Leonardoは2024年3月「英国が情報共有なしでGCAP計画を進めている」と批判したが、イタリアのクロセット国防相はDefense Newsの取材に「英国はGCAP計画においてイタリアや日本に最先端技術の共有を拒み続けている」「英国の秘密主義は狂気だ」「英国は利己主義の壁を取り払う必要がある」と批判した。
参考:‘Madness’: Italy’s Crosetto slams British secrecy on GCAP fighter jet
FCASと違ってGCAPは大丈夫なんだと思っていたら足元をすくわれるだろう
英伊日は2022年に次世代戦闘機を開発する枠組み=Global Combat Air Programを発表、3ヶ国はコア・プラットホームの本格開発を2026年から開始予定だが、Leonardoのチンゴラーニ最高経営責任者は記者団に2024年3月「まだ英国からGCAPに関する具体的な能力を提示されていない。開発範囲を定義する能力評価や産業パートナーの役割が非常に曖昧だ。パートナー間の関係性は協力的で透明なものでなければならず、情報共有なしで計画を進めるなら20年近くに及ぶコンソーシアムの構築など不可能だ」と批判。

出典:Leonardo SpA
チンゴラーニ氏は「英国側がSystem of Systemsの開発にどう関わってくるのか、最終的に有人戦闘機が無人機やAIとどうやって連携して相互接続するのかを知りたいのに英国側の言及にはその様なものが一切見当たらない。ただ『他国と一緒にやっている』としか聞いておらず、これは能力評価と呼べるものではない」「第6世代戦闘機をSystem of Systemsの話抜きで作るのはナンセンスだ」「単に次世代プラットフォームが欲しいだけならF-35を改造した方が簡単だ」と指摘。
Breaking Defenseも「Leonardo側の不満に英国防省は過去の発表(2025年に開発作業を開始できる準備が整っている)を繰り返しただけだった」と報じていたが、Defense Newsは31日「イタリアのクロセット国防相が英国の秘密主義を狂気だと呼び『英国がパートナー国に最先端技術の共有を十分に行っていない』と批判した」と報じた。

出典:GlobalCombatAir
“イタリアのクロセット国防相はDefense Newsの取材に対して「英国が第6世代戦闘機プログラムにおいてイタリアや日本に最先端技術の共有を拒み続ける限り、ロシアや中国に優位性を与えるようなものだ」と語った。クロセット国防相がGCAPの技術共有に関して英国を名指し批判するのは今回で2度目だ。 2025年4月にもReutersに対して「英国は利己主義の壁を取り払う必要がある」「イタリアはその壁を完全に打破した」「日本もほぼ完全にだ」「私には英国がこれに対して非常に消極的であるように見える」「利己主義こそが国家にとって最大の敵であり過ちだ」と語った”
“Defense Newsは「技術共有に対する消極的な姿勢について英国は考えが変わったか」と尋ねたが、クロセット国防相は「彼らは何も変わっていない」「彼らはやりたがらないのだ」「このような時期に同盟国と技術を共有しないなど狂気の沙汰だ」「私はLeonardoに対して技術を共有するよう命じた」「これに他国が追随するか見てみよう」「もし追従してくれれば最初の一歩が踏み出せる」と述べ、これは「GCAPの進捗がワークシェアを巡る争いで泥沼化しているFCASよりも順調に見える」という中で飛び出したものだ”

出典:Edgewing
日本人にとって「GCAPと競合するFCASの泥沼化」「GCAPに関する悪評や懸念の声のなさ」は心地よい響きだったかもしれないが、GCAPは開発体制の枠組みが出来上がった段階に過ぎず、開発契約すら締結していないため「FCASに比べて問題点が見えにくかっただけ(もしくは日本メディアが取り上げないだけ)」であり、GCAPの概念評価、予備設計、本格開発の費用は当初予想の3倍(1ヶ国あたり3.3兆円)に高騰し、2025年末までに締結するはずだった本格開発の契約も英国の資金不足で先延ばしになっている。
特に日本人にとって「本格的な国際共同開発への日本参加」「ここに潜む政治的・産業的思惑の駆け引き」「これまで顧みられることがなかったアフォーダビリティの確保」など初めてのことばかりなので、FCASと違ってGCAPは大丈夫なんだと思っていたら足元をすくわれるだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:GlobalCombatAir





















そりゃ見せられないモンはあるでしょ、戦闘機とか軍事機密の塊だし
日本(三菱)だってなりふり構わず中国企業にエンジンを売りさばいて、ガワだけ似せたパクリ外車の片棒を担いだこともあったが、暗号化されたECUの中身だけは絶対に見せなかったんだから
てっきりその辺の問題を踏まえた上での協定だと思ってたんだが・・・、まさか何も考えずただ集まっただけ?
資金不足で組織をうまく作れておらず、機体能力の制定や方向性を決めることができてないだけみたいな理由な気はする
ただワークシェア 3:3:3 は決まってるけど、実際の割り振り内容は話し合ってないという話はあった
本体の有人機はもう日本だけで作ってて無人機とかの分だけなんじゃあないかっていう気もします。
イギリスとかに欲しいのはNATO兵装の暗号・複合ソフトでしょうねー
これがないと互換性がないので国産オンリーか旧式兵装オンリーになりかねないから。
資金不足というよりも、イギリスのSDRのDIPの見積もりを超過したせいで、その再策定にはGCAP分の供出額も含まれているので遅れているということですね。ある意味資金不足というのは正しいですが、無いというよりは見積もりが甘かったので急いで用意しているという感じでしょうか
DIPが決まるのは遅くとも3~4月頃なので、まあそこまでは遅れないでしょう
3:3:3とゆー比率表現は斬新だな…
ロッ、ロッキードマーチンが残りの1を…?
GCAPの英国側主契約企業はBAEシステムズですよね。
イタリアの主契約企業レオナルドS.p.A.の英国部門も英国側で仕事してますから、BAEが秘密主義でレオナルドUKにも情報を渡さないのか、政府方針なのか、どちらとも判別が付かないのが悩ましいですね。
予算超過と秘密主義がこじれると納期にも影響しますから、良くて「コンセプトだけ作って実現は各国で」となりかねないのが懸念です。
英国側がレオナルドを引き入れた印象だったので日本がハブられるのはまぁ理解(国際兵器市場での未熟さ存在感の無さ故)出来ますがレオナルドにすら情報開示しないのは謎ですね。
日英・日伊間は秘密情報保護協定を結んでますので、両国政府が関与する事案については情報共有に問題が少ないのかと。問題は英伊間で同様の協定があるかですが、調べてみましたが分かりませんでした。
日英はGCAPの取得を前提とする共同開発主体で、本邦はLMが一部の技術開示・共有を拒んだため同社との協業をキャンセルし、英政府との協議を経てGCAPへ乗り換えたわけです。日本がハブられるというのは逆に考え難い。
>Leonardoに対して技術を共有するよう命じた
なので、現時点においては伊政府は技術開示・共有への交渉権や請求権が無いのだと思われます。理由はGIGOとエッジウィング間で契約が成立していないから、なのでは。その意味で責任の一端が英国にあるのは間違い無いとは思います。
外交面で見ても、今月は忙しい情勢になったなあと。
スターマー首相の訪中、イギリス国内からの批判もある中で、行っているんですよね。
1月16日 日伊首脳会談
1月29日 中英首脳会談
1月31日 日英首脳会談 (夕方~夜?)
日本目線で見れば、ヨーロッパ首脳が中国に接近していく気配もあるわけですから、注意深く見ていく必要があるなと感じています(極東は遠いですからね)。
イギリスの世論は中国接近について否定的でスターマー政権の独断らしいのが救いですかね
まさに仰る通りです。
日本世論には台湾情勢でも、欧州が頼りになるという主張もあるようですが、実態を注意して見る必要があると考えています。
台湾有事の際に、つるんでいるロシアを牽制してもらい(有償であっても)武器弾薬の供給元になってくれるのだけで十分頼りになるし中国に対しても抑止力にはなるというものです。それ以上の行動はあったらありがたい程度に思っておくことでしょうな。
御意見、リアリズムに基づいたものだと感じます。
仰る範囲、かなり現実的ですね。
日本人にとって?
日本以外も苦手でしょ共同開発
共同開発が上手とか苦手とかではなく、大多数の日本人は共同開発の実態について「(日本が主体的に参加した経験がない=報道がないから)よく知らない」ため「FCASと違ってGCAPは大丈夫なんだと思っていたら足元をすくわれる」という意味です。日本だけ共同開発が下手という意味ではありません。
例えるなら、武器輸出の経験がなさすぎて日本の防衛装備品輸出に話になると「スペックを比べて日本製は優秀だ」という日本の報道にしか触れない人に「オフセットが重要」「産業協力が重要」「雇用創出が重要」「技術移転が重要」「現地生産が重要」「完成品を売るのではなくエコシステムに参加させて利益を分けうのが重要」という視点が欠けているのと同じかもしれません
ファッ!?日独伊三国開発来るか!?
いいねぇ
ドイツ何か必要あるので?
日伊だけでお願いします。
そのまま防共協定も締結だ!
ドイツの資金力とドイツ航空宇宙センターの試験設備は魅力的ではありますね。
ドイツが「日本のF-3案をベースに改良型を開発するということでかまわない」と言ってくれるなら話は早いのですが…
さすがにそんなうまい話はないと思っておくべきなんでしょうね。
な、欧州だろ?
どうせこんなことだろうと思ってたわ
やるなら中国、インド、ロシア、トルコのように単独開発に拘るべきだったのにこれ
仮に開発がうまくいったとして、出来上がるのはスホイにも劣るユーロファイターの二の舞に決まってる
アメリカが中国相手にイモ引いてる現状で日本が喧嘩売りに行く状況と合わせてほんとバカくさい
流石に単独開発は荷が重すぎるのでは。
あと日本が喧嘩売りに行ってるって言説は中国の情報戦の一環。
実際できるのかどうか断言することはできませんが日本の官は「出来ない」と判断してそうではありますね
先日のアンドゥリルの純国産ドローンとアスター社の記事にに出てきたパルマー・ラッキーのインタビューでも、パルマーが「100%日本製で必ずできる、やろうぜ!」と誘ってるのに日本政府側が「中国製部品抜きとか無理なんで一部日本製で妥協しません?」とかまるで立場が逆転したような話になってしまっていた件が出てましたし…
ドローン程度でその認識であるなら、第6世代戦闘機なんて代物単独開発は無理と決めつけて諦めてるんだろうなぁと
ついでにこの期に及んで「GCAPやめようぜー」にも抵抗勢力のプロパガンダが一部混ざってる気がします。
(ほぼ)国産で開発するならX-2が飛んだ辺りから全力ダッシュしてそろそろ試作機が飛んでて数年掛けて問題解決する、くらいのタイムラインじゃないと無理だったかと…
中国やロシアみたいに軍需産業を完全に国営化できるなら単独でやれるかもしれんけどそれが出来ないなら無理な話やで
肝心なのはサプライチェーンの構築とそれに付随して安定的に維持管理できるかだからな
そもそもロシア製も近年だと西側の半導体とかに依存してるので
高性能機は現時点だと作れないって話がありますね。
日本単独で開発しても中国の第5/第6世代機に対抗できるかどうか…開発力と技術は中国の方が上なので。
あと単独開発なら韓国のKF-21も参考になると思います(段階的に性能と国産化率を向上させる)。
ね? 兵器の国際共同開発なんてksでしょ?
イタリアが理性的なのは助かるが、まさかここにきてイギリスが内輪揉めを引き起こすとは呆れたもんだ。
最悪イギリスと別れて日伊だけで開発になるか…?
公開すべき能力が何も完成されていないので、公開出来ないとみた。
壁新聞分担して、締め切りギリギリになって「実はできていない」とか言う子だ。
どうやら日本とイタリアは技術開示について相互に合意があるようですが、
英国だけが予算確保も技術開示も二の足を踏んでいるように見えますね。
共同作業開始を遅らせて、その間に英国単独の技術実証を積み重ね、共同作業開始時点での英国の発言力・影響力を高めようと画策しているのではないか?
三カ国の共通利益を犠牲にして、英国一カ国のみの利益を追求しているのではないか?
そのように疑われても仕方のない状況ではないでしょうか。
もちろん真実は闇の中ですが。
英さんが納期も要求性能も未達なら止めるのもあり
日本単独でもF-22的な物には仕上がるでしょ
宇露を見る限りミサに初期エネルギー乗せてくる機体は敵にとって邪魔だし
本当はQBの位置からの自衛もできる前線指揮管制機がG6相当なんで
英伊さんは早く仲直りして妥協してくれんかな
共同開発については問題が付き物でGCAPにも必ず出てくると思ってました。おそらく開発予定期間も遅れるでしょう。
思うのはイタリアが参加してくれてて良かったなということです。日英だけならおそらく日本側からこの手の情報が出てこない可能性が大きくギリギリになってメディアに指摘されるなんて事になりそうで、早い段階で問題が露呈したのはむしろ僥倖なのではと。
日本が英国と防衛協力、GCAPの共同開発を進めたのって保守党政権の時なんですよね。労働党に政権交代した時GCAPはどうなるんだろうと心配してたのですがこの辺の影響もありそうです。
何故かこの状況にも関わらず何年も前から「開発は日本が主導」とか「日本の案が採用」とかキャッキャしてるYouTuberなんかは何処から情報を仕入れくるのだろうか…
「最先端技術の共有を拒み続けている」元記事だとrefrained from sharing top tech with its Italian and Japanese partners 機械翻訳は最先端技術の共有を控える。若干トーンが柔らかいですね。狂気「madness」といって強く非難してますけど。
別に見せられないものは仕方ないが、ならこの数年間での組織作りなりなんなりは何だったのかと。日本の造船と同じように英国の航空産業が虎の子なのは百も承知だが、ならそれを保護する条件を契約段階で示せよと。
ダッソーが屁理屈重ねるフランスの場合と違って、ロールス・ロイス、BEAからその手の主張が出てるようでもないし、英国の場合、サウジも含めてひとえに政界の問題でしかない様に見えるけどな。少し前なんてサウジを開発に引き込もうとしていて、機密とか以前に労働党が保守党の政策をひっくり返したいだけなんじゃないのか…
最初から機密を出したくないんなら、何故サウジみたいな、機密の面で日伊より信頼ならない国を開発に入れようとしていたのかもよく分からないし、何かイギリス側のやり方は首尾一貫してなくて、ただ邪魔をしたい介入したいという悪意にしか見えないけどな。何がしたいか最初から明白な分、ダッソーやドイツのがまだ誠実だ。
偏見かもしれんが、態度を曖昧にしつつ状況を複雑にして、その中で政治力を行使して利益を掠め取っていくのがヨーロッパの支配者階級の伝統的手法だと思っている
なんか連中を過度に評価しすぎていると思う。ウクライナ支援もそうだけど
アイツラは自分達で何も決定出来ないし、何も計画建てれないし、一番最悪な事にそれに気付けない愚かで無能な烏合の衆でしかない。
それだとWW1〜WW2あたりの欧州の軍事力、技術力の高さの説明がつかない
やっぱお金とか機密以外が理由じゃないかな
一国でつくる場合の60%ぐらいで戦闘機作れるはずが費用高騰で割安じゃなくなったし、財布としてサウジ入れようとしたら日本が反対、なのに完成した場合のワークシェアは3割だけで割に合わなくね?みたいになったみたいな
あと過去記事に、今後数年内にロシアとの衝突が起きると想定した場合、35年完成予定のGCAPでは遅すぎるという話があったと思うのでそれもありそうだなと
(とはいいつつ、いまさら一国での開発に舵をきる可能性は高くないと思うけど)
もっと単純で保守党政権が進めた政策を労働党が理解していなくて、日伊側や航空産業側とアレコレ約束した事を全く理解しないまま介入してるだけなんじゃないかと。35年が遅いと言っても英国航空産業がポンポン新鋭機を開発できる訳でもないのに労働党政権は最悪それすら理解してないんじゃないかと。
ダッソーみたいな企業側から機密が云々という意見が出るのは分かるが、表立って反対している英側企業もいないし、なんか英政界の勝手な暴走にしか見えないけどな。
多分相当数が日本とイタリアとかぶってるんじゃあない?>イギリスの出せる技術
>F-35を改造した方が簡単だ
簡単と言いつつGCAP代替にするならブラックボックス無しが前提。かつどれだけ実用化の目処があるのか不明な第六世代技術適応魔改造F-35D(フェラーリF-35)をイスラエル以上の権利で共同開発出来るのかみたいな話でハードルの高さはどっちもどっちじゃないかな。
改造なんてF-15DからF-15E、F/A-18C/DからF/A-18E/Fみたいなレベルで行うべきでステルス機なのも相まって難易度はかなり高い物にしかならないと思うんだけど。
そこは「『System of Systemsの話抜きの次世代プラットフォーム』が欲しいだけなら〜」という「肉抜きの牛丼」みたいな話なのであんまり真面目に取り上げても意味はないかと…
イタリアだけではなく、日本としても
「英国は6世代機をつくれます!日本にはできませんが!」
というような英国人の大言壮語はそろそろ聞き飽きてきたところで
「2028年1月1日までにコレコレのものを完成させられます」というような
具体的な話をそろそろ始めてくれないと
「10兆円の予算と15年の開発期間を貰えるならコレができます(たぶん)」というような雲を掴むような漠然とした話ばかりをいつまでも並べられていては
「英国は単にビッグマウスなだけで本当は何も準備できていないのだろう」と疑われる状況になってきているのではないでしょうかね。
GCAPの試作第一号機が完成した時にはトルコのKAANにはトルコ産エンジンが載せられていて、
KF21はウェポンベイ搭載型が実戦配備されていそうだな
英国のワークシェアと担当がなくなるだけだとおもうな
当然発言権も
むー、GIGOとエッジウィング間の契約が成立していない現段階において、このイタリアの不満表明はどうなんでしょうね。
まず、発端となった Leonardo チンゴラーニCEOの英政府批判はお門違いです。主張にある情報提供等は、GIGO運営委員会を通じた締約国による戦略的な指示及び監督の下にGIGOが一元的に管理調整することが、所謂GIGO設立条約に規定されています。
Leonardo が不満を表明した2024年にはGIGOとの交渉窓口になるエッジウィングさえ成立しておらず、一事業参加予定企業から英政府への直接要求はそもそも筋が通らないかと。その点は現在でも変わりません。
今回のクロセット国防相の「私はLeonardoに対して技術を共有するよう命じた」に関しても、契約成立後のGIGOとの交渉に関わることです。運営委員会が開催済ならば三国間でどのような協議が行われたか、公表されない限り我々は知り得ないわけですが、英国側は先端技術情報保護のため正規の手続きを経ることに頑なに拘っているのかもしれません。
というか、個人的にはそうあるべきと思います。
「System of Systemsの開発」「無人機やAIとどう連携、相互接続するか」なので完成したGCAPの価値を大きく左右する要素ではあるけど、分からない、決まらないと設計が全く進まないかと言ったらそうでもなくて、ハード・ソフトの器や電力・冷却さえ確保できてればとりあえず開発は進められる。
レオナルドにしてみればGCAPをテコに欧州の防空システムや無人機市場で存在感、主導権を確保したいから必死なんだろうけど、
日本にとっては元々インターオペラビリティは日米、無人機は日米豪でやるつもりだし、何なら2035年時点ではJADGEにちゃんとつながりさえすればとりあえずなんとかなる。
まあ一事が万事ではあるので英の姿勢を改めて欲しくはあるけど、これを理由に「GCAPやめちまえ」は過剰反応かと。
基本的に同意ですね。
日英の共通要求で米軍とのインターオペラビリティは当初から確保される仕様になると思います。
GCAPの中核となるミッションアビオニクス(先進統合センサーシステムISANKEと 統合通信システムICS)開発は Leonardo も参画するG2Eが正式に発足し、そのシステムコンセプトは dsei japan 2025 で公開されています。
機体とエンジンもそれぞれの三ヶ国企業グループが協議を進めていると説明されているので、協業が進展していないわけではありません。
GCAP事業を止める理由は今のところ見当たりませんね。