米国の経済誌「フォーブス」はタリバンが6月1日~30日までにアフガニスタン政府の治安維持部隊から700輌以上の軍用車輌を接収したと報じて注目を集めている。
参考:One Month, 700 Trucks: Afghanistan’s U.S. Military Vehicles Fall Into Taliban Hands
抵抗を諦めるアフガニスタン人が急増していることを考えるとガニー政権の崩壊は米諜報機関の予想より早いのかもしれない
米国や同盟国はタリバンとの和平交渉合意に基づきアフガニスタンに駐留させていた兵力を撤退させている最中で、すでに米軍は駐留していた兵力の半数以上が本国への帰還を果たしており7月中にカーブルの米国大使館を守る部隊を除いた全兵力を撤退させる予定だが、約20年間に及ぶ駐留期間中に持ち込まれた大量の軍事装備を空路で撤退期限(9月11日)までに全て本国に持ち帰ることは不可能だ。
そのため米軍は本国に持ち帰る装備とガニー政権が率いるアフガニスタン政府の治安維持部隊に引き渡す装備以外は破壊=スクラップにしてタリバンの手に渡るのを防ごうとしており、現在までに5.3億ドル分/約590億円分の車輌や機器がスクラップされ現地で売却処分(売却益は4,650万ドル/約52億円)されたと米軍関係者が明かしている。
参考:US destroys unwanted military equipment in Afghanistan to be sold as scrap
しかし米軍やNATO軍が撤退した地域の支配権はオセロのようにタリバンに移っており、アフガニスタン政府の治安維持部隊はタリバンの攻撃を受け敗走もしくは戦いもせず降伏しているため米国が与えた装備が大量にタリバンの手に渡っているという衝撃的な事実を米国の経済誌「フォーブス」が指摘した。
6月1日~30日までにタリバンは最低でもフォード・レンジャー×270輌、ナビスター7000×141輌、銃座と装甲を追加したM1151及び輸送タイプのM1152を含むハンヴィー×329輌、耐地雷/伏撃防護装甲車M-ATV×21輌をアフガニスタン政府の治安維持部隊から接収しているのが確認されており、この車輌を動かすのに必要な燃料さえ調達できればタリバンは兵士や重火器の素早い展開が出来るようになるため米軍やNATO軍が撤退した地域を再占領するスピードが高まる可能性が高い。
さらに6月にアフガニスタン政府の治安維持部隊が失った軍用車輌の数は米国や同盟国が撤退後、タリバンの軍事的勝利が避けられないと判断しているアフガニスタン人が増えている証拠=つまり抵抗することを諦めタリバン支配を受け入れるしかないと考えているアフガニスタン人が急速に増加しているという意味だ。
米国の諜報機関は米軍撤退後にアフガニスタンのガニー政権は最短で6ヶ月後、長くても12ヶ月後に崩壊する可能性が高いと指摘して米軍の撤退スケジュールを遅らせることを提案していると先月24日に報道されていたが、抵抗を諦めるアフガニスタン人が急増していることを考えるとガニー政権の崩壊は米諜報機関の予想より早いのかもしれない。
関連記事:米諜報機関、米軍撤退から6ヶ月後にアフガニスタンのガニー政権崩壊を予測
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※アイキャッチ画像の出典:public domain 米軍のハンヴィーとM-ATV
アメリカ軍が撤退して元の木阿弥になるならそれがその土地にとっての自然な状態なんだからもうほっとけよ
911の起源だったからほっとけなかったんでしょうに
で、付き合いきれなくなって撤退始めた途端元の木阿弥だから「もうほっとけよ」
山岳地帯の対土着ゲリラ殲滅戦なんてのがそもそも無理ゲー。
ぷちぷちぷちぷちアリ潰ししても、民間人と判別不可能な巣穴だらけなんだから民族浄化でもしないと勝てんよ。
これでロシアもアメリカもアフガンから敗走か。
民間人と判別不能どころか、民間人≒戦闘員だからどうしようもない
迂闊に農民殺したら、国人衆が丸っと敵に回る戦国時代の日本並みのカオス
ある意味「そういう”なんでもあり”をやってたら次はうちの国がそうなる」というのを数百年前に通過した先進国が、逆にそういう敵に遭遇したらどうなるかという貴重な実験を目にしてるのかも
屯田兵みたいなもんだからなぁ
見分けられる訳がないもんね
なんせ兵士兼任なんだもの
第二次世界大戦みたいに数百万単位の兵を動員出来るならまだしも
現代戦は軍事大国でも十数万が限度だし、それで他国を占領統治するのは無理ゲーだわな
ラムズフェルド元国防長官も死去したし
米国の中東戦略の終焉を感じる
アメリカが巨大な原産国になった時点で中東には興味ないでしょうね…
そして今は最大の脅威は中国、と見せかけてアメリカ国内の分断
ベトナム戦争と同じくらいアメリカの敗北判定でいいのでは
なんか既視感を覚えるね。
ベトナム戦争は朝鮮戦争と同じく相手を打倒する為の戦争では無かったから微妙
(マッカーサーは除く)
先例から考えると
ベトナムのベトナム化政策 かーらーの 米軍ベトナム撤退後位ですかね
残るはニクソン退陣とホー・チ・ミン作戦とその結果のサイゴン陥落と政権崩壊かな?
30年前は湾岸戦争
20年前は9.11と第二次湾岸戦争
10年前はアラブの春
今年は何が起きるだろうか
ポリコレ文化大革命から始まる第二次アメリカ南北戦争
第二代アメリカ連合国大統領ドナルド・トランプですね
QアノンだかJアノンは他所でやりな
それをいうならジョシュア・ノートンの子孫だろ
このレスを見て、アメリカ帝国皇帝といってピンとこなければググったらちょっと面白い話を知れるからググってみてね
台湾か南シナ海から始まる対中華戦争でしょ
普通に考えればアメリカの再分断でしょうな
中国もそのつもりでポリコレ使ってプロパガンダ掛けてるようですし…
アフガニスタン侵攻を決断したブッシュ(息子)大統領の政治判断が間違いだったのだよ。
その大統領を支持したのはアメリカ国民だ。だから最終的な不利益はアメリカ国民が被るのは当然の道理だ。
民主主義政治の失敗は、その国の国民が負担するのが当たり前。今回の件はアメリカ国民には良い薬になっただろう。
アメリカ国民も今後はよく考えて大統領を選ぶべきですな。
誰が大統領でも軍事侵攻したろうな
911はそれだけアメリカ人にとってショックだったわけで、それは民主主義の失敗ではない
その9.11自体が中東の石油利権を確保する為のイラク戦争開戦の口実作りに仕掛けられた陰謀説も存在していますからな。
蓋然性の低い陰謀論を口にすると見透かされますよ
別に本気で信じてる訳じゃありませんよ。
ただそういう陰謀説が存在しているというだけの話です。
出た出た。
言うだけ言って「そう言う説もある」ってだけで逃亡。
で、数ヶ月したら他の誰かがその発言を引っ張り出して
「そう言う説もある」って言うんだよな。
そうやって根拠も蓋然性もない風説が
拡大再生産されていく。
信じようが信じまいが、口にするのも馬鹿らしい陰謀論は相応に扱わねばならぬというだけでは
例えるなら「地球は平面だという意見もあります」くらいの荒唐無稽さなわけで
陰謀論者はクソだが奴らは少なくともそれを信じて発言してる
だが自分のコメントにすら責任を持たないあんたは陰謀論者以下だ
言いたい事には概ね同意するが
少なくない比率の陰謀論者は
この手の「なんちゃって」だよ。
自分の論が中学の理科のレベルで
間違ってる事に気づいていながら
平気で唱えて、純朴なお花畑を育ててる。
アフガンも逃げ出したし、イラクも中長期的にはイランやトルコの草刈り場として切り取られていくんだろうな。
子ブッシュ政権は石油利権の為の戦争と言われる事を懸念、イラク石油権益の入札は公明正大に行っており、石油利権の為ってのは間違いだね
結果、イラク石油権益はアメリカはあまりとれず、日英蘭仏などに掻っ攫われた
て事で、利益を得た日本が911の黒幕の可能性も(ぉ
アメリカって戦後の統治がほんと下手糞だよな…
日本がうまくいったのはアメリカ人が優秀だったわけではないと気が付かない限り
どこ行っても失敗し続けるんだろうな
つか、ドイツも日本も大戦前から議会制民主国家にして列強/先進国の一員だったことを失念してないか?ってね
いや、アフガンは石油利権がないから、政権崩壊後は有志連合に投げて、石油資源があるイラクとシリアは末長くお付き合いなんでは。
石油は少々値が上がればどこからでも採掘できるありふれた資源だけど
各種レアメタルは偏在著しく、不幸なことにアフガンには豊富にあるんだよなぁ
トルコ「そこは旧オスマン領なんだけど」
アメリカ「あ?(怒)」
ロシア「あ?(怒)」
クルド人「なんだコイツラ」
モンゴル「えーと陸地の1/4位は支配したことあるんじゃが」
日本でうまくいってしまったから
統治するなんて無駄なことに血道あげるようになったんだと思う
アフガンで言えばタリバンを概ね処理したところでさっさと凱旋しちゃえば良かった
あとのことなんか金適当に出すだけでアフガンと国連にやらせりゃ良かった
日本の占領統治が上手くいったのは、アメリカが日本臣民を撤退的に攻撃した後に占領したからだよ。戦時中は空襲によって生じた怒りや憎しみの矛先が敵国に向くけど、自国が降伏して占領されればマグマの様に溜まった怒りは自分達を守れなかった祖国や軍隊に向く。逆に嘗ての敵国は天災を自在に操る神の如く見えるから皆従う。これが戦後直ぐの日本で起きた。
アフガンだってアメリカに徹底的に攻撃された末に占領された。イラクだってそうだ。国民は自分たちを護れない国の指導者に怒りを感じていた。だから敵国(アメリカ)に協力する人達もいた。
それが結局失敗したのはアメリカの異宗教に対する理解が足りなかったせいだよ。日本の占領統治がうまくいったのは国体(天皇制)が維持されたことと、敗北の歴史が浅く「勝てば官軍負ければ賊軍」という思考があったから。それをアメリカは「異宗教の国なんて叩きのめせばこんなもんか♪」と勘違いして中東の国々に手を突っ込んでしまった。
日本の占領統治が上手くいったのは、アメリカが日本臣民を撤退的に攻撃した後に占領したからだよ。戦時中は空襲によって生じた怒りや憎しみの矛先が敵国に向くけど、自国が降伏して占領されればマグマの様に溜まった怒りは自分達を守れなかった祖国や軍隊に向く。逆に嘗ての敵国は天災を自在に操る神の如く見えるから皆従う。これが戦後直ぐの日本で起きた。
まえから考えているのが、アメリカはどうすれば占領統治に成功できたんだろうか、ということ。
失敗が必然であったわけではないだろうし、アフガニスタンのことを学習する時間は20年もあった。
何かやりようはあったと思うのだが。
国家を成立させるためには一個の国家とその国民であると共通の意識を持たないといけないけど、そこが民族ごとに分かれてしまってるから、民主的に一つの国家に纏まるのは難しいんじゃないかと
かつてタリバンが曲がりなりにも統治できてたのも、支配するパシュトゥン人と支配されるそれ以外っていう非民主的構図があったればこそだし
さりとて民族ごとに国を分けるには土地は痩せてるし、地下資源は無駄に豊富だし、工業は未発達だしで詰んでるんじゃないかと
やっぱまずは”統一国家”を成立させんとだめなんだろうね。例えば中華文明が何度も分裂しているのに統一が図られるのは、中華というフレームワークが定着しているからとも考えられる。
でもそれを突き詰めるには、あの地域全体で民族浄化上等の殺し合いをして、民族分布の単純化をやらんとだめだろう。あの辺一体をかつて支配したイスラム帝国のような民族的にはゆるいフレームワークは挙国一致の近代国家体制とは絶望的に相性が悪い。
しかし今あの辺一体が混乱するのは、欧米中露どの国から見ても好ましくないから、必ず干渉を受けて結果的に火種が残されるわけだ。
より自然な形の近代国家をあの地域に成立させるには、400年前の日本や第二次大戦中みたいに、欧米中露がいずれも内戦状態になって、まったく干渉できないような状況下にならないと難しいのかもしれん。
その野蛮さでユーラシア大陸全土を震え上がらせたと言っても過言じゃないモンゴル帝国すら最終的に取りこんでしまう中華の強さはヤバい
難しい問いだね。
いろいろ原因を並べることはできるだろうけど、結局のところ現地の人がどう思っているのかわからないからなぁ。
人民は、カネか武力のどちらかで統治するしかないんだよ。
主義は、そのあとに付いてくるもの。人種、信仰すら、後から付いてくる。
アメリカがアフガニスタンを統治したければ、カネ(直接援助orGDP育成)か武力を注ぎ続ければ、統治続けられると思うぜ。
逆にいうと、それを続ける気がないのに民主主義で統治続けられると思うのがアホ。
人は民主主義でカネ持ちになったりしないの。
もっと進駐兵力を増やすしか方法ははなかったですね。
戦後の日本に進駐してきた米軍は40万人以上でしたが、
日本の2倍近く面積が広いアフガニスタンに対しては、
最大でも14万人程度しか進駐しませんでした。
この兵力ではアフガニスタン全土を確保することができません。
アメリカのお得意の手口。世間には敵対してると喧伝しておいて、手心加えて本気で戦わないとか、装備放棄の形で武器供与するとか、ISISにも同じことやってた。要するにタリバンを反中勢力に育てたいわけでしょ。ケシの大増産をわざと見逃したり、21世紀版アヘン戦争を狙ってるのは明らか。ウイグルでイスラムテロやらせて、中国にドラッグばら撒いて、「帝国の墓場」アフガンに中国を引きずり込もうっていう昔ながらの戦略。一帯一路やってる中国もシルクロードの要衝だから関与せざるを得ず、英米も撤退と言いつつコマンド部隊を隠密に残置する計画がリークされたばかりだし、アフガンを舞台に泥沼のグレートゲーム代理戦争がこれからも延々と続く。
タリバンに対してその役割を期待してやってるんだとしたら、アメリカは相当学習能力が無いってことになるが
真性の陰謀論ですね
なかなかやばい
陰謀論でも何でもも無く単純な謀略ですね。あそこは中央アジアの東西に挟まれてるから地政学的には重要。対中だけでなく中東・ロシア方面にも影響力を行使する為の敵役に利用できる。
アフガン人は伝統的なイスラム文化を重要視するので、ウイグルでイスラム教や文化を編集してる中国は敵側に見える。あとは言わなくても解るよな。
その謀略を実行したのがソ連のアフガン侵攻あたりのアメリカで
結果それが自国民へのテロとして結実した反省も無しに同じことを繰り返すようなアホなのか?と言うお話でして
歴史上アフガニスタンを征服できた国が皆無って凄いですね。
それもその筈、敵国から自国までの距離が遠い上に国土の大半が山岳地帯で防御戦が容易、しかも住民が戦慣れしていると言う絶対的有利な条件が整っているからね
さて、そうなるとタリバンが今後どの様な行動を取るのかに注目したいんだが…果たしてニューヨークとペンタゴンへの再攻撃はあるのかねえ?
タリバンとしちゃせっかく追い出せたんだからしばらくは蜂の巣をつつくようなことしないでしょ
一匹狼型のテロはともかく
攻撃したのは客人扱いのアル・カイーダで、タリバンは証拠もなしに追放できないって言ったので、攻め込まれたんだよ。
ティムール朝はどうなんよ。一応中央アジア一体を支配した帝国ぞ。
まあ山岳帯含めて完全に支配してたかは、知らんのだけど。
その立地柄、皆無ということは無いんでは?
カブール空港の警備はトルコ軍が担当するんだっけ。エルドアンは中央アジアへの橋頭堡にするシナリオなんだろうが、トルコもやがてはアフガンで疲弊して逃げ出すフラグ臭い。
無人機でなんとか出来ちゃったりして。
そのうちまたテロリストのすくつになってテロ起こすのかもな
ヘイト(テロ)をコントロールするインテリジェンスが求められる
理想はヘイトをよそにぶつけさせる事やね
ISとタリバンは敵対してるからここで潰しあっててくれると助かる
アフガニスタン国民には悪いが
蠱毒が生まれるだけじゃないの?それ。
よっしゃ、ボコハラムも追加しよう!
指導者は最近死んだらしいけどまあいけるでしょ
最有力候補のタリバンあるいは他の勢力が1強となって概ね統一
ある程度の勢力が集合離散繰り返すが概ね統一
シリア・今までのリビアみたいな周辺国家の影響受けまくりな内戦がずーっと継続される
さぁアフガニスタンの明日は?
順当にいけばタリバンなんだろうけどアメリカの介入ってなんだったの論が巻き起こるんだろうな
アメリカは20年間何がしたかったのか?
その間に軍は疲弊して、中国が力をつけていき
散々遣り合った敵に兵器をプレゼントとかアホかと
むしろ対中国に専念する為の撤退かと。
911を知らない世代か…
アフガニスタンの兵士ってなんでそんなにやる気ないんや?
自衛隊が47都道府県から集められてるのに、士官以上はなぜか長州ばっかだし政治家もそいつらばっか優遇しよる
という状況で、共通の敵が居なくなったらどうなるかって想像したら話は早いかと
日本は長州だ会津だは過去の話で、曾祖父の世代でようやく会津の人間は薩長と結婚するのはけしからん、みたいな話が出てくるけど
それが現在進行形で起きてる的な
日本は、幕末までには同じ日ノ本の民って共通意識が芽生えていたし、天皇という旗印も有ったからなぁ……
今のアフガンにそんな共通意識が有るのかは不明だし、天皇の様な世界的にも極めて稀な求心力の有る旗印なんてアフガンには無いし……
結局は武力とカネを注ぎ込んで、長い時間を掛けてそれらを育て上げるしか手段は無いのだろうがね。大雑把なアメリカ人にそれを期待するのは無理か
個人的には、日本だって清やその他アジアの国の欧米による征服の様を見てなければ団結するのはあり得なかったと思う
被支配者層では天皇とか日の本どころか、将軍様ってなんぞ?レベルが普通だったのが幕末日本だし
逆に民衆の預かり知らぬところで、支配者層での革命が起きて民主化に進んだのが日本の維新運動の特異性と言われることもあるわけで
翻ってアフガンでもソ連侵攻時はムジャーヒディーンとして各民族が団結してたし、時代が時代ならと思わんでもない
日本だって4~500年前に戦国時代という名前で民族(地域)間の殺し合いをやった後、豊臣政権までに有力勢力への整理統合がなされた上に、武力による解決に見切りをつけ、そしてヨーロッパが内戦中という好条件があったとはいえ、徳川政権が地域主権的ながら比較的安定した政治を200年以上行い続けて有力勢力の軍事力を低下させ続けた、という下地があるからこそ明治政府は比較的すんなりと中央集権体制に移行できたのではないだろうか。
地域勢力に相応の軍事能力が残っていたら、そのまま軍閥化したり列強の干渉による内戦の長期化、しまいには国内の分割や植民地になっていても不思議じゃない。少なくとも日本はそうならなかった、と言い切るだけの根拠は無いように見える。
危機感”だけ”で団結し、明治維新ができたわけでは無いと思うが、どうだろうか。
民主主義だって、国会議員や各地の県知事を各勢力・地域の利益の代弁者と見れば、その代弁者が大名・貴族のような武力・権威の代わりに選挙で選び、少なくとも武力以外で意見の採否を決めるようになったというだけで、江戸時代どころか飛鳥時代の合議制から対して変わっていないように見える。
日本は古くからの下地を活用することで近代化・民主主義へすんなりと移行できたわけで、中東、あるいはアフリカの問題は、資源だとか人権だとか、あるいは脅威に発展することを恐れて対外勢力が、下地を発展させてくれないことが問題なのではと思う。
藩自体が一種の軍閥だし。
廃藩置県のような無血革命が出来たのは奇跡的なことだと思います。
一つは幕府の英断があったことと、薩長が圧倒的に強くて権力の寡占化が起きた上に「薩の海軍、長の陸軍」と上手く?分かれたのも大きかったのかもね
なお、陸海の確執は後々の禍根になる模様
ん~その例だと現状、共通の敵であるはずのタリバンがいるのになぜ?
ということにならないかな。
あと士官クラスが縁故とかで選ばれてるのは確からしいけど、じゃあ何故に20年間も改善出来ないままなのかが解らない。
そこは敵の次元が違うとしか
恐らくは、タリバンを敵と定義出来る時点で国民国家ゆえの視点になってしまってるような?
アベンジャーズのキャップとアイアンマンは全然折り合わないけど、外部の敵にはなんだかんだ協力する、みたいな
20年経っても改善できないのは、ゲーム理論的に全体の利益の総和を増やす戦略は協力だけど個別の利益を増やすのは敵対だからとしか
ひいては、そこが理解されるには教育が不可欠だけど20年じゃ行き渡らんよねっていう
アフガニスタンの兵士は給料をもらって戦いをしている人達
タリバンは自国を外国の手から取り戻すという意思を持って戦ってる人達
戦うことに対する意識の差が全然違うから結果もやっぱりそうなる
そうなると例えば、
フランスが旧植民地でやってるみたいに、基本的な統治は現地人にまかせて政体の形式は問わない。
駐留軍は1個旅団程度に留めて普段は不介入。
タリバンが攻勢を強めたら、4個旅団くらいを増援に機動的に投入して短期掃討してすぐに引き上げる。
といった方法でもダメかしら。
アフガンだと延々とゲリラ戦応酬することにならんかそれ
それでもアメリカ政府は自国民に対して、何のためにアフガニスタンに駐留してるんだって説明がつかなくなる。
アフガン戦争が難しいのは、撃たれるまで撃つな。が、絶対ルールで。各所に要塞を作って撃ってきた人を撃つだけだから。怪しい人を先制攻撃なんて出来ませんよ。
ドイツのクランプカレンバウアー国防相は先日トルコを訪れ、カブール国際空港の警備等についてトルコのアカル国防相とディスカッションをされたようですが、日本もなんらかの協力をしていただいた方が、アフガニスタンの平和維持において非常に重要な貢献ができ、世界から見た日本の政治的存在感にとってかなりのプラス材料となると思います。
もうアフガニスタンのことはアフガニスタンに住んでる連中に決めさせよう
ここには民主主義も共産主義も家風に合わないぞって世界も感じてるだろ
タリバンの統治能力にも疑問なんだけどね、外国からの接触を干渉と見なして拒むくせに、気象変動による農業破綻に対してまるで無策で、それで各国からのNPO支援には見て見ぬふりをしてる二枚舌原理主義者だし
再びアフガニスタン難民が増加するだろう
アフガニスタンは民主主義でも共産主義でもない近代以前の「部族社会」だぞ
問題は、これだけ国際化と情報化が進んだ世界で中世的な部族社会に固執されても無理だと言うこと
脳の死んでるタリバンからはみ出して逃れてくる連中のほうがむしろ当たり前の現代人で、それを受け入れざるを得ないよ
以前South China Postあたりが米軍の撤退後はアフガンに中国が関与すると書いてたかと思ったが、その後は続報は出ただろうか。
画像にあるLATVの鹵獲はないよね?まだ米軍用に生産中だし。記事はMなんで。低コストであの能力の車両を某国に漏れるのはまずいでしょ
結局、アメリカの敗北ということですなぁ。
アフガニスタン。テロとの戦い。
アメリカは何度も同じ轍を踏んできたけど、もう轍を踏む余裕もなくなってしまったという。
中国がコケるまでは、しばらくないですかねぇ。
あんだけアメリカに面倒見てもらってこんな体たらくな国
次からまともにしようとなんて思わなくて良い
テロリストが沸いたらその都度空爆で吹っ飛ばしてお終いで十分
80年代のソ連侵攻時の親ソ政権もソ連軍撤退後は数年であっさりと崩壊したからな
このブログでも紹介されていたかもしれませんが
米国無きアフガンに中国が浸透し始めているそうですね
中国流のアフガン操縦術が見れるんでしょうか
アメリカの都合に巻き込まれただけだけどな
そういうのを勘違いした上から目線と
鹵獲してせ戦力アップというのは数年前にシリアで見ましたね…
それはともかくタリバーンはisを敵視して殲滅しようとしているので結局タリバーン政権に戻っていくんじゃないですかね
彼ら曰くis≒政府軍らしいけど
悲壮感漂う話だけど、遅かれ早かれ結果は同じでしょう
米国は、何を期待しているのでしょうね
中村哲の予言
けっきょく外国軍はアフガニスタンを管理できなくて撤退する、そして荒れ果てた土地だけが残ると
だから自分は武による治世でなく農による平和に取り組むのだと。
はじめから死を覚悟していた中村氏が凶弾に倒れたからと、それを武の勝利だと思うのは非礼の極みだろうに
それでも日本人かい
?
人の話はまっすぐに聞こうね
ソ連、アメリカを以てしてもアフガニスタンでは軍による平和は成立してない
そしてタリバンは信仰の名を借りた暴力集団
銃の限界さ
??
何か根本的な勘違いしていない?
武力だろうが金だろうが農だろうが、ここらの現地人からしたら目的が第一だからどういう手段で統治されているかは大した問題じゃないし戦闘はどうあがいても起こるぞ?
かといって国民性と政治体制と目的の関係上、その目的を変えさせようとしたらそれこそ他国からの援助なしでは生き延びられないぐらい余力を徹底的に潰す殲滅戦が必要となる
ソ連撤退後、内戦の影響でアフガンはアヘンやヘロインの輸出地として大繁栄した
軍産複合体と太かったブッシュ親子と当時の共和党は、麻薬と戦争を求めて侵攻した
ISは戦争の口実に過ぎず、米軍の真の敵はタリバンだったが、これは結果論で、
この20年の間に米国が手に入れた利益は莫大だった
最近のウワサでは、中国がすでにアフガンで活動しているとか 狙いは麻薬か?
パキスタンを潰すか、優秀な人達に統治させるか、アメリカが植民地にするしかタリバンを駆逐する方法ないな。