ドイツが導入中のプーマ装甲歩兵戦闘車は、欠陥が多すぎ実戦に投入するには危険すぎ、後方で訓練を行うにもパーツ不足で動かず、問題を解決するには馬鹿げた改良コストが要求される始末でもはや手に負えない。
参考:Kaum zu fassen, womit unsere Soldaten jetzt trainieren müssen!
敵と交戦するにはリスクが高すぎるプーマ装甲歩兵戦闘車
ドイツ陸軍が誇る最新の装甲車両「プーマ装甲歩兵戦闘車」は、複雑なメンテナンスとスペアパーツ不足の影響で引渡された280輛中たった53輛(約19%)※1しか動かすことが出来ずにいるが、例え全ての車両が動いたとしても、敵と遭遇する可能性が高い前線で活動するにはリスクが高すぎると言われている。
※1:この数字は2019年中旬のデータで、同時期の稼働率23%(67輛)という数字も存在する。
まずプーマ装甲歩兵戦闘車に搭載されている電子機器やソフトウェアは、頻繁にクラッシュするため長距離を移動したり敵と交戦するにはリスクが高く、暗号化された音声やデーターを高速でやり取りするための通信機が装備されていないため、前線で交信を行えば高い確率で交信内容を傍受されると警告を受けている。
正確には現在の装備でもデーターの送受信は可能だが、時代遅れなほど低速(帯域幅が狭い)なため限定された範囲で非常にゆっくりとならデータの送受信が出来るというレベルで、無人機の活用や戦闘機と目標の情報を共有する時代において、全く似つかわしくない通信性能なのは間違いないだろう。
それでもドイツ軍だけが困るのなら救いがあったのだが、ドイツは2023年からNATOのVJTF(高高度即応統合任務部隊:Very High Readiness Joint Task Force)部隊の指揮を引き継ぐ事にことが決まっており、これに参加する第37装甲擲弾兵旅団は、それまでに改良を受けた40輛のプーマ装甲歩兵戦闘車を受け取る必要がある。
この問題は2017年から指摘されていた問題で、直ぐに対応していれば時間的余裕はたっぷりと残されていたのだが、上記以外にも1000個以上の欠陥リストを抱える同車の改良は進まず、2019年後半にVJTFに参加する部隊が使用する40輛のみ改良が承認されたが、そのコストは何と約6億5,000万ユーロ(約783億円)、1輛あたり1,600万ユーロ(約19億円)が必要という馬鹿げた結果となった。
これがどれだけ馬鹿げているかは、この数字を見れば一目瞭然だ。
ドイツ陸軍は計画当初、プーマ装甲歩兵戦闘車を350輛調達するために掛かる費用は約30億ユーロ、1輛あたり800万ユーロの計算だったのだが、2019年に議会に報告した数字は約60億ユーロで計画の2倍にまでコストが高騰し、さらにプーマ装甲歩兵戦闘車を戦争で使用するための改良を全てに施すには50億ユーロ以上が必要になる計算で、あまりにも馬鹿げている。
このプーマ装甲歩兵戦闘車の量産初号車輌は2015年4月に引渡されたばかりだ。
しかも欠陥や稼働率の低さからプーマ装甲歩兵戦闘車を使用した訓練さえままならない状況が続き、上記のような問題も重なって実戦配備に就いているとは言い難く、それにも関わらず、これだけ馬鹿げた改良費を要求されているのだから開いた口が塞がらない。
※アイキャッチ画像の出典:Boevaya mashina / CC BY-SA 4.0 装甲歩兵戦闘車「プーマ」
かつてのドイツ軍は見る影もなく…
栄枯盛衰は歴史の必然
驕れるドイツも久しからずや
韓国からK21でも導入した方が良いんじゃないか
それも選択肢の一つと思えてしまえるのが、辛いところ
イスラエルから買ったら、ニュースになるけどね
EUで1人勝ちでウハウハしてた時期が長かったけど金儲けばっかりでボケちゃったのかねドイツは。
まぁクネの大嘘告げ口外交に乗っかってクネと一緒に日本は謝れって言ったメルケルババアがまだ居座ってるからどーでもいいけど
ナチに責任全部おっかぶせてる奴が何様だっての
EU破綻は確実だから、当分浮かび上がれないだろう。
かては戦車でブイブイ言わせてた国が、いったいどうしたらこうなる。
メルケルもムンも東側出身だから、自国の壊滅を目指してるようにしか見えない。
そしてさすがイギリスは機を見るに敏、伊達に長い間大英帝国をやってるわけじゃない。
アディダスかナイキに変えた方が良さそう
ドイツ連邦軍を崩壊させるにはメルケル一人いればイイなんて誰が思っただろう
ポーランド系ということから、一部に危ぶむ声はあったけど。
軍事費削減して人を減らしたらこうなるという見本ですかね
日本でもやたら軍事費削減を唱える連中がいますが
日本に居るからと言って日本人とは限らないのが何とも。
日本人でも、韓国政府が公言する多額の日本世論工作費で靡いている連中なのかもしれないし、
公言してはないかが多分してるだろう中国の世論工作のお金でなびいてるのか、とか色々思ってしまう。
何がヤバイって、減らしたのが末端の下っぱじゃなくて将校を大量に首にしたのがヤバイ。
兵器の稼働率以前に指揮官がいないから、即応がほぼ不可能で・・・貴重な指揮官は平和維持活動で海外派遣しちゃって国内に不在と言う。
その層は軍備などの質には感心無さそうなので、余計に怖いです。
仮に極端な人減らしの弊害で何か問題起きても、要因には触れず、ただただ非難だけしそう。
ここまで混乱していながら、政変ひとつ起きないことに、ドイツ国民の意識がうかがえる。
最早ドイツ軍は解体して、他のEU軍に金だけ払った方がEU全体の為になるのでは
これ乗せる為にA400Mの仕様変更が発生して開発期間が延びたって聞いたような。
そのプーマが現状使い物にならないレベルだとA400Mの販売にも影響出そうですし、
EUの防衛産業的にも色々と不味いんじゃないかという気が…。
もうプーマをA400Mに載せるなんて誰も考えてないと思うぞ
アフガンへの派兵も終わったから必要無いし、A400Mも大幅重量超過で30t迄しか載せられないようだし
そもA400M自体、エンジンの信頼性他問題が多すぎるので販売もクソも無し(マレーシアみたいな物好きも居るが、裏じゃどうなってるのやら)
レオ2の最新型が新造したら9億くらいだっけ?
って考えるとばかげてるなぁ