Baykar社でゼネラルマネージャーを務めるハルク・バイラクタル氏は23日、新型UCAVのバイラクタルAkinciにとって初めてとなる輸出契約が成立したと発表して注目を集めている。
参考:Akıncı TİHA da katıldı, savunma sanayisi ihracatta yüksekten uçuyor
Akinciを誰が購入したのか、TB2を新たにどこが購入したのか明かされていないが、今年もトルコ製UAV/UCAVの勢いは衰えていなさそうだ
新型の無人戦闘機航空機「バイラクタルAkinci/アキンジ」は米国のMQ-9を上回る最大離陸重量を誇りペイロードはTB2の10倍に達する大型双発UCAVで、EO/IRセンサーに加えAESAレーダーが標準で搭載されており、TB2が運用していたUAV専用の精密誘導兵器MAMシリーズに加え対戦車ミサイルL-UMTAS、精密誘導キッドを装着したMk.81/Mk.82/Mk.83、バンカーバスターのSARB-83とNEB-84、巡航ミサイルSOM-A、短距離空対空ミサイルMerlin、中距離空対空ミサイルPeregrine、対レーダーミサイルAKBABAなどを運用をすることができる。
本機は昨年にトルコ軍へ引き渡されたばかりの新鋭機なのだが、Baykar社でゼネラルマネージャーを務めるハルク・バイラクタル氏は「Akinciにとって初めてとなる輸出契約が成立した」と発表、さらにバイラクタルTB2の契約も新たに成立して輸出国が計16ヶ国(トルコを含めた運用国は計17ヶ国/昨年末時点では14ヶ国)になったと明かした。
今のところAkinciを誰が購入したのか、TB2を新たにどこが購入したのか明かされていないが、どうやら今年もトルコ製UAV/UCAVの勢いは衰えていなさそうだ。
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※アイキャッチ画像の出典:Baykar
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日本も共同開発したい
アビオニクスと武装は日本製で
リーパーより性能高いってことはリーパーと同じ弱点(実戦での損耗に耐えられない価格)持ってそうだけど実際どうなんだろうか。
ウクライナのエンジンつんでるらしいからウクライナには売れそうだけど。
とはいえロシア相手に、前提である制空権をとるのは難しいだろう、彼等も無人機対策は知見を重ねてるし
今回トルコはウクライナに何か手を貸すかしら?
MQ-9より安価、という主張があるらしいし、エンジンも結構差のある2種類用意されてたりするので安価に使おうと思えばかなり安くあがるんじゃないかな。
あと運用高度が9000mあるので、高度活かして遠間から滑空爆弾や対レーダーミサイルばら撒く様な使い方してれば相手によってはそうそう撃墜はされないかと。
評価試験用に1セットは欲しいな。
通信系が高くつきそうだが
複合センサーはちょうど肛門の位置にあるのか。
機種に設置するスペースが無かったからなのか。