ウクライナ戦況

ウクライナ、ロシア軍はクリミア大橋に非常識な量の防空システムを配備

ウクライナ国防安保委員会のオレクシー・ダニロフ氏は13日、ロシア軍はクリミア大橋を守るため「非常識な量の防空システムを配備した」と明かし注目を集めている。

参考:Россияне поставили бешеное количество ПВО для охраны Крымского моста – Данилов

HIMARSで使用可能なATACMSをウクライナに提供するかもしれないとロシアは懸念している可能性が高い

ウクライナ南部のヘルソン州やザポリージャ州に展開するロシア軍の兵站を支えているのはクリミア大橋経由の鉄道輸送で、ウクライナ側は再三「この橋の運命は決まっており必ず破壊する」と主張しているが、プーチン大統領は「ロシア領クリミアに対する攻撃は我々の主権を侵害するため容認できない」と述べて本格的な戦争移行への引き金になると脅している。

出典:vitaly kuzmin / CC BY-SA 4.0 S-500を構成する92Н6Аレーダー

ただウクライナはロシアが一方的に併合したクリミアに対する主権を放棄しておらず、米政府高官も「ウクライナ人が自国の主権が及ぶ範囲でロシア軍と戦うことに何の制約もない=クリミア大橋の破壊にHIMARSを使用しても問題ない」と表明していたが、ウクライナ国防安保委員会のダニロフ氏は「ロシア軍はクリミア大橋を守るため非常識な量の防空システムを配備した」と明かした。

ダニロフ氏は「ウクライナ軍の攻撃(恐らくHIMARSによる一連の攻撃)が成果を挙げ始めたためロシア人は神経質になっており、クリミア大橋を守るためほぼ毎日訓練が行われている。この施設を守るために配備された防空システムの数は非常識な量だ」と述べたが、我々が保有する武器の脅威を深刻に受け止めている証拠だとも指摘しているが、現在ウクライナに提供されているHIMARSの弾薬ではクリミア大橋を攻撃することができない。

出典:Photo by John Hamilton M270から発射されたATACMS

それにも関わらずロシア軍がクリミア大橋の守りに注意を払っているのは「HIMARSで使用可能なATACMS(射程300km)をウクライナに提供するかもしれない」と懸念しているからだろう。

因みにダニロフ氏は「両軍の火力投射量のギャップはウクライナ軍の精密誘導兵器による攻撃で平均化される、我々に提供された西側の最新兵器は戦争の流れを変えつつある」と主張しているが、西側の軍事アナリストは「何れロシア軍はHIMARSの攻撃を中和するたの対策(偽の標的を設置して本当の司令部や燃料・弾薬庫の位置を隠してくるなど)を講じてくる」と予想しており、どこまでHIMARSによる攻撃効果が続くのかは謎だ。

関連記事:米国、ウクライナ軍がクリミア大橋攻撃にHIMARSを使用してもOK

 

※アイキャッチ画像の出典:Rosavtodor.ru / CC BY 4.0

ポーランド人、TB2に続き徘徊型弾薬をウクライナに送るため寄付を募る前のページ

ヘルソンでキノコ雲、ウクライナ軍がロシア軍の車輌修理拠点を破壊か次のページ

関連記事

  1. ウクライナ戦況

    英国防相、ロシア軍を追い出すためウクライナ軍に長距離砲供給を決定

    ウォレス国防相は31日、戦いが進軍阻止から奪われた領土の奪還に変化した…

  2. ウクライナ戦況

    ドニエプル川の戦い、ウクライナ軍が何の制限も受けずドローンを運用?

    ロシア人ミルブロガーの「NGP RaZVedka」は10日、ドニエプル…

  3. ウクライナ戦況

    ウクライナ軍の反攻、ヘルソン国際空港まで約5kmの地点に到達

    ウクライナ軍はヘルソン州とムィコラーイウ州で8つの拠点をロシア軍から奪…

  4. ウクライナ戦況

    ウクライナ軍、イランがより致命的な自爆型無人機をロシアに提供する

    ウクライナ国防省情報総局は24日「イランはArash-2をロシアに提供…

  5. ウクライナ戦況

    ザポリージャ州の戦い、ウクライナ軍がロボーティネ集落内を南下中

    ウクライナ軍がロボーティネ集落内に定着しているのを視覚的に確認、ロシア…

  6. ウクライナ戦況

    マリンカの戦い、ロシア軍が郊外に国旗を掲げるも完全占領は時期尚早

    ドネツク州マリンカで「ロシア国旗を掲げる様子」が登場したためロシア人達…

コメント

    • うし
    • 2022年 7月 14日

    橋を狙うといってるがそれは罠かw
    あとはしょぼいラジコン飛行機みたいなので高価なミサイルを消耗させればいいだけさw

    11
      • バクー油田
      • 2022年 7月 14日

      それいいっすね。
      単に橋に向かって300km飛ぶ無誘導ロケットを作って何発も飛ばせば良いですよね
      毎時間1発づつ打ち続けてどんどんミサイル消費させましょう
      要はV2ですからウクライナの技術力であれば全然作れると思います

      35
        • 3
        • 2022年 7月 14日

        まともな対弾道ミサイルシステムは、防衛対象に当たりそうにない弾道の目標は無視します。ウクライナ側が無駄骨を折る結果になるでしょう。
        あるいはプロパガンダの材料にされかねません。「ウクライナの精度の悪いミサイルが民家に着弾」なんて感じで。

        16
        • 名無し
        • 2022年 7月 14日

        迎撃ミサイルは橋を破壊する程の質量の物体しか相手にしない。そもそも安価なラジコン飛行機じゃ相手の探知範囲まで飛んでいけない。ラジコン万能論はもう寒い

        11
          • チェブラーシカ
          • 2022年 7月 14日

          何でもかんでもレーダーが検知したら
          渡り鳥とかを検知して仕事にならないですしね
          トールミサイルシステムなんかは1メートル以下の小型目標はスルーするようになっていたはず

          5
          • くらうん
          • 2022年 7月 14日

          ナゴルノ・カラバフの時のようにAn-2のような有人機に航法装置乗せてSAMに撃たせて弾消耗&位置特定の戦法はワンチャンあるのでは。
          うち何割かには弾頭を乗せて無視できなくすれば「やるなブライト!」。

          5
          • バーナーキング
          • 2022年 7月 14日

          飛来する敵機の「質量」を判別できるのか。
          すごいな、どう言う技術なんだろう。

          2
            • カディロフ
            • 2022年 7月 14日

            画像を解析して相対的な質量を割り出すのは
            ごく一般的な技術だよ
            君が食べてる食品も重量選別する際は直接秤で測ることもあるけど
            大抵はスピードが早い相対質量検査で検査するよ
            簡単に言えば電磁波を出して透過した物体の大きさから影の濃淡を出してそこから質量を割り出す
            この技術を使えばデコイの判別も簡単にできる

            8
              • バーナーキング
              • 2022年 7月 15日

              私「飛来する」「敵機」って限定しましたよね?

              > 画像を解析して相対的な質量を割り出す
              割り出す、ってそれ密度が既知の対象に対して「大きさ」から算出してるだけでは?

              >簡単に言えば電磁波を出して透過した物体の大きさから影の濃淡を出して

              両側に機器を配置できる工場のラインで素材の分かってる対象ならともかく、
              いつどこからどんな高さで飛来するかも分からん飛翔体に電磁波を「透過」させる、ってその電磁波何からどう照射してどう受け取るんですか?
              色も素材も形も密度も分からん相手の「影の濃淡」で質量が分かるとも思えません。同じ飛翔体でも樹脂の翼の内面にアルミテープ貼るだけで(重量はほとんど変わらず)電磁波の透過量は数桁変わるでしょうし。

              3
    • きっど
    • 2022年 7月 14日

    クリミア大橋に防空システムを集中させれば他の防備が薄くなるでしょうし、それだけでも一つの「戦果」でしょうね
    フォークランド紛争での「ブラックバック作戦」が、アルゼンチン首都空襲の可能性を想起させて本土防空網を強化を招き、結果フォークランドの英艦隊を攻撃する編隊から護衛戦闘機が居なくなったのと同様に

    62
    • 幽霊
    • 2022年 7月 14日

    そりゃ散々攻撃するって言われてるんだから防空体制は整えるよね。

    22
    • tsr
    • 2022年 7月 14日

    HIMARSの配備で敵司令部や弾薬庫の直接攻撃が可能になっただけでなく、クリミア大橋方面に一定の防衛負担を強いさせているため、一石二鳥の効果があるのかもしれませんね。

    34
    • 水メロン
    • 2022年 7月 14日

    クリミア大橋が、兵站のアキレス腱なのね。

    橋を落とせば、川のこちら側が有利になる。
    一方、逆侵攻をかける局面で、川の向こう側を奪還するハードルがマシマシになる。

    2
      • NHG
      • 2022年 7月 14日

      クリミア大橋はロシアとクリミアをつなぐ橋のことだと思いますよ

      28
    • 名無しさん
    • 2022年 7月 14日

    これは見事に「釣られた」という話では?
    確かに万が一、クリミア大橋を落とされれば、モスクワ撃沈以上にショッキングで象徴的な戦果となるでしょうが、現状ではウクライナには手出しをする手段がないのだから、そこまで過剰に戦力を集中させる必要はないでしょう。
    限りある防空システムを集中させた結果、ロシアのエアカバーが低下してしまっては逆効果だと思うのですがね。

    26
      • 無無
      • 2022年 7月 14日

      恥ずかしながら、HIMARSを供与すれば疑り深いロシアはATACMS配備を疑って動きがとれなくなるからと、ずっと唱えていた者としては面目躍如です

      12
      • G
      • 2022年 7月 14日

      ロシアにとってそのウクライナが手出しできない現状がいつまで続くかわからず、手出しできるようになってすぐ攻撃してくる可能性を否定できない以上、事前に十分な防空網を構築するのは不自然ではないかと

      なにせ大量の弾薬を輸送している要所ですから、万が一防空網が不十分な時に急にウクライナが攻撃が可能になって即攻撃してきてそれが輸送中の弾薬に誘爆して~となれば、(国際的には認められておらず、ロシアと親ロ派武装勢力がロシア領と主張しているだけの場所とはいえ)ロシア国内外への衝撃は計り知れません

      5
        • 鳥刺
        • 2022年 7月 14日

        >手出しできるようになってすぐ攻撃

        実際、ウクライナはこれまでも受け取った兵器は即有効活用してきましたからね

        4
    • ナイトアウル
    • 2022年 7月 14日

     橋を落とすと言うがATACMSでクリミア大橋レベルの橋落とせるのか聞きたいんだよね。世の中にあった大きな橋は知る限り全て航空機による空爆で落とされていてATACMSレベルのミサイルが落としたってケース見たことは無い。
     穴は空くのは知っている橋桁ごと落ちたなんて例があれば教えてほしい。仮に橋桁ごと落とすなら何発ピンポイントで当てる必要があるのか。

    3
      • ブルーピーコック
      • 2022年 7月 14日

      落とすのではなく、一時的に物流や移動を滞らせるか、補修に労力に割かせるのが目的かと。ATACMSの射程300kmのBlock IIAで用いられるタンデム成形炸薬弾頭は戦車をトップアタックするための6発の子弾なので、橋の崩落まではいかないでしょう。落ちちゃったらごめん。
      MFOM(MLRS Family Of Munition rockets and artillery missiles)で一番弾頭が大きいM31で弾頭重量200ポンドかつ射程40kmくらいなので、何発で壊せるかはケルチ海峡大橋の強度と構造次第何じゃないでしょうか。

      16
        • ブルーピーコック
        • 2022年 7月 15日

        自レスですがATACMS BlockⅠA Unitaryという500ポンド単弾頭で射程300kmのATACMSがありました。ソースはロッキードマーティンのHPとmissilethreatという海外のサイト。

        それでも橋桁の破壊には威力足りなそう

        3
      • あばばばば
      • 2022年 7月 14日

      ATACMSはブロック1系とブロック2系で中身が違うから、何とも言い難いがクラスター爆弾である。
      通行中の装甲車両を破壊し、路面を荒らして一時的に通行できなくする程度では?
      また、非常に難しいかもしれないが、橋桁を破壊しなくても、トラス構造部分を破壊すれば一部崩落する可能性はあるのでは?
      本当に橋桁を破壊したい場合、ハープーンミサイルを使用すると思う。 すごいもったいないけど、ウクライナが持っていて、ハード目標に効果的な長射程ミサイルはこれ位しかないし。

      もっともクリミア大橋を攻撃するにはベルジャンシクを奪還して、アゾフ海を横断するにしてもまだ遠いし、ウクライナ軍がクリミア半島に入場する事が前提になるのでは?(空爆の可能性を含め)

      2
        • ネコ歩き
        • 2022年 7月 14日

        米政府はオスロ条約に参加していませんが、事実上クラスター弾の配備も生産も止めています。
        現用ATACMSは全て500lb単弾頭弾です。

        3
          • あばばばば
          • 2022年 7月 14日

          ブロック1A(M39)の弾頭がハープーンの弾頭に換装された記述(M48/M57/M57E1)を見つけてきましたが、ブロックIIまで弾頭換装されている記述は見つけられませんでした
          もしよろしければ、ソースをくださいませんか?

          ところで日本語Wikipediaに弾頭換装の記述がなくて、英語版WikipediaにはblockIIAの記述がないんだ……。
          あと謎に噂されるblockIVA……。(消えたblockIII)

            • ブルーピーコック
            • 2022年 7月 15日

            コメ主ではありませんが、調べていたらmissilethreatというサイトの記述を見つけたので僭越ながら。
            英語サイトには沢山ATACMSの記述があって、開発中止も含めて、こんなに種類が豊富とは思わなかった。原文は英語で、転載な上に長文なので注意。

            ATACMSブロック1A
            ブロック1Aの最小射程は100kmで、160kgの弾頭を1つ配備します。 最大射程は弾頭によって異なり、子爆弾は300 km、単一爆弾は270kmです。 この弾頭には、ターゲットエリアに分散した300個のM74弾頭、または単一のHE弾頭を装備できます。 単一弾頭バージョンには、爆破/フラグメンテーション用またはHEハードターゲット貫通用の2つの異なるバージョンがあります。 ATACMSブロック1Aは、全地球測位衛星(GPS)と組み合わせた改良型慣性誘導システムを使用しています。 改善されたガイダンスとシステムの短距離を考えると、単一弾頭の精度はおそらく10-50 m CEPですが、サブ軍需品からの飽和は懸念事項としてのCEPを排除します。 ミサイルの長さは3.98m、幅は0.61 mで、発射重量は1,321kgです。 単段固体推進剤モーターを使用しています。

            ATACMSブロック3は、TACMSペネトレーターとも呼ばれ、HE貫通弾頭を搭載したMk4再突入車両を搭載したATACMSブロック1Aです。 この変種の航続距離は250kmです。

            ATACMSブロック1Aユニタリー
            ブロック1Aユニタリーは、ATACMSブロック1Aミサイルのユニタリー弾頭バージョンであり、AGM/RGM-84ハープーンの213kgHE爆風/フラグメンテーション弾頭またはSLAM-ERミサイルの247kgHE爆風貫通弾頭のいずれかを使用して置き換えます ブロック1Aの300個のサブ軍需品。 現在、ブロック1Aユニタリーミサイルとして知られています。 ATACMSブロック1Aユニタリーは、巻き添え被害を最小限に抑え、すべての天候で重要なターゲットポイントを攻撃するように設計されています。 その300kmの範囲は、敵のラインのはるか後ろにあるターゲットを攻撃することを可能にし、迅速なリロードは持続的な発砲を可能にします。 ミサイルのサイズが小さく、ロケットシステムの機動性により、ミサイルを最大限の効果で配置することができます。

            開発は1999年にATACMSブロック1Aユニタリーで開始されました。 2000年に43個の単一弾頭が注文され、翌年に納入され、テストされました。 ブロック1Aミサイルのユニタリー弾頭バージョンの注文は2000年に最初に行われ、2001年にテストされました。さらに24個のブロック1Aユニタリーミサイルが2002年2月に注文され、さらに68個が2004年2月に注文されました。 ユニタリー弾頭設計に変換され、ブロック1Aユニタリーミサイルの総数は約280に増加しました。ブロック1Aユニタリーミサイルの2008年のテストでは、ミサイルを使用してターゲットを垂直に潜ることに成功しました。7米軍は次のように発表しました。 すべてのATACMSミサイルを長距離精密射撃に置き換える予定です

            ATACMSブロック2
            2002年10月に終了したブロック2は、ATACMSシステムのアンチタンクバージョンになる予定でした。 ガイド付き対戦車兵器ブリリアントアンチタンク(BAT)ガイド付きサブ軍需品またはBAT P31改良型サブ軍需品を装備し、「多対多」アプローチ用に設計され、複数のターゲットに対して複数のサブ軍需品を配備しました。 このシステムは、ある地域でブリリアントアンチタンク(BAT)の弾薬を放出し、その弾薬は車両で発見されて収容されました。 これは、移動する装甲ユニットまたは静止ミサイル/ロケット車両を攻撃して破壊することを目的としていました。 ミサイルの射程は140km(87マイル)で、268kgの弾頭を1基搭載することになりました。 長さ3.98m、幅0.61 m、打ち上げ重量は1,483kgでした。 単段固体推進剤モーターを使用しました。 2002年の時点で、ブロック2の資金は削減され、プログラムは終了しました。

            3
              • あばばばば
              • 2022年 7月 15日

              ありがとうございます

              消えたのはブロックIIIじゃなくてブロックIIだったか
              日本語Wikipediaは真に受けてはいけないですね(戒め)

            • ネコ歩き
            • 2022年 7月 15日

            LM社のATACMS製品紹介ページでは現在次の仕様しか記載がありません。
            リンク
            ATACMS Block IA Unitary
            (陸軍戦術ミサイルシステム ブロックⅠA 単弾頭)
            ・Improved guidance package with Global Positioning System
            (全地球測位システムによる誘導パッケージの改善)
            ・Carries a WDU18, 500-lb class blast fragmentation warhead
            (WDU18、500ポンド級爆風破片弾頭を搭載)
            ・Maximum range is 300 km
            (最大射程距離は300km)

          • あああああ
          • 2022年 7月 15日

          blockIA(M39)と呼ばれる弾頭が改修され、ハープーンの弾頭を搭載した(その他もろもろの改装をされた)事は記述を見つけましたが(M48/M57/M57E1)、blockII系まで搭載を変えたソースがありましたら教えてください

          あと英語版Wikipediaに弾頭換装の記述があって、blockIIの記述がなく、日本語WikipediaにblockIIの記述があって、弾頭換装の記述がないのは何なのだろうか?
          blockII系の存在を疑うべきだろうか……(でもほかのメディアに記述があるしな……)

            • 航空万能論GF管理人
            • 2022年 7月 15日

            名前にメールアドレスが記入されていたので、プライバシー保護の観点から名前を「あああああ」に変更しました。

            5
              • あばばばば
              • 2022年 7月 15日

              お手数かけました
              入力フォームの必須を二つ満たした状態でエンターキーを押すと、「下のコメントを書く」を押さなくとも投稿されてしまうので、皆さんも気を付けでください
              (二重投稿はこれを二回やらかしたという意味です)

              1
      • G
      • 2022年 7月 14日

      なにせ常時軍事物資を輸送している要所ですから、輸送中の大量の武器弾薬に誘爆して相乗効果により被害規模が大きくなる可能性を恐れているのでは

      3
      • マロリー
      • 2022年 7月 14日

      完全破壊を目的としてるわけじゃないでしょ。これ全長全18.1kmで瀬戸大橋並みの長さがあるんだぜ、これを粉微塵にするのはするのは現実的じゃない。原子爆弾並みのモノを使わないとさすがに橋の完懐は無理だろ。

      ウクライナとしては、敵の兵站破壊と士気の低下が目的なんだから、通行不能で修理に時間がかかるくらいに、道路が使えない状態になりさえすればいい。 

      ロシアもだいぶ対策練ってるみたいだけど、橋破壊は同時多発的にミサイル撃ち込んじゃないかな。今やってる前線基地や弾薬貯蔵庫みたいに一発しか撃ち込まないなんてことはないはず。 橋の全域に、ロシアの防空網を突いて満遍ない範囲で5、6発は撃ち込むんじゃないかな。
      ウクライナとしても絶対に失敗できないミッションだし、政治的にも体力的にも、そう何度も実行できるミッションじゃないだろうし。

      • カディロフ
      • 2022年 7月 14日

      やたら多種多様なミサイルを作っていたソ連と違って
      アメリカは対地攻撃は航空爆弾を使うのがセオリーだから
      ミサイルで大型建造物の破壊は無理だろうね
      P-700のような巨大で長射程なミサイルがあれば別だけどそんなものを西側は持ってないし

      2
      • ナイトアウル
      • 2022年 7月 15日

       ATACMSについてはM31の2.5倍の弾頭を持つM57だったかがあるし、認識は違っているんやないかな。それでも200kgを超える炸薬量でしか無い。

       破壊に関しては人によって違っていると思っていて、自分は穴が開けるのが精一杯で橋を落とすという人は当然橋桁を落として通行出来なくする風雨に考えていると思う。完全破壊と思っている人は正直、飛躍しすぎだろうとしか思えない、常識的に考えれば橋脚と橋脚間の道を落とすのが普通で大抵の橋はそれで終わっていると思う。

      1
    • 無題
    • 2022年 7月 14日

    橋に煙幕まで張ってるせいで視界が悪くなって車の追突事故が起きてたな

    7
    • 通りすがり
    • 2022年 7月 14日

    現代兵器の現代構造物に対する効果をみてみたいから、是非攻撃して欲しいところ
    ふた昔くらい前だと、建設時の強度計算が正確でなかった分、過剰に頑丈だった
    日本でも古いダムやビルなんかの建て替え・改築をする際、破壊するのにやたら手こずるとか
    現代はそこまで余分なマージンを取ってない分、昔ほど持たないかもしれない
    ふたを開けてみたら案外行けるかも?

    8
    • すえすえ
    • 2022年 7月 14日

    まぁ、口先だけで結構な戦力を拘束できるのはいいのでわw

    19
    • ゆう
    • 2022年 7月 14日

    写真でみると、クリミア大橋はなかなか破壊しずらいと思う。
    吊り橋みたいに全体でバランスを取る形式でなく、桁橋。
    部品自体の強度で支えているから、一部の破壊は一部の破壊。全体を壊す必要があり、なかなか面倒そう。
    アーチ部分はねらい目かな。

    4
      • 平八郎
      • 2022年 7月 14日

      橋脚が櫛のように密に見えますね。
      日本だったら吊り橋にしてもっとすっきりさせて
      船を通りやすくするところです。
      これはロシアの土木技術の限界なのか
      安全保障上の理由で落ちにくくしたり
      ウクライナ船をアゾフ海へ通りにくくしたりしているのか。

      4
        • きっど
        • 2022年 7月 15日

        クリミア大橋
        リンク
        >アゾフ海に2つの主要な港(ベルジャーンシクとマリウポリ)を持ち、そこを通じて鉄鋼や農産物を輸出しているウクライナは[30]、この橋はロシアによるウクライナの港の部分的な封鎖であり、ロシアによる船舶検査の増加により中には通過が許されるまで3日間待機させられている船舶もあると主張している[31][32]。橋のメインスパンは海面から33から35メートルの高さにあり、ウクライナの海事当局によれば、多くの船舶は橋の下を安全に通過するには大きすぎるとのことである[32][33]。ばら積み貨物船コパン(載貨重量17,777トン)は、この問題を解決するためにマストの上部を切り落とす必要があった[33]。2018年10月26日のThe Globe and Mailは、ウクライナの情報源を引用して、この橋によってアゾフ海の港からのウクライナの船舶が約25%減少したと報じた[30]。

        日本語版ウィキペディアにも以上の記述が有りますので、クリミア大橋建設にはアゾフ海閉塞の意味合いも有るのでしょう
        一番の理由は、2016年に着工して2019年末に全線開通する突貫工事でしたので、建設期間短縮および建設費用縮減の為に建設容易な桁橋にしたのかと思われますが

        1
    • 58式素人
    • 2022年 7月 14日

    過去の例を見てみると。
    ベトナムのタンホア橋とロンビエン橋がありますね。
    前者は2000lb TV誘導爆弾×5発、後者は同2000lbTV誘導爆弾と
    レーザー誘導爆弾を併せて12発で最初の落橋を実現していますね。
    現在、クリミア大橋まで届くグリム2ミサイルは弾頭が1100lbなので、
    一発当たるくらいでは無理でしょうか。
    誘導方法も不明です。GPSでは不足でしょう。
    ただし、写真を見てみると、橋脚が2本1組なので、どちらか1本が折れれば
    後は自重で崩壊するような気もします。

    8
    • 戦略眼
    • 2022年 7月 14日

    構造解析して、ピンポイントで狙えばいけるかも。
    ピンポイントで着弾させられればだけど。

    • うし
    • 2022年 7月 14日

    橋を爆破しなくとも通行不能にする方法・・・・
    橋の坂の部分にぬるぬるローションをどうにかして散布する・・・
    京急の川崎駅付近で思いついたんだけどね。

    8
      • 無無
      • 2022年 7月 14日

      その迷案却下、正座して反省なさい

      7
      • 通りすがり
      • 2022年 7月 14日

      命名「ぺぺ作戦」

      7
        • うし
        • 2022年 7月 16日

        仮称「トルコの嵐作戦」、仮想支援国としてトルコにしただけだからな!

      • tarota
      • 2022年 7月 14日

      そこに海水があるじゃろ

      • あばばばば
      • 2022年 7月 14日

      どうにかしてローションを散布する方法だが、ヘルソン国際空港を奪還できれば、ウクライナ空軍の戦闘機の行動範囲が大きく広がる。
      何とかしてアゾフ海へのエントリーポイントを確保できればクリミア大橋を狙えるようになるはず。あとは増槽にローションを詰め、クリミア大橋に落とせば……
      (禁句:普通に空爆したほうが効果的)

      アゾフ海にいるであろうロシア海軍? クリミア半島にいるロシア空軍? 知りません。

      4
        • 無能
        • 2022年 7月 15日

        ヘルソン空港の敷地で桶を並べて例の手付きでローションを混ぜるウクライナ軍兵士達…

    • 2022年 7月 14日

    ATACMSは弾道ミサイルだから現行の防空ミサイルではあまり意味がないから数をそろえて一斉に防空ミサイルを打ってどれかが当たればOKになるわな。
    ただ弾そのものが枯渇した日には箱だけでは役に立たないし、一部でS-300を対地攻撃ミサイルにしているという話も出ているわけで、これがなくなるとさらに対処不能になりかねない。
    相手の戦力を引き剝いて前線の圧力を減らすために、お互いに情報戦の感があるわな。

    2
      • カディロフ
      • 2022年 7月 14日

      ロシアがクリミアに配備してるS400はアメリカのサードミサイルに匹敵する兵器で弾道弾迎撃能力がありますよ

      1
        • 匿名11号
        • 2022年 7月 14日

        そうであれば「非常識な量の防空システムを配備」する理由はないんだけどね。

        当のロシア自身がその能力を信じていないわけだ。

        7
    • くらうん
    • 2022年 7月 14日

    そのうちどこからともなくF-16Jがやってくるから大丈夫。

    1
      • 無印
      • 2022年 7月 14日

      実写版は無かったことにして欲しいなぁ…

      3
    • makumaku
    • 2022年 7月 15日

    ウクライナ内務省顧問のアントン・ゲラシチェンコ氏(@Gerashchenko_en)によると、いまロシア政府・軍内部に、防空ミサイルS-300/400のスキャンダルが持ち上がっているそうです。
    ミサイル製造メーカー、アルマズ・アンテイが、政府・軍とのS-400受託生産契約時に、米国製HIMARSロケット弾の迎撃も確約していたが、今次戦争においてS-400にその迎撃能力が無いことが証明されたため、ゲラシチェンコ氏は本件がロシア国内で事件化するとの見方を示唆しています。
    リンク

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 欧州関連

    BAYKAR、TB2に搭載可能なジェットエンジン駆動の徘徊型弾薬を発表
  2. 米国関連

    F-35の設計は根本的に冷却要件を見誤り、エンジン寿命に問題を抱えている
  3. 軍事的雑学

    4/28更新|西側諸国がウクライナに提供を約束した重装備のリスト
  4. 米国関連

    米陸軍の2023年調達コスト、AMPVは1,080万ドル、MPFは1,250万ド…
  5. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
PAGE TOP