欧州関連

ポーランド、ウクライナ人専門家による爆発現場での調査を許可してない

ウクライナのクレバ外相は18日「ポーランド領の爆発現場にウクライナ側の専門家が到着して作業を開始した」と発表したが、ポーランド検察庁は「この様な行為を可能にする法的根拠がないので許可していない」と明かした。

参考:Incydent w Przewodowie: Prokuratura nie zgodzi się na udział Ukraińców w śledztwie

この件に関してはウクライナ側の発信するオフィシャルな情報が次々と否定されており何がしたいのか謎

ウクライナのクレバ外相は18日「ポーランド領に着弾したミサイルの爆発現場にウクライナ側の専門家が到着して作業を開始した。現場への立ち入りを許可してくれたポーランドに感謝している」と明かしたが、この件の調査を主導しているポーランド検察庁は「爆発現場での調査にウクライナ側の専門家を加えることに同意しておらず、事件に関与した可能性のある国の関係者が関与することは調査自体の利益に反する上、この様な行為を可能にする法的根拠がない」と現地メディアに明かした。

出典:Telegram経由

さらに「ウクライナ側の専門家はポーランド領プシェボドゥフに到着してミサイルの残骸を直接見ることが出来たが、法的な権限がないためポーランド国内で如何なる調査活動も出来なかった。せいぜい消極的な観察者止まりだった」と指摘、つまりウクライナ側の専門家は調査団に加わっておらず、事件の調査情報もアクセス出来ず、何からの調査行為を行うことも法的に不可能という意味だ。

ゼレンスキー大統領が「ポーランド領に着弾したミサイルを調査するため国際特別委員会への招待を受けた」と言及した件についてもポーランド検察庁は「国際的な調査委員会の枠組みの中でウクライナ側の専門家が調査に加わることは可能だ」と認めたが「今のところ国際的な調査委員会の設置は行われていない」と付け加えており、米国側の専門家が爆発現場の調査に加わったという情報も「同じ理由で同意しておらず、現場に米国側の専門家はいない。米国側の役割はNATO加盟国のポーランドにAWACSが収集した機密データを提供するだけだ」と述べているのが興味深い。

出典:Командування Повітряних Сил ЗСУ

バイデン大統領はウクライナ側が要求した調査団派遣に「それは証拠にならない」と語っていたが、この件に関してはウクライナ側の発信するオフィシャルな情報が次々と否定されており、一体何がしたいのか謎だらけだ。

ポーランドで実施された世論調査で約70%が「ポーランド領の爆発事件がウクライナとの関係に影響を及ぼさない」と回答しているのに、ウクライナは自分達の発言でポーランド人の評価を下げ続けている。

関連記事:ポーランド着弾のミサイル、ウクライナ空軍が自軍のものだった可能性を認める
関連記事:ミサイル問題、ゼレンスキーはNATO加盟国を第三次大戦に引きずりこもうとした
関連記事:NATO加盟国の外交官、ウクライナは公然と嘘をついて我々との信頼関係を破壊した
関連記事:ポーランド領に着弾したのはウクライナ軍が発射したS-300の迎撃弾か

 

※アイキャッチ画像の出典:PRESIDENT OF UKRAINE

米国、欧州大陸の重要なパートナーはドイツからポーランドに変わった前のページ

ロシア大統領報道官、ウクライナの政権交代は特別軍事作戦の目標ではない次のページ

関連記事

  1. 欧州関連

    日本にも参加を呼びかける第6世代戦闘機「テンペスト」の価格は1億ポンド(約140億円)?

    英メディアは、第6世代戦闘機「テンペスト」は極超音速で4,000マイル…

  2. 欧州関連

    F-35出資見送りで後悔したポーランド、ロッキードとの無人機開発に動く?

    ロッキード・マーティンはMSPO国際防衛産業展示会で、F-35と連携し…

  3. 欧州関連

    ウクライナ南部を舞台にした反攻作戦、両軍が繰り広げる消耗戦の中身

    英国王立防衛安全保障研究所のジャック・ワトリング氏は「徐々にウクライナ…

  4. 欧州関連

    地獄のような連射で消耗するウクライナ軍の砲兵装備、フランスがCaesarを追加提供

    フランスのルコルニュ国防相は新たに12輌のCaesarをウクライナに提…

  5. 欧州関連

    英空軍、第6世代機「テンペスト」と無人戦闘機導入でパイロット削減

    英空軍は2040年代までに有人戦闘機を操縦するパイロットを段階的に削減…

  6. 欧州関連

    レイセオン、FA-50PLに統合されるPhantom Strikeの性能はAPG-83に匹敵

    ポーランド向けのFA-50PLに統合されるPhantom Strike…

コメント

    • 名前
    • 2022年 11月 21日

    残念ながらこじれているな
    ウクライナ政府としては、『本当はロシアが撃ったのに、西側が戦争を避けるために自分たちに責任を押し付けた』とウクライナ軍や国内で話が出回るのが嫌で、『ちゃんと自分たちも調べたが、確かにウクライナが撃った』という為に調査を申し出たのかなと思う。
    ポーランドの法律は正当なものでしょうがないので、もはやどちらかが嘘をつくしかないのかもしれない

    19
      • 月虹
      • 2022年 11月 21日

      ポーランドへのミサイル着弾に先立ち10月31日にモルドバの北端国境の村であるナスラフチャにウクライナ軍が迎撃したロシアのミサイルの破片が落下。幸いにも数軒の家屋の窓ガラスが割れただけで死傷者は出なかった。モルドバはいち早くロシアのワスネツォフ駐モルドバ大使を呼んで厳重抗議をし、その後に「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」としてロシアの外交官1名を国外追放処分にしました。
      リンク
      リンク
      この時にウクライナが破片落下でモルドバに謝罪をしたかは不明ですがモルドバがロシア外交官追放という先手を取った故かウクライナとモルドバの外交がこじれることはありませんでした。ウクライナとポーランド・NATO諸国の外交こじれをこれ以上長引かせない為にはポーランドが「ロシアの駐ポーランド大使館への抗議や一部外交官の国外追放」で手打ちにするしか方法は無いと思います(ウクライナもロシア外交官追放という目に見える抗議であれば落ち着いてくれると思いますし)

      3
        • 幽霊
        • 2022年 11月 21日

        それと今回では事情が違いすぎると思いますよ?
        今回のはNATO諸国がウクライナの迎撃ミサイルだと発表してますからウクライナは正式に謝罪しなければいけないと思います。
        NATO諸国も落ちたのはウクライナの迎撃ミサイルだけど責任はロシアにあると言ってるんですからウクライナが謝れば済む話です。

        16
          • まつ
          • 2022年 11月 22日

          あきらかに爆発の程度からロシアのS300改造地対地ミサイルであり航跡はベラルーシからを示しているんだがね。

          1
            • 幽霊
            • 2022年 11月 22日

            NATO諸国や調査したポーランドは嘘つきと断言するなら相容れないので言う事はありませんね。
            個人的にはウクライナよりNATO諸国や調査したポーランドの報告の方が信頼できると判断します。

            3
      • nachteule
      • 2022年 11月 21日

       少なくともEUだったかがウクライナに核を使えば通常戦力でウクライナ領内のロシア軍を駆逐するって言ったんだから、最低限それに準ずる攻撃はするでしょうよ。

       ウクライナ側のミサイルで長射程を持つ物自体が少ないから、嘘偽りなく展開位置と発射に関するデータさえ開示するなら自分達の無実を証明するのは難しくないと思うけどね。

    • 名無し
    • 2022年 11月 21日

    ウクライナ調査団とやらが、残骸に勝手にロシアの弾道ミサイル片を混ぜ込もうとするの抑止だな。

    30
      • samo
      • 2022年 11月 21日

      お前、いい加減にしろよ

      15
        •  
        • 2022年 11月 21日

        その指摘は実際正しいよ。
        いくらポーランドがウクライナへの大規模支援を惜しまないとしてもそれはそれこれはこれだ。
        今回の案件でウクライナとロシアは当事者国であり、ポーランドからすると不幸な事故だとしても危害を加えた可能性のある国なのだから”最悪の事態”を考えて近づけないのは当然だと思うよ。

        現にポーランドが”事件に関与した可能性のある国の関係者が関与することは調査自体の利益に反する上、この様な行為を可能にする法的根拠がない”と回答している様に、正しい調査結果を導き出すためにリスクを排除するのはまったくもって合理的。

        49
          • samo
          • 2022年 11月 21日

          こいつがやっているのは指摘じゃなくて「差別」っていうんだよ
          ウクライナは謝罪しない、ウクライナは証拠をみとめない、ウクライナは現地にいくのは証拠をでっちあげるため

          ここだけじゃなく、前からこれを言ってきてんだぞ

          酷すぎて見るに堪えない

          17
          • カディロフ上級大将
          • 2022年 11月 21日

          普通容疑者なんか参加させたらこじれるし
          最悪証拠をでっち上げかねないから出禁にするのは当然だよね

          むしろウクライナは頑なすぎて怪しいポーランドに調査団派遣したいとか、あんなに支援してもらっておいてポーランドのことを信用していないのかな

          27
          • samo
          • 2022年 11月 21日

          そりゃ、あなたのように可能性を論じているなら文句ないですよ。
          確かに自分とは意見が違う部分もあるけれど、それはそれ。

          けれどね、自分が怒っているのは、
          全部決めつけて、結果もでていないのに、
          ウクライナは謝らない、証拠を出されても認めない、挙げ句のはてには証拠をでっち上げるために現地に行くんだ
          ですからね?

          ゼレンスキーに認めてほしくないっていう結果ありきで全部喋ってる

          17
    • lo
    • 2022年 11月 21日

    自由主義と国家主権のために断固としたウクライナ支持と軍事支援が必要だと思ってるけどやはり国としてのウクライナは好きになれないな

    19
      • せい
      • 2022年 11月 22日

      それこそ、それはそれこれはこれだよ。
      自由主義陣営としては、最大の敵ロシアを弱体化させて、中国に集中できるチャンスなんだから、好き嫌いは置いといて物資の支援しといたらいい。

      7
    • samo
    • 2022年 11月 21日

    そこまで謎かな?
    ウクライナ側は、アリバイがほしいだけかと。
    その場に行ったっていう。

    8
    • タイヤキ
    • 2022年 11月 21日

    ウクライナの発信しているのは全部国内むけだから、今バクムット方面でロシア軍の大攻勢でウクライナ軍が大損害やベラルーシで訓練していたロシアの第一戦車部隊などのウクライナへ投入されたことにより、ウクライナ軍が大量の動員兵で各地で押されまくり、オプトネとか陥落しているから、ウクライナ国民を少しでも士気下げないようにしているでしょ。
    ウクライナではポーランドの調査どころじゃなく、テルミット焼夷弾などの非人道的な兵器の多用によりウクライナ軍が大損害と住民が死にまくっている対処に追われているでしょ。

    7
      • 2022年 11月 22日

      相変わらず極悪非道なロシア軍ですね。
      そこまで極悪非道な手段を使っている割には、バクムート周辺はロシア兵の遺体でうまり、Kyslivkaは取り返されつつあるというのが何とも愚かしい。

      1
    • 匿名
    • 2022年 11月 21日

    この件は「NATOの問題でありNATOの調査報告が全てである」と、ウクライナにはっきりと伝え、ウクライナのそのかわり防空システムの拡充を確約させる、で終わらせる他無いでしょう。
    事実だろうと捏造だろうと隠蔽だろうと、NATOは第5条に繋がる事を一切望んでいないのは明らかです。

    30
    • 名無し太郎
    • 2022年 11月 21日

    ウクライナ側は、軍を納得させるための言い訳が欲しいだけだと思うが。それはポーランド側も分かると思うから、ここまで強硬に反対する理由が分らない。
    ウクライナが要求していることは、形式だけでいいからウクライナの調査団を入れさせて欲しいということでは?これは、それほど無理な要求ではないと思うが。

    ひょっとしたらウクライナの迎撃ミサイルも落ちたけど、ロシアのミサイルも一緒に落ちたのかもしれない。最も真実は、この戦争が終わってから十年以上経ってからでないと明かされないと思うけど。
    あるいは永遠に明かされないままかもしれない。

    13
      • 横田
      • 2022年 11月 21日

      上にもありますけど調査団が破片を持ち込んで大騒ぎする可能性が無きにもしもあらずなので
      現場に入れない判断自体はわかります
      現在進行系でウクライナ国内でもスパイや裏切り者の検挙は続いているわけで
      そういった連中が調査団に混ざっていない保証はない…

      18
        • 名無し太郎
        • 2022年 11月 21日

        ウクライナが要求していることは、調査団を監視付きでも良いから参加させて、形式上の体裁を整えて欲しいってことだと思う。それぐらい許可すれば良いのにと思う。

        7
          • せい
          • 2022年 11月 22日

          ポーランドやNATOの最大の懸念は、ロシアとの全面戦争ですから、そこに発展する可能性は1mmも増やしたくないんでしょうな。

          7
      • メ○ルギアあたりが拾いそう
      • 2022年 11月 21日

      実は2発のうち1発はロシア軍の巡航ミサイルだったが、WW3を防ぐために隠蔽された…
      っていう陰謀論はしばらく人気を得そうですなぁ

      7
      • 下僕
      • 2022年 11月 22日

      今はポーランドの司法当局が下手人の使用した凶器を特定する捜査をして居る段階。容疑者ないし重要参考人をその捜査に形だけでも参加させることはポーランドの刑事司法の信頼性にもかかわる。検察側証拠物件に対する異議は予審とか裁判で申し立てるべきでしょう。

      3
    • klo98
    • 2022年 11月 21日

    ポーランドもどうして国際的な調査委員会に発展させないんでしょうかね?
    ブリンケン国務長官はアメリカの専門家を調査に参加させたいと発言していますが(ソースは以下のとおり)。
    ポーランドのみで捜査をしたいのは手続きが煩雑になるからでしょうか。

    “Secretary of state says US is sharing all information on Poland missile incident with Ukraine”
    リンク

    1
      • klo98
      • 2022年 11月 21日

      「ソースは以下のとおり」と書きましたが、もう一度確認したら「専門家を調査に参加させたい」と発言したのはゼレンスキー大統領でしたね…お目汚し失礼いたしました。

      1
      • TKT
      • 2022年 11月 21日

      それはやはり、ポーランド政府としては、ウクライナの専門家だけでなく、アメリカの専門家がウソをつく可能性を考慮しているのかもしれません。

      ポーランド政府だから、アメリカ政府のいうことを全面的に信用するとは限らないのです。

      日本政府と在日米軍の関係、地位協定でも同じような話はあります。

      過去に侵略された過去、などといえば、ポーランドにとってはドイツもロシアと同じであり、またポーランドはウクライナのバンデラ主義者のことも決して信用していません。

      ポーランド軍にも独自の地上レーダーはあるでしょうし、アメリカ空軍のAWACSがないと何もわからないというわけでもありません。

      8
    • 横田
    • 2022年 11月 21日

    この件、ウクライナ政府サイドはNATOの判断を支持してて
    軍にそれとなく翻意を促してるのに軍が頑なにそれを拒んでいる印象
    軍は何を考えてるんだろう謎すぎる

    7
    • ともろう
    • 2022年 11月 21日

    当然の反応だと思いますね。
    ウクライナを入れた時点で客観性と中立性が損なわれてしまいます。

    15
    • 田中
    • 2022年 11月 21日

    この事件恐らくNATOの見解が正しいとは思うが
    それとは別に真実はどうであれNATOはこれ以上のエスカレーションを望んでいない
    と明確すぎるシグナルを出してる
    ウクライナはそれをしっかり読み取らないと大変なことになりますよ

    11
    • Q
    • 2022年 11月 21日

    >ポーランドで実施された世論調査で約70%が「ポーランド領の爆発事件がウクライナとの関係に影響を及ぼさない」と回答している

    結局、これが全てだと思う。
    被害者のポーランド自身が大きな問題にしようとしてないのに、宗男氏のような親露派が大騒ぎして大きな問題にしたがっている印象。

    まあ、この話題が大きくなればなりほど、「そもそもことの原因としてロシアがミサイルでウクライナのインフラを破壊しまくっている(戦争犯罪)」という事実にも注目されるので、親露派にとってはむしろマイナスの面も大きいけどね。

    7
    • ブルーピーコック
    • 2022年 11月 21日

    なんと言うか出だしが悪かったのが痛いな。ウクライナ側が被害者に哀悼の意を示した上で「まだ分からないが調査結果を待つ」みたいな対応をするんだろうなと思っていたが、どんどん話がこじれてきた。

    11
    • 2022年 11月 21日

    ウクライナは自らの前言を否定しなくても、静かにフェードアウトするだけで、問題が沈静化する気がする。
    ウクライナは何に拘って燃料を投下し続けるのか、さっぱりわからない。

    3
    • 黒丸
    • 2022年 11月 21日

    ポーランドの着弾現場にウクライナの専門家が到着した、というのは正だろう。
    その後に調査をしたのか。説明を受けたのか、現場見学をしたのか、あるいは単に見ただけなのか
    そこが明確ではないから、あるいは明確にしていないから、こういう状況なのだと思う。
    メンツのすり合わせが終わるまでは、NATO・ポーランド・ウクライナ以外の第3者には
    詳細な情報公開はされないかと

    2
    • たけやぶやけた
    • 2022年 11月 21日

    ウクライナはNATO側に落としどころを用意してほしい
    NATO側はそれはお前のやることだと突っぱねている
    意地と意地の張り合いに見えてならない
    関係ない側としてはロシアや和平派に付け入るスキを与えていると思えるので早期終結を図って欲しいのだが

    9
      • 横田
      • 2022年 11月 21日

      うーんそうかな
      不幸な事故で悪いのはロシアってNATO諸国はすごい配慮してくれてると思うよ
      誤射やミサイルの自爆失敗なんてどんな軍隊でも起こり得るのに
      ウクライナサイドがあまりにも頑なすぎるよ

      13
        • まつ
        • 2022年 11月 22日

        あきらかに爆発の程度からロシアのS300改造地対地ミサイルであり航跡はベラルーシからを示しているんだがね。

        1
    • L
    • 2022年 11月 22日

    2022年にもなって柳条湖事件からのリットン調査団じみた流れを見るとは思わなかった

    3
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. インド太平洋関連

    米英豪が豪州の原潜取得に関する合意を発表、米戦闘システムを採用するAUKUS級を…
  2. 欧州関連

    トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露…
  3. 欧州関連

    アルメニア首相、ナゴルノ・カラバフはアゼル領と認識しながら口を噤んだ
  4. 米国関連

    米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01…
  5. 欧州関連

    オーストリア空軍、お荷物状態だったタイフーンへのアップグレードを検討
PAGE TOP