本のみ。
クリミア大橋の建設は約3年です。
間宮海峡のことは、今日明日のこと
ではないでしょうが、要注意ですね。
集積地がウラジオストクではなく大泊になったら、、、
高速滑空弾や12式改を待つことなく、安くて弾数も多い現行の12式や88式で、着上陸どころか出港前の停泊中の艦を飽和攻撃レベルで攻撃できる。
橋もトンネルも弱点にしかならない。
ウクライナがケルチ大橋を落とせていないのは、届く武器がないから。
トマホークやら12式改は3年以内に出て来る。
あと、内陸の豊原に港はない。
大泊でしたね。
間違えました。
ロシアに当面、北海道に大規模上陸する余裕はない。
言い過ぎかもですが。
日本の周りにある国で、
安保条約を結んでいるのは、米国だけでしょう。
中国、北朝鮮、韓国、台湾が北海道に上陸部隊を送り込んでも補給ができない。
使わない装備の金でトイレットペーパー買う方が先。
単独の国では、現在は無理でしょう。
当然、大陸/半島(?)合同チームを組むでしょう。
スターリンはかつて、間宮海峡にトンネルを
掘っていましたが、何かの拍子でこれができたら、
ロシアの鉄道は、ユジノサハリンスク(豊原?)
までつながります。あとは物量があれば良いのです。
ロシア/中共の得意技でしょう。
IWS(だったかな?)などのレポートでは、
今現在でウクライナ紛争が停止した場合について、
ロシアは2〜3年で復活する、とされていたと思います。
用心するに越した事はないかと思います。
現実にはトンネルなんて存在しないので、ウラジオストクから直線でも700km程度、安全のためにロシア沿岸〜樺太経由では1,000km以上の海上輸送が必要。
北朝鮮には事実上揚陸能力はないので、揚陸能力は中華次第。
結局中華対策が必要になる。
どちらかにしても上陸後の敵を倒すよりも艦船を沈めた方が効率がいい。
もちろん不要ではないが、限られた予算と人員で対応するにはある程度の割り切りも必要。
向こうさんの金で作らせて、
有事にノコノコ来た際に破壊すれば、
いきなり包囲殲滅では。
block2Bレベルになれば、米国以外は全て射程圏内。
有難うございます。そうでしたか。
安心材料になりますね。
第二次世界大戦終戦期から冷戦時に最大にソ連軍を恐れていた時期も含めて、冷戦終了時にソ連軍は北海道に大量に揚陸する能力なんか最初からなかったとバレましたが、今後もロシア軍が機甲戦力を大量に北海道に揚陸する世界線が想像できないのですが。
一応、上に書いてみました。
追記ですが、陸自にMLRSも次期高速滑空弾部隊の両方を維持する兵員数は確保できませんよ。
困った事ですね。
それこそ、無人化(ロボット化?)でしょうか。
テキトーな事を言いますが、検討の価値は有ると思います。
国防上、絵空事ではなく現実的に計画的に時間をかけて対応する必要がある。
その結果MLRS部隊を高速滑空弾等の部隊へ改組する事となった。
またMLRSが見通し圏の前線に兵員を晒す事を踏まえれば、スタンドオフ兵器は事実上の(前線の)無人化とも言える。
最初にも書きましたが、プラットフォームの数も必要と思います。
この場合、超長射程は、大は小を兼ねないと思います。
高速滑空弾プラットフォームの数が少なければ、尚更と思います。
価格も安くはないでしょう。
仮にM31ロケット弾〜ATACMS使えば、射程は数kmから300kmで
戦術上の自由度は大きいでしょう。
プラットフォームの数が多ければさらにその自由度は増すでしょう。
素人はそう思います。
それと、万が一開戦してしまった場合、抑止力としての意味は少なく、
プラットフォームの数の少なさがマイナスになると想像します。
運用について無人化/省人化の追求はひつようでしょうが。
全てを採用できるならそうしている。
たかが100両、5個大隊程度の物量と集中配置、そして最高速度60km/h程度の速度しか出ない装軌車両で、どこから上陸して来るかわからない敵から広大な全国の沿岸を守れるのか?と言う話。
本来MLRSは強力な面制圧が最大の特徴であり、クラスターが禁止されなかったらまた違う未来があったと思うけど、日本でウクライナのような活躍は出来ない。
火力は155mmに集中してロジを強化し、19式の増備などで生存性を高める方が優先。
日本では300km先に敵の陣地はなく海が広がる。
ATACMSで艦を沈める事は出来ない。
だからSSM連隊がいる。
敵地は1000km超。その意味でも高速滑空弾等が必要。
”高速滑空弾等が必要”
お金がなければ、優先順位はそうなりますね。
あとは、政治を含め上手く運用することでしょうか。
先にも書きましたが、有事に、中共あるいは
ロシアが単独でという事は無いだろうし。
まあ、どれだけ数あっても射程距離に到達する、迄に破壊されたら意味がないですからね。因みに価格はMLRSが約19億円、12式地対艦誘導弾のシステムが約27億なんですが、ロシア、中国の対地ミサイルはやはり1000km以上の射程距離があるので、やはり長射程の兵器が望まれるんでしょうね。
自分が一番気になったのはコンテナ型なことで
トラックとか鉄道、タンカーで民間が輸送しやすいプラットフォームなのは重要かなって
イスラエルのアイアンドームも民間のトラックで弾薬を運べるらしいし(間違ってるかも)
コンテナ型にすると展開がしやすそうで
なによりロマンが感じられるので、ぜひ日本でもやってほしいですなぁ
低空領域対策が必要となってしまった現在、機動力を高める意味でも索敵から逃れる意味でも有用。
ロマンを追求して、Amazonダンボール規格を軍隊に採用しよう。
Amazon Businessならぬ、Amazon Army
後はどんだけ安く作れるか、それと徘徊弾薬型は走りながら板野サーカスか、みたいな感じで撃てるようになると面白い気がする。あと便利
フランスさんはカエサルのトラック部分にポン付けできるようなのにしたら安くつきそうだけどどうなるんだろ
徘徊型弾薬をMRLSから打ち出すのはコンセプト的に大きな疑問がありますね。
根本的に徘徊型弾薬のアドバンテージは「低コスト」ですから,わざわざ高価なプラットフォームから打ち出すのではメリットが減るだけです。ランセットなんて見るからに安いゴム鉄砲から打ち出してますよ。ああいうので十分なんですね。
そして126発同時に打ち出すとして,その操作は誰がやるんだという問題があります。徘徊型弾薬のメリットは1台に1人、人間の目が付くことで高度な観測と推測、咄嗟の判断による最適な攻撃方法の選択が取れることにあり。
126台を同時に人力操作するには126人を用意せねばなりませんから、発射装置は1つでも126人を運んで掩蔽壕に入れて信号の干渉が起きないように適度に配置して,となり。
そんな面倒なことをするくらいなら、126人にゴム鉄砲持たせてランセットを126台同時に射出すれば,得られる効果は同じでコストは100分の1、となります。
RheinmetallとUVisionが提案しているコンテナ型の徘徊型弾薬発射装置はMRLSとは別ものです。そもそもランチャーのサイズが異なります。
パレットロードのコンテナから投射する徘徊弾薬は対砲レーダーの破壊でかなり有効だろう。その上でMLRを使って本隊を攻撃という手順で相互作用で威力増大って事ですね。もしCRAMがある相手ならそれを叩いてからという事です。
これをAH掩護用で使う場合はチヌークからの空中投射で今度は近短SAMと低空レーダーの破壊をすると良く、何れも後方運用の輸送用の車両/航空機とドローンの組み合わせで在来火力を補完するだけで済むので改編も不要です。火力/飛行中隊に1両/1機を必要に応じて配属すればよい。
更に言うと地対艦誘導弾も対レーダードローンの飽和攻撃機材が必要です。だったら亜音速CMのSSMで全く問題がなくなる。対艦CM1基の価格で何機の対レーダードローンが整備可能かの話でしかもはやありません。
コストと速度、射程距離、使用するシーカー類に何を使うかですねー。対輻射源にすると速度が遅いので事前にレーダーを切られるとあらぬ方向に飛びますし、人が誘導するとなると、衛星を使わないなら150kmが射程距離の限界で、衛星誘導を使うとコストが嵩みますので。