欧州5ヶ国が参加を決めた装甲兵員輸送車=Patria6×6の受注数は1,000輌超えが確定して注目を集めていたが、新たに英国とノルウェーも同プログラムへの参加を表明、PatriaとBabcockは9日に開幕したDSEIで「英陸軍向けPatria6×6の生産契約を締結した」と発表した。
参考:The United Kingdom and Norway join CAVS programme
参考:Patria and Babcock agree on teaming in CAVS 6×6 armoured vehicle manufacturing in the United Kingdom
Patria6×6はを「欧州を代表する装甲兵員輸送車」と呼ぶ日は近いのかもしれない
PatriaがXA-180シリーズやXA-200シリーズの後継プラットフォームとして開発したCommon Armoured Vehicle System=Patria6×6は大成功を収めつつあり、フィンランド、ラトビア、スウェーデン、ドイツ、デンマークがCAVSプログラムへの参加を決めたためPatria6×6の受注数は1,000輌超えが確定し、フィンランドが提供する防衛装備品の中でもPatria6×6は「過去最大のベストセラー」と呼ばれているのだが、英国とノルウェーもCAVSプログラムへの参加を表明した。
This just in: Norway and the United Kingdom join the CAVS programme! 🇳🇴🇬🇧
After signing the Technical Arrangement, they are now the sixth and seventh members, following 🇫🇮 , 🇱🇻 , 🇸🇪 , 🇩🇪 , and 🇩🇰!Read more: https://t.co/Yni74N6gk2 pic.twitter.com/3xM8yg4C3h
— Patria Group (@group_patria) September 9, 2025
Patriaは9日「英国とノルウェーは技術協定に署名してCAVSプログラムの枠組みに参加した」「これで同プログラムの参加国は7ヶ国に増加した」と、さらにPatriaとBabcockは9日に開幕したDSEIで「英陸軍向けPatria6×6の英国内生産に関する契約を締結した」と発表して注目を集めている。
英陸軍がPatria6×6を何輌調達するのかは不明だが、ドイツは陸軍近代化の一環としてPatria6×6の大規模調達(推定3,000輌以上)を検討しており、自動装填装置付きの120mm迫撃砲を搭載した砲塔=NEMOとPatria6×6の組み合わせにも大きな関心が寄せられているため、Patria6×6の需要は今後爆発的に伸びる可能性を秘めており「欧州を代表する装甲兵員輸送車」と呼ぶ日は近いのかもしれない。
What a first day of DSEI UK. 🇬🇧💫
Today, Patria launched its Patria TRACKX vehicle, and announced 2 new member countries for the CAVS programme – welcome, UK and Norway! Also, Babcock will act as Patria’s build and support partner under the CAVS programme in the UK. pic.twitter.com/czOncIpUsy— Patria Group (@group_patria) September 9, 2025
因みにPatria6×6が支持される要因には「過去の実績に基づく手堅い設計」「技術移転を伴う現地生産の容認と積極的なサポート」「納期の早さ(デンマーク向けの発注は契約締結から5ヶ月後に納品が開始されている)」などが挙げられ、Patria6×6の調達コストも1輌あたり110万ユーロ~150万ユーロ(1.9億円~2.5億円)と比較的安価だ。
追記:PatriaはDSEIで新しい全地形対応兵員輸送車=Patria TRACKXを発表した。
追記:Patriaが公開したPatria TRACKXの動画
関連記事:欧州最強を目指すドイツ、ボクサー5,000輌とPatria3,500輌の調達を準備中
関連記事:納期が早いPatria6×6に発注が集中、デンマークも130輌調達を発表
関連記事:ドイツ、Patria6×6とNEMOを組み合わせた火力支援車両開発で合意
※アイキャッチ画像の出典:Patria





















<Patriaが支持される理由
一番気に入ったのは···値段だ
あれ?コマンドーネタが消されてる。おもしろかったのに。
納期が早くて安いのは、素晴らしいですね。
納期が長くなるどころか曖昧、ひたすら高くなっていくのに不安定、こんな殿様商売いくら武器と言えどもうんざりしていました。
日本は8輪型だけどヨーロッパだと人気があるのは6輪型なのね。
性能は8だけど、6のメリットは市街地の取り回しと値段かな?
16式の派生型で8輪があるなら日本もパトリアの6輪型にした方がよかったのに。性能の問題もあるでしょうが価格が安い!
8輪の方が積載量や圧倒的に高い防御力など利点があるから高くてもあった方がいいと思いますが、少なくとも一部をこいつにして資金を節約しつつLAV後継の一部もこれにするくらいした方がいい気はしますね。
同じ重さなら8輪の方が公道の路面への負担派すくないし
本邦の防衛省は装備調達で毎度不必要に叩かれますが、やはり高くても良いモノを調達しようとする姿勢は評価されてもいいと思います。パトリアの採用が決まった当初はその注目度は明らかにボクサーに圧倒されていましたが、今ではあっという間にボクサーより調達数を上回りそうです。
それとTrackXは防御力が低そうなので、一般的なAPC/IFVの枠よりも、BvS10のような極度な不整地地帯での運用に特化してそうです。