欧州関連

ウクライナ外相、我々をロシアの付属物として見る3つの国が見解を改めればNATO加盟は実現する

ウクライナのクレバ外相は「我々をロシアの付属物として見る3つのNATO加盟国が見解を改め『ウクライナを独立した主権国家』だと認識を変えればNATO加盟が実現する」と語った。

参考:Інтерв’ю Міністра закордонних справ України Дмитра Кулеби для латиського порталу новин «Sargs.lv»

ロシアは「ウクライナがロシアの一部に過ぎない」という間違った認識を欧州に植え付けようとしている

ウクライナのクレバ外相はNATO加盟国に「ロシアが要求するNATO拡大中止の保証を拒否してほしい」と呼びかけと同時に「ウクライナのNATO加盟を諦める気はない」と語って注目を集めているが、クレバ外相はラトビアメディア(防衛・安全保障問題についてのニュースを取り扱うラトビア国防省運営のSargs.lv)のインタビューで興味深い主張を展開している。

ストルテンベルグ事務総長は「ウクライナはNATO加盟国ではない=ウクライナをロシアの侵攻から守る義務はなく仮に侵攻が発生してもNATOは軍事的な行動ではなく経済制裁で高い代償を支払わせるという意味」と語ったが、クレバ外相はラトビアメディアに対して「我々をロシアの付属物として見る3つのNATO加盟国が見解を改め『ウクライナを独立した主権国家』だと認識を変えればNATO加盟が実現する」と語った。

出典:DoD photo by Lisa Ferdinando

つまりウクライナのNATO加盟を認めるとロシアのウクライナ侵攻を招く可能性が高く、これを他の加盟国は集団的自衛権を発動して阻止しなければならなくなるためNATOは表向き「汚職や不正が横行する国内問題を解消しない限りウクライナの正式加盟を認めずパートナー国としてのウクライナへ支援を行う」という形を維持しているのだが、これについてクレバ外相は「我々をロシアの付属物という色眼鏡で見ている」と批判しているのだ。

ただクレバ外相は「3つの加盟国」が何処なのかについて明言を避けているが、ウクライナのNATO加盟を左右する国となると米国、英国、ドイツ、フランス、イタリアの中の何処かだろう。

最も興味深いはロシアがウクライナ侵攻を実行に移した際の目的で、クレバ外相は「2014年に実現できなかったウクライナ東部と南部を占領して親ロシア国家を建国(失敗したノヴォロシア人民共和国連邦の再実行)することだ」と推測しており、モスクワに拠点を置くシンクタンク「ロシア国際問題評議会(RIAC)」で代表を務めている元外相のイーゴリ・イワノフ氏と同じことを言っている。

出典:Ministry of Defense of Ukraine / CC BY 4.0 ウクライナ軍の演習風景

イワノフ氏はロシアがウクライナ侵攻を実行に移した際に必ず達成しなければならない戦略的な目標は幾つかの歴史的問題の解決、南東部国境に対する西側脅威の排除、アゾフ海の完全な支配権、クリミア半島への陸路によるアクセス確保の4点で、これを達成するためには最低でも首都キエフの占領、西側に協力的な現ウクライナ政権の支配領域をドニエプル川より西へ追いやり親ロシアを標榜するウクライナ国家の創設が必要だと語っていたが、奇しくもクレバ外相の主張と一致しているのが非常に興味深い。

とにかくロシアは「ウクライナがロシアの一部に過ぎない」という間違った認識を欧州に植え付けようとしているとクレバ外相は強調しており、欧州の国々やNATO加盟国はウクライナを独立した主権国家として扱い今回の問題に対処することを希望しているが、ロシアは米国やNATOに「NATO拡大停止と露国境近くへの兵器システム配備停止」を要求しているため当事者だけの問題だけでは無くなっている。

果たしてウクライナの運命はどうなってしまうのだろうか?

 

※アイキャッチ画像の出典:Армінс Янікс / Міноборони Латвії

ロシアが提示したウクライナ情勢の解決手段、NATO拡大停止と露国境近くへの兵器システム配備停止前のページ

海上自衛隊が試験的運用に関するRFIを発行、洋上監視用UAVの導入を検討か?次のページ

関連記事

  1. 欧州関連

    フィンランドとスウェーデンのNATO加盟、トルコは両国の加盟を否定

    まもなくフィンランドやスウェーデンはNATO加盟手続きを開始する予定で…

  2. 欧州関連

    エストニアとフィンランドが対艦ミサイルの運用を統合、フィンランド湾からロシア海軍を締め出す

    エストニアのペヴクル国防相はフィンランドのカイッコネン国防相と会談後、…

  3. 欧州関連

    トルコの主力戦車アルタイ、韓国製エンジン採用は初期量産のみで国産が本命か

    トルコ国防省調達部門のイスマイル・デミール氏は28日、主力戦車「アルタ…

  4. 欧州関連

    ドイツ軍の近代化が本格化、議会が戦力強化に約2.6兆円支出することを承認

    ドイツ議会は総選挙に突入する前に約200億ユーロ/約2.6兆円にのぼる…

  5. 欧州関連

    ウクライナ支援の縮小が浮き彫り、8月~10月分の支援額は昨年比で87%減

    ドイツのキール世界経済研究所は7日「2023年8月~10月分のウクライ…

  6. 欧州関連

    トルコ、TB2に搭載可能な新型レーザー誘導爆弾Bozokの量産を開始

    トルコ政府の防衛産業研究機関は4日、BAYKARのバイラクタルTB2に…

コメント

    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    時期に中華に吸収されて亡国します。

      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      まずは台湾落としてみてどうぞ

      6
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    まずウクライナが汚職問題を正し、今までEUが提供してきた対露用の金銭的・軍事的物資に相応する軍事力をつけてからじゃないとNATO側は加盟させるかどうかの議論すらしないと思うんだけど

    26
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    守ってほしいなら自分でも努力しろよ
    与えられた支援ぐらいまともに管理しろよ

    17
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    NATO加盟国にしてもそこまでウクライナを守らないと行けない理由が必要ですからね。

    4
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      正直なところ、NATOの反応見る限りウクライナの汚職問題に嫌気がさしただけでなく、ロシアもNATOと隣接するのは望ましくないだろうからNATO加盟国と隣せずせず、それでいてウクライナがぎりぎり滅亡せず自立国家としてやっていける程度にNATOと隣接している西側残したらそこで侵攻止めると予想している気がする

      これならロシアもNATOも大きな損害こうむったりリスク抱えることにならないだろうし

      6
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    ウクライナ外相の発言は、これまでの経緯から考えると「お前が言うな」レベルの話でしか無いのだが、これを配信したのがバルト三国の一国・ラトビアの国防省が運営するメディアだと言う点が気になる。
    ラトビアの立場からすれば「もしもNATOがウクライナを見捨てたら、次は我が国の番では無いのか?」と言う不安を感じているのかも知れない。

    20
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      もしウクライナが落とされたらラトビアを含めた周辺国は今までの比じゃないくらいロシアの脅威に晒されることになるからな

      19
        • 匿名
        • 2021年 12月 04日

        それに、ウクライナの周辺国の中には国民に占めるロシア人の割合が結構多い国が有るんですよ。
        例えば、ウクライナの場合国民に占めるロシア人の割合は17.3%(2001年)だけど、バルト三国のラトビアが26.9%(2011年)、同じくエストニアが25.2%(2011年)と国民の約四人に一人がロシア人の国が在って、エストニアに至っては在住するロシア人の国籍がロシアのままなのでエストニア人との間でかなりの軋轢があります。
        なので、もしもウクライナが落とされたらロシアはこの「周辺国に居住するロシア人の問題」を口実にして、特にバルト三国を再併合する可能性も有り得るから、これらの国々に取っては「今度は自分達だ!」と言う恐怖心が生じていてもおかしくないです。

        30
          • 匿名
          • 2021年 12月 04日

          自国系民族の保護を名目に介入を謀るのは、国際紛争の定石ですからね
          軍事行動に出なくとも、そういう威圧感を感じさせるだけで周辺国に表だっての反ロシア政策をとりにくくさせる
          それだけでもロシアの政治的勝利です

          21
          • 匿名
          • 2021年 12月 04日

          ロシアの併合のロジックは「地元民が併合を望んだ」ですからね
          大戦前のドイツとやってること変わりませんが

          28
            • 匿名
            • 2021年 12月 04日

            二次大戦直後に欧州各国で行われたドイツ人追放、報復的意味合いもあっただろうし難民化したドイツ人がずいぶん亡くなったそうだから惨いもんだと思ってたけど、今のロシアを見ているとなるほどなと思ってしまう・・・

            4
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      だからこそ今までEUはウクライナに対露防衛のための資源や資金を渡してきたけど、それを横流ししまくってとうとうEU側がブチ切れたというのがちょっと前の話だったわけで

      ラトビアの立場からすればNATOに対策してほしいと思うのは当然だと思うけど、NATOとしてはここで守る素振り見せたらウクライナは永遠に汚職問題に対してまじめに取り組まず、今後もEUからたかり続けると見て今回は対応見送る気がする

      5
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    (黒海、クリミア半島とかって問題は置いとて)
    いやぁ、だってあんたらは冬季の暖房の燃料(天然ガス)でさえロシアに100%依存・・・に代表される様に経済では100%ロシア頼みやん。
    工業はあるけど、それはソ連/ロシアからの安価な原材料が大前提だった。
     記事はNATOだけど、EUに加盟しても無意味では? ・・・工場の進出を期待してるのかも知れんけど、今のウクライナは基本的には農業国

     EUの甘~~い言葉にダマされたのかもしれんけど、ロシア経済圏からの脱極はムリゲー。
    ウクライナは何をしたいの? って思う

    20
      • 匿名
      • 2021年 12月 10日

      オバマがウィキリークスへ情報流した奴をロシアが保護した事に対する嫌がらせで、冬季五輪会場に近いウクライナでクーデター起こさせただけなので、ウクライナ新政府は米国を盾に政府運営してたが、トランプがロシアと親和政策とった事で根幹がグラグラ揺れて、何処の陣営にも属せない中途半端な国家になった。
      必死にEUに縋っても国内纏まらず、伝統的に汚職まみれ体質なのでEUもお荷物抱えたくない訳で。
      まあオバマが悪い?というか中途半端だったのが原因で、どうにもならんだろうな。
      国の一部をロシアに渡して、中立国家として認めて貰うのが最善だけど、そう上手く行くか疑問。
      天然ガス握られてるEU、特にドイツがウクライナのNato加盟は嫌がるでしょう。
      過去にソ連時代の技術投げ売りしてたのも安全保障上、受け入れられないし信用できんだろうし。
      中国も絡んでもう四面楚歌って感じ。

    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    露軍は国境沿いに野戦病院や兵站陣地を構築し始めたようで、米シンクタンクはやるなら1月って言ってますけど、
    仮に露軍が侵攻するとしてNATO側に介入の作戦計画はそもそもあるんですかね。
    ウクライナは将来を明言しますけど、それってロシアに決断させる時間を早まらせてるだけなんでは。
    NATOの防衛計画って、冷戦期の対ソ戦略は文献沢山ありますけど、東方拡大以降の対露戦略ってそこまでソース多くありませんし、ウクライナ方面のNATO全体の作戦計画自体確定してないんじゃないですかね、おそらく。
    つまるとこ、直近数ヶ月でNATOが宇にしてあげれることって、国境面の圧力と武器援助くらいなのでは…?
    まぁ全部個人の妄言ですけども。

    11
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    「我々は戦争をさけるために恥を忍んだ。
     だが、やがて戦争と恥の両方に耐えなければならなくなる。」 – ウィンストン・チャーチル

    21世紀のチェンバレン席には誰が座るのかな。安易な見立てだとクリミア半島は、さながらズデーテン地方か。

    11
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      言うて勝手に割譲を承認したスロベニアのズデーテンと、もともとソ連・ロシアの軍事的重要拠点であるクリミア半島は同列にはできんのでは。むしろソ連分裂の際に、よくクリミア半島をウクライナ領にすることを、ロシアが承認したなと。
      それにズデーテンは英仏が相互防衛協定を結んでいたのに割譲に同意したことが問題な一方、ウクライナはバルト三国の様に一貫した反露をアピールできず、NATOに加盟できなかったため自ら緩衝国になってしまった。
      仮にNATOが、バルト三国を、ズデーテンの様に見捨てたら、チャーチルの格言通りになるだろうがな。

      8
        • 匿名
        • 2021年 12月 04日

        実は、クリミア半島がウクライナ領と定められたのは1955年の事なんですが、それをやった人は当時・第一書記兼首相だったニキータ・フルシチョフなんです。
        ところが、フルシチョフはウクライナ系(出身地は現在のクルスク州のカリノフカ)で、ウクライナで暮らしていた経験もあった人でして、彼が当時スターリン支配の下で苦しんでいたウクライナの融和策としてクリミアをウクライナ領にしたそうなんですが、歴史は本当に皮肉な事をしますね……

        12
          • 匿名
          • 2021年 12月 04日

          それを込みにしても、ウクライナからの貸与ではなくロシア領に組み込んでおけばと思うが。
          崩壊時のゴタゴタでそれどころじゃなかったのか、半永久的にウクライナがロシアから離れることは無いと思ったのか。

          3
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    ソ連の置き土産なのか軍事技術はあるようなで、それ中国に渡しちゃうぞ?とか

    1
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      独立してからも継続的に同レベルの軍事研究続けていた、というわけじゃないからとうの昔に時代遅れになっているのでは

        • 匿名
        • 2021年 12月 04日

        中国や北朝鮮、最近はトルコにも技術流しまくってるしな

        4
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    NATOはもういっそのことロシアに侵攻してもらった方が良いんじゃない。そうすれば色々動きやすくなるし。ドニエプルラインより東側を全部抑えられれば、ロシアとしてもそれ以上西側に侵攻するのは相応に厳しいことはわかっていそうだから、NATOもそこから西側を勢力圏として防衛しやすくなる。
    ただし、ドニエプルラインの東側となるバルト三国の動揺をどうやって抑えるかが問題になりそうだな。

    4
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      1939年のポーランド(ナチスとソ連で密約して東西に分割)みたく、NATOとロシアでウクライナを東西分割コースかな?

      6
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    う、暗いな

    4
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    ウクライナ「おいおいなに俺見てこそこそ話してんだよー!やめろよー不安になるだろー!」

    2
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      ロシア&NATO「お前は知らなくて良いんだよ…もう直ぐ、ウクライナと言う国は地図から消滅するからな」(腹黒い笑みw)

      3
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    115,000 soldiers
    40 battalion tactical groups
    1200 tanks
    2900 armoured vehicles
    1600 artillery systems
    28 missile complexes
    330 planes
    240 helicopters

    ウクライナ周辺に展開していると予想されるロシア軍兵力

    これだけ集めてブラフだけというのは流石に無さそうな

    3
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      で、でもウクライナにはトルコから購入した例のドローンがあるから(震え声)

      3
        • 匿名
        • 2021年 12月 04日

        例のドローンがロシアに通じるか私気になります!!

        4
          • 匿名
          • 2021年 12月 04日

          ぶっちゃけバイラクタルが無双できた相手って、シリアとかリビアとかアルメニアとかマトモな制空戦闘機を殆ど持ってない貧乏国ばかりだしな。ロシア相手ではスホイやミグでコイツの出撃基地ごと潰されてお終いでしょ。

          8
            • 匿名
            • 2021年 12月 04日

            滑走路必須で衛星通信も出来ないから、基本半径200kmでの運用が限界
            となると、戦闘機どころかミサイルですら潰されかねんという……

            5
      • 匿名
      • 2021年 12月 05日

      1200 tanks
      1600 artillery systems
      現役常備軍の稼働総力ちゃうんかこれ

      2
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    だってアメリカもEUも所詮はロシアの庭先を適当に引っかき回してロシアを疲弊・消耗させられればいいだけですし。トルコやポーランドはそんな弾除け役はウンザリだと、EUやNATOとギスギスしてる訳ですし。

    9
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    アゼルバイジャンスタイルにすればええんや
    外交ではロシアを持ち上げつつ軍事力向上は装備調達の多様性を謳いイスラエル等の西側装備を少しづつ増やしていく
    ウクライナ君には面従腹背が足りないんや

    1
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      そもそも国としてまとまっていないから問題なわけで。国内が親EUと親露で政治的に絶えず綱引きを繰り返しているから、面従腹背とかいう”ウクライナという国のため”高度なことが出来るような状態じゃない。

      8
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    ウクライナにあった核放棄したんだよな
    しなければ世界第3位の保有国だったのに
    アメリカも放棄するように圧力かけたんだったな
    あの当時は核拡散防止の為にやむを得なかったんだろうけど

    3
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      核を持っていても場所的に、北朝鮮2が出来上がるだけなんじゃない?EUにもロシアにも核で脅し散らすヤバい国になりそう。指導者は選挙で選ぶだけに、下手すりゃ北朝鮮よりもタチが悪いような気もするが、やはり日本やバルト三国みたいに明確に一方の陣営に立たなきゃ緩衝国扱いになるのは避けられないのでは。

      7
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      ウクライナに在った核は元々ソ連邦の物でしたし、ウクライナにはそれだけの核を維持する予算も有りませんでしたから…後、余り知られていませんがウクライナはソ連邦解体時に多数のソ連軍が保有していた通常兵器を譲渡されましたが、それも多くが廃棄されたり他国へ輸出或いはロシアへ返却されています(ロシアへ返却された兵器の中にはTu-160戦略爆撃機も有った)

      2
        • 匿名
        • 2021年 12月 05日

        ソ連の意味理解してますか?

          • 匿名
          • 2021年 12月 05日

          そもそもウクライナ自身の物では無いと言う意味で書き込んだだけです。

          2
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    ウクライナレベルの国家規模で自国を自国の軍事力だけで防衛できなくなったのはいつぐらいからなんだろう
    それとも元々

      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      そら決定的になったのは18世紀頃から西欧諸国が植民地獲得を始めて以降だろ。植民地がある国とない国とで、加速度的に国力差が開いてくんだから。
      どんなに元首が優秀でも内政だけでは如何ともし難い差になってる点が、18世紀以前の地域内での軍閥割拠とは違う所じゃないか?

      1
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    近年の活発なロシアはチャイナマネーなのか?
    ロシアの技術力と中国の金。
    あぁー恐ろしき悪の枢軸。

      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      ロシアは一応腐っても食料も資源も軍事も自給自足出来る国よ。寧ろ今の食料・エネルギー危機の中国の足元を見まくってる立場。

      4
    • 匿名
    • 2021年 12月 05日

    ウクライナは自国の財務・エネルギー債務を外国に依存してしのいでいる事や、欧州の市場よりロシア件への市場参入の方が容易な事。過去に中立を標榜して、なるべくNATOにベッタリなのを避けていたけど近年の危機でNATO加入を推進するとかのあからさまなやり方。これでNATOに迎えて貰えると思う方がどうかしていると思う。

    隣接国がロシアにより接する事になるリスク以外ウクライナのメリットって無いように思うし、過去にロシア脅威があろうが加入出来たタイミングはあった筈なのにそれをスルーして緊迫度が増してきたからNATO入り頑張りますとかどうなのかね。

    予算面で厳しいのは分かるが兵器体系が完全にロシアよりで特殊部隊とかが使うイスラエルのTAR-21でさえ5.45×39mm仕様にしているし、今だ歩兵が使うアサルトライフルは5.45×39mmで5.56×45mmを使用するアサルトライフルは欧州メーカーと協議中の有様。ウクライナ位の規模でこれだけ西側の兵器が無いNATO加盟国は無いように思う。兵器体系が今の時点でほとんど東側の状態でロシアの一部とみられているとか言う神経がよく分からない。

    1
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 北米/南米関連

    カナダ海軍は最大12隻の新型潜水艦を調達したい、乗組員はどうするの?
  2. 米国関連

    F-35の設計は根本的に冷却要件を見誤り、エンジン寿命に問題を抱えている
  3. インド太平洋関連

    米英豪が豪州の原潜取得に関する合意を発表、米戦闘システムを採用するAUKUS級を…
  4. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
  5. 欧州関連

    BAYKAR、TB2に搭載可能なジェットエンジン駆動の徘徊型弾薬を発表
PAGE TOP