ウクライナのドニプロペトロウシク州パブログラードで大爆発が観測され、ロシア軍がウクライナ軍の物資集積地(駅)を攻撃した可能性が高いが、この爆発が航空攻撃やミサイル攻撃によるものなのかは今のところ不明だ。
参考:В Павлограде прогремели взрывы
この爆発が航空攻撃やミサイル攻撃によるものなのかは今のところ不明だ
ウクライナでは30日の23時頃「ドニプロペトロウシク州パブログラードで大爆発が観測された」と報告があり、登場した画像や動画から爆発は市内中心部のパブログラード駅(48°33’00.4″N 35°51’09.2″E)で発生した可能性が高く、ウクライナ軍の物資(弾薬か燃料)を輸送中だった貨物列車がロシア軍の攻撃を受けたのだろう。
パブログラードの爆発は何キロも離れた地点でも観測されており、あるOSINTの研究者は「防空システムの迎撃弾不足に伴う防空能力の低下だ」と指摘しているが、この爆発が航空攻撃やミサイル攻撃によるものなのかは今のところ不明だ。
追記:パブログラード市長は「市内で強力な爆発が発生した」と報告し、市民にも「安全な建物内に留まって街中を歩き回るな」と促している。
関連記事:ウクライナ軍のA2ADが機能しなくなる?BukとS300の迎撃弾がまもなく枯渇か
※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由
直接の関連はないかもしれないけど、小泉先生がTu-95が駐機してる基地から10機出撃した旨をツイートされていたので、ミサイル攻撃の結果だったりするのだろうか?
俺はウクライナ応援してるけど、こういう情報もしっかり記事にするこのサイト信用してる
都合の良いところだけ見て安心してる現実逃避の日和見主義は良くない
わかる 不利な状況に見ないふりをして都合のいいところだけ見たり、耳ざわりのいいことだけ聞いてると冷静に物事を考えられなくなるよね
ドニプロペトロウシク州パブログラードはザポリージャから100km、ドネツクから200kmの中間地点にあり、どちらへも補給の中継点になり得るちょうどいい立地にありますね。多少なりとも軍事的な知見があれば、この辺りが狙われてもおかしくないです。
ウクライナの現状の防空システムでは、主要都市や前線をすべてカバーするには限界があり、ましてや後方の集積所までは手が回らない可能性も高いです。
問題はこれが貨物列車単体を撃たれたのか、集積所として積み上げていた燃料・弾薬のすべてが吹き飛んだのか、それによって反抗作戦のスケジュールまで影響するのかという事だと思います。
ほんとうに作戦への影響が心配ですね。
ただ一点不思議なのは、この成果をロシア側が大々的に喧伝しているふしが見られないこと。
実際の影響が大きいにせよ小さいにせよ、ここは鬼の首を取ったように
「西側が供給した弾薬の大半を灰にした。やつらはもう戦えない」
と謳うのが彼らの流儀だと思っていたので。
あるいは、あまり声高には言えない事情(たとえば、弾薬庫は潰したけど、虎の子の爆撃機も落っこちちゃった。とか)でもあるのでしょうか?
ロシアがそういう感じで戦果を誇ったことはほぼない
割と全てにおいて淡々としてる
BBCにそれらしきニュース出てますね
巡航ミサイルで、
燃料タンクやられたと
首都行きは撃墜したと
あんまりロシアがウクライナの集積所を上手く攻撃したって話を聞かないから、偶々なのか狙ってやった結果なのか良く分からないね。
仮に燃料弾薬の誘爆無しであれだけの威力なら最低でKAB-1500、次はFAB-3000の攻撃で次はFOABになるんだけど、それだとウクライナ支配地域にがっつり脆弱な航空プラットフォーム侵入を許している事になる。この場合だと長距離ミサイルで集積所がやられた方がまだマシだよなぁ。