ウクライナ戦況

ウクライナ軍はお手上げ、ロシアがベラルーシ領にイラン製弾道ミサイルを配備か

ウクライナ空軍の報道官は「イランから入手した弾道ミサイルをロシアはベラルーシ領に配備する可能性が高く、これを効果的に阻止する手段=ミサイル防衛能力を持っていない」と明かし、本当にウクライナは冬場に電力を喪失するかもしれない。

参考:Россия планирует разместить иранские ракеты к северу от Украины, против них у нас нет защиты – Игнат

本当にウクライナは電力を喪失して多くの市民が欧州に脱出=難民として押し寄せる可能性もあり、そうなればロシアの思惑通りだ

CNNは西側当局からの情報に基づき「イランは短距離弾道ミサイルや無人航空機を含む約1,000個の追加兵器をロシアに移送する準備を進めており、11月上旬までに200機以上の無人機を出荷する予定だ」と報じており、ウクライナの諜報機関も「Shahed-136、Mohajer-6、Arash-2が含まれる約200機の無人機がカスピ海経由でロシアに送られる」と明かしている。

出典:Генеральний штаб ЗСУ

さらにウクライナ空軍の報道官も「イランから入手した弾道ミサイル(Fateh-110=射程400kmとZolfaghar=射程700km)は北部国境周辺=ベラルーシ領に配備される可能性が高く、これを効果的に阻止する手段を我々は持っていない。手持ちの防空システムでも迎撃は論理的に可能だが、我々にミサイル防衛の能力はない」と述べており、ウクライナは破壊されたインフラを復旧しても次から次へと破壊され、電力設備を修復するための機材も底をついたらしい。

首都キーウでは31日の攻撃で電力整備が破壊され市内の80%で飲水の供給が停止、市当局は市民に「ミネラルウォーターのボトルを購入するか、指定のポンプ場=井戸で水(飲料水にする場合は煮沸が必要)を確保して欲しい」と呼びかけている。

出典:Командування Повітряних Сил ЗСУ

電力供給も首都を中心に7つの地域(キーウ州、チェルニーヒウ州、チェルカースィ州、ジトーミル州、スームィ州、ハルキウ州、ポルタヴァ州)で停電が続いており、ロシアはインフラへの攻撃を小出しに続けながら大寒波が到来するのを待っているのだろう。

ウクライナ軍が保有する防空システムの中で弾道ミサイルを迎撃できる可能性はS-300しかないが数が少なく、米国が提供したNASAMSやドイツが提供したIRIS-TSLMはミサイル防衛に非対応で、フランスとイタリアが提供準備を進めていると噂されているSAMP/T(Aster30Block1を使用した場合)なら短距離弾道ミサイルの迎撃が可能だが、これも提供数が1セットの可能性が高いため根本的にロシア軍の攻撃を防ぐ手立てがない。

出典:Italian Army/CC BY 2.5

弾道ミサイルの攻撃に加えてShahed-136、Mohajer-6、Arash-2による攻撃も続くため、本当にウクライナは電力を喪失して多くの市民が欧州に脱出=難民として押し寄せる可能性もあり、そうなればロシアの思惑通りだ。

追記:ゼレンスキー大統領は特に火力発電所や水力発電所への被害が深刻だと述べており、ロシア軍の攻撃で電力設備の40%が破壊されたらしい。モバイル通信も基地局への電力供給が途切れ、発電機による運用が続けられているが数が限られているため通信も不安定になっているらしい。

関連記事:ロシアがイランから弾道ミサイルを調達、ウクライナから明かりと暖房を奪う
関連記事:ロシア、ウクライナへのインフラ攻撃は飢餓をもたらし難民を発生させる
関連記事:ウクライナが切望していた高度な防空システム、仏伊がSAMP/T提供を準備中
関連記事:ウクライナ軍、イランがより致命的な自爆型無人機をロシアに提供する

 

※アイキャッチ画像の出典:IMA Media

シンガポール軍がサイバー部門を第4軍化、新領域の重要性は陸海空に劣らない前のページ

米国とサウジ当局、イランによるサウジアラビアへの攻撃が差し迫っている次のページ

関連記事

  1. ウクライナ戦況

    ロシア軍が記録的な数のShahed-136でキーウを襲撃、75機中74機を撃墜

    ウクライナ軍は25日「ロシア軍が記録的な数のShahed-136でキー…

  2. ウクライナ戦況

    ロシア軍、セベロドネツク、ルビージュネ、クレミンナの住民避難を計画中

    ロシア軍は10月上旬にスバトボから住民避難を実行したが、ウクライナ軍参…

  3. ウクライナ戦況

    暗闇に飲み込まれるウクライナ、新たなインフラ攻撃をロシア軍が準備中

    ロシア軍のインフラ攻撃はウクライナ人から明かり、暖房、通信、水道といっ…

  4. ウクライナ戦況

    ウクライナ侵攻383日の戦況、露ワグネルはスラビャンスク方向に道路を北上

    ウクライナ侵攻から383日目を経過、露ワグネルはバフムートとスラビャン…

  5. ウクライナ戦況

    ウクライナ軍兵士は準備された陣地ではなく野原に連れて行かれただけ

    ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏やDEEP STATEは「兵士…

  6. ウクライナ戦況

    ウクライナ軍がバフムート方面で反撃、ロシア軍の側面に突破口を開いた可能性

    ウクライナ軍がバフムート方面で反撃、バフムートやイワニフスキーに向かっ…

コメント

    • 7c
    • 2022年 11月 02日

    これ、ベラルーシも戦争責任を負う気なのかな?
    いくらロシア様には抗えなくとも、自国からミサイル撃ったら、ウクライナ側から攻撃されても文句は言えない。
    ましてやロシアみたいに資産凍結されても文句は言えない。

    あくまで『フリ』だったベラルーシも、やったら終わるよね。

    34
      • もり
      • 2022年 11月 02日

      ほぼ属国みたいなもんだしロシアの要求を完全に突っ撥ねるのは難しいだろうねぇ
      ロシアのミサイル配備拒否は日本で言うと米軍から横田空域奪還するくらい無理筋っしょ

      15
        • バーナーキング
        • 2022年 11月 02日

        そうなれば当然「日本への反撃」があるでしょ?

        2
          • 名無し
          • 2022年 11月 02日

          >そうなれば当然「日本への反撃」があるでしょ?

          そのためにはウクライナ軍は兵力を東側戦線から大量に引き抜かなければならず、
          「ロシア軍の思うツボ」ですな。戦術で勝って戦略で負けるやつ。

          10
    • emp
    • 2022年 11月 02日

    そもそもミサイル防衛は、相手が格下の反政府勢力とかじゃない限り、コスパも確実性も低い
    こちらが反撃するまでの時間稼ぎが限界

    本来ならロシアのインフラに報復すると良いけど、
    西側はロシア領を攻撃できる兵器を支援しないし、そもそもロシアは国土の縦深があるから効果は薄い

    ロシアで内戦が始まるが先か、ウクライナが力尽きるのが先か..

    8
    • 2022年 11月 02日

    >北部国境周辺=ベラルーシ領に配備される可能性が高く、これを効果的に阻止する手段を我々は持っていない。
    対空を飛んでくる自爆ドローンや巡航ミサイルは無理だろうが、弾道ミサイルは発射位置を特定できないだろうか?
    特定できるなら、そこ目がけて反撃できないだろうか?
    そうでもしないと打つ手がない。

    反撃能力がないと困る良い事例だと思う。
    日本は参考にするべき。

    28
      • daishi
      • 2022年 11月 02日

      弾道ミサイルの発射台はトレーラーなどで移動可能、かつ大きさも空母などと比較して小さいですから、特定が困難、特定後の即時破壊も困難です。
      湾岸戦争で大量の航空戦力を投じてイラクのスカッド狩りを実施しましたが効果はなかった、というのが現在の結論です。
      弾道ミサイルに対する抑止は弾道ミサイルシステムの破壊ではなく、弾道ミサイル防衛システム、政治などを含めたそれ以外の手段で行う必要があります。

      29
        • kitty
        • 2022年 11月 02日

        >湾岸戦争で大量の航空戦力を投じてイラクのスカッド狩りを実施しましたが効果はなかった、というのが現在の結論です。

        が、
        >莫大な費用をかけた弾道ミサイル防衛システムを構築しましたが効果はほぼなかった、というのが結論

        になる日もそう遠くはなさそう。

        4
    • zerotester
    • 2022年 11月 02日

    ロシア本土には攻めにくいけど、ベラルーシならいいんじゃないでしょうか。NATO軍でベラルーシに侵攻し、ベラルーシ軍の反乱勢力と呼応してルカシェンコを追い出し、国連の監視団を入れて選挙をやればいいです。だいぶ酷いけれどロシアのやり方に比べればマシでしょう。ロシアは守るべき国境線が増え、ウクライナは減ります。やらないでしょうけどね。

    16
      • 名無しさん
      • 2022年 11月 02日

      アゼルバイジャンとアルメニアの戦争でも、ロシアは保護下にあるはずのアルメニアを攻められても
      何の軍事力も発揮できていませんからね。
      正直、NATO軍がベラルーシを攻撃したら、ロシアはベラルーシを見捨てると思いますよ。
      リトアニアに亡命中と言われるチハノフスカヤ氏を旗印に、ベラルーシ軍の反乱勢力と呼応すれば
      ルカシェンコを追い出せると思いますが、NATOにそこまでやる覚悟があるかは微妙ですね。

      このままウクライナからの難民が増え、ヨーロッパの世論が変わるのを待つしかないと思います。

      15
        • zerotester
        • 2022年 11月 02日

        そこまでやらないと思いますが、それくらいの覚悟があってもいいのではないかと個人的には思います。今もウクライナの人々がテロで死んでいるのだから。

        6
      • スマック
      • 2022年 11月 02日

      気に入らない政権を国内の反体制派と結託して軍事侵攻するっていうならロシアがウクライナにやってることと同じでロシアの侵略を正当化することになるぞ

      5
        • zerotester
        • 2022年 11月 02日

        正当化の口実を与えることにはなるでしょうね。しかしウクライナのインフラを攻撃するというテロを行うなら侵攻する理由はあるし、選挙は国連の監視下で行えば公正ということになります。

        11
    • 匿名
    • 2022年 11月 02日

    民間施設を攻撃しまくるロシアに対して国際社会は何もできないのが虚しいわ
    法を守らせるのに必要なのは結局は武力なんだなっていう
    ウクライナ単独で戦ってるなら間違いなく同じ手を使ってロシアの発電設備に対して報復するんだろうけど、
    それすら出来ないウクライナはどうしたらいいんだ
    マジであの犯罪胸クソ国家に天誅くだらないかな

    67
      • 2022年 11月 02日

      思っていても上手く言語化出来なかった事を的確に表現してくれてありがとう

      13
      • q
      • 2022年 11月 02日

      >それすら出来ないウクライナはどうしたらいいんだ

      ウクライナがロシアを攻撃できないという発想自体が思い込みだね。
      ドローンによる飽和攻撃はむしろ貧者の側の攻撃に相応しい。

      クリミア橋への攻撃もテロだと騒いでいるのはロシアだけだし、
      これだけやりたい放題やっているロシアにウクライナがインフラ攻撃やり返しても、誰もロシアに同情しない

      27
      • 名無し三等兵
      • 2022年 11月 02日

      そうは言っても発電施設への攻撃なんてのは戦略攻撃としてはまっとうな目標で
      戦争犯罪にはなりませんので、こればっかりはウクライナ軍に頑張って迎撃して
      貰って被害を防いでもらうしかありません。

      5
    • 猫ちゃん
    • 2022年 11月 02日

    政治的な理由で反撃できないとこういう事態になるというのは日本としても他人事ではないですねぇ

    48
    • 7743
    • 2022年 11月 02日

    最終的には国民を周辺国に脱出させて冬をしのぐしかないでしょう。
    それはロシアの思惑通りかもしれませんが、それによってEUが支援を止め停戦に向かう方向には向かわないと思います。
    ウクライナのGDPは大幅に減りますが、国民を守りながら戦うと言うのが
    ロシア相手にはそもそも成立しない話なので、いったん身軽になった上で戦闘に集中した方がよいかと思います。

    8
      • hoge
      • 2022年 11月 02日

      そもそも現状ですら難民は1300万人以上いるので、何を今更という気もしますね。
      リンク
      特に隣国のポーランドは急激な少子化で労働力の不足が深刻でもともとウクライナからの出稼ぎが多いようなので、むしろ定住してくれるならばありがたいくらいに考えているのでは。

      13
      • 通りすがり
      • 2022年 11月 02日

      簡単に言うけど数千万単位の難民をいきなり受け入れられる?

      日本も100万人ぐらい受け入れてくれと言われたら絶対嫌がるだろうね。

      27
      • 2022年 11月 02日

      ウクライナにとって苦渋の選択だが、GDPは出稼ぎという形で補われ外貨が入ってくる分もあり、そのお金でチェコやポーランドに兵器の整備を頼むなどしたらお金の循環ができることも考えられる。
      イスラエル建国やクロアチアは海外同胞の援助で強力な軍を作れこともある。
      とにかくロシアを追い出さないと問題が解決できない。

      3
    • 2022年 11月 02日

    これもしベラルーシが撃ったらロシアの同盟国として軍事侵攻に参戦するってことじゃないのか?
    そしたらNATOにすり潰されるのがオチでは?
    NATOもロシアには手出しできなくてもベラルーシならやるのでは?

    12
      • 通りすがり
      • 2022年 11月 02日

      ベラルーシは侵攻初期にロシア軍の通過を黙認して、ベラルーシ領からロシア空軍機による攻撃やイラン製無人機の発射を容認してるので今更でしょ。

      ベラルーシ軍が特別軍事作戦に直接参加しない限り、欧米も動かないと思うよ。

      15
    • sage
    • 2022年 11月 02日

    逆に考えればポーランドからトマホークをベラルーシに飛ばすようなものかな(ポーランドの気持ちは考えていない)

    2
    • 名無し2
    • 2022年 11月 02日

    難民を欧州に押し付けたら普通に考えて欧州全部さらに敵に回すだけで戦争やめようというふうにはならないと思うんだが

    • 猫鉈
    • 2022年 11月 02日

    戦争に勝つために相手国の住民全てを殺すor追い出すような国の対処手段なんて現実問題あるのでしょうか?
    もう武器をウクライナに送るだけでどうこうなる状況かすら怪しいですし、だからといって核保有国ロシアにNATOが侵攻するわけにもいかない。
    難しすぎる…

    2
    • 58式素人
    • 2022年 11月 02日

    上で書いている方も居られるけれど。
    ウクライナが、ロシアのインフラを攻撃していけない理由はないと思います。
    ウクライナ国内でも、ロシア相手の自爆ドローンを製作しているようですが、
    その部分を西側が大規模に支援してあげたらと思います。
    例えば、GPSだけではなく、GLONASSを利用できるようにしてあげたり、
    ドローンの動力やセンサー・航法用の機器類などを優先的に渡したり。
    そして、聖ペテルブルグをブラックアウトさせるような形で作戦を行なっては。
    聖ペテルブルグは、今のロシアのアキレス腱と思えます。

    8
    • samo
    • 2022年 11月 02日

    これ、ベラルーシに核攻撃される可能性もかなり高まってるよな。

    仮にロシアが核使用を凶行した場合、NATO側はその報復をせにゃならんが、その方法論でずっと揉めてた。
    が、ベラルーシからロシアのミサイルが撃ち出されたとなったら、
    NATOの報復核の目標としてこれほどベストな場所がなくなってしまう。

    ルカシェンコは馬鹿か?
    ルカシェンコは自分がKGBに暗殺されようが、なにがなんでも認めちゃならんラインだったんだぞ。
    稀代の馬鹿として後世に名を残したいのか?
    ベラルーシが滅んでしまうぞ

    5
    • 名無志野
    • 2022年 11月 02日

    現実問題としてウクライナに積極的に対抗する術がないのが厳しいですね
    発電設備をNATO諸国が所有したままウクライナへ貸与してロシアがそれを攻撃したらNATOへの宣戦布告とみなして空爆に踏み切る等もう一歩踏み込んでも良い頃合いなのではないでしょうか

    3
    • 平八郎
    • 2022年 11月 02日

    本当にベラルーシから撃ってくるんですかね?
    この前の合同部隊の話も部隊は配備しましたけど、結局そちらからの侵攻はなさそうと言われていますよね。
    (もちろん今後どうなるかはわかりませんが)
    それにベラルーシからミサイルを撃つという選択肢があるんなら、なんで今までしなかったんだろうかというのもある。
    現状ドローンの一つも飛ばしてない筈。

    ウクライナ側としてもベラルーシからのミサイルの脅威を強く説いた方が、西側からより多くの支援を得やすくなるというのもあるんじゃないでしょうか。
    (記事を読む限りでは「弾道ミサイルがベラルーシに配備される可能性が高い」と言っているのはウクライナ関係者で、米英の専門家ではない)
    とはいえ射程が700キロならクリミアから撃ってもキーウまで十分届くので、脅威であることには変わりはないですが。

    2
    • おわふ
    • 2022年 11月 02日

    今こそ人道支援が求められているでしょうから、日本も党派を越えて決めるべきでしょう。
    1000機のミサイルには1000機の発電機と暖房器具を送る。
    1兆円規模の覚悟でお願いします。

    3
    • nojigoo
    • 2022年 11月 02日

    結局、相手に継続的な攻撃の意思があれば専守防衛は成り立たないってことが分かりますね。ウクライナが同盟関係にあれば米国がロシアの基地や発電所を攻撃してくれるんでしょうが。まぁ、それも米国のその時点の都合に影響されるわけで、確実な抑止力は自前の反撃能力しかありませんね。

    14
    • りんりん
    • 2022年 11月 02日

    長距離ミサイルのは長距離ミサイルで対抗するしか無い。
    敵基地攻撃能力(反撃能力)が必須と言うこと。
    それも供給や、今回ウクライナが制限されている国境越え攻撃を考えれば、自国産ミサイルが望ましいと言うこと。
    反対を唱える勢力の不可思議な話に屈すること無く、日本も急いで長距離ミサイルを配備しましょう。

    17
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. インド太平洋関連

    米英豪が豪州の原潜取得に関する合意を発表、米戦闘システムを採用するAUKUS級を…
  2. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
  3. 米国関連

    米空軍の2023年調達コスト、F-35Aは1.06億ドル、F-15EXは1.01…
  4. 米国関連

    米陸軍の2023年調達コスト、AMPVは1,080万ドル、MPFは1,250万ド…
  5. 欧州関連

    アルメニア首相、ナゴルノ・カラバフはアゼル領と認識しながら口を噤んだ
PAGE TOP