ドイツが今年1月に施行した新兵役法=志願制兵役の運用実績は期待外れの結果に終わり、連邦議会の国防委員会委員長は「もし志願兵制度によって人員増強の目標を達成できないなら、強制的な徴兵制に戻らざるを得ず、来年の7月31日までに決定を下さなければならない」と言及した。
参考:Germany considers reintroducing military conscription
参考:Ukraine’s Experience for Europe’s Future Security. Illusions and Harsh Reality
平和の配当は冷戦時代の国防や有事の際の負担を支えた人々からの贈り物であって若者世代の権利ではない
2025年2月の選挙で勝利したメルツ氏は「米国からの独立達成が優先事項になる」「米国が信頼できる同盟国でなくなる最悪のシナリオに備えなければならない」と訴え、キリスト教民主・社会同盟と社会民主党は国防・インフラ整備のため「債務制限からの国防支出除外」「総額5,000億ユーロの特別インフラ基金設立」で合意し、ドイツ連邦議会も憲法改正を可決して歴史的規模の財政パッケージが成立。

出典:Dirk Vorderstraße/CC BY 2.0
正式に首相に就任したメルツ氏は2025年5月の議会演説で「連邦政府はドイツ軍が欧州最強の通常軍になるため資金を全て供給する。これは欧州で最も人口が多く、経済的に最も強力なドイツにとって相応しい措置だ。我々のパートナーらも強力なドイツに期待し、実際にこれを要求してきている」「我々の目標は武力を行使する必要がないほど強いドイツや欧州を実現することだ」と述べ、現在のドイツの状況がどうなっているかを端的に説明すると以下の通りになる。
ドイツは非常に厳しい財政規律を緩和するため憲法改正(GDP比1.0%を超える国防支出を債務制限外として扱う例外規定)を行い、債務対GDP比率が60%前半台なので事実上「トリプルA格付けのドイツ国債で市場から資金を無制限に調達できる」と言われており、これは債務対GDP比率が高い他の欧州諸国と比べて「異次元の資金調達能力」という意味で、ドイツは2026年から2041年までの防衛装備品調達に計4,002億ユーロ=約74兆円を投じる予定だが「返済能力をどう維持するか」「防衛装備品調達への巨額な投資が生産性向上や経済成長に結びつくかどうか」も追求しなければならない。

出典:KNDS Deutschland
防衛装備品調達の資金を含む国防予算全体の数字を見ても、メルツ政権は2025年6月「今後5年間(2026年~2030年)で総額6,490億ユーロ=約121兆円を国防予算として支出する法案」を、2025年7月「2026年~2029年までの国防予算を最大1,620億ユーロ=約30兆円増額する中期財政計画」を承認し、2026年からの5年間で投じられる国防予算の総額は最大8,110億ユーロ=約151兆円、1年あたりの国防予算は平均2,027億ユーロ=約37兆円となり、NATO首脳会談で合意された「2035年」ではなく「2029年」までに純粋な国防分野への支出基準=GDP比3.5%達成が確実な状況となっている。
ピストリウス国防相は2025年11月「2039年までに欧州最強の通常軍を整備するための軍事戦略計画」に言及、この軍事戦略計画は2026年4月に一般公開(機密が解除された範囲のみ)され、ドイツ軍の再軍備は「2029年までに急速な増強」「2035年までの能力重視の拡張」「2039年以降の長期的な技術主導の拡張」で3部構成で、端的に言うと「2035年まではすぐ手に入る能力で再軍備を行い、長期的な技術開発への投資が再軍備に結びつくのは2035年以降」という意味だ。

出典:Bundeswehr/Jana Neumann
さらに人員増強も2030年代半ばまでに現役18.5万人を26万人、予備役6万人を20万人、戦闘準備が整った兵士(現役と予備役の合計)を24.5万人から46万人までに増強し、予備役の立場も「二次的な戦力」から「現役部隊と同等」に引き上げられ、ピストリウス国防相は予備役について「軍と市民社会をつなぐ要だ」と述べている。
今年1月に施行された新兵役法(志願制の兵役)は人員増強が目標を達成できないと徴兵制に切り替わる可能性を秘めており、連邦議会の国防委員会で委員長を務めるトーマス・レーヴェカンプ議員は「もし志願兵制度によって人員増強の目標を達成できない場合、強制的な徴兵制に戻らざるを得なくなるだろう」「これは来年の7月31日までに決定を下さなければならない」「私が最も懸念しているのは正規軍人や契約軍人の数の増加だ。なぜなら戦闘機を操縦したり、艦船を操縦したり、戦車を運転したり、パトリオットシステムを操作したりするのは彼らだからだ」と言及した。

出典:Bundeswehr
レーヴェカンプ議員の懸念は新兵役法施行後の結果が期待外れだったためで、ドイツ軍は1月から5月にかけて約30万人の若者に接触したにもかかわらず、志願兵は530人しか集まらなかった。レーヴェカンプ議員が所属するキリスト教民主同盟は当初から「軍事的危機が深刻化した場合にのみ発動される徴兵は抑止力ではなく対応策に過ぎない」「これでは危機に対して手遅れになり本来の目的を果たせなくなる」「危機が発生している状況下での徴兵実施にどのような成果が期待できるのか」と主張して「強制的な改善=兵役が選択肢に含まれた義務的奉仕制度の導入」を要求したが、社会民主党の反対で現在の形で落ち着いたという経緯がある。
要するに「志願制の兵役で結果が出ていないのだから強制的な徴兵制に戻すかどうかを決断しなければならない」という意味だが、仮に徴兵制が再導入されても18歳のドイツ人男性全員(推定35万人)が招集されるわけではなく、年間採用目標を達成するのに必要な数のみ招集される見込みだ。

出典:Bundeswehr/Jana Neumann
レーヴェカンプ議員は若者の兵役反対運動についても「冷戦終結後の2011年に兵役が廃止(平時の徴兵制運用の停止)されて以降、若者は安全保障問題に関心を持たなくなっているため彼らの懸念は理解できる」「私たちも若い世代と戦争、平和、そして国防の必要性といったテーマについて語り合ってこなかった」「ロシアが2029年までにNATO加盟国を攻撃する準備を整える可能性があり、だからこそ私は若い世代との対話に取り組むべきだと考える」と述べ、新兵役法に規定された「徴兵制に切り替わる可能性」は徐々に現実のものになろうとしている。
戦後の日本人は兵役に馴染みがないので「若者世代に国防や有事の際の負担を押し付けている」と見えてしまうかもしれないが、ドイツでは現役を離れる職業軍人、任期制の契約軍人、志願制の兵士は自動的に「Beorderte Reservisten=具体的な任務ポストに割り当てられた予備役」に6年間編入され、ドイツ軍の予備役6万人(これを20万人まで増強予定)とはBeorderte Reservistenのことを指しているものの、6年後に任務ポストに割り当てられた予備役から外れても軍籍から外れる訳ではなく、法的には依然としてReservist=予備役のままだ。

出典:Photo by Sgt. 1st Class Michael O’Brien
ドイツは冷戦終結後に平時の徴兵制運用を停止しただけで、新兵役法に関係なく有事の際には強制的に運用が再開され、基本法第12A条に基づき全成人男性は軍隊、国境警備隊、民間防衛部隊への勤務に招集=動員することもでき、アクティブな予備役6万人=任務ポストに割り当てられた予備役から外れても軍籍に留まって予備役の法的地位が維持される=軍籍を外れる65歳の誕生月末までは有事の際に真っ先に動員され、この巨大な予備役プールには「2011年に兵役が廃止される以前に兵役を経験した人間が推定90万人いる」と見積もられている。
ドイツの国防や有事の際の負担は「依然として平和の配当を勝ち取るため兵役についた人間が引き受けている構造」で、軍籍に残る65歳までの男性はどんどん歳を取り、健康状態が悪化しているため、見積もられている推定90万人全員を有事の際に動員できるわけではなく、この巨大な予備役プールはどんどん縮小しているため、ドイツはBeorderte Reservistenの数を6万人から20万人に増やして巨大な予備役プールを補充したいのだ。

出典:Bundeswehr
現在の若者世代が平時の徴兵制運用から解放されたのは「平和の配当」のお陰で、この配当が終わりを迎えて「国防や有事の際の負担」の必要性が高まっているのに「依然として平和の配当を勝ち取るため兵役についた人間が引き受けている構造」で、これは「若者世代に国防や有事の際の負担を押し付けている」のではなく「年齢や健康状態からくる国防や有事の際の負担の世代交代」であり、これに若者が反発するのは「生まれた時から平和の配当が当たり前で、平時の徴兵制運用から解放される恩恵を取り上げられる」と感じるからだろう。
ドイツの事例を国境を超えて広げることはしないが、レーヴェカンプ議員が若者の兵役反対運動について「若者は安全保障問題に関心を持たなくなっているため彼らの懸念は理解できる」「私たちも若い世代と戦争、平和、そして国防の必要性といったテーマについて語り合ってこなかった」「だからこそ私は若い世代との対話に取り組むべきだと考える」と言及したもの「平和の配当は冷戦時代の国防や有事の際の負担を支えた人々からの贈り物であって若者世代の権利ではない」と伝えたいのかもしれない。

出典:Минобороны России
ちなみにロシアが2029年までにNATO加盟国を攻撃する準備を整える可能性とは「突如としてロシアがNATO加盟国に全面侵攻してくる」「ロシアが欧州に侵攻して領土を拡張してくる」という話ではなく、NATOの基盤=第5条の有効性を試すという脈略であり、ロシア人系住民の保護など曖昧な問題で特定地域の対立を煽り、判断や立場が分かれそうな小規模な衝突からエスカレーションを誘い、西欧と東欧の危機感の違いを突いて加盟国間を分断し「第5条が役に立たない」と証明すること。
もっと分かりやすく言えば「曖昧で判断や立場が分かれそうな部分を攻撃して団結されると厄介なNATOをバラバラにする」「欧州全体をロシアへの危機感が異なるグループ毎に安全保障体制を再編させる」「再編されたNATOよりも小さなグループは相対的に戦力と能力の規模が小さくなる」「結果的にロシアの影響が強くなり干渉しやすくなる世界が出来上がる」という意味だ。

出典:NATO
ロシアがリスクを犯してまでNATO加盟国に仕掛けると予想しているのは「第5条の有効性=集団的な軍事的能力が机上の空論で実際に機能しない」と認識しているからで、ロシアを軍事的に抑止するためには「集団的な軍事的能力が機能する」と認識させる必要があり、ロシアとの戦争を避けるためにはNATO加盟国の軍事能力を見せかけのものから実際に機能する組織と規模に再構築しなければならず、これは正面装備を沢山購入するだけでは機能しない。
結局のところ「戦う準備ができた人間がどのくらいいるのか?」「前線での人的消耗を補充できる回復力があるのか?」「社会全体が国家の主権を守るために団結できるのか?」が重要で、ウクライナ軍のザルジニー元総司令官は2026年5月「ウクライナの経験が欧州の将来の安全保障に示唆する幻想と厳しい現実」という記事をNVに寄稿し、この中で中々興味深いことを示唆している。

出典:Zelenskiy Official
“2026年5月現在もウクライナにおいて第二次世界大戦以降最大、21世紀で最も多くの死傷者を出している戦争が未だに続いている。第二次大戦以降の長く平和な生活、ソ連邦崩壊以降の安定がもたらした数々の幻想により、欧州各国の安全保障に対する道のりは3つの理解の段階を経ることになるだろう。第一段階は国家と政治家が問題や懸念は一切存在せず、あらゆる問題は間違いなく自国には関係なく、最終的にはそれらの問題は自然消滅すると確信している状態だ。さらに最悪なのは問題は解決されるべきだが、それは次の選挙サイクルで対処すればよいと考えている状態だ”
“第二段階は安全保障上の問題が明白になった時だ。この懸念のレベルは政府に別の過ちを犯させる。この問題の解決を軍に丸投げし、新たな契約が結ばれ、必要な何かの生産が増加すると請け合うことになる。そして国家の安全保障に責任を負うべきは軍隊だと主張する。この取り組みは適切に対処され、その過程で経済的利益も発生するだろういう強力なインフォメーション・キャンペーンが展開される”

出典:Головнокомандувач ЗСУ
“第三段階は残念なことに軍の部隊と能力が枯渇し、戦争が勢いを増した時に訪れる。それは恒常的な国家の即応体制を示すことで戦争を回避し、必要であれば敵を撃退し、損失を最小限に抑えることによって安全を保障しなければならない基盤とは「すべての権限をもつ国家そのものだった」と証明される時だ。これは前世紀において常識だったが、安全保障の基盤が「果てしない懸念」と「より良い生活の約束」であると考えられる現代において相容れないものとなっている”
起きるかもしれないリスクへの負担が大きければ大きいほど「起きない可能性」に目を向けがちで、政治レベルだけでなく国家全体で必要性を認めるのは手遅れになった段階、病気の進行で例えるなら予防的措置を軽視して外科的介入が必要になった段階で後悔するようなものだろう。
関連記事:ドイツは2039年までに欧州最強の通常軍を構築、即応体制は46万人増強
関連記事:欧州最強を目指すドイツ、ボクサー5,000輌とPatria3,500輌の調達を準備中
関連記事:ドイツは2026年度に約8.2兆円、2041年までに約69兆円を防衛装備品調達に投資
関連記事:メルツ政権が調達促進法を承認、ドイツ軍は資金に加え調達ルールの柔軟性も確保
関連記事:メルツ新首相、ドイツ軍を欧州最強にするため必要な資金を全て出す
関連記事:ドイツ議会が志願制の兵役法案を可決、人員不足が解消しない場合は義務化
関連記事:戦争を回避する唯一の手段は準備すること、フランスが志願制の兵役制度導入
関連記事:仏メディア、自発的に参加可能な10ヶ月間の兵役制度が発表される見込み
関連記事:カナダ、志願者30万人で構成された軍を補助する民間防衛隊創設を計画中
関連記事:欧州で相次ぐ兵役義務の議論、再導入、拡大、豪メディアも自国の奉仕義務に言及
関連記事:クロアチアが兵役を再導入、安全保障がなければ経済も民主主義も存在しない
関連記事:徴兵制に反対するドイツの若者、兵舎よりも塹壕で何年も過ごしたいのか?
関連記事:ドイツのメルツ政権、義務的兵役制度の再導入もあり得る兵役制度法案を承認
関連記事:メルツ政権が取り組むドイツ軍強化、義務的徴兵制度を復活させるかが焦点
関連記事:ポーランド陸軍司令官、予備戦力確保には兵役義務の復活が避けられない
関連記事:ラトビアが徴兵制度の再導入を決定、予備役を増やして戦時の動員数を確保
※アイキャッチ画像の出典:Bundeswehr





















中国の話だけど、徴兵されたけど耐えれなくて何度もやめようとしたあげく制裁された人も居れば、本人は兵士としてやる気満々だったのに身体能力が適さなくて除隊した人とかいるしな。韓国の話は言うまでもないし、とにかくこういうのは簡単にはいかん。
PLAは米軍と同様に兵役登録制度はありますが基本的に志願制ですよ?
台湾と勘違いしてませんか?
仰る通り中国は『事実上の志願制』ですが、記憶だけで書いたので当時のニュースを見直したら『徴兵サイトを通じて入隊』『兵役拒否で厳重な処罰』の部分を誤認していたようです。申し訳ありません
簡単にはいかなくてもなんやかんやで徴兵再開すると思います
ここには書かれてませんが、ドイツは今バルト三国への派兵を急ピッチで進めていて既に旅団規模の部隊が展開しています。ドイツがこれほど部隊を海外展開するのはヒトラー政権以来の出来事で、将来的に仏蘭瑞を合わせて数個師団が置かれるみたいです(兵舎だけでなく派遣軍子弟向けの学校や病院なども建設済み)
もちろんプーチンは激怒していて『ほら見ろやっぱりNATOはロシアを侵攻する気じゃないか!』と激おこです
徴兵制度の法律って意外とすんなり通りそうだよね
まず有権者の半分が徴兵されない女性
んで男性のうち3~4割は30歳以上
単純計算で全体の70%は徴兵されないわけで
女性の徴兵はやらないでしょうね
反発が大きくなるから
しかし志願者530人はひどすぎますね…
いくら予算多くてもこれは不安になります
イスラエルは好きじゃないけど女性も兵役義務があるのは「色々な歴史」ゆえの凄まじい国防意識だと思っています
全滅したマサダ砦で新兵が誓うからね
2000年間自分ら国家建設を求めてたわけで
ここ数十年の評判とか気にしないのもわかる
かの国にならうなら妊娠出産したら徴兵免除にしたら結婚率と出生率が上昇するのではなかろうか
これは仰る通りです。
ドイツの事例を見れば、女性優遇する形で取り込んだわけですし。
韓国の兵役も、男女対立の深刻な社会問題になっているようですが、女性の社会進出(女性の徴兵)によって解決するかもしれませんね。
戦前の日本でさえ平時は甲種合格率は3割程度で、ソコからの抽選なので現役徴収率は2割程度でした。
選抜徴兵制には公平性の問題があるんですよね。
20万人の即応予備役を6年任期で充足するなら1年あたり3万4千人ですか。18歳男子が35万人なら1割以下。抽選に当たってしまった奴は納得するんでしようか?
其処は税や特典でのサポートする必要はありそうですよね
徴兵経験者は特定の減税、あるいは経験してない者は一部増税、年金への上乗せや就職サポート、技能・資格支援などでバランスを取る
加えて兵科選択も徴兵のインセンティブに出来そうです、どの道有事には平時徴兵されなくても動員されるのならば有事前に自主的に志願してた者はある程度兵科について志望出来るとか
土壇場動員は歩兵、自主的志願は輸送任務やドローン兵と宣伝していたら平時に自分から志願する者が増える気がしないでもない
奨学金の一部または全額免除とか住宅ローンの割引とかでも助かる……
プーチンがウクライナでコケて
トランプは東欧守る大サービス継続
これなら兵役要らない
一番負担が少ないその可能性に賭けてやってきた結果、今こうなってます。
東欧から米軍消えるまで本気になんないと思う
>志願兵は530人しか集まらなかった
本邦でももう少し集まるでしょう
プーチンも笑っていますよ
義務的徴兵制を導入するための必要な手順でしょうけど
やる気のなさを天下に示したのはマイナスでしょうね
ドイツの場合ポーランドが抜かれる可能性が限りなく低いのでどうしても平和ボケがね……
北欧も軒並みNATOでバルト海越えてロシア海軍来る可能性は低いですし、まぁ何とかなるやろ感がありそう
その点だと日本の方が日本海にミサイル撃たれたりスクランブルが日常になってる分一般市民レベルでの危機感は案外高いんですかね……?
日本に危機感無いからこそのGDP1.6%です
>債務対GDP比率が60%前半台なので事実上「トリプルA格付けのドイツ国債で市場から資金を無制限に調達できる」
うらやましい
日本はいざ軍拡したいタイミングで既に財政あっぷあっぷですから
まぁ気にせず国債発行して円安がどんどん進行するんだろうけど
高齢医療費自己負担3割で8兆円出せるし
高齢者は負担上限も廃止すればいい
まあ債務対GDP比率が60%の結果がボロボロのドイツ軍とインフラなわけで……
いつも思うんだけど、軍事クラスタの人は経済に対して変な執着・思い込みがない分、MMT(というか貨幣システム)の理解は早いと思うんだけどなあ…。まああくまで興味があるのは軍事であって、金融調節?インターバンク?知らんがな、と言われればそりゃもっともなんだけど。そこらのポンコツ経済学界隈(主流派は勿論、日本の偽MMTなんかも当然含まれる)と同じ立ち位置に立っていたら、肝心の軍事を見る目も歪んでしまって勿体ない。
世界的なインフレとドル162円突破してもまだMMT理論信じてるのか
日本の話として考えなければならないトピックだと思うんですよね。
だから、日本版「GIビル」制度の導入も考えるべきではないでしょうか。
私案なんですが、満3年以上、自衛隊員として勤務した者には、
4年制大学の全期分の学費・入学金・教材費の全額を国費から支給する。
4年制大学は、当該志願生に対し、入学試験で5%のゲタを履かせる義務を負う。
ただし学生が留年または落第した時点で支給は打ち切りとする。
満4年以上勤務した者には、6年制大学について上記と同様の扱いとする。
卒業後は予備役として報恩する義務を負う。というような案。
これからの時代でも腐らない上に取得に十数万円かかる二等無人航空機操縦士や、40万円くらいかかる一等無人航空機操縦士が取れたり費用免除されるみたいな特典というか、ドローン戦を見据えた施策とかも有りかもしれませんね。
配属部署次第な大型特殊免許や大型一種よりも訴求性はあるかも。
今の日本社会において、「4浪(自衛隊)して卒業した」大卒資格に、どんな魅力があるんですかね。
日本企業から見て、一番美味しい期間が国に吸い尽くされたあとの出汁ガラですぜ。
しかも既に色がついた状態って思われて
中途入社扱いされそう
なんか資格とる補助でもつける?宅建だの危険物とか技術士とか
いうても人手不足がドンドン顕在化してる中で技能やら体力やら上意下達の経験ある若手よりも大学で遊んでた人間より優先するってもの非効率な気もするんですよねぇ
この辺りは実際に施行して見ると企業側の認識が変化するかもしれません
そもそも何年も前から転職市場は活発ですし、企業も金かけて自分で育てるより経験者を欲しがるようになって来てます
企業って上意下達出来ないんですよ。良きに計らえ!で。
曖昧な指示ばっかりで。人が死なないものだから適当なんです。死が近い所(労災や死亡事故)程、指示が厳密になったり基本から逸脱させない。
元自の採用義務を作って達成できなかった企業には法人増税するとか
ペナルティがないと真面目にやらないでしょうね
まず出来そうなのは事務系公務員に採用優先枠作るとかですかね
きっと野菜を作る羽目になる。企業って抜け穴探すのが得意だから。票でお目溢し買えるし。
日本社会では除隊後の大卒資格は大してメリットないから、それより衛生兵多めに養成して、除隊後1年くらいの追加教育で看護師資格を付与しよう。衛生兵も看護師も、どんなにいても困らないから。
高卒の学生が、
・3年間毎年100万払って看護師になるか
・10年間毎年300万円給料+衣食住貰って自衛隊いて、その後絶対に求人が絶えることがない看護師に転向するか
の選択肢なら、結構、後者って魅力的に見えそう。
単純にカネで良いと思いますよ。召集訓練の日当が五万円なら誰も文句を言わず登録しますよ。
現状は一日拘束される事を考えると最低賃金以下なんですから。
ドイツ議会やマスコミ記者が、国防の重要性を問うても『御子息・親戚は大して参加しなかったレベル』が530人という数字かなと。
キリスト教民主同盟が文中にでてますが、連邦議会・欧州議会・地方議会に大量の議員を送り込んでるのに、そんなもんなんだなあと。
その良し悪しではなく1つの現実なわけですから、可能な限りよい待遇も並行して整えていくのが、現実的な道なのかなあというのは思います。
ドイツの冷戦時代~今を比較すれば、冷戦時代は東ドイツ・チェコなど『最前線で対峙』していたのに、今はロシア本国との間に緩衝国家が多数ですから盛り上がらないのも仕方ないんじゃないですかね?
>志願兵は530人しか集まらなかった
追記です。
ドイツは、フォルクスワーゲンが10万人規模の大リストラをするようで、ドイツ国内にも影響がありそうです。
自動車メーカーがリストラするのであれば、下請け・工場周辺の飲食店など、幅広く打撃を受ける事になるんですよね。
アメリカの志願制は、貧しい人が参加していると批判されたりしてきたわけですが、ドイツも貧困層が増えれば受け皿になっていくのか気になるところですね。
NATOドイツの冷戦時代の防衛構想は
最悪ライン川でWTOの機甲部隊阻止する計画
全土焦土を覚悟してたから
ホントにベルリン壁崩壊して一気に気が抜けるのもわかる
仰る通りで、自分の記憶ベースなのですが。
『戦術核を東西ドイツにぶっ放す』東西両陣営それぞれ防衛のために、とんでもない焦土作戦の作戦計画でしたからね…。
政府や上の世代がどう言おうが当事者の若者にとっては境遇の悪化でしかありませんから反応としてはこれが普通ですよね。
ところで「強制的な徴兵制再導入を来年7月までに決断」とのことですが、その頃までメルツ政権は存続出来ますかね。
少し的の世論調査で13%という驚愕の低支持率を叩き出したようですが。
韓国の若者(男性)の嘆きなんか見ていると、ほんと仰る通りなんですよね…
メルツ政権どうなりますかね?徴兵制も政治体力を削っている(不人気政策)わけですし。
AfDに州関連などの選挙で負けまくったりすれば、スターマー政権(イギリス)のようにどうなるのか見通せないかもしれませんね。
ドイツはメルケルまで兵役あったから
その兵役行ってない世代の社会保障削れば
過去に兵役行った層とこれから行く層ともバランス取れる
徴兵はシビアな話だよなぁ
日本で実際に戦力になるのは船舶に乗る正規自衛官じゃないとだろうけど、国民がいざとなれば銃を取れる抑止力は無視していい物じゃないし
陸軍国のドイツなら尚更
帝国海軍に利用され尽くした船舶乗組員は、後釜の海上自衛隊嫌いだし、戦時の輸送はどうするのかね?
まぁそれこそ和解して事前にいざという時の補償制度作成した上で働いてもらうしかないですよねぇ
どの道有事には民間船舶は普通にヤられるでしょうし
我が国は戦後保証を100%課税した過去が有るから、余程でない限り信頼されないかな。
帝国海軍は民間人に対して苛烈すぎた
あの歴史を観て手助けしようと思う奴はおらんだろ
戦時徴用船員の死亡率は約43%
海軍の2倍以上だ
そもそも論として、今のドイツではイスラム系の人口割合が増えてるから、若者がドイツと言う国に忠誠を誓えるのか?
ドイツに限らず民主国家で先進国と言われる国なら志願制兵役なんてこんな感じじゃなでしょうか。
日本の場合、欧州が想定するような大規模な陸上戦は起きないので(陸自不要論、戦車不要論には組しないですが)国民の一定数を徴兵するような事は考えづらいですよね。
台湾ならともかく日本へ中国が何十万単位で部隊を揚陸するとは想定しづらいですし、仮にそういう状況になった場合、空自、海自、在日米軍は壊滅してるわけで、陸軍揚陸する以前にシーレーンを締め上げれば日本は白旗上げざる得ないです。
将来的に少子化による若年層の人口減に対して自衛隊の規模を維持する為の限定的な徴兵や、教育課程でのドローン要員の育成みたいなのはあるかもしえませんが。
徴兵という形式が必要かどうかは別にして、後方の輸送能力は足りないです。
特に船舶も航空機も不足でしょうね。
米国から大量の支援物資が届くとしても船が足りない。
最前線に出ていく程でなくても、近くまでの輸送は何らかの形で強制する必要はあると思います。
あと例えば最近流行りのドローン製造だって、自動車の製造を後回しにしてでも優先的に回さねばならないですよ。
イスラム系移民を徴兵して戦場送り込めば良いんだ
ロシアのチェチェンとかみたいに
特典が付けば乗るだろ
日本は人種構成的にそういうのが出来なくて、同じ日本人から兵隊出さなきゃいけないのがしんどいな
公平性とかにうるさい人とかも多い、というか自分だけが損をする事を嫌がる人が多すぎる
公平性・自分だけ損をするのを嫌がるのは仰る通りで、スパイト行動の傾向が極めて高いという調査結果があります。
『自分が損をしても相手の利益を減らす』スパイト行動は、いわゆる足の引っ張り合いみたいな話しですが、何となくしっくりくる話しだなあと…。
徴兵制はどうあがいても魅力的にならないから日本の場合はまずは現役自衛官を魅力的な職にするのが最初のステップじゃないかなぁ。
底辺大学に吸われる学費とモラトリアムとして蒸発する時間を社会に取り戻すべきだとおもうねぇ
軍隊に入るのは決して貧しい人間だけでないし、例の発言は愛国心から入隊する人々を馬鹿にしているとは思うが、軍拡も愛国心一辺倒で出来る…訳にも行かんよね。
豊かだろうが貧かろうが若者はどのみち減るし、有事には30代〜60代男性や40代〜60代女性が動員の主力になりそうな…
個人的には是が非でも兵力かき集めるんじゃなくて、優れた将校の元で軍隊の省力化を一気に進めたいところ。結局徴兵で掻き集めた、やる気も体力も無い烏合の衆を志願兵並みに鍛え上げるのは時間と金の無駄だし、そいつらの教官を務める将校、志願兵が可哀想。寧ろ動員兵でも出来る仕事と志願兵が前線に立つ仕事を分けるなり、そもそも無人化兵器を導入するなりした方が有益だろう。そのためにはまぁバイタリティのある人に入隊してもらうだけの仕組みがいるけどね。
インフレ下の徴兵制なんて、やる気のない軍隊の出来上がりだよ。
娑婆で稼いだほうがいいもん。