Financial Expressは11日「Hindustan Aeronauticsがライセンス生産中のSu-30MKIを海外輸出するため潜在的な顧客との協議が進行中だ」「この取り組みの支援についてロシアも同意しており、両国間の戦略的パートナーシップは強化されている」と報じている。
参考:HAL’s strategic move: To export SU-30 fighter jets soon
参考:La India negocia con Rusia expandir sus acuerdos de fabricación para exportar al caza Su-30MKI a nuevos países
インドとベトナムが武器調達の多角化を進めているのは「ロシア依存からの脱却」であって「ロシアと距離を置いて米国と握手する」という意味ではない
インドは防衛装備品のロシア依存から脱却するため供給先の多角化と国内調達に取り組んでいるものの、中国との対立でロシアが中国側につくことを危惧しているため、インドは安全保障分野における対露関係を縮小するつもりはなく、ロシアもモディ首相が掲げるMake in India政策を支持してインド国内でのロシア製装備生産や技術移転に積極的で、両国はライセンス生産や合弁事業を通じてロシア製装備(開発に協力した兵器も含む)の第三国輸出にも乗り出している。
![](https://grandfleet.info/wp-content/uploads/2020/05/1024px-Brahmos_imds-1.jpg)
出典:Public Domain
最初の成果はP-800をベースに共同開発したBrahMosでフィリピンへの売り込みに成功、Zirconと同じ特性(スクラムジェットを備える極超音速ミサイル)をもつBrahMosIIの開発も進めている最中だが、 Financial Expressは11日「Hindustan Aeronauticsがライセンス生産中のSu-30MKIを海外輸出するため潜在的な顧客との協議が進行中だ」「この取り組みの支援についてロシアも同意しており、両国間の戦略的パートナーシップは強化されている」と報じ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、アルジェリアが潜在的な顧客らしい。
Zona Militarも15日「アジアの国がSu-30MKIを12機購入する意向が確認された」と報じているが、具体的な国名は挙げていないため「誰がインド製のSu-30に関心を持っているのか」は不明だ。
![](https://grandfleet.info/wp-content/uploads/2024/07/Indian_2024_0716_01.webp)
出典:Chris Lofting/GFDL 1.2
インドは対米関係を部分的に強化しても安全保障分野で「西側諸国の忠実な同盟者」になる気はなく、モディ首相にとって中国の対印政策にロシアを同調させないことが至上命題なので、ウクライナ問題で西側寄りの立場をとるのは外交方針(主に安全保障)が大転換でもされない限り不可能だろう。
因みにバイデン政権は防衛装備品のロシア依存からの脱却に取り組むベトナムの取り込みも狙っているが、シンガポールのシンクタンク(ISEAS-Yusof Ishak Institute)でシニア研究員を務めるイアン・ストーリー氏は「ベトナムについて米国は非現実的な期待を抱いている。ベトナムと中国の関係がどれほど微妙なもので、ロシアと関係がどれほど深いものか十分理解しているとは思えない」と指摘したことがある。
![](https://grandfleet.info/wp-content/uploads/2024/07/US_2024_0716_03.webp)
出典:President Joe Biden
インドとベトナムが武器調達の多角化を進めているのは「ロシア依存からの脱却」であって「ロシアと距離を置いて米国と握手する」という意味ではない。
関連記事:インド、ロシア製の武器から遠ざかっても両国間の強い結びつきは維持
関連記事:インド、ロシアと防衛装備の代金支払とスペアパーツの現地生産で合意か
関連記事:インドは困窮するロシアからの石油購入量を増やす方針、中国を意識か
関連記事:米国はベトナムの取り込みを狙い、ベトナムはロシアとの関係を強化したい
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Joshua Turner
アメリカ人はその辺りの心の機微を察するのが大変苦手だからなぁ
ですね。あいつら敵か味方かの極端ですからね。見方によっては外交下手なんですよね。
ところSu-30系統買いそうなのはやっぱりベトナムでしょうな。
「敵の敵は味方」理論で敵の敵を支援してより厄介な敵を育てる常習犯ですからね。
イスラエルも同じような考えでハマスを支援して大惨事を招きましたね。
アメリカがユダヤ、イスラエルに影響されているというのは(程度はともかく)定番ネタですが、逆にイスラエルがアメリカに影響を受けた面もかなりありそうだと思います。
特に現政権は微妙な時期にですら、アフリカで啓蒙してやるみたいな態度でしたからね。
確かに
そう言えば、60年前に証拠の捏造までして今のベトナム政府と戦った国があったらしいですね
どういう名前の国でしたっけ?
仮の話なんですが、アメリカ人はそんな国と60年経ったからといって握手できるんでしょうか
そういうことだと思うんですけどね
しかしインドはアメリカからの制裁を恐れてルピーのみでの支払いでロシアは金を実質受け取れておらず
人民元で支払ってくれとのロシアからの要求は拒否
ロシアは技術やら資源やらタダで提供してるようなもの
しかしインドと協力しているとアピールしたいジレンマ
ロシアは開発研究費もなく将来的にはインドや中国に対する技術的アドバンテージも失いそう
ソ連崩壊時のように技術者もバンバン流出するだろうし
先がなさげ
普通にルーブル決済も行なっているようですが。そもそもいざとなればバーター取引という手もあるので、インドに限らずロシアに金が入ってこなくなることはないでしょうね。
ソース(hをつけて開いてください)
リンク
インドかルーブルを持ってるとも思えんが、持ってたとしたら他の通貨の代わりに使えて嬉しいだろう。使い道ないから。
ルーブルも元も無いから、ルピー支払だったはず。渡す物も無い。
>>ソ連崩壊時のように技術者もバンバン流出するだろうし
先がなさげ
そうだね。今の日本みたいに車や家電、半導体で天下を取っていた日本は模造され技術者も引き抜かれEVで潰しにかかられと移民を認めない日本はロシアより衰退が早そうだ。
日本の衰退に関しては分かりませんが、ロシアは購買力平価GDPで日本を抜いたそうです。ロシア自身も十年かけて抜くつもりだったのに拍子抜けだとか…
GDP =消費 + 投資 + 政府支出 +純輸出
なので、戦争で基金を取り崩して政府支出を増やしたのと、経済制裁で輸入が減って純輸出が増えたんじゃないかな。
ロシア人の月給が日本人を超えているとは思えないし、人口もあんまり変わらないので。
お前はロシアを新興国か何かと勘違いしているのか?
ロシア帝国、ロシア・ソビエト共和国を経て大英帝国のような衰退期入った国なんだが
まるでロシアが衰退していない国であるかのような書き方をしているな君は
敵の敵は味方理論、No1はNo2の台頭を恐れる理論で、
日本をけん制するために韓国にテコ入れした結果、韓国が制御不能になったという、
日本の半導体の話も実にいつものアメリカの行動の結果だからなぁ
民主主義対権威主義というフレームだとベトナムを取り込むのは(モディのインドも割と)厳しい。リアリズムで良いのだ、というと、そもそもウクライナ支援にグローバルサウスを巻き込むことが出来ない。
アメリカが覇権国家として安全保障も経済的利益も丸抱え出来るならともかく、出来ることは限られるね。
今だってグローバルサウスを巻き込むどころか反感買ってるだけだし別に良くね
チェコみたいにお金払うし支持表明とかしなくていいので砲弾売ってくださいと頭下げたほうがよっぽどウクライナのためになる
プーチン大統領の望む多極化世界とはこのようなものなのでしょうね。
多極化自体は未だ途上にありますが、アメリカの影響力が弱いインド洋世界においてはその特徴がよく現れていると言うことかと。
「アメリカに着くか、敵対するか」のような条件下ならばアメリカから利益を得られなくなるのを恐れる国が多いでしょうが、超大国以外、特に地域大国の立場が強い多極化世界ならば、勝手な口を挟まず、格下の国を蔑むような態度を取ったりもしないロシアは強い立場に立てます。
国内政情の不安定化を招きやすいロシア的多民族性が、文化の全く違う国家に対しては対話しやすく作用しているのではないでしょうか。また、所謂グローバルサウスの国家の多くは、冷戦期にソ連へ優秀な若者が留学しました。その時ソ連で素晴らしい青春時代を過ごした若者が、現在母国で元首や政府高官になっています。彼らはソ連に好感を持っていて、ソ連の後継国家であるロシアも良い国だと思っていると言うこともグローバルサウスの親ロシア姿勢に寄与しているようです。
実は彼らが留学していたのはウクライナSSRだった例もあるのですが、ウクライナがソ連を否定しているせいでグローバルサウスからの共感は全く得られていなかったり…
>勝手な口を挟まず、格下の国を蔑むような態度を取ったりもしないロシア
ダウト
どのような例を指摘していますか?ヨーロッパ乃至西側の国家に対してのものですか?
横
最近だと北朝鮮と締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」
砲弾は貰う(下手すりゃ工兵などの兵員の提供も?)
だけど核などの技術は渡さなくてもいい
旧ソ連時代の「友好協力相互援助条約」とは異なり、自動参戦条項すらない
ロシアにとって都合の良い条約
、、、せめて言葉だけでも「同盟」にしてあげればいいのにね
あそこと手を組むのは極東にどっぷりになるので、判断としては間違いではないかと。
色々ヤバすぎて敵の敵でなければ関係したくないのでは?
いや、確かにロシアにとって利益は大きいですが北朝鮮にとっても旨味の大きい条約ですよ。
砲弾を貰うことに関しては、ロシア向け砲弾生産で北朝鮮の軍需工場は大忙し、賑わっているようです。
核は知りませんが、核に必要なミサイル技術は提供を加速しています。
自動参戦条項がないのも、単にならず者国家と呼ばれた国と心中は嫌でしょうし、また北朝鮮の核がほぼ完成し自活に自信を持っている表れとも取れます。
言葉より実をとったということかと。
自動参戦条項なんて日米安保にすらないですからね。。
>言葉より実をとったということかと。
これが全て
周辺国に対しては敵味方関係なく傍若無人に見えますね
>>勝手な口を挟まず、格下の国を蔑むような態度を取ったりもしないロシア
…え?
工作員の越境頻繁、サイバー攻撃やら不安定化工作仕掛けられまくってるバルト三国とか十分に舐められてるのでは?
中央アジア諸国も扱い酷いですね
…何より今回のウクライナ侵攻なんて他国蔑みの極みでは?
ロシアが自由化民主化の件で口出さないのは確かではあるが、それがいい事であるかのようにとらえるとはどうかと
国民弾圧しても何も言わないどころか、国際社会で孤立する国に味方して取り込もうってケースも
前提条件を少し飛ばしてしまいました。本論は基本的にグローバルサウスからの見方について述べています。
バルト三国はこれ以上ロシア嫌いになれないような国です。それでいて現在進行形で迫害されているロシア系住民が多く、ペテルブルクから近いので何もしないのはまずいでしょう。
東スラヴの兄弟たちや中央アジアに対し、ある種の長兄意識のようなものを持っているのは事実だと思います。「蔑み」という言葉が真実かは議論の余地があるでしょうが。
今回の戦争が蔑みの現れというのは違うと思いますね。戦争の理由は一つではないでしょうが、やはり一番大きいのは、ウクライナ国家そのものがロシアにとって決定的に危険な存在になろうとしていると考えたからでしょう。劣ったものと見做す蔑みではなく、恐怖で動いたのだと思います。
国際法に基づく秩序を軽侮したということなら、単純にアメリカや、ウクライナのロシア系住民に対する暴力を捌いていない国際法の運用者を重視していないのでしょう。そしてグローバルサウスも重視しているわけではありません。
>>それがいい事であるかのようにとらえるとはどうか
書き方が悪かったかもしれません。脛に傷もつ国も多いグローバルサウスにとって都合が良いと言いたかったのです。そもそもアメリカも全く道徳的ではありませんし。
ロシア人は加害者であって被害者ではないのだが
何もしないのはまずいとか何故被害者かのように書いているのかな?
更に言うとそもそも中央アジアはロシアに侵略されて植民地化だけの土地なのに長兄意識もクソもあるわけないよな?
>>ロシア人は加害者であって被害者ではない
バルト三国のことなら、過去はともかく現在進行形でロシア系住民に対する迫害をしていますよ。ロシアがあらゆる面において加害者だと認識するのは誤りであるばかりでなく、ロシア人の被害者意識を強化するため害でもあります。
また、日本人から見れば加害者と見える余地もあるでしょうが、そもそもここではロシアからの見方を述べています。
中央アジア進出は植民地主義のみで語ることはできないでしょう。ロシア独特の勢力圏という発想もありますし、ソ連時代には兄弟だったので、ロシア人はある程度長兄意識を抱いているでしょう。スラヴ人のウクライナやベラルーシよりは薄いと思いますが。
グローバル社会としての西洋文化の世界画一化ではなく、本来の意味での多様化が進むって話ですよね。
多極化世界になろうと国家である限り利害による衝突は起きますが、民族自決の観点から国家が自国民への還元が進むことは良い部分だと思います。というか、NATOやEUあと移民問題から見ても西洋社会を軸に全世界が協調するのはEU圏だけでもゴタゴタで後世からは結論を早まった思想だったんでしょうね。
>民族自決の観点から国家が自国民への還元が進むことは良い部分だと思います。
大概において独裁傾向の強い権威主義的な政権で、民族自決というよりかはナショナリズムを煽り利用した国家民族主義的なもんだと思いますが
トルコやハンガリーみたいなね
良くないと思います
なぜ独裁主義や権威主義が好まれるのか、その下地を作ったのは誰なのか。自称民主主義の親として干渉しすぎですし、毒親だと私は感じます。
民主主義が真に優れたシステムならいずれ淘汰されるはずです。違いますか?されないのであればそれが地域ごとの環境適応の結果で必然だったということでしょう。砂漠の国には砂漠の法があるというわけです。
トルコ、エルドアン政権のことを想定していると思うのでそれについて述べますが、それは民族主義とは少し違うでしょう。共和人民党政権はクルド人の存在すら認めていませんでしたが、エルドアン大統領はクルド人の存在を初めて認めました。平等には確かにまだ遠いと思います。
また、エルドアン首相は民意の支持によってクーデターを生き延びましたし、選挙によって選ばれているので独裁とは言えないのでは。
あまり認めたくない事実ではあるが、ロシアは有色人種に優しく、人種の平等に貢献したことは認めざるを得ない。ソ連建国時にユダヤ人差別禁止を世界で初めて示し、冷戦時はアフリカ諸国の独立派を援助した。アメリカの黒人公民権もソ連との競争の中で実現化したようなものだ。共産主義時代は宗教を重んじる中東諸国と仲が悪かったものの、現在では西側みたいに内政干渉を行わないロシアは中東諸国及びその他イスラム圏から好意的に見られている。
一方、我が国は過去にユダヤ人迫害と人種隔離政策を支持していたのであった。
日本は第三帝国と同盟組んだけどナチス・ドイツのユダヤ人迫害や人種隔離政策には加担してないような?
スタンスはドイツに配慮はするが、政策は別という感じでしたね。
支持していたと言えばそうとも言えるとは思いますが、影でユダヤ人を助けてたりもするので。
まぁ、極東にまとまった人数が居たわけでもなくほとんど関係は無いかと。
アパルトヘイト真っ最中の南アフリカと仲良くしてた
ちなみにその時は欧州の連中も距離置いていた
日本は琉球、北海道、朝鮮半島へと成功体験を重ねてアジア全体を日本人化しようとしているように見えました。
まあ肌の色はそんなに変わらないですが…
はて、日露戦争は白人の植民地主義国家であるロシアに日本が勝利したことで列強の進出や植民地化された人々に勇気を与え称賛されたはずでは?
ロシア革命を経てソ連になってもそれが忘れられたわけではないと思うのだが?
ソ連は今のロシアとは関係ない国のはずでは?
まるでソ連がロシアそのものかのように書いてるのはどういうことかな?
ロシアとソ連に関係がないならどうしてロシアはソ連の核と常任理事国の座を受け継いでいるのですか?
それに、ここで言及しているのは事実関係というよりグローバルサウスからの見方です。
ロシア連邦はソビエト連邦の正式な継承国だというのが日本でも国連でも公式見解として正しいと見なされていますよ。議会と決議によって国名変更と憲法改正が行われましたし、日本の対ロシア外交も対ソビエトとの交渉を地続きにして行われています。
ロシアの干渉ではジョージアへのもの、アブハジア南オセチア
モルドバの沿ドニエストルやら相当酷いね
チェチェン中央アジア諸国なども含めた民族問題などもロシア民族優位の相当な格下扱いしてると思いますが
西側が相当お嫌いなようですが、だからと言ってロシアが正しいなんて事はありませんよ
西側以上に帝国主義、というか負けなかったのでそのまんま帝国主義が残ってる感じ
それは何方も一緒では?自国の立場が不味くなると内政干渉を
してくるのは大国の立場なら尚更、ソ連時代の苦みから旧共産圏は
軒並み欧米についてるが、今回のウクライナのように
争いを推奨してるのも大国のアメリカですよ
アメリカの内政干渉なんて自国に関係無いのまで軍事行動を
平気で起こしてますし、ロシアが正しいとは言わないが
アメリカの立場を理解するならロシアや中国の立場も理解しては?
ロシアは分かりませんが、中国の立場は「中共を永久に存続させるためなら全てを利用する」ですね。
核心的利益(台湾や尖閣諸島など)は中共が永久に存続するための重要成功要因ですし、中国はロシアをうまく利用することしか考えていない。
日本にとってのラスボスは中国ですね。
あとアメリカはウクライナの件で特に争いを推奨していないような。
戦闘の継続を望んでいるのはウクライナ自身ですし。
>戦闘の継続を望んでいるのはウクライナ自身
本当に、そうか?
開戦直後にウクライナは停戦しようと試みたが、ボリスの横槍で破断したって話も流れてるし、
今のウクライナでも継戦を望まない声が、軍の中にも増えているって。
ソースはStrana社の調査と、ボグダン氏の最新動画。
今年2月の世論調査ではウクライナ国民の7割以上が戦争継続に賛成していますね。
あとボリスはアメリカではなくイギリスでは。
>チェチェン中央アジア諸国なども含めた民族問題などもロシア民族優位の相当な格下扱いしてると思いますが
それはない。
もしそうであればカディロフがあれだけイキれるわけないし、ショイグもゲラシモフも要職に就けない。
少数民族地域はプーチンの票田だし共和国も中央政府から降ってくる金に相互依存の関係
カディロフはロシア軍最高位の上級大将に最年少で昇進してるしな。
階級で言えばゲラシモフ、ショイグ、スロビキンと同格。
格下扱いでなく特別扱い
それらの事象はロシアが悪者と言えるような単純なものではありませんよ。
グルジアは西欧のように一様な民族国家ではなく、グルジア人と少数派のミングレル人、アブハズ人、スヴァン人が話す言語はロシア語とウクライナ語以上に違います。そのように違う民族をソ連草創期に一つにまとめ、代わりに少数派には自治を与えました。しばらくはうまくいったもののソ連末期に増長したグルジア政府が少数派を迫害して結果少数派が立ち上がり、なんやかんやあってロシアが介入したという事情です。ロシアが善とは言えませんが、グルジア政府が善とはとても言えません。ロシア悪玉論に単純化して見るのは危険です。
沿ドニエストルはもともとモルドバの一部でなかったりして複雑です。同じようにロシア=悪という構図は単純化しすぎですし、実は沿ドニエストルはウクライナからの支援も受けていましたよ。
ロシア国内の人々に関しては、基本的にロシア民族でなくとも平等に扱うよう努力していると思います。土着宗教ならばどれも認めていますし。中央アジアには詳しくありませんが、そんな話は聞いたことがありません。
別にロシアが正しいと書いたつもりはありませんでしたが、どこがそう読めましたか?
元々中央アジアはロシアの侵略を受け植民地化されたのにロシアが帝国主義国家ではないかのような書き方をするのはどうかと
西欧や米国のそれは非難する割にロシアに対しては何故アジアに侵略と植民地化を行っていたことを都合よく無視するのかと
確かにロシア帝国は帝国主義国家でしたが、ここで述べているのは現代ロシアですよ。
横からなんですが、別にロシアを擁護しているわけではなく、日本人の主観とグローバルサウスや当の中央アジア諸国の主観は違うという当然の事実を言っているだけだと思いますよ。
ロシアは2014年以降から米欧日の経済制裁されウクライナ戦争後は資源大国を活かし
戦時経済とBRICS諸国との経済ブロックを構築し米欧日に依存する必要などないだろう
逆にEU諸国日本の方が資源エネルギーの高騰が将来も続き経済衰退するでしょう。
>BRICS諸国との経済ブロックを構築し
金融システムで制裁され、決済できないのにどうやって構築したんですか?
それとBRICS諸国は西側と対立する陣営ではありませんよ
まあ中露を除いてですが
個人的にはガッツリBRICSに組み込んだ上で、グローバルサウスの面倒をみてほしい
インドや中東は個別案件ごとに二国間協定でよろしい
>金融システムで制裁され、決済できないのにどうやって構築したんですか?
この返答になってないようですが
その命題に回答している訳じゃない
そもそも論として、BRICSに縋る必要がない
てか、勝手にやってほしい、BRICSとは仲良くしたくない、と言う個人的な願いを記載したまで
西側諸国と言っても欧州は経済上の敵だからほどほどに弱るのはwelcomeなのよ
安いエネルギー、労働力、軍事費削減でウハウハしていたドイツなんて自業自得
米国と欧州の関係も怪しいので、日本としては環太平洋中心でOK
人口爆発中のグローバルサウスなんて、誰も手を出したがらない
BRICSで支えてやってくれ
エネルギー?
クリーン石炭と北米シェールを認めれば、日本はそれほど苦労しない
この意味で米国が共和党政権になるのは僥倖
欧州は左派だから苦労するぞ、、、、
インド・ベトナム、ロシアを上手に使っていますね。
日本も、資源調達・資源開発出資・海産物・JTなどで、それなりの関係を残してますから、今後も狡猾に立ち回って欲しいものです。
同意見です。身近なところで言えば、ここ最近蟹が安くなっていますが、これはアメリカが輸入しなくなったものを安く買えているそうです。
佐藤優さんが以前述べていましたが、日本はウクライナ支持を明言しロシアに経済制裁を課してはいるものの、ウクライナに殺傷能力のある武器を送ってもいなければ、サハリン2の権益も維持しているのでロシアに対し完全に敵対したわけではなく、また重要なのが「価値観外交」という言葉を西側にしか使っておらず、グローバルサウスに対して慎重だそうです。
それでロシアの「イズベスチヤ」紙に岸田首相の外交はなかなか狡猾だと書かれたとのことです。
カニ、まさに仰る通りですね。
イズベスチヤ紙の件、拝見しました。
日本が貧乏になり、買い負けしていく中で上手くやるのは大事だなと感じます。
石油・天然ガス調達、グローバルサウスと上手くやって、日々の安定した生活を維持できる事は大切ですからね。
欧米に媚び売って、太陽光発電パネルに浪費しても、日本人の生活は貧乏になっただけですし。
(2024年1月23日 佐藤優ロングインタビュー スクープの舞台裏、混迷する世界・新時代への思い NHK)
岸田首相もそうですが、自民党安倍派の重鎮である森喜朗氏が、ウクライナはロシアには絶対に勝てないという意見をこれまで曲げたことは一度もなく、鈴木宗男議員もそうです。鈴木宗男議員の娘は自民党の青年局長です。
インド空軍のSu-30は日本にも来て、航空自衛隊と共同訓練をしています。
ましてや仮にトランプ氏がアメリカ大統領に返り咲いた場合は、より一層慎重な外交が日本政府に求められます。
仰る通り、言及を続けてますね。
鈴木貴子議員、外務副大臣も歴任されてますね。
トランプ元大統領の主張が、最終的にどうなるのでしょうね、アメリカ追随どちらにしろ選びそうなので気になりますね。
インドのロシア系兵器って品質は大丈夫なのだろうか
以前Mig-29のエンジン製造で大揉めして関係が破綻し最終的にラファールの購入にまで至っていたが…
現場抜きで話を進めないといいが
品質に疑問があっても、そもそも安かろう悪かろうで無い袖を振れない国が買う兵器ですから。
その割には割と飛ぶ、というのがセールスポイントですよ。壊れる部品も多いけど直せますよ,と。
今なら滑空爆弾も付いてくるかも。となればこんな魅力的な兵器はなかなか無いですよ。
F-21「・・・・」
F-2 Super-KAI 「LMにはよくあることさ。気にすんな!」
今からsu-30mkiを輸出するのならアビオニクスを更新したものだろうけどどんなものになるのだろう?
ロシアのsu-30sm2はsu-35に準じてN035を搭載してるけど今どきPESAは時代遅れだし対地だと探知距離が短くて微妙なんだよね。
mkiの近代化もジュークAに換装する計画が失踪して今はuttam AESAを搭載すると言っているけどインド時空でいつ完成するのか分からないし結局イスラエル、フランスあたりに頼ることになりそう。
機体部分はインド国産でも肝心のアビオニクス、エンジンが外国頼みなのはなぁと思うけどこれも国産化への長い道のりではあるのかな。
あれ?そういや同じように中国とロシアに手を組んで欲しくない極東の島国があったような…
なんだっけ?安倍外交...対中包囲網...うっ頭が
岸田同志政権万歳!我ら人民は領導に従うのみ!
日本の主敵は中国
インドの主敵も中国
ベトナムの主敵も中国
ミャンマーの主敵も中国
みんなロシアと仲いい、安倍さんが何故との友好を方針にしたのか、それがわからない岸田はほんとやめて欲しい