ウクライナとポーランドが締結した二ヶ国間の安全保障協定には「ポーランド在住のウクライナ人によるウクライナ旅団創設」が含まれており、シコルスキ外相はNATO首脳会議が開催されているワシントンで「既に数千人のウクライナ人が旅団参加の登録を行っている」と明かした。
ウクライナ旅団が成功すれば他の欧州諸国にも同じ取り組みが広がるかもしれない
ウクライナのゼレンスキー大統領とポーランドのトゥスク首相は8日「二ヶ国間の安全保障協定に署名した」と発表、この協定には「ポーランド在住のウクライナ人によるウクライナ旅団創設」が盛り込まれており、シコルスキ外相はNATO首脳会議が開催されているワシントンで「ポーランドには最大100万人のウクライナ人が住んでおり、そのうち数千人がウクライナ旅団への参加登録を行っている。彼らは本気で同胞のために奉仕し、戦場で戦うことを望んでいる」と述べた。
ウクライナ旅団に参加する人々は「ウクライナ軍と契約する志願兵=契約終了後に定住しているポーランドへの帰国権利が保証された契約軍人扱い」で、ポーランドは旅団編成に必要な装備を支給し、十分な訓練を施してからウクライナに送り出す予定だ。
因みに海外在住のウクライナ人(避難民を含む)は帰国してウクライナ軍に直接参加することも可能だが、ウクライナ国内の訓練環境は動員拒否の要因に挙げられるほど問題が山積しており、シコルスキ外相も「(ポーランド在住のウクライナ人は)適切な訓練と装備なしに戦場に送られるのは嫌だと言っている」「ポーランドと同じ取り組みが他の国に広がればウクライナは幾つかの旅団を手に入れることができる」と述べている。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
ポーランド国民とはいえ、あくまでウクライナ人による義勇兵だから直接参戦って訳じゃなくてセーフって感じなんですかね。
ポーランド国民じゃない。ポーランド在住のウクライナ人。
ウクライナではできない、ちゃんと時間とお金をかけた訓練ができれば、よい戦力になると思う。
ウクライナの動員法の改正の実質は、海外に逃げたウクライナ男性の動員です。
それで、ウクライナは色々と手をうったし、各国に強制送還を働きかけたけど、強制送還は各国とも同意しなかったのです。
それで今回、ポーランドで在住ウクライナ人の志願兵制度を作ったのでしょう。
この制度のミソは、志願して生き残ればポーランド国籍が与えられることですね。
ポーランド国籍が与えれるのではなく、在住しているポーランドへの帰国する権利が保証されているだけです。
契約期間が終戦までだとしたらメリットないかもな。
男性出国禁止も解除されるのだし。
せめて国籍付与くらいしてあげればいいのに
欧州にいるウクライナ人に祖国の為に戦う代わりに欧州の国籍を認めるとあれば志願兵ももっと増えるはず
ほんと扱いが酷い、最悪ロシアに逃げられたらどうするんだろうか
国によりますけど国籍ってそんなに軽くないですよ。与える方も受ける方も
そうでしたか。失礼いたしました。
私の間違いですね。
在留資格みたいなのが、保証されるのですね。
まあ、家族を含めて永久にポーランドに住み続けられるのなら、それでもいいかもしれませんね。
ただ、それでも数千人も集まるのかな?
ポーランドへの避難民は150万を越えたとか言われてますよね。難民キャンプや避難所みたいのは当初の話で、今はわりと富裕層が多いみたいなのですね。それでワルシャワの家賃も2倍くらいに高騰しているそうです。
朝鮮戦争の日本と同じく隣国の戦争は経済を刺激する面もありますが、摩擦もおきますね。ウクライナのナンバーの高級車はよくイタズラされるという話もあるようです。
ウクライナ国内で動員されるより、ポーランドでの方がとりあえず訓練期間やその他が約束されるからいいのでしょうか。もし、愛国心でなら、ウクライナに戻って志願すれば簡単な話です。
ぐちゃぐちゃ書きましたが、ポーランドで志願するメリットや動機はあるのかな?という疑問です。
前は兵役年齢のウクライナ男性を強制送還するって話だったけど「志願制」にするってことね。なるほどね。
彼等は自発的に志願したと思います
貧困でしょう
ウクライナにそんな金はない
ポーランドが出すと思っていましたm(__)m
ありがとうございます。
そういう意味じゃなくて、避難先で路銀が尽きて、現地就職も上手く行かず、支援も打ち切られて、もう生き残るには犯罪か兵隊になるしかないっていう避難者が相当いるって意味だと思いますよ
去年辺りからポーランドの避難者支援はばんばん打ち切られているって聞きますし
世界中でありふれた光景です
ロシアで観光ビザで労働してたり、滞在が切れても居座ってる外国人に「選択肢」が与えられて兵士になって前線送りになった話みたいだな
貧困からの塹壕で討ち死にか。
生きるも地獄、死ぬも地獄。
>契約終了後に定住しているポーランドへの帰国権利が保証
罠にしか見えないな
>>罠にしか見えないな
罠だと思いますね
まず何をもって契約終了なのかがはっきりしてない
次に戦闘中に負った諸々(手足の欠損とか)に対する補償その他は誰持ちになるのかはっきりしてない
訓練終了後の扱い、訓練された肉壁なのか、それとも貴重な戦力扱いなのかはっきりしてない
家族で居住している場合、出征中の家族の扱いはどうなるのかはっきりしてない
帰国後の扱いはどうなるのかはっきりしてない
と、ちょっと疑うだけでボロボロ出てきますし
100万人のうち数千人しか志願してない段階でなんだかなあと
この手の取り組みは一年後ぐらいに第三旅団などが海外で独自に行っている募集の結果などと比較されそうですね。
イギリスでNATO式訓練受けたウクライナ兵が反転攻勢でアレだったしポーランドで訓練受けた所で…って気が
それにしてもNATOは断固として自分とこの兵は出さないんですね
自分とこの兵士を出して死なれたら,遺族補償の支出が億円単位でかかることになるので。全力で回避するのが経済的合理性というものです。
ウクライナの戦争ですから、死ぬのはウクライナ人の担当ですよ。
それ参戦
え?NATO加盟国ではないウクライナへ派兵するの?
んじゃ、日本は台湾防衛に自衛隊派兵するの?
恐らくしないよね?兵器は提供するかもしれないけど…派兵はしないよね?
それくらい今回のウクライナ戦争はグレーな戦いなんですよ。
国益絡んでいるのもあるけど多国籍軍やなんちゃって国連軍編成したりNATOとして派兵した敵対国との温度差よ。代わりに近年稀に見る武器支援しているけど、これに派兵までするとなると流石に無いと思うわ。
仮に派兵するとしたらNATOとしてどんな形であれ攻撃を受けた時かウクライナで核を使った時でしかないと思う。
随分と賢い難民問題削減方法を考えるものですね。難民が兵士として戦場に立つその時までは関係者全員に得がある妙案だと思えます。
しかも西側の何処でも実行可能と範囲も広い。途中で停戦しても防壁を強くする事が出来ますし、軍同士の縁を繋げることも出来ます。さらに言語と文化の問題も軽減が見込めると。訓練した一般兵士を送るんじゃなく旅団に仕上げるというのがまたなかなか。
志願が足りなかったり時が経って半ば強要の雰囲気になると男性難民は些か苦しいでしょうが、それですら本国より相対的に良い扱いかと。
非常に素晴らしい。
仰る通りです、上手い解決策ですね。
難民の中で、戦争継続支持が多数派と思いますが、男性難民に仰るような負担感がでると、どのような影響がでるのか気になっています。
ウクライナ兵の兵士不足問題、国外難民が数百万人いますから、緩和しそうですね。
地域(東西南北)・どの戦場、どういった役割を与えられるのか注目したいと思います。
EU諸国側だけでなくロシア側へ避難したのも含めると、ウクライナから一千万ぐらいは国外へ逃げたそうですからね。
今のウクライナの人口が三千万切ってて、既にやる気あるのは志願していて今残ってるのは行きたくない人々ばかりだろうから徴兵やら上手く行ってないんでしょうし、そうなると国外へ逃げた人ってなるのも分かりますしね。
ただそんな数百万以上も避難した人々から志願したのが数千な辺り、無いよりはマシ程度な気もするんですよね。
まあ、死にたくないから国外へ避難したのでしょうし、わざわざ志願したくないってのもありそうですが。
仰る通り、消耗戦が激しいですからね。
ウクライナ国外避難民が国外滞在中、領土奪還期待(継戦意欲)が高い点が気になっていました。
ウクライナ旅団創設が、在外ウクライナ人の世論・投票行動に、どういった影響を与えるのか注目したいと思います。
消耗戦は国力の差が如実に出るから、体力無い方が先に力尽きますしね。
それはウクライナ国内の東西でも意見が分かれてるように、安全なとこにいるほど過激な主張をとか言う奴では?
別に参戦してる訳でもないのに、日本や他の西側諸国でもそんな過激なこと言ってる人いたりしますし。
ポーランドから他所のEU諸国へ移動する人が増えるかどうかも気になるとこですね。
まあ、富裕層は関係なく生活のために貧困層がって流れにはなりそうですけど。
まさに仰る通りです。
生き残ってもポーランドに行ってしまい労働力にはならないわけだから、
最前線の激戦地に優先的に送られそう。。
難民の口減らしだって頭おかしいんじゃないか、よくそんな事シラフで言えるな
ポーランドの人口は3600万人でウクライナからの難民が300万人から900万人とありますね。
難民が入ってくるという漠然としたイメージしか持っていない人達ほど可愛そうだからと受け入れを訴えますが、自分の家に難民を住まわせる事が難民受け入れの条件だと言われるとあっさり反対にまわるというインタビューがyoutubeにあがっていますよ。
同じ国民でも自分の家に勝手に入れられるのは嫌では…?
記事中に「最大100万人」とあるんですがね・・・
単純に減らすのであれば強く反対ですが、短期的には与えるんですよね。志願制でもありますし。それでいてポーランド国民の理解を得られやすく町中でも変化を見やすい。
旅団が送られた時は相応の強度の任務は求められるでしょうが、軽々しく扱われることも無いでしょうし。
戦場で起こることの懸念はあるでしょうが、志願という点で解決していると見るしか無いでしょう。ハイエースでもないですし。
つまり端的な表現の口減らしには該当しないと考えます
ポーランドじゃなくてコメントに書いてる連中のことだよ
教育だけじゃなく、ポーランドへの帰国にそれなりに責任を持つんなら、ウクライナ軍内の是正にも関与してかないといけないよな
粗末な扱いで孤立→戦死なんて事態にしかならなかったら次になんて続かないし
ウクライナ側はその辺重く見てるんだろうか?
身分はどういう扱いになるんでしょうね?
ポーランド軍外人部隊ウクライナ旅団となるのか
それともポーランド軍による錬成を終えたらウクライナ軍へと引き渡されるのか
ウクライナ軍へ引き渡される。になると思いますよ。あくまでウクライナ国籍でポーランド在住の志願兵ですから。
制度としてここにポーランド国籍のウクライナ系の方が混じるとなれば、義勇軍・外人部隊扱いになるでしょうが、自国民(自国籍保有者)をいれる等、そこまで踏み込まないと思いますが…。
開戦前後で国外退避したのは、富裕層及びIT系含めた技術系技能者であり、その方々は遠方に退避した。との報道が多くありました。
隣国等近隣諸国に今現在も滞在されている方々は中流以下、もしくは徴兵逃れ目的の方々が多いのでは無いか。と推察しています。
戦争も2年を越え避難支援が有るとはいえ経済的に困窮して来ており、まだ制度設計がハッキリしていませんが、一緒に来た家族・親族を補償すると言われたら、志願せざるを得ない様に思います。
国外退避した方々を国内動員・徴兵の方々と同列に扱うのか?という不安も有りますし、避難民処理(口減らし・負担軽減等)との批判を払拭する為にも両国がそれ相応の対応・処遇を行うべきと考えます。
先日の記事で、ゼレンスキー大統領から動員服務期間を織り込む法整備の言及がありましたが、動員解除する為に海外避難した方々を含めた兵員・動員確保の一案でもあるのでしょうね。
写真が気になるシリーズ。
訓練中のFort205?に光学スコープ付けてるけど意味あるのかしら。まさかDMR代わりにしている⁉︎
そこまでの精度があるのか?
ダットサイトタイプならまだ分かりますけど。