インド太平洋関連

米空軍も恐れるPL-15の実戦投入はほぼ確実、ラファール撃墜も濃厚

フランス諜報機関の高官はCNNの取材に「インド空軍が運用するラファール1機がパキスタンによって撃墜された」「我々はパキスタンが複数のラファールを撃墜したどうかを調べている」と述べ、South China Morning Postも「ラファールが実戦で失われた初の事例だ」と報じている。

参考:French official says Pakistan downed Rafale jet as officials examine possible further losses
参考:Pakistan claims Chinese-made J-10C fighter jets used against India’s air force
参考:China’s PL-15 Air-To-Air Missile Appears To Have Been Used In Combat For The First Time

ラファールの撃墜はプラットホーム自体の失敗を意味するものではないが、インドは情報戦で後手に回っている印象が否めない

インドは帰属問題で対立するカシミール地方のテロ事件の背景にパキスタンが関与していると主張、パキスタン側は「テロ事件はモディ首相の支持率を回復するためのでっち上げ」と反論し「公平で中立な捜査の受け入れ」を表明したものの、インド軍は7日未明にパキスタンとカシミール地方のテロ拠点を対象にした大規模な軍事作戦=Operation Sindoorを開始。


インド軍もモディ首相も「テロ事件に対する報復=パキスタン国内とカシミール地方にあるテロ拠点への攻撃が成功した」とアピールし、現地メディアも軍や作戦に参加した将兵を称賛しているが、パキスタンのタラール情報相は「インド空軍の戦闘機を計5機撃墜した」と、ダール外相も「今回の攻撃に75機~80機の戦闘機が関与し、パキスタンが撃墜したのは2機の無人機を含むインド機5機だけ」と発表、インド国防省は「SNS上に出回る戦闘機の撃墜、旅団本部の破壊、パキスタン空軍によるシュリーナガル空軍基地破壊の画像や主張はフェイクだ」と公式に否定したものの、フランス当局はラファールの損失を認めた。

SNS上には撃墜されたラファールが搭載するM88の特徴と一致したエンジンの残骸、パンジャブ州バティンダーの荒野でラファールの尾翼(単座型を示すシリアルナンバー=BS-001)、アクリアン・カランでMICAとパイロンの残骸を映した画像や映像、インドのパンジャブ州ホシアルプルでは中国製の空対空ミサイル=PL-15の残骸が発見され、フランス諜報機関の高官はCNNの取材に「インド空軍が運用するラファール1機がパキスタンによって撃墜された」「我々はパキスタンが複数のラファールを撃墜したどうかを調べている」と述べた。

中国のSouth China Morning Postも「パキスタンはインド空軍の戦闘機を5機撃墜したと主張している」「これが確認されれば中国製戦闘機による初めての戦闘機撃墜、ラファールが実戦で失われた初の事例となる」「インド側は損失を認めていなもののフランス諜報機関はCNNにラファール1機の損失を認めている」「インド支配地域ではPL-15Eの残骸が見つかっており、当日の迎撃にJ-10CもしくはJF-17C Block3が参加していたことを裏付けている」「オリジナルのPL-15はダブルパルス固体ロケットモーターを採用して約300kmの射程を備えているが、輸出バージョンのPL-15Eは射程が約半分=145kmに制限されている」と報じている。

米War Zoneもラファールの残骸やCNNの報道を加味して「パキスタンがラファールを撃墜したのは濃厚だが、複数のラファールを撃墜したかどうかは分からない」「もし中国製戦闘機による撃墜が事実なら中国にとって大きな宣伝効果になるだろう」「但し、現代の航空戦術は日頃の訓練、弾薬、ネットワーク、早期警戒、電子戦、戦術など多くの要素が結果を左右するため、ラファールの撃墜はプラットホーム自体の失敗を意味するものではない」と述べているのが興味深い。

因みにインド国防省は「SNS上に出回るMiG-29撃墜を主張する画像は過去画像だ」と主張しているものの、War Zoneは新たにジャンムー・カシミール州ラムバン地区で撮影されたロシア製射出座席=K-36DMの画像を紹介し「Reutersは同地で戦闘機が墜落しパイロットが病院に搬送されたと報じているので、パイロットが1人だっとすればSu-30ではなくMiG-29である可能性が高い」と述べ、ラファール以外の戦闘機が撃墜された可能性を示唆している。

インド国防省が主張するようにパキスタン側のプロパガンダアカウントは「過去に起きたインド空軍機の事故画像」を「7日未明の撃墜を裏付ける証拠」として拡散しており、これに反論するのは正しいアプローチだが、ラファール撃墜が濃厚になると「インド国防省の主張全てが嘘」というレッテルを貼られかねないため、事実とプロパガンダを区別して取り扱わないと情報戦や認知戦で後手に回ることになるかもしれない。

とにかくプロパガンダアカウントを通じた偽情報に1つでも事実が混ざると「多くの嘘」をもっともらしく見せるため、今のところ情報戦でインドはパキスタンに負けている印象だ。

関連記事:パキスタン軍、インド空軍のラファール、Su-30、MiG-29撃墜を主張
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※アイキャッチ画像の出典:Public domain パキスタン空軍のJF-17

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コメント

  • コメント (60)

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    • 分析
    • 2025年 5月 08日

    一つの真実を当てる事でアカウントの信憑性を高めて、その後デマを撒き散らすというのは、ウクライナ侵略や今回の戦争に限らず、今の日本社会のSNSでもよく見られますよね
    芸能人の醜聞リークアカウントとかが良い例で
    しかもそれに多くの人々が何度も何度も騙されるので地獄です…
    人類全てが無制限に情報を入手するにはまだ人類の進化が追いついておらず、高度な情報処理が出来る人限定にインターネットは制限した方が良いのでは?とふと思ってしまいますが、それだと優生思想に繋がるんですよね…

    24
      • 納豆兵
      • 2025年 5月 08日

      ときどき、SNSは規制されても良いんじゃないか?かと思う事もある。
      マスコミは嘘しか流さないし印象操作をやってると批判されてるがSNSやYouTubeなどもデマを流して印象操作をやってるし、都合が良い情報を信じてそれは違うと言う人をよってたかって袋叩きにする

      本当にどれが真実なのか判らない時代になった。

      23
        • 名無し
        • 2025年 5月 08日

        規制しても規制する側がまともという保障が何処にあるんですかね?
        規制すれば解決するとかお気楽には思えないなあ

        34
          • 総二郎
          • 2025年 5月 08日

          今のところ、ソース付きでの注釈を加えるTwitterのコミュニティノートが数少ない有効な対応方法な気がします。
          それでも信者化した人は「ゴミノートが付いたから真実」という無敵思考しちゃいますが。

          9
          • ゴモラーーー!
          • 2025年 5月 09日

          結局今の時代真実が多様に存在する事例が増えている訳だし、それならいっそ真実の追求は割り切ったてしまって安定の為に一つの方向性で情報を統制するべきだと私は思うな。

      • kitty
      • 2025年 5月 08日

      JUNETユーザー
      「インターネットには一定の資質と最低限の教養を要求される。誰もが簡単にインターネットを扱えたら、ゴミのような情報で溢れかえってしまう。そんな世の中、目も当てられん」」

      6
        • かず
        • 2025年 5月 08日

        JUNETのネットニュース上で大企業や大学の研究者の方々が実名を晒しつつ罵詈雑言をぶつけ合ってるのを目撃してる身には、いやいや人類の性でこれはもうどうしょうもないですねえとしか思えません

        7
          • 特盛
          • 2025年 5月 08日

          そんなもの見たことがないのですが、理系仕草でオブラートに包まずデータやファクトをぶつけ合うのを見て「罵詈雑言」と受け取ったのですか?
          研究者というものはそんな品の無い行為はしないと思いますが…

          4
            • kitty
            • 2025年 5月 09日

            そりゃ、平和なところしか購読していなかったのでしょう。
            uasgeとか今でもログのアーカイブ閲覧可能ですよ。

            ちなみに元ネタは結構バズったのですけど、マイナーだったか。

            2
      • 西風
      • 2025年 5月 08日

      規制しなくてもネット黎明期みたいに接続するためには「PCなりスマホの設定」が必要になれば
      おのずと選別されると思うんですけどね…
      もはや生活に必須のインフラになってるんで今更無理な話ですが
      〇〇でも簡単に使えるようにしたのは失敗だっただろと思わずにはいられない

      4
    • 溜池
    • 2025年 5月 08日

    中国は軍事はともかく実際に手にできる製品の技術の向上は恐怖すら覚える。
    一昔前は安かろう悪かろう、あるいは一見よさそうでも肝心の品質が・・・スペック番長で・・・だったのに、
    今やかつての日本製品のポジションにいる。

    軍事分野でも、フランスやロシアをあっという間に追い抜いている可能性も否定できない。
    特にイギリスはそのあたり危惧して脱アメリカはNATOにしても2国間にしても不可と考えているのではないだろうか。

    そうなってくると、量でも質でも劣るようになれば台湾はもとより、韓国、日本へのテンションも相当高まる。
    特に韓国は日本よりも中国との関係に障壁は少ないので、アメリカがいい加減になればくだるかもしれない。

    29
      • とある帝國臣民
      • 2025年 5月 08日

      日本も支那も実戦経験無しで兵器開発しているのは同じだけど
      開発費や開発規模では支那に差をつけられている上に世論が軍事に口を出せない体制で自由に進められるから長期的には日本が大きく不利。
      日本も同じ様な体制を構築しないと戦う前に負けてしまう。

      33
        • xujhgk
        • 2025年 5月 08日

        中国は世界中に装備品を売っており各地の戦場で実戦投入されています。実戦投入された際のデータは中国に送られている可能性は高いですね。
        また中国の装備品は他国の装備品と比較されますので、中国企業は絶えず改良版を開発しています。
        上記の要素を考えると、中国製の装備品は実戦経験が無くても質が伴ってくると思います。

        18
      • ブルーピーコック
      • 2025年 5月 08日

      中国軍のやる事が全てうまくいっているとは思えませんが、真偽のほどは全てが終わった後でしょうね。ソ連同様に。

      12
    • とある帝國臣民
    • 2025年 5月 08日

    墜落機を調査したパキスタン軍を通じて支那に情報が流れたのは間違いないだらうね。
    やつぱりF3戦闘機開発にインド混ぜるのは危険だよ
    売つた機体が無謀な作戦でまたパキスタンで撃墜されて支那に情報抜かれたら日本は深刻な打撃を受ける。

    44
    • elmoelmo
    • 2025年 5月 08日

    > 「これが確認されれば中国製戦闘機による初めての戦闘機撃墜、ラファールが実戦で失われた初の事例となる」

    ルーキーがいきなり大リーグで活躍したみたいなイメージですね。中国製戦闘機のプレゼンスが爆上がりしそうです。
    彼らは大量のJ-20を保有し、さらにJ-35、J-36やJ-50を開発中なわけで、そのスピードを考えれば配備済みの機体にも頻繁なアップデートがされているのは想像に難くありません。
    航空自衛隊のパイロットとしては、たとえF-35に乗っていても中国空軍と対峙した際には圧倒的な優位性を感じられない時代になりそうで心配です。

    28
      • nachteule
      • 2025年 5月 08日

       相手を舐めたらそうなる良い例でしょう大した装備を持たないテロ組織相手に戦闘をしている訳ではないんですから起きるべくして起きた事態です。現在進行形の露宇戦争やF-117の撃墜、イランによるRQ-170の鹵獲やRQ-4A撃墜とか格下が想定してなかった損害を与える事例は腐るほど有る。
       F-35ごときで優位性とか冗談にしか聞こえません、中国が持つ格下4世代機相手にするだけにしても数が圧倒的で通して優位に立てるとも思わないし、旧世代機や各種レーダーやUAVのセンサーが協力したらステルスすら優位性は低下します。そんな慢心している自衛隊の中の人なんて居ないと思いたいですね。

      35
        • L
        • 2025年 5月 08日

        自衛隊の中の人が慢心してなくても関係ないんだよね。政府の中の人、なら同意する。その政府を選んでるのはどう取り繕っても我々国民なわけで

        7
          • elmoelmo
          • 2025年 5月 08日

          すみません。自分の投稿を読み返したら、なにか自衛隊の中の人と誤解されそうな文面になってしまっておりました。
          「パイロットにしてみたら~」等とすべきでした。大変失礼いたしました。

          3
        • ゴモラ
        • 2025年 5月 09日

        更にはそのイランもなんか対ステルス機レーダー成るものを開発したりと結局、変にグローバル化が進んだ現代において、技術的優位性の水物感がましてしまったように感じますね。

        3
        • an
        • 2025年 5月 10日

        数で押すのって言うほど簡単じゃないんですけどね。陸戦よりも難しい。
        地上で保有してるからといって一緒に出せるわけでもないし、ドローンならまだ機関砲で落とせる。

        旧式機を何十機も飛ばすってのもできない。
        それこそベトナムで「苦戦」した事例でもキルレシオは数倍はあったし、制空権というか航空優勢は常にアメリカの側にあったし、本土はもちろん、アジアの米軍基地も安全だった。

        2
    • イーロンマスク
    • 2025年 5月 08日

    PL-15は輸出モデルですら自衛隊が保有するAAM4より長射程が予想され、長射程のミサイルはその分機動性に難があるかと思っていたもののラファールの撃墜によりその可能性も閉ざされた

    この危機を自分は詳細には語りませんがまあお疲れ様でした。結構ショックだ

    41
      • T.T
      • 2025年 5月 08日

      1980年代のAAMであるR-37でさえ8G機動が出来ると言われているわけで、長距離ミサイルの運動性は思ったより悪くないですよ。現代ではもっと向上しているでしょうし。将来のミサイルは短く太くなると言う予想が昔されていたのが懐かしいですね。

      2
        • イーロンマスク
        • 2025年 5月 08日

        8Gというのが高いのか低いのかよく分からないのですが
        数ある空対空ミサイルの中では結構低いのでは
        ミーティアとPL-15はともに30位らしいです
        短射程ほど高Gな傾向ですね

        4
      • irokoi
      • 2025年 5月 08日

      1999年に配備が始まったAAM4より2016年に配備が始まったPL-15(しかもこっちの方がデカい)が高性能でショックって…
      何のために次期中距離空対空誘導弾開発してると思ってんの

      9
        • kitty
        • 2025年 5月 09日

        英国やイタリアがJNAAMじゃなくて、そっちを買ってくれる目なんてあるのかなあ。

          • irokoi
          • 2025年 5月 09日

          次期中距離空対空誘導弾買ってくれるかはしらんけど、多分JNAAMはポシャる
          理由は射程が長い代わりに速度が遅くてステルス機同士の戦いだと微妙だから

          1
      • an
      • 2025年 5月 10日

      現状の空自のミサイルはAAM-4Bですけど?
      何故かこの手の人って自衛隊を初期のデータで、相手は最新で見積もる変な癖がある

      4
    • もへもへ
    • 2025年 5月 08日

    インド空軍としては今のところ2機撃墜(ラファールとMig-29)みたいでパキスタン空軍側の撃墜は無さそうだから、腹の虫が収まらんでしょうな。

    インドの面子的にも次はガチガチの空対空装備で越境出撃させてパキスタン空軍機撃墜を目指したいところ。

    というか今回の攻撃、そんなに国境から離れてないところだから巡航ミサイルとかで攻撃すればよかったのに、なぜわざわざ損害が出る可能性がある空爆を選んだのか。

    33
    • 匿名さん
    • 2025年 5月 08日

    戦闘機80機とはなかなかですね。

    事実かプロパガンダか、一般大衆が見分けることは難しいし、結局は、勝てば官軍、負ければ賊軍。
    ナゴルノ・カラバフは、無人機を用意周到に準備していた側が勝利したけど、今回はどちらの準備が勝っているか。

    中国では、軍の状態は戦争中か戦争準備中のどちらかしかないと言われるけど、まさに平時の準備が極めて重要だと思う。
    要するに、力こそ正義。

    13
    • 電話猫
    • 2025年 5月 08日

    前々から言われてたミサイル射程ギャップの問題がいよいよ表面化したって感じだなぁ…
    ラファールのミサイルじゃあ完全に射程足りないから相当厳しそう…

    34
    • cosine
    • 2025年 5月 08日

    ダッソーや仏政府がインドを焚き付けやがるならばいよいよ…なのでしょうかね。
    まあ、開発国・企業から必勝のプレッシャーをかけられる兵器などというものが今後も売れるのかはわかりかねますが。

    3
    • 58式素人
    • 2025年 5月 08日

    PL-15の戦果であるなら。
    前から言われていた、SM-6ベースのAAMが必要でしょうか?。
    AIM-174Bという名でF/A-18に載せているとは聞いていますが。
    日本にもAIM-174Bあるいは同等品が早急に必要では?。

    8
    • たむごん
    • 2025年 5月 08日

    中国軍の空対空ミサイルの性能向上・AWACSが撃墜される(ウクライナ戦争)・数で負けている・先制攻撃されるなど、対中国の厳しい可能性を一般レベルで受け入れておく必要があるのかもしれません。

    インド軍の作戦レベルを含めて、オペレーションに不手際がなかったのか、続報に注目したいですね。

    17
    • 名無
    • 2025年 5月 08日

    ラファールの自己防御装置ではPL-15のレーダーには勝てないのか
    どんな電波出してるか人工衛星でわかるかな?インドは僚機が受信できていても日本には教えてくれまい

    4
    • ブルーピーコック
    • 2025年 5月 08日

    「但し、現代の航空戦術は日頃の訓練、弾薬、ネットワーク、早期警戒、電子戦、戦術、タバコなど多くの要素が結果を左右するため、ラファールの撃墜はプラットホーム自体の失敗を意味するものではない」

    フォークランド紛争でイギリス艦艇が沈められた理由も、それらのいくつかが関係するしな。
    中国軍のステルス機探知能力がどれほどか分からんが、F-35の購入やF-15へのJASSM-ER統合は一応は正解なわけだ。LJASSM-ERがいつ来るのか、納期守れるのか分からんが。

    9
    • トクメイキボウ=サン
    • 2025年 5月 08日

    これはAAM-4の後継とAIM-260の開発を急がなくては
    やはり射程…射程は全てを解決する

    14
      • 電話猫
      • 2025年 5月 08日

      AAM-4の後継の4Bはともかく、AIM-260はたとえ出来上がってもかなり厳しくね?
      あれAIM-120と同じサイズにしろって制約のせいで出来ても射程200㎞台で、オリジナルのPL-15に射程負けしてる記憶あったが…
      大元と言えばAIM-120も、AIM-7スパロー運用機すべてで使えるようにしろって制約があったからAIM-260のサイズ制限は時代錯誤も甚だしい

      7
        • SB
        • 2025年 5月 09日

        AIM-260とAIM-120の一番のメリットは小型機でもアホほど積めることなので、極端な話PL-15が弾切れするまで適当に回避してればミッションキルできる(F-16と同クラスのJ-10の搭載数は2)
        そもそも第五世代戦闘機以降は射程を十分に活かせない可能性が高いので、搭載量や単純な速度のほうが重要

        仮に4.5世代以前で戦うならAIM-174Bっていうお化けみたいなAAMが既にある

        2
      • gobu
      • 2025年 5月 08日

      ロングレンジ信仰は我が国としては
      マリアナ七面鳥撃ちの教訓を思い出すが
      今や中華のミサイルは正確さも保持してるのか…

      少なくとも対地については少々正確さに欠けても
      ロングレンジは脅威よな

      7
      • xujhgk
      • 2025年 5月 08日

      >やはり射程…射程は全てを解決する

      PL-17(射程400km以上)「確かに」

      9
    • 2025年 5月 08日

    まさかカシミール紛争で中国の軍事プレゼンスが爆上がりするとは、流石に予測出来ませんでした。そしてこの紛争をおさめられるのも、両国に強力なプレゼンスを持つ中国を置いて他にいないという。いやはや、凄い時代ですなぁ。

    35
      • 特盛
      • 2025年 5月 08日

      またbot君か
      敬愛する中国様が活躍したとあって狂喜乱舞してるようだね
      これで流れが変わったらまた黙っちゃうのかな

      41
        • ななし
        • 2025年 5月 08日

        正直「空」さんは我が国が嫌いな方なんだろうなと。
        なんらかの事情により強いバイアスがかかっていますな

        それを踏まえて「特盛」さん、あなたもバイアスが
        かかっています。コメがなぜか消されてしまいましたが、
        我が国の少子化は厚生労働省が想定する最悪のペースを
        15年も上回っています。

        スレ違いで消されたのかもしれませんが、我が国の少子化が
        中国以上に現在進行形で猛烈に進んでいるのは事実です

        このコメが消されないことを祈ります

        18
          • 通りすがり
          • 2025年 5月 08日

          出生率では中国は日本を上回るペースで減少しているので中国以上に現在進行形で猛烈に進んでいるというのも盛りすぎた話かと。
          正直なところどちらの国も少子化については同レベルに深刻で、そこで勝敗つけてマウント取ったところでだから何だという気がしますが。

          25
            • ヒュー
            • 2025年 5月 09日

            CIA発表による2024年版
            193位 中国 1.55
            212位 日本 1.40
            コロナ禍ではよほど厳しい規制があったのか中国のそれは1.1ぐらいまで落ちて日本以下になってましたがさすがにもう回復してるようです。
            最も両国とも人口維持に必要な2.2は大きく下回ってるので中国も今後10年以内には人口減少局面に入るでしょう。

            3
              • ユーリ
              • 2025年 5月 09日

              中国は2021年をピークにもう人口減少期に入っています

              5
            • an
            • 2025年 5月 10日

            出生率が上がったように見えてるのは見せかけです。
            所謂団塊ジュニア(≒就職氷河期でもある)がもう50代になってしまったので母数として弾かれたから見かけ上良くなってるように見えるだけで、もう出産適齢期の若者が少子化世代以降なのだから、母数が少ないのです。そのうえで少子化なのだから、少ない母数の中で少ないのだからものすごく少ない。
            若者が親になる前に流出する地方ではさらに深刻で
            例えば秋田県では3000人強しか生まれなかった。一方で亡くなった人は1万7000人
            人口流出も含めると、なんと1年で2%くらい減っているので、計算上50年後に0になるほど極端に減る。なくなる数も減るのでそこまで極端ではないというが、それでもゼロに近くなる。

            2
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 5月 08日

    「西側は圧倒的な航空戦力を保持している」という一般的な認識(※ミリオタ的な認識の話ではなく)が崩れ去る時が来たかもしれませんね
    中国の軍事力が脅威である事を広く認識してもらえればと思いますが、そもそも非ミリオタがこういった話を見聞きするかというと期待できない

    52
      • 三子の魂?
      • 2025年 5月 08日

      ミリオタでも未だに「中国兵器はロシアの劣化コピー」みたいな人もいますからねぇ…80〜90年代の大戦略で育った身としては懐かしさを覚えます

      26
    • 朴秀
    • 2025年 5月 08日

    爆撃に行ったら返り討ちにされて恥を晒すのは本当にバカ丸出しですねインド空軍…
    20年前の紛争ではノーダメだったからパキスタンの防空能力が強くなったんでしょうね

    逆にパキスタン空軍と中国機にとってはいい宣伝に
    インドは本当に余計なことをしてくれたな

    25
    • ななし
    • 2025年 5月 08日

    CNNの報道だと双方の航空機は国境を越えずにお互い160キロメートル以内のエリアで1時間にわたって戦闘を行った模様
    ラファールはインド領空内で撃墜されたようで、インド側は国境を超えるつもりが無かったのか
    それともパキスタンの迎撃を突破できなかったのかは不明だが、インド側としては手痛い失敗だと思う
    F-3の購入予約リストにインドの名前が載る日が来そうな予感

    12
    • 名無し
    • 2025年 5月 08日

    J-10C+PL-15の組み合わせもそうですが、今のパキスタン軍は中華製地対空ミサイルシステムによる防空網を構築していますからね
    しかも短、中、長距離の多層防空網とされているのでそう易々とは突破できないでしょう

    19
    • zzzzzzzzzzzz
    • 2025年 5月 08日

    この撃墜は歴史に残るのでは?
    手元にある地方新聞や全国紙には、この撃墜の詳細は全く記載なし。
    30年以上前から、日本の支配層の頭の悪さや不勉強を懸念していた。特に文系大学出身者が大学で遊び惚けているのを心配していた。

    21
    • ドゥ素人
    • 2025年 5月 08日

    万が一印パ戦争になったら、中国の西側の抑えのインドがパキスタンにリソース奪われるので、日本として勘弁してほしい…
    台湾、尖閣、沖縄へのハードルが下がっちゃう…

    日本は戦闘機とミサイルの数も射程も劣っているのに、命中精度もラファール落とせるレベルとなると、希望が無いです…

    じゃあ中国に降れって言う人いるけど、ロシアが少数民族を鉄砲玉にしてるの見て、アメリカ相手に同じ事されるとは思わんのでしょうか…

    今回のラファール撃墜は個人的にかなりショックで、震えてます…

    12
      • an
      • 2025年 5月 10日

      インドの製造業がよわよわなのは始まった事ではない
      他人に期待する方が間違ってウr

    • 2025年 5月 08日

    99式空対空誘導弾では、話にならないという事だ

    6
      • an
      • 2025年 5月 10日

      aam4は世界で4番目のアクティブレーダーホーミングで
      aam4bは世界初のアクティブフェイズドアレイレーダーを持ったミサイルなんですが…

      1
    • ななそん
    • 2025年 5月 09日

    パキスタン軍がPL‐15の性能のお陰でインド軍機を一方的に駆逐しと言うならともかく。1機か2機、どのような状況で撃墜したか定かではない状況なのに飛躍した話をする人が多いよな。
    アウトレンジ戦法の歴史は長いとはいえ、ちょっとな。

    2
    • ルイ16世
    • 2025年 5月 10日

    輸出版PL-15で落とせると言うとラファールが使ったのはハンマー精密誘導爆弾ですかね?
    これはウクライナでも使われていた武器で安いが高高度でも50kmまで近づく必要がある
    ラファールがアウトレンジ出来るブラモス長距離巡航ミサイルを使わなかったのはインド空軍のドクトリンなのか単純に在庫がなかったのか

    1
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