インドはパキスタンとの軍事衝突で「ラファールの電子戦システムがPL-15を完全に打ち負かした」と主張しており、インドメディアは14日「空軍が国防省に対して114機のラファール追加購入を提案した」「この契約(3.3兆円規模)が成立すれば過去最大となる」と報じている。
この契約が成立すればインドが締結した単一の防衛契約の中で過去最大となる
インドは帰属問題で対立するカシミール地方のテロ事件の背景にパキスタンが関与していると主張し、5月7日にパキスタンとカシミール地方のテロ拠点を対象にした大規模な軍事作戦=Operation Sindoorを開始、この衝突でパキスタン側は「ラファールを含むインドの戦闘機を計5機撃墜した」と、インド側も「最低でもパキスタンの戦闘機を5機、早期警戒機を1機撃墜した」と主張。

出典:DGPR (AIR FORCE)
特にパキスタン側はJ-10CとPL-15の組み合わせがラファールを上回ったとアピールしているが、インド側はラファールに搭載された電子戦システム=スペクトラがPL-15を完全に打ち負かしたと説明しており、インドメディアは14日「空軍が国防省に対して114機のラファール追加購入を提案した」「この提案は国防省に受理され国防調達評議会で審議される予定」「114機のラファール追加購入にかかる費用は2兆ルピー=3.3兆円を超える」「この契約が成立すればインドが締結した単一の防衛契約の中で過去最大となる」と報じている。
パキスタンはJ-35A導入の噂があり、これに対抗するためインドでもシン国防相が5月末「第5世代戦闘機=Advanced Medium Combat Aircraft開発の枠組みを承認した」と発表、さらに露Rostecもプレスリリースの中で「インドのニーズを満たすためSu-57の現地生産と短期的な解決としてSu-35導入を提案した」と明かしたが、もしラファール調達の動きが事実なら「ロシア製の第4.5世代機を導入する意向はない」という意味になるものの、第5世代機は短期的な解決策が限られているためSu-57導入は有力な選択肢の1つだろう。

出典:Сухой Su-57
因みに戦闘機のステルス性能に対する要件は国によって異なり、米空軍はスタンドオフではなくスタンドインを主張し「貫通型ステルス」を要求しているが、ロシアは航空作戦に対する戦闘教義が米国と根本的に異なり、ロシアは航空機を空飛ぶ大砲=地上部隊の付属物として見なしているため大規模で複雑な航空作戦より少数によるシンプルな航空作戦を好み、戦術的な側面からも「貫通型ステルス」を採用していないためSu-57のステルス性能はロシアの要件に沿ったものと言える。
つまり米空軍のように「敵空域の奥深くまで火力を運搬する能力を再利用可能な航空プラットフォームに要求していない」という意味で、逆に中国は戦闘機のステルス性能を追求しているため、米空軍と同じようにスタンドオフではなくスタンドインを追求しているのかもしれないが、何が最適解は採用する戦術によって異なるため正解は1つだけではない。
関連記事:仏ダッソー、ラファールの胴体製造製造をインド企業に移転したと発表
関連記事:パキスタンの曖昧なJ-35導入発表、インドの第5世代機開発への対抗措置か
※アイキャッチ画像の出典:Dassault Aviation





















Su57も良いけどSu75がいっぱい飛んでる姿が見たい!!
何かロシアではSu-57のインド生産はほぼ決まりみたいな感じで報道されてますな
ソースコードも開示するなんて話があるけど、そこまでするのでしょうか
もしかしたら、BRICSと西側の対立はより鮮明になってますが、それ以上に露印は中国依存への危機感を共有しているのかも知れません
たぶんだけど西側の制裁逃れサプライチェーンとしてインドを取り込みたいって思惑がありそう
ただBRICSも中国とロシア以外は西側との対決は志してないから、西側から制裁食らいそうなロシア兵器は避けそうな気がする(この件ね)
戦闘機同士の戦いはともかく、イスラマバード近郊の空軍基地にある貴重な輸送機すら爆撃されてる様な戦況だったので、まあ見栄えのする機体なら何でも良さそうではある
Su-75の状況を調べたら初飛行の予定が2021年から徐々に延長して2025年現在も未定なようですね
今年の5月にベラルーシへプロジェクトの参加を呼び掛けたという報道もあったとか、ですがロシア国内でもお笑いの対象になってるようで、いっそインドがプロジェクトを買い取った方が良さげな気がします
まずチェックメイトを開発するモチベーションは国際市場でのシェアを上げたいというのだから
ロシア国内の需要だけで生産リソースが枯渇してるような状況だと開発を続ける意味がない
そして実際的にもSu-57とコンポーネントを共通させる以上は
最初に新型エンジン(AL-51F-1)を積むSu-57M1の量産が軌道に乗る必要がある
しかもAL-51F-1はSu-35とかSu-34に降りてきてアップグレードさせるんじゃないかって話もあるんで
この点でもSu-75の優先順位は下がる
また空母を切り捨てるか少なくとも大ブレーキをかけるわけで、ロシア軍内ではリストラが進んでいる
これに伴いロシアで肩身の狭かった軽量級の戦闘機は立ち位置がますます危うくなったように思う
やっぱり大型の滑走路を要求するMiG-31みたいなのがロシアを象徴する機体なんだな
仮にチェックメイトが完成したとして、すぐに国外の契約を勝ち取れるわけじゃないから
ファーストカスタマーとしてロシア軍からの受注の有無は大問題で、これが怪しいとなると……ね
端的にまとめるとチェックメイトは2022年以前の計画であり、激変した環境に適応して生き残ることができなかった……ということ
プロジェクトの着地点を見失ったのは、A-100などもそれに該当するのでないかと思う
逆にPAK DAやS-70なんかは重要性が増したのではないかな?
個人的には、ステルスがスタンドオフに勝る理由はあまり無いと思う。
空軍の目的は基本的に地上の目標を空爆することだけど、別に
目標上空を必ず飛行しなければならないなんて決まりは無い。
スタンドオフ兵器はどんどん安くなってるし、数百キロ以遠から
攻撃できるなら高価なステルスは無用でしょ。
そして数百キロ以遠から攻撃する発射母機に空中戦を挑んで排除
するのは難しい訳だから、戦闘機同士の空中戦もほぼ意味ないと思う。
ウクライナで戦車が間接砲撃ばっかしててお互いに交戦する機会が
なかなか無いのと同じ現象が起きてる。
>空軍の目的は基本的に地上の目標を空爆
基本的にそれを目的とする攻撃機でない限り一番最初に対応するのは対空目標なのが空軍です対地攻撃とかはその次でしかない。ユーロファイターの初期トランシェ、KF-21とかマルチロール機に最初に求められるのは対空能力であって対地対艦能力ではありません。
ウクライナで猛威を奮っている滑空誘導爆弾に比べて、
スタンドオフミサイルは高価だし恐らく、ターボファンエンジンが有事の際の生産のボトルネックになりますよ。
ペイロードもだいぶ少なくなる。最前線への爆撃にはとても使えないです。
せめて滑空爆弾が届く範囲まで接近できれば爆撃の効率はかなり上がりますよ。
更に非滑空の誘導爆弾を落とすぐらいまで接近できれば、目標にレーザー誘導で精密に当てることができます。
またバンカーバスターのような超重量級の爆弾はは、爆撃機が真上まで到達して直接落とす必要があるでしょう。
非ステルス機では不可能ですよ。
最近は第一段目の亜音速領域をCFRPに変えることができるようになったのでマテリアル量が劇的に減ってコスト削減できるって話をどっかで聞いた。あとテスラのギガキャストとか複数のパーツをまとめて簡単に作る技術が最近開発されたわけだし、技術が無いイランでも2stエンジンでシャヘドを飛ばせるような時代に入ったのは確かなので。そこら辺はちゃんと評価しとかないとだめでしょう。
3.3兆円…アヘェ
こんだけの予算をぽんっと出せるのが羨ましいですわ
「インド製」「メイド・イン・インディア60パーセント以上」「インド企業と協力」を強調しているあたり、ラファールの評価が下がっているのをいいことにフランスからがっつり技術移転と製造ラインの持ってきたいんだろう。
インドは2020年にMake in India政策に基づいた「防衛装備品の段階的な輸入禁止」を、2021年に軽戦闘機、戦車、自走砲、各種装甲車輌、防空システム、駆逐艦、対潜装備、レーダー、衛星、軍用トラック、小型無人航空機、各種火器など108品目の輸入禁止リストを発表し、海外企業に「今後もインド市場で生き残りたいなら完成品の輸出ではなく、印企業に技術移転を行って現地生産品を供給しろ」と法的に義務付け、これまで各契約毎に任意で設定されていたオフセット内容にも統一基準を導入し、最終的に米国、欧州、ロシアはMake in India政策=現地生産方式を受け入れています。
「インド製」「メイド・イン・インディア60パーセント以上」「インド企業と協力」はインドの国内法に基づいた要求でラファールの評価とは無関係です。
正直PL-15によるラファールの撃墜は騒がれ過ぎだと思うんだよね
パキスタン側が爆撃を阻止できたならともかく、ファイターを5機落とした代わりにストライカーがキッチリ目標爆撃してるんだからラファールやMig-29やSu-30は役割を果たしたと言える
流石20,30も落とされたらまた別だけど、攻勢側が数機落とされたなんて(アメリカ以外じゃ)ごく普通のことでしょう
Su-57は多分アビオニクスが経済制裁で完全にストップしてて厳しいんじゃないかな…
この書き方だとラファールが5機落とされたみたいに見えるけどラファール3機、Su-30、Mi-29が1機ずつですね。訂正します
パキスタン側の戦果は一定視覚的証拠があるのに対して、インド側が主張するパキスタン機の撃墜、中国製対空兵器の無力化、対テロ組織への戦果の証拠が乏しいことが全てだと思われるが
製造コストは間違いなくラファールの方がかかってるのに、性能に大差ないのがほぼほぼ裏付けられてしまったからこんなに大騒ぎになってるわけで
Su-57の生産が完全にストップしてるかは輸出が予定されているアルジェリアへの引き渡しが行われるかを見ればある程度推測できるだろう
視覚的な証拠があるのはラファールの残骸の写真だけで、何がどうなった結果なのかは不明。
定量的な評価も第三者からみて不明で、例えば運用ミスで電子戦システムを適切に運用できずに撃墜されたのならばそれは運用の不備だし、電子戦システムを適切に運用していた機体は生存できたのかもしれないし、どこからそもそも何発撃って何発当たったのか一切不明。
空爆からの完全防御なんてパキスタンどころかイスラエルですらうまく行ってないやん
じゃあインドは空爆で戦闘機の損失に見合うほどの戦果をあげたのかって話になるけど、それが全然見えてこないのが実情なわけでしょ
こんな状態でラファールは中国製兵器に優ってるなんて言われても誰も信用せんよ
そりゃ誰も言ってないことを信用しないとか言われてもそうでしょうとしか
何処に「ラファールは中国製兵器に優れている」なんて書いてます?
インドがPL15に勝った言うとるやん
単に領内に爆弾落っことすだけなら、イランでもイスラエル相手に空爆を成功させてると評価するべきと言えるだろう
問題はインドがパキスタンに存在するテロ組織の排除という目標にどれくらい成功してたのかという話なんだけど、これについての具体的な証拠はどれくらいあるんですかね?
ラファールが目標にたいして役割を果たしたと主張するなら、事実ベースでそれくらい明確にするべきだと思うが
付け加えるならインドがラファールを拡大するのはラファールが任務に貢献or成功したからではなく、急速に拡大する中パの空軍力に対して取れる選択がフランス機しかなかっただけだとしか思えないけどな
主語も述語も違うじゃん…。
逆もまた然りで、ラファールは中国製兵器に劣ってるなんて言われても誰も信用せんよ
三度の空戦で1機ずつ落とされたならJ-10に対するラファールの性能に疑問符が付くけど、一度の空戦でラファール3機と他数機を同時に失いなおかつ与えた損害も限定的となるとインド軍の状況認識や作戦立案に根本的な問題があったような気がする。
落とされてはいますけど
目標に爆弾当てたなら作戦は成功ですよね
インドはミラージュも愛用してますし
フランス機を信頼しているんですかね
(よほどでなければ)情勢に関わらず売ってくれる西側兵器、というだけで価値があるのでは?
買える金があるなら。
宗主国のイギリス(インドは英連邦加盟国)がまともに自国だけで売れる戦闘機持ってないのも悪い
売ってくれるのがロシア、フランスならそらあフランスに流れるさ
最近までフランス、イギリスの戦闘機であるSEPECAT ジャギュアとか持ってたし。
イギリスが最後に単独で作った戦闘機ってハリアー?
もしかして実験機除いて超音速機作ってない…?
西側の第4.5世代戦闘機(ラファール)が「中国式キルチェーン(ZDK-03早期警戒機、J-10C戦闘機、PL-15対空ミサイル)」で撃墜されましたからね。
更にインド空軍はラファールを36機しか保有していないので、1回の空戦で3機撃墜されたら衝撃は大きいと思います。
パキスタン側の損害も限定的(3つの格納庫、2本の滑走路、プレハブ2棟が損傷)でしたので、インド空軍の弱さと中国製兵器が侮れないことが判明したかと。
何年か前にインドとパキスタンが揉めた時はミグ21がF16を落とした話があって残骸も出てきたけど、続きがないから胡散臭い。
ラファール大勝利か
パキスタンなんかにやられてないから!と気張ってるだけで、内では必要なコストか作戦運用が不味かっただけな感じの評価がされてるって事でしょうな
いや実はラファールのセクシーさが好きでして〜ラファールたんが売れる話聞くのちょっと嬉しいんですよ〜(笑)
SU57は丸ごとインド製にしてしまえば出来るのかもしれんが、本国で全然飛んでないのにインドでは飛びまくってるとかなったら大笑いだな
しかしいくらロシアと関係の深いインドとはいえSU57導入は随分睨まれてインド自身も嫌なんじゃないだろうか
それこそインド視点で選択肢がラファールしかないだけでは?
対米関係は悪化、中国製を導入できる訳もなし
残る競合はロシアだが、こっちは戦争中で供給能力に疑問符がつく
はっきり言ってしまえばインドの第4.5世代戦闘機の調達の選択肢ははなからフランス機かロシア機しかないわけで、こんな状況で仏機が中国製に勝ったといわれてもお寒い話だなと
中国製に勝ったなどとは一言も言ってません
ラファールたんいっぱい売れてやったねって意味の大勝利です
数がある重要性を感じますが、豪快な契約ですね。
インド経済好調で、(ロシア外交重要な理由ですが)比較的インフレも抑えることにも成功したため、経済成長の継続が見込めるというのもあるかなと。
中国向けに新設されるガスパイプラインといいロシア資源外交の重みに考えを巡らさざるを得ない
これって当然、ロシアからすれば安全保障の一環なんですよねぇ……
仰る通りです。
経済安全保障の概念なのでしょうが、日本人には理解されにくいのかもしれませんね。
天然ガスの特性として、使われない余った分は無駄に燃やさないといけないという、背景がありまして。
サハリン1・サハリン2のように、出資~プラント建設~購入まで関われたわけで、お互いWin=Winの非常に先見の明がある契約で美味しいなと感じています。(よくぞ契約守り抜いたなと)。
契約ではなく、インド内々での購入提案ですね。
実際にフランスと購入交渉するかはこれからです。
御説明ありがとうございます。
欲しくなったら買える環境って大事ね
勿論性能が足りてることは前提で
これはフランス側の担当者が「余裕の馬力だ」とかプレゼンしたのかな
コマンドーネタなのはわかってますが、ラファールは艦載機サイズとスネクマエンジンのせいで余裕があるイメージは全くないな。
必要な能力が無いというわけではないけど。
EU に対する アメリカからのインド 制裁 要求への 牽制じゃないでしょうか。
J-35AとJ-20だとどっちが強いんだろ?本国向けのJ-20の方なのかなあ。
それはさておきラファールに対抗してパキスタンも中国から戦闘機を追加導入し軍拡する事になるだろうね。
中華兵器は良い感じに安くて高性能で世界を席巻するんじゃないかな。兵器には関税がかからないし。
インドはロシア式に防空網で守られた地上と空中から馬鹿みたいな量のミサイルとドローンばら撒くスタイルを取るつもりかな。
インドはJ-20対策でRafaleへのAESA GaNレーダーの搭載を強く求めているようで、逆にいうと新世代のAESAレーダーがあれば十分戦力として通用するということなのかもですね。
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