インド太平洋関連

今後5年間で約27兆円を投資、韓国が発表した国防中期計画の中身|前編

韓国国防部は10日、今後5年間の防衛力整備の方針をまとめた「2021〜2025 国防中期計画」を発表した。

参考:韓国国防部 「2021〜2025 国防中期計画」/ ’21-’25 국방중기계획 수립

今回発表された国防中期計画によれば今後5年間で韓国は300兆7,000億ウォン(約26兆8,000億円)の予算を国防に投資する計画で、その内100兆1,000億ウォン(約8兆9,000億円)を防衛力改善に充てる=つまり装備の調達やアップグレードに投じるという意味だ。

そこで「2021〜2025 国防中期計画」を読み解き、韓国が今後5年間で約8兆9,000億円を投じ「何を」整備していくのかを見ていくことにする。

数十基の超小型衛星による宇宙ベースの監視体制や独自の航法衛星システムの構築

100kg以下の超軽量小型衛星を数十機、高度500km前後の低軌道上に配備して朝鮮半島の上空を30分毎に監視できる宇宙ベースの監視体制を構築するため、超軽量小型衛星の開発に着手して2020年後半に戦力化を行う予定で、これは国防科学研究所が公開した解像度1m級のレーダーを搭載した小型衛星(横3m×縦0.7mの長方形で重量は66kg)のことを指しているのだろう。

出典:metamorworks / stock.adobe.com

そのため2020年後半まで韓国は打ち上げが予定されている軍事用の偵察衛星、量産が開始された米国製無人航空機「MQ-9リーパー」に相当する国産無人航空機「MUAV」、開発着手が決定された超軽量小型衛星を組み合わせることで朝鮮半島の状況をリアルタイムで把握する能力を獲得することになる。

問題は低軌道上の衛星は静止軌道の衛星よりも寿命が短い(軌道修正のため燃料消費が多い)という点だが、これは米国や日本が構築を進めている宇宙ベースのセンサーシステムにも同じことが言える。結局、この問題は頻繁に入れ替えるしかなく、そのために1度に沢山の衛星を打ち上げ入れ替えコストを下げるため衛星の小型化と低コスト化を追求しているのだろう。

補足:国防科学研究所は、この小型衛星を低軌道上に36基配置すれば理論上北朝鮮の状況を30分毎に監視することが可能らしい。

では、韓国に低コストで迅速な衛星の打ち上げ能力があるのかと言うと、最近「韓米ミサイル指針改正」の改正に成功したため固体燃料を使用した衛星打ち上げ用ロケットの開発が可能になったので、弾道ミサイル開発で培った固体燃料の技術をベースに民間で固体燃料を使用した衛星打ち上げ用ロケットを開発、それを使用して超軽量小型衛星の打ち上げ体制を構築する可能性が高い。

さらに韓国は米国の航法衛星システム(GPS)と平行して運用可能な韓国型航法衛星システムの開発も2021年〜2025年内に着手、2030年後半までに戦力化する予定だ。恐らくGPSと平行して運用可能と表現しているため日本やインドが構築した地域航法衛星システムと類似したものになる可能性が高いが、ハッキリとは明記されていないため詳細は不明だ。

関連記事:韓国、MQ-9リーパーに相当する国産無人航空機「MUAV」の量産を開始
関連記事:韓米ミサイル指針改正に成功、韓国メディアは米国がICBM開発を容認したと評価
関連記事:UAV群制御、ステルス機、小型衛星、韓国が公開した興味深い技術や兵器

韓国版サードと呼ばれている長距離防空システム「L-SAM」の量産配備が開始

2015年から本格的に開発が始まった長距離防空システム「L-SAM」の量産配備が今回の国防中期計画に盛り込まれている。このL-SAMは「韓国版サード」と呼ばれる防空システムだが、どちらかと言うと「韓国版S-400」と言ったほうが正確かもしれない。

出典:U.S. Army photo

米国のサードはターミナルフェイズ(終末段階)の弾道ミサイルを上層部で迎撃することに特化した防空システムで迎撃ミサイルも1種類しか運用できないが、S-400はサードと同じ様にターミナルフェイズの弾道ミサイルを上層部で迎撃可能なミサイル「9M96系」と、航空機や巡航ミサイルを遠距離で迎撃可能なミサイル「40N6系」など用途に応じて複数の迎撃ミサイルを扱う事が可能で、韓国のL-SAMも後者に属する。

韓国の開発した防空システム「L-SAM」のAESAレーダー(Sバンド使用)は約310km以上の検出能力を備えており、弾道ミサイルを上層部で迎撃するミサイル「ABM」と航空機や巡航ミサイルを遠距離で迎撃するためのミサイル「AAM」を運用することが可能だ。

ABMはサードと同じ赤外線誘導の運動エネルギー弾でスラスターを使用して姿勢と軌道を制御しながら標的に直撃して破壊する迎撃弾で、迎撃高度は40km~100km、交戦距離は約150km、1基のL-SAMで同時に10基の弾道ミサイルと交戦可能だと言われている。

AAMは近接信管を搭載した迎撃ミサイルで航空機や巡航ミサイルと遠距離で交戦するための専用弾で交戦距離は最大150km以上、同時交戦数は15個と言われており、ABMが迎撃に失敗して高度40km以下に侵入した弾道ミサイの最終迎撃にも使用可能だとも噂されているが、飽くまで上記のスペックはL-SAM先行研究の基づいた数値なので実際のスペックは不明だ。

ただ今回の国防中期計画で量産配備が決定したことを考えると「一定水準の性能」を備えている可能性が高く、韓国は先に実用化した「M-SAM(弾道ミサイルの下層迎撃を担当:韓国版パトリオットPCA-3)」と合わせるとターミナルフェイズの弾道弾迎撃システム国産化に成功したことになる。

出典:public domain RIM-161スタンダード・ミサイル3

因みに、ミニイージス艦と呼ばれる韓国型次期駆逐艦(KDDX)は日米が共同開発した弾道弾迎撃ミサイル「SM-3」に匹敵する「韓国型弾道弾迎撃ミサイル(開発予定)」を搭載することも検討中で、この韓国型弾道弾迎撃ミサイルはL-SAMのABMをベースの開発されるのではないかと言われているが真偽は不明。

関連記事:弾道ミサイル迎撃も可能? 韓国、ミニイージス艦と呼ばれる「次期駆逐艦」設計に着手

意味深な国産潜水艦BatchⅢの排水量、原子力推進方式を採用するかまでは言及なし

今回の「2021〜2025 国防中期計画」では、現在建造が進められている国産の3,000トン級潜水艦(VLS×6基)についても触れられており、VLS×10基に増やし鉛蓄電池をリチウム電池に変更したBatchⅡの大きさが3,600トンになることと、BatchⅡから搭載兵器の変更がアナウンスされていないBatchⅢの大きさが4,000トンになることが明記されている点が目新しい。

出典:韓国大統領府 青瓦台 潜水艦「島山安昌浩」進水式

特にBatchⅡからの変更がなににも関わらずBatchⅢの大きさが4,000トンに拡張されるのは、恐らく韓国大統領府のキム・ヒョンジョン国家安全保障室第2次長が先月に「韓国の次世代潜水艦は原子力推進である」と断言したことに関連があるのかもしれないと韓国メディアが指摘しているが、発表された国防中期計画の中でBatchⅢの推進方式については明言されておらず、韓国国防部も「まだ決定されていない」と含みをもたせた回答に留めているため韓国国内では韓国初の原子力推進になるのではないかと期待が高まっている。

但し、一般論で考えると初めて建造する原子力潜水艦を何の検証もナシに、いきなり3隻も建造するとは考えにくいため、排水量を4,000トンに増やしているのは意図的な誤解を与えて周辺国の反応を見るためではないかと管理人は考えているが、果たして韓国側の意図はどこにあるのだろうか?

まだまだ注目すべき話題は多いのだが記事が長くなったので、韓国型軽空母やF-15Kのアップグレード、KF-Xの量産などについては次回の記事で取り上げることにする。

関連記事:韓国大統領府の高官が注目発言、次世代潜水艦は原子力推進と断言

 

※アイキャッチ画像の出典:대한민국 국군 Republic of Korea Armed Forces / CC BY-SA 2.0

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コメント

    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    コロナ不況直撃でご愁傷様ですー人ー

    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    アメリカ「そんな金があるなら在韓米軍に振り分けろや」

    1
      • 匿名
      • 2020年 8月 10日

      アメリカにそう言わせて、「ならウリナラは自主国防するニダ!米帝は出て行け!」って言うのが文災害の狙いかもしれない…

        • 匿名
        • 2020年 8月 10日

        出て行く時は、経済的焦土にして出て行くと。

        ついでに更地にしといてネ(笑)

    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    とにかく、韓国型原子力潜水艦は絶対にやめて下さい。
    日本海のチェルノブイリ化してK‐放射能をばら撒かれたら迷惑なので。

    1
    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    一体そんなにどこから金が湧いてくるのかと小一時間…
    正気とは思えんな

    3
    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    韓国原潜は一番よくわからん。珍しく日本が持ってないものだね。

    1
      • 匿名
      • 2020年 8月 11日

      なんで原潜ほちぃほちぃ言ってるかっていうと、通常動力じゃ海自に逆立ちしても勝てないから
      ファンタジー界の民が現実を見てるってのは驚きだが、だからこそ何度か原潜を導入しようとしてた
      尤も現実が見えようと連中がksなのに変わりはないんだが

      1
    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    例の軽空母の記載がありました。

    一部google翻訳
    >・韓半島近くの海域と望んでいる海上交通路を保護するための軽空母確保事業を2021年から本格化します。
    軽空母は3万トン規模で兵力装備物資輸送能力を保持しトップ、記載の垂直離着陸戦闘機の運用を通じて脅威を効果的に抑制することができます。電力海洋紛争発生海域に迅速に展開して海上機動部隊の指揮艦の役割を果たします。

    前記事の「公開討論会」は多分、これのせいですね。
    中期計画に大統領府の意向で無理やりネジ込んで、騒ぎ始めたんで後追いで整理に走ってるんだろうと想像しました。

    1
      • 匿名
      • 2020年 8月 11日

      翻訳に感謝します。
      この感じだと朝鮮日報の報道にあった純粋な軽空母とは趣が異なりますね。

        • 匿名
        • 2020年 8月 11日

        元ネタファイルが韓国独自の.hpw形式になっていて、googleに噛ますのに苦労しました。

        昨年と比べて、表現が大きく変わっていました。
        3万トンの表現は今回追加されてるようです。
        以下、昨年の2020-2024国防中期計画から。
        ==
        韓半島周辺の望んでいる海洋権益保護のため戦闘艦、潜水艦の、大型化先端化と海上哨戒能力を拡充してまいります。
        – また、多目的大型輸送艦を追加で確保することにより、上陸作戦支援だけでなく、望んでいる海上機動作戦能力を劇的に改善されます。特に短距離着陸戦闘機の搭載能力を考慮して、国内の乾燥を目的と’20年から先行研究を通じて概念設計に着手する予定です。
        ==

        1
          • 匿名
          • 2020年 8月 12日

          またまたありがとうございます。
          自分も.hpw形式に面食らっていました。
          昨年のものと比較すると、STOVL戦闘機の搭載考慮から運用へと表現が変化していたんですね。
          事業名が大型輸送艦から軽空母へと変わっただけの事はありますが、この一年での変化は興味深いですね。

    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    管理人さんいつもありがとうございます
    こういう記事なかなか面白いっす

      • 匿名
      • 2020年 8月 10日

      日本とアメリカがSM3を開発するのに、どれだけの予算と時間をかけているかご存知か?弾道ミサイル防衛なんて、韓国みたいな小国一国で短期間に開発できるような代物ではない。

        • 匿名
        • 2020年 8月 10日

        射程が長い弾道ミサイルを大気圏外で迎撃するSM3と異なり
        韓国が推進してるのは戦術弾道ミサイルを大気圏上層で迎撃するものだし
        ATACMS級のミサイルなら既にMSAMで迎撃してみせてるからな
        既に2000年代からR&Dに取り組んでるわけで
        昨日今日始めたわけではない

        1
      • 匿名
      • 2020年 8月 10日

      パチンコ業界からの貢物金で充分可能でしょうね

        • 匿名
        • 2020年 8月 10日

        パチンコ規制で台の入れ替えが一気に進んでる状態なので資金不足。トドメにコロナの自粛。
        昔みたいな貢ぎ物は不可能でしょう。今でも次々閉店してる状態です。

    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    なるほど完璧な計画っスね―――ッ
    不可能だという点に目をつぶればよぉ

    1
    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    打ち上げロケットってどこからどの方向に向けて撃つ気なんだ

    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    >一般論で考えると初めて建造する原子力潜水艦を何の検証もナシに、
    >いきなり3隻も建造するとは考えにくいため

    それでもやるのが朝鮮人。

    1
      • 匿名
      • 2020年 8月 11日

      実際にやったのがフランス人。
      原潜の第1バッチがル・ルドゥタブルSSBNで最終的に6隻建造しているが試験艦・実験艦に相当するものは就役していない。

      2
    • 匿名
    • 2020年 8月 10日

    計画だけは完璧だ。日本も見習うべき。(夏休みの宿題感

      • 匿名
      • 2020年 8月 11日

      wwwwまさにその通り!

    • 匿名
    • 2020年 8月 11日

    今後5年間で約27兆円の国防予算ですか。5で割ると1年で約5.4兆円。日本の防衛予算を少し超えますね。
    GDPが日本の約40%しかない韓国が、日本の防衛予算を超える額の国防費を計上するとなると、国家財政をかなり圧迫することになるでしょう。
    おおかた「日本より強い国になりたい」という歪んだ劣等感で高額な国防予算を組むつもりなのでしょうが、国防予算を増やせばその他の政策に回す国家予算が減るのは目に見えています。社会保障費も日本に負けない金額にするのでしょうか?公共事業費や社会インフラ整備予算も日本以上の金額にするのでしょうか?宇宙開発予算も日本より多くするのですか?そんなこと無理ですよね。
    日本を上回る国防予算を確保して「日本に勝った」とホルホルしたとしても、国民生活の質の向上に回す予算を削れば、平均的な生活水準は日本のそれを下回ってしまいますよね。それでも「ウリナラは生活水準大国ニダ。ウリナラの国民は豊かな生活を満喫しているニダ。ウリナラは真の先進国になったニダ」と自慢できるのでしょうか?
    答えはNoでしょう。やみくもに国防予算を増やせば国民生活が貧しくなるのは歴史が証明しています。
    韓国は度々「歴史から学ばない民族に未来はない」と言って日本を批判しますが、どうやら韓国自身も歴史から学んでいないようですね。

    1
      • 匿名
      • 2020年 8月 11日

      実は韓国は低福祉低負担国、年寄りの自殺率が世界トップクラスなんですよ。

      1
      • 匿名
      • 2020年 8月 11日

      対応すべき能力が周辺国に出てくれば、それに対応するまでのこと。
      結局は小国が破綻することになるよね。
      非対称戦にしか活路は無いだろうに。。
      衛星とか日米のパクリそのままで笑った。

      1
    • 匿名
    • 2020年 8月 11日

    いいよな、ディズニーランドに住んでる幸福なひとたち

      • oominoomi
      • 2020年 8月 11日

      日本への対抗というのは国内向けの説明ではないでしょうか。
      韓国の保守派は、文在寅をチュサッパ(主思派=主体思想家)と考えています。
      これまでひたすら北の意に沿う政策を進めてきた事を考えると、国防力を強化して在韓米軍を撤収させるのが本当の狙いだと思いますね。

      1
    • 匿名
    • 2020年 8月 11日

    おまエラの相手は北だろ、
    まずは首都をもっと南に移すこと、それをしなければすべての軍事力は全く意味がない。

      • 匿名
      • 2020年 8月 11日

      連中の敵は同胞である北以外の周辺国全部。

    • Nothing_man
    • 2020年 8月 11日

     以外に知られていないが、日本は文化財保護補修の予算を増加傾向にしている。
    韓国は、自国の文化財を保護補修しないと、残らなくなるぞ。

    1
      • 匿名
      • 2020年 8月 11日

      無理。ないものは保護できない。あるいは、実はでっち上げで保護する対象ではない。例外も、あるけどそんなものに鍵って難癖つけて破壊していく。

      1
    • 匿名
    • 2020年 8月 11日

    いいな〜、夢いっぱいでw

      • 匿名
      • 2020年 8月 11日

      日本は夢も持ってませんから

    • 匿名
    • 2020年 8月 11日

    おかしいな。韓国ネタなのに、いつもの彼が来ない。
    盆休みか?

    1
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