ウクライナ軍はリマン解放の余韻に浸ることなく前進して「クレミンナ郊外でロシア軍と交戦している」と報告されており、9月上旬に奪回したバラクレヤを起点に計算するとロシア軍は100km以上も後退を強いられた格好だ。
何が真実で何がデマなのかさっぱり分からないが、現在のウクライナ軍の勢いを考えると、、、無くはない
東部戦線のウクライナ軍はリマン解放の余韻に浸ることなく前進を続けており「両軍がクレミンナ周辺で交戦している」という報告や、クピャンスクから東進するウクライナ軍が「ロシア軍の防衛ラインを突破した」という報告がある。
リマンからの撤退を発表したロシア軍はクレミンナに後退、ウクライナ軍はロシア軍を追いかけるように前進して「ザリチネ」や「トルスキー」を確保したことが視覚的に確認されているが、ゼレベツ川を越えて「テルニー」や「ネフスキー」も抑えて東進しているという報告があり、クレミンナ周辺で両軍が激しい戦闘を行っているらしい。
さらにクピャンスクから東進するウクライナ軍が防衛ラインを突破して「ペトロパブリフカやシンキフカを解放した」「ウクライナ軍の一部がOrlyans’keに到達した」という話もあり、もう何が真実で何がデマなのかさっぱり分からないが、現在のウクライナ軍の勢いを考えると、、、なので困ってしまう。

出典:Telegram経由 トルスキーを解放したウクライナ軍
仮にリマン方面とクピャンスク方面からの前進が真実ならスバトボを南北から挟撃、再び大きなポケットを作ってロシア軍をすり潰すつもりなのだろう。
追記:ゼレンスキー大統領は2日夜「我々の成功はリマン解放に限った話ではない」と意味深なことを言っている。
追記:視覚的な証拠はないもののゼレンスキー大統領が「Arkhanhel’s’keを解放した」と明かしたらしい。
関連記事:リマンを巡る戦いはウクライナ軍勝利で決着、ロシア軍は撤退を発表
関連記事:ヘルソン州でもウクライナ軍が複数の拠点を解放、ドニエプル川沿いに南下か?
※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
潰走?
なんかリマンに立て籠もってたロシア兵、殲滅に近い状態らしいですね。
撤退しようとしたところを砲爆撃で粉砕される部隊、車両を捨てて徒歩で逃げようとして地雷原に入り込んで手足を吹き飛ばされる歩兵など末期戦の様相を呈しているとかなんとか。
夜中の道を逃げてたらしきロシア兵が、
「やったクレミンナだ」「おー、ははは」と、笑ってる動画
何が面白いのか分からんかったけど道路に横たわる大量の死体を見たら理解できた
某ツイッターアカウントでは森に逃げ込んだロシア軍と追撃戦したものの一方的な虐殺に近く、精神を病むウクライナ兵が多いようです。
それで病むあたりウクライナ兵はちゃんと「ヒト」なんだな…
本音では一方的に侵攻して家族や友人、同胞を殺害したロシア兵に対して「同じ目に合わせてやりたい」と感じているウクライナ兵は少なくないと思いますが、それではロシア兵と変わらない。ロシアの戦争犯罪を立証して刑罰を受けさせるためにもロシア兵捕虜への暴行をしてはいけないということをウクライナ軍では組織的に教育して情報共有しているのでしょう。
ウクライナは旧ソ連時代に製鉄や航空・宇宙産業に代表される重工業が発展し、それに伴い国を挙げて高等教育に力を入れてきました。義務教育は11年(初等教育4年、中等教育5年、高等教育2年)で、その後は専門学校に進んで職業教育を受けたり、大学に進学します。ウクライナの大学進学率は2014年で82%、日本の大学進学率が58.1%(2019年)なのでいかに多くの人が大学に進学しているかが分かります(ウクライナは国立や州立など公立大学が多いのも特徴で銀行大学、国立水環境工学大学など専門分野に特化した大学も比較的多い)
ウクライナ軍がNATO諸国の指導の元、西側の高度な戦術を理解したり西側兵器を短期間で習熟できる背景には高等教育を受けた人材が豊富という背景も大きいと思います。
ウクライナが従軍僧を大幅に増やす報道も、そういうメンタルケアの意味合いもあるのでせう。
戦争に対して無感覚になってしまうのは恐ろしいことだから
戦争をずっと支持してたロシア人は「こんなはずじゃなかった」「聞いてた話と違う」とか思ってるんだろうな
どうもヘルソンの前線ロシア軍には航空支援が全くないようで
ついにdudcanyまで進出して防衛線は完全に崩壊してるらしい…
まったく変化のなかったヘルソンの戦局がここにきて一気に動き出しましたね
ドニエプル川以北のヘルソン市街地は潔く諦めて撤退したほうがロシア軍的にはいいんじゃないすかね?
撤退しようにもドニエプル川に囲まれてて撤退しようがないです。
ドニエプル川西岸を南下している軍とムラヒフカから南下してる軍がベリスラフで合流し
25000のロシア軍を包囲するべく動いているとの話も出ているようです
本当かはともかく陽動と言われていたヘルソン方面でウクライナの攻勢が始まってるのはたしか
> 何が真実で何がデマなのかさっぱり分からない
ウクライナ軍は浸透した特殊部隊や協力パルチザンが活発に活動していて(多くの裏付けあり)、主力軍が来る前に下拵えとしての伏兵のほかに、威力偵察、攻撃軸について誤情報を与えるための陽動攻撃などもやっているようで、ロシア軍を騙さなければならないのだから我々も騙されるのはしょうがないですねw
クレミンナはリマンの敗残兵が流れ込んできていて、ロシア側戦場リポーターによる彼らへのインタビューも行われており、リマンである程度は撤退できたものの、ロシア側の殿がかなり悲惨なことになったのは確かなようです。正規軍以外の歩兵隊との情報共有が上手くいっていないことや、きついポジションにいる契約兵が逃亡して防衛線にポコポコ穴が開くなど、士気がまだらな状況が伝わってきます。
戦場リポーターが入れるぐらいには防御されてるのか。
早いとこクレミンナも包囲殲滅しなければ!(使命感)
ヘルソン周辺にいつまでも戦力張り付けとくのもあれだしやはりそろそろ本気で落としにいくか?
ウクライナの公表した動画で、
街道で殲滅されたロシア軍が民生用のバン系の車ばかりだったということは、
また戦車や装甲車の鹵獲も増えてるんでしょうかね。
それよりも情報が出てこないリマン周辺の市民の状況はどうなんでしょうね?
日本からの中古車の輸出もストップかけないとマズいですね。
自家用車の徴発も始まってるみたいです。
いよいよクレミンナ・ルビージュネ・リシチャンシク・セベロドネツク攻防戦が始まりました。こことヘルソンを取り返せばおおむね2月24日ラインまでロシア軍を押し返したことになりこの戦争の勝利を確定させる重要な一戦です。
とはいえロシア軍もリシチャンシク・セベロドネツクに主力を置いて待ち構えていますから、そう簡単に落とせる相手ではありません。
むしろ現在のウクライナ軍の主目標はクレミンナ・スボトボ・ベルゴロドのラインの奪還でしょう。
このラインからオスキル川までの広大な土地を早急に取り返すことでプーチンの4州「併合」を無力化できます。またロシア軍の補給路としても重要で、貴重な戦略を割いてでも守る価値があります。
ボロバとスバトボでは激しい戦闘が予想されますが、ここを押し返していけば、クレミンナ北側はすでにウクライナ軍の砲撃の射程内ですからスボトボからクレミンナに撤退・合流しようとするロシア軍のすり潰しも狙えます。
やはり包囲殲滅は戦術として華があるな
ロシアが盛り返そうとして、ずるずるとロシア版ベトナム戦争になれば良いのだが
交通要衝クレミンナ落とされるとセベロドネツク日干し 秋雨で多くの交通路使えなくなりキエフの二の舞か。
集めた招州兵はドンパス大回り ATAKUMUSUの餌食。
管理人さんの現況地図を見る限り、東部戦線におけるウクライナ軍の意図はかなり明瞭なように思える。当面の目標はクレミンナの奪回だね(私が言うまでもなく)。ここを落とせば、ルビージュネ、セベロドネツク、リシチャンシクが視野に入る。でも、スバトボやボロバも当然視野に入っている。ボロバはリマンを落とした時のように包囲‥‥。
クビャンスクから伸びている宇軍の進撃路は、スバトボではなくてNyzhnia Duvanka(なんて発音するのだろう?)に向かっているように見える。スバトボを落とす前にここを落として、ベルゴロドからの補給線を遮断して、スバトボを孤立化させる狙い?
今月中にスバトボ、ボロバ、クレミンナ、ルビージュネ、セベロドネツク、リシチャンシクを確保したいなあ。もちろん宇軍の損害を最小限に抑えつつ。核をちらつかせて、世界を恫喝した(している)プーチン・ロシアを許せない。
クピャンスクから南下したオスキル川東岸のKisharivkaがウクライナ軍によって解放されたとの情報が出てますので、クピャンスクからの増援はまずは南下して南北からボロバを挟み撃ちするんじゃないですかね。
スバトボを攻めるにしてもまずはオスキル川東岸を確保して川を安全に渡れるようにするのが先決ですし。