欧州関連

既成事実化戦略、トランプ大統領によるグリーンランド併合への4ステップ

Politicoは7日「ベネズエラへの攻撃は『軍事力行使に対する米国の躊躇のなさ』を全方位に見せつけて世界に衝撃を与えた。そのためグリーンランド獲得に向けた具体的な道筋は単なる憶測ではないし、トランプ大統領は既にその歩みを進めている」と報じた。

参考:How Trump gets Greenland in 4 easy steps

トランプ大統領が本気なら結末へのアプローチが違うだけで結果は同じだろう

Politicoは7日「トランプ大統領はグリーンランド領有を強く望んでいるものの、同島は既にデンマークの主権下にあり、住民の多くも米国への帰属を拒んでいるため簡単ではない。首都ヌークへの電撃侵攻を敢行し、ベネズエラで見せたような政権転覆に近い手法で制圧するというのも今のことろ空想の域を出ない。

出典:U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Jayden Howard

それでもベネズエラへの攻撃は『軍事力行使に対する米国の躊躇のなさ』を全方位に見せつけて世界に衝撃を与えた。そのためグリーンランド獲得に向けた具体的な道筋は単なる憶測ではないし、トランプ大統領は既にその歩みを進めている」と報じ、この戦略はプーチン大統領の拡張主義戦略とよく似ていると指摘した。

Politicoはトランプ大統領がグリーンランド獲得に向けて歩みだしたステップについて「グリーンランドの独立運動を後押しするキャンペーンに影響を与える」「グリーンランドに有利な条件を提示する」「欧州を参加させる」「軍事侵攻」に分けて説明している。

ステップ1、グリーンランドの独立運動を後押しするキャンペーンに影響を与える

トランプ政権は発足直後からデンマーク自治領の「グリーンランド独立」を執拗に煽り始めた。デンマークの主権下という現状で「グリーンランド独立」を成立させるためにはコペンハーゲンの承認が不可欠だ。法的な独立プロセスはグリーンランド住民が住民投票を実施し、その結果に基づきヌークとコペンハーゲン双方が合意する協定を交渉しなければならない。2025年の世論調査によれば住民の56%が独立に賛成、反対は28%に留まっている。

出典:Jens-Frederik Nielsen

但し、グリーンランドの民意の背後にはトランプ政権に近い勢力による「隠密影響力工作」が潜んでおり、デンマークメディアもデンマーク警察情報局も「グリーンランドが多種多様な影響力工作の標的となっている」と警告を発している。

EUや各国政府に助言を行ってきたデジタル政策の専門家=フェリックス・カルテ氏も「こうした手法はモルドバ、ルーマニア、ウクライナにおけるロシアの政治工作の手口と一致している」「ロシアはオフラインとオンラインの戦術を融合させる」「オフラインでは極右・極左政党、在外ネットワーク、親ロシア派のオリガルヒといった同調者を利用し、反EU・反米デモに参加させるために動員をかける。勿論、ここには金で雇われたサクラの事例も報告されている」と言及。

出典:pexels

さらに「オンライン上では偽アカウントの膨大なネットワークや擬似メディア=フェイクニュースサイトを構築し、これらの活動を増幅させ特定の候補者や主張を後押しする。その目的は必ずしも有権者を親ロシア派に転向させることではない。ロシアの主張を代弁する勢力が実際よりも巨大で、声が大きく、人気があるように見せかけることで「独立=帰属変更が避けられない運命である」という既成事実感を醸成することが目的だ」と指摘し、既に米国も幾つかの方法を実行している。

ミラー次席補佐官はCNNの取材に「グリーンランドの未来を巡って米国に軍事的戦いを挑む者など誰もいない」と断言した。これは北極圏における米国の軍事的優位性を背景に、欧州諸国や既存の同盟関係による抵抗をあらかじめ無効化する強烈な抑止メッセージだ。さらにトランプ大統領もグリーンランド担当特使という異例のポストを新設し、同職に任命されたランドリー氏も「自らの任務はグリーンランドを合衆国の一部にすることだ」と明確に宣言している。

出典:U.S. Space Force photo by Staff Sgt. Jaime Sanchez

グリーンランドを訪問したバンス副大統領も「グリーンランドの人々は民族自決権を持つことになるだろう」「グリーンランドが米国をパートナーに選ぶことを願っている」「なぜなら地球上でグリーンランドの主権と安全を真に尊重してるのは米国だけだからだ」と巧妙なレトリックを駆使している。

ステップ2、グリーンランドに有利な条件を提示する

グリーンランドの独立住民投票を早めることに成功し、住民がデンマークからの離脱に投票すれば次のステップは同地を米国の影響力下に組み入れることだ。その最も直接的な手法はグリーンランドを合衆国の「新たな州」として編入することで、大統領に近い勢力はこの案を繰り返し口にしてきた。ミラー次席補佐官の妻が星条旗で覆われたグリーンランドの地図に「SOON」という言葉を添えてSNSに投稿したことを受け、デンマークのフレデリクセン首相は「米国にグリーンランドを併合する権利はない」と反論せざるを得ない状況に追い込まれた。


但し、デンマークから米国への直接的な主権移譲には現地の反発が極めて強い。2025年の世論調査でグリーンランドに住む住民の56%は独立に賛成したものの、85%は米国の一部になることに反対しており、独立派の中の親トランプ派ですらこの案には難色を示している。そのため別の選択肢=グリーンランドと自由連合協定を締結する案が浮上しており、これは米国がミクロネシア、マーシャル諸島、パラオと結んでいる枠組みで、この協定下では米国が行政サービス、防衛、自由貿易を提供し、その見返りとして米軍は協定を締結した領土内で無制限の軍事行動権を得る。

トランプ大統領の就任式にも参加した独立派のフェンカー議員は「我々はプエルトリコや他の米領のようにはなりたくないと米国に説明している」「自由連合協定や二国間協定、あるいはまだ想像もつかないような選択肢があるなら交渉テーブルに着くべきだ」「最終的にはグリーンランド人が住民投票で決める」「何を選択してもデンマークの自治領に留まるより状況は良くなるだろう」「我々はデンマークから一度も必要とされていると言われたことがない」「むしろ負担だと言って独立すれば見捨てると言ってきた」「トランプ大統領の言葉はデンマークから聞いたどの言葉よりも前向きだ」と述べた。

出典:The White House

しかし、デンマーク国防大学のクロスビー准教授は「ディール・メーカーとしてのトランプ大統領の本質は『交渉相手に自らの意志を強要すること』にある。彼は公私の両方で契約相手を裏切り、約束を反故にし、周囲から搾取してきた長い経歴がある。そのため今回の取引はグリーンランドの住民にとって『一時的な自尊心の向上』以外に大きなメリットはないだろう」「最も根本的な問題は『合意が得られるという淡い期待の下で先に何かを差し出す』という部分で、こんなのは正気の沙汰ではない。交渉が成立もしていないのに自国の領土(軍事的自由)を明け渡すなど軽率にも程がある」と警告している。

ステップ3、欧州を参加させる

欧州諸国はグリーンランドをデンマークから切り離す如何なる試みにも強い拒否反応を示すと予想されるが、この点においてトランプ政権は極めて強力な切り札を握っている。それはウクライナだ。ウクライナとロシアの和平交渉が加速する中、ゼレンスキー政権はプーチン大統領とのいかなる合意も「米国による真剣かつ長期的な安全保障の裏付けが必要である」と主張している。米国はウクライナが求める安全保障について曖昧な態度を取り続けており、ウクライナも過去にロシアや西側諸国が提供した安全保障が空手形であったため、米国に求めている新たな安全保障についても懐疑的だ。

出典:President of Ukraine

こうした中、あるEUの外交官が漏らした潜在的なシナリオが「安全保障の交換」によるパッケージ・ディールだ。これは「欧州がグリーンランドにおける米国の役割拡大を認める見返りに、トランプ政権からウクライナに対するより強固な安全保障を引き出す」というもので、これは欧州にとって苦い薬に違いない。

それでもトランプ大統領を怒らせ、報復として制裁を科されたり、和平交渉から離脱されたり、トランプ大統領が交渉の場でプーチン大統領を全面的に支持したりするといった最悪の事態に比べれば、まだ受け入れやすい選択肢かもしれない。

ステップ4、軍事侵攻

グリーンランドやデンマークがトランプ大統領に対し「NO」を言えばどうなるか。米軍による軍事占領は大きな困難もなく完遂されるだろう。デンマーク国防大学のクロスビー准教授は「トランプ大統領の戦略家たちは既に複数の選択肢を提示している可能性が高い」「最も憂慮すべきは軍事界で頻繁に議論される『既成事実化戦略』だ」「プーチンがウクライナを奪おうとしたように単純に土地を占拠して領有権を宣言する」「米軍は空や海から適当な規模の部隊を上陸させ『ここは米国の領土だ』と言い放つだけでいい」「彼らにはそれが可能だ」と言う。

出典:U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Christopher Ruano

既に米国はピトゥフィク宇宙基地に約500名の軍要員、ヌークの領事館スタッフ、研究支援の名目でニューヨーク州の州兵約100名を夏季に展開しているが、グリーンランドには領土防衛隊はなく、ヌークにあるデンマークの北極統合司令部が保有する装備は、哨戒艦4隻、ヘリコプター数機、哨戒機1機、そして犬ぞり部隊といった時代遅れで能力も限定されている。そのためデンマーク国際問題研究所のモーテンスガード研究員は「現地部隊を動員するか、特殊部隊を投入すれば30分以内、あるいはそれ以下でヌークを制圧できる」と指摘した。

北極研究所のチュファート所長は「こうした侵攻に法的根拠は一切なく、60日を超える占領には議会の承認も必要になる。そして米国は自ら創設に関与した同盟に別れを告げる。これは自分の足を撃ち抜くようなものだ」と、元欧州駐留米軍司令官のホッジズ氏も「米国は主要同盟国からの信頼を失うだろう。そして欧州諸国が機密情報(インテリジェンス)の共有を拒み、基地へのアクセスを制限することになれば、米国の安全保障に壊滅的な打撃を与える」と警告した。

出典:NATO

王立防衛安全保障研究所のアーノルド氏は「NATOは全会一致の原則があるため、米国の侵攻にNATOとして対応することはできない。但し、欧州は英・北欧合同遠征軍や北欧防衛協力といった別の枠組みを通じて部隊を展開させることもできる」と言う。現在のところNATOは冷静さを保っている。ある加盟国の高官は「交渉は難航すると思うが、武力による乗っ取りが間近に迫っているとは思えない。まだ武力行使のシナリオからは程遠いと思う」と述べた。

この話の興味深いところは「グリーンランド独立を希望する人々の大半は米国に帰属したくないと考えている」「グリーンランド独立派の中でもトランプ大統領を信奉する人々は米国に帰属したほうがデンマークから受け取るよりも大きな利益が見込めると期待している」「単独で独立を維持できないグリーンランドが独立を選択した時点で米国と対等に交渉する材料を失う」「トランプ大統領が欲しいのはグリーンランドの戦略的立地と天然資源のみ」「デンマークを除く欧州も『どうせグリーンランドを取られるくらいならウクライナの安全保障と交換したほうがマシ』と考えるかもしれない」という点だ。

出典:Donald J. Trump

要するに米国も欧州もグリーンランドの住民のことなど表面的にしか気にしておらず、独立を選択して米国に帰属することを決めても「こんなはずじゃなかった」になる可能性があり、善意ではなく利益に基づいて行われる外交交渉において「合意が得られるという淡い期待の下で先に何かを差し出す」のは致命的で、バンス副大統領が「地球上でグリーンランドの主権と安全を真に尊重してるのは米国だけだ」と言ったもの「住民の支持」を獲得するためポーズ、グリーンランドの独立運動を後押しするキャンペーンの一環に過ぎず「グリーンランドの主権」を本気で尊重しているわけではない。

第三国が善人顔で他国の主権や住民のことを心配し始めると、それを善意だと勘違いすると、そして善意を支持し始めると侵略の大義名分が完成し、グリーンランドの場合は米国への帰属を拒めば米国が軍事力を行使する可能性が高いため、トランプ大統領が本気なら結末へのアプローチが違うだけで結果は同じだろう。

出典:pixabay

そのため酷い言い方になるかもしれないが、これからのグリーンランド問題は「米国がグリーンランドの独立運動を後押しするキャンペーンにどのような情報戦を仕掛けてくるのか」「それに人々がどのように踊らされるのか」「これに対抗するためデンマークはどのような情報戦略を駆使してくるのか」が見どころで、中国が日本に仕掛けてくる情報戦の見本になるかもしれない。

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※アイキャッチ画像の出典:The White House

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コメント

  • コメント (34)

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    • たむごん
    • 2026年 1月 08日

    カラー革命、マイダン革命など、アメリカはノウハウを蓄積しているでしょうからね…。

    有名SNS企業は『アメリカ企業が多い』わけで、SNSによる工作活動いろいろと言われていますが、インスタグラム・Facebook・X・Youtube・リンクトゥインなどあるんですよね。
    アメリカ企業CEOが、アメリカの法律・慣習に基づいて政府から協力を要請されれば、(某感染症の時のように)従うだろうなあというのも考えています。

    ロシア凍結資産を見れば分かりやすいですが、『ベルギー1国にリスクを押し付けて』、大手メディアが打ち上げたのに頓挫したのを全世界が目撃しました。
    欧州が、ロシアとの停戦交渉条件がよりよくなることをバーターとして、デンマークを見捨てるというディールも充分有り得る選択肢だと思います。

    グリーンランド自治政府・グリーンランド人にとっては難しい選択になりますが、交渉を上手に乗り越えて、よりよい暮らし繁栄に繋がることを願っています。

    23
      • たむごん
      • 2026年 1月 08日

      追記です。

      ロシア船籍のタンカーを、米軍が拿捕、英軍が支援を提供していたようです。

      新年早々、あまりにも目まぐるしいですね…(イギリスは、相変わらず上手いことやりますね)

      (2026年1月7日 米、ロシア船籍タンカーを大西洋で拿捕 ベネズエラ原油「封鎖」の一環 ロイター)

      4
      • MK
      • 2026年 1月 08日

      こういう争い国内政治、企業内政治でも頻繁におこっていて、当然国家間政治でも起こるよなあと。人の集団である限り避けることは出来ないのでしょう。自然災害みたいなもので、常に備えていい感じに乗り越える術を身に着けたいですね。

      9
        • たむごん
        • 2026年 1月 08日

        まさに仰る通りです。

        (仮にですが)自民党総裁選の有力候補(実質、首相指名選挙)が2人か3人いて、大手メディアが特定候補だけを押し下げる動きなんかあったとすれば…。

        上手に乗り越えていく力、仰る通り大事ですね。

        7
      • Whiskey Dick
      • 2026年 1月 08日

      ベネズエラの暫定政権はロドリゲス副大統領を初め旧政権のスタッフが多く残留していることから、実はアメリカの手を借りた副大統領のクーデターだった説もある。副大統領は以前からアメリカの高官と多数接触しており、今回の軍事作戦及びマドゥロ大統領の拘束は不自然なほど手際が良い。そしてアメリカとしても下手に民主化されて石油利権が脅かされるぐらいなら、軍と警察を掌握している副大統領を利用して間接支配した方が楽である。

      13
        • たむごん
        • 2026年 1月 08日

        国会議長が旦那さん、国会スタッフに親族を大量に送り込んでた過去もあるようですから、充分有り得ると思います。

        トランプ大統領(アメリカ)が発表した、原油没収たった20億ドル程度なのに驚いたのですが。
        オイルメジャーの損失が当時1兆円以上ならば、『現在価値で数十兆円損失』の可能性もあり、2桁くらい安い気がするんですよね。

        自分も仰る点に同意で、中国追い出して衛星観測させないようにしたり、中国のレーダーなど没収できたりすればお釣りくるのかなあと。
        アメリカ軍あまりにも鮮やかだったけど、あまりにも抵抗少なかったよね…。

        7
    • せい
    • 2026年 1月 08日

    >中国が日本に仕掛けてくる情報戦の見本になるかもしれない。

    沖縄、、、
    今でもかなり厳しい方向に向かってると思うが、早期のスパイ防止法成立が出来なければ対処すら難しくなるかも
    現状沖縄が日本である事を疑う日本人は、沖縄にも中国に通じる者にもいないだろうが、もっと卑劣な、例えば沖縄出身者の犯罪増加や、沖縄の対中政策妨害なんかが目立てばそれも怪しくなるかも
    情報戦は常日頃から起きてる者とは言え、過激になるのは戦争直前だし、有権者の一人としてしっかり考えんとなぁ

    10
    • ふむ
    • 2026年 1月 08日

    >「グリーンランド独立」を成立させるためにはコペンハーゲンの承認が不可欠だ。

    セルビア「…コソボ」

    36
    • cosine
    • 2026年 1月 08日

    米国への売却が最もマシな選択肢であると認識させて呑ませる交渉術()ではあるのでしょう。「中南米」も手段としつつ。

    米国の支配圏下にならない道など無い。ならば、軍事力を行使されないし金も手に入るのが最善だと、賢明ならばわかるはずだが?という。
    突っぱねる毎に、金を失い、自立を失い、最後は少なからぬ生命が喪われるのだと。

    11
    • ななしのシロウト
    • 2026年 1月 08日

    アラスカは帝政ロシアから買い取った
    グリーンランドもデンマークにお金を払って買い取ったらどうか?

    5
      • kitty
      • 2026年 1月 09日

      どちらかというと「マンハッタン島を購入」の世界かとw

      1
    • もへもへ
    • 2026年 1月 08日

    Politicoは勇気あるなぁ。
    トランプ大統領のやり口がロシアのプーチン大統領のやり口に似てるって指摘するとは。
    プーチン大統領のやり方と一緒にするなって多方面から怒られが発生しそう。

    第3国の人間が善意と信じて侵略的行動するっていうのは、道徳シグナリングが重要視される現代だと止めるのは難しい。
    その瞬間では侵略的行動につながる善意は完全に正義とされてるんだから
    自分がいかに道徳的な人間か常に発信していないと、すぐ不道徳な人間のレッテルが貼られちゃう。

    15
      • MK
      • 2026年 1月 08日

      気に入らないとヒトラーや独裁者とか言っちゃう感じですね、わかり易くレッテル貼りたいのでしょうが近年は割と上手いこと行かなくなってきてますね、当事者双方のある程度の意見を知ることが出来るようになったので。ホント情報戦大事ですね。

      17
      • たま
      • 2026年 1月 08日

      グリーンランド問題で欧州NATOが対決姿勢出したらロシア支援くらいやりそうだよな。

      3
    • そこに民意はあるんか?
    • 2026年 1月 08日

    このプランは長期間の継続が必要となりますね。
    実現の為にはトランプ政権以降も政策を継続できる
    保革を超えた強固な国民的コンセンサスが必要だと思います。
    現状米国民がグリーンランド併合を広く支持しているとは思えませんので、将来政権までこのプランが引き継がれる可能性は低いと思います。

    民主主義的手続きがなくなればその限りではありませんが。

    11
    • N
    • 2026年 1月 08日

    日本の国益だけ考えるならグリーンランドはアメリカのものである方が都合よさそう
    大陸欧州からの撤退に危機感を覚えてるEU主要国もアメリカがグリーンランド領有すれば北極挟んでロシアへの抑止になるという理由で内心アメリカのものになってしまえと思ってるのでは?

    23
      • Whiskey Dick
      • 2026年 1月 08日

      グリーンランドを直接統治するより、沖縄方式にした方がNATOの結束を乱さずに済むのでは。
      アメリカがデンマークと安保条約を結び、グリーンランドに駐留する戦力を増やす。グリーンランドの大部分は無人地帯なので沖縄の様な住民との軋轢(騒音や事故など)は無くて済むはずだ。地下資源云々についてはデンマーク企業と合弁で調査・採掘を進め、グリーンランド住民には迷惑料を支払う。
      ※トランプの本当の目的がNATO解体だとしたら、ロシアのエージェント説は確実になる。

      6
    • Kaeru
    • 2026年 1月 08日

    この手の工作ってアメリカ大の苦手じゃないよ。上手くいった試しがない。
    その上計算に計算を重ねた上で言ってるわけじゃなくてただのトランプの妄言から始まってるから今回も上手くいかないよ。

    14
      • 名無しさん
      • 2026年 1月 21日

      デンマークは昔から、軍事力の弱さを外交力で補っている国ですから、上手くはいかなそう。
      ナチスに四時間で降伏したのに、外交力で先勝国になった国ですからね。

    • 2026年 1月 08日

    仮にアメリカに帰属してアメリカの医療制度のもとで生活できるのだろうか。グリーンランド住民の収入では無理だ。

    18
      • 名無し
      • 2026年 1月 08日

      インディアンヘルスサービスみたいな枠組み作るんじゃないですかねえ?

      3
      • kitty
      • 2026年 1月 08日

      米国でのchatGPTの2割が、健康問題に関する質問で、いかに保険請求を値切れるかという使い方もされているとか。
      グリーンランドは寒いので、米国で建設が住民運動で反対されて、現状まともに建設できないデータセンター作れば儲かるかも。

      4
    • アンゴラ
    • 2026年 1月 08日

    もう何でもアリですね、西側
    ベネズエラの国家予算何年分もの金を盗んでおいて、「ベネズエラを独裁者のせいで貧困国になっている」とか嘯いてたんですか?
    お前らがマドゥロを利用して、ベネズエラから富を盗んでたんだろ

    ベネズエラ、英に金塊31トン 凍結資産、返還されず
    リンク
    『弾圧を受けている現地のロシア系住民を解放する』という建前を用意して軍事侵攻をしたロシアが遥かにお上品に見える

    11
    • アンゴラ
    • 2026年 1月 08日

    もう何でもアリですね、西側
    ベネズエラの国家予算何年分もの金を盗んでおいて、「ベネズエラを独裁者のせいで貧困国になっている」とか嘯いてたんですか?
    お前らがマドゥロを利用して、ベネズエラから富を盗んでたんだろ

    ベネズエラ、英に金塊31トン 凍結資産、返還されず
    リンク
    『弾圧を受けている現地のロシア系住民を解放する』という建前を用意して軍事侵攻をしたロシアが遥かにお上品に見える

    • アンゴラ
    • 2026年 1月 08日

    もう何でもアリですね、西側
    どさくさに紛れてイングランド銀行が当然の権利みたいに、ベネズエラが預けていた5600億円相等の金塊を押収したそうで
    ベネズエラの国家予算何年分もの金を盗んでおいて、「ベネズエラを独裁者のせいで貧困国になっている」とか嘯いてたんですか?
    お前らがマドゥロを利用して、ベネズエラから富を吸い上げてたんだろう

    『弾圧を受けている現地のロシア系住民を解放する』という建前を用意して軍事侵攻をしたロシアが遥かにお上品に見える

    5
    • inaba
    • 2026年 1月 08日

    敵対的な方法でもって実行するのか、あくまで民主主義体制下の手続きを尊重して行うのか、それを分けて考える必要がある。現地に独立志向があって宗主国も面倒を見る気が無いのであれば、後者は在りうる話だ。何でもかんでも謀略に絡めて考えるのはどうかと思う。

    4
    • SB
    • 2026年 1月 08日

    いい加減欧州は今の米国が、「アイツは◯◯のようだ」レッテルを貼っても「うん、そうだけど何か?」ってそのままぶん殴って来るし、「我々の秩序に罅が入る!」と言っても「でも困るのはあなた達だけですよね?」って言ってくる建前じゃなく実益じゃないと通じない国ってことを理解するべきじゃねーかな

    というかトランプ政権一期目頃から”いい加減に理想と現実の齟齬をレッテル貼りで押し込んでたら遠くないうちに爆発する”って散々指摘されてたんだけど、まさか政府レベルでも何も用意してないってことはないよね?

    まあそれは環太平洋も同じだけど、少なくとも日韓台あたりは米国の犬だなんだと罵られながらも、国益や主権は確保しつつも米国の利益になるように行動してきたと言えるくらいは協調は出来てたと思うよ

    23
    • ててと
    • 2026年 1月 08日

    いきなり併合って言うから不味かったのでは
    まずは独立させる、んでその後乗っ取る
    独立した後に乗っ取ればデンマークが助ける義理は無いしな

    3
    • Easy
    • 2026年 1月 08日

    もう昔読んだSFのような世界になってる感覚
    素人の感覚の「まさかここまではするまい」のレッドラインを軽々踏みつけて超えてくる
    アメリカがヨーロッパ諸国を武力侵攻って・・
    カリブ海ではタンカーに乗り込んで占領してるし ソマリアの海賊かと

    18
      • たむごん
      • 2026年 1月 08日

      鈴木宗男さんが、ReHaQというネット番組で仰っていたのですが。

      ロシアが大事な理由として、『アメリカは同盟国だが怖い面がある』こういう趣旨で仰ってるんですよね。

      高市首相が、鈴木宗男さんに親書を預けてロシア派遣したり、鈴木貴子議員(娘さん)を要職に引き上げていたのを見ると、アメリカが暴れるリスクも考慮してバランスとってたのかなあと少し感じています…。

      17
    • 名無しさん
    • 2026年 1月 08日

    今思うとロシアがウクライナに侵略を開始した時にトランプがプーチンを絶賛してたのは、自分がやりたかったことをプーチンが先にやったことなんだろうな。
    今でもゼレンスキーとバイデンが勝てもしない戦争を始めたと言うのは、自衛なんかせず無抵抗で占領を受入れていればこんな泥沼にならなかったと言いたいのだろう。

    15
    • リンゴ
    • 2026年 1月 08日

    >中国が日本に仕掛けてくる情報戦の見本になるかもしれない
    それを仕掛けてくるのは多分沖縄の何処かの島に対してだろうなぁ、と
    >トランプ大統領が本気なら結末へのアプローチが違うだけで結果は同じだろう。
    もうなんだか詰め将棋だな
    どんなやり方をするのかは分からないけど、EUですら逆らうの無理筋なのにデンマーク一国で逆らえるワケがない
    グリーンランド州が何時出来るのか、その予想をブックメーカーにでも賭けた方が良い

    13
    • 名無し
    • 2026年 1月 08日

    ベネズエラの件はまあともかくこれって完全に政治案件だよね?
    年末年始のアンケートの結果政治ネタをもっと取り上げてほしいという意見が多かったのだろうか?
    俺は政治ネタには興味ないんで興ざめ
    アンケートの結果を公表してほしいな

    5
      • 特盛
      • 2026年 1月 08日

      見たくないなら黙って見なければいいだけ。
      わざわざ文句を書き込むのもどうかと思うぞ。

      21

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