韓国の証券会社や経済紙は「現代ロテムがペルー、イラク、ルーマニア、サウジアラビアなどの国々とK2輸出を交渉中」「イラクもK2×250輛の購入を検討中」「今年中に65億ドル規模の契約が締結されるかもしれない」「ルーマニアでもK2が有力候補になっている」と予想した。
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現代ロテムは韓国軍とポーランド軍の需要に対応しながら「追加輸出の余力」を確保しており、ここを誰が抑えにくるのか注目される
フセイン政権打倒後に再建されたイラク軍の防空能力は非常に限定的で「広域をカバーできる高度な防空システム」の必要性が何度も叫ばれ、安全保障・防衛委員会は2021年「ロシア=S-400、フランス=SAMP/T、韓国=Cheongung-IIの中から防空システムを購入する」と明かし、2022年7月「イラクがSAMP/Tを選択した」と報じられたものの成立した取引はGM403のみで、業界筋は「間違いなくフランスはSAMP/Tをイラクに売却する用意があるだろう」と述べていたが、2024年6月「イラクがCheongung-II(天弓2、KM-SAM II、MSAM IIとも表記される)購入を韓国に要請した」という報道が登場。

出典:LIG Nex1
Breaking Defenseは2024年9月「イラク国防省が韓国と防空システム供給に関する契約を締結したと発表した」「韓国メディアもLIG Nex1がCheongung-IIを28億ドルでイラクに提供すると報じた」「この契約によってLIG Nex1は3カ国目(アラブ首長国連邦、サウジアラビア、イラク)の輸出先を確保した」と、Aviation Weekも「イラクがKM-SAM IIを取得する」「このシステムを3番目に購入する国になる」報じ、韓国防衛産業はT-50IQに続く商業的成功を収めた。
さらに同じ月「イラク陸軍参謀総長が率いる代表団がK2視察のため訪韓する」「イラク陸軍が保有するT-90S×73輛やT-72×170輛はスペアパーツを確保出来ないため稼働率が大幅に下がっている」「Abrams×135輛は運用・維持コストが高価で主力戦車として活用が困難になっている」「UAEやカタールと演習を行うため派遣したK2やK9が砂漠環境で十分運用できると実証されイラクの判断に大きな影響を及ぼした」「イラクはK9やChunmooにも関心を寄せてHanwha Aerospaceとの交渉も進んでいる」「イラクはK2×250輛の購入を要求する可能性が高く契約額は65億ドルに達するかもしれない」というニュースが登場。

出典:Peru Ministerio de Defensa
韓国のキウム証券は22日「現代ロテムの武器輸出が今後も拡大する」「現代ロテムはペルー、イラク、ルーマニア、サウジアラビアなどの国々とK2輸出を交渉中」「昨年12月にはペルーとK2×54輛、装輪装甲車×141輛を供給するための包括的な枠組みで合意した」「早ければ2026年上半期に履行契約(本契約)が締結されるだろう」「イラクもK2×250輛の購入を検討中でイラク代表団が現代ロテムの戦車生産施設を昨年訪問した」「今年中に65億ドル規模の契約が締結されるだろう」「ルーマニアでも次期主力戦車としてK2が有力候補になっている」と現代ロテムに対する投資展望を発表。
韓国の経済紙も23日「ポーランドで大成功を収めた現代ロテムが中東、中南米、東欧に武器輸出を拡大する」「ポーランドで証明した生産能力と納期遵守が新たな契約への信頼に繋がって潜在的な導入候補国が拡大した」「ペルーとは数量、単価、納期など契約の詳細を詰める段階で年内に履行契約が締結されるだろう」「イラクも老朽化した戦車を交換するためK2×250輛の導入を検討中で、年内に契約締結に至る可能性もあるが、イラク政府が武器の調達先を多様化している点が変数だ」「ルーマニアでもK2、Abrams、Leopard 2が受注を競っており、ローカライズ戦略が勝敗を左右するだろう」と報じた。
“特にイラクやルーマニアといった大型案件ほど交渉期間が長くなり、現地生産、技術移転、融資条件などが絡み合うと結論が先送りされる可能性もある。そのため受注を確かなものにするまで韓国政府の外交力、金融界や産業界の包括的な支援が必要だ。年内にはポーランドとの後続契約(合意された枠組み内での未契約物量640輛分)が期待されているものの、ポーランド側も現地生産に対する要求が強いため第3次契約では現地での組立・生産比率を巡って激しい駆け引きが行われるだろう”
“輸出先拡大の鍵を握るのは中東向けモデルの改良だ。今年下半期には砂漠環境でK2MEのテストが控えており、高温・砂漠環境下での運用性と信頼性を立証できれば中東やアフリカにおける戦車の買い替え需要が本格的に動き出す可能性がある。現代ロテムは輸出先を拡大してこそポーランドという単一市場のリスクを減らすことができる”

出典:Hyundai Rotem K2ME
こうした報道を受けてDefence Blogを始めとするメディアが「イラクがK2を購入する」と報じており、ペルーとの本契約締結はほぼ確定しているものの、イラク輸出はK2MEのテスト時期を考えると「年内に本契約締結に至れば奇跡」「年内に政府間で枠組み合意に至れば大成功」「枠組み合意が2027年に持ち越されても不思議ではない」というが妥当なところだと思うが、現在の安全保障環境に基づく武器調達は生産枠の奪い合いという側面もあるため「年内の枠組み合意発表」という可能性もゼロではない。
現代ロテムは2023年から設備投資を行いK2の最大生産能力を「年200輛」まで引き上げ、韓国軍とポーランド軍の需要に対応しながら「追加輸出の余力(イラクとの契約が成立すれば2028年までに引き渡しが可能ならしい)」を確保しており、ここを誰が確保しにくるのか注目される。

出典:gov.pl
因みにペルーとの契約額は約20億ドルになると、イラクとの契約額は推定65億ドルになると、ルーマニアは次期主力戦車×216輛の調達に65億ユーロ(約76億ドル)を投資する予定なので、これを全て受注すると161億ドル=約2.5兆円相当になり、ポーランドへのK2輸出も第1次契約(180輛)と第2次契約(180輛)を締結済みで、その総額は98.7億ドル=1.5兆円以上だ。
ポーランドが枠組みで合意した物量=1,000輛を全て導入すると幾らになるのかは判明していない(K2PLの単価予想は900万ユーロ~1,700万ユーロまで様々)が、乱暴に第1次契約と第2次契約の平均取得額(単価ではなく関連費用込みの1輛あたりの取得額)で計算すれば270億ドル=約4.2兆円になる。
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※アイキャッチ画像の出典:16 Dywizja Zmechanizowana





















T-72/90のパーツ枯渇は、ロシアの制裁に関係してなのか、輸出する余裕が無くなってのことなのかどちらなのだろう。
北朝鮮辺りが互換品生産していそうなものだけどw。
25年10月16日のJANESの記事によれば、最低800輌失ったT-72B3は侵攻前とほぼ同数に、完全新規のT-90Mは年間150~200輌くらい生産されてるらしいから生産能力に問題があるわけじゃなくて(光学機器に関してはソスナUが1PN96MTに劣化したT-80BVM obr.2023みたいな戦時使用にはなってそうだけど)、損失の充足とウクライナ戦争後の対NATOを想定した優先順位の問題だと思う。
あと北朝鮮の話だけど、T-72の生産ラインが同国にはないのに加え、現在は天馬2の増産が優先だろうから色々難しそう。
以前なら、旧東欧諸国が生産していたのだろうが、ラインを閉じてしまったのだろう。
なるほど天馬2ってコピー機と思いきや、かなりの独自開発だったのですね。
互換パーツがなさそうなわけだ。
年間最大生産量が200輌って現在戦車を生産している国中で何位ぐらいの生産量なんだろう?
個人的にはかなり多いなと思うけど。
新造であるなら、ロシア>中国>韓国でしょうか。
世界第3位かぁ。凄いなぁ。
韓国の場合、国外よりも国内更新してあげようよっていう感想がまず出るのが・・・。
個人的には千両以上生産されたK1を短期間でK2に全て入れ替えるというのは予算的に難しいのでは?とは思いますね
K1も近代化改修で現行主力戦車として遜色の無い能力アップが行われているので急いで入れ替える必要性も薄いですし。
その前に乗る人が居ない。
M-48という冗談抜きで骨董品
K1ですら海外メーカーの部品枯渇から動かないのが出ているらしいので
国産に切り替えないと・・・。
北相手なら旧式で十分という判断ですかね
本国後回しにしても優先して納品してくれるのは買う方としては頼もしでしょうね
常設師団の戦車部隊からM48A5はすべて退役し、現在のM48A5は予備師団のみでの運用とされます
M48が使われている理由の一つは少子化による兵力減少をカバーするために各予備師団の戦車部隊を中隊規模から大隊規模に増強する必要があり、その頭数を確保するためという事のようです
上のコメント返信で「完全新規のT-90Mは年間150~200輌くらい生産されてる」と書いてあるから韓国のK2とほぼ同数か韓国の方が多いのでは?
T-90以外は新造じゃないし
カンボジアとの戦闘後に中国製戦車への不信感からタイも興味を示してるらしいが、仮にそれも拾えたとして、現地生産移転なしで積み上がる受注を捌けるんだろか。指導役も派遣しなきゃならんだろうし
今でもGoogleのサジェストで「K2 戦車 お笑い」って出てくるけど
韓国ほんと笑いが止まらんだろうな、売れる売れる
笑えてないと思うよ、真面目に
前々から指摘してた通り、韓国の外貨(ドル)がついに尽きてしまい、韓国政府はが対米投資の一時凍結宣言を出してしまった
だからK2に売れてもらわないと困るし、それも国家としては焼け石に水という…
何せK2のコスパの源である、輸出補助金の原資もまずいわけだからどうなるのやら
企業はともかく、財政関係者はとても笑えないはず
今、戦車を100輌~200輌単位で欲しいってなって、その注文に応えられるのは、ドイツ、アメリカ、ロシア、中国、韓国ぐらいでしょうか
…なんか、戦闘機や艦艇を供給出来る国より少ないような?
対NATOに備えるのにロシアがそんなに供給できるわけないでしょ
ロシア製は元々納期守らないし品質も悪いのに
ここまで勢いが続くとK9と同様韓国防衛産業の象徴、世界の戦車市場ではレオパルドとガチンコかそれよりも優位な立ち位置で張り合えるでしょうな。
K2の年間生産能力が200両って凄いな、韓国。
同じく売れまくってるK9自走砲やロケット砲なんかも合わせれば、わりと欧州NATOの陸戦兵器の年間生産能力を一国で軽く超えそうだ。
これだけの生産能力を持った西側の国はないわけで、韓国の西側内での地位は鰻登りでしょうね。
我が国もせっかく近くでサポート受けやすいんだから、陸戦兵器一式は韓国から輸入でいいんじゃないだろうか。
国産兵器類より安いだろうし国際競争で揉まれた実績もある。
今の世代は日本製と聞くと嫌悪感を抱く層が割と多いから、彼等の精神安定にも良さそう。
自国生産の重要性が高まってる時代に何言ってんだ
自国内で完結可能なのに、わざわざ自国と政治的対立を抱え、経済面でもライバルの国に兵器を頼る?
安全保障面でも自国産業保護の面でもあり得ない。
メーカー保護の面からもないですよねー
国産戦車とかもってない台湾とかならさておき
もうトランプエイジになってしまったから日本も積極的に輸出していくべきだよなぁ(だったよなぁ)
特に戦車なんかはステルス戦闘機や対空関係とちがって機密が漏れてもそこまで戦力に影響しないだろうし
日本も法整備を急いで、潜水艦みたいに早期退役による、製造能力の維持を掲げて、早期退役した戦闘車両等を低価格で支援国に輸出するようにして評価を獲得していきましょう。これがGDP5%達成の最初の一歩でしょうし。
すごいな韓国の勢いは。
言葉が出ない。
本当にね。
まさかあのレベルの国力の国で、外貨が尽きてしまうとか…
前々から指摘してたことが本当に起きてしまうとか、言葉が出ない
対米投資200億ドルの一時凍結宣言とか、驚きを通り越すレベル
まあ…あれだけどぶに捨てるような市場介入してたらなぁ…
当然、保守・交換用部品も合わせて売れるわけですし、ウハウハでしょうね
いやほんと羨ましい話
K2売れるなぁ…
そして契約額以上にこれにより平時でも兵器の生産能力が維持されるのは大きい…
フル回転させたら陸自の戦闘車両丸ごと全部2年くらいで更新出来ちゃうのか
いやはや…(;´∀`)
只々すごいなあという感想ですね。
寒冷地(ノルウェー不採用だが高評価)、平原(ポーランド)、砂漠(中東)、高湿度(韓国)。
採用国=高評価国の気候を考えれば、信用力セールスポイントにも繋がっているのでしょうね。
イラクってかなり規模のでかい陸軍を再建出来てる。やはりオイルマネーは強い。
敬礼や制服がイギリス式を堅持してるのも面白い。
ライン稼働してるかどうか微妙な戦車はともかく、あんだけ派手に喧伝されてたハイマースの互換品輸出するのはどうなんでしょ
近い内に、何らかの形でアメリカから制裁が入るのでは?
韓国現政権にしてみればすごくいい状況ですね。
軍部を掌握する際に前政権派を弾圧するのではなく位打ちや左遷で対応し
自政権派をこれから花形になる輸出関連部署へあっせんすることや輸出関連の新たな部署を設けることで
自政権よりの軍人を優遇させることができるので、不満が生まれにくいまま忠誠が手に入るかと
当分は韓国の武器輸出は政権の後押しでさらに強化されていくかと考えます。
アメリカが信用ならない今、ジェネリック装備として充分すぎますね。
そりゃあ売れる。