ウクライナはパトリオットシステムの追加供給(7セット)を西側諸国に要請中で、オランダのオロングレン国防相は21日「パトリオットシステムの構築に必要な構成要素の収集に成功した」「ある国はオランダと共同でウクライナにパトリオットシステムを提供する」と明かした。
参考:Netherlands teams up with another country to supply Ukraine with Patriot missile system
まだウクライナが要請する7セットには届かないものの、確定分だけでも防空能力の改善に役立つだろう
ウクライナはパトリオットシステムの追加供給(7セット)を西側諸国に要請中で、オランダは5月末「パトリオットシステムを構成するコンポーネントや弾薬を追加提供できる国を特定した。これを提供するよう当該国に呼びかけており、オランダが提供するコア・コンポーネントと組み合わせてパトリオットシステムを迅速にウクライナに提供したい=複数の国から構成要素(レーダー、指揮統制、発電機、ランチャー、弾薬など)を集めてパトリオットシステムを構築するという意味」と発表。
この取り組みが何処まで進んでいるか不明だったが、オロングレン国防相は21日「パトリオットシステムの構築に必要な構成要素の収集に成功した」「ある国(管理人はドイツだと思っている)はオランダと共同でウクライナにパトリオットシステムを提供する」と明かした。
提供国 | 弾道弾迎撃に対応したシステム | 数量 |
米国 | パトリオットシステム | 単独提供 |
ドイツ・オランダ | パトリオットシステム | 共同提供 |
フランス・イタリア | SAMP/T | 共同提供 |
ドイツ | パトリオットシステム | 単独提供 |
提供済み | 計4セット | |
追加供給に応じた国 | ||
ドイツ | パトリオットシステム | 単独提供 |
ルーマニア | パトリオットシステム | 単独提供 |
オランダとある国 | パトリオットシステム | 共同提供 |
イタリア | SAMP/T | 単独提供 |
提供確定分 | 計4セット | |
提供が噂されているものの公式発表がないもの | ||
米国 | パトリオットシステム | 単独提供 |
ドイツ | パトリオットシステム | 単独提供 |
提供の可能性 | 計2セット |
Bloombergは7日「ドイツがパトリオットシステムの追加提供(単独3セット目)を検討中だ」と報じていたが、ドイツのピストリウス国防相は「これ以上の提供(単独3セット目)は難しい」と、New York Timesは11日「バイデン大統領がウクライナの差し迫ったニーズに対応するため2セット目のパトリオットシステム提供を決断した」と報じたものの、オースティン国防長官は13日「今のところパトリオットシステムの追加提供について新たな発表はない」と述べている。
ホワイトハウスのカービー報道官は20日「パトリオットシステムやNASAMSで使用する迎撃ミサイルの同盟国・友好国向け輸出を一時的に停止しウクライナに供給する」「今回の決定で今後16ヶ月間に必要とされる全てのものをウクライナは手に入れる」と発表したが、パトリオットシステム自体の提供については言及しておらず、提供確定分はドイツの単独提供、ルーマニアの単独提供、オランダとある国の共同提供、イタリアのSAMP/T単独提供だけだ。
まだウクライナが要請する7セットには届かないものの、米国はパトリオットシステムやNASAMSで使用するPAC-3MSEとAMRAAMを「夏の終わりまでに数百発提供する」と、ドイツはデンマーク、オランダ、ノルウェーと共同で「パトリオットシステムの迎撃弾100発(PAC-3MSEかMIM-104DかMIM-104Eかは不明)をウクライナに提供する」「既に32発の引き渡しを終えており、今後数週間以内に残りの68発も引き渡す」と発表しているため、ウクライナ軍の防空能力は一定の改善を見せるだろう。
因みにRTX(旧レイセオン)のヘイズ最高経営責任者は2023年6月「パトリオットシステムの年間生産量を12基に増やし、2024年末までに5つのパトリオットシステムをウクライナに引き渡す予定だ」と明かしていたが、続報がないため「5つのパトリオットシステム」の行方はわかっていない。
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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Army Photo by Capt. Adan Cazarez
記事の一覧表が全て実現すると、合計10セットでしょうか。
ウクライナの要望する最低線はOKでしょうか。
そうならば、よかったです。後は先の記事でも触れられたPAC-3弾の供給ですね。
そうすると、次は、最前線用のPAC-2なのでしょうか。
S-300ベースのフランケンSAMの現状はどうなのでしょうか。知りたいものです。
勝手なことを言えば、支援国のどこかで、改造を受けても良いのでは?。
流石に最前線用のPAC-2まで大盤振る舞いするのはね、下手すれば長距離タイプになった改良型ランセットとかイスカンデルMで潰されましたとかがオチ。最前線用とするなら車載のNASAMSかSHORAD Skyranger 8とかSmall Anti Drone Missileを装備した機動性の高い車両でしょう。航空爆弾も脅威だがFPVドローンの被害だって大きいんだから。
A50が墜とされた時、ロシア軍は、PAC-2とS-200の前進配備に気づいていませんでした。
使い方によるような気がします。ウクライナ側は、NATOのAWACSをあてに出来ますし。
滑空爆弾(戦闘機/爆撃機)、巡航ミサイル、ドローンにヘリとそれぞれ適した対空システムは違うでしょう。
NASAMSは、射程がまだ足りない、と思います。
滑空爆弾の投弾位置(80〜100km?)によりますが。
やっぱり、PAC-2を含めた組み合わせでは?。
A-50の撃墜で恥かかされたから、それなりの対応はするでしょう。今月A-100AWACS航空機が最終試験段階に入りましたから流石にSu-57に続くようなへまをするのは許されないでしょう。少なくとも高価値な装備を展開するならパトリオットが通りそうな道ぐらいドローンで監視すると思いますね。この戦場ではドローンとかのせいで戦場の霧の効果がかなり薄れているようですし。
貴方の言う前線用のPAC-2運用と言うのはどんな感じなのでしょうか?パトリオットの運用形態は運用数の問題がありますが大体5種類あってより防空を意識した物は保護対象よりFUが前に出る事もあるんですよ。
大体、滑空爆弾を投下する航空機がどの方向から来るか確実でもないなら単純に滑空爆弾の射程とPAC-2の射程考えて最短距離の前線から60km後方とかで良いとかにはならないでしょう。迎撃率をどうしても上げたいならば前線により近い方に展開する必要がある、そしてそれは攻撃されるリスクの増大にも繋がります。撃つまで隠避が出来たとしても撃った後に存在が暴露してやられる可能性すらあるんです、そこまでして数が無い物を無理に使う必要があるか疑問ですね。
調子に乗って使えばいつぞやのようにミサイルの数が危機的な状態になるのは自明の理。供給されるからと安易に使われたら供給する側はたまった物ではありません。前線が酷い攻撃に晒されるのは想定の範囲内にして置いた方が良いでしょう優先順位の問題です。
調子に乗って使って残ミサイル数が危機的な状況になるころには、ロシア空軍のSu-34とかは危機的な数になっていると思うけど。
100機ぐらいでしょ。
また、迎撃率を上げる必要はなくて、パトリオットがいるかも、と思わせるだけで、滑空爆弾をより後方で投下せざるをえなくなる。まあ、ならなくても前に出てきて撃ち落とせばラッキー、最悪でも今と一緒。
長い戦線のうち、たまに神出鬼没で現れて、迎撃対象が出てきたら迎撃して、すぐ撤退、迎撃対象が出てこなくても撤退、を繰り返す。
そうすれば長い戦線すべてでパトリオットが通りそうな道をドローンで監視する羽目に陥る。
>「ある国(管理人はドイツだと思っている)はオランダと共同でウクライナにパトリオットシステムを提供する」
きっしー「オラんだ」
「今日まで結論を出せなかった課題に、勇気と覚悟を持って結論を出していく。歴史的な転換点だから、そうした決断が求められる」
ウクライナ関連で決断してくれんかな。
世界でもトップクラスの保有率だろうが周辺国がキナ臭いのになんで提供しなきゃいけないの。出すなら改良ホークの方が先で一足飛びに長射程か高性能のPAC-2/3を出す必要なんてない。対外アピールのためにリスクを考えずに国益を捨て勇気と覚悟を持って愚行と言う結論に至るなら流石に退陣して貰わないとね。
長射程が駄目なら、中SAMと短SAMだな。
短SAMは生産再開が必要そう。
中SAMだって貴重な戦力だし無理でしょ、短SAMってどっちのだよ。
日本が出すなら採用年数が古く後継もあるのに未だ現役の81式短距離地対空誘導弾(C)だろうけどウクライナに需要あるかな。ちなみに弾体だけなら未だに生産しているからな、流石に進化はしているがまだ作っているのかと呆れるぐらい。
>短SAMってどっちのだよ。
きっしー「必要なのはこのSAMか?(81式短距離地対空誘導弾(C)をおもむろに取り出す)
ゼレンスキー「いいえ、パ・・・」
きっしー「必要なのはこのSAMか?(11式短距離地対空誘導弾)
ゼレンスキー「もうスコシ長い・・・・」
きっしー「必要なのはこのSAMか?(03式中距離地対空誘導弾(改善型))」
ゼレンスキー「もう一声!」
きっしー「正直な奴だ。パトリオットと中SAMと短SAMと近SAMをやろう」
渡すなら、巡航ミサイルに対応できる11式短距離地対空誘導弾の方やろ。
パトリオットのように年12基調達とか、ウクライナ向けも考えて24基調達にすれば、自衛隊向けにも回せるやろ。
中SAMもだけど、実戦で使ってもらって改良すればいいと思う。
パトリオット・中SAM、短SAMの組み合わせで、弾道ミサイル・巡航ミサイル・ドローンの混在する戦場での戦いのノウハウを、03式中距離地対空誘導弾(改善型)能力向上、新近距離地対空誘導弾に反映する。
自衛隊装備を供与しろと口で言うのは簡単だけど、東&西側陣営のどの国の兵器とも全く互換性も操作方法も違うし、しかも自衛隊しか配備してない上に日本語で書かれた独自規格満載の兵器を、通訳交えて翻訳してイチから操作方法を教えて運用できるまでに物凄く時間かかりそう。それこそF-16運用の比じゃないぐらいに。
多分実戦データ取る前に運用部隊ごと全滅して使えないゴミ兵器とか言われそうw
日本の兵器が高性能で何処でも使えるなんて変な幻想抱かないほうがいいよ。
向こうは「すぐ実戦で使える兵器が欲しい」んだから。実験は実験場でやってデータを取ってくださいな。
F-16なめすぎ。
あと東側陣営だったウクライナがパトリオットを使いこなしているのに、中SAMを使いこなせないなんてないと思うよ。
ごみ兵器かは使ってみないとわからないよね?
使ってみてゴミだったらいらね、というかもしれないが、使ってみないか、とウクライナ側が聞かれたら、送ってくれというと思うよ。
実験はアメリカですでにやってるのは知ってるよね?
ゴミかもしれないが、防弾チョッキも高機動車もウクライナで使ってるだろう。
とにかくまずは改良ホークだなぁ。
ウクライナに供与して中SAM改の生産と能力向上型の開発に予算注ぎ込む方が、同額の経済支援よりありがたがられるだろうし、両国の防衛能力向上にもつながる。
本当にホークとかFH70とか、退役するモノ位どうにかなりませんかね。。。
予算上、2019年あたりから修理費が計上されていないのも気になるので、さっさと中SAM改に切り替えて欲しいけど、改能力向上型待ちなのかな?
ネックになるような自衛隊独自仕様とかあるんですかね?
FH70なんかはそろそろ砲身の需要もあるだろうし、部品としてもいける気が。。。
ホークはともかく、F H70は長期可動維持検討が契約されているんですぜ旦那…
品目 155mmりゅう弾砲FH70の長期可動維持検討
契約日 2021/01/28
契約相手方 日本製鋼所 特機本部
契約額 39,149,000 円
それって、耐用年数がらみで保有数が保有定数割れする事態への対応でなかったっけ?
いずれにしても、正常稼働しないものを提供はできないでしょ。
改良ホークはR6で用廃が明記されましたね。
シレッと「米国の解体業者()に引き渡し」とかしてくれてもええんやで…
となりに中国ロシア北朝鮮と信用ゼロの韓国があるのに何を言っているんだお前は
むしろ欧州から台湾に送るべきなのに
日本のPAC-3って困った事に独自仕様(牽引車、無線、発電機等)が多すぎるので、そのまま渡したとしても運用に支障をきたしますし、それを教えに行くのは誰がするのか。NATO仕様に改修するにも誰が費用負担するのかで揉めると思いますので、互換性がある弾の方はアメリカに輸出するにとどめて、本体の製造はアメリカに任せた方が丸いと思いまーす。
それ「PAC-3って」で合ってます?
いずれにせよ「年間生産量を12基に増やして」なんてレベルの話なんですから、わざわざ独自仕様部分まで完成させて送らんでも主要モジュールを部品単位で供給するだけでも構わんでしょう。
年生産の1/4でも3基のパトリオットがウクライナに来る計算だな。
月間パトリオットか。
創刊号はコアコンポーネントが付いて、490フリヴニャ!
パトリオットシステムの操作員は、どうなのかな?
自衛隊なんかだと、試射撃でアメリカまで行くこうとがあるみたいだけど、こういうものの訓練は簡単にできるのかな?実射しながら学ぶとか?
ウクライナとしては、パトリオットによる防空がまず優先ですね。
全線で滑空爆単やミサイルで兵力が削られていますからね。もし、それがなけれは、ハルキウ方面とかは押し戻せていたかもしれませんね。
後方では今年の春から原発を除く発電所などが軒並み狙われていますからね。ある程度で止めないと、冬は厳しいですからね。
ロシアとしては、パトリオットシステムを狙うべきてしょうね。レーダー車とかを早めに破壊したいですね。輸送中とかに破壊できれば最高なんでしょうが。
>ロシアとしては、パトリオットシステムを狙うべきてしょうね。レーダー車とかを早めに破壊したいですね。輸送中とかに破壊できれば最高なんでしょうが。
そんなことしないと思うけど、一基のパトリオットを展開して、別のもう1基をその防空範囲内で移動させる。
移動後に展開して稼働したら、最初に展開したパトリオットを移動して、2基目の防空範囲内で移動する。
ご返信ありがとうございます。
レーダー車を破壊と言ったのは、発射車輌は8両くらいあって、わりに開いて点在しているみたいなんですね。
それで、これまでも発射車輌を1両とか破壊してもダメージは大きくないが、レーダー車輌だか指揮車輌がやられた場合には、国外に出て立て直したみたいなんですよ。
それと輸送中というのは、本当の輸送中のことで、例えば新たなシステムもミサイルの毎回の補充も国外から輸送されるので、ウクライナ国内に入って輸送中に破壊できればロシア側には最高だろうという意味です。諜報活動とかの分野になるのでしょうが。
思うのですが。
敢えて捜索レーダーは動かさなくても良いのでは、と妄想します。
AWACSからデータを貰えれば行けそうな気もします。
場所にもよりますが、在ルーマニアのアショアの
レーダーのデータもあるでしょうし。
迎撃直前にイルミネーター照射だけで済みそうな気もします。
イルミネーター照射の段階からは、敵が撃墜を逃れるのは難しい
(少なくも任務遂行中断して、脱兎で逃げる)でしょうし。
イージス・アショアがあるルーマニアのデベセル空軍基地からは遠すぎてレーダーに映らないと思う。
1万mを飛ぶ航空機を地上のレーダが捉えられる距離は400km弱が限度。
それ以上の距離からはレーダーの有効範囲が長くても、水平線の先に隠れてしまって見えない。
ルーマニアのイージス・アショアから400kmで、ウクライナ オデーサ南西の国境地帯ぐらい。
以前に他所の記事で見た欧州のBMD構想図では
イージスアショアが一番外側(最初に対処?)に
置いてありました。
今の欧州アショアの対象は明らかにイランですが、
将来的に対ロシアも行われるのでは。
そうならば、レーダーサイトも増えると思います。
(将来的にはウクライナ国内にも?)
出来ないかと。
config3形態で実現したリモートランチは、無線中継装置に発射機制御機能を組み込むことにより、射撃管制装置と発射機の遠隔配置を可能にしただけであって、イージスのEORの様な機能はありません。
残念ですね。
将来的には、あっても良いと思うのですが。
複数のセンサー(射撃部隊自前/AWACS/その他)
の捜索結果を共有すれば、
実際にミサイルを撃つ部隊にとっても有利と想像します。
あのロシアSAMのリアルなシミュレーターにはビックリしましたがパトリオットの操作はどういう塩梅なんでしょうね。
まあWarthunderのフォーラムとかに操作マニュアル公開して捕まるんじゃ漏れては来ないでしょうけど。
F-16はパイロット養成に苦労してるって聞くけど、パトリオットは聞かないから、S-300経験者ならいけるとかじゃないのかな。
ご返信ありがとうございます。
シミュレーターてすか。そうかもしれませんね。意外と簡単にできるのかも。
実は、F16の場合ではパイロットの養成もポイントですね。そこまではいかないだろうけど、パトリオットの要員の訓練はどうなのかな?と疑問があったのです。
というのは、自衛隊の場合はパトリオットの操作に熟練やチームワークが必要なイメージもあったからです。アメリカで試射訓練をしたりとか。
パトリオットシステムの陰で改良型のHAWKシステムがどうなっているのかが気になる所
2024年4月の記事を見ると米国議会で補修作業をしないと拙いという記事を見つけましたが
補修用パーツの入手に苦労しているそうで、ミサイルの保障期間もとっに過ぎていてと中々苦戦しているみたいですね。
パトリオットスレですので場を汚してすみませんです。
台湾有事になったら、日本の防空体制は保つのかな。
半分以上、願望?妄想?になりますが。
東京湾に、米海軍の退役するタイコンデロガ級CGのBMD改修艦を借りてきて、
第1〜2海堡のあたりに常駐させたら、などと思います。
言うまでもなく、イージス艦は、BMDの上で、PAC-3の上位互換機種です。
玉突きで、在首都圏の空自パトリオット部隊に余裕が出来ないか?、と思います。
ついで、余裕の出た空自のパトリオットを在日米空軍基地の防空用として貸し出せないか、と思います。
在日米空軍基地には、パトリオットは配備されているでしょう。少なくも、嘉手納にはあります。
上で書いている人がおられますが、日本のパトリオットには日本製の補器類が多いようですが、
日本国内であれば、点検/保守は容易なのでは?。
玉突き式に余裕の出た米軍のパトリオットを必要な場所にさらに提供してもらう形で。
半分以上、願望?と妄想?ですが。
ローテーションが必要だから、PAC-3 1基あたりタイコンデロガ級が2,3隻必要。
そして、アメリカ軍は人員は貸してくれない。
退役タイコンデロガ級は改造しないとPAC-3に対応しなさそうだし、海からだと守りたい拠点から遠くなり、守れるものが減りそう。
SM-3は大気圏外迎撃用だから、ターミナルフェーズの最後の迎撃手段である、PAC-3の代わりにはならない。
あとイージス・アショアすらぽしゃったのに、東京湾にイージス艦を常駐させるのは政治的に無理だと思う。
内心ですが、アショアに予定されていた陸自の隊員はどうかと思っていました。
アショアは2ヶ所予定されていましたから、交代要員を含めれば、
4チームの要員は居るのではないかと想像していました。
2隻借りられれば多分できるのではないかと想像しました。
横須賀がすぐ横にありますし、海堡に桟橋を作っても良いかな、と思っていました。
配備は、警戒警報が出てからになると思っていました。
それまでは、時々来て訓練(平時に実射はできないでしょうが)をする形を想定していました。
PAC-3が使えないのは残念ですが、多分、日本海に展開するであろう海自のイージス艦のバックアップ
(海自艦が失敗した場合)を想像していました。
海堡という位置であれば、PAC-3は都心からは遠いでしょうから。