エストニアのカリス大統領は9日「ロシアのDNAには領土的野心が刻み込まれている」「ロシアとの平和協定は役に立たないため別の保証=武力による安全保障が必要だ」「ロシアは基本的に力しか理解していない」「これを国民も理解しているため国防費増額のための増税に不満を述べていない」と述べた。
参考:Estijos prezidentas LRT: Rusijos genuose yra ambicijų užimti kaimynų žemes
参考:Marine Le Pen, Emmanuel Macron, la guerre en Ukraine… revoyez l’entretien de Viktor Orban sur LCI
ロシアのトップが誰に変わってもロシア人のメンタリティーが変わることはないため、紙切れではなく武力による抑止が必要と言いたいのだろう
ロシアはフィンランド、ノルウェー、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランドと接するモスクワ軍管区、レニングラード軍管区、カリーニングラード特別地区から戦力の大部分をウクライナに転用して消耗したため「NATOと戦う余裕はない」と見る向きもあるが、NATOの主要国=米国、英国、ドイツ、イタリア、ロシアと国境を接する加盟国、距離的にロシアと近い加盟国は「ウクライナ戦争が終結後、数年以内にNATO加盟国とロシアの間で戦争が勃発するかもしれない」と本気で心配している。

出典:Минобороны России
欧米当局者の懸念=ロシアがNATO加盟国を攻撃してくるかもしれないという恐怖は「ロシアが欧州諸国に侵攻して領土を拡張する」という話ではなく、NATOの基盤=第5条の有効性を試すという脈略で語られることが多く、ロシア人系住民の保護など曖昧な問題で特定地域の対立を煽り、判断や立場が分かれそうな小規模な衝突からエスカレーションを誘い、西欧と東欧の危機感の違いを突いて加盟国間を分断し「第5条が役に立たない」と証明すること。
もっと分かりやすく言えば「曖昧で判断や立場が分かれそうな部分を攻撃して団結されると厄介なNATOをバラバラする」「単一の欧州をロシアへの危機感が異なるグループ毎に安全保障体制を再編させる」「再編されたNATOよりも小さなグループは相対的に戦力と能力の規模が小さくなる」「結果的にロシアの影響が強くなり干渉しやすくなる世界が出来上がる」という意味だ。

出典:Президента России
日本人に分かりやすい事象で説明するなら「中国が日米安保をテストするため尖閣諸島などに曖昧で判断や立場が分かれそうな攻撃(情報戦込)を仕掛け、どう対応するかで時間を浪費し、日米間や国内でああだこうだとやっている内に状況がどんどんエスカレーションし、よくわからない内に当該目標の実効支配権が奪われ日米安保が信用できなくなる=安全保障基盤を(概念的もしくは論理的に)破壊されると地域における中国の影響力が増す」という意味で、単独で安全保障を確立できない日本からすれば「中国の影響力を受け入れざるを得ない状況」が作り出されてしまう。
これを抑止するためNATOは「冷戦終結によって希薄していた存在意義の再確認=対ロシアにおける政治的意思の再確認」「第5条の有効性を担保する各国の再軍備」「見せかけではなく有事に機能する戦力と防衛産業能力の再構築」を訴えており、まもなくNATO加盟国は「国防支出3.5%と軍事インフラとしても活用できる分野への投資1.5%を組み合わせた総額5.0%」を新たな国防支出の基準として受け入れ予定だが、エストニアのミハル首相は4月「NATOの新たな軍事目標を出来るだけ早く達成するため補正防衛投資計画を承認した」「今後4年間で28億ドルの資金が国防予算に追加される」と発表。

出典:NATO
エストニアの人口は137万人、国家予算は200億ドル、軍の規模も現役約8,000人(予備役23万人/即応体制約4万人)と小さいものの、今回の追加投資によってGDPに占める国防支出の割合は3.14%から5.4%に上昇し、2025年の国防支出額は20億ドル=2,800億円を超える可能性が高く、ポーランドですら未達成の5.0%を国防支出のみで達成する格好だが、中東欧の9ヶ国=ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランド、エストニア、ラトビア、リトアニアも今月2日「総額5.0%を支持する」と表明。
旧ソ連諸国の国々が安全保障の負担増に積極的なのは「二度とロシア人の支配下に戻りたくない」という強い意志に起因しており、カザフスタン人でロシア文学が専門のアイナシュ・ムスタポワ准教授は「ソ連から独立した国々は脱植民地化という共通の苦難と戦っている」「多くの国々をソ連の一部として同化した人々の意識改革=メンタリティーに刷り込まれた帝国主義からロシア人が脱却できなければ戻って来る」「ロシアのリベラル派が主張(プーチン政権さえ倒せば民主的な国家に生まれ変わる)する内容を到底信用できない」と指摘したことがある。

出典:Kremlin.ru/CC BY 4.0
エストニア、ラトビア、リトアニアの防諜担当者もエストニアメディア=Eesti Ekspressの取材に「ウクライナで戦争が始まったときプーチンの戦争だと言われることを心配した」「ロシア国民全体を一概に非難できないものの国家と社会は切り離せない」「国家による洗脳があったとしても排外主義的な芽は国民から発生するものだ」「ソ連時代にロシア人と対峙した経験から言えば連中の意思に屈すると奴隷に落とされる」と訴えていたことがある。
“エストニア、ラトビア、リトアニアの防諜担当者に共通するのは「ウクライナの戦争はプーチンの戦争ではなく、戦場で見せるロシア人の残虐行為はプーチンの命令によるものではない。レイプも、殺人も、眼球を抉るのも、絞首刑にするもの、遺体を焼却するもの全て軍が採用している公式の戦術ではなく、多くのロシア人が慣れ親しんだ行為を戦場で再現しているに過ぎない」という点で、このことを欧米人に説明しても中々信じてくれない”

出典:public domain
“エストニア内務省警備部の関係者は「欧米の諜報機関でロシアと向き合っている諜報員はロシア人の残虐性や脅威について我々と共通認識を持っている。しかし欧米の政治家や諜報機関のトップはプーチンと一握りの側近だけに戦争の責任があると考えており、戦場で見せる残虐行為がロシア人に共通する国民性だと信じていない」と、エストニアのシニサル長官も「これまでロシアは帝国主義な振る舞いや残虐性について一度も責任を問われたことがなく、ナチスの残虐行為が一時的に注目を集めたため世界はロシアの残虐行為を忘れてしまい、これがロシア人を無敵の存在にしてしまった」と主張した”
“ロシア人のメンタリティーの起源=残忍さと拡張主義についてもエストニア、ラトビア、リトアニアの防諜担当者は口を揃えて「イヴァン雷帝(イヴァン4世)だ」と回答しており、エストニアのシニサル長官は「暴力の行使はロシアにとって歴史的なパターンで今後も変わらない。ロシアが重視する歴史的な正義の前に人の命の価値はない」と述べている”

出典:Sõdurileht
エストニアのカリス大統領もGDPの5.4%を国防支出に充てる理由について9日「我々はロシアが現在のウクライナだけでなく過去にも攻撃的だったことを知っているが、いつの間にロシアが隣国の領土を侵略する野心をもつ国であることを忘れてしまったのだ。これはロシアのDNAに刻み込まれているものだ。国防支出増額の財源を確保するため増税を含むあらゆる決定を下したが、エストニア社会も必要性を理解しているため基本的には不満を抱いていない」と述べている。
“ますます国防は重要になってきている。これは割合の問題ではなくGDPの5%を何に投資するかが重要で、1年以上も検討と議論を行い5.4%という数字に落ち着いた。もちろん国防支出を増額するには財源を確保しなければならず、我々は増税を含むあらゆる決定を下したが、基本的にエストニア社会は不満を抱いていていない。なぜなら国防支出の増額が必要だと認識しているためだ。私たちも負担を強いて集めた資金をどのように活用するのか社会に説明する責任を負っているし、もし別の目的に資金を流用すれば問題になるだろう。誰も税金が上がることを喜びはしないが適切な安全保障を確保するには不可欠だ”

出典:ДСНС України
“我々はロシアが現在のウクライナだけでなく過去にも攻撃的だったことを知っているが、いつの間にロシアが隣国の領土を侵略する野心をもつ国であることを忘れてしまったのだ。これはロシアのDNAに刻み込まれているものだ。ロシアは一時的に変化を見せたが結局同じことを繰り返している。エストニア人、リトアニア人、ラトビア人は1940年に何が起きたかを覚えている。ロシアとエストニアの間で1920年に平和協定が結ばれたが、ロシアは20年後に我々の国を侵略した。つまり平和協定が役に立たないため別の保証=安全保障が必要なのだ”
“当時の欧州諸国は自国の状況と防衛に忙殺されていたため、1940年の我々は本当に孤立を余儀なくされていたが、現在は自らを武装しNATOの一員となっている。私は預言者ではないので将来を言い当てることは出来ないが、それでもロシアは本質的に変わらないまま同じことを繰り返すと思っている”

出典:Estonian Ministry of Defence
カリス大統領は「ロシアは基本的に力しか理解していないため国境を接する国は強力な抑止力をもつ必要がある」とも述べており、ロシアのトップが誰に変わってもロシア人のメンタリティーが変わることはないため、このロシアを抑止するのは紙切れではなく武力のみと言いたいのだろう。
追記:ハンガリーのオルバーン首相は仏メディア=LCIの取材に「ロシアとウクライナの戦争が世界規模に拡大するとは思っていない」「ロシアはウクライナさえ打ち負かすことが出来ないのだからNATOを攻撃できるわけがない」と述べたが、ウクライナについても「この戦争には負けている」「欧州はこの戦争に深く関与し過ぎているため米国とロシアの合意によって戦争は終結するだろう」と述べた。
関連記事:もう安全保障の負担からは逃げられない、欧州で見直される民間防衛の活用
関連記事:エストニアが国防予算の増額を発表、GDP比はポーランド超えの5.4%
関連記事:エストニアで高まるロシアへの恐怖、数年以内に侵略してくる可能性も
関連記事:旧ソ連諸国、西側諸国の多くはロシア人のメンタリティーを理解していない
※アイキャッチ画像の出典:Alar Karis
ロシアの支配下に二度と戻りたくないから軍を強化するっての実に正しいし大賛成でバンバンやってくれって思ってますが
>>戦場で見せるロシア人の残虐行為はプーチンの命令によるものではない。レイプも、殺人も、眼球を抉るのも、絞首刑にするもの、遺体を焼却するもの全て軍が採用している公式の戦術ではなく、多くのロシア人が慣れ親しんだ行為を戦場で再現しているに過ぎない」という点で、このことを欧米人に説明しても中々信じてくれない”
この点に関してはロシア人に限らず戦場に出た人間なら誰しもこうなってしまうのではなかろうか。民族は違えと人間の脳みそなんてさして変わらんわけで。WW2を見返せばナチスもソ連もアメリカも日本軍もみーんなどこかしらで同じようなことをやってた。
アメリカ軍や日本軍は基本現場の暴走か現場指揮官の判断ですが、ロシアは組織的かつ積極的やってるので同じでは無いですね
ナチスと同じと言えばそうですが
中国戦線であれだけ大規模に虐殺と略奪して「組織的にはやっていない」なんて旧軍はどれだけ無秩序な軍隊なのでしょうかね?
それは日本を悪者にするため大きく誇張された内容です
ロシアは積極的とか組織的とか言ってるけど何処にそれを証明するものがあるの?というか、アメリカも二次大戦期にドイツと同じ無制限潜水艦作戦を発令してたの知ってます?ていうか、市街地に爆撃している時点でそんな物最初から無いだろ。
残虐行為の組織性で言えばナチスと日帝のツートップでしょう。ただし指摘されている通り、アメリカ軍やソ連軍(ロシア連邦軍)は清廉潔白な軍隊かというと、そんなんわけはない。
軍というものが究極の暴力独占組織である以上、程度の差はあれ最後はそうなるでしょう。
その前提で軍という必要悪にどう向き合うかという事であって、いずれの陣営であれ、軍の無謬性や正統性を信奉するのは極めて愚かな事です。
時間軸を考慮しましょう
2025年の今、誰から見ても分かりやすい古臭い侵略戦争なんかやってるのがロシアだって事です
WW2から80年も経って、人類の意識も随分と向上した2025年にね
>WW2から80年も経って、人類の意識も随分と向上
これって何処を見るかにもよるとは思いますし、人によって違いはあるとは思います。
昔に比べたらそりゃ、社会も整備されて権利意識も向上したりして多少は見てくれは良くなりましたが、私は有史以来、人間の本性(種としてのモチベーションや行動原理)は変わっていないと思いますけどね?
時間軸を考慮しましょう
2025年の今、誰から見ても分かりやすい古臭い侵略戦争なんかやってるのがロシアだって事です
WW2から80年も経って、人類の意識も随分と向上した2025年にね。
世界的な増税の我慢比べになって来そうですね…。
我慢比べとなると権威主義国家の方が色々と運営上都合が良さそうなので、先に民衆の不満が爆発するのは民主主義国家な気もしますが。
逆でしょ
経済が強靭になる自由主義経済を有する民主主義国の方が強いよ
なおそれをぶっ壊そうとしてるのが資本主義経済の権化であるはずのアメリカ合衆国が大統領トランプ君…
中国ロシアなどの権威主義国家は国家資本主義経済で統制経済と自由主義経済の良いところどりを狙っており、戦時下においてはこちらの方が強靭性があるのではと個人的には思います。
増税下では自由主義陣営の方が経済が強靭?
流石にこれは直ちに了解できませんね。追加の説明が欲しいところです。
もともとソビエト連邦の構成国であった国地域は一方的に搾取されていた訳では無くそれなりに利益を享受出来ていた訳で、被害者ムーブされてもという感じがしますね。ロシアも(一部が裏切り独立して国を名乗ってるだけ)程度の認識なのでしょう、だから取り返すと。この手のは主張がお互い平行線だから終わらせるビジョンが見えないですね。金の問題じゃないてのがやっかい。
>被害者ムーブされてもという感じ
大半の国民がまともな権利もなく暮らしていた事実を被害者ムーブだなんてお前とんでもない事言いやがるなぁ
ロシア系エストニア人のことですかね?
バルト3国の歴史を知っていたらそういうこと言えないと思うぞ
冷戦期のイタリアとかギリシャも散々でしたけどね。というか、西側は、他国を東側は自国とその属国を犠牲にしていただけで似たような物ですよ。
不幸な個人はたくさんいたでしょうが国として利益を享受してましたからね。
ウクライナなんてレーニン・スターリン・フルシチョフのお陰で領土が倍以上にもなってるし。
同じ言語を話す人々なのに各々に土地をわかってそれぞれやりたいように治めていたら、東から騎馬軍団が攻め込んできてメタメタにされた歴史を持つ国ですからな。
どうにも微妙な主張のような
これまでNATO加盟国に対してロシアが「ロシア人系住民の保護など曖昧な問題で特定地域の対立を煽る」事をやったかというと実例は無いので、カリス大統領の論は国防増税のための我田引水のように思えます
ウクライナにやった手法をトランプの馬鹿が壊しかけてるNATOに対してこれからも絶対にやらないと言えるものかよ
そもそもの条件が異なるので、なんとも言えないのでは?
皆が危険だというロシアも無限の人口と資源と金を持つわけでもなく、貴重な国力を割くにはそれなりの理由があるわけで(別にロシアの肩をもつわけではない)。
むしろ、ロシアにはウクライナが終わったら事後清算が待っているわけで、それを無視して他国に無制限に攻め込むというのは実際非現実的なんじゃないでしょうか?
ここで言われているような「そういう国民性」だからというレッテルは、今般の戦争における実際の問題を曇らせるだけでなく、過度なイデオロギーを育てる温床にもなりそうですが。。。
エストニアが軍事費を増やしたところで、NATO全体で見れば、1%2%増えるかどうか。
ロシアは、NATO全体か、それともエストニア単独で、軍事戦略を練るか?
NATO全体で考えると思う。
ロシアから見れば、だから、どうしたレベルの話かな・・・・
個人的には、好戦的になったヨーロッパが、どこに向かうかに興味がある。
国の性質は国民の性質であり、そしてこの国民の性質というのは100年や200年では変わらないという話ですね。
例えば日本人は今も昔も島国根性丸出しです。これは欠点であり長所でもありますが。
島国根性とは何だろうかね
四季があるだの人と距離を取るだのみたいな日本独特の物があるみたいのやめた方が良いよ
エストニア最大の問題点は、ロシア系住民が、『4分の1!』もいることでしょうね。
彼等を警戒するにしても、不満を高めすぎればどうにもならなくなりますから、内政の難しい舵取りになるだろうなと。
ガザ戦争後、ハマスの襲撃=拉致者に群がるガザ民衆・イスラエルの報復、欧米諸国があれを支持したのを見ると、ロシア人のみのメンタリティがというのは疑義があるな…
日本=エストニア関係は、佐藤優さんの東洋経済コラムが、独立支持・国交承認・大使館開設について触れていたのを興味深く拝見しました。
(2025年4月10日 エストニア、ロシア住民の地方選投票を禁止 AFP)
何でこんな国をNATOに入れたんでしょうかね
自滅する気満々じゃないですか
>NATOの基盤=第5条の有効性を試す
ただこれだけの理由で戦争を起こすなどという事が現実的にあり得るのか、人口137万の国が軍事費をいくらか増額したところでどれだけ有効な軍備を揃えられるのか、傍目には大いに疑問な点が少なからずあるのですが、これを本気で言ってるのであれば当人達は相当なパニック状態に陷っているとしか思えませんね。
無論、NATOの分断のあとはかつてのソビエト領域復活まで延々に欲張るつもりなのでしょう
そしてそれを妄言とはこれまでのロシアの行動から到底否定出来ませんし、最悪に備える事は悪ではない
それくらいの気概は必要でしょう、そもそも単独で戦う事はなくてNATO機能しなくても最悪ポーランドや北欧、残るバルト諸国は独自に参戦して来そうな状況ですし
未来から失礼します。イスラエルがイランの核施設と“軍事目標”を攻撃しました。パレスチナ西岸、ゴラン高原、シリア政権転覆、イラク、イラン…「かも知れない」では無く現実に侵攻と戦火を拡大させているのはイスラエルとアメリカ、我々の陣営です。しかも誤射・誤爆の範疇を遙かに超えた民間虐殺を続け、「民族浄化」すら疑われています。露中・グローバルサウス側にも瑕疵があるのは間違いありませんが、又しても我々は“悪”の陣営に付きました。最早アメリカとイスラエルお得意のネット上の印象操作や偽情報、広告戦略や「陰謀論」レッテル貼りでは覆らないレベルに到達したと言えます。前大戦に於けるイタリアやスペインの様な行動を今の日本が採れるか疑問です。辛いです。
すみません!イエメンを明記し忘れました。イエメンの皆様にお詫びします。パレスチナを支援し、21世紀最大・最悪の超絶絶対悪のアメリカとイスラエルと戦う勇気に敬意を表します。只、理想的には
弱者なら弱者なりの戦い方をする為に安価なドローンで敵に損害を与える方向に舵を切るか、NATOの一員として損害を受けたら痛い高価な正面装備を少数導入して共同で戦うの二択でしかないと思いますね。米軍が旧態依然とした兵器に見切りを付けているのは既に十分な量の兵器を持っているからであって、主力戦車も無いし防空はポイントディフェンスが精一杯のミサイルと機関砲ぐらいのエストニアにそれは当て嵌まりませんし、どうするかはNATOで決めるか国が主導して決めるかどっちになるんでしょうね。
ウクライナと並ぶ「弱い攻撃目標」とロシアに検討されていた日本にとっても突き刺さる言葉ですね。
失礼ながらそのネタはゴシップレベルの信憑性かと。
以前にいくつかの報道機関が「ロシアが日本侵攻を想定した計画文書を過去に作成していた」と報じましたが、それらはヴォストーク2018等の2018年から2021年の軍事演習計画やシナリオ文書とされていました
軍事戦略上あらゆる国は多様なシナリオ(敵国との戦争、同盟国の変節、国境紛争など)を想定してペーパープランを作成するのが常で、ロシアが実際に日本を侵攻する現実的可能性は極めて低く、NATOと米国の反応、日米安保条約、地理的・軍事的困難さを考慮すれば非現実的ですよ
三矢研究騒動なんてのがありましたが、今は自衛隊はちゃんと机上演習してくれているのかなあ。
ロシアがカリーニングラードに
核弾頭を大量搬入してきたら
NATOは一気に腰砕けると思うけどね
あの位置からイスカンデル発射されたら
ドイツもバルト三国も
近すぎて迎撃できないし
多少は分かります。アメリカ合衆国は第7騎兵隊の昔から変わらぬ人種差別主義者の虐○集団で、北米先住民・中南米人・ハワイ人・フィリピン人・日本人・朝鮮半島人・ベトナム人・アフガニスタン人・イラク人・シリア人と間断無く○戮と迫害を続ける奴等ですから、怒りと恨みを込めて永遠に糾弾と警戒をし続ける必要があるのと似た話ですよね。バルト三国の皆さんも一度アメリカと戦ってみて下さい。テナニンがタンデューやそろ
的外れなコメント
失礼しました。テナニンがタンデューやソロより僅かにマシだったと思うのでは?…あぁ、白人だから大丈夫という訳ですね!本当に良かった…。
重要だが現代のリベラル的価値観が無視し続けてきた事実でしょうね。
ロシア人は本質的に殺人を何とも思わないし国境を改変することが
好き、要するに迷惑で残虐なのだがこんな主張は認められない。
人間は皆本質的には同じ、「人々に問題があるはずがない」と考えてしまうので…
(もちろん良い面もあります、最悪の側面がこういう感じだ、という話です)
ホンモノの民主主義が実現すれば魔法のように生まれ変わるのだ、なんて
言われてもそりゃ嘘にしか思えないでしょう。
アメリカ人が日本で成功したからと、中国人やロシア人を見誤って中東でも大失敗してますからねえ。性悪説は必要。
独ソ戦で、ナチスドイツがロシアでやった残虐行為はよく映画とかになったのに、ロシアがドイツでやり返したのはあまり描かれない。
ハンニバルで、レクター教授の幼い妹がロシア兵に食べられた話を最初に読んだときは、まさかと思ったけど、最近はリアルであっても不思議は無いなあと思うようになった。
モンゴル帝国の末裔はどこも似たような感じですね。自由民主主義の敵でしかない
「蛮族の歴史」という名著がありましたが、いつまでも「タタールのくびき」で言い訳するのは無理があると思う。
自由民主主義の敵ですか。
自由民主主義も結構怖いですよ。ヨーロッパやアメリカを中心とした連中がやってきたことに比べたら、みんなどっこいどっこいでしょ。
なんでしょうね?こっちは正しくて向うは間違ってるって、本当にそうなの?
根拠は?
歴史って学べば学ぶ程、どちらが悪いとは言えなくなっていくんだよな。そもそも、ロシアがーとかアメリカがーとかの時点で二項対立に巻き込まれて、政治的判断に呑み込まれているんだよ。こんなんだから、未だに世界に争いは残り続けるんだよ。
本当にそう思います。
ここの記事にあるような、特定の民族の残虐性というような、検証のしようもないような言説が流れ始めるのは結構危険な兆候ではないのかなーと感じますね。
散々日本人がアジア(特に極東)の人達に言われて来た事ですが、「同病相哀れむ」にはならない様ですね。そして現実に21世紀で最も民間人を殺傷し世界から指弾されているのはアメリカとイスラエルですが、そっちは極端に深掘りすると言論空間で袋叩きか「陰謀論」扱い。戦争や圧力では無く、対話こそが民主主義の真骨頂だと思うのですが…。実質第三次世界大戦が開始しており、“戦中”であると考えれば納得は出来ずとも通常ムーブとして腑には落ちます。
国内に相当数のロシア人を擁する以上、外から私服を着たロシア兵が静かに侵略していてもおかしくないと思うとエストニア人の人々の恐怖は想像することすら難しい