欧州関連

スリリングな展開を見せていたドイツのP-3C後継機問題が決着、議会がP-8A導入を承認

スリリングなタイムスケジュールで進んでいたドイツ海軍の対潜哨戒機「P-3C」後継機にまつわる問題に決着がついた。

参考:Germany backs 1.4 bln euro purchase of Boeing maritime patrol aircraft

ドイツのP-8A導入は調達資金の確保に成功、今後の焦点はフランスと共同開発する予定の新型海上哨戒機(MAWS)の取り扱い

ドイツは欧州海洋部隊主導のアタランタ作戦(ソマリア沖の海賊対策)やバルト海や北欧海域に出没するロシア海軍の艦艇や潜水艦を監視・追跡するためオランダから購入した中古P-3Cを使用しているのだが、同機の近代化改修に事実上失敗したため予定よりも10年早い2025年に退役することが決定、この問題はドイツだけでなくフランスやNATOにとっても非常に面倒な事態を引き起こした。

出典:MilborneOne / CC BY-SA 3.0 ドイツ海軍のP-3C

ドイツは2025年まで引き渡しが可能な新しい対潜哨戒機を早急に選定して発注を行なわなければ戦力の空白を生むことになり、この問題についてはNATOも「ドイツは対潜哨戒任務に必要なプラットフォーム不足に陥る懸念がある=P-3Cの後継機問題を早急に解決して十分な対潜能力を確保しろ」と圧力を加えられているため、ドイツ海軍は昨年6月に2025年までに調達可能な対潜哨戒機の選定を開始。

ドイツ海軍が挙げた幾つかの候補(エアバスのC-295MPA、双発旅客機のATR72をベースに開発されたRAS72、ボーイングのP-8A)の中で最も有力視されていたのはP-8Aで、米国もドイツの要請を受けてP-8Aを最大5機売却(17億7,000万ドル)する可能性を承認した対外有償軍事援助(FMS)を発表したが、これを阻止するため動きだしたのがフランスだ。

出典:bertknot / CC BY-SA 2.0 アトランティックII

フランスはドイツと共同開発する予定の新型海上哨戒機(MAWS)が控えているためドイツの暫定的な対潜哨戒機調達がMAWSにとって変わられることを最も恐れており、30年近い対潜哨戒能力が保証される本格的なP-8Aを導入されるとドイツ海軍の後継需要は2055年頃になるためフランス海軍が運用中の対潜哨戒機「アトランティックII」を4機リースするとドイツ側に緊急提案を行いP-8A導入の阻止に打って出た。

しかしドイツ国防省はフランスの提案について「将来予想される要件や海軍の需要を満たすことはできない」と議会に文書で通知、ドイツ政府も議会の質問に対して「P-3Cの兵器システムや知識をそのまま引き継ぎ可能なP-8Aのみが2025年までのシームレスな移行を保証している」と答えたためP-3Cの後継機はP-8Aで決まったと見られていたが、6月末までに議会の承認が得られないとP-8A調達自体が難しくなる問題を抱えているため議会がP-8A導入に必要な資金を承認するかが勝負の分かれ目と言える。

出典:U.S. Navy Photo by Cmdr. Joseph Parsons/Released

要するに米国務省が発行したP-8A売却に関するFMSの有効期限は6月末で切れるため期限までに議会承認を得て米国側に返答を行なわない場合、ドイツ国防省は再びFMSの手続きをやり直す必要があり、今年9月に実施される総選挙で各政党間の力関係に変化が起こればP-8A導入に関する風向きが変化することもありえるため後継機選定自体が長引く可能性も0ではない。

もし後継機選定が長引くと今度は2024年に生産ラインが閉鎖されるP-8Aの発注が間に合わなくなり「P-8A入手不可能」となればP-3Cの後継機問題は行き詰まるため、なんとしても6月末までにP-8A導入に必要な資金支出の承認を議会から得ておく必要があるのだが、議会は今月23日にP-8A導入に必要な14.3億ユーロの支出を承認しためP-3C後継機にまつわる問題に終止符が打たれた格好だ。

ドイツのP-8A導入は調達資金を確保したため完全に軌道へ乗ったと言えるので、今後はフランスと共同開発する予定の新型海上哨戒機(MAWS)の扱いに注目が移ることになるだろう。

関連記事:フランス提案のアトランティックIIリースを蹴ったドイツ海軍、米国からP-8A導入がほぼ確定

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S Navy photo by Personnel Specialist 1st Class Anthony Petry

強力な信号諜報機関がない? 英シンクタンクが日本のサイバー能力を最下位に分類した理由前のページ

日本が護衛艦輸出を進めているインドネシア案件は終了してない? 英国案が最有力候補か次のページ

関連記事

  1. 欧州関連

    エンジンが決まらないトルコの第5世代戦闘機「TFX」、ロールス・ロイスとの再交渉を希望

    第5世代戦闘機「TFX」を開発中のトルコは、エンジン供給問題で交渉が決…

  2. 欧州関連

    高まるドイツへの不信感、クリミアは二度と戻ってこないと発言した独海軍トップが辞任

    ドイツ海軍のシェーンバッハ総監(中将)は22日、インドを訪問して「クリ…

  3. 欧州関連

    ウクライナ東部での大爆発、1,800トン以上の期限切れ推進剤が誘爆か

    ウクライナのドニプロペトロウシク州パブログラードで観測された大爆発は「…

  4. 欧州関連

    軍隊は予算の無駄使いではない、ポーランドは国防予算をGDP比5.0%まで増額か

    ポーランドでは与党PiSのカチンスキ党首が「最終的に国防予算をGDP比…

  5. 欧州関連

    ドイツ、マルダー歩兵戦闘車とパトリオットのウクライナ提供を発表

    ドイツのショルツ首相はバイデン大統領との電話会談後「マルダー歩兵戦闘車…

コメント

    • 匿名
    • 2021年 6月 29日

    これで、フランスとの共同開発は流れたな。
    フランスはどう出るか?

    3
      • 匿名
      • 2021年 6月 29日

      エアバスにはドイツも参画してるからまだ分からんよ

      1
    • 匿名
    • 2021年 6月 29日

    現時点で確実に入手できる完成品はP-8だけだから一番手堅い選択だな

    9
      • 匿名
      • 2021年 6月 29日

      P、P-1・・・

      1
        • 匿名
        • 2021年 6月 29日

        アフターサービス的な意味でNG

        21
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        P-8が30年保証だとするとP-1も同じくらい維持して後継機導入に動いていくんですかね

        1
    • 匿名
    • 2021年 6月 29日

    新造機の導入によりと~っても高い稼働率が期待できますね

    1
      • 匿名
      • 2021年 6月 29日

      ドイツ議会「って思うじゃん」

      そういえばもうすぐドイツの連邦議会選挙だね、いろいろと大丈夫かな

      6
    • 匿名
    • 2021年 6月 29日

    独「P-3Cの延命失敗したんでP-8買うから仏との契約無しね」でただただ仏ちゃん可愛そう

    8
      • 匿名
      • 2021年 6月 30日

      要求スペックを満たせないので断られても仕方ない。
      しかし、割と海洋国家のはずのフランスよりドイツの方が、哨戒機に対する要求が高いのはちょっと意外。

      3
    • 匿名
    • 2021年 6月 29日

    他国(英仏)の絡む案件で相手が嫌がる時は意外とスムーズに行く?

    1
    • 匿名
    • 2021年 6月 29日

    P-8A生産ライン閉鎖早いな

    11
      • 匿名
      • 2021年 6月 29日

      何だかんだで、腐っても米軍が調達してボーイングが製造する機体です。一度動き出したら一気に置き換わる
      あと、ボーイングとしても民間旅客機型の生産が終了した737NGシリーズのラインは早々に廃止したいでしょうしね

      3
        • 匿名
        • 2021年 6月 29日

        じゃあ737MAXベースで開発しよう(にっこり)

        1
      • 匿名
      • 2021年 6月 30日

      なんだかんだ言って米国内で必要な分はもう作っちゃったからなぁ
      輸出が無いならライン維持しといても意味ないしね

      3
    • 匿名
    • 2021年 6月 29日

    >ドイツ政府も議会の質問に対して「P-3Cの兵器システムや知識をそのまま引き継ぎ可能なP-8Aのみが2025年までのシームレスな移行を保証している」
    本当かなあ?
    まあ他に選択肢がないとはいえ

    6
    • 匿名
    • 2021年 6月 29日

    哨戒機は旅客期の派生型で作るってのが常識だったから、Pー8Aはボーイング777で作り上げた。
    ところが昔の旅客期は設計者のカンと経験で作られ十分な強度があったが、最近の旅客期は経済性を上げるためCADなどを利用することでギリギ設計が行われている。
    だから機体に負荷がかかる頻繁な離着陸や高機動は想定されていない、それに対してP-1は最初から軍用機として設計されている。
    軍隊が使うならキャデラックとランクルのどちらを選ぶかな?

    8
      • 匿名
      • 2021年 6月 29日

      更には、現行の中大型旅客機は胴体に複合材を多用している為、空中給油機や早期警戒機などへ改装するにも困難が予想されますね
      もっとも、それらの高価値目標が長距離対空ミサイルやステルス機の脅威にさらされている現状、次世代機はステルス化や無人機化がなされるでしょうから、旅客機の派生型になる可能性は低そうですが(どちらかというとステルス爆撃機の派生になる可能性が高いか?)

      4
        • 匿名
        • 2021年 6月 29日

        ステルス爆撃機派生だと果てしなく高価になりそうなんだよなぁ。
        しかも給油中はかなりステルス性が落ちるからリスクは避けられないし。

        >次世代機はステルス化や無人機化がなされる
        なのでこっち路線(ステルス無人機)になるんじゃないかなぁ。
        MQ-25だと色々足りない感じだけど。

        5
      •  
      • 2021年 6月 29日

      737です

      14
      • 匿名
      • 2021年 6月 29日

      謎の日本スゲー論が出てきたな。

      14
        • 匿名
        • 2021年 6月 29日

        どの辺に?

        6
          • 匿名
          • 2021年 6月 29日

          貴方の後ろにいるよ・・・

          8
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        唐突に謎の日本叩きたい願望の持ち主が出てきたな。

        15
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        旅客機ベースではないC235/295MPA、アトランティック、P2等は非常識な機体で、
        平均で年間二千回15年で3万回程度で機体に負荷がかかる頻繁な離着陸は想定されていない旅客機よりも、せいぜい年間数百回30年で1万回飛行程度の軍用機のほうが離着陸回数が多い。

        とかいうクソ支離滅裂で荒唐無稽で意味不明な怪文書から、日本スゲー論を読み解くとはすごい行間読解力ですね。

        4
          • 匿名
          • 2021年 6月 30日

          P-1にとってポジティブな要素は全て脳内で
          「日本スゲー」に変換されるんだろうね。

          4
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        またお前か!

        3
      • 匿名
      • 2021年 6月 29日

      旅客機ベースのP-8が世界中で売れていて、得体の知れない軍用機のP-1はどこにも売れてない時点で答えは明白だと思うが

      15
        • 匿名
        • 2021年 6月 29日

        海上自衛隊が満足するために作った機体だからな
        海自が認めれば他国なんてどうでも良いわけで
        そもそもこんなに哨戒機だけ持ってる日本がおかしいわけだが。

        25
          • 匿名
          • 2021年 6月 29日

          そら前の大戦のトラウマやろなぁ・・・

          8
            • 匿名
            • 2021年 6月 30日

            理論的な分析が求められる中で急にトラウマだから力入れてるとかフニャフニャで草

            2
              • 匿名
              • 2021年 6月 30日

              理論的な考察というより、所感の応酬な流れの方が多い気がする。

              4
        • 匿名
        • 2021年 6月 29日

        特定の用途に特化したMig-31が全く売れず
        汎用性の高いSu-27シリーズが売れてるようなものですな。

        15
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        むしろP1のほうが経験値の足りないアジア猿の怪しい製品って見なされててもおかしくないのにね
        旅客機だからって見下す根拠のほうが世界的には通用しないから売れないのに

        5
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        まぁP-1は得体のしれにと言うよりは、対潜哨戒に重みを置いているから、”哨戒機”のP-8の方が今のご時世にあっているわな。

        5
      • 匿名
      • 2021年 6月 29日

      P-8の元になった737シリーズの方が古いからP-1より
      >設計者のカンと経験
      があるような気もするがどうなんだろう。

      5
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        P-3の時点で既に、旅客機としては時代遅れになっちゃったベース機が「ハマった」だけであって、
        元コメの「旅客機をベースにするのが常識」ってのは違うと思うんだよね。
        故に「カンと経験」やら「十分な強度」やらも全然的外れだと思う。

        22
      • 匿名
      • 2021年 6月 30日

      >機体に負荷がかかる頻繁な離着陸や高機動は想定されていない
      旅客機ベースに開発する場合でも要求の運用条件に耐えるかは当然検討されますよ。
      強度・耐久性に不足があれば当該箇所を補強する設計変更が行われます。

      3
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        既存の旅客機を改造したわけではなく、ベースとして新造したのでしょうから、似ているのガワだけで内部構造は別物でしょうね。F-15CとF-15Eみたいに。実際、P-8の最大離陸重量は737より7tも重くなっているし(航続距離も長くなっているから燃料も増やしたのでしょうけど)。
         そう考えるとベースになる機体があっても、色々手を入れていたら、プランニューより高くつくこともありそう。

        1
          • 匿名
          • 2021年 6月 30日

          いや本来は根本的な構造設計変更はしない前提だと思うよ。
          必要に応じた各部の「補強」程度はあるだろうけど。
          そうでなきゃ仰る通りコスト的にメリットが薄い。
          P-3系がベース機の欠陥に足引っ張られて開発に苦労したのも
          P-8がP-3系に対しての航続距離の低下を甘受してるのも
          そのせいでしょ。

          4
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        民間機ベースの軍用機だからって強度不足で問題になった前例とかあるっけ?
        むしろ優秀な民間機ベースだからこそ事故も少なく安定のヒット商品になってるだろ、とくに哨戒機分野では。
        はじめから軍用設計のほうが優れてるとか、エビデンスのない国産自画自賛とかいいから

        2
          • 匿名
          • 2021年 6月 30日

          単純な強度不足ではないけど、P-3Aは
          ベース機由来の構造欠陥(フラッターによる空中分解)で
          大幅な設計変更を強いられてるよね。

          P-8もロイター飛行が出来ないとか
          低空飛行が苦手とか低速での燃費が悪さの結果
          哨戒機としての飛行性能ではP-3Cより劣る等、
          旅客機ベース故のネガティブ要素を抱えてる。
          もちろんP-8A自体は御本尊が低空飛行で哨戒する
          コンセプトではないので問題はないんだろうが
          ドイツの様に「P-3Cの代わり」として導入する国は
          その辺ちゃんと検討したのか心配になる。

          元コメは無茶苦茶だけど、それはそれとして
          実績のある旅客機ベースにしとけば安全安心、は
          色々と間違ってると思うよ。

          11
            • 匿名
            • 2021年 6月 30日

            その世界的な話にP1が全く出てこない理由を説明してくれ
            そういうとこだろうに

            3
              • 匿名
              • 2021年 6月 30日

              そこを俺が語る必要性は感じないが、
              米国製・レイセオンやノースロップグラマンへの信頼、
              あるいは米海軍が選択したという事実の信頼感じゃね?
              737NGベースだから選択した、なんて国はねえだろ?

              3
            • 匿名
            • 2021年 6月 30日

            といっても、改良型のP3Cの実績を見ればわかるでしょ
            P8を危惧するよりもP1を心配するほうがよほど現実的
            飛行機作りのキャリアが違うんだから、実績で劣ってるのはこっちのほう

            3
              • 匿名
              • 2021年 6月 30日

              P-3系のベース機は旅客機としての評価はデカくて高いくせに時代遅れの鈍足、とボロクソだよ。
              そのデカくて鈍足が哨戒機にはフィットした訳だけど。
              P-3系の成功の要因をベース旅客機としての実績に求めるのは間違っている。
              故にP-8の成功をもって旅客機がベースだから大丈夫、と言われても違和感しかない。

              1
                • 匿名
                • 2021年 6月 30日

                墜落事故もなく40年も日本の海を守ってる哨戒機なんですけど
                どこがダメなの?

                  • 匿名
                  • 2021年 6月 30日

                  ダメなんて言ってないでしょ。
                  P-3Cの良さはベース機の旅客機としての実績とは無関係、と言ってるだけ。

                  4
                • 匿名
                • 2021年 6月 30日

                それを強弁というんだが
                知ってる?
                P1のほうが根拠ないよ

                3
    • 匿名
    • 2021年 6月 29日

    こういう状況なら日米の中古P3C打診してみりゃよかったのにな。
    大量にあるしドイツはNATOなんだから、言ってみりゃ高確率で割とそのままの状態で手に入っただろう。

    中古の後継でまた中古は嫌だとか変なプライドでも働いたのかねぇ。
    オランダの中古が酷い状態だったってのがトラウマになってる可能性もあるけど、オランダなんかと日米で比べるのも間違ってるだろう。

    12
      • 匿名
      • 2021年 6月 30日

      〉同機の近代化改修に事実上失敗したため

      は、予算獲得のためにドイツの議会、財務省、会計監査院の多数派になれなかっただけ。LMは、機材、飛行機のフルアップデートを受け付けてる。要は、ドイツエアバスのために民間機転用の軍用機を作りたかったけど、エアバス本社(フランス)の動き(輸出契約なしではデザインすらしない)から、政治家官僚がこの件を諦めた感じ。

      2
    • 匿名
    • 2021年 6月 30日

    もろもろの話はあるものの、P-8は哨戒機として十分な性能を持ち合わせている
    ハズレということはない機体でしょう

    5
      • 匿名
      • 2021年 6月 30日

      妥当というか、最善の選択ですよ
      フランスがドイツを哨戒機開発に巻き込みたいのならば、
      のちのちP8の転売先を斡旋するくらいの努力はしないとな。
      新車を買えって言うならば、中古の下取りまでやれよってこと

      11
      • 匿名
      • 2021年 6月 30日

      十分というか最善機だと思うぞ
      昔、P-1と比較して、P-8は無人機と一緒じゃないといけない、無人機がいなければ欠陥機とかのたまう奴らがあふれてただろ?
      現実はどうよ?
      無人機との連携が当たり前の考え方になってきて、このP-8の運用思想が正しかったってことがほぼ証明されてきてる
      批判してた奴らが、それを忘れて今になって無人機無人機連呼してるのがおもしろい

      5
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        運用思想は正しかったかもしれないけどトライトンとの連携は破綻しかかってる
        ここの記事でもトライトンが現在は生産ラインの維持のため年1機程度しか調達されていないことが書かれている

        6
          • 匿名
          • 2021年 6月 30日

          P-8が連携する無人機はトライトンだけに限定なんてされてないよ
          リーパーなんかとも普通に連携する

          3
          • 匿名
          • 2021年 6月 30日

          ここでも過去、MQ-9とP-8Aの連携は記事になってるのに…
          P-8AはMQ-4Cとしか連携しないとなぜ思っちゃったのだろう?
          当然、これから新しく現れるかもしれない新無人機とも連携されていくんじゃないの

          2
        • 匿名
        • 2021年 6月 30日

        P-1もなんだかんだで、無人機と連携しようという研究は始まってる

        4
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 中国関連

    中国、量産中の052DL型駆逐艦が進水間近、055型駆逐艦7番艦が初期作戦能力を…
  2. 欧州関連

    BAYKAR、TB2に搭載可能なジェットエンジン駆動の徘徊型弾薬を発表
  3. 米国関連

    米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01…
  4. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
  5. 米国関連

    F-35の設計は根本的に冷却要件を見誤り、エンジン寿命に問題を抱えている
PAGE TOP