ウクライナ軍は「ロシア軍占領下のルハーンシク州クラスニー・ルーチにある司令部を攻撃した」と25日に発表、死亡者100人に加えて負傷者も多数発生しているため「今後もロシア軍の死亡者数は増えるだろう」と述べている。
参考:ВСУ ликвидировали 100 россиян в отеле в Красном Луче – СтратКом
ショイグ国防相から「HIMARSの破壊を最優先で行え」と命じられているにも関わらず、止まらないHIMARSの攻撃
ロシア軍占領下のルハーンシク州クラスニー・ルーチはウクライナ軍支配地域から70km程度離れた街で、ウクライナ軍は司令部として使用されていたホテルを攻撃、ロシア軍側に100人もの死亡者が被害が発生しているらしい。
ウクライナ軍支配地域からの距離を考えるとHIMARS(もしくはMLRS)を使用した可能性が高いが、ロシア軍はショイグ国防相から「HIMARSの破壊を最優先で行え」と命じられており、何度かHIMARSを破壊したという触れ込みで不鮮明な動画を公開したものの全てプロパガンダ=フェイクだと指摘されている。
米国も「ロシアはHIMARSを1輌も破壊していない」と否定しており、前線より後方の物資集積拠点、司令部や通信施設、物資輸送に不可欠な橋や鉄道施設などへの攻撃は全く止まっていない。
因みにドンバス方面の部隊に攻撃再開をロシア国防省が指示してから10日が経過したものの、7月3日の戦況マップから目立った前進はほぼ観測されておらず、英国の諜報機関は「東部の攻勢を強化するか、南部の防衛を強化するかでロシア軍はジレンマに直面している」と指摘している。
関連記事:ウクライナ、両軍の火力投射量が是正され戦死者数が1日30人まで減少
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※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由
ロシア側はプロパガンダで民間施設が攻撃されたというのかな
あるいはほんとに司令部がやられたなら報道しないかもしれない
少しは対抗できるならまだしも対抗手段ゼロではさすがに聖兵器認定不可避でしょ。ハイマース様としか言いようがない
ゲームチェンジャーとは行かなくても、何かこう丁度良い称号あげたいよな
鉄槌のハイマースとか?(クソ安直
全てが全てハイマースのお陰ってわけじゃないだろうけど露軍の行動に大きな影響を与えてるようだし、ゲームチェンジャー扱いしても良いのでは?ってレベルに感じますね
隔絶した性能の兵器が少数で戦局をひっくり返すのはもはや非現実的かと思ってましたが、実際に起こりうるのは正直なところ驚きです。ハイマースの供与がなければロシアの火力に押されるままだったでしょうし。援助が続くと良いのですが
たかが4台、8台じゃなぁ~…みたいな感覚はありましたよね。数が少なくても射程がめっちゃ長いから大活躍できたのかな
ロシア軍に、長距離精密攻撃への対抗戦術・兵器がまったく無いことが驚愕
うーん、ロシアと言うよりは先進国でも一部でしか対応してないかと。
正直に言って、HIMARSなどから前線司令部守るには迎撃弾も数がいるので、SAMの大量配備か、イスラエルのアイアンドームみたいなのぐらいしかないんじゃないかと思います。
加えて、ロシアのSAMは低空目標や小型目標の迎撃自体に対応していない可能性も高いですね。
そもそもの段階として、レーダーに捉えることが出来ているのかや、それをデータリンクできているのかからもかなり疑問ですが。
まぁ要するに、かなり金のかかる先進技術を、量産配備していないと対処できないということですね。
しかし、近年はパトリオットとロシア製防空システムを比較した結果、パトリオットでは低空目標への対処能力が劣るとしてロシア製防空システムを選ぶ国が少なくなかったですからねえ
いや、ペトリオットの能力不足は関係ないです。
確かにS300系統導入している導入国の数は多いですが、内訳としては旧共産圏や武器調達の多角化で買ってるのぐらいですし、それも低空対処能力目当てではないです。
例外的にS350は近中距離特化型みたいな扱いですが、基本的にロシアのS300やS400系統は長距離タイプで、大型航空機の接近阻止用という面が強いです。
まぁ近距離用で対応するSAMの種類も用意しているんですが、レーダーやソフトウェアが最適化しているのかが疑問ですし、
実際にウクライナで何度も司令部吹き飛んでるところを見るに、やはり総合的に低空や近中距離は微妙な性能なのかと。
まぁロシア製、ミサイル本体部分のカタログスペックだけは高いんですけどね。
長距離ロケット兵器を防御するシステムって基本的には無いと思うけど…アイアンドームでもロケットの突入スピードを防ぐのは難しいんじゃ無いかな?
「Counter-RAM」を検索するとよろしいかと
実際バグダッドにて地上配備型ファランクスでロケット弾を迎撃した前例もあります
(落下弾による被害防止のため、弾は時限自爆装置を内蔵)
(まとめて返信してます)
仮にもアメリカとタイマン張る気だったわけだし、装備で対抗が難しければ
被害軽減の戦略・戦術とかってなりそうなんですよね
ロシアって対抗出来るとかって言ってた気がするんだが、
そういう気配も感じられないし見事に口だけ番長だったのかなって
ロシア軍砲兵のドクトリンは命中率は二の次で、相手が火砲を使ってきたらそれより多くの火砲やロケット砲で、相手がロケット砲を使ってきたらそれより多くのロケット砲で圧倒するという腰を据えた面制圧(ごり押し)ですからね
加えて言いますと今までは非正規軍相手で航空戦力も使いたい放題であり、長距離誘導兵器を相手にしたこともなかったため、そもそも今回実際にHIMARSに攻撃されるまでそういう兵器に対抗するという発想すら持っていなかったとしてもおかしくはないかと
ただ逆に言えば今回の件でその有効性を思い知ったため、今後ロシア軍砲兵にHIMARSのような長距離高命中率のロケット砲を開発・配備したり、対砲兵レーダーや対空兵器にHIMARSのような兵器への対抗措置を施すようになり、より厄介な軍となる可能性はあると思いますが
(なお今回のウクライナ侵攻終結までに間に合うかどうかや、戦後ロシアに軍再建やアップデートする余裕があるかどうかは不明)
得られた戦訓を明日へ活かす余力は…
無さそうですねこりゃ😩
視覚的にわかりやすい打撃手段に目が行きがちですが、ドローンや市民のスマホによる情報提供などのネットワークの発達、欧米の衛星や偵察機の情報提供という観測手段の拡充という要素の方が大きいのでは思います
FIRMSを見ると7月初めリシチャンシク撤退以降東部全域に多く生じた熱源は7/10ロシア軍の一旦停止で急速に収まり、7/14の再開で若干増加した後7/18以降はぱったりと収まっています。
現在東部凸部正面の前線はウクライナ国防省発表とロシア系報道のレドフカともにシヴェルシク・バフムート前で一致しており、ISW掲載の地図で推移をみるとバフムートに7/7、シヴェルシクも7/14には前線が到達し、そこから二週間近く膠着していることがわかります。
熱源の推移と併せれば膠着は砲火力と相関する可能性が高く、後方の攻撃と砲撃力の均衡というウクライナの戦術は前線の安定という結果を得ました。
他方、砲撃なしにロシアが前線を維持している事実は、凸部を包囲するロシアの大釜戦術の恐れもあって危ういバランスの上に膠着があることを示しています。
私は双方が領土・戦力・時間を巡って最適な交換比を争っていると見ていますが、市街を灰燼に帰しても領土に重点を置くロシアと、戦力の乖離を効率的に埋めようとするウクライナの間の二週間の膠着はこの戦線での交換比の均衡を表しているのではないかと考えています。
ロシアは依然旺盛な領土欲を示していますが、手薄になった南部の劣勢と戦力を集中させた東部の停滞は既に天秤がウクライナ側に傾いている結果に思えます。
とはいえロシアとクリミア半島をつなぐ陸路となっている地域やクリミア大橋を何とかしないことには大きな転機とはなりえず、そしてその余力がウクライナになさそうなので、まだまだ予断は許さない状況でもあるように思えます
なるべく真正面からはかち合わず、遠距離から補給線をぶっ叩く、基本に忠実ですね
ウクライナ軍は慎重にHIMARSを運用しており破壊は難しいかと想います。
前線で運用する際は夜間に運用してるため、ロシア軍の主力UAVのオルラン10では補足は厳しいです。
オルラン10は民生品を用いてコスパは良い機体ですが、本格的な夜間監視能力は有しておりません。
ウクライナ軍はS-300をオルラン10に追尾され、拠点としていた倉庫を特定されて倉庫ごと破壊された苦い過去があり
その教訓が活きてると思います。
イランからドローンを掻き集めたのもHIMARS対策なんでしょうねえ。
一応以前に夜間攻撃でサウジの油田を叩いた実績もあるからロシア製のものよりは期待できるかも。
ただウクライナのバイラクタルが東部でそれほど活躍できなかったのと同様に、
イランのドローンもECMなどで対策されてそれほど役に立たない可能性もあります。
技術的な話として、電波も出さないただのロケット発射器を追跡するって多分相当難しいですよね。偵察ドローンで運良く発見してずっと追尾できてるみたいなラッキーケースを別にすると、やるとしたらまず飛翔中のロケットを早期警戒レーダーやISR機で捉えて発射位置を推定(変則機動こそしないが相手は誘導弾なのでなるべく早期に発見する必要がある)、そこから位置座標を光学/赤外線監視ができる監視衛星に引き継ぎ、位置を追跡し動きが止まったところでロ軍戦術弾道ミサイルでボン、という手順ができるのが理想だと思われます。
衛星による特定兵器の追跡はアメリカ政府や38northみたいな民間シンクタンクが北朝鮮軍のTEL追尾を可視光監視の衛星経由でやっているので不可能ではないですが(当該地域を常時監視できる監視衛星網を構築出来ている場合)、それも相手が平時の無警戒の場合だから成立しているのであって、戦時下で相手が追尾を撒くために全力を尽くしている状況で果たして成功するかというと(現に今に至るまで完敗していますし)うーんって感じですよね。目標付近に展開した対砲兵レーダーが防空システムに連接していればあるいは最初の位置座標割り出しのステップくらいは上手くいくかもしれないですが、それもよく分かりません。そもそものロシア軍の早期警戒レーダーの配備状況や空軍のISR戦能力、ウクライナを捉えられる監視衛星の拡充状況とか自分はよく分からないのですが、類例としてウクライナ軍が開戦当初に運用し射程で見ればロシア国内の都市が攻撃可能だったトーチカUですらロシア軍は全然撃破できてなかったですからね。ツールが無いのか慣れてないのか分かりませんが、最初からその手のハンターキラー能力に乏しいのではという印象です。
冷戦期にソ連は縦深戦術を採用し、アメリカ率いる西側はとにかく航空優勢を確保して正面からやりあわず遠くからボコす戦略を採用したわけだけど、そのドクトリンがウクライナで答え合わせされてる感がある
正直なところ、冷戦下でも米ソで戦争したら米国勝ってたはこれて感想です。
A-10の供与の話題出たのもその文脈で出たような感じはします。
この手の攻撃は、そもそも原理的に完全防衛できないから続くだろうな
問題はそれがどの程度ロシアのダメージになるかだが、さてはて
1円でも多く、1人でも多くのロシアの損失が出ることを祈っているし、日本も出来るだけ支援してほしいものだ
うちの国が直接的に敵に向かって撃てないのは仕方ないとして、せめて間接的にダメージを与えられる機会を活用するくらいはしてくれ
私も侵攻直後はショックで一人でも多くのロシア兵を殺す慈悲はないなどと思っていましたが結局のところ一円も送金してないです。なんかカルマが溜まりそうで…武器援助も日本はする必要ないと思ってます。納税を通じた日本政府経由で復興援助に協力できるなら増税も仕方ないくらいに思ってはいます。
残念なことにロシアは日本の隣国なんでね。
ここで弱らせとかないと明日は我が身、カルマは溜まり放題だよ。
隣ロシアってこと忘れてる人多いよなぁ、、
交流とかなんだとかいって馴れ合いしすぎたのかもね。
ロシアは侵攻前にロッキードマーチンの株買ってたら戦費の足しになっただろうに。西側みんなLMT買っとるぞ。買ってへんのは親露派だけ
LMT買っとけてレベルで株でも言われてましたね。
配当も悪くないので日本なら三菱関係買うのと同じくらい中期的にも良いです。
ロシアの戦力はそもそも核兵器だよりな所あるからねぇ細かいことするのには向いてないのよ
ロシアの主敵であるNATOと全面戦争するならなおさら核兵器で良いわけだし