欧州関連

ノルウェー議会の過半数が韓国製ロケット砲購入を支持、HIMARSを破る

ノルウェーの多連装ロケットシステム調達にはHIMARS、EuroPULS、Chunmooが提案され、ノルウェー国営放送は16日「政府が提案した購入計画が議会の過半数を獲得した」「新しいミサイルシステムは韓国から購入する予定だ」と報じ、韓国製ロケット砲の勝利が濃厚になった。

参考:MDG sikrer flertall for kjøp av koreanske raketter
参考:Hanwha Aerospace unveiled its HPMRL rocket artillery for the Marine Corps

ノルウェーが加われば運用国は6ヶ国に増え、Chunmooと対応ロケット弾/戦術弾道ミサイルのエコシステムはより強固になる

欧州はウクライナとロシアの戦争を目の当たりにして「大規模な地上戦が再び欧州で発生する可能性」と「高度な防空システムの普及で接近拒否が成立する可能性」を認識し、航空戦力に偏っていた火力投射能力を地上戦力に戻す動きが加速しており、自走砲や多連装ロケットシステムの新規取得や追加調達が相次いでいる。

出典:Photo by Lance Cpl. Nicholas Guevara

砲兵システムに関しては欧州独自の選択肢が存在するものの、多連装ロケットシステムについては独自のシステムがないため米国製のHIMARS、イスラエル製のPULS、韓国製のChunmooに人気が集中、さらにラインメタルとロッキード・マーチンがHIMARSの技術を流用したGMARS(現在はMARS3とも呼ばれている)、KNDSとエルビット・システムズがPULSの技術を流用したEuroPULSを投入し、この分野の受注を争う競争は非常に激しい。

ノルウェーも多連装ロケットシステムの新規取得(長距離精密射撃プログラムの入札)を予定しており、米国務省は2024年8月「HIMARSをノルウェーに売却(16基/推定費用5.8億ドル)する可能性を承認して議会に通知した」と発表したが、ノルウェーはDefense Newsの取材に「HIMARSの調達は決定事項ではない」「長距離精密射撃プログラムの検討候補として情報提供を要求しただけ」「まだプログラムは検討段階から調達段階に進むよう正式な指示を受けていない」と回答し、ノルウェーの受注を争う潜在的な競合はPULS/EuroPULSとChunmooだ。

PULS/EuroPULSは入札候補から排除されたため「HIMARSとChunmooの一騎打ち」になったが、米国は「GMLRSの射程延長弾=ER-GMLRS」と「HIMARSで使用する新型戦術弾道ミサイル=PrSM」の購入要請を拒否したため「Chunmoo勝利」が有望視されており、ドイツはLeopard2A8や212CDの共同調達、新型対艦ミサイル=3SMティルフィングの共同開発、EuroPULSへのNSMや3SM統合といった防衛協力の拡大を背景に「MARS3をノルウェーに売り込んでいる」とも噂されていたが「Chunmoo勝利」が濃厚になってきた。

ノルウェー国営放送=NRKは16日「新しいミサイルシステム(多連装ロケットシステムのこと)の購入計画は緑の党の支持により議会の過半数を獲得した」「190億クローネ相当の新しいミサイルシステムは韓国から購入する予定だ」「中央党、社会主義左翼党、キリスト教民主党はノルウェーと欧州の産業協力を訴えて欧州製システムを再検討するよう求めたが、保守党と緑の党が政府案=Chunmoo購入を支持している」と報じている。

出典:Bundeswehr/Jana Neumann

まだノルウェーのChunmoo購入は正式発表されておらず、まだ2026年度予算に関連予算は計上されていないため、ノルウェーの多連装ロケットシステム調達に関する決定は少し先の話になるかもしれないが、議会の過半数はChunmoo購入を支持したため、戦車入札の時のような逆転劇(ノルウェー政府は政治的な理由で軍の勧告を無視してK2ではなくLeopard2A8を採用)は起こらないだろう。

因みにChunmooは開発国=韓国(218基)の他にアラブ首長国連邦(12基)、サウジアラビア(36基)、ポーランド(288基)が導入済み/導入中で、エストニアは昨年12月「HIMARS部隊を補完するためChunmoo購入契約(6基)を締結した」と発表、ここにノルウェーが加われば運用国は6ヶ国に増え、Chunmooと対応ロケット弾/戦術弾道ミサイルのエコシステムはより強固になる。

出典:Hanwha Aerospace

ChunmooはGMLRS弾に相当する射程80kmのCGR-080、ER GMLRS弾に相当する射程160kmのCTM-MR、ATACMSに相当する射程290kmのCTM-290 BlockIIを使用でき、PrSM Increment1に匹敵するCTM-X(射程500km)やPrSM Increment2と同じ対艦攻撃能力が可能なCTM-ASBM(射程160km)の開発が進められており、Chunmoo(約30トン)をC-130の輸送に対応させたHPMRL(約19トン)も昨年10月に発表し、ロケット弾ポッドを1基搭載するHPMRLはHIMARSの競合になるはずだ。

対艦弾道ミサイルの有効性について「ハッタリだ」と見る向きもあるが、米海軍は2020年「DF-21DとDF-26Bが西沙諸島に着弾したことを確認した」と認め、中国のサウスチャイナ・モーニング・ポストも「南シナ海へ発射した弾道ミサイルが海上を移動する標的艦に命中していた」と報じ、米陸軍はHIMARSで使用する戦術弾道ミサイル=PrSM Increment2に対艦攻撃能力を追加予定で、2024年6月「Exercise Valiant Shieldに参加した第3多領域任務部隊と第181砲兵連隊は高高度に長時間滞在できる観測気球とドローンと連携し、海上を移動する目標にPrSMを命中させた」と発表している。

出典:Lockheed Martin PrSM

2024年の演習は「弾道ミサイルを移動目標に命中させることが可能だ」と(西側でも)初めて実証されたことになるが、まだPrSM Increment2は実用化されていないため、2024年の演習で海上を移動する目標に命中したPrSMは「地上攻撃用のIncrement1」だった可能性が高く、GPS/INS誘導のみでも「ドローンや観測気球からのリアルタイムな標的座標更新を高速で行えば海上を移動する目標に命中させられる」という意味だ。

中国や中国軍のことを見下す風潮が長期間続いたため「対艦弾道ミサイルの有効性」を信じられないかもしれないが、米国と韓国が対艦弾道ミサイルの実用化に追従していること、テストや演習で弾道ミサイルから海上を移動する目標に命中すると確認され始めているので、もう対艦弾道ミサイルの有効性を「ハッタリだ」と疑うことから卒業しなければならないのだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Ministerstwo Obrony Narodowej

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コメント

  • コメント (27)

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    • たむごん
    • 2026年 1月 22日

    韓国製兵器の競争力、相変わらず高いですね。

    ノルウェーは、ロシアと陸上国境・海上国境を接しているだけでなく、改めて地図で見てもムルマンスクに非常に近いですね(日本ではクルスク沈没が非常に話題になったのも思い出しました)。

    日本=ノルウェー海外線が同じよう長さになりますから、多連装ロケットシステムによる海岸線の抑止力が機能するのであれば、日本にとっても興味深いなと感じています。

    17
      • たむごん
      • 2026年 1月 22日

      追記です。
      極東=中東=北欧東欧、地理的に見て配備国の位置が綺麗に分散していて、エコシステムの観点から見て、今後も強力なセールスポイントになりそうですね。

      外交面で見れば、武器輸出国は強力な外交カードを握っているに等しいわけですから、韓国が外交関係強化にどのように繋げているのかも少し注目したいと思います。
      日本のマスコミが、独仏の外交力を褒め称えているのを見かけた事があるのですが、(あくまで個人的な意見では)武器輸出が外交力を下支えしていたのではないかなと感じていたからです。

      8
    • Z
    • 2026年 1月 22日

    海外の国が調達するアジア製の兵器は韓国製か中国製に奪われる。海外輸出を模索している日本製兵器が食い込める余地が少ない。日本政府の動きも遅く、海外顧客を獲得する道はまだまだ遠い。皆さんはどう思いますか?

    8
      • たむごん
      • 2026年 1月 22日

      仰る通りで、なかなか難しいかなと感じます。
      もがみ型改、政官財の総合力により受注に繋がったわけですから、1つずつ前に進められたらいいですね。

      昭和後期~平成前半であれば、日本の経済的影響力を武器輸出により生かせたわけですが、政治的に厳しかったのが悔やまれるなと…。
      例えば、サウジアラビア(中東)の輸出入を見ると中国のシェアが大きくなった(輸出15%輸入24%)だけでなく、輸出先でも韓国が日本を追い抜いた年がでてるんですよね。

      日本にも、競争力ある製品・販売意欲があれば、武器販売の面でも販売チャンスがあったのかなと感じる面でもあります。
      (サウジアラビアの貿易投資年報 JETRO)

      15
      • 負け惜しみは誰だ
      • 2026年 1月 22日

      P-1や C-2についても、世界ではまったく相手にされていない事実をみれば、日本製兵器が世界で売れるのはまだまだ遠いというより不可能だと思えてきます。これは、家電や電子産業の凋落と全く同じで、商品の性能が良ければ売れるといった的外れの考えに固持した結果でもあります。

      ここ数年で世界市場で順調に成果を出している韓国を見習うべきでしょう。

      13
        • ネコ歩き
        • 2026年 1月 22日

        本邦の防衛装備が海外で興味を持たれても採用されない理由は下に書いた通りですが、韓国を見習うというなら成果が上がるまであと10年以上は頑張らないと。
        韓国は2005年頃に兵器産業を輸出事業三本柱の一つに育成することを掲げ官民あげて注力してきました。それが実り世界的高評価を獲得したのがここ5年ほどの間です。
        防衛装備移転三原則が廃止されるわけではないので、5類型縛りが解消されてやっと環境条件が韓国に近づいた、というところですかね。

        14
        • 特盛
        • 2026年 1月 22日

        数年前ならともかく、フィリピンにレーダー輸出したりオーストラリアにFFM輸出したりという実績がやっと出てきた今それを言うのはちょっと認識が古いのでは?

        15
      • ネコ歩き
      • 2026年 1月 22日

      まだまだ遠いのには同感ですねえ。
      来年度中の見直しで5類型縛りが撤廃されれば顧客範囲は広がりますが、運用法に時代遅れ感のあるP-1や運用条件・政治的環境がマッチする該当国がほぼ見当たらないC-2は今後も厳しいでしょうね。
      GCAP輸出に道は開いたとはいえまだまだ先の話で、防秘性の高い潜水艦や電子戦装備の輸出は今後も不可じゃないですかね。陸戦兵器に至っては輸出したくないのかと疑うくらいですが、高コスト故に他国製品には当面勝てないでしょう。
      今のところ唯一希望が持てそうなのがFFMですが、もがみ型を原型に様々なカスタマイズを行えば需要は広がるかもしれません。
      先行する韓国等と競合できるようになるには10年以上先を睨んだ戦略が必要じゃないかと思っています。

      9
      • ヤフコメ民
      • 2026年 1月 22日

      航空機と戦闘車両は無理ゲー。両方国内調達すら厳しく海外実績もない。過去にUS-2やC2が挙げられたのは法律上の都合だろうし、車両に至っては昔から売る気自体サラサラないと思う。
      艦船とレーダー等電子機器なら実績がある。前者の例としてFFMは韓国と比較して艦体が大きく有利。後者は技術的優位性というより、関係者にとって「各種援助と抱き合わせ等、方法を考えれば兵器も売れる」という自信になったはず。
      無いものねだりしても仕方ないので強みを活かそう。

      4
    • kitty
    • 2026年 1月 22日

    トランプ関係無しに、米国の殿様商売について行けない国が増えてきたと言うことですね。
    アメ車が売れなくなったのと同じ構造。

    17
    • いなば
    • 2026年 1月 22日

    ありがとう、対艦弾道ミサイルを「ハッタリだ」と思っていました!!となると、後はどこまで安く信頼できて使える兵器システムを構築できるか、という事になりますネ。海上戦力を全て無効になしうる兵器なのですから。韓国兵器が人気があるのは米国の兵器システムと安く兌換しえて政治的なひも付きがない、という点でしょうか。つまり、米国の西側自由諸国の兵器廠としての地位が崩れてきたから、という事なのでしょうか。

    7
      • 名無しさん
      • 2026年 1月 23日

      >対艦弾道ミサイルを「ハッタリだ」と思っていました!!となると、
      >海上戦力を全て無効になしうる兵器なのですから。

      そもそも対艦弾道ミサイルがハッタリたと言われているのは
      「防空艦の迎撃をかわせる程の終末速度(例えばマッハ10以上)を出すと終末誘導ができないので移動目標に命中できない(と考えられる)」
      「移動目標への誘導が可能な速度(例えばロシアのジルコンのマッハ8)だと、PAC-3レベルの技術を持つ防空艦なら迎撃可能(それどころか弾道飛行してくるので逆に探知も迎撃も容易い目標になる)」
      という意味なんですわ(終末速度を落として良いのならそりゃ弾道ミサイルでも船は撃てるけど、迎撃不可能な超兵器からは程遠い)

      なので対艦弾道ミサイルの試験成功というニュースで一番重要なのは「命中時の速度と精度」になるのだけど、その肝心な部分で他国海軍に激震が走るようなデータや結果が発表されたことはまだ無いはず。

      まぁただ終末速度が遅いなんちゃって対艦弾道ミサイルも、その特異な飛行方式のせいでRAMやESSMといった短距離防空システムしか持たない一般的な戦闘艦(日本で言うとたかなみ型以下のクラス)では対応不能と思われるので、中東や東南アジアなどの中小海軍には、海軍戦略の見直しが必要なレベルの戦略兵器になり得るとは思うけど
      (一方でイージス艦のようなMD能力を持つ海軍にとっては、米海軍がSM-6で満足して特に防空強化に走っていないのが答えと考えている)

      2
    • 名無し
    • 2026年 1月 22日

    ものとしてはロケット花火入った箱を担いでるだけだから車体技術はそんなに難しくはないけど
    長射程や大火力を考えるとでかいロケット花火が使えたほうがいいし、ファミリー化されたロケット花火をどれだけ作ってくれるかってサプライが重要だから
    そのへん考えたらHIMARSの選択肢は微妙だよね(空輸性第一として作った節もあるし)

    3
    • のー
    • 2026年 1月 22日

    本格的に対艦弾道ミサイルが実用化されるなら、空母とか大型艦は完全にオワコンになるかもしれませんね。
    ほとんど防御不可能にも思えます。
    常に予測不能な回避行動を取り続ければ避けられるのかな?

    4
      • Whiskey Dick
      • 2026年 1月 22日

      中国が保有する対艦弾道ミサイル以上の数量のスタンダードミサイルを準備すべきか。
      「大型艦は完全にオワコン」トランプ級はサイズの割にVLSが少ないし、レーザーで極超音速兵器を撃ち落せるのか未知数だ。

      2
      • kitty
      • 2026年 1月 22日

      弾道ミサイルは遠距離から撃てば撃つほど、飛行プロファイルから撃墜可能性は増えますが、生存率が1割切っても、

      「じゃあASBM10発以上同時に撃つアル!」

      とできそうなのが中国の恐ろしいところ。

      5
      • ミリ飯食べたい
      • 2026年 1月 22日

      防御自体はSM3などのBMDで対応できるようです。
      ウクライナの戦場においてPAC3がツィルコンを迎撃できたので、不可能ではなさそうです。
      問題は艦隊の護衛にBMD対応艦を張り付けないといけない点かと考えます。そうなると泥縄式に艦隊の規模がでかくなり、被発見率が高まりのループになってしまうのかなと。
      これもある意味でコスト交換比があってない戦場様式に思えますね。
      なお迎撃以外で一番手っ取り早いのは潜水してしまうことかと。半潜だったとしてもレーダー反射面積が減るので誘導終末時の妨害に十分効果はありそうです。
      でも空母は救いようがない、ですねぇ…

      4
      • 中村
      • 2026年 1月 22日

       観測の問題があります。無人偵察機で有る程度は解決していますが、ソレを見通し線外で全て撃墜出来れば発見されません。

       その意味では空母には生き残る目が有ります。

       水上戦闘艦がレーザーで撃墜したとしても、その時点で発見されているわけですから無意味。艦載ヘリのレーダーでミサイルを撃っても発射位置はバレます。

       一番の問題は陸側のランチャーの位置が発射するまで特定出来ない事です。コッチはほぼ丸見え、相手は地下偽装バンカーの中では勝負になりません。

      2
      • SB
      • 2026年 1月 22日

      割と誤解されてるんですが対艦弾道弾にしろ高速滑空弾にしろ突入時はせいぜいM4~6程度程度で、誘導するならM3クラスまで低下します(それ以上速いと弾が空中分解するので)
      なので亜音速のミサイルと比べたら大変ですが、別に撃ち落とせないなんてことはないです

      3
      • T.T
      • 2026年 1月 22日

      古来より沿岸砲の射程内で艦隊を行動させてはいけないのですよ。
      手段が砲から対艦ミサイルや対艦弾道ミサイルに変化し続けているだけで、原則は変わりません。
      やるなら、こちらが相手や観測手段を直接潰せる場合に限ります。

      2
    • 田中
    • 2026年 1月 22日

    韓国の武器輸出は相変わらず見事と言わざるを得ないね。
    それに比べて俺達(日本)ときたら・・・本格的な武器輸出どころか与野党揃って明確な財源の裏付けが無い消費減税政策をアホみたいに競い合って通貨危機寸前の国家危機を生み出してるときた。
    某総理大臣が言う(強く豊かな日本を取り戻す)が(弱く貧しい日本を作り出す)になってんじゃねぇかい。
    日本最強論を唱える右寄りの方々はそんな現実見ようとしないだろうがな。

    13
      • 無名
      • 2026年 1月 22日

      まぁ…総理が変わった途端ヨイショが増えたんで
      現実を見るなんてできないでしょうね。

      10
      • たむごん
      • 2026年 1月 22日

      仰る点、インフレ及び円安+長期金利高に触れられていると推察しています。

      個々人のリスクヘッジが、大事な時代なのでしょうね…

      4
      • 通りすがり
      • 2026年 1月 22日

      大丈夫選挙後1カ月もすれば減税なんて議題から消えてるさ。なお選挙中に負ったダメージ

      4
    • u
    • 2026年 1月 22日

    天舞とは違いますが韓国製の70mm誘導ロケット弾がサウジで採用されてライセンス生産が決まったそうです
    この誘導ロケットは元々はアメリカの技術を元にアメリカ軍と共同開発していましたがアメリカ軍は途中で放棄し韓国企業が開発を継続して完成に至ったものです

    本来は艦載あるいはヘリで運用するものですが、韓国企業はサウジの事情(沿岸海域でフーシー派等の武装ボートによる襲撃多発)を考えて車載バージョンも開発しサウジ政府にデモストレーションしていて中々に興味深いものです

    2
    • daishi
    • 2026年 1月 22日

    「対艦弾道ミサイルの命中精度はドローンや別のシステムで補完できる」という「システムオブシステムズ」の考え方を忘れてはいけない、ということですね。
    弾頭自身の機動性を確保できれば外部から誘導する仕組みを考えれば良い、というのは兵器単独で考えず兵器システムの組み合わせを考える必要があり、その点は今後も忘れてはいけない点だと思います。

    • ブルーピーコック
    • 2026年 1月 23日

    対艦弾道ミサイルは当たるのかというより、落とす対策をどうするのかが気になる。

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