小泉防衛相はニュージーランドのコリンズ国防相と会談して「もがみ型護衛艦に関心を示した」と述べ、Janesは4日「NZとの協議の焦点はフリゲート艦の能力と購入の可能性にあると三菱重工業が回答した」「両国はNZ海軍の要件を満たすため政府間協議を開始した」と報じた。
参考:Indo Pacific 2025: Japan, New Zealand begin talks on potential frigates acquisition
この話題に注目が集まるのは導入の可能性が具体化されてからになるのだろう
日本はオーストラリア海軍向けのフリゲート艦入札でドイツを破って勝利し、三菱重工業は100億豪ドル規模とも言われるフリゲート艦調達の優先交渉権を獲得したが、日本経済新聞は先月20日「日本を訪問しているニュージーランド海軍のゴールディング司令官は中谷防衛相と会談し『日本の護衛艦を導入する意欲』を伝えた。ニュージランド政府内で新しい海軍の資産になると提案していると述べ、中谷防衛相も謝意を示した」と報じ、この発言にはオーストラリアが採用したもがみ型護衛艦の能力向上型が念頭にあると指摘。

出典:海上自衛隊
ニュージーランドのコリンズ国防相と会談した小泉防衛相も「ニュージーランド側がフリゲート艦の更新に関してもがみ型護衛艦への関心を示した」「今後も緊密に意思疎通をしていく」と述べ、Janesは4日「シドニーで開催されたインド太平洋国際海事博覧会で三菱重工業は『ニュージーランドとの協議の焦点はフリゲート艦の能力と購入の可能性にある』と回答した」「ニュージーランド海軍の報道官も『政府高官の間でもがみ型護衛艦について協議が行われたが、まだ決定されたことは何も無い』と説明した」「両国はもがみ型護衛艦がニュージーランド海軍の要件をどのように満たすかについて政府間協議を開始した」と報じている。
ニュージランドはオーストラリアと共同で調達したアンザック級フリゲートの耐用年数を2030年代半ばまで延長する予定で、2025年に発表された国防能力計画の中で「アンザック級フリゲートは同等の最新鋭フリゲート艦で更新する」と言及しているが、現地メディアは「ニュージランド海軍は装備と人員が極めて不足しているためオーストラリア海軍との協力が必要になるかもしれない」「使用する艦艇と訓練方法の両方でオーストラリア海軍と緊密に連携しなければ合理的な時間枠とコストで能力を強化できない」とも指摘しているため、恐らくアンザック級の後継艦調達は競争入札にならない可能性が高い。

出典:NZDF/CC BY 4.0
但し、日本とニュージランドの政府間協議は始まったばかりなので何も決定されたものはなく、ニュージーランドメディアも「もがみ型護衛艦への関心に関連したゴールディング司令官と中谷防衛相との会談やコリンズ国防相と小泉防衛相の会談」を取り上げておらず、この話題に注目が集まるのは導入の可能性が具体化されてからになるのだろう。
関連記事:ニュージーランド海軍が日本の護衛艦導入に意欲、もがみ型護衛艦を想定か
関連記事:豪海軍とAndurilが無人潜水艦を実用化、Ghost Sharkの量産開始を発表
関連記事:オーストラリア国営放送、日本がドイツを破って100億豪ドルの入札に勝利
※アイキャッチ画像の出典:小泉進次郎





















まあ記事にも有る通りニュージーランドはオーストラリアと共同で事に当たる事が多いので、ある意味日本の護衛艦導入は既定路線といえるでしょうね。
ま~これは想定通りでNZ海軍には他に選択肢が無いし、後は数とグレードの折衝でしょ。
ただし再三言われてるようにNZは予算が無いので事と次第によっては海自向けに2隻くらいFFMを(練習艦とか訓練支援艦名目で)余分に造っといてリース、先方の都合が付き次第買い取りって搦め手も必要かも。
今は資料請求段階
ただオーストラリア艦艇と整備性の都合で装備を揃える必要性があり、且つハンター級イージスが爆死しかけているので
06FFM系統の導入は競争入札もしないだろう既定路線
NZ海軍の現有水上戦力はアンザック級2隻だけで、それも改修したばかりで2030年代半ばまで運用予定
これの後継選びなので最終決定は2030年ぐらいまでに決まってればいい
まだ何も決まっていないのは百も承知で一応皮算用してみる。
NZ海軍がアンザック級を2隻とも改もがみ型で置き換えると仮定すると、改もがみ型の建造数は
海自:12隻
豪海軍:11隻
NZ海軍:2隻
合計:25隻
になるのか。
なんつーか、時代は変わりましたな(小並感)
早く5類型とかしょうもない縛りは取っ払って他にも売っていきましょうよ。
何売るんだって言われたら口ごもりますけど(おい
20式小銃とか割りとイケますかね?
いやでも小銃はレッドオーシャンかな、う~ん・・・
売り先はよく選ばないといけない。売った装備で民間人虐殺でもされたら内閣が吹き飛びそうだ
20式は民間に輸出すること想定してそう、わざわざmade in japanって刻印入れてるし
20式は民間に輸出すること想定してそう、わざわざmade in japanって刻印入れてるし
まさか航空万能論でスンズローの顔を見る事になるとはな、ここで言うのは場違いかもしれんけど防衛大臣のアンタは輝いて見えるぜ
小泉大臣は「日本の中古潜水艦に興味を示している国がある。」
と言っており、具体的な国は明かしていませんでしたが、やはり興味がある国がアジアにあるようです。
運用中の3種のうちどの艦種なのか、導入規模、その国の経済規模にもよるのでしょうが、毎年1隻進水してる我が国の潜水艦の更新スパンは他国より早いようですから、退艦した艦の有効活用は進めるべきだと思っています。
その上で5類型は早く撤廃すべきだと思います。
どの国かな?
まぁアジアで態々潜水艦欲しがるとなると値段や国防上の必要性からして台湾かインド辺りが妥当、値引き期待して色目使ってる場合はフィリピン辺りでしょうかねぇ?
・台湾は国産の開発遅延が言われているので、即効で強化したければ可能性あり。
・フィリピンは現在潜水艦を運用しておらず、つい最近伊・独共同開発の艦(1600t)を2隻導入することを決定したようです。潜水艦運用能力獲得サポートもセットなようなので、日本の中古艦導入となると、どちらの納期が早いかによって、伊独と相談する必要がありそうです。
・ベトナムはロシア製の潜水艦を6隻運用中。(最終納入は2017年)(3000~4000t)最近はアメリカとの関係も深くなっているので、日本製の潜水艦に興味を示してもおかしくない。
・タイは現在運用なしですが中国製(2400t)を導入を決定しているので、可能性は低いでしょう。
・マレーシアは仏・西共同開発の潜水艦を2隻運用。(1600~1080t)2009年就役なので、運用数を増やしたいなら可能性があるでしょう。
・シンガポールはドイツの潜水艦(2200t)を2隻運用、2隻整備中。2025にさらに2隻追加発注したので、日本産の導入は可能性が低そう。
・インドネシアはドイツ設計を4隻運用。(1500t)設計自体は古く、1隻は1981年、3隻は2016~2019就役。戦闘機は中国からの購入が話題となっていますが、ラファールも導入する予定なので、可能性はあり。
・オーストラリアはコリンズ級(3300t)を6隻運用。1996~2003年に就役。古いもので29年、最新で22年運用。アメリカの造船能力を見ていると原潜供与が遅れそうなので、繋ぎで導入の可能性もなくはない。
・ニュージーランドは運用なし。フリゲート艦更新で財布空っぽになるでしょうから、可能性なし。
・インドは国産原潜を4隻、海外産通常動力型を11隻運用中。通常動力型は改修済みとはいえ、ほとんどは1980年代~1990年代前半に就役。通常動力を持ち続けるなら可能性あり。(それどころか、新品を欲しがりそう)
・ミャンマーはインドと中国の中古を1艦ずつ受け取り、2隻運用中。
・バングラデシュはロシア製?2隻運用。中国と関係深そうなので可能性は低い。
・パキスタンは最近中国から8隻導入を決定し、運用開始したので、可能性なし。
可能性としてありそうなのは
台湾、フィリピン、ベトナム、マレーシア、インドネシア、オーストラリア、インドあたりでしょう。
(首相の指示でしょうが)小泉防衛大臣が、武器輸出について、公然と発信していますからね。
NZ向け艦艇輸出も獲得してほしいですし、他国向けの防衛装備輸出の拡大にも期待していますよ。
『週刊東洋経済 2025年11/8号』だったと思うのですが、長島(元)内閣総理大臣補佐官(国家安全保障担当)がチャレンジングな部分があると答えていましたが、国費を投入して是非チャレンジして欲しいですね。
管理人様・コメント欄で御指摘されてましたが、オーストラリア向け潜水艦輸出の失敗を生かして、護衛艦輸出では政官民が協力して売り込みを意識されていたようです。
これから先、コスト競争力を付けるために
護衛艦にも残価設定型ローンプランを作ったらいい
本来なら護衛艦買える余裕ない国にも売れるハズ
残クレフリゲートとかなんか嫌だなぁ…
ファイナンスも提案の総合力の一つではありますが、「残クレFFM」は返却後どこに持っていくかが悩みですね。
言語の問題もあるのでそのまま日本で使うことも難しいですし、設備も米国や他の国の技術が入っているなら技術・装備提供元の国家の承諾が必要なケースもあるので、できれば長く使って欲しいところです。
S/Wが切り替えられれば別にH/Wが英語表記になってても自衛隊で使う上でそれほど問題にはならないんじゃないですかね。逆だとかなり厳しいですが。
何なら改もがみの銘板とかは日英併記とか豪優先の英語表記になる可能性すらあると思います。
ニュージーランドならオフセット契約とか艤装工程は自国でとかの注文もなく完成品の売却で済みそうですね。
昨今の状況下での2030年半ばの計画なら後半でも許容範囲内と言えましょう。
2030年後半なら豪州産新型FFMの生産後期に合致します。
実績が積み上がるのは歓迎すべきですが、収益面では限定的でありましょう。
マレーシアのミリオタも船体の方には興味を示してるみたい
アビオニクスや武器システム関連は欧州産や韓国産を望む声が多いのが長年の海軍装備事情を物語ってるけども
ニュージーランドと言えば国防軍の人員不足で選抜徴兵制度の導入を訴えてる政党も出てきましたね。
仮に導入したところで全軍で3万人程ですが。
空軍はM-346やFA-50みたいな高等練習機+軽戦闘機の導入で空戦能力の再取得を、みたいな主張もあるけど果たしてどうなるやら。
日本の政権はコロコロ変わるから不安ではある
今の高市政権どころか自民維新の連立政権だっていつまで持つか・・・
寧ろ政権の安定性は世界でもトップクラスでは?
政策も基本的には変わらない
新たな政策をする時に首脳が替わる事は多いが、決まった政策を反故にするようなことあったか?
むしろ国際条約でも法律でも憲法でもない、時の政府の「自粛案」でしかない武器輸出三原則に一体何年縛られていたのかと…
自粛じゃないです。
閣議決定ですので、拘束力を持ちますよ。
法律の方が優先するというだけです。
改正するなら、閣議が必要です。
でも今まで、公明党が内閣にいたため閣議は通らなかったのです。
それに無制限の武器輸出許可はいくらなんでもありえないので、
じゃあどう制限するのかは決めねばなりませんよ。
閣議決定なんだからまさしく「『自』粛」でしょ。
もがみの改良発展型よりもがみ型の小改良型を提案した方がNZには現実的だろうね
ただ生産・運用面ではオーストラリアと共通にしておいた方がメリットが多い様にも思います。
単純な話、何かあって航行不能になって修理できる国まで曳航する、となった時2000kmと9000kmの差は大きいですからね。
生産効率なら工数が少ない現行型の方が有利、運用面も機関一式に変更がなければコンソール増加に留まるだろうから教育面の影響少
人員予算が厳しいのに高価な方を勧めるのは正しいのか?クライアントが望んだ、Ozの造船所に建造させ採用への感謝なら反対しない
もがみ型って外洋艦なのに航続距離それしかないんだ、発展型もタンク増やしすぎて防御面と生活空間が不安だ
曳航された状態で「外洋船としての本来の航続距離」を発揮できるとは驚きです。
対空戦闘能力を重視したセンサーも兵装も違うサイズも1割違う艦で機関一式に変更がない(「方式」ではなく一式に変更がないとは初耳ですがどこかに確定情報が出てるならご教示ください)だけで教育面の影響が少ない訳がないでしょう。
また国産装備の輸出では装備自体からマニュアルまで様々なローカライズ作業が必要ですが、これから建造する新FFMならそれらは全て開発のついでに済ませられますし、言語も電化製品の規格もほぼ同じ豪向けならそのままNZ向けに輸出できるでしょう。
対してNZにもがみ型を輸出するなら豪向けとは別に既存のもがみ型を改修、マニュアルもただただローカライズのために改訂しなければなりませんがその費用は全てNZ持ちになりますね。
もがみ型に Mk41を8セル追加して24セルとし、追加したセルに Mk25キャニスターを付ければESSMを32発も搭載できる。あとは、ESSM用レーダーを搭載できれば、対潜、対艦、対空にバランスの取れた手ごろなフリーゲートになると思うのだけど。これなら商品競争力はあると思うので、三菱さん、是非ご検討ください。w