ドイツは2026年12月までに830億ユーロ相当=約15.1兆円の防衛装備調達契約を締結する予定で、議会は過去1年間に330億ユーロ以上の契約を承認したが、今週中にはRCH-155×229輌の調達契約(34億ユーロ)を審議する予定で、まだまだドイツの契約ラッシュは終わらない。
参考:New projects bring German 2025 military-equipment spending near $40bn
参考:RCH 155 – Bundeswehr will noch 2025 über 200 Radhaubitzen beschaffen
ドイツ軍が要求するRCH-155取得数は229輌で事前の予想よりも大幅に多い
ドイツは2026年12月までに830億ユーロ相当=約15.1兆円の防衛装備調達契約を締結する予定で、2,500万ユーロを越える契約については議会から事前承認を得る必要があり、12月3日にはAI偵察システムの調達、G95KA1/G95A1調達数を最大25万丁まで拡張する修正契約、オフロード車輌を1,744輌調達するための契約、JSMを追加調達するための契約、偵察ドローンを最大747機調達する契約などが承認され、2025年に承認された調達計画の総額は330億ユーロ=6兆円以上だが、これで終わりではない。
独ディフェンスメディアのhartpunktは9日「来週の予算委員会と国防委員会で34億ユーロ相当の防衛装備調達が審議される」「これはRCH-155調達契約に関するもので連邦軍は229輌の取得を要請している」「このRCH-155の2028年~2032年の間に納入される」と報じた。
Bloombergは2024年7月「ドイツがRCH155の100輌調達を予定している」と、hartpunktも今年6月「ドイツはPzH2000とRCH155を計190輌調達する見込みだ」と報じていたが、ドイツ軍が要求するRCH-155取得数は229輌で事前の予想よりも大幅に多い。

出典:Bundeswehr/Jana Neumann
ドイツは2026年から2041年まで計4,002億ユーロ=約69兆円もの資金(通常予算と基金の合計)を防衛装備品の調達に投資することができ、Defense Newsも「この動きはドイツ連邦軍を欧州最強の通常軍にするためのもので、ドイツは2029年までに国防費を3.5%まで引き上げると約束している。これが達成されればドイツは欧州最大の軍事支出国としての地位を確立できるだろう」と述べており、ドイツは最低でもレオパルト2を数百輌、ボクサーを最大5,000輌、Patriaを最低3,500輌を調達する見込みで、ボクサー調達にはSkyranger搭載バージョンが600輌分含まれている。
因みに戦術車輌や補給・輸送用車輌は既に数千~万単位での発注が始まっており、Rheinmetallは軍用トラックの生産能力(年2,400輌)を強化する予定で、空前の需要が予想されるボクサーの生産能力も年500輌(現在の生産能力はボクサー、リンクス、プーマを合わせて年600輌)に強化するらしい
関連記事:ドローン迎撃に対応したAPS搭載のLeopard2A8、ドイツ軍に初納入
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※アイキャッチ画像の出典:Krauss-Maffei Wegmann GmbH & Co. KG/CC BY 4.0





















これだけの兵器を扱う人材確保の方は大丈夫なんですかね・・
僕らの脳内に昔存在していたドイツ軍的なものが帰ってきそうでミリタリースキーとしては嬉しくある
人どうすんのとかは…どうするんでしょうね…?
装甲車がたくさんあるから最強!という理屈は俺には納得できないな。
何度も指摘されたことだが、現代の陸戦はWW1に近い陣地戦に見える。
機関重陣地に歩兵突撃が薙ぎ倒されたように、装甲車による突撃が
ドローンで強化された陣地に擦り潰されているというのが現状だと思う。
これならシンプルに陣地戦に適応した方がいいんじゃないか?
装甲車中心のドクトリン自体に限界があると思う。
戦闘の基準は建築物・塹壕・掩体等の陣地に置き、車両は陣地への移動と
補給の手段とするべきだろう(それでも装甲があるなら尚いいけどね)
静的な砲撃戦に自走するメリットは薄いのでRCH-150なんて特に無用だと思う。
ドローンが活躍しているなら尚更自走砲が一番では?
一度撃ってすぐに移動する自走砲の方牽引砲などより破壊されにくいでしょうし。
それにドローンで砲撃の代わりをするのは難しいと個人的には思いますよ。
まあ結局は安全な国でネットなどで仕入れてた情報で、論評している素人意見ですけどね。
効率で考えるからロジックが破綻するんですよ
「何が強いか?」ではなく「何をやりたいのか?」で考えた方が辻褄が合いそう
戦争にロマンを求めるのが人間の雄の業なので、この戦争に便乗して長年虫の息だったドイツ陸軍が自分の夢を叶えようとしているのでは?
shoot & scootの行きつく先の、155mmの行進間射撃がどれだけ実用的なのか気になります。
シュート&スクートか、それとも半地下式の頑強な砲兵陣地を構えて撃ちまくるのかは中々難しい問題で、ウクライナの前線でも評価が別れてます。
本来は対砲兵射撃を回避するために撃ったら陣地転換するのが基本ですが、ドローンが戦線深部に平然と侵入してくるので、動き回るとかえって徘徊型弾薬などに見つかりやすいってのがあるんですね。
ウクライナではそもそも西側本国並の部品供給や補修体制を望めないというのもあって、故障する度に送り返さなきゃ行けない高性能自走砲より、簡便で壊れないM777の評価が最も高いというのもあって、まあ難しい問題ですね
全自走砲中隊に護衛の対空戦車を付けられるってならそれが最高ですが
どうでしょうね
oryxのサイトで確認できるロシア・ウクライナの砲兵装備の損失は
ウクライナ 牽引砲246(撃破142損傷79放棄3鹵獲22)・自走砲677(撃破574損傷77鹵獲26)
ロシア 牽引砲530(撃破328損傷99放棄5鹵獲98)・自走砲984(撃破815損傷53放棄7鹵獲109)
となっています。この数字だけですべては語れませんが、牽引砲の隠しやすさやデコイと本物の見分けのつきにくさなどもある程度考慮すべきとも思います。
そもそも今のウクライナでの戦闘自体が過度期的ですので……
機動戦→塹壕戦→無人兵器多様による戦線無人化→敵味方の小陣地がモザイク上に混在する混戦状態、多分これもまた変質しそう、バイク戦法も最早過去のものらしいですし
兎に角ドクトリンが変遷しまくるので将来的に何が必要になるか分からない、重装備は必要となってから揃えるのは困難故にその手の物は先に在庫を揃えておこうって事では
であれば先に砲弾と砲身だけストックするためにお安い牽引砲なりトラック砲なりを増産して、必要なら砲身だけ転用する形で、多弾同時着弾とか装甲化とかした本格的な自走砲を導入すれば良いんじゃないかと。
理屈としては同意するんですけど、そんなトラック自走砲を作りながら徴兵再開となると若者の反感が出てきそうです。ドイツの誇るMANのトラック使ったわが国の19HSPに跳ね返ってくるような話ですが……。
RCH-155は他の榴弾砲より射程が短いようだし、このコンセプトが戦場に不適だった時に古いFH70だのフランスのカエサルだのを利用する機会が無いわけでなく、最初から全自動化された火砲ばかりで訓練して、そういう余り自動化してない砲に対応できるのだろうか?ウクライナもロシアも牽引法を持ち出して戦ってた訳で何が最適化は分からないし。
個人的には平時は十分自動化してない砲で猛訓練を積んで、有事になれば自動化した砲を使わせてやれば良いんじゃないかなと
そんな理屈が通るならロシアはとうの昔に白旗揚げている筈なんですけどね。ドローン対策がそこまでもないロシアですら数発耐える車両もある。これほどの状態なら攻撃されてもロシアの装甲車両以上に耐え迎撃する能力も向上した車両が出てきたらどうなるのか。
盾と矛が現状維持なんて事は無く常に変化し続ける物なんだから、一つに偏る事なく普遍的に装備を揃えるべきでしょう。
そもそも一次大戦時には無い兵器があって陣地戦が向いていると言うなら同じく攻撃する側だって陣地に対応する兵器を使用するだけでは?ある程度の貫通力があるSDBなんて航空機から投射しなくてもMLRSですら発射出来るしM31 GMLRSのバンカーバスター版すら出てくる可能性がある。
それにRCH150とは?
緊急を世する事態なだけに短期間で大量調達となると、過大な生産ラインを建設という事でしょうが少々先の話にはなりますが。生産終了による製造ラインか工場の畳み方か難しそうな欧州の兵器産業ですね。
52口径155mm榴弾砲は、砲身生産が追い付いていないというのが既にニュースにでてましたね。
優先順位・配備時期は分かりませんが、ウクライナ向けとのやりくりを、どのようにするのか気になるところだなあと(おそらくビジネス優先でしょう)。
軍拡した欧州が対ロシアの備えだけで大人しくしてるとは思えない
軍事力に余裕出来たらポリコレ棍棒抱えてアフリカとか中央アジアで悪さしそう
スーダンはメディアが入れないレベルでドンパチしてるって話もあるしイスラム過激派は群雄割拠してるしでそこに欧州が殴り込むのか
アフリカ壊れちゃう
まぁアフリカは前から中露が色々やってますので今更……ワグネルがクーデターのスポンサーしてませんでしたっけ?
荒らすというよりアフリカ舞台として中露米欧のゼロサムゲームが加熱するだけかと
んでその兵器を扱う兵隊は仕入れられるの?
足りないよりは114514倍マシだけど多すぎィ!
こうしてみると、もうロシア・ウクライナ戦後を見据えた動きになってるなぁと感じる
ただ、もうFPVドローンの射程が40キロを軽く超えてしまっている状況で、砲兵戦力に本当に出番があるのかどうか。。
中継機を狙って叩き落とすにもそれこそ電子戦の職人芸みたいなことがいるだろうな。航空優勢がある程度取れるなら、比較的高価な中継機に絞って叩き落とすか?
流石にそれは言いすぎでしょう。
155mm榴弾砲のスペックとして炸薬10kg±2kg位、40km先の着弾は2分以内、継続射撃に向き、世界中で規格化された物が作られて融通が利く。1機1機にモーターとバッテリーが必要なFPVドローンはそれを排除するだけの能力持っているんですかね。
砲兵はそれこそFPVドローンの導入が最優先じゃないかと思うんだけどな。
西側砲兵はそれこそ断片的にしかドローンだのランセットだのルビコンだのの恐怖を
理解してない中で、ウクライナが何か言ってたけど、なんとかなるやろの精神で予算にも響くし、実際戦局を左右するであろう重火器を購入するとか危険すぎないかと。
それこそまずロシア並みの無人機教導部隊から作るべきだ
A400Mで輸送するのは諦めてるんでしたっけ。ドイツなら国外派遣でなければ空輸の必要はないでしょうけど、日本だと装輪自走砲がC-2で運べることは必須になるので、より厳しいなあ。
RCH-155は車体と砲塔のバランスが悪くて頭でっかちに見え、私は好きじゃないなー。