インド軍は7日未明にパキスタンとカシミール地方のテロ拠点を対象にした大規模な軍事作戦を開始、パキスタン軍は午前4時の緊急会見で「インド軍が6つの地域を攻撃して8人が死亡、35人が負傷した」と発表、パキスタン側はラファールを含むインド空軍機を3機撃墜したと主張した。
参考:OPERATION SINDOOR : INDIAN ARMED FORCES CARRIED OUT PRECISION STRIKE AT TERRORIST CAMPS
参考:Pahalgam Attack Live Updates: ‘India briefs US, UK, Saudi Arabia, UAE and Russia on action against Pak’
参考:Pakistan downs 3 Indian jets as retaliation for late-night strikes at 6 sites: state media
遂に始まったインドの軍事行動、国際社会としては第四次印パ戦争に発展することだけは避けたい
インドとパキスタンは帰属問題で対立するカシミール地方のテロ事件後、12日間連続で「相手が停戦協定に違反して実行支配線沿いで発砲を繰り返している」と非難し、双方とも外交的、経済的、軍事的措置を段階的に引き上げて軍事的緊張を高め、特にパキスタン側は「インドの軍事行動が差し迫っている」と繰り返し主張していたが、インド軍は7日未明にパキスタンとカシミール地方のテロ拠点を対象にした大規模な軍事作戦=Operation Sindoorを開始。
India has launched #OperationSindoor, a precise and restrained response to the barbaric #PahalgamTerrorAttack that claimed 26 lives, including one Nepali citizen. Focused strikes were carried out on nine #terrorist infrastructure sites in Pakistan and Pakistan-occupied Jammu and…
— Ministry of Defence, Government of India (@SpokespersonMoD) May 6, 2025
インド国防省は「テロ攻撃に使用されてるパキスタン国内と占領下にあるジャンムー・カシミール州の施設を攻撃した」「我々の攻撃は慎重かつ抑制的ななものでエスカレーションを伴わないものだ」「パキスタン軍の軍事施設は標的から除外された」「今回の標的選定と攻撃方法においてインドは相当の自制を示している」と発表、インド軍関係者も「攻撃を実施した計9ヶ所の標的はパキスタン国内が4つ、占領下にあるジャンムー・カシミール州が5つ」「陸海空に共同作戦で精密誘導兵器を使用した」と、モディ首相も「9つの標的に対する攻撃が成功した」と述べた。
パキスタン軍は午前4時の緊急会見で「インド軍が6つの地域を異なる兵器で計24回攻撃し、パキスタン人8人が死亡、35人が負傷、2人が行方不明となっている」「インドの卑劣な攻撃に相応の対応が取られるだろう」と述べて報復を約束。

出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Samantha White
パキスタンのタラール情報相もSky Newsの取材に対して「インド空軍の航空機を2機撃墜したことを確認した」「撃墜場所はパンジャーブ州バティンダ周辺、占領下のカシミール地方アクヌール周辺だ」と述べ、国営放送=Pakistan Televisionも「パキスタン空軍はアワンティポラ南西でインド空軍のラファールを撃墜した」「これまでにパキスタン空軍はインド空軍の戦闘機を3機撃墜した」「インドはパキスタン空軍の損失に関する虚偽の主張を繰り返しているが事実ではない」と、インドメディアは「国境沿いの防空部隊がパキスタンの報復に備えるため厳戒態勢に入った」と報じている。
パキスタンが報復攻撃を開始しているかどうか、衝突規模が拡大するかどうかは不明だが、既にパキスタン国営放送は「パキスタン軍が報復としてインド軍の旅団本部を破壊した」「カシミール地方の実行支配線沿いにある検問所をミサイルで破壊した」と報じており、国際社会としては第四次印パ戦争に発展することだけは避けたい。
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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Samantha White
おぉついに始まったかな。
全面核戦争はちょっと控えてほしいけど、通常戦力での殴り合いは見てみたい。
特に印パ機甲師団同士のぶつかり合いとかは見たい。
ロシア、ウクライナ戦争ではドローンのせいで見れなくなったが、印パはまだあの戦争レベルのドローン戦争じゃないでしょ。
そういう面白がりは心の中だけに留めて外には出さない方がよろしいかと思います
しばらくはお互いの陣営のプロバイダ合戦が続きそうなので情報の取捨選択は大事ですね。
エスカレーションせずにイランイスラエルみたいにミサイルの撃ち合いだけで終わって欲しいところです。
古き良き戦争に期待
その発言は不謹慎なのでは?
戦争なんて古かろうが新しかろうがロクな結果しか生み出さないし。
HOi4でもやってろ
そういえば一世代前の戦争の様相を指して懐古する※のは昔から良く見られる光景ですが、この現象って名前とかあるんでしょうか。
※有名どころではチャーチルとか、鎌倉時代とかにもあったような(近頃の武士は弓矢を軽んじて組み打ちなんかを重視してけしからん、みたいな)
なんとか穏便に終わって欲しいものですね。
バックチャンネルで、それなりの話しがついていることを願っています。
核保有国同士なのでお互い退くべき線はもちろん心得てる(と思いたい)
思いたい、絶妙な表現と思います。
ほんと分からないですよね。
日本のためにも、火種は増えないで貰いたいなと。
極東への余力が、ますます減っていくことに繋がるからです…
仮に話がある程度ついていても
SNSなりで世論が炎上しちゃうと制御しきれるか怪しいというのはあるんですよね
今回の衝突に限らず摩擦に対してよく口先だけのプロレスだって言う人いるけど
プロレスが成立するのは双方がブック通りに進める事が出来る場合だけなわけで
やっぱり撃墜されたか………、これで非ステルス戦闘機の性能限界が露呈し、更にはロシア機体の損失がロシア特有の物では無いことがほぼほぼ証明された訳だ。
赤外線シーカーのミサイルなら、ステルスも関係無いよ。
別にそんな既知の事実に疑義があったことは無く、むしろステルス機が正規軍のSAM網をかいくぐれるかの方が問題なのでは?
ロシアがSu-57をイモ引きトス爆撃以外に使ってくれていれば、証明できたのでしょうけど。
そもそもの話、レーダー波を逸らすとか吸収するとかいうのは、電波的に黒い背景でなら意味があるけど、見下されて地表という電波的に白い背景においては意味ないと思うのですが、そのへんどうなんでしょう?
>国際社会としては第四次印パ戦争に発展することだけは避けたい。
とは言ってもその「国際社会」はウクライナの方に余りにも全力でのめり込み過ぎて余裕が全く無く、
アメリカも「報道を承知しているが、現時点で評価することはできない。なお進行中の事態で、われわれは事態の推移を注視している」と座視の構え。中国は今のところ無反応。
という誰も動かない状態では、「あとはご両人同士にて」にしかならん訳で。
お互いに全面戦争は避けたいはずなので、なんとなく下火になって火種を残しながらの停戦、領土的にはインドの実効支配が続くのみ。で、来月には終了しそうな気がします。
というかパキスタンという国が、政府として文民・軍部・宗教原理主義者と対立する内紛抱え込み過ぎで、国としてのコントロール不良なのが最大の原因なんでしょうけど。
あとは水資源問題がどうなるかもカギなんでしょうが、そこまでインドがわざわざ深刻化させて得るものも特になさそうなので、
シンガポールに対するマレーシアとか、ナイル川上流のルネッサンスダムに対するエチオピアとエジプトの関係が、いずれも武力衝突にまでは発展しないのと似たような関係性にはなりそうですねぇ。
貴重なラファールが…
核戦争にならないことを願います
両国ともイランにプロレスのやり方を習ってほしいところですが
撃墜については残骸の写真が出るまで保留ですかね
報道発表「この戦いが終わったあと、両軍は石と棍棒で戦うようになるだろう。」
軍事板住民「いやー、よかった、良かった!」
こうですか!?わかりません!
これ以上の人命喪失は人類の未来にとって致命的な損失いなるでしょう。あらゆる個人が可能性の塊ですから。ダイバ・ダッタが両軍兵士の命を救って回っていたのも、既に50年以上前です。
カシミールだけの紛争は何度も起こってますから今回もそれ以上には拡大しないとは思いますが。自制はしてほしいとホント思います。
本当に撃墜したのかな?
しばらくは嘘情報が大量に飛び交うんでしょうね
それにしても小競り合いで収まって欲しかったですが、こうなると加速する一方になる危険性が
どこかで止まれるならよいのですけど
迎撃でミサイルを発射したら撃墜したと発表するだけではなかろうか
ウクライナ戦争でもそんな感じだし
レールについたままのMICAの残骸の画像は出てきますけどラファールの機体の確証があるような画像はまだ見当たりませんな
エンジンの残骸の画像はミラージュ2000のSNECMA M53に見えるけど su-30の垂直尾翼っぽいシルエットの画像もあるけど真偽不明
そもそも地対空ミサイルなのか迎撃機が上がって撃墜したのか
もしJF-17がラファールやsu-30を撃墜したならなかなかの戦果になりそうですけど
aspide2000あたりの地対空ミサイルが妥当なのかな
現時点では視覚的証拠やインド側の損害発表、第三国の衛星情報等がまだ無いのでパキスタンの大本営発表の域を出ていないと考えていますが、もし本当だとすればパキスタン空軍のJ-10Cが、インドのラファールやロシア製戦闘機を圧倒したということで、中国製戦闘機の実力が実証された重要な戦果ですので、非常に興味深い。
ある報道では一方的に5機を撃墜した、というものもあり、中国製戦闘機の性能は予想を遥かに超えるかもしれません。
日本叩きbot君、さすがにこのトピックでは日本叩き題材が見当たらなかったか
J-10が強すぎる
中国を舐めたらいかんという良い教訓だと思うね
2024年1月には、イランがパキスタン領内にいる「イラン人テロリスト組織」を狙って空襲を実行し、パキスタンがイラン領内にいる「パキスタン人テロリスト組織」を狙って報復的空襲を実行したことがありました。
この紛争は、中国の仲介で両国首脳が速やかに和解しましたが。
それに比べたら、インドとパキスタンの和解は至難でしょうけど。
インドと中国の国境紛争は、もはや大規模戦争にはなりません。インドとパキスタンも、その点は同様でしょう。核抑止力が機能するということで。