日本関連

バイラクタルTB2開発企業、日本は一刻も早くUCAVを手に入れるべき

ロシア軍相手に活躍を見せるトルコ製UCAVについてNIKKEI ASIAは8日、Bayraktar社のハルク・バイラクタル氏が「日本は一刻も早くUCAVを手に入れるべきで、いずも型護衛艦にバイラクタルTB3はぴったりだ」と述べたと報じている。

参考:Turkish drone success in Ukraine sets stage for Asia roadshow

Bayraktarは中東・アフリカや欧州で採用が広がるトルコ製UCAVのアジア進出を視野に入れている

ウクライナ軍はトルコ製UCAV(武装可能な無人機)のバイラクタルTB2を仕様してロシア軍の防空システムや輸送部隊を攻撃するシーンを公開、これについてNIKKEI ASIAは8日付の記事の中で「ナゴルノ・カラバフでTB2はアルメニア軍の戦車を一掃したが、より近代的なロシア軍相手にTB2の攻撃が通用するか専門家達は疑っていた。しかしTB2が侵攻してきたロシア軍に痛みを与えているのは事実であり専門家達を驚かせている」と言及した。

さらにBayraktar社でゼネラルマネージャーを務めるハルク・バイラクタル氏へのインタビューも行なっており、同氏は日本へのTB3売り込みを視野に入れているらしい。

開発中のTB3はTB2を拡大発展させ艦艇からの運用に対応させたモデルで、トルコ軍はTB3を強襲揚陸艦アナドルで運用することを想定しており2022年中に初飛行を予定している。

出典:T.C. Cumhurbaşkanlığı Savunma Sanayii Başkanlığı

TB3の詳細については過去に何度も書いているので割愛するが、ハルク・バイラクタル氏はNIKKEI ASIAに対して「日本は一刻も早くUCAV(武装可能な無人機)を手に入れるべきで、いずも型護衛艦にバイラクタルTB3はぴったりだ」と述べており、中東・アフリカや欧州で採用が広がるトルコ製UCAVのアジア進出=特に強襲揚陸艦を保有する国(日本、韓国、オーストラリアなど)にTB3を売り込むことを狙っているのだろう。

因みに同社が開発したMQ-9に匹敵する新型UCAV「バイラクタルAkinci」の引渡式典には日本の駐在防衛官も出席しており、実戦で結果を出し続けるトルコ製無人機に自衛隊も関心を示しているのは間違いない。

出典:アゼルバイジャンのトルコ大使館

どこまでUCAVの普及が拡大するのかは不明だが主要な先進国を含む多くの国が武装可能な無人機を導入済みで、もはや戦場でのUCAVの実力(無敵という意味ではない)を疑うのは無理がある。

UCAVが有人戦闘機にとって変わることは絶対にないが、24時間以上も戦場をうろつき味方に上空からの戦場認識を提供、敵の脆弱な部分を見つけると携行する精密誘導兵器で攻撃することも可能なUCAVの代わりを有人戦闘機が務めることも不可能なので両者は補完関係にあり、そろそろ日本もUCAV導入して効果的な運用方法の開発に取り組まなければ不味いような気がする。

関連記事:トルコ、バイラクタルTB3を搭載する強襲揚陸艦アナドルの新イメージを公開
関連記事:トルコの新型無人航空機「バイラクタルAkinci」の引渡式典に日本の駐在防衛官も参加

 

※アイキャッチ画像の出典:T.C. Cumhurbaşkanlığı Savunma Sanayii Başkanlığı

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コメント

    • zerotester
    • 2022年 3月 08日

    日本みたいな、人命を失うことが(政治的に)耐えられない国はUAV導入に積極的であるべきですよね
    消極的なのはパイロットが嫌ってるみたいなのがあるのでしょうか。米軍でもあったようで米海軍のUAVがキャンセルされたりしてましたが

    51
      • STIH
      • 2022年 3月 08日

      1. 単純に金がない
      2. S-400買ってアメリカと仲が悪いから配慮している
      3. 貿易赤字対策でアメリカ製を買わざる得ない
      4. クルド人難民問題の対応が難しい
      こんなところかねえ。とはいえやはりトルコとは比較的外交方針が一致するし、距離が離れていて干渉しないから、純粋なTB2というより航続距離を伸ばしたものを共同開発するのが良いとは思うが。
      アメリカもリソース不足で日本にあれこれ言う余裕はどんどんなくなっているから、対露が題目ならうるさいこと言ってこないと思うんだが。トルコはイランほどの反米じゃあないし。

      21
        • STIH
        • 2022年 3月 09日

        そういやもう一つあるな。
        確かにトルコは兵器産業はイケイケだけど、エルドアン大統領の失政で経済はボロボロだからね。今後後なにがしかの社会不安が起こりそうというのが心配っていうのはある。

        22
        • zerotester
        • 2022年 3月 09日

        長く使うことを考えると政治的に不安定なところのものは買いにくいのは分かります。
        バイラクタルは多くのパーツは既製品の寄せ集めなので、ノックダウン生産できればいいのかもしれないですね。

        8
        • 1口
        • 2022年 3月 09日

        六兆円も予算付くのだから金が無いは間違い、使い方の問題だし、ドクトリンが無いから金の使い方が変になる。
        アメリカの交わされるはデマと思う、仮にアメリカ人の兵器なら、SM6やSM3、AIM120、ESSM、F15の部品など頭を使え。

        5
          • おわふ
          • 2022年 3月 09日

          武装すると戦闘機の枠を圧迫するのが既得権益的に問題なのかも。

            • 匿名
            • 2022年 3月 09日

            MCVが戦車とは別枠になった様に、
            中大型な武装UAVは戦闘機とは別枠になるかも。

            1
    • TL90
    • 2022年 3月 08日

    そういわれても「いずも」や「かが:にはスキージャンプ台はないし、日本のニーズから言えばどちらかと言えば Bayraktar DİHA(垂直離着陸、ステルスUAV,主に偵察用?)じゃないの? 値段が段違いに安くて不満かもですが

    2
      • バーナーキング
      • 2022年 3月 09日

      アナドルより甲板長いし速力も速いからスキージャンプ分くらい十分補えると思うけど。
      てかDİHAじゃペイロードはともかく速度や航続距離や高度が全然足りないんじゃないかな。

      13
    • フラット
    • 2022年 3月 08日

    今回の戦争で、中型UAVは正規軍相手には通用しないという通説は覆された。
    もちろん運用上の工夫等もあってこそだが、最も懸念していた事がこう覆されたとなると防衛省もそろそろ重い腰を上げるだろう。というか上げてくれ。
    F3の随伴大型無人機を開発中だとは思うが、やはり中型UAVの小回りの良さは大型UAVには真似できないわ

    43
      • 原点にして頂点
      • 2022年 3月 09日

      無人機も工夫次第では正規軍同士の戦いでも役に立てるようですね。

      ウクライナの無人機の戦術の考察を見つけたので貼っておきます。リンク

      10
        • 匿名
        • 2022年 3月 09日

        こういう運用ノウハウはメーカー経由でフィードバックされるのでしょうか
        (であるなら)トルコ兵器産業は戦争のたびに情報も集まり売り上げも上がってウハウハですね

    • 2022年 3月 08日

    日本で運用する場合は航続距離が最優先になるしAkıncıを海軍型に改修したほうがいいのかな?
    国産でも開発してるけどそっちは戦闘機随伴型だしなぁ…

    20
      • 世界常識の半分の防衛費の国から
      • 2022年 3月 09日

      機体が大きくなると敵に捕捉されやすくなって生存性が低くなると思われるので空中空母で考えた方が良いかと、緊急展開部隊としてはその方が都合が良さそうです。
      参考
      リンク

      それか無人機か無人ヘリを無人輸送機からラピットドラゴンみたいに展開するとかして航続距離の不足を補う方法でいくか?
      参考
      リンク
      ドローン空母でも運用して生産数も確保出来れば現実味も出てくるかと。

      1
    • おわふ
    • 2022年 3月 08日

    直接輸入が問題あるなら、武装の互換性も考えて共同開発あるいは開発協力という道も。

    9
      • ウーン
      • 2022年 3月 08日

      >共同開発あるいは開発協力という道も。

      トルコが認めるだろうか。

      8
        • 狸囃子
        • 2022年 3月 09日

        TFXの開発経緯を見ても、トルコ側は武器輸出を念頭に日本側の権利関係をフリーハンドで使える様要求してくるでしょうしね
        ナイーブな国民感情を抱えた日本とは折り合いがつかなさそうです

        9
    • G
    • 2022年 3月 08日

    中型ドローンは本土防衛用としてはやや使いずらいものの、離島防衛・奪還のための水陸機動団に組み込むのでしたら悪くなさそうに思えますね
    搭載数の限られるF-35Bだけでは制空権と地上援護の両方を同時にこなすことは難しいので、それを補うドローン運用艦を随伴させることにより、機体やパイロット、手数の不足を補う用途に使えそうですし

    24
      • 匿名
      • 2022年 3月 08日

      ウクライナ見ても分かるけど本土決戦用としてはむしろ小回りがきいて神出鬼没な中型UAVの方が向いてるでしょう
      海と空で戦う場合は大型の機体が必要だろうけども

      12
        • 匿名
        • 2022年 3月 09日

        現状が本土決戦より島嶼運用が第一義なんで火力性能よりISR機材でニーズが先だろし軽ATM統合化をあえてオミットで非武装化だね
        それ何故か?行方不明なるモンに火薬類搭載して現状国内で飛ばせませんでしょっていう国内法上の保安問題の話とかその次元よね
        故に方面AH隊は無人化よりUHの武装化がよっぽど現実的って話になるし地対艦誘導弾の対地化で遠距離狙うとか妙な方向にもなる

        7
    • 無印
    • 2022年 3月 08日

    バイラクタル絶好調ですな
    現代兵器はあまり扱わない、武器屋のおねえさんも解説するわけだわ
    もうアキンジ買っちゃえばいいんじゃね?

    聖ジャベリンと、抵抗のアイコンになった携帯対戦車ミサイルも、今以上に普及しそうな予感
    01式の後継の開発が来年あたりからスタートしそう

    9
    • A
    • 2022年 3月 08日

    ほーら、言われてやんの。
    さっさと買おうゼ。

    6
      • ヤゾフ
      • 2022年 3月 08日

      他の先進国にも同じこと言うと思いますよ。
      とは言え、個人的にも運用条件設定した上なら買いたいとは思います。

      21
    • tarota
    • 2022年 3月 08日

    日本もUAV空母作っちゃいなよ
    試験艦としてまず一隻
    パイロットの錬成要らないし船も相当省人化できるよ

    8
    • ヤゾフ
    • 2022年 3月 08日

    トルコとの軍事関係強化は過去ユーラシアグループの出した未来戦争シナリオと一部合致するとこもあって刺激的ですね。
    個人的には日本が重視してそう&損耗控えるためにエアチーミング能力だと見てますが色んな意見が出そうですね。

    2
    • 原点にして頂点
    • 2022年 3月 08日

    日本には、ネットワーク電子戦システム(NEWS)やUAVなどと連携する「火力戦闘指揮統制システム(FCCS)」がすでに配備されていますよね。

    FCCSは各種センサーの情報を集約し、対地・対艦に対する射撃・戦闘に必要な情報を迅速・正確に処理伝達するための指揮・統制を行うシステムです。

    余談ですが、FCCSのコンソール画面がアニメの司令室などで出てきそうなくらいカッコイイんですよね。

    FCCSのコンソール画面・リンク

    17
      • 匿名
      • 2022年 3月 09日

      XF9に関する書き込みも、このくらいの分量に抑えて貰えるとありがたいです。

      5
    • うみ
    • 2022年 3月 08日

    取りあえず試験用に一機でも導入してみたら良いのに。
    実際に自衛隊の艦に乗せてみて分かることもあるだろう。
    本格的に導入するかどうかはともかく、同種の機材を触らずに結論を出すことはしないで欲しいな。

    16
    • ナナシ
    • 2022年 3月 08日

    まさかトルコが武器輸出大国になるとは、、まあ前から最新兵器のトレンドを掴んでいろいろ作ってるなとは思っていたけど、トルコ製だしなあって途上国イメージで見ていましたが、ここまで実戦で成果を出すとは思っていませんでした。。技術の進化は軍事からって言いますし今後はトルコが先端を走るのかもしれませんね。

    6
    • 匿名
    • 2022年 3月 08日

    もういい加減コブラ投げ捨てようぜ

    6
    • 匿名
    • 2022年 3月 08日

    トルコ製は政治的にも微妙だし米軍も採用してないから日本が導入するとしたら無難にGA-ASI製になるんじゃないですかね

    4
    • 匿名
    • 2022年 3月 08日

    本来はトルコから購入すべきだが、日本の場合は性能の劣る価格だけは高い三流国産兵器を開発する事になるだろう

    3
      • Strv
      • 2022年 8月 06日

      いやこれ作るのすごく簡単だし日本はこれに搭載されてるような電子機器に強いから日本で作ったら絶対高性能になるぞ

    • 折口
    • 2022年 3月 08日

    どーなんすかね…。買って邪魔にはならないかもしれないけど、劇的に何かが良くなるとも思えないような。

    35Bでの戦力化が決まってるいずも型はともかく、例えばひゅうが型なんかは現状ではDDが担う対潜哨戒能力の拡大版以上の役割は求めていられない訳で(もちろん対潜哨戒ヘリ母艦や汎用ヘリ母艦としての役割も重要)、南シナ海や南西諸島をめぐる戦いの中での選択肢として電子戦や哨戒戦能力を提供する滞空型UAV母艦みたいな役割はあってもいいかもしれないとは思います。
    ただ散々言われている通り東欧と南/東シナ海では戦域と戦域、戦域と後方の距離感がだいぶ違う訳で、巡航速度の低いUAVが作戦目標にコミットできるかは疑問です(TB2はハードウェアは米軍が対テロ戦争で使ってたUAVと大差ない)。

    加えて言えば、今回はトルコ軍がシリア戦で編み出した「ロシアの防空システムを弱体化させUAVで効率的にSEAD/CASを実施する作戦要領」が功を奏した訳ですが、シーバトルにおいて防空を担うのは設備が限定された自走対空砲ではなく防空駆逐艦なんですよね。レーダーの種類、出力、検出分解能、それらの情報を処理するオペレーターの数や勤務体制(そして防護火力)などは地上の高射部隊とは比較になりません。
    シーランドバトルにおいては今時のウクライナ戦で見られるような点と線の戦いよりむしろ、作戦目標の離島と洋上の艦隊、後方などの点と点の戦いになるのではと考えます(少なくとも、海を隔てた戦いに長大な補給車列などは登場しない)。もちろん、そういった大海軍どうしの直接対決は長らく行われていないのでどういう様相をとるのか正確にはわかりませんが…

    10
      • ヤゾフ
      • 2022年 3月 09日

      単純にISRとしての運用だと思います。
      イージス艦オペレーターの英日語同時入力とかの神業見ると現時点でも国家対国家の艦隊戦にはマンパワーでの熟練度も必要です。
      長大な補給列も海なら数百kmは更に伸びますが、艦船の最適航路鑑みると大凡の航路は割り出し可能&点と点の戦いとなるなら、着上陸でも安価なTB2は使いやすいのでは?と思います。

      5
        • 匿名希望
        • 2022年 3月 09日

        対艦攻撃で役に立たないとみられているって感じでは?
        実際に同感ですしね(ペイロードなどの関係で)

        1
      • hiroさん
      • 2022年 3月 09日

      頭から無用と決め付けるのはどうなんですかね?
      色々な意味で人的資源の損失に敏感な日本で、全てを有人で賄うのでは無くUAVで代替できる領域を増やす検討は必要と思いますが。
      あと艦船の索敵能力も過大評価し過ぎでは?

      7
      • 匿名
      • 2022年 3月 09日

      どこかの国みたいに設計段階からレーダーと速力がバーターになってる欠陥艦とかでなければ、移動と運用に隙がある陸上対空ミサイル兵器と艦艇は同列視できないというのはとても納得できる気がします。

      2
    • トーリスガーリン
    • 2022年 3月 08日

    運用もだけど対処研究用に10機程度調達した方がいいと思うわ
    米軍からある程度情報は得てるのかもしれんけど最早そういう事を言ってる猶予は無いよ
    まぁ自衛隊が「今回の活躍」を戦前から予測してて何もかも予想通りとか言う話なら別だけどさ
    100%無いだろ

    15
    • 原点にして頂点
    • 2022年 3月 08日

    日本には、ネットワーク電子戦システム(NEWS)やUAVなどと連携する「火力戦闘指揮統制システム(FCCS)」がすでに配備されていますよね。

    FCCSは各種センサーの情報を集約し、対地・対艦に対する射撃・戦闘に必要な情報を迅速・正確に処理伝達するための指揮・統制を行うシステムです。

    余談ですが、FCCSのコンソール画面がアニメの司令室などで出てきそうなくらいカッコイイんですよね。

    FCCSのコンソール画面・リンク

    5
    • kankan
    • 2022年 3月 08日

    UCAVを使うにしても何のためにどう使うかが問題
    トルコの場合上陸作戦時の偵察、ピンポイントの火力支援を想定してるんだと思う
    いずも、ひゅうが型の場合、広大な海上でUCAVができるのは
    索敵や不審船の発見、迫りくるシースキミングミサイルのより遠距離での探知といった所だろうか
    バイラクタルTB3のセンサーはたぶん低速の地上目標の検知にチューンされているので
    海上用、低空高速検知の別のセンサー系が必要になると思う
    なので購入するにしても、まずUCAVとは何ぞやから始める分量にしたほうが良いと思う

    6
      • 匿名
      • 2022年 3月 09日

      仮に艦載版TB2があるとして島嶼作戦で水機団の逆上陸支援するとして母艦が300km離れて操作可能ならそれは一般的なSSMの射程圏外だし艦載AHの作戦半径外だし更にオスプレイと協同可能な飛行性能まで有してるとしたらそれは確かにゲームチェンジャーになるかなって気はする
      じゃあマリンコ様はAHの無人化進めてるか?という話になるけどあっちはF35Bが数あるからそうならないというだけなのかな?という謎

      3
      • たけやぶやけた
      • 2022年 3月 09日

      対地支援の観点なら、おおすみ型の後継がそろそろ視野に入る頃なので、そちらでUCAVの搭載を含めた検討をしてもよいかと思います。

      1
    • 改善提案
    • 2022年 3月 08日

    さっさと買って使ってバラして記録すればいいのに。と思うのは私だけでしょうか?

    2
      • えんじにぁー
      • 2022年 3月 09日

      バラしたら再使用不可orサポートなしな!て目に見える所と見えないとこで対策は民間でも普通にやってるこでリスク高いなぁと

      3
        • 匿名
        • 2022年 3月 09日

        別に潰しても良いから、ティアダウンして学べるものは学んだ方が良いと思います。
        単なる真似は意味がなく、また特許とかの権利を侵害するのは駄目だけど、他者から学ぶ事は重要です。

        3
    • 2022年 3月 09日

    これで全部の任務をさせるというのは危険だが、それは人に頼る現状も同じ。
    ある程度分散、併用することを考えた方がいいだろうし、特に攻撃ヘリの退役を見ているとある程度はそろえておいた方がいい。

    11
    • a
    • 2022年 3月 09日

    日本が自主開発してるの知らないでコメ書いてるやつ多すぎてもうね

    8
      • ヤゾフ
      • 2022年 3月 09日

      各種プルーフ取ってからどうぞ。

      8
        • a
        • 2022年 3月 09日

        知らなかったからって俺に文句言うなよw

        8
        • 無無
        • 2022年 3月 09日

        それトルコを上回る代物かね

        2
      • STIH
      • 2022年 3月 09日

      それが物になるかまだ分からんからね。やっぱダメでしたー、ってなったときB案C案がなければそれこそ終わりなわけで。しかもTB2はこれだけ実績を出しているという事実は、非常に重いでしょうよ。
      別に国産が重要なんじゃなくて、いつでも使えることが重要なんだよ。国産はそれを実現する手段の一つに過ぎない。

      29
    • 黒丸
    • 2022年 3月 09日

    購入は悪くないが、陸上自衛隊で北海道に配備程度かな。
    海を渡ってくるロシア両様艦隊相手にあの程度のUAVが対処できるか不明、特に対艦攻撃能力がない。
    上陸舟艇をUAVで叩きたいが想定通りに進む可能性は低い、上陸した車両にUAVで対応する時点で敗北かと

    TB2は陸自で運用できる偵察能力として、攻撃は単車単位で複数発攻撃能力を
    機動できる超音速対艦ミサイルを陸自に配備した方が、まだ役立つかと

    4
      • 匿名
      • 2022年 3月 09日

      あのー、対艦攻撃能力が無いUAVを水上艦にぶつける想定した所で何の意味も無いし、上陸した車両にUAVで対応する時点で負け??ちょっと意味が分からん
      戦車に対しては戦車で馬鹿真面目に対応しろという事?上陸を許した時点で政府は降伏するから意味がないという事?

      15
    • あばばばば
    • 2022年 3月 09日

    まず大型ドローンを運用する法律整備を議論する為に話のきっかけをぶち上げる所から始めないと。
    実験的にはMQ-9B シー・ガーディアンの実験運用してるが法律整備の動きはないし、グローバルホークも初飛行はしているが、日本には来ないしどうするのやら……。

    1
    • 旅人
    • 2022年 3月 09日

    次期戦闘機「F-X」に搭載可能なAI制御として開発されているUAVがありますが、それとの用途、使われ方がかなり異なるので別物と考えられると思われます。あくまで予想ですが、

    トルコ提案UCAV: 海上・陸上発着型、中大型、離島を含む領域の監視・支援を長時間継続できる滞空性能
    「F-X」搭載可能なUAV: 航空機から空中発射、小型、F-Xの前方に展開し有人機を護る、支援が主目的であるため機能は限定
    (リンク)

    といったところでしょうか。
    UAV/UCAVの特徴が(比較的)安価、小型、軽量ということを活かすため用途に応じた機体仕様になるものと思われます。

    1
    • 狂信者
    • 2022年 3月 09日

    これがウクライナで通用したのはNATO域からの対空情報支援によるロシア制空権獲得失敗があったからで、それがなければ普通に墜とされまくってた
    手駒が多いと敵も対応手段に追われるので導入してもいいんじゃない
    今回の戦訓でUAVにビビりまくる期間がそこそこ続くだろうし(あまり長くはないと思うが)

    16
    • 無無
    • 2022年 3月 09日

    まだ水面下で動いてる次期強襲揚陸艦には当然に含みを持たせないとね
    いずもには無いわな

    1
    • 匿名
    • 2022年 3月 09日

    バイラクタルが導入されるかどうか別として、UCAV部隊を持たないという選択肢はもうないはずだ。

    4
    • pa
    • 2022年 3月 09日

    — このような、これまでの戦術や部隊編成の再考が必要になる(可能性のある)兵器の場合、兵器そのものにかかるコストよりも、新しい戦術のための訓練や演習などにかかるコストの方がずっと支配的になる、ということはないでしょうか。
    — そうだとした場合、何かを犠牲にしてそのコストを支払わないといけないわけで、簡単に結論が出せるテーマではないように感じました。
    — 自衛隊員の方々が、納得いくまで演習がおこなえ、新しい戦術をどんどん評価してフィードバックできる、というのなら理想的なのですが。

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