インド太平洋関連

パキスタン軍、インド空軍のラファール、Su-30、MiG-29撃墜を主張

インド国防省はパキスタンに対する「作戦成功」をアピールしたが、パキスタン情報相は「インド空軍の戦闘機を計5機撃墜した」と発表、Reutersも「インド空軍のラファール3機、Su-30、MiG-29が撃墜された」と報じたものの、まだ事実かどうかは確認されていない。

参考:Three fighter jets crashed in India’s Jammu and Kashmir, local govt sources say
参考:Live updates: India’s ‘Operation Sindoor’ strikes hit Pakistan, Pakistan says it has shot down jets
参考:Pakistan excercised restraint, only shot down 5 out of 75 Indian jets part of offensive: Dar

1つの真実が「多くの嘘」をもっともらしく見せるため、こうなると容易に事実は嘘に嘘は事実にすり替わる

インドとパキスタンは帰属問題で対立するカシミール地方のテロ事件後、12日間連続で「相手が停戦協定に違反して実行支配線沿いで発砲を繰り返している」と非難し、双方とも外交的、経済的、軍事的措置を段階的に引き上げて軍事的緊張を高め、特にパキスタン側は「インドの軍事行動が差し迫っている」と繰り返し主張していたが、インド軍は7日未明にパキスタンとカシミール地方のテロ拠点を対象にした大規模な軍事作戦=Operation Sindoorを開始。

インド国防省は「テロ攻撃に使用されてるパキスタン国内と占領下にあるジャンムー・カシミール州の施設を攻撃した」「我々の攻撃は慎重かつ抑制的ななものでエスカレーションを伴わないものだ」「パキスタン軍の軍事施設は標的から除外された」「今回の標的選定と攻撃方法においてインドは相当の自制を示している」と発表、インド軍関係者も「攻撃を実施した計9ヶ所の標的はパキスタン国内が4つ、占領下にあるジャンムー・カシミール州が5つ」「陸海空に共同作戦で精密誘導兵器を使用した」と、モディ首相も「9つの標的に対する攻撃が成功した」と言及

さらにインド国防省はテロ拠点に対する攻撃の様子も公開して「作戦成功」をアピールしたが、パキスタンのタラール情報相は「インド空軍の戦闘機を計5機撃墜した」と発表、国営放送=Pakistan Televisionも「パキスタン空軍はアワンティポラ南西でインド空軍のラファールを撃墜した」「パキスタン軍が報復としてインド軍の旅団本部を破壊した」「カシミール地方の実行支配線沿いにある検問所をミサイルで破壊した」と報じた。

Reutersもパキスタン軍関係者の話として「これまでにインド空軍のラファール×3機、Su-30×1機、MiG-29×1機、無人航空機1機が撃墜された」「インドはパキスタンによって戦闘機が撃墜されたことを認めていない」と報じたが、インド国防省は「SNS上に出回る戦闘機の撃墜、旅団本部の破壊、パキスタン空軍によるシュリーナガル空軍基地破壊の画像や主張はフェイクだ」と公式に否定し、非常に活発な情報戦が繰り広げられている感じだ。

ウクライナとロシアの戦いで学んだように「情報空間の戦い」は事実かどうかではなく「事象に対する認識を曖昧にして相手の信憑性を攻撃すること」が重要であり、これは世論に存在する「否定的な層」と結びつくことで影響力が増し、一定レベルまで規模が大きくなると勝手に暴走を始めて世論の悪感情が手に負えなくなるため非常に厄介だ。

さらに1つの真実が「多くの嘘」をもっともらしく見せるため、こうなると容易に事実は嘘に嘘は事実にすり替わるため、誰も本当の事がわからなくなり「信じたいものを事実と認識する状態」が出来上がってしまう。

そうならないようにするには「両者の主張」を疑うことから始めるしかなく本当に厄介な時代(認知戦の成立)だが、もし5機撃墜が事実ならインド空軍にとっては許容できないほどの大損害だ。

追記:SNS上に撃墜されたラファールのエンジンと主張する映像が登場、中国の軍用機開発に精通しているリック・ジョー氏は「これに普段なら深入りしないが、映像に映るエンジンノズルの形状はM88の特徴と一致する」と指摘している。

追記:パキスタンのダール外相は「今回の攻撃に75機~80機の戦闘機が関与し、パキスタンが撃墜したのは2機の無人機を含むインド機5機だけ」と発表。

インドのパンジャブ州ホシアルプルでは中国製の空対空ミサイル=PL-15の残骸が発見されたらしい。

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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Samantha White

米空軍が3度目の遅延を発表、KC-46Aの不具合解消は1年半遅れの2027年夏前のページ

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コメント

  • コメント (64)

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    • じゃぐりんぐ
    • 2025年 5月 07日

    ロシア製はともかく、いま輸出チャンス確変中なラファールは風評被害だとしても影響が大きそうですね。

    28
      • NIVEA万能論
      • 2025年 5月 07日

      3機被撃墜が事実かどうかはそれほど重要ではなく、話が広がってしまうと一時的にせよ風評被害はあるかもですね。
      それに兵器の性能そのものより運用のまずさで損失を重ねて評価が下がるという事例はこの3年間で嫌というほど見せられている訳で、フランスは気が気ではないかも知れませんね。

      18
      • ふむ
      • 2025年 5月 07日

      一方アメリカは2機目のスーパーホーネットが海ポチャしたそうですな…
      動かしてるだけで損耗するのは飛行機の常ですが、生産力が衰えた現代では事故でも痛い

      27
        • 暇な人
        • 2025年 5月 08日

        すでに二期墜落とかね
        ドローン回避中の操縦ミスとからしいけど、
        そりゃトランプも作戦やめるわな

        あんがい甲板でドローンアタックされて破壊されてたりしてw

        1
          • 通りすがり
          • 2025年 5月 08日

          1機目は甲板で牽引中にトラクターごと落下
          2機目は着艦時の事故
          ドローン回避中の操縦ミスで墜落はどこからの情報ですか

          4
            • 暇な人
            • 2025年 5月 08日

            一回目のほうでフーシ派の攻撃を回避するために艦を急に旋回させたため、海に落下という話をみました

            1
            • 暇な人
            • 2025年 5月 09日

            艦ではなくて普通にホーネットがフーシ派の攻撃回避のために急旋回して墜落でした
            すいません、私の英語力が低かったです
            ソースはCNNです、日本語の記事も出てるのでぐぐれます。

            ただ私は対空ミサイルやドローンの着地狩りを疑ってますね。

      • バーナーキング
      • 2025年 5月 07日

      ステルスでもないラファールがインドの運用で敵国内を対地攻撃して1機だか3機だか撃墜された…、ってだけで騒ぐほど営業に影響出ますかね?
      撃墜の顛末が明確になり、その原因が(4.5世代機として期待外れな)ラファールの性能にあって回避する術がない、となればラファールの価値は暴落するでしょうが、
      そうでなければ「そりゃ戦闘すりゃなんぼか堕ちるよね」で終わる話では。

      12
        • nednir
        • 2025年 5月 08日

        もろ競合する J-10C がラファールを落としたという噂が仮に確定すれば影響は出るんじゃないでしょうか。
        そりゃ運用次第でどっちが落とされてもおかしくないとは思いますが、実績ができるのは大きそうです。

        15
          • 通りすがり
          • 2025年 5月 08日

          戦闘機の売買は純粋な性能だけでなく外交的な側面もあるわけで、一般人が家電を選ぶようなものではないので大して影響ないんじゃないかな。逆に被撃墜が0で有名なF-15がそれ自体をアピールポイントにして契約成立にこぎ着けているようには見えないし。
          マニアや投資家のような外野が営業に響くと騒いでるだけな気がする。

          11
            • kitty
            • 2025年 5月 08日

            失敬な。我が国にはF-15をAAMで撃墜した記録があります!

            18
          • バーナーキング
          • 2025年 5月 08日

          ですから「対地攻撃装備のラファールが敵地で防空装備のJ-10Cに迎撃された」のどこに騒ぐ要素があるのかと…

          15
            • daishi
            • 2025年 5月 08日

            湾岸戦争でも
            ・敵防空網制圧してない状況でA-10飛ばして撃墜
            ・対地装備のF-16も地対空兵器で撃墜
            ・F-15Eも地対空ミサイルで撃墜
            と防空システム網が生きている状況ではどのような機体でも撃墜される確率は上がるのは確かですね

            6
        • Kenny
        • 2025年 5月 08日

        現代では空対空戦闘自体が極端に少ないので、「そりゃ戦闘すりゃなんぼか堕ちるよね」とはならないかな。

        そもそも米空軍ですら戦闘機で戦闘機を撃墜したのはコソボ紛争が最後で、ラファールも今まで戦闘機を撃墜したことは無いはず。こうなると、少ない実績でもイメージには影響するわな。特にラファールは政治的な問題が少なく入手可能な4.5世代機として高値で売りつけていたのに、交渉力は弱まる。

        1
          • Kenny
          • 2025年 5月 08日

          米空軍はイラク戦争でもミラージュF1を撃墜していたか。それでも20年以上前。

    • ニーモーター
    • 2025年 5月 07日

    当事国の発表なので何処まで事実かわかりませんが、5機撃墜が事実ならインドは大きな戦果を得るまで引くに引けなくなるんじゃないでしょうか

    16
      • 2025年 5月 07日

      先の民間人への事件が発生したのは、パキスタン側で充分な備えが出来ていた事とインド側がそれを察知出来なかった事で発生したのかも知れませんね。
      正規軍の先手に大損害を与えたならパキスタンはしてやったり、言う気分でしょう。

      5
      • 名無し
      • 2025年 5月 08日

      全面戦争に発展させないためにパキスタン正規軍の防空網を叩けないインド空軍の強襲攻撃なのだから、それなりの損害が出るのは想定内。
      対テロリスト戦闘の建前を堅持するためには必要な犠牲。
      事前にミサイルやSEAD機で防空システムを叩いていれば結果は違っただろうが、それではエスカレーションしてしまう。

      3
        • kitty
        • 2025年 5月 08日

        中国機にはYJ-91がありますが(輸出はしていないかも)、インド機はSEADに使える対レーダーミサイルあったかな。

    • ブルーピーコック
    • 2025年 5月 07日

    誤認、誇張は戦争の日常風景。でも離れた場所に居る無関係な俺らみたいなのが好き勝手言って無意味な争いするくらいだから、現地の様子や当該国のSNSとか翻訳できても見る気も起きない。

    24
    • ゴモラ
    • 2025年 5月 07日

    情報って単純な距離に相当影響されるよね。やっぱり距離が遠ければ遠い程情報は判断しづらくなるんだね。

    10
    • cosine
    • 2025年 5月 07日

    現状はインドもパキスタンも露中(米)の介入を表立っては求めていない、むしろ混ぜ返してくれるなというスタンスでしょう。
    無論、制御困難になってしまった場合の「大国との打ち合わせ」はどちらの陣営もしているのでしょうけど。

    あとはまあ、英やイスラエルあたりが謎に余計なことさえしなければ…じゃないでしょうかね。

    27
    • イーロンマスク
    • 2025年 5月 07日

    空対空戦闘によるものか、地対空戦闘によるものか
    自分の直感では地対空かと思うけれど

    12
    • 名無しのプロキシ
    • 2025年 5月 07日

    そんな5機も撃墜されるもんかね…?盛りすぎじゃねぇの?
    1機や2機ならまだしも…5機って大戦果すぎるだろ。

    19
    • NIVEA万能論
    • 2025年 5月 07日

    ウクライナ戦争でも開戦初日にウクライナ側が5機撃墜を主張、その後数字がどんどん膨れ上がってとんでもない事になっていた訳で。
    蓋を開けて見れば実際の戦果は大した事はなかったという事になるように思います。

    21
      • Guest
      • 2025年 5月 07日

      エンジンとか翼のパイロンとか増槽とかラファールのそれと一致するエビデンスが続々登場してるので少なくとも一機は確実っぽいですね

      19
        • な梨
        • 2025年 5月 07日

        ラファールの戦闘での撃墜は今回が初のよう気がしますがどうなんだろう?

        5
      • 拓也さん
      • 2025年 5月 07日

      キーウの幽霊やバイラクタルTB2、ジャベリンが世論で散々持て囃されたのが懐かしい…。 結局時間が解決するのでしばらく静観するのが1番ですよね。

      23
      • 私のヒエラルキーが第一
      • 2025年 5月 07日

      ロシア軍がウクライナ上空での航空優勢を確立できなかった事を鑑みるに、「大したことなかった」とは言えない損害を被ったと判断するのが妥当では?

      26
        • NIVEA万能論
        • 2025年 5月 07日

        開戦後2ヶ月くらいの時点でウクライナ側は「ロシア軍の戦闘機を184機撃墜した」と主張していて、それに比べれば実際の戦果はずっと少なかったでしょうね。

        ちなみに同時期にOryxにカウントされたロシア軍の航空機損失は26機でした。

        20
    • ぶたにく
    • 2025年 5月 07日

    地対空ミサイルの発達江で
    やはり戦闘機も生き残れないのか。
    ステルスが必須。そうでなければドローンか。

    5
    • カイト
    • 2025年 5月 07日

    撃墜された機体がラファールなのかミラージュなのかはさておき、インド軍のフランス製戦闘機が撃墜されたのは間違いないみたいなのでダッソーの株価が落ちているようです
    インド人がラファールを使いこなすには早すぎたようですね

    13
    • nk
    • 2025年 5月 07日

    両国水面下での調整は続いているでしょうけど、こうなってくるとお互いににある程度の血が流れ厭戦感情が広がらないと停戦出来る世論にはならないだろうなと思うけどもパキスタンには中国がインドにはロシアが軍事的に後押ししているので中露関係もさらに難しく複雑な所でしょうけど、中国の動き次第ではもしここで和平仲介成功すれば各国に貸しを作れるのとアメリカや欧州との対比でこれからは中国だという良い実績になると思うので、静観している様で中国は水面下で動いていそうな感じはする。

    9
    • guest
    • 2025年 5月 07日

    エンジンとか翼のパイロンや燃料タンクとかラファールのそれと一致するエビデンスが続々登場してるので少なくとも一機はガチっぽいんですよね

    14
    • guest
    • 2025年 5月 07日

    エンジンとか翼のパイロンや燃料タンクとかラファールのそれと一致するエビデンスが続々登場してるので少なくとも一機はガチっぽいんですよね

    4
    • たむごん
    • 2025年 5月 07日

    ガス抜きで終わればいいんですけどね…

    早く収束することを願っています。

    13
    • ふむ
    • 2025年 5月 07日

    「パキスタン軍の軍事施設は標的から除外された」
    エスカレーション抑制の意識はあるようですね。
    取り敢えず最悪は避けられるか。

    8
    • ゲストさん
    • 2025年 5月 07日

    まあ先進的な装備で固められた防空コンプレックスの中に、SEAD機の支援無しに突っ込んだ場合、それくらいの被害は出てもおかしくはないけど…。
    ただインドがメンツのかかった敵地攻撃で、そこまでの舐めプをするかって言われると、うーん…。

    13
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 5月 07日

    現時点でどうこう言っても仕方ないですが、これが本当ならウクライナ紛争において成立した”航空機に対する接近拒否”が他の武力衝突でも発生しうるというエビデンスの一つになりそうですね

    21
    • ななし
    • 2025年 5月 07日

    エンジンの一部だけがポツンと置かれててもね
    他の部品はどこに?
    一番目立つ翼や胴体が見当たらないのはおかしい気がする

    12
    • nh098
    • 2025年 5月 07日

    ラファール1機が撃墜されたのはほぼ確実で、PL-15E(中国のPL-15の輸出版)が発射されたのも確実。
    PL-15Eを発射できるのはJF-17/J-10Cなので、開発元である成都飛機工業集団の株価が上がっている。

    27
      • 2025年 5月 07日

      欧米系の軍事クラスタでは撃墜したのはJ-10Cだという説が有力ですね。いずれにせよ、中国製戦闘機がフランスのラファールを打ち破るという快挙を成し遂げたわけで、政治、経済のみならず軍事でもますます中国の威信が高まりそうです。

      36
        • 特盛
        • 2025年 5月 08日

        キミは何を見ても日本を下げ中国などを上げる露骨な偏向が入ったコメントしかできないのかね。

        26
          • 2025年 5月 08日

          事実で比較したとき、上げる要素しかない国と下げる要素しか無い国を比較したらそうもなるでしょう。偏向も何も無いです。

          私は愛国者ではありませんが、もし無理やり愛国心を奮い立たせて事態を観察するのであれば、骨董品レベルのF-15Jで斯様に強力な中国軍の戦闘機と相対する事になる航空自衛隊員には同情が禁じ得ませんね。

          マリアナの七面鳥と化した旧軍の間抜けさを再演する事になりそうです。

          21
            • 774
            • 2025年 5月 08日

            防空ってシステムでするものであって戦闘機だけで完結するものではないからね・・・
            戦闘機の機種名を挙げてどっちが上とか小学生レベルですよ

            16
            • 特盛
            • 2025年 5月 08日

            日本は世界でも希な高い治安とインフラ完成度、工業力、技術力を持ったG7加盟国の先進国で、GDP世界4位。
            中国は見かけの勢いはいいが足元を見れば一人っ子政策で今後日本以上の少子高齢化が見込まれるし経済が減速して失業者が増え若者は就職難。

            上げる要素しかないとか下げる要素しかないとか視野狭窄の無知過ぎてドン引きだわ。そんな極端な思考だからコメント全て荒らしみたいになるんだよ。そんな極端な思考でコメントするな。

            11
            • 曇り
            • 2025年 5月 08日

            「上げる要素しかない国と下げる要素しか無い国」みたいな事実無根の極端なレッテル貼りに20いいねも付くなんてどうなってんだ?

            9
        • イーロンマスク
        • 2025年 5月 08日

        (航空万能論GF2024.01.30
        J-10Cがタイフーンと演習で初対戦、中国人はJ-10Cが勝利したと主張)
        記事が出た時は久々の平和的ニュースだったのにあっという間にきな臭く…

        13
      • TKT
      • 2025年 5月 07日

      昔、プレステ2で
      「エアフォースデルタ BWK(ブルーウイングナイツ)」
      というゲームがあって、それではJF-17(FC-1)でもプレイできましたね。

      FC-1の原型はMiG-21だといいますが、諸元通りの性能ならばラファールを撃墜できても決しておかしくはありません。

      航空自衛隊もすでにインド空軍のSu-30と共同訓練をしているので、報道の真偽について非常に注目しているでしょう。

    • 58式素人
    • 2025年 5月 07日

    他の記事で読むと。
    パキスタンは、数年前にインダス川の大氾濫で大被害を受けたのだとか。
    災害対策資金が必要で、そのために155mm砲弾のストックを売却したとか。
    155mm砲弾の生産力を考えれば、ストックの穴埋めは済んでいないのでは?。
    WIKIなどでは、他にも130mmM46カノン砲をだいぶ持っているようなので、
    それで良しとしていたのかな。
    言い換えると、陸戦に入った場合、長射程火力でインドに遅れをとるのでは?。
    WIKIで見る範囲では、空軍だけがインドに対抗できるように思えます。
    空軍の戦果を誇るのは、その辺りがありそう、と想像します。
    パキスタン空軍は、F-16を持っているし、J-10/JF-17もあるようだし。

    2
      • nh098
      • 2025年 5月 07日

      「パキスタンは155mm砲弾のストックを売却した」はインドメディア側からの情報なので、話半分に聞いたほうが良いかもしれません。
      パキスタンは中国から155mm装輪自走榴弾砲(SH-15)を逐次購入していますので、中国側からある程度の砲弾は引き渡されていると思います。

      13
        • 58式素人
        • 2025年 5月 07日

        なるほど、です。
        どの程度の支援を受けることができたか、ですね。

        2
      • 名無しさん
      • 2025年 5月 08日

      双方の思惑通りに国境紛争の小競り合いで終わるならば弾薬のストックなどまったく気にする必要はない
      これから先に露ウ戦のような数年間にわたる泥仕合が続くであれば調達能力が問われるが、いずれにしろ現時点での備蓄など局面になんの影響もない

      1
    • 朴秀
    • 2025年 5月 07日

    ラファールの被撃墜は初ですかね
    まあ紛争当事国に売った以上は許容すべきリスクでしょう

    それより中国機が実戦経験積むのがなんか嫌ですね

    34
    • Xッター
    • 2025年 5月 08日

    ラファール・・・嘘だよなぁ・・・?

    1
    • もへもへ
    • 2025年 5月 08日

    認知戦に対して「双方の主張」を同様に疑うという管理人様の言う事はその通りなんですが、やっぱり肩入れしたい側の主張は信じて対立側の主張をデマと断じるのは人間の無意識でやることであって最早避け得ない。

    さらに我々には被害者側とされた主張を1つでも疑うことは道徳的に良くないっという意識フィルタもあるのでなおさらだと思う。
    だからみんな被害者になりたがる。

    9
      • kitty
      • 2025年 5月 08日

      そのうちニュースの真贋もAIで判定するようになりそう。

      3
        • イーロンマスク
        • 2025年 5月 08日

        まだ難しいかな
        AIに芥川龍之介の藪の中を読ませたらある程度の真贋判定はしてくれるけど、真相究明には程遠かった
        一方でパターン認識は既に高度なので、写真がどこで撮影されたのか、部品からミサイルの種類の判別あたりはすぐ分かる

        1
          • kitty
          • 2025年 5月 08日

          クソデカ羅生門をAIに食わしたら真作と判定するかなw。

          2
    • zzzzzzzzzzzz
    • 2025年 5月 08日

    日露戦争の時も、イギリス製武器の日本とフランス製武器のロシアが戦い、日本の勝利。
    ナチスドイツに侵略された時、フランス製武器は役立たず。
    イスラエル軍のミラージュ戦闘機のコピーは活躍。
    フォークランド紛争でエグゾセミサイルは活躍。
    ラファール戦闘機は(インフラも含めてだろうが)1機 約200億円以上。
    フランスはエアバス社は好調。
    アフリカから見ると「フランスは人権などの綺麗事を言うだけでインフラ支援をしない」
    *******************************
    以上の少ない知識から未来予想。
    ラファール戦闘機と潜水艦は多くの国で販売不振。
    フランスは大国から転落。
    連動して、EUも転落。

    3
      • 特盛
      • 2025年 5月 08日

      これだけの情報でそんな判断をするのは早計でしょう。
      それに第2次大戦中のフランスは兵器がダメだったのではなく戦争に備えていなかっただけ。
      それ以外にしても戦闘の勝ち負けは兵器の性能差だけでなく使い方も大きく関わってくる。

      7
    • れんちゃ
    • 2025年 5月 08日

    先進国のトップ層の空軍とそれ以外には明確な差があるんですよね。それはふいの墜落の激しさにも出てくる。
    こういった任務を行った時にトラブルを起こしてやたら墜落するなんてこともあるんですよね。
    なので、実際に撃墜されて堕ちたのか、堕ちたのを見て我々がやったんだと言ってるのかの確認も大事になります。
    例えばロシアの奥地で訓練機がちょくちょく墜落している訳ですが、ウクライナが全部撃墜したと言って信じます?っていう話ですね。まあ、何もしなくてもちょくちょく落ちますよねロシア機は。そもそも先進国ですら普段の訓練任務でたまに落ちる訳で、偶発的な理由で落ちない空軍機なんかないと言っても過言ではない訳ですから。

    2
    • AH-X
    • 2025年 5月 08日

    仮にJ-10CかJF-17が撃墜したとしてドッグファイトで落としたとは考えにくいですね。
    当然AAMの戦果だと思います。
    中国製戦闘機の性能もですが中国製AAMの性能も侮れないでしょう。

    5
      • kitty
      • 2025年 5月 08日

      PL-15Eの株が上がったのは間違いないでしょうね。

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