カナダのカーニー首相は「もはや米国は信頼できるパートナーでないのは明らか」「米国との安全保障や貿易関係を幅広く見直さなければならない」と言及したが、英国のイーグル防衛装備担当閣外大臣は議会で「カナダにGCAPの門戸は開かれている」と発言した。
参考:UK open to Canadian involvement in new fighter jet project
参考:British Army contracts FPV drone fleet for strike training
現在の安全保障環境は予想もつかない大変動時代なので何が起きても不思議ではない
カナダはトランプ政権の不確実性、カナダ合併発言、関税問題に直面し、ブレア国防相は先月14日「空軍の要求要件を満たすプラットフォームとしてF-35Aを選定したが、我々は他の選択肢も検討している。全てをF-35Aで更新する必要があるのかどうかだ」と発言、カーニー首相も「カナダの安全保障が米国に偏りすぎている」「国防予算の約80%が米国製システムの調達に費やされている」「これを多様化する必要がある」「F-35Aの代わりとなる戦闘機を検討するのは賢明でカナダの利益にもなる」と述べ、欧州との関係を強化して米国依存を引き下げることを示唆。

出典:Mark Carney
さらにトランプ政権が先月26日「5月3日までに米国へ輸出されている全ての自動車、エンジンやトランスミッションといった自動車部品に25%の関税を課す」と発表したため、カーニー首相も「米国・メキシコ・カナダ貿易協定に違反する行為」「トランプ政権が4月2日に予定している関税措置の詳細発表後に報復措置の戦略を発表する」「今直ぐ何をやるか手の内を明かすつもりはない」と述べた。
カーニー首相は対応を議論した会議後、記者団に「もはや米国は信頼できるパートナーでないのは明らかだ」「米国が課す関税が恒久的なものであれば米国との安全保障や貿易関係を幅広く見直さなければならない」「包括的な交渉によって信頼関係を再構築できるかもしれないが、もう元に戻ららないため米国依存を大幅に減らさなければならない」「これまで不可能だと思われてきた見直しを見たことがないスピードで実行する必要がある」と述べていたが、トランプ大統領との電話会談後「建設的な話し合いが出来た」と米国批判のトーンを引き下げている。

出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Andrew Lee
但し、カナダと米国の関係が「依然のような親密さ」に戻るとは誰も考えておらず、特に安全保障分野での米国離れと欧州接近は継続される見込みが高く、英国のイーグル防衛装備担当閣外大臣は議会で「カナダにGCAPの門戸は開かれている」と発言した。
イーグル大臣はチャドウィック議員(自由民主党)からの質問に答える形で「カナダはGCAPのパートナーではないが門戸は開かれている」「GCAPの正式参加国=英伊日は他国との協力に前向きだ」と述べ、英ディフェンスメディアのUK Defense Journalも「カナダはGCAPの初期参加国に含まれていないものの、英国とは安全保障上の深い繋がりがありファイブアイズの加盟国でもあるため、一部のアナリストらは『将来的にカナダがパートナーになると考えるの自然だ』と指摘してきた」と報じている。

出典:GlobalCombatAir
カナダがGCAPに関心を示している証拠はなく、仮に関心があっても「対米関係と対欧州関係のバランスをどこでとるのか」など政治的な調整が必要なため、直ぐにGCAPへのカナダ参加が議論の対象に浮上するとは想像しにくいが、現在の安全保障環境は予想もつかない大変動時代なので何が起きても不思議ではない。
因みに英国防省はFPVドローン本格導入のため緊急調達契約を授与、この契約は5インチ、8インチ、10インチのドローンを60機つづ調達し、基本的な陸軍のFPVドローン能力を短期間で開発することが目的で、ノルウェー軍陸軍も3月に実施した冬季演習中に「ドローンを使用して戦車にテニスボールを落とす訓練を実施した」と発表した。
Krigen i Ukraina har for alvor vist viktigheten av droner. Under vinterøvelsen Joint Viking 2025 har Hærens styrker fått brynt seg på de flyvende truslene.
Droner er sentrale i moderne krigføring. De små farkostene er vanskelige å oppdage.
De brukes til å få oversikt terrenget fremover og over fiendens posisjoner og kapasiteter. Og de kan frakte utstyr og medisiner.
Men de kan også utrustes med eksplosiver. Under Joint Viking var eksplosivene byttet ut med tennisballer.
Droner er nåtiden på det moderne stridsfeltet, og Hæren ruster seg for å møte den.
– Under Joint Viking har vi brukt droner for å droppe tennisballer for å simulere at noen blir sluppet eksplosiver på. Både rød og blå side har blitt utsatt for dette under øvelsen, sier Sigurd, som er fagsjef droner i Hæren.
Med rød og blå side menes hvilken rolle deltakerne har. Rød side spiller fienden, mens blå side spiller allierte styrker.
Hæren har brukt dronesvermer til å teste styrkene under øvelsen. Det gjorde de i samarbeid med Forsvarets forskningsinstitutt og Morgendagens kampenhet ved Combat Lab i Hærens våpenskole.
Man skjønner ofte ikke hva det er før man blir truffet av en drone.
– Fire vogner som står tett, er et lett mål, så vi må utvikle stridsteknikken, sier Sigurd.
– Styrkene har blitt utsatt og kjent på dronetrussel. Det er et veldig viktig moment å øve på, sier Tor Sellevold, midlertidig sjef Combat Lab.
Sigurd leder an som fagansvarlig for droner i Hæren. Under Joint Viking 2025 tok han og Combat Lab dronekrigføringen til et nytt nivå. De har gitt direkte støtte til styrkene på bakken, og samtidig overvåket soldatenes stridsteknikk.
Øvelsesdeltakerne måtte gjøre flere justeringer for å beskytte seg mot dronene.
– Vi har gitt dem tilbakemeldinger på hvordan de kamuflerer seg, spredning og narretiltak, sier Sigurd som så en stor utvikling under øvelsen:
– De samme menneskene som vi utsatte for dronetrusler de første dagene, gjorde masse utbedringer. Da vi kom tilbake, merket vi utrolig stor forskjell. De har gjort en kjempegod jobb, og jeg vil særlig trekke frem Stridstrenbataljonen, sier Sigurd.
Forsvaretさんの投稿 2025年3月24日月曜日
もうFPVドローンは「弱者の兵器」や「対戦車兵器の代用品」ではなく陸上戦闘の主要ツールで、歩兵からリスクが高い直接戦闘任務の一部を解放することが出来る上、システムコストが安価なためウクライナやロシア以外でも急速に導入が進んでいる。
2022年以前に「小型ドローンが短期間で陸上戦闘のやり方を変える」と予想した者はおらず、仮にドローンの将来像を提示されても「そんなのは遠い未来の話だ」と真面目に受け取ることはなかった思うが、今回のことで「実戦の結果は全ての認識を覆すだけの説得力がある」と痛烈に実感した。
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※アイキャッチ画像の出典:GlobalCombatAir
インドがGCAPへの参画に意欲を示しましたね。
「船頭多くして船山に上る」にならなければ良いのですが。
日本が要求する「期限までに完成機を納入する」を1stフェーズと定義して、そこまでの開発は既存の参加国で迅速にやる。そこから先の2ndフェーズ、新たな参加国の要求を考慮した改良型や機能・装備を盛り込む…とかでは駄目なんですかねぇ
多分だめでしょうね。
技術的独立性とそれを担保する技術力の確保が急務になってる現状を考えるとサウジもインドも欲しいのは技術とそれに関する知的財産権でしょうから『好みの改良型を作ってあげるよ』には然したる魅力を感じないのではないかと。
どこまで本気か分かりませんがいっちょ噛み出来そうなとこにはダメ元で粉かけとこうって考えでしょう。
GIGO設立条約を締約すれば一応船頭にはなれますが、GIGO運営委員会の決定は多数決ではなく全会一致が原則なので、2035年デリバリー開始のスケジュールを阻害するような仕様変更要求は拒否されて終わりです。
開発期間中の仕様変更要求はGIGO実施機関において変更による開発期間や予算への影響が検討され、運営委員会はその報告を受けて判断を下すことになります。資金拠出での事業参画になる非締約国の場合は、実施機関へのアクセスに運営委員会の承認が必要になります。
まあ、山には登らないでしょう。
加えてまず加入するのに締約国の全会一致の合意が必要なので…
船頭増やすのは愚の骨頂なので、買い足し行列に一番で並ぶ権利くらいで勘弁してほしい。
ノックダウン生産やライセンス生産、ことによれば技術支援までは妥協できても、要件と開発と知財は絶対無理ですね。むしろ開発期間や配備の妨害を兼ねた敵対行為、敵対国とみなすべき。
カナダ単独で、外交リスクを背負って決断してくれて、日本の防衛産業に商機が拡大するならば美味しい話に見えますが…
カナダが、お客さんになるならば有難うございますという感じですが、最終的にどうなりますかね?
追記です。
カナダの製造業は、新規受注がボロボロで、かなり厳しくなりそうですね。
>世界的な貿易戦争拡大で新規受注がコロナ禍開始直後以来の落ち込みを示し、2023年12月以来の水準となった。
>生産指数は45.7と2月の47.5から低下、新規受注指数は20年5月以来の水準となる42.3に下げた。
(2025年4月2日 カナダ製造業PMI、3月は1年3カ月ぶり低水準 貿易戦争拡大で ロイター)
他に興味を示している国々よりはカナダの方が受け入れやすくはありますね
政治的に
口出さずに買うだけにして…
これ以上注文付ける国増えたらプロジェクト瓦解まったなし
だんだんGCAPがF‐35やF‐47の代わり扱いになってきている様な…
F‐47はモンキーモデルを売りつけると公言されているし、そんなん誰が買うねん、と
じゃあ代わりの第6世代機と言ったらGCAPになっちゃうのか
GCAPが始まった時は、開発国以外買わないとか、輸出大苦戦とか予想してたのに、まさかこんな存在感を出す計画になるとは考えられなかったなぁ
FCASのこと、時々でいいから、思い出してください……
下手にGCAP開発に参加するよりF-35に賭けた方が安牌な気がする
アップデートがままならず最新バージョンがいまだに訓練飛行にしか使えない機体は安牌ではなく危険牌でしょ
F-35は損切りするには手遅れなので将来的にはそれなりのレベルまで仕上げることが確約されているけど、GCAPは初号機さえ完成していない段階なうえカナダの参加自体が懸念要因なのでね。
日本がGCAPから抜けて単独で完成させたとしても、GCAP側に残ったカナダは何も得られないことになる。
賭けてる時点で普通「安牌」とは言わないんですよ…。
麻雀ご存知なくて何となく雰囲気で使ってるのかもしれないけど。
完全に雰囲気で使っていました。ごめんなさい
「アメリカ抜きでやろうぜ」というのは別に構わないんですが、
それを主導するのがあのイギリスだというのは個人的に感覚ではまったく信用出来ない訳で。
EECに対抗して旗降りしてEFTAを作ったのに、不利だとみると真っ先に脱退してEECに入り込み、さらにはまたもやそこから離脱という過去を知っていれば、「イギリスは信用できるパートナーでは無い」と誰かに皮肉られても返事が出来ないかも。
まあ「国家間に真の友人などはいない」、全ては利益関係に過ぎず是々非々でやるのは当たり前の事だよ、と言われればそれまでですけど。
次は豪州
豪はカナダほどアメリカと仲たがいしてないけど太平洋域へ首を突っ込みたいならGCAPが最適(なはず
先日インドからもGCAPに参加できないか打診があったとニュース来てましたが、今度はカナダですか
GCAPへの引き合いが強まってるのはそれだけGCAPが順調に進んでいると国際社会で見なされている証左かと
それにカナダであれば完成後の売り先としては申し分ないですね
日本からも準同盟国の豪州に売り込んだりしてもらいたいですが流石にアメリカが怒りそうでしょうか
恐らくインドの件は日経の報道(インドがGCAPに関心を示してる)のことだと思いますが、この情報の出所はインドの防衛関連の週刊誌=Indian Military Reviewで「AMCAプロジェクトを強化するためGCAPへの参加を検討している」「これに参加すればエンジン開発の効率が向上して2035年頃まに独自のAMCAを完成させることができるかもしれない」「同時にGCAPへの参加は印防衛産業の自立性や、国際協力と国内開発のバランスをを損なう恐れがある」「インドは技術的平等と先進システムへのアクセスという利益、戦略的自主性、地域の脅威に対応するため航空戦力を強化という要素を天秤にかけて判断しなければならない」と述べており、今のところインドメディアや海外メディアでも「GCAPに参加できないかインドから打診があった」という報道はありません。
管理人様コメントありがとうございます。
自分が目にしたのは産経のネット記事(<独自>日英伊共同開発の次期戦闘機にインドも参画意欲 日本は受け入れに慎重)でしたが文中には日印外交筋からの情報とあり、
上記で提示いただいた情報源とは別口と感じますがどうでしょうか。
インドが英伊より先にクアッドで関係のある日本に声をかけること自体はあり得ると思いますし
インドの参加を快く思っていない日本側が日本メディアに情報流して話題にさせることで、
海外に先行して日本国内で話題になるという流れは不自然ではないと思います。
管理人様が上記記事を情報源と断定された根拠があれば伺いたいです。
産経の記事もあるんですね。不勉強でした。教えて頂きありがとうございます。
どうでもいいんですけど、管理人様なんですか?
あとでマヌケに見えるので言い訳しておくと、私が見たときにはエイプリルフール用?のハンドルでした。
さすがイギリス隙は見逃さない。
これが実現したらアメリカにとっては潜在的な包囲網になる。アメリカとしてはいくぶん面白くないかも知れないが孤立主義とはこういう事だ。
勝手に日本の気持ち代弁しないで…
残念ながら国際社会とやらでは、お気持ちをぶち撒けない方が悪いことになっておりますので…
メテオスイーパー
そもそも完成するのか、仮にできたとして使い物になるのか…
GCAPが想定通りの性能を得るには、エンジンが開発出来るかにかかっている。
裏を返せば、エンジンの完成度如何によって、その時のGCAPの性能、搭載パーツのレベルが決まる。
気になるのは、Eurofighterの時点でEJ200から30年程度、推力が向上していないことで、十数年前の構想段階で止まっていそうなことですね。
最早中国相手に技術や経験値で負けてないですかと…
XF9-1で、大きさと推力で目処はついてもその知見を利用して、発電力、整備性、コストの点で製品化にまでこぎつけるのがたぶんRRの役割でしょう。
これがうまくいかないと、2035年に配備される機体は5世代+αくらいに留まり、6世代になるにはエンジン換装後のアップデートを待た無くてはならないかもしれません。
XF9は発電能力も重視されててそれなりに結果を出してたような気がしますが。
RRの役割は信用付与、もうひとつあるとすれば「そんな整備ができるのは日本だけ。もうちょっと手加減して」ってIHIに教えてくれることじゃないでしょうか。
発電力についてRRが素晴らしい技術を持っていたとしても、それを容れたら今回は間に合わなくなっちゃうんじゃないかな。運用してればどうせなにがしかの拡張はするんだし、まずは飛んでミサイル撃てれば良しとして、期間短縮が最優先でしょう。
E2SGは原理的には極シンプルで機械的伝達系とかが少ない「筋のいい」技術ですし、既にある程度実証済み。
そしてIHIも同種の技術であるテールコーン内蔵電動機で大電力を達成しています。川重もXKJ301に組み込みジェネレータを搭載する予定。
2社、あるいは3社が協力すればどう悪く見積もっても「ジェネレータとして必要最低限の出力」は達成できると思うので(スターターとしての能力不足やジェネレータ出力の目標未達、永久磁石の寿命不足くらいなら初期生産分は妥協可能)、組み込まないのはむしろ開発の難易度を上げると思いますね。
カナダが参加した場合日本(アジア太平洋)~カナダ(北米)~イギリス・イタリア(欧州)と
地理的にも連続するので西側の団結を”米中露”に対してより鮮明に示すことになりますね。いいことだと思います。
これ以上、開発国増やしたら手続きとか配分とか問題になりそうだけどな。サウジは資金力が有るけどカナダって何かあるの?メープルシロップ舐めてるイメージしか無い。
カナダといえばボンバルディアがあります。
ボンバルディアってチームテンペストの一画なんですよねぇ…
原油を売っていただいているサウジ様を納期を理由にお断りしている日本が大して価値の無いカナダの参加を認めるとは思えんな
軍事的には豪に完成品を販売が精々、印は技術抜いたらサヨナラでしょ
そもそも伊からしたら仕事が減るだけじゃん
英は本当に舐めた立ち回りするよな
カナダは開発や生産の分担でゴネて掻き回さない程度には身の程わきまえてると思うぞ。大人しく購入の優先権と将来的な国内生産くらいで納得してくれるならいれても影響はないかと。
ここ最近のカナダを見ているとそれは流石に楽観的すぎるように思えたり
ウクライナがらみについてもある意味ではロシア以上に信用出来ないお勧めをしたウクライナにした英国が「信用出来ない」って言うのはとても滑稽です。
この上でカナダのご意見とかがはいったら日本側の要求などは文字通り踏み倒されるでしょう。
なにしろどこも日本のような広大な領海を防衛しないと駄目な国がない訳ですし。
いっそ日本は足抜けした方がよいと思われます。
まあ駄目でしょうね、この計画は。
まだこの段階でそこまで決めつけるのは時期尚早過ぎでしょ。
カナダは開発や生産の分担でゴネて掻き回さない程度には身の程わきまえてると思うぞ。大人しく購入の優先権と将来的な国内生産くらいで納得してくれるならいれても影響はないかと。
そもそも英国の計画であったテンペストプログラムは英国の望む英国の次世代戦闘機を開発するものでした。タイフーン等国際共同開発のゴタゴタの反省から英単独主導が大前提で、プログラム参画国には技術開放し同機を原型又は新規の独自開発を認めるという方針でした。
英国は日本保有の要素技術に注目し参画を打診してきていましたが、日本側は次期戦闘機計画の海外支援企業に選定したLMが全面的技術移転を拒否したため、日本とテンペストプログラム参画国(英伊瑞国)間で協力協議が行われました。日英双方の要求仕様が近かったことから日英伊三国(スウェーデンは最終的に離脱)によるGCAP開発合意に至ったという経緯です。
つまりGCAPの要求仕様は日英に主導権があり合意の上で決定済みであって、後日の参画国にはこれに干渉する権利はありません。それを認めたらタイフーンの二の舞で計画遅延は避けられませんから。
F35の諸問題が結局どうなるのかわからないところがあるし、GCAPもトラブったら困るな……
米軍が調達減らしたF35をGCAP潰しも兼ねて日本へ押し付ける説があるけど
トランプが本気で対中国を考えてるなら頼りない現行のF35を日本へゴリ押しする可能性は低いと思いたいが
トランプが我が国の都合を考慮するとは思えないのでF35を押し付けられることも想定して対応を考えるべきですね
カナダなら良いと思います
インドだけは勘弁
いつまでたっても完成しなくなりそうなので
インドさんにはAMCA頑張ってもらって、必要に応じてGCAPの技術や部品を(出せる範囲で)供与する方がお互い幸せな気がしますね。
素知らぬ顔して、TR4機を発注すればいいのでは。ブツが予定通り来ないならキャンセルできる条件で。
とにかく最近の米国製兵器は納期が酷すぎる。
でもインドはあれだけテジャスがgdっても諦めないのだけはスゴイよな。
こっちで開発したものを後から購入するのだったら多少割安で売ってやらんこともないが、開発段階で首突っ込んできたら一生買わせなくて良い。
お断りをするF-35Aの代替がすぐに欲しいと言われても、無理でしょう。
ここは、コンペで次点であった?グリペンの導入とライセンス生産に集中してもらうべきでは?
別にタイフーンでもラファールでも良いのですが。
米トランプ政権保守派にとってカナダは露プーチン政権のウクライナと同様で
地政経済的にも絶対に敵対勢力に寝返りさせない地域でしょう
将来的には最強の北米連邦を目指すなら加との関税戦争は5月までに終らせるか
米国の蚊帳の外になるかもしれない日本はGCAP等でEUと準同盟関係を目指す
日本の安全保障はよほどのことがなければ対米追従以外ありえないでしょ
トランプはモンロー主義って言われるけど太平洋を捨ててるわけじゃないのでね
よほどのことは今も起こりそうにない
戦闘機の国産プロジェクトはバックアップとかサプリメントの域を出ないし
そもそも戦闘機だけで安全保障が完成するわけでもない
基本的に日本は安全保障に置いて独自性は余り求められておらず
米帝の無茶振り(カツアゲ)に応えられる国力を養うことを考えるべきという環境
で、何十年放置し続けるんだよ、国内の諸問題と衰え続ける国力を……
米帝と一緒になって政界・官界・財界が多重に国民から搾取する腐敗したスキームが完成されている
この一点だけで疑いの余地なく自.民党はク.ソなんだ
それは正しいと思います。
それを部分的にも正すためには企業団体献金を禁止して利益団体との癒着を絶って、本当に国民と国に良いことを考え実行する政治が必要だと思います。
ただ、それを言ってるのは立憲ですがね。。
そこを何とかしたいと、民主党への政権交代があったのですが。
なんか空気読めない変な人を総理にしてしまったため、色々とぶち壊してしまいました。更に運悪く東日本大震災が起こり、原発事故の対応の拙さなど色々とあって、また自民党政権に戻ってしまいました。
それ以降、政権交代の機運がしぼんでしまいましたね。
最初から野田総理だったら、民主党政権は存続してたかもしれませんが、それは誰にも分かりません。
民主党議員の平均的な質が劣悪すぎて、政権維持はどのみち無理だったでしょう。
でもってカレー味のウンコ食って死にそうになって、ウンコ味のカレーで我慢するようになったのが今の自民党政権。
「正式参加」と「他国との協力」をわざわざ分けてる時点で英国としても「4カ国目の対等な正式参加国」としてカナダを迎え入れる気はないんでしょう。
そして日本だってカナダ辺りが完成品輸入や多少のワークシェアや自国分の微改修くらいの見返りで導入するなら嫌とは言わんでしょう。
カナダとは防衛装備移転協定結んでませんので現状だとハードルがありますが、そこについても昨年末から色々動きがありますし。
ただ当のカナダとしてはCF-18の更新が待ったなしなのでGCAPを10年以上のんびり待つ余裕はないでしょうね。
F-35を最低限必要な数揃えて、残りは中古の欧州機でも手に入れてつなぐとかが理想でしょうが米仏がそんな虫のいい話に乗ってくれるとも思えませんし。
グリペンC/Dでは流石に力不足でEだと丁度いい中古はなさそうだしそもそもエンジンがほぼ米製。
英伊がユーロファイターを安価&メンテ負担でリースするくらいの捨て身の営業とか掛ければワンチャンあるかもですが。
アメリカが信用できなかろうがトランプが嫌いだろうがカナダは地政学的にアメリカと付かず離れず以外の選択肢は無いような
海をわたって中露が攻めてくるのに備えるのにアメリカよりイギリスやEUの手を取ろうとするのはなんかズレてない?
カナダは誇り高きロイヤリストの国
叛乱植民地人共には決して屈しない
ジョージ王万歳!
北極海を越えて、ロシアがカナダに上陸するって、北海道にロシア軍が上陸するより難易度爆上がりですな。
カナダはあくまで長距離爆撃機やミサイルの通り道。
…そこには日英伊沙加印共同開発のGCAPの姿が
(なお開発分担で揉めて未だ実機は存在せず)
英連邦標準ステルス戦闘機の可能性、ワンチャンあるかもしれない?
日本が抜けてもやっていけそうだな
F-2がF-16原型の別機種になったみたいに、GCAP計画ベースの独自機体になるのはありえそう。
テニスボートってなんなんだと30分くらいスウェーデン語と格闘したが、動画見たら数秒でtypoが理解出来た…。
あと何回弾丸を躱してもトランプ政権は4年間しかないし、法改正して延長しても2年がせいぜい。
次期政権、その後の将来に渡ってもトランプの方針が継続するとはとても思えない。
集団安保も戦闘機も数十年にわたる長期的な政策なのだから、トランプのような色物の出現を理由に長期的にアメリカを切ろうなんて、安保当事者が本気で考えるとは思えない。
第一次冷戦においてもアメリカの対ソ姿勢は二転三転した。トランプも一時的なデタントのようなものだと思う。
だから欧州やカナダのこういった動きは、あくまでもアメリカに圧力をかけるためのブラフじゃないか。
プーチンがいなくなればロシアは…とか思っちゃうくらい、トランプがいなくなれば米国はマシになるとか希望的観測はどうかなあ。次はヴァンス政権かもしれないのだし。
信用と言うのは崩すのは簡単だけど、取り戻すのは大変だからなぁ。大統領変わっても、いつ信用を取り戻せる事やら・・。
ブラフは、ブラフと見破られたら効果がありません。
結局、本気でやるしかないのですよ。