海上自衛隊が導入中の海上哨戒機=P-1について「想定よりも稼働率が低い」という指摘が存在し、会計検査院も27日に発表した報告書の中で「任務可動機の数は限られておりP-1の可動状況は低調だった」と報告し、特に「エンジン素材の腐食による性能低下」が低調の要因だと指摘した。
参考:国内開発された固定翼哨戒機(P-1)の運用等の状況について
会計検査院の報告書は「装備庁やIHIは装備開発における知見や経験が不足している」と示唆している
海上自衛隊が導入中の海上哨戒機=P-1について「想定よりも稼働率が低い」という指摘が存在し、会計検査院も27日に発表した報告書の中で「海上幕僚監部は定期修理中及び定期整備中の機体を除くP-1について『全機が制約なく任務を遂行できる状態=任務可動機』とすることを目標にしているが、会計検査院が調査を行ったところ任務可動機の数は限られており、P-1の可動状況は低調だった」と述べ、P-1の可動状況が低調な要因に「エンジン素材の腐食による性能低下」「電子機器の不具合」「交換部品の調達に係るリードタイム問題」を挙げた。

出典:海上自衛隊
“腐食による性能低下問題の全ては塩分の付着が原因で、この問題はF7開発時の腐食性試験で「空気中の塩分がエンジンの素材に付着して腐食を引き起こす不具合」として報告されていたにも関わらず、装備庁とIHIは「参考にした基準は米空母で運用される回転翼機のものでP-1の想定運用と異なる」という理由で腐食性試験の条件を見直した。新条件の下でF7は試験に合格したと判定されたが、実際には条件を見直した腐食性試験でも類似した不具合が報告され、試験の一部が中断するなどの問題を引き起こしていた”
“IHIは新条件の腐食性試験で発生した不具合について「偶発的に発生したもので特別な整備や処置は必要ない」という分析結果を報告、これを受けて装備庁も「特別な整備や処置は不要で、必要に応じて所要の措置を検討する」としていたが、IHIから効果があると提案されていたエンジンの純水洗浄について「整備部隊の作業負担が大きい」「海上任務に従事した機体は洗浄されている」「IHIは特別な整備や処置は必要ないと言っている」「エンジンの分解整備時に洗浄を行えば事足る」と判断して採用しなかった”

出典:Hunini/CC BY-SA 4.0
“結局、腐食性試験で発生した不具合が継続的に発生したため、エンジンの純水洗浄を行うよう整備部隊に指示したものの、会計検査院がF7の運用状況を調査を行ったところ「一定数のエンジン」が性能低下を引き起こして使用不可能となっており、P-1の可動状況が低調となる要因となっていた。エンジンの純水洗浄をP-1導入時から採用していれば不具合の発生時期を遅らせることが出来たかもしれない”
さらに電子機器の不具合について「目標の情報収集に重要な役割を担う電子機器Aの一定数が継続的に使用不可能になっている」「搭載武器のB、C、D、Eも機体との連接に関して不具合が発生している」「飛行に欠かせない機体システムを構成する電子機器Fの構成部品にも不具合が発生して一定数が使用不可能になっている」と、交換部品の調達に係るリードタイム問題についても「国際情勢の急変、半導体不足、人手不足の影響で発注から納品までの期間が長期化している」「この状況を航空補給処は適時に把握できていない」「そのため交換部品が慢性的に不足する状況に陥っている」と指摘している。

出典:U.S. Navy Photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Marques Franklin
会計検査院の報告書は「装備庁やIHIは装備開発における知見や経験が不足している」と示唆しており、米軍のものを参考した試験基準で不具合が発生すると「想定運用が異なる」と言って条件を変更し、同じ不具合が発生しても「偶発的なもの」と言って実用化を強行、IHIが効果があると提案していた「エンジンの純水洗浄」も取り返しがつかなくなった段階で採用したため、P-1の可動状況をさらに悪化させた可能性が高く、P-1の稼働率は想定されていたものより低いと裏付けられた格好だ。
因みに会計検査院は「P-1の可動状況、技術・実用試験の実施方法、試験結果等の詳細な情報を公開すれば国の安全が害される恐れがあるため、防衛省として関連情報を公開できないとしている」と付け加えている。
関連記事:もう米国製システムはデフォルトではない、伊空軍参謀長がP-1導入に言及
関連記事:川崎重工業が次期海上哨戒機の検討を開始、2040年代の配備を想定か
関連記事:カナダ企業、海自のP-1能力向上型向けに磁気探知機を出荷したと発表
関連記事:自衛隊の弾薬・スペアパーツ不足、予算配分で直ぐに解決するとは限らない
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Navy Photo by Mass Communication Specialist 1st Class William Sykes
試験項目変えて通すとかネット民の言ってた韓国みたいッスね
一応防衛装備庁の名誉の為に言っておくと、IHIに「これどうなん?」って分析させた後に「問題ないっすよ」って返ってきたから試験項目変更してるからね
つーか管理人、あの報告書を見て最後の感想は穿ちすぎだろう。どこに強行なんて書いてあるんだ
会計検査院も『当時の知見等に基づき必要な検討を行った』って書いてるぞ
むしろヤバいのは、全品チェックしなきゃいけないのに一部だけやって搭載の不具合が出た武装の方だと思うが
さらに韓国の名誉のためにも言っておくと、試験項目変えて通す(多分K2の足回り)は加速度は固定式ATMを避けるためのものだったから基準を下げても問題なかったし、エンジンの耐久性にいたっては退役まで(重)メンテフリーとかいうそもそも試験自体が過剰過ぎた(そしていつの間にかクリアしてる)
これで穿ちすぎと言う方が穿ちすぎなのでは?
そうでしょうか?
でしたら会計検査院の元報告書のP16~21(試験の記述はP19前後)にエンジンの耐塩性に関する記述があるのですが、どこから「「想定運用が異なる」と言って条件を変更し、同じ不具合が発生しても「偶発的なもの」と言って実用化を強行」と読み取れるのかを教えていただけますか?
記事で引用されてる部分を読めば「想定運用が異なる」と言って条件を変更し、腐食が発生しても「偶発的なもの」としてスルーしたことは明確に書かれているんですが。
このことで管理人さんに文句を付けるのは違うと思いますよ。
「想定運用が異なる」も「偶発的なもの」も認識したうえで防衛装備庁はIHIに分析を依頼し、分析結果を持って条件を変更しています。決してスルーして強行したわけではありません
更に上にも書きましたが会計検査院も「当時の知見等に基づき必要な検討を行った」と書いてあります。
スルーという言葉は各人により定義が異なるかもしれませんが、具体的にどこを呼んで『強行』と判断したのでしょうか?
ひとつの単語にこだわりすぎ、過剰反応しすぎなんですよ。
試験項目変更するのに技術的に納得出来る説明はあったのだろうか
試験条件変更するには相応の根拠が必要なわけで、装備庁に知見があり、発生している現象的にFTAやらDRBFMちゃんとやってたら防げた内容じゃないのかと思えてしまう
結構前からキヨタニ氏あたりがよく指摘してましたがやっぱり事実でしたね。
海自からもチラホラ情報が流れてましたが、ここまで問題化するとかなり深刻な気がします。
エンジンの改修や他メーカーに入れ替えは可能でしょうけど塩害に強いターボファンエンジンってそんなにあるのか疑問です。
ターボファンエンジンの哨戒機ならBAE ニムロッドやS-3 ヴァイキング(こちらは艦載機)がありますね。
稼働率はどうだったのか分かりませんが、どちらも長期間にわたって現役にありました。
P-3の時はこういうのが問題視されてた記憶無いけど、ターボプロップのが塩害に強かったりするのかな?
MQ-9もターボプロップだし対策の一環として、ターボプロップエンジンも健闘してみて欲しいね
素人考えだと燃費の為に高温高効率タービン、コアエンジン効率向上とかやってるから溶融塩腐食が昔のエンジンに比べて酷くになっている感じはする。
同様の問題はゴミ焼却施設とかにもあるし、汚い水を高温で循環していれば200度に行かないレベルですら年単位は掛かるだろうが普通の鉄はかなり腐食するしステンですら弱い所はやられてしまうのは実体験としてある。効率の為にシビアコンディションで使うと言う事は言うほど単純な話ではないので、恐らくだがチタン合金・ニッケル合金部分での腐食が問題だろうからセラミックス基複合材料をF7に採用する事で改善が図れる可能性はあるのではないか?
沿岸でMAD(磁気探知機)を運用したいからバードストライクを考えて四発なんだろうけど、今となってはソコは事故損耗を気にしないで良い無人機で良いような。
無人飛行艇ならディッピングソナーも使えて便利だし、有人哨戒機の役割は指揮管制と短魚雷投下になって行くと思う。
現場からは当然、「ジェット化P3C」って意見しか出てこなかったんだろうげど、今となっては必要性に疑問を感じる装備だと思う。
某首相がスペアパーツの確保ではなく、生産中止や運用縮小に踏み切らないのを願うばかり。
その方がいいんじゃないすかね?
ガラパゴス仕様のP-1と防衛省の組み合わせでそれやると機体の生産中止に伴ってスペアパーツも削減して、日に日に稼働率が下がる悪循環になると思うんですよね。その辺を上手に計画を立ててから生産中止する分にはいいんですけど。
生産中止や運用縮小なんてしたら代わりをどうするのか?という問題に。
適切な整備と部品の用意があれば解決する問題だと思いますが…
代わりは、世界で採用国が多い P-8があるじゃないか。
お値段がP-1の4倍でそもそも機能を絞って低空飛行しない運用を想定しているP-8で大丈夫なんですか?
アメリカ、オーストラリア、インド、イギリス、ノルウェー、韓国、ニュージーランド、ドイツと名だたる国々が採用しているから大丈夫ですよ。
むしろ、日本しか採用していない P-1のほうが大丈夫なのか?と思いますけどね。
それだけ日本の運用思想が独特だから自国開発に踏み切ったんじゃないかな?
でも、世界中で使われていたP-3Cを日本も使っていましたよね。
P-3C時代から運用思想が変わったから P-1に機種変更したの?P-3Cの寿命が来たから P-1に変えたのであって、運用思想を大きく変えたわけじゃないよね?
P-3採用時から国産開発の話はあったけどね
まあ自国開発が少ない航空機において不安視するのは解るけど、全機飛べなくなるような事にはなってないし、地道に変わってくれることを願うよ
C-390みたく民間機と同じエンジンにして塩害対策するとか、そういう改修でうまく行けばいいんですけどね。海洋監視はシーガーディアンにサーブのレーダーをくっつけたMQ-9Bを導入して、P-1は攻撃に専念した方がいいのかもしれませんが。
トランプが米国製兵器の購入を要求している昨今だし、民間で売れないアメ車なんぞより導入国で評判の良いP8やC17を購入して奴の機嫌を取るのも悪くない。トランプの機嫌以上に現場で働く自衛官の負担を少しでも減らせれば御の字である。今回のトラブルも旧軍の誉エンジンみたいに耐久試験をケチった結果だろう。欧米製エンジンは軍民問わず世界中に顧客がいるので欠陥のゴマカシはできないが、「自衛隊のみ」の使用を前提とする国産エンジンだと防衛省が隠蔽してくれるので自浄作用が働かない。
すでにP1は当初より調達数を減らすことにしたんたよなぁ…
かわりに哨戒は無人機で補う事になってるよ
日本だなぁと、製造業に関わってたら大小同様の事態がある。
まぁ、条件厳しくすれば良いのかと言われると、そもそも作れなくなる事もあるし。なんとも味わい深い報告ですね。
確かに色々見てきたけど、基本的に唯のモラルの崩壊なんよ。
元々の計画がリソースに対して無理だなって感じな上に、開発が遅延したり上手くいってないのに開発部長は役員にいつも順調にいってますって報告したいから大体こんな事になるんですよ。で、フィールドでは大丈夫だからって言いながら規格を明らかに満たさない欠陥品が製品化されて大量生産されてしまうんです。で、たまに発覚したりすると当時の関係者は逃げ切ってて、関係無い人たちが苦労するのを見てきた。
しかし、今回はIHIも防衛省もグルだもんでより深刻だな。
IHIはあまり悪くないんじゃないかな。
エンジンの洗浄と部品の用意をしていればある程度防げた問題かと。
>フィールドでは大丈夫だからって言いながら規格を明らかに満たさない欠陥品が製品化されて大量生産されてしまうんです。で、たまに発覚したりすると当時の関係者は逃げ切ってて、関係無い人たちが苦労するのを見てきた。
これ弊社でも見ました
逃げ切った老害が俺達は頑張って上手くやってたなんて自慢してたけど、実体は適当な事してただけじゃねーかっていう
地雷案件処理に何年かかったことか…
清谷氏や文谷氏が100%正しかったですね
というかIHIと装備庁が無能すぎます
浄谷氏は口はかなり悪いけれども、ちゃんと取材して現場の人や海外メーカーの人に話を聞いたうえで記事を書いているから、カタログ・スペックや大本営発表を鵜呑みにして国産マンセーなネット元帥たちとは情報の重みが全く違うかと。
あの10式戦車は敵の戦車に撃たれたら中の乗員は衝撃で死亡する説の人なんで
たまたま1個正解があったとしても信用する気にはなれませんなあ
戦車の装甲=貫通されなければ無敵では全く無くて、衝撃で装甲の内側が剥離して貫通されなくとも内部の乗員が死傷したり、衝撃で内部の機器が破損して戦闘不能になるなんて昔からよくあることだけれども。
砲弾ではないけれども、IEDによる衝撃波は装甲を貫通されなくとも死傷者が出るので、爆発を逃すために車体底面の構造を工夫したり、直接衝撃波を伝えないようにドライバーのシートを吊り下げ式に改良していたりする。
というか、「多分、砲弾命中時の装甲の内部剥離や、IEDによる衝撃波の影響などがごっちゃになっているんだな」とコンテキストから相手の意図を読み取って、「これって多分◯◯のことですよね?」と返さずに一々噛みつくから「こいつらコミュニケーション能力が低くて知識マウントを取りたいだけのオタクだな」という扱いを受けるのでは。
極めて専門性の高い話をしているのだから、微妙な勘違いや記憶違いなんて当たり前で、そもそも「装甲は無敵の存在ではない」という話の本筋に全く影響が出ないことに一々噛みつくのはねぇ…
軍事研究2024年9月号掲載の赤谷信之氏(元陸上自衛隊富士学校機甲科部長・陸将補)の
記事(P.113)より抜粋します。
「10式の開発間の実験と経験から、徹甲弾は戦車に命中すれば、数十万Gの圧力が
砲塔内に加わるため、たとえ貫通しなくても、砲塔内の乗員に致命的なダメージを与えることとなる」
バックナンバーを購入されてはいかがでしょうか。
キヨはともかくブン谷のどこが?
あんな実情知らず感情的で間違いだらけ、挙げ句の果てに中国から戦闘機を買えとかほざく奴の戯言なんぞ聞く価値ない
アレを擁護するのは意味不明だわ
件の「防衛費二倍なら中国に屈する方が良い」発言といい、時代を見越した現実的な視点を表明したると思いますけどね
実際の話、防衛費5%を肯定する国民が日本の多数派だと思います?
社会保障費を削り増税までしてトランプに阿り中国を敵視する必要性なんて、全くありませんね
このサイトにすらあの頓珍漢を信奉する奴が居るのが信じられんのだが…
トランプ関係なく中国が日本の敵対国なのが事実。
敗北主義者は恥を知ってほしい。
あなたの思う「敗北主義」は他の人にとっての「現実主義」でしてね
私は先の大戦では継戦組の主張通りの本土決戦が行われなくて、本当に良かったと常々思ってますよ
現実主義と冷笑を混同するなってそれ一番言われてるから。
全てをあきらめて投げ出すことを支持し、努力する人を鼻で笑うのは現実主義じゃない。
中国相手に戦争をしろと言っているわけじゃない。備えろと言っているだけ。
さもなければ北斗の拳の「無抵抗主義の村」になる。
何と言うか、漫画の1エピソードを突然持ち出されても、その…困る
よくわかりませんが、お勇ましい事で何よりです
有事の際にはきっと先陣を切って馳せ参じられる事でしょうね
そういうとこが的外れなんだよなぁ
世界史を学ぶだけで自分が居かに愚かなこと言ってるかわかるはずなんだが。
戦わずして降伏するってのは敵に殺生与奪権を与えるということ。虐殺、略奪、強姦などやりたい放題蹂躙される。
件の発言こそまさに戯言の最たるものでしょう
あれを「時代を見越した現実的な視点」とか言っちゃう人ははっきり言ってこのサイト見てる価値無いと思います
最近の「もう安全保障の負担からは逃げられない、欧州で見直される民間防衛の活用」という記事等見てもその意見になるならもう認知の歪みが救いようのないレベルまで行ってしまっている
認知が歪んでるのは、寧ろNATOに参加してる「西側先進国」の方じゃないですかね
割とガチの感想ですが
戦わずして降伏するってのは敵に殺生与奪権を与えるということ。虐殺、略奪、強姦などやりたい放題蹂躙される。
だからそんなことにならないよう備えようって言ってるだけなのになんで西側先進国は認知が歪んでるとかそういう的外れな言説が出てくるのか。西側と東側どっちが正しいとか今そんな話してないんだが。
あれらは100回国産兵器を叩いていたらそのうち1回当たったってだけなので過度に持ち上げるのもどうなのか。
批判ありきで語っている人が一度正解を言ったからといって他の主張も正しいことにはならんので…
あと今回IHIそんな悪いだろうか?これまでの実績からそうとは思えないのだが。
> 今回IHIそんな悪いだろうか?
IHIが当初誤った報告を上げて防衛装備庁をミスリードしたのが後々まで響いていると思います
“IHIは新条件の腐食性試験で発生した不具合について「偶発的に発生したもので特別な整備や処置は必要ない」という分析結果を報告、これを受けて装備庁も「特別な整備や処置は不要で、必要に応じて所要の措置を検討する」としていた”
キヨタニは口は悪いが、基本的に「実験経験もなければ国際競争にもさらされず、R&Dに十分な予算も人材も割かれず経験不足なのにまともな兵器が作れるわけがない。」と極々常識的なことしか言っておらず、実際に取材して確かめているので、そのとおりになっただけ。
他の日本製兵器も前述の状況は変わらないので大同小異でしょうね。
防衛省の予算の概要で言われていた共食い整備の件はコレか
何時かの記事にあった廃止の話や能力向上の話も関係してそうだな
これは装備庁に管理能力が無いような報告だが、その実、メンテの人件費抑制や予備部品の削減が効いているのではないだろうか。とすれば、財務省の責任だろうか。
また、コロナ期の半導体不足による部品不足は、対応出来てる国はほぼ無いだろうから、ちょっと上から目線過ぎる指摘だと思うけど。
別に装備庁をかばうつもりはないけど。
別に国民は軍事費に回らなかった分が福祉費等に回ってて喜んでるので財務省の責任とかじゃないかな
というかその予算作ったのは内閣府、通したのは国会なんであれが民意だぞ
文谷氏の調べだとエンジンの平均故障間隔が計画の半分しかないらしいです。
防衛省の整備予算も計画ベースの値で財務省に要求していたんでしょうね。
実態に合わせた予算要求して計画との乖離の説明を求められたら防衛省側の責任問題になるので、それはできなかったと。
MTBFが半分のエンジンが四発じゃ稼働率がえらい事になるのも当然ですね。
ハーフカロリーマヨネーズを4回かけたらカロリーが1/16になるようなものです。
『共食い整備』空自が、以前から言われていた通りでしたね。
会計検査院の監査で、かなり厳しく指摘されるというのは、とてつもなくダメということになります。
>もう一つの要因に交換部品の不足を挙げた。国際情勢の急変や半導体不足、人手不足などの影響で、部品の発注から納品までの期間が想定より長期化し、整備時に機体同士で部品を流用する「共食い」と呼ばれる状況がみられた。
(2025年6月27日 P1哨戒機の稼働低調、エンジン不具合や部品不足 装備品輸出に影 日経)
追記です。
4兆円以上のビジネス(調達が20機以上残っている)のため、ストップせずに隠蔽していたと言われても仕方ないですね。
会計検査院が、ここまで具体的に踏み込んでいるということは調達中止が有り得るだけでなく、次期国産機にも影響でるでしょう。
>開発から生産、運用に投じられた国費は23年度までに計約1兆7766億円。防衛装備庁は運用を終える54年度までに計約4兆907億円かかると見積もる。
虐めや食事関係の不正も隠蔽する位ですから、幹部自衛官の首が飛びかねない都合の悪い事案は隠すという旧帝国軍とメンタルは同じですわ
この案件を調査ジャーナリストが独自の調査取材をすると、特定秘密の保護を適応させて取材源を取り締まるんだろうね
自浄作用がないことにガッカリしていまして、仰る点を指摘されても仕方ないなと。
中国空母が、第二列島線に進出しているわけですから、もっと早く解決できていればと残念に思います。
F7エンジンの問題は「答弁では物理法則は覆せない」という事実がまた明らかになった感じですね。
電子機器Aは「目標の情報収集に重要な役割を担う機器」ということから目標を追従するセンサー類の可能性が高そうですが、やはりインテグレーション能力が不足して未達の時に「どのような行動をとるべきか」も不足しているように見えました。
技術者は嘘をつけるが技術は嘘をつかない、
故江畑謙介氏の言葉思い出しました。
待て!この試験はP-1の想定運用と異なる!よって合格とする
.。oO(NGだったエンジンが生き返ったぞ!!なんてことだ…)
.。oO(強い!海上自衛隊は強いぞ!さすが装備庁とIHIだ!)
やっぱ清谷氏の言うとおりだったじゃんとか防衛省が相変わらず隠蔽体質だというのは皆言ってるからおいといて、
あまり現代航空機の運用は知らないんだけど、海軍機のジェットエンジンを定期的に純粋洗浄するというのは一般的なことなんでしょうか?普通に整備部隊の手に余らない?
もし、P-3Cなどの既存機でそんなことしてないのにP-1ではしないといけないのならば、実際は欠陥エンジンだと言うことになりそうな物だけど。
後、搭載電子機器の作動試験や連接試験は実施せずってどういうことなの。うちの製品だって納める前に一式組み上げてテストしてからバラして再度現場で組み上げるというのに。こんな物を使うことを現場の人間は押しつけられていたのか。
Quora情報ですが、
(1) 空母艦載機の空母運用中は真水での洗浄は原子力空母の造水能力をもってしてもリソース的に無理
(2) 腐食チェックを頻繁に行なって腐食防止剤や再塗装を実施
(3) ごく稀に雨の中を飛行して洗浄(?)
という感じのようです。
なので、P-8のような低空飛行を頻繁に行わない陸上運用する海軍航空機はもう少し緩くて一般的な航空機と同程度の頻度でメンテナンスで済むのかもしれません。
リンク
装備品を適切に整備しなければ不具合が起きるのは当たり前で、P-1の問題というよりは、IHIと装備庁の体質が問題なのでは?UH-60あたりも大丈夫なんかな?
P-1は塩害対策してるから大丈夫、P-8はしてないからさびだらけってのはこのブログのコメント欄でも喧伝されてたがなんだったのか
というか塩害対策しててもまともに動かないなら、潤沢なB737から部品持ってこれる機体のほうがマシでは…
潤沢に部品あっても買う予算ちゃんと付くんですかね?
票田の年寄は当然福祉費増額を求めているので、それを割り振ってでもエンジン購入は大事ってどれだけ国会で訴えられるか次第
(要は福祉費減らしてもこればっかりはしょうがない…って選挙結果に影響しないようにできればいい)
改善できる見込みはあるのかな?
エンジンを腐食に強い素材にするとか、あるいは洗浄しやすい作りにするとか
何にしても、海上哨戒機は必要不可欠な装備なんだから予算を惜しまず、改善に向けて動いて欲しいな
間違っても企業に責任押し付けて無かったことにはしないでくれ
報告書によると対策は既に講じられているようです。ただし、エンジンの改修は十分に進んでいない。会計監査院の指摘としては、不具合は試験中に発生もしくは、試験中に発生を予見できたものがある(試験が甘い)。部品の不足は色々理由はあるけどの状況把握と確保の努力も足りない。って感じですね。
人を責めずに仕組みを責めろ
だけどもあかん仕組みが多すぎてどこから手をつければ良いのやら
俺には以下の様にしか読めない
経験を改良設計に活かそうね
交換部品の価格や調達を吟味しようね
足りないとかあり得ないから十分な量の確保を頑張ろうね
P-1でのこれらの指摘事項がGCAPに生かされるといいのですが。
あと、もがみ級とその改型もどうなのか心配です。
さすふぁに英国は日本文化的忖度は許さないでしょうけど、独自部分ではやらかしそう。
日本人は「下っ端」として優秀なはずなので、有能な外国人リーダーの指導の下働くならこんな問題は起きないと思いたい。似たような例で、北朝鮮はすぐ崩壊するような欠陥建築を量産しているが、ロシア人の監督の下働く北朝鮮の派遣労働者は強固な建築物を作り、最近ではロシア人の技術指導によって北朝鮮製兵器の品質も向上しているとのこと。
要するに「日本人≒北朝鮮人」って事か
ほぼ同じ民族なんだからしゃーないね
それはないでしょ
釣り広告に文句を言ったら削除とかなんて器量の小さい
原文のPDFを読め
ミリオタは公的機関公式の公開情報に忠実であるべきだ
あなたの主義主張にとやかく言うつもりはありませんが、削除したコメントの冒頭4文字は不要な表現です。
文句を言いたければ言えばいいですが、ここでは主義主張と無関係に攻撃的な表現は規制や削除の対象になります。
それが不満なら規制されない他所の空間で
御自身に原因があるとは思われないタイプの方でしょうか?
人の器量を云々できる書き込みではなかったと思えますが
P-1の低稼働率問題はキヨのデタラメダーー
ではなく事実だったという事でイライラする気持ちは分かりますがねw
しかしまあ保守論客の逆張り事例がまーた一つ増えてしまった
場に合わせる気がない奴は場から去るべきだ
具体的な部分は会計検査院任せとは言え、清谷の指摘通りの内容でツラい。
だから原文のPDFを読んでから書き込みしような
保守とかのくだらないレッテル要らないから
俺そもそも中華も米帝も露も嫌いじゃないんで
なお補修パーツに予算をつけるのも財務省である。
マッチポンプって知ってるかー案件だな
マッチポンプとは?
もしや会計検査院が財務省の外局か何かと勘違いしてらっしゃる?
欠陥機のエンジン設計を、わざわざ財務省がやらないですよ。
むしろ逆で、防衛省に自浄作用がなくて、会計監査院にここまで言われるのは恥ずかしい話しなわけです。
ありゃーとうとう噂じゃ済まなくなっちゃいましたか
これに便乗して国産叩きしてる奴が多いけど、P-1が欠陥機ということじゃなくて普通に交換部品の不足とメンテナンスの不備が原因と読めるのだが。
「整備部隊の作業負担が大きい」メンテナンスを要するのでは困りますね。
恐らくですが、純水洗浄は一度エンジンをバラしてからでないとできないのではないでしょうか。
それを海上を飛行する度に1機当たり4基のエンジンに対して行っていたのでは現場は大変だろうと思います。
そもそも洋上で使う四発といういかにもエンジンの稼働率が足を引っ張りそうな機種に対して換装用のエンジンを何本用意していたのかという資料は見られるのですかね。
よくどこそこの国が戦闘機ン十機買ってエンジン何本を含む価格なんて記述を見かけますから、存在はしているのでしょうけど。
でもっていくら換装用のエンジンがあっても修理に下ろしたブツの交換部品が来なけりゃ、早晩共食いになるわけで。
せめてボルト六本外せばエンジンが外せる構造にでもなっていればねえ。
エンジンから自前して作った国産哨戒機なので色々と問題がでてくるのはしょうがないのかなと
問題点が見えてきたのであればそこを手当てして次に繋げてほしいというそれだけですね
P-1全廃でP-8買えば万事解決ってあの総理なら言いそう
そっちの方が現場の負担が少なくなるなら良いのでは。導入国でもP8の不満はあまり聞かないし。
P8は(深刻なトラブルが無かった)やや旧式のB737がベースなので、予備部品など維持費を考えれば長期運用でP1より安くなるはず。
P-8もP-8で問題出てるのでそれはどうかと。
海上を飛ぶ以上腐食は避けて通れない問題ですが、P-8運用国はちゃんと部品を用意して整備していたから問題報告が目立たないだけかと。
そもそもP-8もアメリカ会計検査院(GAO)の報告書の中で「予期せぬ部品交換と部品の信頼性問題について対処中」と報告されているので、P-1の代替としてP-8を導入しても問題は解決しないでしょ。
というか、今回発表された会計検査院の報告書を読むと、既に各種不具合を対策済みまたは対策が進行中だし、2020年度以降に契約された36~61号機は運用状況を反映したうえにセンサ一なども新型にした能力向上型になるし、35号機以前(今回不具合を報告された対象の機体)も能力向上改修するから、時間と共に改善するだろうよ。
P-8も哨戒機としてはかなり問題あるし結局日本の使い方からするとP-1買ってもP-8買ってもどっちにしろ詰んでた
まだ改善案があるだけP-1のほうがマシか
イラン攻撃の成果をリークしたのと同じ
公にしても日本にとって得にならないのに、なぜこういうことを伏せないんだろうか?(裏で直せばいいはず)
会計監査院のお仕事は税金が適正に使われてるかチェックして「国民に公開すること」ですからね
「裏で直せばいいはず」が出来てないから公開されてしまうわけでしょう
それでも具体的な稼働率や装備名は伏せられてるわけですし
会計監査院に指摘されましたから対応せざるを得ないんですの文言で予算が取りやすいまであるから
悪いことばかりじゃないんだよ
伏せていると自浄作用が働かないから。
オープンにして周りから叩かれた方が結果的には良くなる。
企業は設計が悪い
自衛隊は運用が悪い
清文は日頃の行いが悪い
ろくに予算つけないんだからこうなるわな
どちらかというと現場猫さんみたいなご意見w
・哨戒機本体の予算は確保
・補修用の部品やメンテナンス体制整備のための予算は不十分
防衛装備品でよくあるパターンでは?
車の通常コンディションとシビアコンディションの違いの様な話ですね‥都市部での一般使用はシビアコンディションなのを知らずに通常コンディションでメンテナンス依頼して失敗するパターンの様な気がするのですが・・
この指摘でいい点があるとすれば、今後補用部品の調達で文句付けられる事はなくなる事ですかね
補用部品を多めに保有しようとすると無駄だから削れと言われることはもう無くなるんだ…(´Д⊂ヽ
本当に?
正直P1丸ごと用廃になる未来しか見えない
良くてOH-1の二の舞いか
流石にそれは極端かなーと
ここまで配備が進んで運用中である以上、今更P-8に変更するよりP-1を改善して運用の方が戦力維持としては良いだと思います
大丈夫?石破が首相だよ?
だから清谷さんの言う通り、P3Cの改良アップデートにしとけば良かったんだよ。
メーカーや自衛隊側もP-1ねじ込みたくて安い事言ったのは悪いけど、
現場にしわ寄せが行ってんなら何とか手を打てよと思う、頭下げて予算貰うなりね
一部界隈の自衛隊機の稼働率は世界最高レベルって話は本当に実態なのだろうかね?
哨戒機と戦闘機ではまた毛並みが違って来るけど、陸自の将校乗せて落ちた
ブラックホークも事故の後、実は稼働率低かったみたいな話出ていたし
下手すると自衛隊が保有してる航空機は軒並み稼働率低い可能性すらあるのでは?
近年老朽化と部品入手性の悪化でF-15J、F-2の稼働率が下がってるという話もありますし、P-1は今回の記事で清谷の記事が裏付けられた形に、C-2も共食い整備をしていると防衛省が公表してますし
F-35は米軍でさえMC率5割という事で、日本の場合それ以下という可能性すらあります
防衛省に、自浄作用がないわけですから、仰る通り稼働率は低いと考えるべきですね。
元空幕長が、那覇基地(那覇空港)に負担がかかりすぎて、今まで通りの対中国スクランブルは続けられないという趣旨を番組で言っています。
F-35移行計画を前提に、退役する計画でしたから部品調達は減らしているでしょうし、残った機体もスクランブルでドンドン消耗していると見るべきでしょう。
スクランブルによる訓練中止が繰り返されているため、パイロットの練度も下がっていくとの御指摘も印象的でした。
流石に、会計検査院が言っているのだからグウの音も出ないほど正しいんだろう。
最新の国産機ですらこの惨状なのだから、他の航空機やヘリコプターについても推して図るべきでしょう。
実は、自衛隊は実戦能力が無茶苦茶低いんじゃないのかな?
今回公表された会計検査院の報告書「国内開発された固定翼哨戒機(P-1)の運用等の状況について」に基づき、P-1哨戒機が抱える不具合と、それに対する現在の対処状況をまとめてみました。
哨戒機P-1の不具合と対処状況のまとめ(会計検査院報告書より)
会計検査院の報告によると、海上自衛隊の最新鋭哨戒機P-1は、主に以下の3つの領域で不具合を抱えており、航空機の稼働率(可動率)が低迷する要因となっています。
1. F7-10エンジン:塩分による「腐食問題」
不具合の内容
海上を低空で飛行する任務の特性上、エンジンが塩分を含んだ空気を吸い込むことで内部の部品が腐食し、性能が低下する問題が継続的に発生しています。
対処状況
腐食の進行を遅らせるため、定期的な「純水洗浄」を実施しています。また、根本的な対策として、腐食に強い素材への部品交換を進めていますが、全機への改修完了にはまだ時間がかかる見込みです。
2. 搭載機器・武器:開発段階での「検討不足」に起因する問題
不具合の内容
情報収集機器:振動による損傷や騒音、水の浸入といった不具合が発生。
武器システム:一部のミサイルや魚雷について、機体との接続(連接)が物理的にできない(部品の長さ不足など)、または電気信号の不具合で作動しない問題が発生しました。
飛行制御システム:内部に火山灰などの地殻性物質(異物)が入り込み、故障する不具合が発生。
対処状況
これらの不具合の多くは、ソフトウェアの改修、部品交換、異物侵入を防ぐフィルタの設置といった対策によって、現在は対処済みまたは対策が進められています。
しかし報告書では、これらの問題の多くが、開発段階での試験や、過去の航空機(P-3C)運用で得られた知見の活用が不十分だったことに起因すると指摘しています。
3. 交換部品:慢性的な「部品不足」
不具合の内容
故障時に必要な交換部品が慢性的に不足しており、修理が滞る一因となっています。
原因
部品の発注から納品までの期間(調達リードタイム)が、半導体不足や国際情勢の変化により長期化している。
緊急で部品が必要になっても、製造体制の制約などからすぐに対応できない。
多数の企業が関わるサプライチェーン全体の製造状況を、防衛省が十分に把握できていない。
対処状況
抜本的な解決には至っておらず、安定した部品供給体制の構築が大きな課題となっています。
結論
会計検査院は、P-1の安定的な運用(可動率の向上)のため、防衛省に対し、以下の点を求めています。
開発段階:過去の教訓や知見を最大限に活用し、より厳格な試験を実施すること。
運用・維持段階:部品の調達方法を効率化し、サプライチェーン全体で安定した供給体制を構築すること。
会計検査院が問題視しているのは現状が「P-1の安定的な運用(可動率の向上)」を満足していないことに尽きるんですよね。その原因について分析・考察を加え具体的に指摘しているわけで、防衛省にはそれらの改善を強く求めているわけです。
ここで問題にしたいのは、この会計検査院の指摘を受け防衛省側から「現状の運用状況には現在の可動率でも問題は無い」という趣旨の発言があったと報じられていることで、裏事情はあるかもですが積極的改善の意思が認められず、事実ならば由々しきことだと思います。
これみると次期戦闘機が共同開発になったのはむしろ良かったのかもな
このリスク評価の甘さで単独開発していたら問題多発してただろ、官側のチェック機能が麻痺してるやん
開発段階で不具合があるのは当然のことだろうけど、製造側のことを鵜呑みにしたり
既存品だからって要求性能の作動試験すらしないってヤバい
ぶっちゃけ共同開発国は、口だけで文句言う立ち位置でいてくれるだけでも有用なのかもしれない。
改良すれば済む話ですね。
ここで諦めちゃったら、中国や韓国に劣る。
これって海自的にはバレたくなかったのか、寝転がったのかどちらなんですかね?わりと会計検査院利用して予算要求や法改正、運用の変更に繋げる向きもあるので軍ヲタ目線での推測をうかがいたいです。
外部組織からここまで叩かれたら責任問題になって関係者たちの出世コースが消えて良くて窓際、下手すりゃ辞職になるから、普通に考えれば「バレたくなかった」し隠蔽できるなら自分達が定年迎えるまで隠蔽したかったでしょうよ
自衛隊というか官僚組織に夢を見てはいけません。そんなもんですよ
夢を見るというか自分自身、中の立場で予算要求に絡めた経験あるので聞いた次第です。
F7-10エンジンの舶用化に向けた技術検討1(済).2(済).3(公募中)が行われていたり、JAXAがF7-10エンジン購入して、新技術実証実験に使用したりしているので、JAXA辺りに耐久性指摘されたりして、船舶用発電機に使用する予定なら、思い切って改良させてしまえ!!とかかも?ついでに、派閥ほにゃらら??
なるほど。
専門的なことは分かりませんが報告書見る限り、国損(返納)とされたわけではなさそうなので出世への影響はなさそうですし何とかいい方向に活用してほしいですね。
日本の開発した兵器って一切アップデートしないよね。
戦車、小銃、戦闘機、装甲車・・
発覚した不具合や不便性を放置して、運用する兵士に不便性に適応しろと言う。
兵士の声を聴いて改良アップデートなど一切せずにそのまま最後まで使い続ける
最後まで時代遅れで使いにくいものを隊員に押し付ける。
そして国産兵器は信用を失い海外から購入と言う流れになる
T-72を改良し続けてるロシアみたいに73式を使い続けろ言われたら90式や10式を導入した現実の方が良かったんじゃないのと思います
それに最近は戦闘機でも船でも小銃でもこちょこちょ手を入れてる印象の方が多いですよ
あっすんません74式でした
基本的にそれはないかと
90式と74式には主装甲が圧延鋼板、複合装甲で明確な差があります。
T72系は色々ありますが改修対象となりえる型の世代差があり複合装甲型と均質圧延装甲型では厳密にアップデートを区別してるように見えます。74式の命中率を90式に上げてたところで、被弾立は大同小異能と考えられるため、単純に戦車兵の生存率を語るのであればより世代の新しいほうが高いと思われるのは通常の思考かと。
重大な防御状の欠点が暴露周知されていればまあ違うのかもしれませんが。
人命の観点から言えば世代が新しい方がより防御が強固というのはしぜんかと。
これとて、設計思想が人命>機材の観点であるという全体が守られているとという思想が履行されている前提が守られているといる推論が成立してるわけなので…
ぶっちゃけ何をして一切アップデートして無いって話なのかなんですけどね。
すごく劇的に変る事がないだけで10式とかだって個々のパーツがロットごとに変更されていたり古い74式ですら部隊レベルで小改良みたいなのはされてるんですけどね。
89式だって切換レバー変更したり、その結果銃床まで変更版に代える必要になったり各種アクセサリを付けられるようになったりとかしている訳だし。87式偵察警戒車の変更点はあるけどWikiには書いてなかったし、アレをアップデートと言って良いのかもあるからどうでもいいか。
イラク派遣時のように96式装輪装甲車(II型)みたいなのも出てくるから正式採用された仕様が最後まで続く事は無いと思うし一切と言うのは言い過ぎな感はある。
昔は〇〇式というふうに制式として採用されると、その採用当時の設計とか素材を使わないといけない、使わないと制式装備ではないと財務省から文句が来るというアホみたいな状況だったので、
メーカーの技術そのものは高まっているのに古い設計だから余計なコストと性能の相対的低下を起こす>単価が上がるから調達数も減る>わざわざ古い設計、素材を使わないといけないからメーカーの負担が増える。場合によってはその素材、設計から撤退する>数が減って整備にも困る
という意味わからん状況が起きてたそうで。
最近は16式がC〇とか付いているようにそこらへんは緩和されてる模様
というかそれこそ今調達してるP-1は能力向上型だしな…
水での洗浄はUS-2の任務後に専用装置でと言うのはあるけど、エンジンの純水洗浄とか流石にどうなのって感じはする。車の純水洗浄は不純物による個人的には軽微と思うデメリット回避レベルの話ではあるし、純水装置だって高額な物を一度導入すれば終わりな訳でも無く定期的なフィルタ交換が必要でランニングコストも嵩む。そもそも外で使用する軍用パーツに対して純水で洗いましょうってすごく笑える話で何を作っているのか疑問に思えてくる。
エンジンを洗える状態にする人月工数からすれば純水装置のコストなど微々たるものでは。
笑うのは勝手ですが、ジェットエンジンの純水洗浄は米海軍だけでなく海兵隊や米空軍、民間機でも行われている実績と効果を伴った手法です。
実績と効果がある手法に対して防衛装備庁が「整備部隊の作業負担が大きい」と難色を示したのは何故でしょうか?
私はIHIの提案した純水洗浄の頻度なり手順なりが相当イレギュラーで整備部隊にとって負担が大きいものではなかったかと想像します。
米軍の場合実際に作業にあたるのは隊員でなく外部の民間業者が請け負っているようなので、よっぽどの効果がない限り内製では手間やコストが見合わないのでしょう。
ジェットエンジンの純水洗浄ってエンジン下ろさずにできるんですか?
実作業がイメージできていないのですけど。
車だと表面塗装の水染みがキレイに抜けるとかよく見かけるんですけど。
eco power engine washで検索
ある企業固有のサービス名ですが他社のサービスでも似たような光景です。
画像は見つからないですが豪空軍のP-8では採用されているもよう。
もんさんの紹介してくれたエンジン洗浄業者のサイトを見ると、我が社は従来にはなかった独自のノウハウを開発して、1基30分以内でエンジンコアまでしっかり洗浄できるとアピールしています。
つまりそんなノウハウを持たない海上自衛隊の整備部隊が業者並みの仕上がりで洗浄するにはエンジンを分解してから洗浄する必要があると読めます。
面白いものを見つけました。
IHIの防衛事業のトップが、P-1のエンジンの開発に携わっていた時のことを話しています。
さも「開発時は苦労したがなんとか改良を重ねて今はしっかり飛んでいる」と美談風に言ってますが(笑)
リンク
>>なかなかお客さんの要求に達することができなくて。「本当に、IHIに任せて大丈夫?」って、真剣に心配されることもありました。その度に上司と一緒に、お客さんのところに出向いては「大丈夫です」と、丁寧に説明してまわりました。
「言いくるめて回った」の間違いでは…
自分たちが傑作だと信じて疑わなかったP-1が、とんでもない失敗作だと判明して右往左往しているネット元帥たち
まるでMRJを見ているようだ