ウクライナの戦争継続資金は2026年の早い段階で枯渇すると懸念されており、これを回避するのが「ロシアの凍結資産を使用した賠償融資」で、これに反対するベルギーの支持を取り付けるため「EU条約 第122条条項」の解釈変更がまもなく提案される見込みだ。
参考:European Commission makes 11th-hour offer to win Belgian backing for Russian asset loan
対ロシア制裁の法的継続を安定的なものにすることで『凍結資産の返還』という事態を起こりにくくする
まもなく欧州委員会は「ロシアの凍結資産を使用した賠償融資」の正式提案を提出する予定で、ユーロクリアの資産が賠償融資に利用された場合に起こり得る最悪のシナリオ=ベルギーの懸念を和らげる「法的解決策」を提示する見込みで、EU当局者はベルギーの支持を取り付けるため「EU条約 第122条条項」に頼るらしい。

出典:Bart De Wever
EU加盟国がロシア資産を凍結する法的根拠は対ロシア制裁(期間は6ヶ月)に依存、制裁の発動や6ヶ月毎に行われる期間延長も加盟国27ヶ国の全会一致が必要な上、ハンガリーやスロバキアといった親露派加盟国が拒否権を発動するだけで対ロシア制裁は効力を失い、そうなるとユーロクリアが凍結している資産1,400億ユーロをロシアに返還しなければならなくなり、EU当局者は「制裁発動や延長に対する全会一致の問題」を迂回するため、経済的な緊急事態や自然災害の際「欧州議会の関与なしに理事会が例外的な措置を取ることを認める条項=EU条約 第122条条項」の解釈を変更し、対ロシア制裁の承認を全会一致から多数決に変更する。
法律の専門家も「対ロシア制裁の撤回は欧州経済に大打撃を与えるため第122条条項の文言は全会一致の要件見直しを正当化できる」「この解釈は対ロシア制裁の更新承認を6ヶ月毎から3年毎に変更するのにも活用できる」と指摘しており、要するに「対ロシア制裁の法的継続を安定的なものにすることで『凍結資産の返還』という事態を起こりにくくする」というもので、根本的な懸念の解決策ではないため「ベルギーの懸念を和らげる」という表現なのだろう。

出典:Council of the European Union
因みに今月の欧州首脳会談で賠償融資が承認されなければ、ウクライナの戦争継続資金は2026年の早い段階で枯渇し、これを回避するための資金調達は欧州の納税者が負担することになるため、大半のEU加盟国は「ウクライナ支援のための新たな資金調達は膨れ上がっている債務状況を悪化させる」と懸念している。
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※アイキャッチ画像の出典:Council of the European Union





















真面目な話、そんな事をしないといけないほど欧州は金が無いのか?
欧州はウクライナと共にある!と豪語するならそんぐらいは増税するなりして集めてこいよ!と言いたいわ。
ベルギーはどうするのかな…? 金融世界の秩序の為に断って欲しい
事実上敵対して戦争状態にあるロシアに渡す訳にはいかないですから、何が何でも阻止するでしょう。
それに1,400億ユーロってかなり巨額ですよ。
米国でもポンと出せる金額じゃないです。
しかも返還したらロシアは即座に全額引き出すに決まってるので、金融市場に相当な混乱が予想されます。
ウクライナと共にあるなど所詮は建前の戯言であり人権やら民主主義の自由が云々言うなら即日にウクライナの汚職ハイエース政権を叩き潰しそのままの勢いで、問答無用でモスクワ陥落させるレベルで欧州には是非頑張って頂きたい。
他人事だからそう言えるのであって、もし日本政府が外国に資金援助するために増税すると言い出したら少なくとも自分は全力で反対しますね。
欧州各国の国民が自分と同じ考えであれば増税を発表した途端に政権が倒れるでしょうね。
英仏独、政権支持率20%くらいで、石破政権よりも支持率低いうえに。
フランスは首相任命がボロボロ、イギリスはスターマー下ろしが懸念されてまして。
英仏の国債金利は、イタリアだけでなくギリシャ(!)よりも金利が高いくらいに、落ちぶれてるんですよね…。
その1400億ユーロ、利子10年分先払いでもう使ってるのにここで元金使ったら駄目という金融基本のきを欧州自ら破るという愚行。どう穴埋めする気かは知りませんが「ベルギーは一切の補填義務を持たないし反対した」と主張して逃げるくらいでは。
こんなのベルギーには背負えません。
NATO欧州国だけの25年防衛予算がウクライナの年間戦費のざっくり6倍以上で購入した物の現物渡しとか軍の運用を最低限レベルにするなら捻出出来ない感じはしない。
他国の戦争を支援する為に税金を上げますでも欧州全体でカバーするなら、そこまで非現実的な数値だとは思えないんだよね。日本の消費税半分位の予算規模だし。
ユーロクリアっていう存在をもってるベルギーに、欧州の他の国が内心でどう思ってるかという現実でもあるよねぇ…
ベルギーはロシアの資金凍結でも利益を得ているのだとか?
17億ユーロ稼いで、ウクライナ支援には15億ユーロ、では残り2億ユーロは?とか
他にも美味しい思いを色々してたから、不景気の最中の国々の内心でのやっかみも凄いだろうなぁ
ロシア対策で欧州が大金投じずに済む方法なんてのはただ1つ。米国がまるっと被ってくれる場合のみでしょう。
米国(と中国)にキツいところを押し付けて築いてきた社会福祉を捨て去る覚悟も、米国の負担軽減に全面協力するつもりもないままに、相も変わらず米国に「安保への関わり方を明言して確約させろ」だのなんだの宣っており…
良くも悪くも行動がストレートなアメリカに比べて、欧州は何かと小細工しようとしては事態が遅々として進まない感…
とてもEUらしくていいと思います。
元々こういう所なんですよ。ユーロの価値が関わるデリケートな所だから、勿体ぶっていただけでルールなんて解釈を変えればいいと言うだけ。
そもそも「対ロシア制裁の撤回は欧州経済に大打撃を与えるため第122条条項の文言は全会一致の要件見直しを正当化できる」とか言っていますが、これも改めて決議すれば本来良いだけです。そもそも制裁の延長は毎回繰り返しているのですから、撤回については本当にただの口実に過ぎません。面白い「法律の専門家」だと思います。
で、ベルギーが問題にしてるのが本当は「法的問題」だけなのかは正直疑問ですが、どうやらそれで押し切りたいみたいだから押し切ると面白いと思います。
また、「全会一致」は必要なくなり「多数決」でよくなるというのは、恐らくこれに止まりません。これからもロシアがらみ以外の事についても乱発していくと思われます。
しかし、本当にお金が無いみたいですね、欧州は。
スキージャンプ、F1、ハイブリッド自動車、火力発電所など、日本いじめでも散々見せつけてきましたよね。
仰る通り、欧州らしい特色でてるなあと眺めています。
古くはプラザ合意とかね。
で、この後、色々書いたのですがほぼお気持ち表明にしかならないので消しました。
ともあれ、ベルギーを説き伏せたとしても、この凍結資産はまともな使われ方がする気がしません。
なんていうかね? ブリンケン元国務長官の会社、……今調べました。WestExec Advisorsですね。これを思い出した。
凍結資産を使うのに熱心な人達は本当に「我が事のように頑張ってる」のがおかしくてなりません。マクロンとかスターマーの事ですが。
そういえばフラミンゴミサイルも面白い事になってるみたいですね。
プラザ合意も、仰る通りですね。
(ドイツと違って)英仏は、金がないのにいろいろ約束しちゃって…。
英仏の自腹になれば、見た事もないような『選挙惨敗が待っている』わけで、必死なんでしょうね。
フラミンゴミサイルも開発企業が、そもそも汚職捜査されてるわけで、チョコが資金止めた話しありましたね。
ウクライナ上級国民の汚職総額、(日本もATMにされましたが)国営エネルギー企業の150億円を手始めに、どこまで膨らんでいくのでしょうかね…。
うーんなんか根本的な解決になってないような。
結局理屈をこねても停戦時の取り決めで凍結資産の扱いが確定したら返還しないといけないわけですし、一言債務は欧州各国で共同で負担するよと一筆書けばいいのになぜ出来ないのでしょう。
冬なのに「袖が無い」から、でしょうね…
当地では初積雪になりました。
ロシア相手では冬将軍もあまり当てにならないでしょうね。
欧州にそんな男気があるなら停戦したら即座にウクライナを NATOに入れるって言ってウクライナの戦後を保障してあげますよ
もし万が一にでもベルギーに返済義務が発生した場合、1400億ユーロなんて巨額の資金をベルギーは捻出することは難しいでしょう。それこそ国土を切り売りする羽目になります。
欧州お得意のルール(解釈)変更来ましたね
こんな連中は全く信用に値しない
スキージャンプ、F1、ハイブリッド自動車、火力発電所など、日本いじめでも散々見せつけてきましたよね。
自分も、仰る点(ルール変更)で、欧州を信用していません。
日本人はルールを守るというのを重視しますが、欧州人は自分が不利になると自分が有利になるようにルールを変えていきますから、そもそも日本人・欧州人は文化が違って考え方が合わないと考えています。
その意見にはいささか賛同しかねます
JGTCにマクラーレンF1 GTRが参戦して大戦果を挙げた結果当時のGTAが意図的に排除するようルール変更をした過去があります
テリトリーを荒らされたら強硬な対応を取るのは我々も欧州もアメリカも変わらない人類普遍のものですよ
我々(日本)・アメリカの反証として、相撲や野球が、分かりやすい事例ですね。
日本では、モンゴル人が相撲優勝を幾度もしてますが、(日本人に有利な)ルール変更ありません。
米国では、大谷翔平選手がMVP獲ってもルール変更ないどころか、大谷ルール作って盛り上げようとしてるくらいですよ。
その理屈はおかしい
JGTCは(現行SUPERGTもだけど)ルールが同クラスのレースでは特異的で競争均衡化の為にマシンの性能拮抗を図るレギュレーション改正を頻繁に行う前提で制度設計・運用がされてて外車に限らず日本車であっても狙い撃ちで不利を被るようなレギュレーション改正は行われてたよ
しいて言うなら、それ位しかそんな対応した例がなくない、みたいにみえたりする
EUの悪癖の例は多数あれどさ
これが法治国家の姿か?
法治国家だからこそ法的根拠無き財産没収とかできませんし、法的手続による許可を得られた範囲でしか支援できないわけです。
法とは人間の都合によるものに過ぎず可変であるというだけで。
ちなみに、ロシアももちろん法治国家です。
借りた額が多くなり過ぎると逆に借りてる側が「強く」なる…って奴なんですかね?
ロシア側は、仮に凍結資産が帰ってこなかったとしても、ウクライナ中西部という特大の負担を押し付けられるならば余裕でお釣りがくるとさえ考えているかも?
何をどうやっても人は補充できないしウクライナの敗北は決定事項で、むしろ続ければ続けるほど我らがロシアが有利になっていくのでもっと長引かないものか。
今なら前線凍結とNATO非加盟確約くらいで終わってしまうかもしれないが、もっともっと長引いて戦争すればウクライナ全土をロシア領としたり、ゼレンスキーやザルジニーを戦犯法廷で裁いたり出来るかもしれない。
ロシア頑張れ超頑張れ
どちらか一方を極端に支持する人って視点や情報の取捨選択も極端なんですね。
タダでもいらない地域っていうのもありましてね
ルヴフ(リヴィウ)はポーランドに返還してさしあげましょう
> 我らがロシア
是非とも愛する祖国へお帰りください
EUとウクライナの利益のためにベルギーの主権を無視してリスクを背負わせようとするのは全体主義国家のような振る舞いですね
ユーロクリアの利益はベルギーだけのものって言い続けてきたから、利益は自分の物、負担は公平に。って言い分に不満を感じてる国が多い。
勝てば有耶無耶に出来ると思って敵の預金の利息っていう法的に真っ黒な金を使い込んできたけどどうにも旗色が悪く、返済を迫られる事態になれば欧州経済に大打撃だからリスクだけベルギーにおっ被せつつ使い込みを強化して元本にまで手を付けたい
こんな話が大真面目に議論されてるんだから正気を疑う
雑な皮算用でルールを踏み躙って手を付けてはいけない資金に手を付けた野蛮行為の代償だろう?
大人しく失政のツケを払え
こんなリスクが大きい上にグレーな方法で資金を用意しなければならないとか、傍目には「もうやめたら?」と言いたくなる所ですが、欧州の政治家諸氏は冗談ではなく文字通りウクライナと心中でもするつもりなんですかね。
しかも1,400億ユーロの巨額といってもウクライナに注ぎ込めば3年持たずに吹き飛ぶ事になるんですがね。
EUが自腹・立替ででも払うつもりがないのが、ほんとよく分かりますね。
EU+英国、人口5億人=GDP20兆ドル以上もあるのに、欧州仕草だなあという感じで見守っています。
EUと一纏めにしてるから勘違いしそうになりますけど、結局バラバラな国の集まりでどこの国も負担したくなくて押し付けあってるだけですよね。
選挙で選ばれてないブリュッセルとかのEU官僚が決めたのをEU加盟国に押し付けるとは感じですけど、各国それぞれ政府あるし国境もあるしユーロ使ってない国そこそこありますし、共通通貨のユーロ採用してる国々は財政支出増やすとかで通貨発行したくても全加盟国の承認いるので通貨発行権が無いので支出増やすなら税収からでしょうし、ある種主権無いようなもんなので大変そうとは思いますが。
まあ、欧州各国単独ではアメリカやロシア、中国には敵わないから集まってるだけで、それでも結局各国の利害は別だから内ゲバしてそうな印象ですね
仰る通りですね。
ユーロ(通貨)については、ドイツ一人勝ちで圧倒的に得しただけだなと。
西ドイツ=マルクが輸出で強すぎて、マルク高になる問題を抱えてましたが、ユーロで弱い国を抱えつつ・ユーロでの輸出先を確保したことで解決してしまいました。
英仏独は、どうしようもない低支持率になってますから、欧州の大国~小国まで仰る通り内ゲバ始まるのではないかなと注目しています。
法的根拠がないと言われた矢先に法の解釈変更はまあわかる動きですが…
とりあえず国内法の変更みたいなことだけでいけるはずのフランスなどの諸国にある分、ユーロクリアほどじゃないですが個別で数百億ユーロの凍結資産あるので、ベルギーに負担を押し付ける前に本気ならまずそれを接収しませんかね…
あれこれ法解釈を変えてみたところでロシアからすれば泥棒行為であることに変わりないのでは。
そもそもロシアはそいつら被害者の会会長ですので…泣き寝入りするだけではなくなりましたが。
旅客機500機強奪もあるけどね。
それ一方的に契約破棄したから現物差し押さえられただけじゃん
この焦りようは・・・、さてはとっくの昔に凍結資産に手を付けてて、既に空になった口座を見られたくないがために隠蔽しようとしてますね?(陰謀論脳)
ブルームバーグより
(抜粋)
ロシア中央銀行の凍結資産を裏付け資産としてウクライナに融資を行う法案を数時間後に発表する予定だったが、ベルギーはさっそく水を差した。
「欧州委員会が本日提示する文面は、われわれの懸念に満足できる形で対応していない」
「資金を使い、そのリスクにわれわれだけが向き合わされるというのは容認できない」
「ベルギーは常に協議に応じる姿勢であり、今もそうだ。しかし、われわれの声が聞き入れられていないという、もどかしい思いを抱いている。われわれの懸念は軽視されている」
わろた(^。^)
でかい口叩いておいてやることは泥棒
流石は欧州
法的解釈を変更するのはいいけど、何かあった時の賠償責任についてEU加盟国が連帯するって話はどうなってんのよ
ベルギーが最も機にしてるのはそこでしょ?責任・リスクをベルギーに押し付けたままでは首を縦に振るとは思えない
優先度が、
ベルギー1国を人身御供にしてウクライナ支援<ウクライナを見捨てる<EUが連帯してウクライナ支援
の順番なので、フロー上、一生ここから進みませんよ。
ベルギー、光の速さで断った記事あったよ。
凍結資産を強奪したらリヴィウあたりを核で焼けばいいのではないでしょうか
その時欧州がどう出るかは見物です。宿敵同士雌雄を決する時なのだと思います
そんなことする必要はないでしょう
相手はまだ敗戦を認めていないんだから、粛々と無条件降伏の際の条件を積み増ししていけばいいだけ
フォンデアライエンは法より感情を優先する点で、法治国家群の大統領に向いてないのでは
感情なのか実利なのか。
とりあえず自身の汚職疑惑であるファイザーゲートに法機関を舐めた行動して捜査妨害後、一般裁で無効化されてたりするのでさもありなんですね。
解釈で乗り切るくらいなら、全会一致運営なんてやめたらええ
全会一致をやめるためには全会一致の決議必要というジョークみたいなことになってるんじゃないですかね。
中国がボソっと
「政治的思惑で恣意的に投資された資産を没収する地域や国には今後の投資を懸念する」
と言ってくれれば片付くと思う。
中国はそれ(資産没収)をやる側だから
口が裂けても言えないでしょ
この資金でベルギーが運用して、利子を出しているもので、従来その利子だけを勝手に使っていたわけです。
今回元金を出せというならば、すべて運用先から引き上げる必要があると思いますが、金融市場が滅茶滅茶になるのではないでしょうか。
法の支配だなんだかんだ言っても、自分達の都合次第でそれを曲げるなら最初から言わない方が良い
あと、自由とは自分たちの自由であって、他人の自由じゃない、って事も良く分かった
兎に角、ベルギーにはここで踏ん張って欲しい
ここでスーツを着た強盗共に莫大な資産を管理させたら、どんな金融的インパクトが発生するか全く予測出来ない
どう転んでもロシア消滅なんてことはありえないわけで、いずれは国交正常化しなけりゃならない。その時に必ず没収資産の返還は求められるわけで、理想はウクライナに全部引っ被せて潰れてもらうことだが、ロシアもそうはさせないだろうからな。