欧州関連

ウクライナがEU資金で新型グリペンを20機調達、スウェーデンは旧型16機を供与

ゼレンスキー大統領とクリステション首相は28日「グリペン調達に向けた防衛協定の締結」を発表し、最初のステップとしてグリペンE/Fを最大20機調達する予定で、スウェーデン政府も「ウクライナが予定通りグリペンE/F調達を行えば二国間援助としてグリペンC/Dを16機供与する」と発表した。

参考:Ukraine and Sweden Agreed to Launch a Defense Deal Providing for the Procurement of Gripen Fighter Jets
参考:Ukraine to procure Swedish fighter jets
参考:Ukraine to buy 20 new Gripen jets, Sweden to donate older jets sooner

バランスをとるためにラファールF4購入にも同額の資金を割り当てる可能性が高い

ウクライナとスウェーデンは2025年10月「グリペンEを100機~150機調達するための意向書」に署名したが、これは「グリペンEの購入を正式に要請する」という意味合いで、クリステション首相もヨンソン国防相も「両国は購入に向けた最初のステップとしてグリペンE購入資金の調達方法を検討している」「(仮に商業契約が締結されても)150機全てを1度に納入するのは不可能だ」「スウェーデンでのグリペンE生産は始まったばかりで発注から納品まで3年はかかる」「(今回の意向書署名は)グリペンE購入に向けて準備と意欲を示しただけで実際のプロセスはこれから始まる」と強調。

出典:President of Ukraine

スウェーデン国内ではグリペンE/Fの機体単価について「推定5億~6億スウェーデン・クローナ」と言われているが、タイはグリペンE/Fを4機取得するため5.5億ドルの契約を締結しているため、関連費用込みの取得コストは限りなく1億ドルに近く、恐らくグリペンEを150機調達するためには300億ドル=4.7兆円近い資金が必要で、これをどうやって調達するか確定させないと商業契約に向けた協議は始まらないし、スウェーデン側も「100機~150機製造して納品するには10年~15年はかかるだろう」と述べており、管理人は「調達規模を小分け(10機や15機)して資金調達の困難さを引き下げてくる」と予想した。

ゼレンスキー大統領とクリステション首相は28日「グリペン調達に向けた防衛協定の締結」を発表し、最初のステップとしてグリペンE/Fを最大20機調達する予定で、この調達が可能になったのはEUのウクライナ支援融資900億ユーロを阻止してきたハンガリーのオルバン首相が退陣し、これを後任のマジャル首相が承認したためで、ゼレンスキー大統領も「グリペンE/F調達にウクライナ支援融資から25億ユーロを割り当てる」と言及、スウェーデン政府もプレスリリースの中で「ウクライナが予定通りグリペンE/F調達を行えば、スウェーデンは二国間援助としてグリペンC/Dを16機供与する」と発表。

出典:President of Ukraine

まだウクライナとスウェーデンは正式な調達契約に署名したわけではないが、ウクライナへのグリペンE/F初号機納入は2030年、グリペンC/D初号機納入も10ヶ月以内(2027年3月まで)を予定しており、ゼレンスキー大統領は「意向書で規定された150機全ての調達を行う」「神のご加護があれば十分な資金を確保できるだろう」と述べた。

ちなみに、EUがウクライナに無利子融資する900億ユーロは2026年~2027年をカバーする資金援助で、900億ユーロの内約600億ユーロは防衛・軍事支援向けの資金となり、ウクライナおよびEUの防衛産業能力強化や防衛製品の調達に使用することができ、装備調達はウクライナ国内もしくはEEA-EFTA諸国を優先することになっている。

出典:President of Ukraine

EUが支援する資金をスウェーデン製戦闘機の購入に割り当てたということは、バランスをとるために「2025年11月に署名した仏製装備品取得に関する意向書」に含まれるラファールF4購入にも同額の資金を割り当てる可能性が高い。

関連記事:仏メディア、ウクライナへのラファール売却は資金調達のアイデアが欠けている
関連記事:ゼレンスキー大統領、フランスでラファール100機購入に関する意向書に署名
関連記事:ゼレンスキー大統領、グリペン、ラファール、F-16の調達協議を行っている
関連記事:ウクライナがグリペンE購入を要請する意向書に署名、問題は購入資金の調達

 

※アイキャッチ画像の出典:President of Ukraine

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コメント

  • コメント (32)

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    • RED
    • 2026年 5月 29日

    グリペンE、なんだかんだで着実に実績を積み上げていってるな。まあアメリカの自滅の要素も一応はあるが、見方を変えれば政治的要因が無ければ選ばれる立場ではあったとも言える。

    ワンチャン残ったF-15Jの近代化打ち切ってこっちにできんもんかね。航続距離はE型なら十分実用レベルだと思うが。
    F-2は「ASM-3がインテグレートできるなら」F-15EXで。

    正直、次世代戦闘機の必要性には疑問を感じていて、無人機の統制役は何も複雑な戦闘機である必要性はないし、そもそも戦闘機である必要すらないのではないか、と。
    そうなれば、有人機の役はどぶさらいかここ1番の大舞台になる。

    16
      • SB
      • 2026年 5月 29日

      各国はつなぎで無人機の統制役を4~4.5世代機に付与しているだけで、将来的にはステルス機は必須になると思います
      戦闘機が不要になるとしてもB-21みたいなステルス統制機になるでしょう

      理由は単純で、非ステルス機だと敵対するUCAVかその統制機から射程200~300kmの中距離ミサイルが飛んでくるからです
      今は良いでしょうが、F-15Jのつなぎでなく代替としてのグリペンEは、早晩東アジア地域での活動は難しくなると思います

      米軍みたいに空域を制圧してくれる戦闘機がいくらでもいるなら、(ステルス機と比べると)安価でUCAVやミサイルのプラットフォームに使える機体は良いと思うんですけどね…

      22
        • RED
        • 2026年 5月 29日

        確かに統制プラットフォーム+前線無人機、の組み合わせならそうなんですが、「通信中継ドローン」というものが絶対に運用されるようになると自分は思ってまして。
        そうなると距離を敵空対空ミサイルの射程よりもかなり後方に置けるようになるし、なんなら場合によっては空中に管制を置く必要すらなくなるので、実質ステルス性もへったくれもなくなる。

        5
          • SB
          • 2026年 5月 29日

          厳しいと思います

          例えば統制機側の高度が18000m、子機側の高度が4000mなら標準大気での電波見通し限界は800kmですが、これは理論上の限界なので実用上は500〜600kmまで落ちます
          さらにこれに敵の電波妨害やアンテナ利得も関係するので届く距離は更に落ちます

          500km程度ならおそらく将来の長距離ミサイルで普通に狙われる距離ですよ

          3
            • RED
            • 2026年 5月 30日

            なるほど。後方への実質的な展開距離には限界があると。それは私の考証不足でした。

            ただ問題は、500kmも離れてたら本格的なステルス機でなくとも、戦闘機に積めるレベルのレーダーで正確な補足が出来るか?なんですよね。
            Su-57クラスの大型機に積めるレーダーでさえ400kmとなると、今後の技術進歩や大型化を加味しても、理想的な環境下でようやくといったレベルの遠さですから。
            確実に捕捉できるだけの大きさの機体を作れば単機のコストが増大します。

            しかも首尾よく補足できたとして、ミサイルの最大射程は「燃料を使い切ったあとの慣性」も含めての理想的な条件下における理論値なので、ギリギリだとミサイルの機動力は殆ど失われていますし、そもそも届かないかもしれない。
            この距離で十分な機動力を維持できるミサイルを作るとなると恐ろしく巨大になるのは避けられないでしょう。補足するレーダー役も含めて扱うドローンの巨大化も必至です。

            更に敵無人機の空対空ミサイルによる運用ドローンそのもの、或いは発射したミサイルの迎撃もあるでしょうから、実際に後方の機体に対してうまく命中させる難易度は更に跳ね上がります。纏まった数で圧倒するなら単騎がもっと巨大になる、或いは膨大な数を用意しなくてはならない。
            これでは「低コスト」とは程遠い本末転倒な事態になるでしょう。

            想定したコンセプトを逸脱して性能を欲張ると碌なことにならないのはどこでもいつでも同じです。「一撃(或いは単機)で戦局を変える銀の弾丸」などには期待せず、性能の適切な割り切りをするのが大事だと思います。

            3
              • SB
              • 2026年 5月 30日

              >>ミサイルの最大射程は「燃料を使い切ったあとの慣性」も含めての理想的な条件下における理論値
              はい、そのとおりです。ただし私が書いた通信距離も理想化条件下の最大値に近いものです

              敵が妨害電波を更に強めれば余裕で100km、200km代になるでしょう

              そして一つお忘れでしょうが、これはあくまで統制機から子機への通信だけです。本当に統制するなら子機側から統制機に対するリアルタイム通信が必要です
              統制機は比較的安全な空域で大型で強力な送信機を使い、常に子機側にアンテナを向けていれば良いでしょうが子機側はそうもいけません

              そしていくらミサイルの射程が理論値と行っても撃たれたら撃たれた側は回避する必要がありますし、その回避機動によって機体が傾けばアンテナ利得も落ちます
              例えばLink16なら利得低下が10dbなら通信距離は0.32倍まで低下します。500kmベースなら160kmですね

              結局遠距離から戦闘機動をするUCAVをほぼリアルタイムで統制するのは現状の技術や制約だとかなり難しいです。全自動、半自動で任せるならまた別ですがこれは技術よりも政治とか交戦規則の問題になってきますね

              12
      • 匿名希望係
      • 2026年 5月 29日

      新規の機体をふやすと整備の負担増えるからね。
      まだPre-MSIPを近代化して運用した方が相対的には安くなると思うぐらいには

      7
      • バーナーキング
      • 2026年 5月 29日

      E型で航続距離が伸びたといってもF414単発ですから対艦ミサイルはもちろん、AAMをフルに積むだけで航続距離は結構落ちそう。
      日本だと「スクランブル専用機としてなら使えんこともない」程度じゃないかなぁ。
      そして日本にスクランブル専用機を抱える戦闘機枠の余裕はないでしょう。
      LIFT機(戦闘機枠に数えない)として導入してしれっとスクランブル兼任…とかならありかもですが、F-15MJ(JSIでなくても)の代わりは厳しいのではないかと

      7
      • YF
      • 2026年 5月 29日

      たしかにオーストラリアはMQ-28をE-7と連携する事を検討してますし、川崎で開発しているCCAはP-1のと連携を検討してます。CCAの統制機は戦闘機である必要はありませんが、この手の機体は中国の持つ長距離空対空ミサイルPL-15・PL-17に対しては非常に脆弱です。そして相手が第6世代戦闘機+CCAで挑んできた場合あきらかに不利になります。
      戦場でのサバイバリティを考えた場合、第6世代戦闘機は必要だと思います。
      それとCCAの統制だけが第6世代戦闘機の任務ではないので、長距離空対空ミサイル・長距離空対艦ミサイル・長距離空対地ミサイルのプラットフォームとしても重要で、戦場への兵器投射量も現状のCCAとは比較になりません、この任務にも高度な隠密性とサバイバリティは必須です。

      5
        • RED
        • 2026年 5月 29日

        まあ上でも書いてるんですが、そもそもドローンへの通信距離そのものがものすごく延長されるソリューションは必ず出ると思ってて。そうなるとステルス機か否かなんで誤差の範疇でしかなくなる。空対空ミサイルを非常識なまでにデカくしないと届かない距離になるから。
        結局はドローンの物量勝負に収束するし、ドローンが全滅してなお前線に居残り続けるなんてステルス機でも無謀だから役に立たない。
        電子妨害云々ならどうせ幾らか近くにいようが同じこと。

        あと、空対艦および空対地の長距離巡行ミサイルは視界外(レーダー含む)の相手に対して使うものなので、ステルス性は「あったら嬉しいな」程度のものでしかないと思うんですよね。F-15EXとかF/A-18Eとかでも基本は十分用は足せるし、ラピッドドラゴンという選択肢も今後は現れる可能性は高い。
        だいたい発射母機を捉えたところで、距離がありすぎて相手方に実質的に攻撃手段がない。それに、こういう攻撃は奇襲性よりも物量がものを言うから、ステルス機が態々出ても旨みが薄い。

        空対空以外でステルス性の役立つSEAD/DEADも、危険度を考えると消耗前提のドローンのお仕事になるのは必至。

        そうなると、本格的な大型有人ステルス戦闘攻撃機なぞという「無駄に複雑で調達数を稼げず稼働率維持に四苦八苦する上に、その割には優位性がしょっぱい」ソリューションの居場所など無くなってしまう。

        結局、どんなに理論値の性能が高くても調達と運用ができなきゃ意味がないし、やられた時の損失があまりにも大きすぎるので、割り切りがどこかで起こるだろうと自分は思っとります。
        総評すると、「(単一戦闘機としての)第六世代戦闘機などハナから存在しない概念だった」「次世代戦闘機というものがあるのなら、それは協調し合う多彩なドローン群によるクラウド的なものになる」というのが自分の考えになります。

        6
          • バーナーキング
          • 2026年 5月 29日

          仰る様な戦場になる可能性もなくはないでしょうが、その場合母機は「電力・冷却・演算能力」「アンテナ能力(≒面積・数)」「滞空時間・ペイロード」の勝負になる訳で、日本でF414単発のグリペンに脚光が当たる未来はやっぱり想像できません。
          F-15EXは推力より電力・冷却優先エンジンのバージョンが出たらありかなぁ…

          8
            • RED
            • 2026年 5月 29日

            グリペンはどぶさらい役想定なのでそっちは期待してません。どっちかというとF-15EXやF-35ですね。
            どぶさらい役というのは、平時ならスクランブル対応したり、戦時なら野戦飛行場と前線を往復しながら地上の要望に応じてCASしたり急にpopするドローンを打ち落としたりといった「人間の判断力がいる」雑用係ですね。こういうのがマルチロールであるべき。

            3
              • バーナーキング
              • 2026年 5月 29日

              ですからその「どぶさらい用途」が陸続きの戦場を抱える欧州等と比べ日本ではものすごく限られる、というお話です。
              全くないとは言いませんが、運用機種を1機種増やすに値するとは思えないのです。

              8
                • RED
                • 2026年 5月 30日

                尖閣諸島”だけ”で済んでくれればまあそうかもですね。
                ただウクライナ戦争を見て、「まさかそんなバカなことはしないだろう」を独裁者はやるんだと私は痛感させられたんですよね。
                だからこそ、あらゆる万が一、億が一に迅速に対応できる選択肢が欲しいんです。仮に沖縄なり九州なりが襲撃されたとしても十全に対応できる手札が。そしてそれはゲリラ的運用に適した機体になる、と自分は思っとるんです。

                1
                  • バーナーキング
                  • 2026年 5月 30日

                  「どぶさらい」ではなく「万が一の本土決戦防空用だ」というならグリペンの評価は違ってきますよ。
                  ただ私は「万が一」に備えるコストで「百が一」への備えが不十分になっては本末転倒と考えますが。
                  グリペンが安いといっても1機種増える運用コスト増でほとんど相殺されるでしょう。
                  何より「日本でグリペンが活躍する『万が一』」が私にはやはりピンと来ません。
                  仰る様な状況でも九州(のどこ?)に隠したグリペンより本州の後方に下げたF-15で対処する方が日本には適してる様に思います。

                  7
          • YF
          • 2026年 5月 29日

          日本も衛星コンステレーションを進めていますので、特別なソリューション無くても衛星通信で良いのでは?

          似たような事何度も書かせて申し訳ないですね。
          ウクライナ戦争で分かった事は、無人機・ドローンは既存兵器や既存戦術を塗り替えるゲームチェンジャーではなく、既存兵器・戦術を補完する物だという事です。
          現状のCCAはあくまで有人戦闘機のサポートをする存在であって置き換わる存在ではありません。であれば当然有人戦闘機の更なる能力の向上も必要になってきます。

          将来的にAIが進化して有人戦闘機が無人戦闘機に置き換わる時代になれば、REDさんの言うような状況になるかもしれませんが、それはもう少し先の話ではないでしょうか。

          3
            • RED
            • 2026年 5月 29日

            「絶対的航空優勢」という概念を過去のものにしてしまったというだけでもゲームチェンジャー以外の何物でもないですよ。消耗前提だから高空は抑えられていてもある程度の航空攻撃ができてしまう。既存兵器を置き換えることだけがゲームチェンジではなく、全く新しい戦いの領域を作り出すことも立派なゲームチェンジです。

            というか、戦術を根底からひっくり返すってのがゲームチェンジなら、極端な話「戦術の基礎は古代ギリシャの時点ですでに完成されていた」という事実が「この世に戦場のゲームチェンジャーは全く存在しなかった」という話を生んでしまいます。航空爆撃はようは砲撃の派生ですし、戦車だって遡れば重装騎兵の文脈ですからね。

            あとこれは私の言い方がだいぶ悪かったですね。
            すべてが無人機になるわけではなく「人間の判断力が必要な雑用係」や「無人機の大雑把な管理」をする役は必要だと思ってます。ただ、それは態々新しくイチから開発するようなものではないという話です。それを踏まえたうえで、統制役→コックピット。機体→無人機群、という感じですね。クラウドというのはそういうわけです。ごめんなさい。

            5
              • YF
              • 2026年 5月 29日

              議論を深めようと思っての返信です。
              REDさんが間違ってると言いたいわけではないので、謝らなくて良いですよ。
              丁寧な返信ありがとうございました。

              6
    • せい
    • 2026年 5月 29日

    支援が通ったのはデカい
    前の記事であった滑空爆弾もグリペンやラファールに統合されるのかな?
    まだまだ先とは言え最新型のグリペンが来るのは、ロシアにとってもたまらんやろうね
    モルドバの親露地域も潰されて西部の安定が確実になりそうだし、資金に余裕が出来たらいよいよロシアは戦争続ける意義が無いと思うが、もう諦めてくれんかなぁ

    28
      • ノーテイスト
      • 2026年 5月 29日

      ハンガリーもロシア寄りの政権が退場。逆説的に、だからこそロシアが「諦め無い」原因にもなっていると思います。「中・露の仕掛ける認知戦」が連呼され、世論→政権が米国・イスラエル・ウクライナ・欧州・日本他“西側”の意に沿ったものになるのは「自分達が正しいから、彼等も当然の“正しい”選択をしている」と考えがちです。しかし逆の立場からすれば、それこそが上記の諸国の認知戦の成果であり、しかも自陣営を上回る影響力を持つ自国の存立さえ脅かす程の脅威なのでしょう。少なくとも彼等は確実にそう考えます。マイダン・ウクライナこそがその想定の「証拠」とさえ認識しているのです。実際米国が先頭に立って「しょーもない誤認・陰謀論・被害妄想」と矮小化し隠蔽がアシストされていた“エプスタイン事件”や“UFO/UAP”が「満更でも無い事実」だった事や、米国が世界最大の情報機関を多数抱えネットの発明国・最大発信国―“主催者”同然の存在―である事を鑑みれば「杞憂だから安心して我々を全面的に信じろ!」とは(現状では)口が裂けても言う権利は無い気さえします。ロシアやイランのネット遮断は伊達では無い、深刻な脅威を現実に感じているのでしょう。

      13
        • 特盛
        • 2026年 6月 02日

        UFOが満更でも無い事実だったと言うのはどうなんでしょう?そんな話は信頼できるソースでは全く見ませんが。

      • RED
      • 2026年 5月 29日

      むしろその「(平時では)スクランブル専任」がものすごく大事なんですよね。高価なF-35だの対艦攻撃の要になる大型多用途機やらを出すわけにはいかないし、F-15Jも老朽化してきている現状ではこれ以上酷使するのは辛い。

      こういうのがまさに「どぶさらい」というやつで、そのどぶさらいにはグリペンEはうってつけなんですよね。整備性が高く出撃体制を素早く取れる。
      平時ではスクランブル。戦時では一定の航空優勢獲得後のCAS、といった具合に雑用をこなすことで、ステルス機や対艦攻撃機などの高価値アセットを雑務から解放することができる。

      「どんな任務でも高性能で、しかも運用コストを圧縮できるマルチロール機」などファンタジーの世界の存在に過ぎない。マルチロール機は「出番の多いコンパクトな便利屋」であるべきであり、専門性の高い任務には一定の特化機をあてがう方が結果的にはコストを削減できる。そう自分は考えてます。
      そしてそれは、F-35の現状を見れば明らかです。何でもかんでもさせようとした結果開発は四苦八苦し、アップグレードは遅延に遅延という有様。

      8
        • バーナーキング
        • 2026年 5月 29日

        「日本のスクランブルに最適」ならその話にも頷けるのですが先に言った通り「日本だとスクランブルになら『使えんこともない』」でしかないのですよ。
        中露の大型機に引っ張り回されることを考えるとEでも航続距離は心許ないでしょう。
        F-4やF-1よりは足長いといっても時代も違うし彼らには本業があった訳で。

        5
      • いそきち丸
      • 2026年 5月 29日

      沿ドニエステルの状況はちょっと酷すぎるし、やり過ぎだと思うけどな。三年前からモルドバ政府はガスや日用品に課税したり、一部製品の輸出を禁じたり、事実上経済封鎖してる。プーチンはロシア国籍取得手続きを簡素化して対応してるけど、沿ドニエステルの人口は40万ほどだから今年中に社会経済が破綻するかもしれん

      4
    • NIVEA万能論
    • 2026年 5月 29日

    個人的には本当に購入するとは思っていなかったのですが、これウクライナが自前で維持出来るんですかね。
    もちろんグリペンを150機も購入するなんてのは「戦争が終わったにも関わらずウクライナは巨額の支援を貰い続ける」くらいの非現実的な設定でないと不可能かと思いますが、今回のEU資金を始め欧州の支援はほとんどが融資の形のため戦後は逆に返済義務が発生します。
    もともとが年間国家予算が7兆円かそこらの貧乏国であるウクライナには過ぎた買い物だと思いますがね。

    11
      • RED
      • 2026年 5月 29日

      ごめんなさい返信するところ間違えました。
      バーナーキングさんのコメントのところに入れるつもりが別のところに送ってしまっていました。

        • RED
        • 2026年 5月 29日

        ん?なんかおかしい。
        確かに返信先間違えてなかったはずなのにまた別のところに送ってる。

      •  
      • 2026年 5月 29日

      ロシアと対峙するならそれくらいの規模の空軍は必要でしょう
      空自だって戦闘機だけで数百機擁しているんだし

      6
      • 文彦
      • 2026年 5月 30日

      MiG-29のパイロットが言ってたけどグリペンは1時間あたりの運用コストが5000〜8000ドル、MiG-29は10000〜15000ドルらしいから導入も運用コストも考えればグリペンでいいでしょ
      それに老朽化した旧式機の更新もしなきゃいけないしそんなのどこの空軍でもやってるんだからそれを「過ぎた買い物」とするのは空軍を馬鹿にしているとしか思えないのだけれど?

      5
    • かませ
    • 2026年 5月 29日

    ウクライナで運用中の旧ソ連機はほぼ全て運用寿命が尽きてる上(2500時間〜4000時間程度?/平時の年間飛行時間100-200時間とすると開戦時点で寿命は尽きかけていたのでは?)スペアパーツの供給も満足に行えていないだろうからグリペン導入は良いニュースだと思う。
    欧州諸国から提供されたF16も40年近く使用されて相当疲労してるだろうから新型機への更新は急務だろう。
    しかし戦時中にやるとは思わなんだ…

    4
    • たむごん
    • 2026年 5月 30日

    滑空誘導爆弾が、最前線ずっと降り注いでいますからね。

    戦闘機の数があれば、迎撃~爆撃まで出来る事が増えるので非常に重要と思います。

    プロペラ機でさえも、無人攻撃機やドローン迎撃機として有効利用されていましたから、とにかく物があるのは非常に重要ですね。

    6
    • れんちゃ
    • 2026年 5月 31日

    現実に議論がようやく追いついてきた様で一安心ですね。ちょっと前にはF-16なんか絶対に無理だとか、グリペンなんか冗談も大概にしろという様な話ばかりになっていた訳ですから感慨深いです。
    根本的にウクライナの航空機事情は既存の機体が長期運用するだけの数もパーツも確保が困難で先細りが懸念されていて、更に欧州からの支援を鑑みて欧州方式の接続に対応した退役前旧式機の移譲と旧式現行機のハイローミックスを必死に訴え実際に試みようとしているというチャレンジ話となっていました。
    これは「ウクライナが戦争中である」という事から喫緊かつ割ととんでもない話でも挑んで成し遂げるしかないという切羽詰まった流れを生みだしていた訳ですが、何故か多くの方々は認識が平時レベルの採用判断なままでしたので…
    搭載レーダーが高レベルでなければ意味がないだとか、訓練の時間が通常では云々だとか、受け入れの施設の準備がどうの…そんなものはむしろ逆にウクライナの事情とは関係無くて、そもそも搭載レーダーが不十分だろうと練習時間が不十分だろうとなんとかならないか挑む話だし、可能ならばいくつかの機体に新しめのレーダーを搭載できないか交渉出来れば良いなというのが実際でした。
    こうした各国で戦時中どれくらい必死にどうしていたのか?というものを歴史的な観点から思い返すというのもとても大切な事だという事ですね。 

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