欧州関連

ドイツ外交評議会トップ、もはや米国は我々の敵対者で同盟国ではない

ドイツ外交評議会のトム・エンダース会長は「もはや米国が我々の敵対者となり『同盟国ではなくなった』という事実から目を逸らすことが出来ない」「我々は米国人を喜ばせるために高価な米国製システムを購入してただけ」「もうF-35を必要としている人は誰もいない」と指摘した。

参考:„Niemand braucht eine F-35“
参考:As Europe rearms, Canada has what it needs. That can be the basis of a post-NATO alliance

エンダース会長は誰もが口に出さなかったこと(米国人を喜ばせるために高価な米国製システムを購入していた)を言ってしまった感がある

ドイツ外交評議会のトム・エンダース会長(Airbusの元最高経営責任者)はFrankfurter Allgemeine Zeitungとの取材で「私は生粋の大西洋横断主義者だが、もはや米国が我々の敵対者となり『同盟国ではなくなった』という事実から目を逸らすことが出来ない」「ホワイトハウスはウクライナにやったのと同じように米国製システムに依存した欧州を脅すことができる」と指摘した。

出典:Italian Army/CC BY 2.5

“出来るだけ早く米国製システムからの独立が急務で欧州には多くのことが可能だ。フランスとイタリアで製造されているSAMP/Tはパトリオットと同等の能力をもつ代替システムだ。Starlinkの代わりにはOnewebがある。まだOnewebの衛星群はStarlinkの1/10程度だが、SESが保有する中軌道衛星と組み合わせればとても強力になり、今後数年でOnewebの衛星群もさらに強化されるだろう。さらにドイツはF-35購入に固執すべきではない。この決定は最初から何もかも間違っていたのだ”

“ドイツのF-35購入に関する予備的な決定はメルケル政権に下され、これは「高価な米国製システムにドイツは大金を支払っている」「だから2%の目標を達成出来なくても批判するな」というトランプ政権への融和策で、これが長年続いてきたドイツの考え方だ。我々は米国人を喜ばせるために高価な米国製システムを購入していた。一方のフランスは何十年も自国製システムを優先してきた。その一貫性と先見性は称賛に値する。フランスは欧州の防衛力を共同で強化しようとメルケル政権に提案してきたが無視され、この状況はショルツ政権にも引き継がれた”

出典:U.S. Air Force photo by Trevor Cokley

“ドイツ外交評議会会長として1つだけハッキリしていることは『数百億ドルの取得コスト、これに数十億ドルのメンテナンスコストとライフサイクルコストが上乗せされるF-35を必要としている人は誰もいない』という点だ。米国は運用国のF-35に対する広範囲なアクセス権を持ち、トランプ大統領はいつでもF-35の運用を停止に追い込む事ができる。このようなシステムを反欧州色の強い国から入手するのはリスクが高く、現在の新しい地政学的状況下でドイツは発注をキャンセルする最初の国になるはずだ”

カナダ国営放送のCBCも「新しい世界秩序の輪郭が見え始めた。大国による世界秩序は現在失わつつある現秩序より遥かに少ないルールで成り立っている。この新しい世界にカナダがどう適合するかは依然として不明だ。最強で最も親密だった同盟国が我々を敵に回し『クレムリンを支持している』という衝撃的で痛ましい現実に直面しながらも、カナダが進むべき道にはヒントがある」と報じた。

出典:The White House

“カナダにとって最大のリスクは世界から孤立することだ。もし欧州が自立した意思決定能力と防衛能力を備えるようになれば、ますます欧州はカナダを必要としなくなるだろう。ホワイトハウスでの口論事件以来、欧州の首脳らはウクライナと欧州をロシアの侵略から保護するための新しい同盟に向けて急速に前進している。問題はこの中にカナダが入り込む余地があるかどうかだ”

“欧州委員長は「私達は最も重要で危険な時代を生きている」と述べ、欧州を再軍備させるための大規模な動員策を発表した。欧州議会の議長も「この世界では安全を他人に依存する余裕はない」と、マクロン大統領も自国民向けの演説で「米国が我々の側にあり続けると信じたいが、我々は準備してく必要がある」と、ドイツ外交評議会の会長も「米国が我々の敵対者となり『同盟国ではなくなった』とう事実から目を逸らすことが出来ない」と述べ、5年前にEUから離脱した英国も新たな同盟に加わる意向を表明している”

出典:DoD photo by Lisa Ferdinando

“欧州はウクライナ問題に関してどんな援助でも歓迎しているが、米国が原因でNATOが機能しなくなった場合、欧州が新しい同盟にカナダを迎え入れるかどうかは不透明だ。米国とロシアが急接近し、西側民主主義国に対する敵意を強めている世界においてカナダは2つの厳しい現実に直面している。1つ目の現実はカナダが米国の併合論に脅威を感じて新たな安全保障を求めているのに対し、デンマークを除く欧州諸国は米国ではなくロシアの脅威を感じている。相互防衛の義務が伴う同盟において同じ脅威を感じている国同士のほうがまとまりやすい”

“2つの現実は「貢献が期待できない国」とは相互防衛の義務を交わさないと点で、カナダには欧州に軍事力を投射する能力が欠けている。アナリストのロイプレヒト氏はCBCに対して「カナダのために立ち上がるという点において同盟国からの反応は鈍い」と語り、これを裏付ける象徴的な出来事があった。先週、トランプ大統領がカナダとグリーンランドの併合について最も脅迫めいた発言をした際、同席していたNATOのルッテ事務総長は沈黙を守り、あろうことか笑みさえ浮かべて見せた”

出典:NATO

“現在のカナダにはNATOへ旅団規模の部隊を提供するぐらいしか出来ないが、欧州が必要としているものを持っているため新しい安全保障協定の基礎になるかもしれない。欧州は依然としてロシア産天然ガスに大きく依存し、輸入している液化天然ガスの約半分は対立している米国から来ている。ロイプレヒト氏は「欧州はトランプ政権がエネルギー資源を武器化すれば非常に脆弱だ」「トランプはプーチンのやり方を真似て同じことを欧州に行う可能性があり、そのリスクをどのように軽減するのか?その答えはカナダから液化天然ガスを調達すればいい」と言う”

“カナダには世界中の国が欲しがるもの全て揃っている。必要なエネルギーは全てある。肥料もカリもある。カナダは広大な国土も有する農業大国でもある。ウラン、水力発電、石油、ガス、人材、重要鉱物、才能など挙げればきりがない。ドイツ連邦議会の外交委員会に所属するローデリヒ・キーゼヴェッター議員も「ロシアに金を払うよりもカナダから液化天然ガスを購入した方が遥かに良い」と語るが、問題はカナダ側にある。我々にはエネルギーを欧州に送るためのインフラが決定的に不足している”

出典:Public Domain CF-18A/B

“カナダが欧州に提供出来るものは他にもある。カナダは国土が広いためミサイルを攻撃するのが難しい。さらに欧州では困難な低空飛行などの訓練も行え、再軍備に必要な生産能力を構築する土地もある。ロシアとの戦争が勃発すればカナダは欧州にとって理想的な軍事資産の待避所、武器や弾薬を生産する拠点になるだろう。ロイプレヒト氏も「あるゆる危機にはチャンスが埋もれている」「今回のことは間違いなくカナダと欧州が機密に連携するチャンスだ」と訴えた”

エンダース会長の発言はドイツ政府の立場を代表したものではなく、Lockheed Martinの欧州展開に協力するRheinmetallは「米国の態度が厳しいものでも米国と決別すべきではない」と訴えているが、ドイツのF-35導入がキャンセルされると胴体生産への参入が消し飛ぶため、これも利害関係を反映した意見の1つに過ぎない。

出典:Lockheed Martin

それでもドイツ外交評議会のトップが「米国は我々の敵対者」と言及したのはインパクトクが大きく、これを取り上げたCBCの報道も「最強で最も親密だった同盟国が我々の敵に回った」と述べ、もはや西側諸国と米国の関係は不可逆的な道を歩みだしているのだろう。

因みに「F-35を必要としている人は誰もいない」という発言は第5世代機としてのスペック云々の次元ではないので、欧州にはF-35と同等のシステムがないだろうというのはナシの方向でお願いします。

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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Jana Somero

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コメント

  • コメント (114)

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    • レプタリアン
    • 2025年 3月 21日

    欧州は最初に決める演説は立派なんだよ
    最初だけ

    122
      • たむごん
      • 2025年 3月 21日

      たしかに立派ですよね…

      ウクライナ平和維持軍も、アメリカに泣きつき出したのが実態ですからね。

      ドイツ、イタリア、ポーランドは派遣消極的ですから、実際に何ができるのか注目だなと。

      42
      •     
      • 2025年 3月 21日

      欧米のリベラルは敵味方発想しかないな。中立とか。時と場合により相手を変える発想もない。
      多様性の欠如甚だしい。

      bricsとか、いろんな人たちのグループも理解できないだろうな。

      62
        • ふむ
        • 2025年 3月 21日

        時と場合(民間人を殺したのがイスラエルかどうか)によってリベラルの唱える人権とやらも蔑ろにされます

        …なんで悪い方向でだけ柔軟なんですかね

        27
          •      
          • 2025年 3月 21日

          ウクライナ戦争でも。人権団体が、ロシアによる人権侵害とウクライナによる人権侵害の両方を指摘したら。 ウクライナの人権侵害を指摘するのはダメだとリベラルに怒られましたからね。

          私はリベラルだけど、もう意味が分からない・・・
          人間が腐ってる。

          25
          • elmoelmo
          • 2025年 3月 22日

          まあそれは…。
          今どき、公共の場でイスラエルやネタニヤフを堂々と批判できる国って、G7では日本くらいではないでしょうか?

          7
    • kame
    • 2025年 3月 21日

     アメリカ抜きでロシアと対峙するだけの防衛力を獲得出来るなら、アメリカ頼りの戦略よりも余程健全でしょう。その結果、アメリカの世界における影響力が低下し、一国覇権の時代が終わり、地域国家同士での連帯感が強固になる可能性もある。そもそも論として、アメリカの手が軍事及び経済両面で拡大し続けていたことの方が異常。
     かつてのイギリスもそうだが、一国覇権なんてのは長続きできないということでしょうし、時代の変化に合わせて各国それぞれの道を模索し続けるしかないでしょうね。

    61
      • 名無し
      • 2025年 3月 21日

      >アメリカ抜きでロシアと対峙するだけの防衛力を獲得出来るなら

      ここの部分を100回読ませたいところ。

      58
        • レプタリアン
        • 2025年 3月 21日

        この核戦力整備するのに何百兆円必要なんですかね……

        27
          • kitty
          • 2025年 3月 22日

          ドイツの場合は戦術核だけなので、フランス産のシェアリングで事足りるでしょう。

          2
    • もへもへ
    • 2025年 3月 21日

    欧州がアメリカと並びたつ西側の2大巨頭を目指すのであれば独自の兵器体型は当然必要なので、やっと覚悟が決まったかという印象ですね。

    今までフランス以外はアメリカにおんぶに抱っこで甘えていたつけを今支払ってる状況なので、覚悟を決めた以上演説だけではなく実際の行動と成果で欧州(EU)の力を見せつけてほしいですね。

    西側の兵器体型にアメリカ、EUと並び立って多様性が生まれる事を望んでます。

    44
      • 匿名希望係
      • 2025年 3月 21日

      イギリスさんが日本に甘えてるような

      5
        • ななし
        • 2025年 3月 22日

        三枚舌外交を嘗めてはいけない
        協力できるところは協力する、それ以上でも以下でもない

        2
        • ななし
        • 2025年 3月 22日

        三枚舌外交を嘗めてはいけない
        協力できるところは協力する、それ以上でも以下でもない

      • nachteule
      • 2025年 3月 21日

       そう言ってもそこまで米国兵器にドップリ浸かっていたかなんだよね。陸上兵器ならドイツがかなりのシェア持っている感じはする。装甲車なら欧州に数多の企業が存在する。

       冷戦中なら米国製兵器の割合高かったけど、その後は自国製に切り替えたりしている国もあるし、ヘリだって欧州製の物を米国が採用するとかあった。

       固定翼機はF-16の割合高いけどグリペンやラファールやユーロファイターや練習機も欧州製の物は有る。長距離ロケットが寡占に近い状態ではあったが、それも解消される流れだし多様性は元々あった様に思うんだけど。

      5
    • 朴秀
    • 2025年 3月 21日

    カナダさんは属国(ウクライナ)が宗主国(ロシア)から離れようとしたら
    どうなったかを見ていないんですかね?

    43
      • 青空と小麦畑
      • 2025年 3月 21日

      カナダが超反米国家になって独立国家共同体や上海条約機構に加盟しようとしたらまあウクライナの二の舞になるだろうが、最近ギスギスしはじめた程度の欧州側に入ったところで何もなかろう

      74
      • レプタリアン
      • 2025年 3月 21日

      ロシアでもウクライナ全面制圧してないし
      カナダが超反米国家になっても温情でカナダ南部10%併合するくらいで許してくれるかもしれない

      18
        • Easy
        • 2025年 3月 21日

        貴重な可住地域が根こそぎですよそれは・・・
        東部を取られたウクライナより酷いことになりますね

        27
          •  
          • 2025年 3月 21日

          そういえばカナダは南部以外ほとんど無人地帯でしたね

          8
      • T.T
      • 2025年 3月 21日

      カナダはイギリスの属国でした。アメリカの属国じゃありません。我が国はロイヤリストの国です。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です。

      14
        • a.k
        • 2025年 3月 21日

        カナダ東部二州は「おフランス圏」ですぜ、ダンナ。

        ケベック州の公用語は英語では無くフランス語。

        12
          • Natto
          • 2025年 3月 21日

          あ、ああおっしゃらないでフランス語は文法が面倒臭い、数を数えるのもややこしいし良い事がない。どうです余裕の広さだ国土面積が違う。

          16
        •    
        • 2025年 3月 21日

        カナダの元首、国王は、イギリスのチャールズ3世だからね。
        チャールズが元首を売るか、アメリカに・・・

        5
    • じゃぐりんぐ
    • 2025年 3月 21日

    F35を買わない話は出ても一番大事なAWACSの欧州独自開発の話が全く出てこないので、まだ言ってるだけ感があるなーと。

    40
      • 他人事では無い
      • 2025年 3月 22日

      スウェーデンとかがAEW作っているから良いんじゃ無いかな。

      3
    • 戦闘機
    • 2025年 3月 21日

    ロシアの現状の航空戦力なら、これ以上F-35を新しく買って投入する必要性は薄いし、アメリカリスクを取るべきでは無いと判断しましたかね。
    ドイツで作られる予定だったF-35の胴体部の生産もキャンセルなら、F-35の配備が更に遅れるのも必死でしょうし、トランプ大統領が売りたがってたインドも食指は動かないですかね?

    12
      • 2025年 3月 21日

      インドはS-400配備しているからF-35の導入は無理なのでは?

      9
        • 戦闘機
        • 2025年 3月 21日

        2月13日に行われた、インドのモディ首相との共同会見だとアメリカの兵器輸出を増やし、最終的にF-35を輸出したいと発言してますからね。
        今回の騒ぎで先行きがどうなるかは不明になってますが。

        2
    • やみと
    • 2025年 3月 21日

    今になって西欧が何を言っても無駄だ。2022年にすぐに停戦できない時、The Point of No Returnを越えて、西欧の運命はすでに定められている

    徹底的にロシアを敵に回し、安価なエネルギーを失い、もともと衰えていた工業や経済がさらに悪化し、十分な軍事力を維持するためのお金も能力もない
    戦争を長引かせることで、米国が資源を消費しすぎ、「今になって欧州を助けるのは赤字になるだけだ!米国が大きな内部問題に直面している以上、無駄な金はない!」というトランプ思想の隆盛を招いた

    大切なビジネスパートナーと決裂し、保護者を失い、自身にも十分な力が備わっていない、残酷な世界でこんなバカに残された良い結末は一つもない

    もちろん、「過去の自分は死んだ。今の私は全然違う」なら、まだ何とかなるかもしれない
    プライドを徹底的に捨て、より多くの利益を貢ぎ、米国やロシアに媚びて許しを求めるか、あるいは、伍長閣下の真似を始めたり…今の西欧にそんな才能がある人はいないと思うけどね

    67
      • hoge
      • 2025年 3月 21日

      バイデンの認知症に乗じて何十兆円も盗んだ(……とトランプは考えている)
      ゼ大統領なんて軽いジャブですからね
      NATO(実質米軍)の威力を背景にロシアから国富を収奪したい
      これが西欧のゲ.スい本音だったんでしょう

      女をレ○プしても相手が泣き寝入りすればやったもん勝ちかもしれないが
      相手が被害を黙っておらずに徹底抗戦されたら破滅するのは襲った側
      まあ国際社会は力こそ正義の無法地帯なのでワンチャンあったが
      アメリカの財布はとっくに限界が来ており(長年の西欧のたかり=NATOも一因)
      ロシアのほうが西欧より強かったので無惨なことになった
      何でこんなバ.カなことをしたのかわからなくて困惑するが
      本質的にグローバリスト=資本家とはギャンカ.スなのだろう

      まあ西欧の皆様には崇め奉ってる民主主義のルールに則って
      是非とも件の愚か者たちを追放していただきたいところ
      民主主義ならそれができるんでしょ?

      58
      • ゲストさん
      • 2025年 3月 21日

      そのコメントは、あまりにも欧州の経済力を過小評価していると思いますよ。
      人口、GDP、科学技術、どの側面をとっても、欧州の国力(国家では無いのでこの表現は正しくないかもですが)は十分に超大国と言えます。
      資源もロシアから買わなくとも、中東、アフリカ、カナダといくらでも選択肢がありますし、米露との関係悪化だけを取り上げて欧州の命運が尽きると判断するのはあまりに無理筋です。

      人口減少のなか、若年層が大量に死傷する侵略戦争を仕掛けた上に、第一産業に胡座をかき第二次産業の発展が数十年単位で滞っているロシアとか言う国だってあるんですよ?

      43
        • hoge
        • 2025年 3月 21日

        > 人口減少のなか、若年層が大量に死傷する侵略戦争を仕掛けた

        ロシアの人口問題はウクライナから戦争を嫌がって逃げてきた人達
        これがロシア国民になることでむしろ戦前より増えそうですね
        うーむ、戦略シミュレーションゲームかな?

        48
        • やみと
        • 2025年 3月 21日

        まず、EUを本当に一つの国にしなければならない。
        例えば、EUのある国の大統領がEUの命令に従わなければ、EUは彼を解任することができる
        そこまでしないと、ポーランド史上の「リベルム・ヴェト」の惨状を繰り返すだけで、強そうなポーランドは、実は一つの集団として行動することができず、周辺の国の餌食になっているだけだ

        一方、実際に併呑されるに等しい条件をEU諸国に受け入れてもらおうとすると、それも基本的に不可能で、うっかりすると集団脱退やEU内戦を引き起こすことがありますよ

        34
          • レプタリアン
          • 2025年 3月 21日

          欧州が統一するなら国旗はSPQRが良いかな
          首都はローマにして、ゲルマン人がやる気出してるから、そいつら兵士にすればいいと思うの

          11
          • 傍観者
          • 2025年 3月 21日

          無理でしょう。

          西欧、南欧、中欧、英国、バルカン諸国、東欧、北欧、バルト三国、所詮は小国の寄り合い所帯で同床異夢。民族問題、国境問題など満載でまとめ役の米と関係を断てばそのうち、お互いに戦争を始めるでしよう。2度の世界大戦はヨーロッパ発です。

          独が露と組んでエネルギーを確保できていれば独中心でまとめられる可能性はあったでしょうが、バイデン政権に切られて独の経済は失速。中心のない状態でエストニアのカラスなどがEUの外交をやっている体たらくで露との敵対を方針としている限りバラバラになるのは必定でしょう。

          25
        •  
        • 2025年 3月 21日

        実際、ほとんどの指標が欧州諸国は良いですからね。失敗国家指数みたいな総合的に見た指標でも欧州諸国の大半は安定した成功国家の判定です。
        ここのコメント欄ではなぜか「ロシアに負けたボロボロの凋落国家の集まり」扱いですが

        26
          • 匿名(大体週一)
          • 2025年 3月 21日

          欧州がカタログスペック通りの性能発揮してたらあらゆる面でこんな事にはなってないのでしゃーない

          48
          •  
          • 2025年 3月 21日

          そりゃそうなるように作った指標だからに過ぎない

          • とある帝國臣民
          • 2025年 3月 21日

          あくまで産業構造が長期の戦争や全面戦争に対応していないだけで経済国家としては成功国の集まりですからね。

          27
          • レプタリアン
          • 2025年 3月 21日

          欧州が終わってんのは未来であって今はまだ平成初期の日本並に余力あるかんね
          でも100年後には西欧の憲法はコーランになってるかもしれんけど

          33
          • dd4
          • 2025年 3月 21日

          確かに指標は良いと思う
          ただその指標は当てになる指標なのかという問題が(欧米の団体が出す指標は得てして恣意的なのが多い)

          それはともかく、EUの国々ってなまじ力がある国が多いから、団結するより先にお互いの足を引っ張りあう事が多いからなぁ
          あと欧米って割と、自分に都合が悪い現実が起きるとそれに対処するための技術を磨くのでなく、法律やらルールの方を変える事で対処しようとする悪癖があるからなぁ
          その辺りは指標に出ないし、どうなんだろね

          40
          • 通りすがりA
          • 2025年 3月 21日

          失敗国家指数などを決めるのも欧州勢、安定した成功国家との判定も欧州勢。特に北欧の国はその「安定した成功国家の代表例」とされていた。ここ数年で一気にメッキは剥がれたが。
          安定した成功国家でなぜ、貧富の格差が広がり、極右政党が拡大していくのか。「安定していた」のはせいぜい2015年の難民危機以前まで。この10年間は不安定になりつつあり、次の10年はもっと酷くなる。

          52
          • レプタリアン
          • 2025年 3月 21日

          この世に邪悪国家指数とかあったら北朝鮮とかそこら辺の悪役国家にダブルスコアつけて英国紳士が優勝しそう
          世界に紛争と民族分断を撒いてきた伝統国だから

          そんな指数が見たい

          18
          • やみと
          • 2025年 3月 21日

          作物は農民に保護されて害虫を防ぐエネルギーを節約し、肥料を施すことでより多くの養分を得ることができるため、豊作になることができる。しかし、この快適な条件に適応した現代の作物は、野外ではほとんど生存できない

          アフリカや中東、ロシアから安価な資源を吸い上げ、米国をボディーガードにし、節約した軍事費を経済に投入する……こんなシステムがあるから欧洲の衰退が遅れているだけだ
          このシステムがなければ、20年前に欧州の産業競争力は日本に負けていただろう。今ではシステムが崩壊しただけでなく、競争者も多くなっている。日、韓、中、ベトナム、インドなどに比べて、欧洲製品には競争優位性が残っていない

          また、組織構造がシステム的に緩すぎて、十分な強制力がなく、意思決定のスピードも非常に鈍く、タイムリーな改革が期待できず、急速に変化する情勢にも対応できない

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    • M774A6
    • 2025年 3月 21日

    交渉のためにはその基礎となる力を持て、とはよく言われます。
    欧州とカナダがそれぞれに米国抜きでもそれなりに戦える力を持つことで米国との関係を改善することになると思います。
    役割分担して分業の利益を得る時代は過ぎ去ってしまったのかもしれません。
    しかしそれでは軍事力と経済力の大小、そして核保有の有無が国家の命運を決める。それ自体何かの役に立つわけではない軍事力を蓄える無駄が極大化される世界。

    • qqq
    • 2025年 3月 21日

    今911が起きてもアフガンもイラクも有志連合で攻撃できないな。投射戦力は米国軍単独でも実施不可能でも無いが西側諸国の国際支持が無しでは戦争開始が無理。トランプがこの路線を続けてる所で911その2が発生した場合に米国が何が出来るのかはすごい気になる所。
    まさ中露と共同作戦ですか?って今じゃ明らかなギャグに見えないのが恐ろしい。台湾有事も米国が台湾軍を妨害する側に転向する可能性ももはや皆無じゃないだろう。その先にあるのは米中軍事同盟の爆誕ですがその際にわーくにはプランBが存在してる事を願います。まあ無理でしょうが。

    20
      • ras
      • 2025年 3月 21日

      911の時にもベスラン学校事件直後のロシアは協力して軍事基地利用許可という異例の事態が起きてました。
      中はともかく米露同盟は起きうるでしょうね。

      13
        • うっかりさん
        • 2025年 3月 22日

        分裂した米国の片割れがソ連(ロシア)結びついて出来た米ソ(露)連合というアップルシード(攻殻機動隊)の設定を思い出した。

        3
    • メロン
    • 2025年 3月 21日

    なんかドイツの「総意」みたく宣ってるけど、敵対者って発言は急進的すぎるだろ……
    全員が敵対的なワケでもないだろうに

    2
    • 58式素人
    • 2025年 3月 21日

    ドイツ全体の意見では無いのでしょうが。
    極端に振れ過ぎなきもします。
    ”欧州には多くのことが可能だ。”云々以降の予想も甘いような。
    oneweb衛星を増やすにしても、西側の打上げ手段の大部分は、
    米国が持っている(スペースXであるとか?)ようだし。
    これは、日本も衛星打上げ事業を拡大しないといけないのかな。
    アジアで同じことが起これば、必要だろうし。
    液体燃料だけでなく、固体燃料(数が作れる?)の物も開発を進めないと、でしょうか。
    ひょっとして、米国が”日米同盟を対等の立場に”と言う時にも必要だろうし。

    26
      • paxai
      • 2025年 3月 21日

      onewebに関しちゃかなり疑問視してる。
      スペースXまで含めたマスクの宇宙事業は極めて強靭で簡単に真似出来るもんじゃない。
      民需ははスペースXが取り込んでるのでonewebは政府からの受注で頑張らなきゃいけないがそれで黒字になれるのかなあと。

      17
        • たむごん
        • 2025年 3月 21日

        スターリンクは、スペースX打ち上げロケットの再利用で、打ち上げ回数を稼げたという要因があります。

        (自社)再利用ロケットですから、打ち上げ回数が増えれば増えるほど、『固定費が低下・利益が激増』というビジネスモデルだったんですよね。
        onewebが、スペースXにロケットを依存してる限り、簡単に真似できないのは仰る通りと思います。

        スターリンクは、ロシアのサイバー攻撃対処も厄介だったみたいですから、onewebがウクライナ戦争の前面に出たとして対処どの程度できるのかも気になるんですよね…

        4
    • 赤狐
    • 2025年 3月 21日

    この発言地味に非常に面白いです。
    トランプの言っている事はある意味もっともな所があり、それぞれの国は可能なら自分達自身の力で防衛も考えていくべきです。理想論では、です。
    そして、米国は中東もアジアもまず見なければいけません。欧州の心配だけしていればいいEU諸国とは立場が違うし、なんならそちらへの関与もEUは米国に推奨していました。
    でも、こういう。
    前も書きましたが、トランプ政権は普通に続けば四年でしか有りません。EUや英国の指導者達が大好きな民主党の人々もいるわけです。トランプに否定的なメディアも。
    それなのに何故ここまでいってしまうのか。
    これはやはり米国が盟主では無かったって事だと思います。おだて上げて使う対象でしか無かった。欧州や英国にとっては米国はそういう国だったという事でしょう。内心馬鹿にしていた国が、事情を把握されて公然と「俺はもうイヤだね!」ってされた。それに対して逆ギレ。これなら全部辻褄が合う。

    しかし、欧州の人達はあまり賢明では無い。利口ではありますが。
    まだこんな本音を赤裸々にしていいほどの状態では欧州は無いと思います。
    ツァイト誌のメルケル氏のインタビューを思い出しますね。勝ち誇るのが早すぎです。数が多いから勝てるというものではありません。

    11
    • クル
    • 2025年 3月 21日

    ロシア「スホーイ買う?安いよ」

    28
    • イーロンマスク
    • 2025年 3月 21日

    日本にいるとイメージ沸かないですがアメリカと欧州の対立は中々のところまで来てますね

    21
    • たむごん
    • 2025年 3月 21日

    かなり踏み込みましたね!

    日本は、米欧いざこざに関わるメリット皆無なので、知らんぷりが1番でしょうね。

    安倍首相は仲介していましたが、日本にそんな事が出来る人もういないわけですから。

    34
    • 名無し
    • 2025年 3月 21日

    今までアメリカにおんぶに抱っこでここまでやってきたくせに敵対者呼ばわりまでいくのも極端やなあって
    ドイツ君は欧州随一の経済大国でありながら、他はボロボロだとしてもNATO派遣用の即応部隊のみを何とか醸成し、NATOでの役割は必要最低限というメルケルドクトリンでやってきたわけで
    そして浮かせた金を経済に注ぎ込んで成長してきたんじゃないですか
    それが出来てたのもアメリカに何から何まで頼りっきり任せっぱなしだったからじゃないですか?

    56
      • dd4
      • 2025年 3月 21日

      ドイツはユーロというシステムをずるく利用して周辺諸国から富をかき集めてた面があるからなぁ

      24
    • はる
    • 2025年 3月 21日

    こう真逆に振り切るのはドイツらしいなぁと思いました。

    39
    • 匿名希望
    • 2025年 3月 21日

    欧州が「アメリカ人を喜ばせる為に高価なシステムを購入していた」のか
    アメリカが言うように「欧州は不当に安全保障にただ乗りしていた」のか
    結果を見てみたい気はしますがそれが分かる時は碌でもない事態が起こる時というジレンマ

    31
    • a.k
    • 2025年 3月 21日

    スゴイですねぇ、言うに事欠いて「敵対者」ですか。欧州のマス・ヒステリーもここに極まれりですねぇ。

    NATOのそもそもの始まりとか、弱り切ったヨーロッパに何とかして東側に対抗する為の軍事力を保持させるために、欧州から手を引きたがっていたアメリカの足にしがみついて必死に懇願したモノだったのに。
    この前「アメリカ抜きではウクライナの平和維持軍は派遣不可能」だとイギリスが言っていたのは何だったんだろうと。まさに同床異夢のバラバラな内情がボロボロと零れ落ちて来ている感が有ります。

    実際問題として経済成長はマイナス、国内では移民問題で次期内閣は成立もおぼつかないというのに、ドイツにそんな威勢のいいことを言っている余裕が有るとは・・・

    これでもし、プーチンとトランプによる世界最強の軍事同盟、なんてのが成立したらどうするんでしょうねぇ?
    今の状況だと米・露の利害関係が一致して、その可能性が徐々に上がっているまでありますけど。

    43
      • とある帝國臣民
      • 2025年 3月 21日

      重度の経済不振に国に馴染まない外国人への不満、不安定で長続きしない議会、米露との敵対、急激な右傾化。ワイマール共和国かな?
      10〜20年後にはまたドイツから戦火の狼煙が・・・つてのもあながちあり得ない話ではない。

      23
      • 名無し三等兵
      • 2025年 3月 21日

      トランプ政権っても、以前に1回やってるから今回の4年間で終わりでしょ?
      こんなに言い切っていいんですかね、たった4年間しか大統領の椅子にいない暴君相手に
      まあ、彼が法律変えて終身言い出してバロン君に後継がせるとか言い出したら別ですけど・・

      9
        • ななし
        • 2025年 3月 21日

        次のアメリカ大統領がまともという保証はどこにもないんです
        見守るなんて選択肢選んだら間違ったメッセージを相手に送ることになりますよ

        11
        • a.k
        • 2025年 3月 21日

        むやみに敵対するよりは、結べるものなら友好関係結んだ方が遥かに良い。
        という事なんですが。
        何が何でも悪役に仕立てて敵対する必要が有るとは思っていないだけです。
        以前対ソ戦略として、アメリカは共産中国と手を結んでいた歴史も有りますから。

        どうしても倒せない相手なら、いっそのこと味方にしてしまえ。という考え方は昔から有りますよ。

        15
        • ras
        • 2025年 3月 21日

        トランプ政権開始後の民主党が悲惨で、かつトランプは今後も民主党を攻撃し続けるので民主党が次も勝てない可能性を考慮せざるを得ないでしょう。むしろトランプ復活を軽視していた欧州が反省していると好意的に見ることもできます。

        まあ欧州情勢なんて複雑怪奇というくらいには昨日の敵が今日の友(ガン付けしながらテーブルの下で銃突きつけあい)なので、破局さえなければバイデン政権のようなのが出てきたら手のひら返しで仲良くなりましょうすると思いますよ。

        7
        • とくめい
        • 2025年 3月 21日

        関税合戦が本格化して、仮に急速に米国が景気後退下の物価高騰に陥った場合、
        中間選挙までの2年が暴君でいられる限界になるかも。
        日本へのとばっちりが過大なので、止めて欲しいけど。

    • ノーテイスト
    • 2025年 3月 21日

    民主主義の理想と友愛で結ばれた、絶対正義の同盟が崩壊寸前? スェーデンやフィンランドもNATOに加盟して安泰、ロシアは旧ソ連地域での影響力も失い虫の息って話は何処へ? アメリカが崩壊した訳でも無く一寸政権交代しただけで、こんな騒ぎに??…如何に世界に於けるアメリカのポジションが異様で歪なものだったかを証明している様に見えます。

    43
      • やみと
      • 2025年 3月 21日

      これらは8年前に起こるはずだったが、その時の問題は今日ほど深刻ではなかった。トランプ氏は決意や経験が乏しく、妨害も多く、結局中途半端で何も解決しなかった
      続いてバイデン氏が登場し、問題を解決しようとするのではなく、できるだけ遅らせるようにした。その代償として米国の債務を恐ろしいほど膨らませ、より深刻になった問題を帰還したトランプ氏に残した
      本来なら数年前の方が治りやすい病気が、数年先延ばしにして治療を受け、すでに不治の病になっているように。今となってはリスクの高い副作用の大きい急進的な治療法を試すしかない

      10
        • ras
        • 2025年 3月 21日

        その文脈はまさにショックドクトリンですね。それが西側自らがやるというのがこれまでにないので興味深いのですが。
        これまで西側が末期患者にはショックしか方法がないと言って経済再生策として西側以外で行ってきたことですが、成功例はいくつかあるし失敗例も多いのが果たして米国でどうなるか。
        日本でいえば戦後の経済成長が色んな要因を排していえば理想的なショックからの再生で、見せかけの再生といえばゴーンが日産に行った経営改善(実際の技術者と先進・画期的な技術を確保しなかった)が例に挙げられると思います。
        しかし外交的ショックは世界規模に影響を与える大事件…それこそ過去にはロシア革命までさかのぼるのですが、当時は対ソ干渉戦争となった。今度は対米包囲網を作ろうと躍起になっているのでしょうか。

        2
    • ブルーピーコック
    • 2025年 3月 21日

    意見の一つとは言え、アメリカを敵とまで言うか。今は利害で対立してるがアメリカは重要な同盟国くらい言えんのかね。
    記事ではカナダ軍についてアレコレ言っているが、お前の国の国防軍は今のところ稼働率どうなのよと言われた時にどう反応するのやら。

    44
      • うくらいだ
      • 2025年 3月 21日

      まあトランプの手のひらクルクル外交もひどいが、それに付き合うドイツもまたひどいですね
      正直4年の在任期間なのだからもう少し様子もみれますし
      ただまあ、軍隊とは呼ぶに恥ずかしい状態を認識するにはよい機会だったのかもしれませんね

      カナダには是非とも日本に目を向けてほしいですね
      同じ太平洋国であり、石油も欲しいです。

      とりあえず、この4年間はアメリカの変化を片目でみながら、保険作りの期間ですね。

      9
      • ras
      • 2025年 3月 21日

      前ここにも書きましたが現地人との付き合いで味わったことで、ドイツ人はWW2で負けて以来アメリカをロシア人と同じくらい嫌っている印象がありますね。
      100年後にはリベンジしてやると言ってましたがあと15年後でWW2 100周年か…

      10
    • がめ
    • 2025年 3月 21日

    英はww2で反露だったくせにヒトラーを読み違い戦うも苦戦、結局露と同盟
    独は英と同盟予定だったのに露と同盟して泥沼へ
    露は独と同盟して高見の見物するつもりがヒトラー突っ込んできて計画崩壊
    日本は最初反露だったのに独ソ同盟で訳わからず参入したも独ソ戦で思惑崩壊

    何が言いたいかというと欧州の揉め事には関わらんことだ

    47
    • 七資産
    • 2025年 3月 21日

    アメリカとロシア(ソ連)が同盟してドイツと敵対とかフラグなんですが

    •  
    • 2025年 3月 21日

    東欧、西欧、そしてイスラム成分のあるトルコの3者が纏まれるなら、戦力や資源だけの話なら米国は本当に必要なくなるかもしれない。ただしそれも簡単な話ではないし、そもそもの統合も難しいだろう。東欧はともかくトルコは難しいのでは?また東欧は東欧で必要に迫られてとは言えある程度連携しつつあるが、西欧はドイツフランスイギリスが纏まれるのか?と言う疑問もある。

    11
    • 航空太郎
    • 2025年 3月 21日

    欧州連合の内部にいて、外武勢力と隣接しないのをいいことに、戦力を削りまくっていたドイツ、口先だけは言うことご立派ですが、全部自分以外頼みな現状から自立にいつになったら移行できるんですかね?

    31
    •  
    • 2025年 3月 21日

    アメリカ抜きの欧州なんて誰が怖がるもんか
    かつての列強の没落を早めるだけだわ

    • 初めて(実は11回目)書く人
    • 2025年 3月 21日

    どこの国にも色々な勢力がいる。タカもいればハトもいる。この発言をドイツ全体と見るのは危険だ。むしろウクライナ戦争の隠れた本質の一つがアメリカと西洋との暗闘でもあった(それゆえに民主党のバイデンでさえ戦力は逐次投入しかせず、おまけにおそらくはノルドストリームを壊した。ロシアをあまりにも痛めつけるとアメリカには今度は欧州が目の上のたん瘤になる可能性があるから)という事態に今さら気づき、滅びいくマスコミがこの手の発言を歓迎してあおっているのだろう。
    でも、この人、敵対発言をしたら、アメリカはその勢力は必ずマークする。多党化し、その背景には移民を含めた社会分裂があるという傷を抱えた欧州で、このような発言をすること自体が自国の将来の可能性を狭めてしまうことに、発言者は気づかないのだろうか。
    うっかりとメルツやこのような人が、我こそはドイツの主流であると錯覚して、2027のフランスがルペンにでもなったらどうするのか。無思慮な発言、または挑発を意図したそれこそ「極〇」の発言と思わざるを得ない。

    19
    • レプタリアン
    • 2025年 3月 21日

    ガングリフォン世界に近付いて来た気がする

    7
      • イーロンマスク
      • 2025年 3月 21日

      今ほどトップアタックが容易な時代もない
      現実ではあんなゴツいおもちゃは要らなかったが

      2
    • ku
    • 2025年 3月 21日

    経済音痴トランプ君は自滅するだろう

    2
      • 通りすがりA
      • 2025年 3月 21日

      その未来になったら、ドル経済は大混乱となり、巻き添えでEUも日本も深刻な大不況に見舞われます。「経済音痴トランプ君」などと、安全圏から嘲笑うように当てこすっていられるほど、我が国に経済通の政治家などおりません。日本経済も崖っぷちで地盤沈下の最中です。自国の現実も見た上で、アメリカにどうあってほしいかを書くべきでしょう。我々もまた一人ひとりが、日本の経済を立て直すのに尽力せねばならない主権者の一員なのですから。

      19
    • アンゴラ
    • 2025年 3月 21日

    どうでもいいですけど、その例だと欲しいもの全部は揃ってないですね
    一番重要なリンが欠けています

    • ふむ
    • 2025年 3月 21日

    「高価な米国製システムにドイツは大金を支払っている」
    「だから2%の目標を達成出来なくても批判するな」

    「軍事費2%を出さない」という財政的リターンを享受しておいて、これをこれを融和策だったとアメリカへのプレゼントのように言ってのけるんですか…
    単なる取引では?

    27
    • 匿名さん
    • 2025年 3月 21日

    >相互防衛の義務が伴う同盟において同じ脅威を感じている国同士のほうがまとまりやすい”

    日米の最大の脅威は中国であり、欧州の最大の脅威はロシア。
    欧州と中国の経済的な結び付きは固く、台湾有事に、欧州が台湾を援助する可能性は極めて低い。
    薄々感じていたことが顕在化した結果。

    そもそも、欧州は今まで米国の安全保障に加入してたけど、その更新が認められなくなるかもしれないということ。
    今まで安全でいられたのは米国のおかげであり、これまで支払った保険料がムダ金だったと言わんばかりのドイツの言い分は、少し感情的になり過ぎ。

    これだけ話がこじれてるのも、同盟国でもNATO加盟国でもないウクライナの存在。欧州がそれほど勝たせたいなら、ウクライナが要望していた戦闘機200機を今すぐ送ってあげなよ。口先だけだから、信用を失ってるんだよ。

    34
    • 赤狐
    • 2025年 3月 21日

    実に面白い。
    トランプ政権は一応ここから四年しかない筈なのにこの対応とは。
    ですがあまり意外でもありません。
    米国のメディアはともかく米国の民主党も何故か大人しい。結局彼等も米国が持ち上げられながら欧州諸国や英国に言い様に使われていたというのを恐らく理解していたという事でしょう。だからトランプに対する反発が限定的なんでしょうね。
    ジャイアンを便利に使っていたスネ夫が「俺はもうこれから伸びたとドラえもんと仲良くしていく!あっちには事実上出来杉もいるし!」って宣告されてキレたみたいなものだと思います。
    色々明らかになってきてよかったと思います。
    日本は米国べったりでいいんじゃないですかね、これなら。
    何故かというと米国に対してこれだとしたら、英国や欧州諸国の日本に対しての本音は多分もっともの凄いものだと思うからです。

    30
    • ノーネーム
    • 2025年 3月 21日

    しかし反欧州のコメント多いですが日本だって他人事じゃ無いですよね。アメリカの現職大統領が公式な場で日米安保に対する不満を発言してるんだからいざ有事になった時に日本だって梯子外される可能性あるのに。少なくとも『ディール』を考えたらアメリカの核の傘なんてとても機能するとは思えない。

    25
      • 赤狐
      • 2025年 3月 21日

      トランプというか米国の立場を考えてください。
      米国はウクライナというか欧州の問題だけに関わってる訳にはいかないのです。
      まず中東です。イスラエルについてはそれを守るのはまず国是みたいなものです。ネタニヤフが何をやらかそうがイスラエル自体は守るために動かないといけない。
      そしてアジアの問題です。つまり、中国ですね。台湾有事については本当に難しいです。台湾が取られてしまうと中国は太平洋に本格的に進出出来ますし、高度な半導体の製造技術も結局取られてしまうでしょう。あれをこなす労働者もろとも。工場の作業員であっても、大学卒業者ばかりでしかも激務なのがTSMCだと言います。これ事です。
      つまり、米国はケアしないといけない戦線が三つ有る事になってしまう。これは困るので二つ、つまり中東とアジアに絞りたいはずです。流石に米国と言えども三方面作戦は無理です。
      だから、「欧州の事くらい可能な限りお前らでやれよ。お前らもG7の一員複数いるだろ?」ってのがトランプの言い分でもあるんですよ。そしてこれ自体は民主党も内心では(そうだな……)って思ってる議員が多いだろうから反発も限定的なんです。
      ですが、欧州はこんなだと。そして、カナダについてはそもそも「不法移民と麻薬対策に対して後一段踏み込まないと関税をかけるぞ」だったんですよ。つまり、不法移民と麻薬対策に更に踏み込めばいいのですが、それをするくらいなら応戦してやるって事でも有るんです。
      関税ばかりが話題になりますが、その理由については日本の報道も不自然にあまり触らないのが、色々察せられます。

      18
      • 2025年 3月 21日

      皆さん文脈として、欧州と日本は立場的にはほぼ同一視しているかと。欧州より出来の悪い「のび太」が日本といったところでしょう。最も、日本には破滅後に中国という「救い」があるのに対して、欧州にある破滅後の「救い」はコーランなので、その意味では少しだけ同情の念が湧きますかね。

      7
        • 特盛
        • 2025年 3月 22日

        ま~た日本叩きBotが湧いたよw
        中国が救いとか何言ってんだか。むしろ日本に破滅をもたらす最大リスクでしょ。
        人口があり、経済力があり、単独でやっていける工業力があり、内輪揉めもほとんどない日本がどうして欧州より出来が悪いって?
        キミ、海外行ったことないでしょ。

        18
    • バーナーキング
    • 2025年 3月 21日

    最近の米のムーブを見ればそう思うのは分からなくもないけど公に口に出す事じゃないよーな気がしますねぇ。
    当の米から「対米自立しろ」と言われてるんだから内心敵対するつもりでも「はい、仰る通り対米自立します!」とばかりに対米依存を淡々と解消するのが先だろうに(できるなら、だけど)。
    例え毒親だからって衣食住べったり依存してる状態で「この毒親め!」と叫んだところで問題がこじれるだけでは…

    23
      • ふむ
      • 2025年 3月 21日

      どうせやる事は同じ(対米依存の緩和と軍備増強)なのですから、わざわざ悪口言って関係悪化させるメリットは何なのかって話になりますよね

      18
    • Easy
    • 2025年 3月 21日

    欧州軍は、まず公用語を英語のままなのかドイツ語にするのかフランス語にするのか、で際限なく揉めそうですね。
    そこに割り込んできて問題を悪化させるクイーンズイングリッシュ

    25
    • cosine
    • 2025年 3月 21日

    欧州軍…またアフリカから押収軍?…にもなれずに十字軍は窮地軍?

    14
    • general
    • 2025年 3月 21日

    民主国家同士でこれまでにない程協力せにゃならんというのに頭の悪い反欧州論振りかざす馬鹿ばっかりだなコメ欄

    8
      • やみと
      • 2025年 3月 21日

      民主国家が一致団結するのは非現実的な夢にすぎず、早く目が覚めるほどいい
      現実を直視しようとせず、「あと5分、あと5分」と叫ぶのは泥船と一緒に沈没するだけだ

      15
        • general
        • 2025年 3月 22日

        君が親ロシアなのか親トランプなのか親中なのかは知らんが泥船は果たしてどっちでしょうね

        4
          • やみと
          • 2025年 3月 22日

          私が賛同するのは現実と力(武力、経済、工業、資源)だけですよ
          トランプ氏の判断が正しければ賛同するし、間違っていれば反対する。ロシアのやり方が正しい時、私は自然に親ロシアのように見える
          正しいとは道徳とは関係なく、単に「その国の国益に資する」ことを指す

          ロシアもアメリカも中国も、リスクに対応する能力はEUをはるかに超えている。少なくとも2年前からそうだった、今意識していないのであれば鈍感すぎるか、あるいは判断基準自体を更新すべきだったのだろうか

          10
      • 赤狐
      • 2025年 3月 21日

      そもそも民主国家というのが幻想です。ドイツなんて特にそうですが「極右」とレッテルを貼られたら発言権とか無いわけです。
      それが民主主義だというのならそれは体のいいただの寡頭政治に過ぎません。
      つまりそれは個人か極小グループの独裁か、あるいは特定の階層の一部だけが決定権を持っているかの違いでしか無く、どちらがタチが悪いのかは難しい問題になります。
      この日本だって本当に重要な法案は文字通り勝手に決めます。マイナンバーとかが典型的ですが。これこそ論議を付くすべきみたいな話こそ勝手にやっているのが民主主義国家ならそんなものにどれほどの価値があるのでしょうか?

      20
      • バーナーキング
      • 2025年 3月 21日

      民主国家同士でこれまでにない程協力せにゃならんというのに「アメリカは我々の敵対者」と公言しちゃうドイツに対してはどうお考えで?

      19
      • ppp
      • 2025年 3月 21日

      >>民主国家同士でこれまでにない程協力せにゃならん

      発想が全体主義的ではないでしょうか?バカばっかりだなという攻撃性も合わせて
      特高警察で喜々として反体制を取り締まってそうです

      14
      • 初書き込み
      • 2025年 3月 22日

      これ、あきらかに煽り荒らしコメントですよね。消したほうがいいんじゃないですか?管理人さん

      4
    • あああ
    • 2025年 3月 21日

    アメリカは敵対者!(なおノルドストリームはスルー)

    11
    • きりる
    • 2025年 3月 21日

    対露用の軍隊なら英語でしょ
    東欧とかの若い子は母国語+英語+近隣の言葉ならなんとなく理解できる感じなんで

    3
    • ルイ16世
    • 2025年 3月 21日

    ドイツ外交評議会って名前からてっきり外交に強い議員の委員会だと思いましたが調べたら民間のシンクタンクみたいですね
    トム・エンダース氏は航空系出身で元エアバス社のCEOみたいです
    パトロンの欄にエアバス社があったのでその関係で入ったのでしょうか?
    公職にある人間の発言ではありませんね

    21
      • ras
      • 2025年 3月 21日

      おや…調べてなくて完全に誤解してました。情報ありがとうございます。
      やけにドイツ組織なのにフランスを持ち上げるなと思いましたらなるほど…

      12
        • ras
        • 2025年 3月 21日

        改めて記事を見返したら政府を代表していないとあったのですが見逃してましたね…紛らわしい名前で起きる先入観は手ごわい…

        12
    • DEEPBLUE
    • 2025年 3月 22日

    ぶち上げるのは立派だけど、欧州の旗頭をどこが勤めるかでドイツとイギリスとフランスがうまくまとまるのか歴史的疑問を禁じ得ない。

    6
      • ras
      • 2025年 3月 22日

      歴史上のほとんどで争い続けてきて、右翼どころでない大衆同士が反感と侮蔑を抱きあう英仏独が本当の意味で一体になれるとは到底考え難い…
      まあここ数年はかつてない一体感だったからこんなこと言ってるのでしょうが、結局政軍の統合は何度も議論したがあきらめて、通貨だけは統一…すらできていない政体が一体などいえるわけがなく…
      可能性は0ではないですしNATO軍的な有志軍制度だけなら…いやそれでも5-10年で、非核戦力がロシアに匹敵するくらいになるのは少なくとも25年はかかるんじゃないですかね。

      6
    • ななし
    • 2025年 3月 22日

    FCAS は順調ですか?
    GCAP とは別立てで進めてくださいね…

    • AH-X
    • 2025年 3月 22日

    アメリカの繁栄は同盟国と密接に協力し合って成り立っているという前提をトランプとその取り巻きは全く理解してないようで笑える。
    アメリカも自国ファーストばかり言っていると間違いなくそのうち破綻しますぜ。自己中の人がいずれ悲惨な目に合うように。

    5
    • ロンボク海峡冬景色
    • 2025年 3月 22日

    >さらに欧州では困難な低空飛行などの訓練も行え

    カナダの広大な国土を活かした空軍演習Maple Flagがありますね。
    陸だと英陸軍がBATUS(British Army Training Unit Suffield)を配置して広大な演習場を利用しています。

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