トルコのエルドアン大統領は2021年「スペインとアナドルより大きな空母を作ることで合意した」と述べ、国産空母=MUGEMのモックアップも公開していたが、トルコ国防省は2日「MUGEMの鋼板切断が始まった」と発表し、海外メディアも「トルコの空母建造が始まった」と報じている。
参考:Millî Savunma Bakanlığında Haftalık Basın Bilgilendirme Toplantısı Gerçekleştirildi
トルコは結果的に武器システムにおける主権確保の重要性を先取りした格好
エルドアン大統領はスペインのサンチェス首相と2021年11月に会談し「我々は強襲揚陸艦アナドルよりも大きな空母を作ることで合意した」と、トルコ国防省調達部門のイスマイル・デミール長官も「大統領が言及した空母建造は我が国がグローバルパワーに成長するため不可欠な要素だ」と言及、2024年2月に空母建造=MUGEMプログラムが公式に発表され、4月にMUGEMプログラムの詳細を公表、10月にSAHA EXPOでMUGEMのモックアップが公開された。
MUGEMはスキージャンプ台とアングルド・デッキを組み合わせたSTOBARタイプの大型空母(全長285m、最大幅72m、排水量60,000トン)で、飛行甲板と格納庫に有人機と無人機を計50機搭載することができ、Hürjetの海軍バージョン、武装可能な無人機=ANKA-3、Kızılelma、TB3などの運用が予定され、将来的には開発を進めているカタパルト・システムの採用も見込まれており、MUGEMは建造後に航空機の運用能力が強化される可能性がある。
但し「トルコは本当に空母建造を実行に移すのか」「「MUGEMの開発はどこまで進んでいるのか」「空母を保有していないトルコにHürjetの海軍バージョンが開発可能なのか」といった疑問があり、これを建造するにしても「遠い将来の話」と思われていたが、トルコ国防省は2日「海軍の作戦能力を地球規模に拡大し、より近代的で、より効果的なものにするため計31隻の艦艇建造が順調に進んでいる。これに関連してギョルジュク海軍工廠でMİLDENの溶接作業が、ペンディク海軍工廠でTF-2000とMUGEMの鋼板切断が始まった」と発表、海外メディアも「トルコの空母建造が正式に開始された」と大きな関心を示している。
“Millî Denizaltı”mızın (MİLDEN) ilk kaynağı Gölcük Tersanesi Komutanlığımızda, “TF-2000 Hava Savunma Harbi Muhribi” ve “Millî Uçak Gemisi”nin ilk sac kesimleri ise İstanbul Tersanesi Komutanlığımızda yapılarak inşalarına başlanmıştır.#MillîSavunmaBakanlığı pic.twitter.com/kQRAKW03Pq
— T.C. Millî Savunma Bakanlığı (@tcsavunma) January 2, 2025
Güçlü ordu, güçlü Türkiye!
Millî Denizaltı’mızın (MİLDEN) ilk kaynağı Gölcük Tersanesi Komutanlığımızda, “TF-2000 Hava Savunma Harbi Muhribi” ve “Millî Uçak Gemisi”nin ilk sac kesimleri ise İstanbul Tersanesi Komutanlığımızda yapılarak inşalarına başlandı.… pic.twitter.com/4V43iamYGG
— T.C. Millî Savunma Bakanlığı (@tcsavunma) January 2, 2025
因みにMİLDENは調達を進めている214型潜水艦=レイス級潜水艦とは完全に別もので、レイス級潜水艦も戦闘管理システムなど多くのシステムがトルコ製に変更されため214-TNと呼ばれるほどだが、MİLDENはギョルジュク海軍工廠が開発した2,700トンの国産潜水艦になり、トルコ製の重魚雷=AKYA、対艦ミサイル=ATMACA、対地ミサイル=GEZGİNが搭載され、レイス級潜水艦よりも陸上攻撃能力が大幅に強化されているのが特徴だ。
TF2000は7,000トン~8,000トンの国産駆逐艦で、AESAレーダーも垂直発射装置も各種システムも全てトルコ製が採用され、推進機関(ドイツ製のディーゼルエンジンと米国製のガスタービンエンジン)以外はほぼ国産化を達成したと言って過言ではなく、TF2000でもGEZGİNの運用が予定され「1,000km以上離れた陸上目標を攻撃できる」と主張されているものの、GEZGİNの情報は非常に限られているため巡航ミサイルなのかどうかもよく分かっていない。
トルコが国産化に成功した艦艇用の装備品や武器は輸入に頼っていたものを置き換えるものなので、米国製のイージス・システムやSM-6ような飛びきりの性能を備えている訳ではないものの、ウクライナとロシアの戦争で再認識された「武器システムにおける主権確保の重要性=ITAR Free」を先取りした格好となり、安全保障分野における自由度はトルコの外交政策にも独自の選択肢をもたらすだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:T.C. Millî Savunma Bakanlığı
グローバル経済で自国開発より買った方が安いってやってたのはやはり無理があるってトルコは痛感してるのでしょうね。F35がらみでも相当嫌な思いしたでしょうし。
しかしトルコはまだF35を欲してるようですね。トランプ就任に合わせてもう一度調達要求を出すようです。F35がないと現状ギリシャに対抗できないのもトルコの悩みの一つ
トルコは衛生網の整備が最優先だと思うんですけど、現在の整備状況はどうでしたっけ?
KAANの艦載機化は考えてないんですかね?
スキージャンプじゃ厳しいのかな
ギリシャ関係、アルメニア関係、クルド関係、シリア関係。イスラエル関係。EUには加盟できないし。
NATO離脱はいつでもできるから。ギリギリまで独自外交を進めるんだろうな。
中国とかインドとか、古の大国が復活しているからな。ヨーロッパの長年のライバルは、ロシアではなくトルコだったわけで、古の超大国の復活はあるのだろうか。
逆では?
トルコが孤立主義に移行するなら遠征用の兵器は無用の長物です
NATOのドクトリンの中で存在感を発揮するための海軍増強かと
まぁそんな難しいこと考えないで高額おもちゃを集めてるという可能性も無きにしもあらずですが
ウクライナに旗艦モスクワが沈められたって話が出たばっかりなのに、今時空母って・・・
黒海から出られるのかな?
黒海の中の蛙になれれば十分なんでは?
黒海南岸ずっとトルコ領だから黒海内に配備する必要性皆無だし
普通に考えて活動域は地中海やろがい
空母で張り合う相手は誰でしょうね、、、
ミサイル潜水艦やホバークラフトの方が圧を感じますけど
それこそNATO内で張り合っているフランスでしょう。
フランスとトルコはギリシャ、アルメニア、リビア、クルド、パレスチナ…と全問題で張り合っていますし、フランス軍はシャルル・ド・ゴールなどをもって、NATO内で実力を顕示していますから、それをトルコが代替出来ると示せばNATO内のフランスの地位を貶め、トルコの地位向上に繋がります
ウクライナ戦争の戦訓として「いかに高性能な兵器でも弾がなければ無用の長物であること」、すなわち「性能よりも数が重要な場面は多いこと」があります。数を揃えるという観点で、他国から購入することは長期的に見ればむしろ不安定性が増すのでトルコの行っている国産化は英断でしょうね。
またさらに踏み込めば、「武器システムにおける主権」という言葉はプーチン大統領が述べる国家の「主権」という言葉と結びつけて理解されるべきだと考えます。ウクライナが国家の主権においてはカラー革命等で西側から干渉を受けて破滅への道に追い込まれ、武器の主権においては西側から供給される武器にあれこれと制限をつけられたり、政治的都合に振り回されたりしているのを見ると、この二つの主権をある程度以上の規模の国家は必ず保持すべきだと痛感します。でなければウクライナのように破滅してもおかしくありません。日本は大丈夫でしょうか…
「武器システムにおける主権」を過度に重視することは、ナショナリズムを高め、国際的な協調関係を阻害する可能性があります。国際社会は、相互依存の関係で成り立っており、軍事においても協力は不可欠です。
そして、完全な国産化は国家にとって莫大な経済的負担となる可能性があります。限りある国家予算とリソースをどのように配分するかは、国防以外の公共サービスや経済成長とも関連するため、慎重な判断が求められます。
武器調達を国内で賄うと武器売買を通じて干渉したい他国が干渉出来なくなるのでご機嫌を損ねてしまいます!って言いたいのか?
輸入でも同じか輸入の方が高負担となる可能性があるのはガン無視なのはなんなの?
匿名希望さんが言っているのは何でもかんでも全て国産化するのが正解じゃないよってだけで端から見てもおかしなことは言っていないと思うけど、そんなに反発することか?
過度に重視することで弊害が生じることには同意ですが、ナショナリズムに乏しく国際協力に熱心な日本にとって現時点ではリスクは低いでしょう。現状の対米依存が抱える脆弱性の方がより危険だと考えます。
国産化に伴うコスト増は確かに懸念点ですが、日本の製造業が比較的に優秀であることなどを考えれば許容範囲内と考えます。一部国産化が難しいものもあるでしょうから、武器の完全国産化は未だ語るには早いとは思いますが。
他国の兵器に頼り切るというのはその国から課される制約を受け入れなくてはならないとか、その国の生産力が追いつかないレベルの消耗戦に対してはこちらからは何も出来なくなり八方塞がりになる可能性があるとか負の面もあるので可能な限りの国産化はすべき事なんでしょうが
国産化したからといって量産規模が極めて小さいとか中途半端だと継戦能力には全く結びつきませんからね、特に弾薬全般
自衛隊は近年継戦能力向上のため弾薬取得量を増やす!と指針を打ち出したものの、今までは有事が起きればものの数週間で各種のミサイル、弾薬を使い果たすであろうというのは各方面で公然の事実として語られていた事ですんで
だから既に明治時代に大山元帥が、兵器の独立なくして国家の独立無しと仰っているわけでして。
まあ、今は大丈夫じゃ無いね。
武器は、安全保障上の非常事態に最も重要になりますが、武器使用条件に縛りがあるようでは片手落ちになってしまいますね…。
武器の自国開発は、(財務省的な視点で)数字だけ見ると高く感じますが、公共事業として広く考えると悪くない面があります。
国内企業や従業員にお金が落ちるため、雇用・整備費用・部品調達による下請け育成・技術開発などの効果があるだけでなく、納税により国庫に還流するからです(もちろん開発する武器が使える前提になります)。
お金を使えば、なんでも経済効果があるんだけど、兵器開発に昔ほどの波及効果があるかは非常に怪しい。
軍事機密やコストが原因で民間への転用は容易ではない。そもそも信頼重視で古い技術も多い。
科学技術者を民間製品の研究開発から引き抜かれて、軍需だと、民間の開発力低下につながりかねない。
生活水準向上を期待するのは難しい。
仰る通りですね。
技術転用の制約・信頼性ある技術(古い技術)・技術者の取り合いの側面はあると思います。
> 武器の自国開発は、(財務省的な視点で)数字だけ見ると高く感じますが、公共事業として広く考えると悪くない面があります。
概ね同意ですが、前提条件があります。
公共事業が有効なのは、「失業率が高くて余っている人材も資源もある。」です。
そのような状況なら何でもいいので、政府が金を使えば一時的に景気は良くなります。
日本もバブル崩壊後の恐慌時に金をバラまいて凌いだ時期がありましたが、結果は借金が増えただけで終わっちゃいましたね。
基本的に兵器は食えないので、兵器生産は穴を掘って埋め直すだけの作業と何ら変わりません。
ロシアでは、人員が取られ生活必需品の生産が滞り物価が上昇しています。
庶民の生活から見れば、実質的にはマイナスでしょうな。
労働力の過不足は、重要な視点ですね。
日本が非常に難しいと感じるのは、建設業が縮小しすぎれば、災害の多い国ですから復興時に高くついたり時間がかかる点でしょうか…(民需・官需どちらも今高くなってますね)
インフレによる物価高は、資産が預金のみの人、年金生活者を直撃することになります。
現役世代は、賃金上昇・住宅ローンの目減りなどにより、インフレのメリットも享受できます(昭和の日本ですね)。
インフレ時に、高級車・高級時計・金などが売れる理由で、自国通貨のまま保有していると悲惨なことになります(日本円の預金も、ウクライナ戦争後は悲惨ですね…)。
(2022/4/12 ロシア、高級品の急騰顕著 供給停止や通貨安で 中古ベンツやiPhone3割高、必需品も不足 日経)
(2024.3.1 なぜインフレ下だと高級外車が爆買いされるのか ダイヤモンド)
トルコは金利が48%でロシアの22%よりはるかに高いのに景気が良いですね。
それとも国内産業を活性化させる公共事業の一環なんですかね。
エルドアン氏のめちゃくちゃな経済政策はいつまで続くんでしょうね?ほんと謎
エルドアンの「金利を下げれば、インフレ率は低下する」という、経済学の通説からすると特異な政策で無茶なインフレなのに、シリア攻めたり空母作ろうとか軍拡とかどうやって賄うのだろう?
成長率は3.5%だそうだが、インフレ率は45%くらいあり、長期ソブリン債の格付けは「BB―」の由。
財政赤字は5%前後だが、失業率が高くインフラの老朽化&不足なのに公共投資15%減、政府による財やサービス購入も1割減などの緊縮政策を取っていると。また、経常赤字が慢性化(外貨がなくてピーピーしてる)の由。
外交は先の見えない機会主義だし内政は無茶、批判や反対は先ごろの実はセルフクーデター?で潰した独裁体制だが、米欧グループだから「自由と民主主義の旗手」という訳だ。
10年後、どうなってるんだ?と危ぶむばかり。まあ場所が良くソコソコ大国で掣肘できず、また潰れて貰ったら大迷惑でもあるので米欧側もBRICS側も支えるんだろうねえ。
正直、建艦途中で経済破綻して完成しないんじゃないかなって思っちゃいますよね。
政策金利が47.5%ってことは、市場金利はそこからさらに数割高いわけで
そうなると実質的にはお金を借りることが不可能です。
ロシアはインフレと金利高騰を天秤にかけて、後者をとった結果、民間企業が投資をできなくなり
軍需以外が死に始めていますが、トルコは消費者物価指数の上昇率も45%弱なんで
たぶんロシアよりもっと酷い状況になってます。
軍備に金使っている場合じゃないと思うんですけどね。
トルコは、トルコ中央銀行が地味に頑張ってまして。
外貨準備高の積み増し、特にGold(金)を増やし続けてるんですよね。
前月比1%程度まで落ち着きましたが、どうなるのか見守りたいなと。
日本基準だと高すぎるわけですが、ドルユーロに換金したり、現金性の高いものに換金したりしたとしても、庶民がよくやっていけるなと感じてしまいます…。
>それ以外の地域では、トルコ中央銀行が第1四半期を通じて金の備蓄を継続しました。同行は30トンを買い増し、金準備高は570トンとなりました。需要の高まりによって国内の金市場で逼迫が続いていたにもかかわらず、昨年3月のような金売却が繰り返されることはありませんでした。現在、トルコ中央銀行は10ヵ月連続で金を購入しているため、金準備高は増加し、1年前の水準に近づいています。
(2024.4.30 ゴールド・デマンド・トレンド 2024年第1四半期 World Gold Council)
(2025年1月3日 トルコのインフレ率、先月は予想以上に低下-追加利下げに追い風 bloomberg)
まさか、インドの建造のためにヴィシャルからだいぶ妥協したヴィクラント級2番艦より先にトルコ空母が起工するとは。
韓国空母は大統領変わったら再開したりするのかな?
最近トルコの軍事面での躍進が目立つけど、21世紀後半にもなればオスマントルコみたいな覇権国家になってるかな
有人の艦載機も考えているとありますが何を採用するか気になりますね。
今開発中のやつを艦載機仕様にするのが無難でしょうが、意外とJ35辺りも有り得るのかな。
そういえばプリンシペ・デ・アストゥリアス用にスペインが中々F-35Bを発注しなくて、AV-8Bは耐用年数を超えたらどうするの?問題がありましたね。
アストゥリアスはとっくの昔に退役しましたが…
2013年退役
ファン・カルロス一世ですね。
準同型艦が、トルコのアナドル、オーストラリアのキャンベラ級2隻。
此等4隻分、80機のF-35Bの潜在需要があるという事ですね。
6万トンかぁ、でっかいなー。(小並感
ダータルネス海峡を通れるのかな?
英国ですら造船に苦労した上に持て余している、6万トン級空母をトルコとスペインが作れるのか?
先進国と途上国とでは経済の展望がちがうからなぁ
途上国ならば、発展による良好な物価上昇で借金の額を相対的に矮小化する事も不可能ではないわけで
勿論、巧く行けばの話だけども
それにしてもトルコは景気のいい話してるなぁ
トルコはどこに無人機を戦力投射するつもりなんですかね。エーゲ海やキプロスに陸上戦力を揚げるのにこれだけの巨艦がいるのかなと思っていましたが、無人機なら陸上から投射したほうが戦力的にも抗堪性も、コスト的にも優れていますし。
ラタキア沖に浮かべてロシア追い出すとか、観艦式で国威発揚くらいしか足元状況では思いつきませんね。(将来的にリビアくらいまで影響力およぼしたい!?)
ギリシャと有史以来近年まで何度も何度も本気の戦争してる上、近年も色々物理的に衝突してる位に険悪な関係だからなぁ…
少なくとも表向きはNATOの空母戦力の拡大を謳えます。
現に米軍以外では6万トン空母は英QE級二隻と仏シャルル・ド・ゴールしかありませんから米国に頼らず常時空母打撃群を組むのは難しい。その中でトルコが空母を持てばNATO内での立場を強化出来ます。
只エルドアンがNATOに従順な訳がないので裏はあるかと思います。それこそジブラルタルからアフリカの角まで武威武威言わせるつもりでしょう。
腹の中はともかくNATO加盟国の一員ではあるので、NATO全体に役に立つものだから…ね?というふりしながらであることが制約なのでしょう。
軍事的な同盟に加入するということは、同盟の利益かに疑義となることが厳に睨まれる制約を課されるということでもある、と。
同盟国からの制約と言いますが、一定の実力さえあれば独断専行しても事後承認が貰えてしまうものです。
1950年代~2010年代のフランスなんてその最たる物です。NATO所属国の敵に兵器ばら蒔いたり、勝手に自分達の利益で始めた戦争にアメリカを巻き込んだり、どの口で今のトルコを批判しているのか?
トルコも実力を蓄えて第二のフランス、第二のイスラエルとならんとしているのでしょう。
最新の情報だと、中国のミサイル攻撃能力で日本全国の空港を7~10日間程度使用不能に出来るそうなので、空母が再注目されそうですね、丁度、対潜哨戒機とかも減るみたいですし、空母艦載機に人員振れますしね。日本でウェルデッキ付きの5~6万t級護衛空母の登場とか、期待しておきましょうか。
護衛空母って言うと、太平洋戦争で船団護衛に付く小型空母のイメージですけど、戦後日本だと単なる言葉遊びだもんな。
原子力空母を作ったとしても護衛原子力空母とか言っていそうw。
アメリカが、原子炉は武器じゃない宣言して、オーストラリアに高濃縮原子炉潜水艦を輸出するので、日本も高濃縮原子炉に手を出してもいいと思いますけれど、原子炉と船の寿命を同じにして設計すれば、燃料交換せずに退役させる事も出来て、購入価格と維持費を安く出来そうなのですが‥今の正規空母は10万tクラスなので、6万tなら護衛空母ですね。(ニッコリ)