英国では退役するTranche1の後継機問題が徐々に関心を集め、タイフーンを自ら調達しなくても「トルコとの交渉がまとまれば最終組立てラインの仕事量が確保される」と楽観視していたが、この見通しはドイツの反対によって絵に書いた餅になり、ギリシャも棚ぼた的な利益を手に入れた。
参考:Bundesregierung stoppt Eurofighter-Export an die Türkei
勝手に期待して失望したギリシャ、希望も勝手に向こうからやってきた
英国、ドイツ、イタリア、スペインが共同開発したタイフーンは第5世代機と登場時期が重なったこと、冷戦終結後の国防予算削減の影響を受けたこと、海外入札でF-35Aと競合したため受注が伸び悩んでいたが、ドイツ、イタリア、スペインが2020年以降にTranche4を計107機発注、特にドイツは2025年にTranche5を20機発注すると約束し、開発国4ヶ国は第6世代機で実装する機能の一部を取り入れた能力強化=Long-Term Evolution開発に資金供給を開始。

出典:Eurofighter Typhoon
ドイツ、イタリア、スペインではタイフーンプログラムへの継続的な投資を喜んでいるものの、同機の製造に携わる英国人はFinancial Timesの取材に「ドイツ、イタリア、スペインはTranche1を更新するためTranche4を発注したのに、政府はTranche1を更新するためF-35の購入するかもしれない。そうなればランカシャー州ウォートンの最終組立てラインが維持できなくなる」「F-35を購入して再び米国を偉大にするのか、それともタイフーンを購入して自国産業を支援するのか」と懸念を表明し、現地のアナリストも「タイフーンなしで戦闘機製造に必要な能力をGCAPまでどうやって維持するのか」と訴えた。
“英国以外の開発国はタイフーンの新規発注を約束しているが、我々がTranche3を最後に発注したのは2009年のことで、ユーロファイター・タイフーンコンソーシアムに参加するBAE、Airbus、Leonardoは構成部品の製造を分担しているものの、4ヶ国にある機体の最終組立てラインはそれぞれ「自国発注分」と「主導した海外輸出分」で維持されている。英国の最終組立てラインに残された仕事量はカタール向けの2機のみで、BAEが海外輸出を主導するサウジアラビアやカタールからの追加発注、トルコの新規導入はまだ契約に至っていない”

出典:Royal Air Force
“同機の製造に携わる英国人労働者らは「政府が退役するTranche1を更新するためF-35を購入するかもしれない」と懸念しており、Unite the Union(英国とアイルランドの労働組合)の関係者らも「GCAPを推進する決定は歓迎すべきものだが、労働者は進行中の国防方針見直し結果や確定した海外輸出分がないことを懸念している。最終組立てラインに必要な技能を維持するためには『英国製を買うこと』が重要で、これは主権行使における自由への投資だ」と訴え、政府に「F-35を購入して再び米国を偉大にしたいのか」「それともタイフーンを購入して自国産業を支援するのか」と質問を投げかけた”
“保守党のスノーデン議員も「ウォートンは北西部経済と防衛産業の中心だ」「私は政府にタイフーンの新規発注について問いただしたが、この計画が予算に含まれていないと判明した」と懸念を表明、現地のアナリストも「もう米国から購入する方が良いとは思わない」「タイフーンなしで戦闘機製造に必要な能力をGCAPまでどうやって維持するのか」と指摘した”

出典:GlobalCombatAir
要するにドイツ、イタリア、スペインは最も確実な自国発注分で最終組立てラインの維持を支援しているが、英国の最終組立てライン維持はBAEが主導する海外輸出の成果に依存しており、最も有望視されているカタールの追加調達規模も12機(まだ正式な契約は締結されていない)しかなく、サウジアラビアの追加調達はGCAP参加の成否に左右されると噂され、トルコの新規導入は交渉が進んでいるものの契約締結までには相当な時間がかかるため、2025年前半までに最後の機体を組み立て終わるウォートン工場の救いにはならない。
この危機感は徐々に人々の関心を集め、トランプ政権の不確実性の問題ともリンクして政治問題化しており、Telegraphなど複数の現地メディアも「政権の閣僚がF-35の追加購入を示唆し、これに怒ったUniteの代表が雇用と組み立てラインを維持するためスターマー首相に介入するよう働きかけている」「国内の戦闘機組み立てラインを停止させるべきではない」と報じ、トルコとのタイフーン購入交渉がまとまって仕事が確保されるという楽観的な見通しもドイツの反対によって絵に書いた餅になってしまった。

出典:Mellonsapka/CC BY 4.0
BAE主導によるトルコへのタイフーン売り込みはドイツの反対=シリア内戦関与に起因した武器販売の制限を翻意させられるかどうかにかかっており、ショルツ暫定首相は英国、イタリア、スペインの説得によってトルコ輸出にGOサインを出したが、エルドアン大統領の政敵=野党指導者のイスタンブール市長が逮捕されたため「民主主義の弾圧(大統領側は野党の陰謀と主張)」と批判し、トルコへのタイフーン輸出を阻止する方向に方針を転換。
Handelsblattは17日「英国はトルコにタイフーンを売りたがっているが、ドイツ政府内部の協議に詳しい複数の人物から『連立政権がトルコへのタイフーン輸出を阻止している』という確証を得た。エルドアン大統領陣営による政敵への弾圧は民主主義への攻撃であり、連立政権は『トルコへの武器輸出を止めることが正しい選択だ』と言っている」と報じ、最も確実な自国発注分がなければウォートン工場の仕事はなくなってしまうだろう。

出典:Number 10/OGL 3
まだ英国はTranche1の後継機に「F-35を追加調達する」と決定しておらず、これは「F-35とタイフーンの製造に参加する産業間のバランス」が問題なので政治的調整を必要とするものの、仮にTranche1の後継機にTranche4やTranche5を発注すれば「トランプ政権の不確実性に配慮した」という色がつくため、良好な対米関係を強調したいスターマー政権にとっては厄介な問題になるだろう。
因みにギリシャは「トルコへのタイフーン輸出の動き」に対応するため「トルコへのミーティア売却を認めないでほしい」とフランスに働きかけたものの「フランスが要請を断ってトルコへのミーティア売却を承認した」と報じられており、ギリシャメディア=Η Καθημερινήは2月「武器生産国はギリシャの防衛ニーズよりも経済的利益を優先するため欧州に防衛の連帯は事実上存在しない」「トルコが防衛装備の調達に多くの資金を投入できるようになった瞬間から不利な立場に立たされることになる」と嘆いていたが、ドイツが輸出阻止に転じたことでギリシャは棚ぼた的な利益を手に入れた格好だ。
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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by William R. Lewis
ドイツ君はどの口でアメリカ製兵器の不確実性ガーとかF-35のキルスイッチガーとか言ってたんだw
ほんと仰る通りですよね。
欧州を神聖視しているような、テレビ番組・大学教授を見かけることはありますが、現実を見ればどうなのよとツッコミを入れたくなってしまいます…
心情に訴えるマスコミとしては、
「自分たちはちゃんとやっているのに、相手は酷い手を使ってくる」
というニュアンスで語りがちですが、
実情としては、
「自分たちがやってることは、当然相手もやってくる」
という事なんですかねぇ。
F-35の生産ラインを貰って、ウハウハなドイツ。
特に批判する気もないのですが、取れるものを取ったという感じだなと。
ステルス機に対抗するために、ステルス機が不可欠とは何だったのでしょうね。
仰る通りです。
日本人の弱点は、(欧米の国民よりも)テレビ・新聞を信用しすぎている事ですから、注意が必要かもしれませんね。
(ドイツもマスコミも)自分たちが叩いて威力を知っているから、叩かれる事を警戒して叫んでいるのかもしれません。
兵庫県知事選挙では、民意の代表のフリをしてきたわけですが、選挙結果を見るとあれ何だったの?となってしまいまして。
SBIの北尾さんは、フジテレビのホワイトナイトになった過去がありましたが、彼が今のフジテレビ・マスコミについて指摘した事に驚きました。
でも、F-35はブラックボックスが多すぎて、補修部品の在庫も認められないし、整備用の機材の使用も停止可能です。
トランプの気分次第で即座に飛行不可能になるという、事実上のキルスイッチ付きだったりします。
貿易赤字を安全保障上の問題と絡めてみたり、トランプが思い付きで何をするか分からんという問題が。
タイフーンは少なくとも金払って買った分は使える分、多少はマシかなと思います。
日本に売り込みに来た時に、ブラックボックス無しが売りだったと記憶してましす。
日本に売り込みに来たときは、実は欠陥がいくつもあったらしいからなぁ
日本の金でその問題を修正させる気だった、みたいな話があった
買わなくてよかった、という話に落ち着いた覚えが
欠陥がある事を話さないで売りつける事は、別に問題視されるほどでもないっていう姿勢で売り込んでくる相手に対して日本人がどう考えるかというと…
米国の兵器購入忌避以上にドイツフリーが重要視されるようになりそう。
FCASはフランスとドイツという最悪のケミストリーでどんなものに仕上がるのか見物です。
どうせフランスがドイツを見捨てるだろうと言うか、早く見捨てて欲しい感情さえある。多分フランス以上の貧乏クジだろう
エルドアンが独裁的なことなんて今に始まった話じゃないのに今さらそこを問題視してちゃぶ台返しとか、偉そうなことを言ってる割に将来的なビションの無さはアメリカと同等かそれ以下なんじゃないかって…
本筋とは全く関係ないけどTranche5は4.5世代機に、第6世代機の一部機能を先取りして載せるというのが興味深い。
無人機管制機として働くなら、母機にステルス性の意味があるのかとか実証されるでしょうし。
>無人機管制機として働くなら、母機にステルス性の意味があるのかとか実証されるでしょうし。
いや別に2020年代に「英伊で無人機管制タイフーンが問題なく運用できた」としても、何なら「ウクライナでガチの実戦に投入されて無傷で大戦果を挙げた」としても
「2030年代の極東においてGCAPのステルス性に意味がない」って実証にはならんでしょう。
無人機母機って、必然的に無人機とのブロードバンドの通信を行わないといけないでしょうから、その辺でHARMタイプのミサイルの餌食にならないでしょうか。
そうなると母機のステルスがどれだけ維持できるのかとか。
無人機の自立性が高度になって、指令をパルス通信で送るだけになれば母機のステルスを損なわなくて済みそうとか興味が尽きません。
通信電波を指向性に絞って、ステルス性を維持するらしい。
子機の自律性がどうでも自機がヤバくなれば指令なんか放り捨てて我が身の安全を優先するでしょう。
そうなった時、自機がステルス機か非ステルス機かが生存性を大きく左右することに議論の余地はないんじゃないかと。
ステルス技術にはアクティブとパッシブがあるわけですが、その目的は探知され難くすることで優位性を獲得したり生残性を高めることなので、状況により両方を併用するほうが効果は高いわけですよね。
実証が必要なのは「無人機管制機として働くなら、母機にステルス性の意味があるのか」ではなく「スタンドオフとアクティブステルスでどれだけの生残性を確保できるか」ではないかと思います。
無人機の進化や国家間の綱引き見てると、CAPみたいな多国間開発の未知の新型機より、タイフーンやF-15なんかの既存の第四世代〜4.5に無人機母機機能とデジタルステルス機能をつけた方が、実現性高そうな気がしてきました。
そりゃぁ既存の機体使う方が実現性は高い(というかとりあえずの開発リスクは低い)でしょうけど代わりに物理ステルスほどの生存性もなければ、最新の高性能なアビオや機器を使うための電力や冷却能力、それらを積んで自由に行動するペイロードにも乏しくなる(F-15辺りをベースにエンジンを換装すればステルス以外はある程度確保できそうだけどF-35より高いF-15EXより更にお高くなる)訳で…。
中身は一緒だから、変わらんよ。
エンジンも違うしF-35ならIPPもありますし、「中身」も全然違いますね。
F-15のJFSでは代わりにならんでしょう。
ヨーロッパもそんなものですから、テレビ番組の識者が扱うように、欧州を絶対神のように崇めない事が重要でしょうね。
ドイツが、F-35についてアメリカは信用できないと騒がれてきた事を、早速やっているのは皮肉な話しだなと。
イギリス経済は400億ポンド増税でボロボロになっていて、イギリス政治これにより支持率低迷していて労働党の支持率16%というデータがでています。
バーミンガムのゴミ問題なんかを見ていても、どこまで余力があるのか分からないなと(ウクライナ派兵コスト捻出できますか?)。
欧州の戦闘機導入議論を拝見していると、制空戦闘機の概念・ステルス機のメリットデメリット・仮想敵国の装備なんかどうでもよくて、政治的パフォーマンス最優先なのかと疑ってしまいます。
極東が緊迫していることに比べると、欧州は気楽で羨ましいものです。
(2025年2月4日 イギリス右派「リフォームUK」初の支持率首位に 世論調査 日本テレビ放送網)
>勝手に期待して失望したギリシャ、希望も勝手に向こうからやってきた
笑っちゃいけないけどほんとこれ
結局、大国の都合に小国は振り回され続ける
もう滅茶苦茶だよ。この世界。一番理想的なのは中立だとはっきり分かるんだね。
中立だからと安全とは限らず、アメリカだろうかどこだろうが、中立国に平然と侵攻するのは歴史が証明しているし…
そして中立という事はいざという時、(真剣というか真面目に)助けてくれる(助けようとしてくれる)仲間が居ない事に
中立が一番最悪って感じ
最悪、周辺国全てが敵になる可能性もありますからね >中立
中立を保つにはスイスやフィンランドみたいに綱渡りを続ける外交力が必要ですが、本邦ではねえ・・・
今の世界がいくら無茶苦茶とはいえ、中立国に侵攻するような終わってる時代は流石に過去のものでは…
根拠のない思い込みに過ぎないのでは?
スウェーデンやフィンランドがウクライナ紛争が始まった結果、中立政策を事実上放棄してNATO入りを云々という事実もありますし
普通に考えて、敵か味方かわからない存在は、計算できない分、一番嫌悪(憎悪)されるものです。
スイスは、地勢と地政学的上の位置、何より国民皆兵で下手に手を出せば厄介だから成り立ってるだけ。日本の地政学的な地位、経済力、技術力の高さで、中立ですなんて言って、「はい、そうですか。」なんてなる事はありません。
世界の列強に数えられていた戦前ですら、ソ連と不可侵条約結ぶほど、多少面作戦は忌避したんです。中立を言い出すので有れば、少なくとも徴兵制、予備役制度、核武装は避けられないと思ってください。
流石に一番嫌悪、憎悪は無いでしょう。大人しい空気みたいな存在(侵略を試みる勢力にとっては非武装中立はカモ)では。
一番かはわかりませんが、中立といっても色々ありますしね。
全く何もしない、ならまあ空気扱いされるかもしれませんが、それって場合によってはどちらの陣営、関係国と貿易もしない、出来ないって事になりますよね
中立をどう扱うかを決めるのは、現実には戦争当事者たちなんですから、貿易=その陣営に加担と認識される可能性だって十分あります
相手側との貿易をやめろ、利敵行為とみなすぞ、と言ってくることは普通にありえますし、
まあ自分たちの戦争で儲けてると認識されたら、そりゃまあ、ある意味一番恨まれる事もあり得るかと
あとは、中立という名の蝙蝠外交もそうかもしれませんね
こちらは当然一番恨まれるかもしれませんし?
実際、米中や米北の間で蝙蝠外交をしまくった、韓国の文前大統領に対して、1期目のトランプ大統領や北のあの人や、習主席がどのように評したか、対応したかを考えると
中立といっても色々ありますし…
全く何もしない、ならまあ空気扱いされるかもしれませんが、それって場合によってはどちらの陣営、関係国と貿易もしない、出来ないって事になりますよね
中立をどう扱うかを決めるのは、現実には戦争当事者たちなんですから、貿易=その陣営に加担と認識される可能性だって十分あります
相手側との貿易をやめろ、利敵行為とみなすぞ、と言ってくることは普通にありえますし、
まあ自分たちの戦争で儲けてると認識されたら、そりゃまあ、ある意味一番恨まれる事もあり得るかと
あとは、中立という名の蝙蝠外交もそうかもしれませんね
こちらは当然一番恨まれるかもしれませんし?
実際、米中や米北の間で蝙蝠外交をしまくった、韓国の文前大統領に対して
途中で切れてた?
文前大統領に対して、米中や北がどんな対応をしたかを考えると…
そうでしょうか。
元々ソ連と対抗するつもりで防共協定を結んだのに、ドイツが独ソ不可侵条約を結んだので慌てて日ソ不可侵条約を結び、独ソ戦が始まるや日中戦争が終わりもしないのに関特演を発動して北進を企て、南進にあたっては本来の目的である英蘭だけでなく英米不可分論を採用して米国にも攻撃をかけてしまった我が国が多正面作戦を忌避したと。
自分の思想を通したいがためなのでしょうけれど…
当時の国際情勢、貿易内容、日本人が置かれている状況と心情、何より時系列を完全に無視したうえで、
意図的に時系列も入れ替えてるのはどうかなと思う
何処がおかしいですか?多正面作戦を忌避しているようには見えないという点だけに絞って割と真面目に書いていますけど。
戦闘機売買が完全に外交の道具になって、肝心の各国空軍が蚊帳の外にされているような…
あくまで将来に対する投資をするつもりがあるならコスパが悪いTranche1のアップグレードの検討したって良いと思うんだがな。物価が上がっているし完全新規で製造するよりまだ費用が低減出来そうだけど。
ここで求められてるのは戦力としての機体よりも「新規生産能力の維持」でして…
ユーロファイターって基本的に、Trancheが変わるのは、車のモデルチェンジみたいなものでほぼ別物なのでは?
機体そのものが違う感じで、Tranche1の機体を弄ってもTranche2になったりはしない気が
ドイツのちゃぶ台返しを見ると、投資リスク分散での国際共同開発も相手を選ばないとぶち壊しというのが分かる一件ですね。
ドイツは理想を優先しすぎて現実を見ずというのが最近目立ちますね。その内取り返しがつかないことになるんじゃないかな。
フランスとの戦車計画もそうだけど、ドイツって理想ではなくて単に、その場その場の自分の感情や都合を最優先してるだけな気が(汗
逆のように感じますけどねえ。
ドイツ人は杓子定規で融通が利かないような。
ユーロファイターをサウジに売る、納得いかないからやめさせる、中東情勢で都合が悪くなったからやっぱり売るとかしてるドイツを見てると、自分の都合による融通が利きまくってると思います
自国の倫理基準や判断が第一で他国の都合に遠慮や配慮がないという点で、融通が利かないという意味です。
そういう事を、融通が利かないって言い回しは普通しませんよ?
ドイツのエネルギー政策を見てると、なんなんだってなりますけど。
相変わらずイスラエルへの武器供与は継続している時点で理想もへったくれも無いかと…
今度はドイツ抜きで本当に良かった。ドイツがいたら今頃GCAPは分解してただろう。
ずっとエルドアンは権威主義に傾倒してたしそこと取引してたのはどうかと思うが
政敵逮捕は流石に一線超えた感あるし距離を取るいいきっかけにはなるんじゃないの
とはいえアメリカをアテにしないつもりなら尚更トルコは切っても切れない国だと思うんですけどね…
そもそもこれを歓迎しているのが対立関係にあるギリシャだけですし。
紛争や特定勢力の武力弾圧に用いられる可能性があるなら輸出を承認しないとする一方で、政府が公式に「イスラエルを支援する事は我が国の国是だ」と表明する国がドイツですからねえ…
英国もサウジやトルコ向けの輸出を認めなければタイフーンの英国生産部分を供給しないぞとi今流行のドイツ相手にディールしよう
英はとりあえずラインが維持できる最低限の購入をすりゃいいのに
GCAPまでのラインがーとか言ってるけど雇用を盾に小細工して遅延したら日本が離脱しちゃうよ?
戦闘機を製造する技術を維持したければ、グリペンEやKF-21、J-10Cなどを参考に4.75世代(仮)を目指すしかないのでは…
TeXのバージョンみたいに4.99世代とか小数点以下が増えていきそう。
売る側としては陳腐化しているように見えると困るので、数字を大きくしたり、あの手この手で見栄えを良くするでしょうね。
エルドアンがアレとはいえ、共同開発で疎まれるようなことをするドイツくんさぁ…
英国は英国で韓国がアルゼンチンにFA50を輸出しようとした時に妨害した実績があるので、同じ穴の狢ですな
英国に関してはドイツみたいな綺麗事の理由ではなく、アルゼンチンが敵国だから自国製の装備が含まれたものは輸出させないって話なのでおかしくはないかと。
その結果FA-50より高性能なF-16を導入しちゃいましたけど…
英国・アルゼンチンは、日本の教科書に載るくらいのガチな戦争して今だに関係改善してないというか、仲の悪い間柄だから、これは仕方ないかと