韓国陸軍は昨年7月に「豪陸軍に提案したレッドバックの試験運用を2022年4月に実施する」と明かしていたが、6週間に及ぶ試験運用の最後にマスコミを招待してレッドバックのデモンストレーションを公開した。
参考:Hanwha Defense demonstrates combat capabilities of AS21 Redback tracked armored IFV
豪陸軍の結果は6月中に発表されると予想されており、レッドバックが海外市場から支持を獲得できるのかに注目が集まっている
豪陸軍の評価テスト(次世代歩兵戦闘車選定/Land400)に参加したレッドバックは韓国に戻されており、これを韓国陸軍が借り受けK21歩兵戦闘車にはないレッドバックだけの新技術(シースルー装甲の概念を実現する状況認識システム「IronVision」、対戦車ミサイルやHEAT弾等の化学エネルギー弾を無力化するアクティブ防護システム「IronFist」、鉄製履帯の半分の重量で乗り心地や燃費が向上するゴム製履帯など)を検証している。
今のところ韓国陸軍は次期歩兵戦闘車にレッドバックを採用するのか、新たに歩兵戦闘車を開発するのか決定していないが、レッドバックとリンクスで争われた豪陸軍の最終テストの結果は間もなく発表される予定で、米企業オシュコシュと共同で米陸軍の次期歩兵戦闘車プログラム(OMFV)にもレッドバックは参加しており、ハンファディフェンスはレッドバックの欧州展開も示唆しているため韓国陸軍の採用を望んでいるはずだ。
まだ試験運用が終了したばかりなので韓国陸軍はレッドバックについてコメントを発表していないが、豪陸軍の結果は6月中に発表されると予想されており、レッドバックもK9のように海外市場から支持を獲得できるのかにも注目が集まっている。

出典:Hanwha Defense
因みにハンファディフェンスはK9導入国(ノルウェー、フィンランド、エストニア、オーストラリア)の関係者を招いて「K9 USER CLUB」を4月末に初開催、導入国がK9の運用・訓練・保守でベストプラクティスを得るため「経験とノウハウの共有を行い大いに盛り上がった、次回のUSER CLUBにはもっと多くの導入国が参加することを期待している」と明かしている。
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※アイキャッチ画像の出典:Australian Army
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韓国はNATOとQUAD、AUKUSに武器を輸出している国家。 日本は?
再放送すぎますね
キテレツは見飽きました
もう十年以上前に5時枠でアニメ再放送してないし(ワイドショー枠につぶされた)、やっていた頃はキテレツ以外にもらんま1/2とワンピースとこち亀とデジモンとちびまる子をヘビロテしていたし、いうてタッチとかハイジとかガンバもやっていた事があるからそこまで見飽きることはなかったぞ。(金曜日にはブリーチをやっていた)
上の主張みたいに再放送しすぎなのは、相棒だぞ
日本が韓国と同じ土俵でわざわざ勝負する必要はないよ。
デュアルユース技術と言う韓国にはないもので行けばいい。
>>因みにハンファディフェンスはK9導入国(ノルウェー、フィンランド、エストニア、オーストラリア)の関係者を招いて「K9 USER CLUB」を4月末に初開催
インドはどうした?(時勢的に今は微妙な立場……?)
インドのK9は現地企業と共同開発したインド向けのK9(K9 バジラ)だから別枠なのでは。
ウクライナを見てるとアクティブ防護システムって本当に使えるんかねぇ?って思ってしまう
そもそも最初からアクティブ防御システムを使っていたんだろうか?という疑問が…
素っ裸のBMP-1でヒャッハーしてたり、T-62を引っ張り出してきたりという現状で、アクティブ防御システムなんて揃えられているのかどうか
あのジャベリンで積み重なった廃戦車の山を見るとねぇ
あのロシアの有様を考えると、APS装備予算がポッケナイナイされて
側だけのドンガラが装備されててもびっくりしないですし
経団連側もこうした方がいいんじゃない?って提言してるしいい加減に防衛装備移転三原則の規制緩和して、韓国のようにまともに輸出出来る体制を整えて欲しい
やべ、リンク貼れてね
リンク
韓国ageのニュースはいいから、日本の装備品が優れているとか、注目されているとかという話題をもっと沢山取り上げてほしい。
ここは日本の話題を取り上げる量が少なすぎる。
日本スゲーを期待するならここではなく別の所に行ったらいいと思いますよ?
そもそもバトルプルーフ、つまり実戦での証明や輸出された実績がほぼほぼ無い中で何を取り上げろと?
管理人は日本sageの記事は出してないと思いますよ。
こうした方が良いのではないか?という口調で日本の防衛産業の改善点や問題点を私のような大した学のない者でもわかり易く噛み砕いて述べてくれています。
それに韓国ageと言いますが純然たる事実では?
昨日の富士火力演習でも19式は連発しなかったもんな。19年に出てきた時には撃たずに帰って、ちゃんと撃てるのか疑問符すらついたくらいだ。今年も結局一発しか打たなかったが今の開発状況はどうなってるんだろうか。
同じタイプのカサエルが2000年に調達が始まったのと比べれは20年の技術差が生まれてるのにちゃんと評価せずにいたらロシアのように血で贖うことになりかねん。
正当な評価こそ一番重要で真の愛国というものだ。
公に実弾射撃したのが去年。車体強度が強いからアスファルトやコンクリ上からでも撃てるとかオリジナル?駐鋤の必要性には疑問符が付くちょっと首傾げるような説明だったな。
今回分かったのがおおよその展開・撤収時間と舗装路も有効活用出来そうな事。それ以外のに左右角や連続射撃能力は今公開する気もないんだろう。
日本攻めるなら機動性が高く狭い道も通れて、そこそこの広さで安定した地盤ならどこからでも撃て展開も撤収も早い榴弾砲があると言うメッセージは送れたとは思う。
そこに魅力感じるか脅威を感じるかは分からんな。
割とこういう装甲戦闘車とかだったら韓国から買っても良いんじゃねって気がしてるんだが
長年かけてダラダラ少量ずつ調達して天下り先維持しないといけないからダメです
陸自の調達期間の長さは控えめに言って糞。
陳腐化を全く考慮してない。
感情論を抜きにして軍事に問題を限っても、竹島の問題があるし、レーダー照射事件が未解決のままうやむやになってしまっている以上、いつ衝突するかもわからない仮想敵国である為、韓国製IFVがどれだけ優れていようと、自衛隊への導入はありえないだろう
日本の装甲車両の装甲には日本にしか作れない素材が使われているので
韓国製自走砲や装甲車などのように現地生産のオフセット付きで売るなら素材技術から根こそぎ外国に移転するかもしくは素材は日本から送って組み立ててもらうか日本製の工作機械込みで売るか。可能なようには思えない
装甲戦闘車とかだったら韓国から買っても良いんじゃねって気がしてるんだが・・・ありえんわw
>今のところ韓国陸軍は次期歩兵戦闘車にレッドバックを採用するのか、新たに歩兵戦闘車を開発するのか決定していない
韓国陸軍が渡河時における浮航能力を要求した結果、世界でも類を見ない車体側面へのエアバック装着をしたK21歩兵戦闘車が誕生した。ただ輸出だと浮航能力を求める国は皆無だった為にK21を再設計して(転輪の追加やエンジン換装など)オーストラリ向けに提案したのがAS21レッドバック。ただウクライナ紛争を見ていると渡河作戦は脅威をある程度排除しないと成功しないことが目に見えている(ロシア軍の作戦漏れやドローンなどを駆使したウクライナ軍の偵察能力の高さなどもあるが)。
韓国が今後、PKOやPKFなど国際協力の平和維持活動により積極的に参加するというならレッドバックの性能は要求に合致するだろうし、対北朝鮮で見た場合でも攻撃や防護力でK21を上回るので悪い選択肢ではないと思う。(独・ラインメタルがプーマ歩兵戦闘車の失敗から独自開発したのがリンクス歩兵戦闘車、国家主導による開発が上手くいかずメーカーベンチャーが上手くいっているのは国際的に共通の様だ)
このゴム製履帯は軽量化や乗り心地には良さそうでも、見た感じグリップが
弱そうで不整地での登坂や横滑り性能とかどうなんだろうって思ってしまう。