欧州関連

ポーランド大統領、ウクライナが要請した韓国製装備の提供を拒否した

韓国は北朝鮮のロシア派兵を受けて「紛争国への武器移転を禁止した法律改正」を示唆しているが、ポーランドのドゥダ大統領は「ウクライナから韓国製装備の提供を要請されたものの、国民の税金を投じて購入したばかりの装備を誰かに引き渡すことはあり得ない」と述べた。

参考:Vice Foreign Minister of DPRK Clarifies Stand on Rumor of Troop Dispatch to Russia
参考:Duda: Nie przekażemy nikomu broni, którą kupiliśmy za miliardy
参考:Poland rules out transferring recently-purchased South Korean weapons to Ukraine
参考:Україна просила у Польщі куплену у Південної Кореї зброю, але отримала відмову, – Дуда

過剰な期待感は失望に変わるだけなので注意した方がいい

米国やNATOは当初「北朝鮮軍がロシアに駐留している証拠はない」と説明していたものの、オースティン国防長官は23日「北朝鮮軍がロシアに駐留している証拠を確認した」と、ホワイトハウスのカービー報道官も「北朝鮮は最低でも3,000人の兵士をロシア東部に派遣し訓練を受けている最中だ」と、プーチン大統領も24日「(ロシア国内に北朝鮮兵士が到着したことを示す衛星写真について)画像は非常に重要なものだ。それがあるということは何かを反映しているこということだ」と述べた。

出典:Президента России

ロシアへの兵士派遣を否定してきた北朝鮮外務省も25日「我々は軍の事柄に直接関与しておらず、これを確認する必要性も感じていない。もし世界のメディアが噂するようなことが本当であっても国際法の規定に合致している行為だ」と声明を発表し、ロシアも北朝鮮も間接的に「北朝鮮兵がロシア国内に存在する」と認めた格好だ。

韓国は北朝鮮のロシア派兵(正確には両国の安全保障分野における協力関係の深化)を受けて対ロシア政策の変更を検討しており、紛争国への武器移転を禁止した法律改正の可能性を繰り返し示唆しているが、この影響を受けてスポットライトを浴びているのが韓国製装備を大量導入しているポーランドで、ドゥダ大統領は25日「数十億ズウォティの費用をかけて購入した韓国製装備はポーランドを守るためのもので、これを誰かに引き渡すというシナリオは検討されていない」と述べて注目を集めている。

出典:Oficjalna strona Prezydenta Rzeczypospolitej Polskiej

韓国を訪問中のドゥダ大統領は「もし紛争国への武器移転を禁止した法律が改正されれば韓国製装備をウクライナに引き渡すのか?」と記者に質問され、これについて「国民の税金を投じて購入したばかりの装備を誰かに引き渡すというシナリオは検討されていない」「これはポーランドの安全保障と防衛に役立つものだ」「同じことをウクライナからも打診されたが私の答えは明確だ」「私が大統領であるかぎり、数十億ズウォティを投じて購入した装備を誰かに譲るということはあり得ない」「もし韓国がウクライナへの装備移転に同意してもポーランドの備蓄からではない」と言及。

ウクライナメディアのRBC-UkraineやkyivIndependentも「ウクライナはポーランドに購入したばかりの韓国製装備を提供するよう要請して拒否された」と報じており、仮に韓国が国産装備(及び韓国が保有する海外製装備)のウクライナ移転に乗り出しても、ロシアと北朝鮮の反応を見るため大物(戦車、自走砲、防空システムなど)ではなく弾薬の提供程度に留めてくる可能性が高く、過剰な期待感は失望に変わるだけなので注意した方がいい。

出典:16 Dywizja Zmechanizowana

因みに韓国は北朝鮮の兵士派遣に対応して「北朝鮮兵士の戦術分析や捕虜の尋問を行う要員の派遣」を検討しているものの、これもSNS上で「韓国がウクライナに軍を派兵する」と拡大解釈された形で拡散されており、この種の情報には注意が必要だ。

関連記事:プーチン大統領が北朝鮮兵の存在を示唆、衛星画像に映ってるなら何かがある

 

※アイキャッチ画像の出典:Ministerstwo Obrony Narodowej

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コメント

    • メカゲラシモフ
    • 2024年 10月 26日

    全く当たり前の話ですが、自国の安全保障は当該国政府が責任をもって行うのが大原則です
    条約や協定により拘束された同盟国でない限り、集団防衛義務はありません
    ましてや自国の安全保障に穴を開けたり、無用なエスカレーションリスクを推して支援するなど論外です
    いかにNATO加盟国といえど、自国防衛費は血税であり、リソースは無限ではありません
    それが中小国であればなおさらのことです

    31
    • kame
    • 2024年 10月 26日

     ポーランド側の発言は至極当然ですね。何処の世界に慣熟も完了していない兵器を同盟国でもない国に渡す国があるのか?むしろ、実際の戦場での運用的な問題点が分からない兵器を渡されたりしてもウクライナの前線部隊だって迷惑なだけでしょう。ただでさえ、多国籍の兵器が入り混じってる状態でしょうに、今度はアジア圏から新兵器なんてまともに運用する前に破壊か鹵獲されるのがオチです。
     北朝鮮参戦か?みたいな雰囲気になっていますが、仮に前線での北朝鮮部隊の行動が確認されても制裁や貿易面での制限が強化されるだけで一部が騒いでるような米軍の北朝鮮攻撃なんて事態にはならないでしょう。

    54
      • たむごん
      • 2024年 10月 26日

      北朝鮮攻撃について、仰る点は、正論と思います。

      米軍が、北朝鮮攻撃準備するのであれば、原子力空母3隻は最低でも派遣するでしょうが、中東情勢を鑑れば今すぐは無理でしょうね。

      7
        • kame
        • 2024年 10月 26日

         今の北朝鮮のミサイル及び核兵器の技術水準は数年前よりも上昇しているでしょうし、核兵器での反撃を考慮した場合、リスクとリターンが見合わないでしょうね。仮にアメリカ本土までは無理でも、韓国と日本は間違いなく有効射程内に収まっていますし、生半可な戦力で小突いてアジア防衛の一角に核兵器が落ちました、なんて事になりかねませんし。

        9
      • 匿名希望係
      • 2024年 10月 26日

      K2とかの小銃とかなら払う物はらってもらえばあり何だろうけどね。

      むしろ北朝鮮が抜け落ちるならほどよく韓国に対する圧力は減るでしょうしな(実戦経験積んでやばくなる可能性もあるが)

      1
      • 伊怜
      • 2024年 10月 27日

      ていうか北朝鮮がウクライナで参戦したからって何の正当性があって米軍が北朝鮮を攻撃できると思ってるのか意味が分からない
      それこそただの侵略行為やんけ

      6
    • FAB
    • 2024年 10月 26日

    派兵に発狂してるのウクライナと韓国だけでNATOとの温度差を感じる
    アメリカも選挙終わるまで静かにしといてくれという感じ

    45
    • MI
    • 2024年 10月 26日

    韓国の反応の意図はよく分からないが、大戦略のレベルで北朝鮮が派兵する意図は、中国への「もっと我が国(北朝鮮)を大事にしろ、さもなければロシアの子分になるぞ」というメッセージではないだろうか。端的に言えば「もっと金よこせ」と。
    今の中国にとって対北朝鮮は対韓国の1%以下の貿易額しかないが、北朝鮮から見れば対中国の貿易が全貿易の9割以上を占めている。政治・軍事的な関係は別として、平時の国家関係を考えれば北朝鮮より韓国の方が中国にとって現実的には大事な相手になってしまっている。一方、北朝鮮にとっては中国との関係が命綱なわけで、いかに中国が北朝鮮を支えてくれるかが死活問題。
    もちろん露朝関係も元々あるわけだが、中国が支えてくれなければロシアだけで北朝鮮の国家を維持していくのは無理。
    中国にとっての北朝鮮は、コントロールが効かないとはいえ最重要な手駒の一つであるのは間違いないので、ロシアと二股掛けられるのは嬉しくない。北朝鮮としてはそこを突いて中国の関心を引くために、ロシアに接近する素振りを見せる。もちろん、ロシアからも何がしかの利益を得たり恩を売ったりして関係を深めておきたいのだろうけど、北朝鮮にとって一番大事なのは中国へのメッセージだと思う。

    16
      • MI
      • 2024年 10月 26日

      北朝鮮と中国の仲が良いとかという話ではなく、お互いに利用しているということ。中国にとってはどんどん利用しにくくなってきているとはいえ重要な手駒(同盟国)であることは変わらないし、北朝鮮にとっても中国(とロシア)の後ろ盾がなければ本当に孤立して立ちいかなくなってしまう。
      北朝鮮が自立経済を目指すといっても現実には無理なわけで、ロシアのように本当に一国だけで完結して国家を維持できるだけの体力もない。

      10
      • かぼ
      • 2024年 10月 26日

      北朝鮮の生命線であるエネルギー問題はロシア依存
      単純に公表されてる貿易額は中国が大きいですが政治的にはロシア寄り
      中国から見て北朝鮮は近くても遠い国で扱いづらい同盟国でしょうね

      16
      • Natto
      • 2024年 10月 26日

      ジョンウン君は伯父さんを粛清しちゃって久しいけど、中国の手先になって乗っ取りに来そうな連中は片付いたから、こういう行動に出てるのかな?

      6
      • 匿名さん
      • 2024年 10月 26日

      北朝鮮にとって、核開発は国家存亡にかかわる最重要事項。
      それに対して、中国は首都から近い国の核武装には反対の立場。だから、馬が合わない。

      アメリカのキューバ危機や、今回のロシアによるウクライナ戦争も、核兵器が原因になっている。

      北朝鮮が、今さら中国の関心を引こうとはしていないと思いますよ。逆に、核武装したことで自信を深め、中国依存を下げたいのだと思います。

      日本も同じですが、米中対立に巻き込まれないよう、上手く立ち回らないといけない。
      北朝鮮は勝ち馬のロシアに乗りつつ、中国と距離を置き始めてる。そう感じます。

      6
    • 58式素人
    • 2024年 10月 26日

    現在、ウクライナへの武器支援は、ほとんどが寄付?なのかな。
    であれば、最新?兵器の寄付はハードルが高いのでは。
    素人はウクライナの財政状態に詳しく無いですが、
    適当な時期に有償援助に切り替えるべきでは。
    あと、国産化(ライセンス含み、部品は問わず)を進めるべきでは。
    記事の問題はMRL(MLRS?)のようですが、ウクライナには元々、
    その技術はあるのでは。例:Vilkhaなど。
    そういった方向なら、ウクライナは戦争経験(データ)を対価に
    支援(一部有償)を得ることが出来るのでは。
    もう一つ、将来のウクライナ軍装備の方向性?も考慮すべきでは?。

    4
      • 通りがかりさん
      • 2024年 10月 26日

      無償なのは最初の一年の初期ぐらいじゃないですかね?今は全部有償のはず。

      10
        • 58式素人
        • 2024年 10月 26日

        どうなのでしょう。
        例えば、他所の記事ですが、10月25日付けで、ドイツがマルダーIFVを20輌
        を納品したとありますが、これはドイツ政府の2024年3月の調達のようです。
        そこの記事で、売却という表現はありませんでした。

        2
          • うくらいだ
          • 2024年 10月 26日

          それ調べたことがありましたがアメリカでは

          2022年5月にバイデン大統領が署名した「ウクライナ民主主義防衛レンドリース法」によって防衛装備品を貸与またはリースすることを許可するとするものらしいですが、ウクライナ政府がこれらの装備品の返済を無期限に延期できるようにしているけど、将来的には利子を付けて返済する必要があるんだ。
          WW2で似たような法律あったみたいです

          少しAIにまとめてもらいましたが、基本無償貸与だけど、戦後利子つけて返してねってやつです。
          返せない場合はわかりませんが、その時は普通お金で回収するんでしょうかね。。。
          敗戦した時のリスクはあるでしょうが、長い目で見れば相当の貸しを作れそうです。

          さすがに弾薬や砲弾は無償かな?

          7
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 10月 26日

      寄付もありますが、大部分は代替装備をアメリカや生産国が提供・販売する事が前提の玉突き式での供与です
      なのでポーランドからすれば「買ったばかりの新品を寄こせとかアホか」という態度になるのです
      F-16の許与が遅れたのも代替機の提供・販売(の約束)が遅れたのが要因のひとつですし、自国の防衛力が低下するのを許容してまでウクライナに肩入れしてる国はありません

      13
    • な梨
    • 2024年 10月 26日

    タダで寄越せですからね…
    アメリカのレンドリースも結局使われないまま終わったし
    んん?て所がありますね

    29
    • 無明
    • 2024年 10月 26日

    ウクライナが北朝鮮の派兵について騒いでるのも、韓国等から韓国製兵器の支援を引き出したいからじゃないのか
    NATOからろくな支援が来なくなったから韓国をあてにし始めたように思えてくる

    39
    • 朴秀
    • 2024年 10月 26日

    ウクライナは図々しすぎませんかね

    36
      • Authentic
      • 2024年 10月 26日

      個人的には領土を割譲してでも今すぐ停戦すべきと思ってるけど血を流してるのはウクライナ人だから
      ウクライナがあんたたちの為にも防波堤になって戦ってやってるんだから物資くらい援助しろよと思うのは自然な感情だと思うけどね(ただし、このポーランドの判断は正しいと思うけどねいくらなんでも買ったばっかだし
      というか、もし西側諸国がこの戦いをウクライナの為の戦いだと思ってるなら中途半端に支援などせず援助を打ち切るべき
      ブラジルのルーラ大統領も言ってたように火に油を注いでるだけだから

      17
      • のー
      • 2024年 10月 26日

      国家存亡のかかった戦争ですからこんなものでは?
      国際社会では良いやつが生き残る訳ではないです。
      イスラエルとかも酷いですが、当事者達は真剣なんでしょう。
      あと、ゼレンスキーが狙ってやってるかは分かりませんが、、交渉戦術でアンカー効果というものがありまして、事前に過剰な要求をしておくというのがあります。
      アンカー効果で検索すると出てきます。

      6
    • 折口
    • 2024年 10月 26日

    >「もし韓国がウクライナへの装備移転に同意してもポーランドの備蓄からではない」
    今まで各国がウクライナにロハで兵器を贈呈してきたのは、市場で調達不可能な種類と量を短期で必要としていたからであって、買える可能性ありそうなものはおねだりする前に自分の金で買いなさい、という至極当然な話に見えます。というか、ポーランドが正式に拒否を表明しているということは、韓国側で紛争当事国への移転を禁じる事を公表しているのにウクライナはポーランドに要請を出していたんですかね…。この件に限らずですが、戦時下で外交的な倫理がめちゃくちゃになってきていますね同国は。

    韓国の動向についても、管理人殿の言う通りで過剰な期待は禁物だと思います。確かに今韓国では保守派を中心に北朝鮮とロシアとの関係をセットで引き下げて、ウクライナへの積極関与も行うべきだという意見さえ出ています。しかしこれは今まで2年半を見て見ぬ振りし続けてきた反動から一部の保守強硬派が騒いでる程度で、これで韓国がG7と足並みを揃えて対露制裁に参加して国産兵器をウクライナに供給するようになるかというと厳しいのではと思います。同国の対北朝鮮政策は一貫性がないですし、北朝鮮を支援する国への対応も有って無きに等しいです(対中政策もそう)。ロシアはこれまでも北朝鮮に重要軍事技術を水面下で供与していたことを韓国の情報部は時々公表してましたが、韓国政府はロシアのやっている(韓国を害する)悪事は見て見ぬ振りすることを政権ごとに選択し続けてきました。理由は日本海側(東海)の地方経済がロシア沿海州と繋がっているとか敵対国をこれ以上増やしたくないとか色々ですが、率直に言って同国の政治状況が外交的転換を行えるほどの政治的な決定力を持ち合わせていないからでしょう。そのうえもし仮に尹政権が踏ん張ってG7水準で対ロシア政策を変更しても、米国同様政権が変われば全部リセットされる可能性もあります。

    7
      • 納屋の戸
      • 2024年 10月 26日

      というか韓国の保守は古くから北風作戦なんてのをやってきたわけでして
      大統領の支持率が2割程度の今、前科のある国情院が騒ぎ始めてるあたり額面通りには受け取らないんじゃないんかなと

      9
    • ヒュー
    • 2024年 10月 26日

    ロシアは冷戦後は日韓との関係を重視し北朝鮮とは距離を置いてきました。
    北朝鮮もその頃はソ連崩壊し低迷するロシアより驚異的な成長を誇る中国を頼りました。
    ロシアからすると今回の戦争で日韓はウクライナへの武器支援に経済制裁と完全に敵対ムーブを取ったので
    もはや日韓との関係に配慮して北朝鮮支援するされることを控える必要は全くなくなったということではないでしょうか。
    北朝鮮の東アジアでのプレゼンスは向上し中国からは扱いづらくなったでしょうが反米であることは変わってないので日韓と融和することはありえないのでそこまで扱いに困る「道具」にはなってないと思われる。

    15
    • どねつくぼうし
    • 2024年 10月 26日

    ウクライナに色々な兵器を融通した穴埋めにポーランドが導入したばかりの新鋭兵器
    それを寄越せだなんて思っていても口に出すものではないと思うのですが…貰うことが常態化してしまっていると正常な思考ができなくなるのですかね?

    26
      • なな
      • 2024年 10月 26日

      好戦的だったのはアメリカと一緒に参戦してやるな感じだったんじゃないでしょうか?
      その肝心なアメリカが参戦するつもりもないことがわかって…

      1
    • かず
    • 2024年 10月 26日

    ポーランドはともかく韓国側としてはコンバット・プルーブンされれば輸出上されに有利になるから縛り外しの可能性はあるんじゃないでしょうか

    5
    • たむごん
    • 2024年 10月 26日

    ポーランド=ウクライナは、そもそも歴史的経緯・文化的に仲が悪いです。
    管理人様の仰る通り、過剰に期待しない事が無難であり、ポーランドも充分に支援してますからね。

    韓国が、北朝鮮に対抗して武器を送りたいのであれば、韓国が先にやればいいだけの話に感じています。
    韓国政治を見れば、大統領支持率20%・国内世論がこの状況で強行するのは無理でしょうし、強行すれば大統領選挙は負け確定でしょうね…

    >韓国政府のウクライナ支援については、「医薬品や食糧など非軍事的支援だけすべき」が66%、「いかなる支援もすべきではない」が16%、「武器など軍事的支援をすべき」が13%だった。

    (2024年4月11日 韓国総選挙 与党大敗 ユン大統領 政権与党の立て直し迫られる NHK)
    (2024.10.25 尹大統領支持率20%で最低タイ 与党と最大野党は30%で同率 聯合ニュース)

    8
    • ななし
    • 2024年 10月 26日

    韓国から買ったけど、機体の仕様で使えるミサイルがポーランドが保有していない旧式のサイドワインダーしか使えず
    整備用パーツも足りなくて駐機場の飾りになってるFA-50を引き渡せばいいんじゃないかな?

    4
    • NIVEA万能論
    • 2024年 10月 26日

    他国が新品で購入したばかりの兵器を寄越せなどと言うとは、面の皮が厚いどころの話ではありませんね。
    これを何と表現すれば良いか言葉が見つかりません。

    7
      • れんちゃ
      • 2024年 10月 27日

      そもそもあっこら辺の国々が必死なのはウクライナが諦めてロシアに降ってロシア軍の一翼を担ったら次は我々の番だっていう考え方があるからなので…他人事ではないよ。その場合ロシア軍の強化されっぷりは北朝鮮がどうこうどころの話ではない。
      無駄に使っている弾薬は備蓄をうず高く築き上げる事になるし、ウクライナに展開してる軍団も転用出来る。更にはウクライナ人をZ兵として使い捨てる手駒にも出来る事になる。
      更に言えばウクライナ技術者や生産基盤を手に入れれば大いにロシア軍の拡充が進む。元々ロシアはソ連の兵器工廠だったウクライナの土台が欲しいという問題もあったからね。そして、ウクライナを平らげれば北からも南からもポーランドに攻めあがる事が出来る訳で…更に言えばこの場合ハンガリーは信用ならない。ウクライナがあるからハンガリーがまだロシア側じゃないだけと見られてるからねあちらでは。

    • マッサー
    • 2024年 10月 26日

    もし、ウクライナがわずかでも韓国型兵器を入手できれば、戦場での韓国型兵器のアセスメントが可能になるので、実に惜しいと思うのは自分だけでしょうか。

    2
    • れんちゃ
    • 2024年 10月 27日

    何度も過度な期待って言われてたものが供給されてきたのをどうとらえてるんだろうか…

    今回の話は北朝鮮問題に絡んだ話で、この話がどうなるかも北朝鮮と韓国の流れ次第というものだね。
    現時点では韓国は直接的にウクライナに兵器が渡るのを避けているから、供給を受けている国がスイスの対空砲弾の如く勝手に提供は出来ないのは当たり前な話。
    逆を言えば韓国が良いよってなった時はまた再検討になる。却下されるか許可されるかは別としてだ。
    だからまあ、こういう状況だと打診する程度の事は普通の話だよ。過度な期待でも何でもないここらは北朝鮮の関与に対するカウンター的な意味合いもあるので、むしろ言うべき話だったりもする。北朝鮮から人員を得る事がロシアにとってはデメリットにもなるぞみたいな政治的なお話。

    なぜかそういうのも愚かな期待だするだけで許せないみたいなノリになるのはちょっとどうかと思う。

    • れんちゃ
    • 2024年 10月 27日

    あと、仮に引き渡すとしてもポーランドが受け取った韓国製兵器をどうするかの話でポーランドが無償で提供するかどうかは別だよ。
    ポーランドが自腹で提供する話からポーランドが順番を譲る形で引き渡す(将来的に韓国から新しい生産分を受け取るか代替品を受け取る)だとか、一定数引き渡して実戦レベルで将来の為に研鑽を積んで改良を進めるという話まで幅がある話。
    今までの供与だって各国でそれぞれ条件が違うからね?今回の話だってどういう流れになるのかなんか決まってはいない。

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