欧州関連

NATO事務総長、除外リストはなく西側製戦車のウクライナ提供を支持

マドリードで行われていたNATO首脳会議ではウクライナ支援に関する重要な変化が観測されており、ストルテンベルグ事務総長は「ウクライナに提供する装備に除外リストはない」と言及した。

参考:Secretary General wraps up “transformative” NATO Summit

最新の西側製兵器へのウクライナの祈りは叶えられ始めたと報じるCBC、ストルテンベルグ事務総長も西側製戦車の提供を支持

戦いのエスカレーション=戦術核兵器の使用を招く可能性を危惧するNATOは全て加盟国が「西側製の戦車や戦闘機をウクライナに提供しない」という点で合意していると噂(5月頃に報じられている)があったが、6月にキーウを訪問したマクロン大統領は「ウクライナに特定の武器を提供しないことで欧米諸国は合意している、特に(西側製の)戦車や攻撃機は供給しない」と明かして噂が本当だったことを認めた格好だ。

出典:NATO

しかしNATO首脳会議後の記者会見で「ウクライナに西側製戦車を提供するというアイデアを支持するか?」と尋ねられたストルテンベルグ事務総長は、西側製の近代的な装備をウクライナに提供するという考えをNATOは支持していると答え「ウクライナに提供する装備に除外リストはない」と明言、カナダも旧式のM113とは異なるLAV ACSVのウクライナ提供を首脳会議後に発表しており、CBC紙は「最新の西側製兵器へのウクライナの祈りは叶えられ始めた」と報じている。

NATO首脳会議でウクライナ支援強化が採択されることを見越してトルドー首相は「手ぶらで行くつもりはない」と述べていたが、首脳会議後に「陸軍向けに引き渡しが予定されていた39輌のLAV ACSVをウクライナに提供するため最終調整をおこなっている最中だ。自国軍が任務を継続するため必要な装備を確保することも重要だが、榴弾砲やスナイパーライフルなどウクライナに提供している装備のベストな使い道は、カナダの安全保障や地政学的な安定の観点からウクライナ人の手に渡ることだと認識している」と述べているのが興味深い。

出典:Government of Canada/CC BY-SA 4.0 LAV ACSV

特にカナダが提供するLAV ACSV(装甲兵員輸送車/カナダは歩兵支援車両=ACSVと呼んでいる)はLAVIIIベースの新型APCで、陸軍のM113とLAVII Bisonを更新するため調達(360輌発注)が始まったばかりの代物だ。

これまでの支援なら用済みになるM113やLAVII Bisonをウクライナに提供していたところだが、自軍向けの「LAV ACSV」をウクライナに回しているためCBCが「最新の西側製兵器へのウクライナの祈りは叶えられ始めた」と報じているのであり、このような対応は自軍向けに引き渡しが予定されていた「Zuzana2」をウクライナに提供したスロバキアに継ぐものと言える。

出典:Raytheon NASAMSランチャー

因みにバイデン大統領もNATO首脳会議後、西側製防空システムを含む8億ドル相当のウクライナ支援パッケージ(まだ詳細は不明だがNASAMS、榴弾砲、対砲兵レーダー、榴弾砲やHIMARSで使用する弾薬などが含まれているらしい)を発表、さらに「ウクライナは米国以外からもHIMARSを受け取ることになるだろう」と付け加えている点が興味深い。

これがHIMARS本体の提供を指すのか、HIMARSで使用する弾薬のことを指しているのかは不明だが、もし前者ならルーマニアがウクライナにHIMARSを提供するのかもしれない。

追記:国防総省は約800社から1,300件のウクライナ向け装備の製造提案を受け取り検討を進めている最中で「数週以内に答えを出す」と述べている。このプログラム(防空システム、対戦車兵器、対人兵器、沿岸防衛、無人航空機、通信システムなど)への提案は「発注から30日以内に実現可能なもの」に限られ、より複雑なシステムのみ「180日以内に実現可能なもの」でも提案できるらしい。

関連記事:英仏が自走砲提供を発表、まもなくウクライナ軍は東部で大きな前進を遂げる
関連記事:ウクライナが待ち望む防空システム、NASAMSを扱うための訓練を開始か

 

※アイキャッチ画像の出典:Krauss-Maffei Wegmann GmbH & Co. KG

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コメント

    • 名無し
    • 2022年 7月 01日

    ロシアを刺激しないためって言ってたけど旧東側の兵器も底ついてきたって話だし、まぁウクライナに負けてほしくないならそれなりの装備送るしかないよね。

    42
    • ミリオタの猫(やっぱり、アンツィオ…いや、ロシア軍は強い?)
    • 2022年 7月 01日

    西側に残っていた旧東側兵器が枯渇して来たのも勿論ですが、ロシアが思っていた以上に強力且つ戦時体制への移行でウクライナ軍の劣勢が明白となった以上、もう除外リストなんて適用して居たら負けると認識したのでしょうね。
    それにしても、カナダからは多数の義勇兵がウクライナへ赴いただけで無く、カナダ政府も最新鋭の装甲車を送ると決めたとは。
    マジでカナダは政府も国民もアグレッシブですなあ。

    35
      • くらうん
      • 2022年 7月 01日

      あの、前の記事でも書きましたが、戦線全体で見ればウクライナが完全に劣勢というわけではありませんよ?
      戦力差があるにもかかわらず膠着もしくは押し返している所が大半。
      優勢劣勢は戦力差ではなく戦線の動向と目標達成率で見るべき。
      東部だけ見て言ってませんか?

      21
        • ミリオタの猫(やっぱり、アンツィオ…いや、ロシア軍は強い?)
        • 2022年 7月 01日

        北部はそうと言えるかも知れませんが、東部と同じ位重要な南部は現在ウクライナ側が情報統制を行っている為、本当にウクライナ側が善戦しているかは分かりませんよ?

        8
          • くらうん
          • 2022年 7月 01日

          情報統制下でもISWほか英国防相の見解、海外や現地の戦況ウォッチ情報、衛星画像、蛇島の撤退した事実などを見るにウクライナの善戦、控えめに見てもリシチャンシク周辺のようにロシアに攻め込まれていないことだけは確かなようです。東部も、むしろあれだけの砲兵戦力差がありながら進軍があまりにも遅すぎます。堅実とかいうレベルじゃない。
          なので、全戦線の現状としては「一部では苦戦を強いられて、他も楽ではないが拮抗している」というのが妥当じゃないでしょうか?明白な劣勢とは言えないのでは。
          まあ双方の兵站に関する情報が無いので、いつどちらにバランスが崩れるかわからない状況ではあるとは思いますが。

          31
    • WSO
    • 2022年 7月 01日

    『トルテンベルグ事務総長は、西側製の近代的な装備をウクライナに提供するという考えをNATOは支持していると答え「ウクライナに提供する装備に除外リストはない」と明言』

    とのことだが。まぁぬか喜びもできないな。

    現実的にどこの国家も背負っているわけじゃないポジションのトルテンベルク氏は言っちゃぁなんだが割と好き勝手言えるような気もするしな。米英辺りに対露観測気球言わされているだけかもしれんし。むしろそこまでハッキリ明言した割にはMBTや戦闘機の供与や乗員トレの具体的な話が同時に出ず、カナダの件も新型新品だろうがしょせんWAPCでしかない。実際にレオⅡやF-16辺りの大量供与の具体的なプランが出てくるまでは正直喜んでいい話とは思えんけどね。

    それに、AFVなら車両集積・送り込み拠点はポーランドになるんじゃないかと思うが、仮の話、そのデポにロシアの巡航ミサイルでも着弾したら?NATOとして対露全面戦争をやる覚悟はあるんだろうか?ポーランドも矢面に立ち万が一の事態に対する覚悟を国民全体が共有できているんだろうか?

    ま、ここは一発、モタスポでよく言われる「どうなるか見てみよう」という〆の言葉よろしく様子見するとしよう。基本的に、うまく事が進めばそれは悪い話では無いわけだから。

    15
      • ネコ歩き
      • 2022年 7月 01日

      NATO事務総長は、各国代表者による理事会を支援し、加盟各国間の調整や職員の統率を行うのが職務です。
      ですから、事務総長の公式発言は理事会の公式見解とみなせます。好き勝手を言えない立場とも言えるかと。
      各国が提供する兵器はこれから詳細を詰め取り纏めることになるんでしょう。

      16
        • WSO
        • 2022年 7月 01日

        ああ、別にデタラメ言えるフリーダムな人、という意味では無いです。国家首脳と違って氏は国家の国民との相互関係というものがない。そういった責任に無縁な存在なわけですよ。例えば、かなり穿ったものの見方ですが各国同士で「詳細を詰め取り纏め」てもいないのに何らかの意図で今回威勢よくNATOの単なる総論・方向性の暫定事項を世間にぶちまけたのかもしれない。各国の尻を叩くために意図的に、とかね。んあわけで、今回の記事内容だけでは素直に喜ぶわけにもいくまいよ、となる。ンな感じです。

        9
      • ナイトアウル
      • 2022年 7月 02日

      >レオⅡやF-16辺りの大量供与の具体的なプラン
       具体的なプランと言うのはいくつ供与するって話なのかのかな。

       その前に何人をトレーニングするかとかの話をする必要があるだろう。アメリカはウクライナパイロットにF-15やF-16のトレーニングする法案?通したらしいし動きはある。少なくとも兵器をまともに運用するには時間が掛かるし、それは年単位で考える話じゃないのかな。
       機能全てを有効活用出来ずに潰すとか操作をミスって潰す事も避けるべきで即効性のある運用を望むなら程度が低いか慣れた兵器を使うしかない。

    • ああああ
    • 2022年 7月 01日

    時既に遅し、ですね。
    今から劣勢を挽回したければ、NATOの特に空軍力がなければ無理でしょうに・・・
    セルフ経済制裁と中途半端な支援(日本は武器すら送らない)で自国を痛めつけ、親露派を選挙で勝たせるプランだったのかとすら思えます。
    なにせ西側は当事者意識のない衆愚で溢れ、ウクライナとウクライナ支援する政府を叩いて国内のことだけ考えろと言ってる有様ですから。
    ここのコメント欄ももうウクライナ敗色ムードで、ウクライナ叩きやロシア勝利後の日本を心配する声が大きくなりつつあり、ロシアの有利による世論の変化が感じられます。
    制裁や支援が長続きする、長期的にはロシアを負かせられるという幻想を未だに抱ける人はどういう風に世界を見てるやら・・・
    ロシアに領土を割譲して手打ちにせよ、ロシアとの関係を考えてうまく立ち回るべきというここの意見が現実になるのは、後ひと月くらいかな。長くとも今年中は持たないでしょうね。

    2
      • 匿名
      • 2022年 7月 01日

      日本が武器供与に踏み切らなかったのは、正解だと思いますがね

      三十年間の安寧が消え去った欧州諸国からの援助を期待するなんて問題外
      ぶっちゃけ遠く離れた極東の紛争より自身の安全保障を優先し、益々自身の装備増強や弾薬備蓄に勤しむ事でしょう

      日本は他国に繋がる陸路のない島国で、恐らく有事の際は相手が中露のどちらであっても遠距離攻撃や機雷敷設等で真っ先に日本の空港と港湾施設を潰すでしょうから、ポーランドに拠点作って続々と供与品を陸送するウクライナ方式なんて端から無理ですし

      当てになる物資は自衛隊と在日米軍の備蓄分だけで、それ以外はほぼ頼れないという事実をもっと真面目に直視すべきだと思います

      29
        • samo
        • 2022年 7月 01日

        なら、日本が有事に陥った時、どこから武器を融通してもらうつもりなのか、アテがあるんですかね?
        米国からのみの援助に頼ると言うつもりですか?

        あと、台湾有事が起こった時、日本は台湾に武器の提供やらないんですか?
        ハッキリいいますが、国家承認すらしてない台湾への武器の提供は、ウクライナへの提供以上にハードルが高い
        ウクライナへの提供が出来なかったら、台湾有事に日本は何もしないと言ってるのと同じです。

        先のことを何も考えておらず、
        「日本は武器を提供できないのではなく、あえてしなかったのだ」
        と言い訳じみた自尊心を満たしてるにすぎない

        9
          • 浅見真規
          • 2022年 7月 02日

          >あと、台湾有事が起こった時、日本は台湾に武器の提供やらないんですか?

          想定が軍事的に根本的に誤っています。

          日本が軍事的に武器供与できる状況なら日本が武器供与しなくてもアメリカが武器供与できます。2035年くらいまでは中国人民解放軍は台湾本島上陸作戦を達成できる可能性が低いので、2035年までに台湾が敗北するとすれば、本島東岸の制海権を中国人民解放軍が握って台湾がアメリカから武器を搬入できなくなり燃料も海外から輸入できなくなる状況です。また、2035年以降に中国人民解放軍が速攻で台湾本島に上陸できる能力を獲得すれば日本から武器支援は軍事的に不可能です。

          3
            • samo
            • 2022年 7月 02日

            >日本が軍事的に武器供与できる状況なら日本が武器供与しなくてもアメリカが武器供与できます。

            それで?
            ウクライナはどうですか?
            アメリカが武器供与してますが、足りてますか?

            現実を見ましょう

              • 浅見真規
              • 2022年 7月 02日

              アメリカはウクライナに対しては2月24日以前のロシア軍侵攻前には武器供与を定めたアメリカ国内法はありませんでしたが、台湾に関しては防衛に必要な武器の供給を定める「台湾関係法」が制定されています。それで現時点ではウクライナには供与しないF-16戦闘機も台湾には売却しています。

              6
                • ido
                • 2022年 7月 02日

                samoさんは台湾ではなくウクライナのはなしをしているんですが

                2
                  • 浅見真規
                  • 2022年 7月 02日

                  台湾有事を引き合いに出しておられたので、それが誤りだと指摘したのです。

                  7
                    • samo
                    • 2022年 7月 04日

                    そんなこと聞いてませんよ。
                    あなたは台湾には米国がいるから大丈夫だと言っていました。

                    それで、ウクライナへの武器供与は、米国のみで足りている状況ですか?

                    現実として、米国のみではとても足りず、世界中の友好国からかき集めなければ足りない。ということが現実です。
                    米国のみからの援助があれば事足りると思っているその考えは、今すぐゴミ箱に捨ててください

            • samo
            • 2022年 7月 02日

            >2035年以降に中国人民解放軍が速攻で台湾本島に上陸できる能力を獲得すれば日本から武器支援は軍事的に不可能です。

            そうやって間違った情報を書かないようにしましょう。

            まず、事実のみを書きます。
            ウクライナへの武器支援は、戦争が始まる前から行われていました。ジャベリンが最たる例です。
            なんで戦争が始まってからじゃないと武器供与をしないと考えているのかが、まず理解できないし、事実に基づいていない。

            大体からして、米国が台湾への支援を表明した場合は、公海上における監視活動は米軍が全力で支援することになります。
            米軍による対潜、対空、対水上の探知網が完成している中で、どうやって中国軍が台湾島を完全包囲できると考えているのかも理解できないです。
            そして台湾の主力は東海岸部に集中しているし、大規模地下要塞がある。
            米軍の監視網の中で中国軍が東海岸沿岸とその沖合を抑えるのは、まず不可能ですよ。

            台湾島を包囲することが可能なのは、米国の支援が台湾へ行われないという状況になったときのみです。
            よって、物資の支援と戦術面における支援を切り離すことにいみがありませんので、
            あなたのその想定そのものが無意味です

            5
              • 浅見真規
              • 2022年 7月 02日

              >大体からして、米国が台湾への支援を表明した場合は、
              >公海上における監視活動は米軍が全力で支援することになります。
              >米軍による対潜、対空、対水上の探知網が完成している中で、
              >どうやって中国軍が台湾島を完全包囲できると
              >考えているのかも理解できないです。

              現時点では中国海軍が台湾本島東方沖の制海権掌握は不可能ですが、2030年代半ばには中国の経済規模や軍事予算がドルベースでアメリカを超える可能性があります。また、(中国人民解放軍が電磁カタパルト開発に成功すれば)2030年代半ばにはカタパルト付き大型空母を5隻以上保有する可能性もあります。
              しかも、「空母キラー」と呼ばれる射程1700km超のDF-21弾道ミサイルを大量に保有するでしょう。(成層圏再突入後は高熱で通信もシーカーも機能しないとしても成層圏再突入まではアメリカ空母の位置を把握し軌道修正できます。随伴イージス艦の迎撃ミサイル数を大幅に超えるDF-21ミサイルを発射すれば射程内のアメリカ空母が撃沈される可能性が高いでしょう。)そのため、アメリカ空母は台湾本島東方沖には近づけないのです。
              よって、早ければ2030年代半ばには、DF-21弾道ミサイルの支援と合わせれば中国人民解放軍が台湾本島東方沖の制海権を掌握する可能性も排除できません。(ただし、経済成長が鈍化する可能性やカタパルト開発が遅れる可能性やほとんど近代海戦経験が無い事を合わせて考えると2040年以前には台湾東方沖の制海権を中国人民解放軍が掌握できると断定はできません。)

              4
                • samo
                • 2022年 7月 04日

                >DF-21弾道ミサイルを大量に保有するでしょう
                ミサイルドクトリンがそこまで便利なものではない、ということはウクライナの戦争で嫌というほど証明されていますよ。
                ウクライナの対空迎撃体制を、ミサイル攻撃による無力化に失敗したことをお忘れですが?
                その上で、常に移動し続けている艦船をミサイルで封殺できるなぞ、夢物語以外の何者でもありません。

                >台湾本島東方沖には近づけないのです。
                どうやって台湾東沖を索敵するんですか?米海軍による対空網は鉄壁。
                哨戒機を近つけることすら叶いません。
                AHでデタラメに撃ちまくるとでも?当たるわけがない。

              • 浅見真規
              • 2022年 7月 02日

              >なんで戦争が始まってからじゃないと
              >武器供与をしないと考えているのかが、
              >まず理解できないし、事実に基づいていない。

              御自分が「台湾有事が起こった時、日本は台湾に武器の提供やらないんですか?」と書かれておられたので、それに関して軍事的な誤りを指摘したのです。

              5
                • samo
                • 2022年 7月 04日

                では、有事が起こる前の武器供与はできるんですか?
                国家承認すら行われていない台湾に対して、どのような法的根拠が存在するのか、お願いします

          • 匿名
          • 2022年 7月 03日

          正直、事が始まってしまったら国外からの武器調達なんて休戦するまで不可能だと思います

          かと言って、物資やラインの不備もあって国内調達も絶望的だとは思うのですが…

        • WSO
        • 2022年 7月 01日

        >遠距離攻撃や機雷敷設等で真っ先に日本の空港と港湾施設を潰す

        日本の主要空港や自衛隊や米軍の航空基地、合計がざっくり30か所くらいとして。主要港湾はこれがかなり多い、全国100か所以上という感じかな、海自や第七艦隊のバースも含めて。それ全部廃墟にされたらもう抵抗しても無駄よ無駄。しかも海自と第七艦隊が横須賀、海自の潜水艦キラーが厚木飛行場に巣くっているのに東京湾を封鎖されちゃいました、なったら全世界から嘲笑されちまうな、ちょっと恥ずかしいな。

        でも現在の緻密なスケジュールで動いている空輸・海運の全世界的サプライチェーンの一角を担っている日本がある日突然消滅してしまうというのはずいぶんと大変なことだからね、米国欧州中国辺りは工業・経済・金融その他の大激震は免れないと思うな。

        ところで、その中露はどんな目的で日本全土に対する全面戦争を開始するんだろうね、そこがちょっと分からんのだな。戦争は理由無しにやらないし、戦争にはたいてい目的があるわけだが…それが見えてこない。

        9
          • 匿名
          • 2022年 7月 03日

          侵略者は、必ずしも理性的な判断で戦争を起こす訳ではありません
          ウクライナの戦争がそれを雄弁に語っていると思いませんか?

          「ロシアは北海道への侵攻も検討していた」という報道が有りましたが、仮に現実となっていたら、世界はロシアの意思決定に疑問を唱える声で溢れる事でしょうね…

          2
    • AAA
    • 2022年 7月 01日

    鹵獲や破壊されて技術情報漏れるリスクは織り込み済みなのだろうか

    3
      • ななし
      • 2022年 7月 01日

      自国の兵士を死なせずに仮想敵であるロシア相手のガチの実戦データ取れるなんて
      100年に一度あるかどうかの千載一遇のチャンスに比べたら鹵獲されるリスクなんて考慮する必要すらないですよ

      20
      • ido
      • 2022年 7月 01日

      それを考慮して引き渡されなかったのがMQー1Cです。各国も問題があまりないものを選んでいるかと。

      10
    •  
    • 2022年 7月 01日

    長々と戦争やられても迷惑だしそろそろ手仕舞いしてほしいところだ
    ウクライナに付き合って沈むのは御免だよ

    7
      • くらうん
      • 2022年 7月 01日

      弾の一発すら送ってない日本がウクライナに付き合って沈むとか、よく恥ずかしげもなく言えますね。
      高尚な倫理観と客観的な目をお持ちのようで。

      44
        •  
        • 2022年 7月 02日

        弾の1発すら送らなくとも事実インフレの波は日本含め世界中を襲っていますわ
        私ほど高尚な倫理観と客観的な目を持っていなくてもテレビなり新聞なりなんでもいいからニュースに触れていればわかることだと思うが

        5
          •    
          • 2022年 7月 02日

          はいはい

          停戦したところで戦争が終わるとは限らないので
          ズデーデン割譲したあとどうなったか知らない?
          ロシアが侵略体制を立て直してまた侵略やるよ


          世界のインフレ率は何パーセントになったんだ?
          20%?30%?
          くだらない心配するもんだね
          失笑ものだよ

          10
            •  
            • 2022年 7月 02日

            >世界のインフレ率は何パーセントになったんだ?
            >20%?30%?
            😅

          • くらうん
          • 2022年 7月 02日

          欧米の大半に比べて微々たる支援しかしていない日本の人間がウクライナに付き合ってるという認識が恥知らずだと言ってるんだよ。
          そもそも世界が付き合わされてるのはウクライナではなくロシアの誇大妄想。この戦争は誰が始めた?
          テレビなり新聞なりニュース見てればわかることだと思いますが。
          自尊心より客観性を身に着けてください。

          14
            •  
            • 2022年 7月 02日

            威勢のいい軍事支援しか見えないらしいけど日本も対露制裁に参加してるんだがね
            経済オンチは嫌だねほんと、軍事費をGDP比30%とか出せば軍事力強化されると思ってそう
            まあ当時はGNP比だが

            5
              • くらうん
              • 2022年 7月 02日

              経済制裁なんて欧米よりさらに少なく、インフレ率も大して上がってないのにこの騒ぎよう。生活苦しいですか。
              対露制裁による日本経済への直接的な影響はほぼなく、FRBによる利上げから相対的円安が進行しているのに日本が対応できてないから。
              そして「軍事支援がほぼ無い、この戦争は誰が始めた」という反論には正面から答えられず、論点ずらし。正面から答えてみてから経済だの語ってね。

              あとよく見ると句読点も付けけられてなくて文法も変ですね。文法って大事ですよ。

              15
                •  
                • 2022年 7月 02日

                これだから経済オンチは嫌だね、日本は制裁少ないから経済への影響はほぼないなんて思ってるんだ
                そもそも日本は支援も少ないのに文句を言うなんて恥知らずだ、なんて言われても全く共感出来ないわ
                例えば第三世界の人々は現在小麦先物などの高騰の煽りを受けて食うに困っていて、その窮状を世界にも訴えている
                彼らの国はもちろん制裁や支援に参加していない
                それでもロシア対西側っていう対立構造に付き合わされて経済的影響を受けているし、それに対して文句を言う権利は十分にあるだろうよ
                戦争を始めたのがロシアならロシアを屈服させるまで付き合うのが責務だとか思っているなら大変ご立派なことだが、その誇大妄想に他人を巻き込まないでほしいね

                2
                  • くらうん
                  • 2022年 7月 02日

                  ああ、侵略を受けている側と助けている側に対して文句を言っている時点で、根本的な倫理観が違う人でしたね。そりゃかみ合いませんよね。
                  マクロ経済語り切れず、第三世界なんてとびきり大きい主語出してるのもアレですが、特にその人たちに思いを寄せているわけでもないことが、言葉の端々からもね。ちなみに第3世界の食糧難は、ロシアのインフラ破壊と黒海の封鎖が主因なんで覚えておいてもらえれば。
                  失礼しました。

                  7
                    •  
                    • 2022年 7月 02日

                    急に絡んできて煽り散らして勝利宣言してトンズラって何がしたかったのこの人…
                    正義に酔ってる感じが恐怖を覚えますわ

                    2
                      • ido
                      • 2022年 7月 03日

                      あなたの言ってることが意味不明だからこれ以上絡むのは意味ないだと判断したんでしょう。

                      1
    • せい
    • 2022年 7月 01日

    腹の中では色々あるんだろうけど、ウクライナが負けると困るのは共通してたんだな。
    まだまだ終わりそうにないけど、どこまでいくかな?
    中共も動きそうだし。

    7
      • バクー油田
      • 2022年 7月 03日

      「最悪ウクライナが落ちてもまだ大丈夫」と思ってるフシがバイデンやマクロンやショルツにあるのでは無いか?と
      思ってましたが、先日のNATO会議の談話やそのあとのバイデンの記者会見を見てもそれは無い事が分かって少しほっとしてます。
      まさかロシアが本当に侵攻するとは思わなかったという平和ボケ以外に
      「仮にロシアがウクライナを平定しても、経済封鎖は解けないからどっちにしろロシアは終わり」
      という楽観想定のもとでウクライナには制限をかけた温い支援しかしてなかったのでしょうが、
      あれだけの初戦で失態と損害を出し、最新兵器を使い果たしながらも、ロシア軍は瓦解せずにセベロドネツク以来、安物の弾薬を大量に使いながらウクライナ軍を打ち破る勝ちパターンを掴みつつあります。
      ここまでの激戦の果てにこの後ロシアの侵攻が成功してウクライナが落ちた場合、ロシアは経済封鎖で衰退するどころか、勢いづいたロシア軍がバルト三国やポーランドに張り付く事になりかねず、それと中国軍の台湾プレッシャーと二正面は流石に西側各国で余力を融通し合えず脅威が大きすぎて地球上から民主主義自由主義が負ける筋が見えてきたんでしょうね。
      従ってウクライナ侵攻でロシアが失敗するのは西側にとっては必須の結果であり、そのためにはNATO空爆も選択肢に入れだしていると期待します。また、ロシアを確実に失敗させるために、日本も武器支援でエスカレーションすべき所と思います。

      1
    • 58式素人
    • 2022年 7月 01日

    先ずは空軍力でしょうか。特に電子戦機。
    自国の空軍を長期有給休暇中(笑)の方達のボランティア活動共で。
    次いで、MDシステム及びASWに必要な装備と訓練かなと。

      • samo
      • 2022年 7月 01日

      海軍も重要でしょうね。
      ノルド二カ国のNATO加盟によって、北極圏におけるロシア軍の活発化が予想されるため、ノルウェー海等の周辺での制海権を確保できる海軍戦力がイギリスに求められることになる。
      水上艦、哨戒機問わず、高い海上警備能力と長期展開能力の確保は絶対でしょう

      1
    • ハァイ
    • 2022年 7月 01日

    90式も送ってみよう!!

    1
      • 戦略眼
      • 2022年 7月 01日

      維持管理が、無理。

      4
      • NATTO
      • 2022年 7月 02日

      TKですよ、水槽じゃないですか。

      義勇兵も歩兵要員より整備士が欲しいだろうな。

      1
    • 鳥刺
    • 2022年 7月 01日

    ここ半月ほどで、春の見積りの修正としての装備供与の増加・解禁が始まりましたね。
    以前のこちらの記事の英による訓練支援と併せると、2022年以降も続く長期戦も視野に入れた西側のウクライナへの長期的な、ロシアと拮抗する戦力の育成を目指すだけの必要な支援を流す方向になりました。
    あるいは、「西側の味方としてのウクライナ」の存在の保全で欧州で広汎な合意が成立したという表われでしょうか。

    4
      • WSO
      • 2022年 7月 01日

      しかしながら、ゼレンスキー大統領は年内終結を目指すとか言ってるんですよね。さらに、氏の戦争終結条件がまた揺れていて、2月24日以前の状態まで押し返すとか全領土を奪還するとか、なんというかはっきりしない。米英方面ではなんか数年続くことを覚悟すべしとかなんだか報道もありまたよね、確か。

      正直言って、ウクライナ支援継続・支援強化、という大枠は定まっているとしてもどうも西側各国が入居している高層ビルはグラグラ今も揺れ続けているようなイメージがありまして。大丈夫なのかねぇ…という。

      2
      • トブルク
      • 2022年 7月 01日

      ウクライナ軍が必要な装備品の量をいつ揃えられるかですね。
      アメリカは本気だと思いますが、100や1000の単位で重装備を急速生産するのは、製造業が衰退した今のアメリカやヨーロッパだと結構しんどいでしょう。
      本格的な反功の準備が整うまで、1年以上はかかるかもしれませんね。

    • 似非市民
    • 2022年 7月 01日

     驚くほどのウクライナ優遇で、今後、アジア・アフリカ諸国がロシア・中国に侵略されても、ここまでの援助が届くんかは疑問やね。 格差世界やわ。

     それと、除外リストは無いなんて、速攻で戦略核クレクレってなるんとちゃうんかな? 迂闊な発言やで。

     兵器を無制限に送ってもらっても、扱える兵士がおらなんだら宝の持ち腐れになってまうんやけど、ウクライナには後どんだけの予備兵力が残ってのやろか?  そこいらへんは軍事機密になるんやろうから正確な数字は出て来へんねやけど、仮にウクライナが負けた後に大量の西側最新兵器をロシアが鹵獲するような事にならんように頼んますわ。

    3
      • 匿名11号
      • 2022年 7月 01日

      ウクライナには元々予備役が100万人以上いたし、扱える兵士に不足はないでしょうな。そして、たかだか20万のロシア軍で圧倒的に勝てると思うのが間違いです。

      12
      • 匿名
      • 2022年 7月 02日

      それこそ現台湾の中華民国は援蒋ルートから莫大な支援を受けてましたなぁ

    • 無無
    • 2022年 7月 02日

    ロシアが一方的に定めたルールを真に受けて、戦闘機や戦車を送れば核戦争になるだの騒いでた輩こそロシアの情報戦術に乗せられてたね
    サハリンガス沺報道で判るように、ロシアは自分の都合で勝手にルール変更する国だから、西側がロシアルールを守っていようがいまいが、戦局が不利になれば核恫喝を再開するに決まってる
    正直にバカのつく奴は戦争に勝てるわけ無いんだよ

    17
      • NATTO
      • 2022年 7月 02日

      ロシアンルールには敵いません。
      駐日大使が見事な日本語でしょうもないウソを言うのも、その辺の文化の違いかな。

      11
    • 名無し
    • 2022年 7月 02日

    ウクライナ優勢や互角報道すると、ドイツみたいに金の浪費だから武器おくるなというメディアや政治家が出てくるから、ウクライナは互角の地域は報道せずに劣勢地域だけ報道するのは利にかなっている。
    ウクライナは実際に動かせる兵力がロシア軍と同等で兵の質だとロシア軍のほうが上なのは痛い。
    6月下旬にやっとウクライナ戦争初日に訓練についた予備役が訓練終えた報道あったから、今までは、地元の地域の義勇軍が主体的に防衛しているから、東部の地域義勇軍は撤退しようとしないし、見捨てたら他の地域の義勇軍の指揮低下と裏切りありそうだからウクライナが防衛側の撤退しにくい罠に見事に陥っている。
    第二次世界大戦の白い死神のように何千の敵軍いても、50人で村守るという人たちがいますからね。白い死神はそれで勝ってしまうのが凄いが普通はウクライナのように数で負けて撤退しないとまず負けるからな。

    3
    • 浅見真規
    • 2022年 7月 02日

    現在、ウクライナはヨーロッパ諸国の代わりに戦っているとも言える側面があるので、ウクライナへの軍事支援はヨーロッパ諸国が主としてすべきです。

    日本は御花畑妄想の日本国憲法前文の性善説のためにシェルターも地下室もほとんど保有しておらず核攻撃に脆弱です。(憲法前文の性善説御花畑妄想により護憲派の野党だけでなく自民党も洗脳されてシェルターを造らなかったのです。尚、憲法9条はシェルターや地下室建設を禁じていません。)また、日本は海上でロシアと国境を接しています。軍事的には西欧諸国よりロシアの核攻撃に脆弱なのです。

    ただし、ロシアを刺激しないように、ウクライナ北西部のベラルーシ国境付近限定配備を条件にして榴弾砲FH70を大量に贈る事があっても良いと思いますし、ベラルーシ国境付近に対戦車壕作成に協力し資金とパワーショベルとテトラポッドを贈っても良いと思います。
    さらに、オデッサ港周辺の機雷除去のため、ウクライナとロシアとトルコの了解を得て海上自衛隊の掃海艇を派遣しても良いと思います。

    2
    • 名無志野
    • 2022年 7月 02日

    「戦車の供与に反対はしてないけど出せるタマが無いから無理だわガハハ!」
    となりそう
    600両の戦車を追加支援みたいな誤報も飛び交ってますし

    • おわふ
    • 2022年 7月 02日

    西側戦車を供与するにしても、最新にはならないでしょう。

    • 2022年 7月 02日

    ウクライナにはもちろん頑張って欲しいし、プーチンには一刻も早く諦めるか暗殺されてほしい所だが、この分じゃ終戦どころか停戦も休戦も当分無さそうだな

    1
    • hoge
    • 2022年 7月 04日

    西側戦車、重量、運用、乗員の構成等が違い過ぎて相当訓練しないと使いこなせないのでは。
    T-72では通れるけれども、Leopard2やAbramsでは通行不能な地盤や橋はあるだろうし、シルエットは大きいけれどもとれる俯仰角が全然違うのでできる限りハルダウン推奨だろうし。

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