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小泉防衛相、自衛隊を無人装備品を駆使する世界一の組織に変革する

小泉進次郎防衛相は19日の省内会合で「自衛隊を無人装備品を駆使する世界一の組織に変革すると述べた」と、27日に国産無人機の大量調達の方策について「企業の予見性が高くなることを考え、政策を具体的に練り上げなければいけないと述べた」と報じられている。

参考:自衛隊の無人機使用「世界一に」 小泉防衛相
参考:小泉防衛相、国産無人機の調達へ「企業の予見性高める政策練る」

日本にはドローンビジネスを立ち上げて挑戦していく既存企業やスタートアップ企業、こうしたビジネスに資金を供給する投資家が欠けている

大量の無人機を活用するウクライナとロシアの戦いは「ドローン戦争」と呼ばれて注目を集めており、時事通信は13日「防衛省はドローン数千機を活用した沿岸防衛体制シールドの構築を目指している」「シールドは敵艦艇の迎撃や情報収集、レーダーサイト防衛などを担う10種類以上のドローンを組み合わせ、侵攻を試みる敵を多層的に食い止める構想」「同省は2026年度予算案に約1,000億円を計上して27年度中の実現を目指す」と報じた。

出典:防衛省・自衛隊

“ウクライナや中東などでの紛争で大量投入されたドローンは戦争の在り方を変えたとされ、ある防衛省幹部は「従来型の戦い方では置いていかれる」と危機感をあらわにした。ただ戦力化には課題も多い。ドローンが使用する電波の周波数帯調整や訓練場所の確保、さらに陸自は昨年3月末時点で約1,200機のドローンを保有しているが、シールドでの大量導入を見据え、さまざまな機種を操縦できる人材の養成も急務だ”

無人機やドローンと一口に言っても、MQ-28Aのような有人戦闘機に随伴してセンサーや弾薬携行能力を拡張する無人戦闘機、MQ-9Aリーパーのような武装可能なUACV、スキャンイーグルのような戦術偵察無人機、Shahed-136のような自爆型無人機、ランセットのような徘徊型弾薬、DJI製Mavicのような偵察に使える商用ドローン、ウクライナ軍とロシア軍が多用する無線・光ファイバー制御のFPVドローン、自爆型無人機を阻止する迎撃ドローン、手のひらサイズのマイクロドローン、実用化が始まった大小様々な無人潜水艦や無人水上艦艇、まだ本格的な実用化に至っていない各種無人車両などがある。

出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class William Rio Rosado

これらの無人戦力の活用や有効性はシリア内戦、リビア内戦、アフガニスタン紛争、ナゴルノ・カラバフ戦争で実証され、多くの国はウクライナ侵攻以前から無人戦力の導入を進めており、太平洋地域に限定して見ても豪国防省は2021年10月「豪陸軍は1,000機以上の無人機(RQ-7B、RQ-12A、PD-100など)を運用している」と言及し、この数字は空軍や海軍で運用している無人機は含まれておらず、フィリピン陸軍も2022年1月時点でイスラエル製の小型無人機トール×1,000機、スカイラーク×数十機、スカイラークIII×数十機、ヘルメス450×4機、国産のラプター、ナイトファルコンを運用していた。

韓国陸軍は2022年1月時点でイスラエル製のサーチャーII、ヘロン、国産のRQ-101、RemoEyeシリーズなどを運用していたが、2019年に第4次産業革命技術(ロボット工学、人工知能、IoT、仮想現実、拡張現実、複合現実など)を取り入れて戦闘効率や生存性を高める戦闘システム=Army TIGER 4.0の開発に着手し、2021年9月にはArmy TIGER 4.0のフィールドテストを報道関係者に公開して大きな注目を集めたことがある。

このフィールドテストを改めて見ると「やっていることはウクライナで繰り広げられているドローン戦争の先取りどり」で、2022年6月には第25歩兵師団の第70歩兵旅団をArmy TIGER実証旅団に指定し、従来構成の部隊に対し「圧倒的な戦闘能力をもつ」と評価が公表された。

韓国陸軍は計5回の戦闘実験で「Army TIGERが実装された部隊は認識力、戦闘勝率、生存性で従来構成の部隊を圧倒する」と実証されたため、Army TIGERの実装は旅団から師団に規模が拡大され、ウクライナでの教訓に基づいて「ドローン戦士50万人養成計画(入隊した全兵士にFPVドローンの扱い方を習得させるという意味)」も推進中で、国産化されたFPVドローンを5年間で5万機調達して訓練環境を整備し、第36歩兵師団をドローン・対ドローン実証部隊に指定している。

従来構成の部隊とArmy TIGER実証旅団の戦闘能力
従来構成Army TIGER
隠れた敵の認識力(認識数/識別率)11件/25%47件/95%
火力支援の効率(排除した敵兵士数)165人344人
1対1の戦闘における勝率20.1%76.0%
小隊単位の生存率20.4%79.6%
1対1の夜間戦闘における勝率0.8%74.5%
小隊単位の夜間戦闘における生存率1.3%98.7%

陸自が2025年3月時点でドローンを約1,200機しかもっていないのは「いかにドローン導入の取り組みが遅れているか」「ドローン運用の基盤となる人材が少ないか」を物語っており、どうしてドローン導入がここまで遅れたのかは謎だが、個人的に自衛隊は確立された戦術やシステムを研鑽したり改良するのは得意でも「新しい技術を試して取り入れる」「イノベーションを恐れない」「自ら道を切り開く」が苦手で、防衛省幹部が「従来型の戦い方では置いていかれる」と感じたのは、戦場の優位性がソフトウェアによって決定づけられるようになり「ハードウェア中心の考え方では新しい戦術や技術に置いていかれる」という意味だ。

日本メディアは「どの国のドローンを購入した」「そのドローンは戦場で活躍したのか」にしか注目しないが、ドローン戦争において最も重要なのは「高性能なドローン」ではなく「信じられないスピードで変化する脅威や対抗技術への適応力」で、ハードウェア中心の考え方では脅威や対抗技術への適応力が信じられないほど遅く、各国の国防当局者や軍事アナリストの間では「現在の戦争は進化する敵の対抗手段に適応したドローンをいかに短時間で届けられるかを競う戦い」と考えている。

出典:Shield AI

Shield AIは三菱重工業の無人機開発に関連して日本でも少しは知られるようになったが、ウクライナに24時間体制で活動するチームを派遣しており、2024年8月にロシア軍のGPS攻撃でミサイルが目標を外すようになると問題をすぐに米国のチームに報告、ソフトウェア技術者が徹夜でこの問題を解決し、翌日には米国の射撃場でテストを行い新しいソフトウェアを実装して24時間以内で能力を回復させ、Shield AIのツェン社長は戦場の優位性がソフトウェアで定義されるようになった現実を以下のように述べた。

“ロシア人は問題に近い場所で行動する。そうすることで問題を早く特定して迅速な変更を行えるからだ。これが現代戦のスピードで重要な役割を果たすには問題のすぐ側にいなければならない。こうした深く継続的な関与を標準化することでドローンのプログラム修正にかかる時間を劇的に短縮できる。ハードウェアの問題修正なら数年を数ヶ月に、ソフトウェアの問題ならもっと短時間で対応できる。目標は24時間以内に問題を解決することだ”

出典:防衛省・自衛隊

西側諸国では「この手の体験談や現場の訴え」は腐るほど紹介されて過ぎて目新しくなくなり、多くの国でドローンのオペレーションと開発を一体化させる取り組みが具体的に始まっているが、ソフトウェア定義型のアプローチはドローンだけでなく従来兵器の再発明にも影響を及ぼし、防衛省幹部が抱いている危機感は相当なものだろう。

小泉進次郎防衛相は国家安全保障戦略など安保関連3文書の前倒し改定に向けた19日の省内会合で「自衛隊を無人装備品を駆使する世界一の組織に変革すると述べた」と、27日に国産無人機の大量調達の方策について「企業の予見性が高くなることを考え、政策を具体的に練り上げなければいけない=自衛隊の調達の見通しがないと企業は製造(2024年の国内ドローン生産量は約1,000機)に乗り出せない」と報じられているが、作戦・戦術レベルの無人機導入や活用が周回遅れも甚だしいのに「どうやって無人装備品を世界一駆使する組織に変革するつもりなのか?」とツッコミたくなる。

出典:Boeing MQ-28

Aviation Weekは2024年12月「今後10年間の有人戦闘機に対する需要は630億ドルで、急成長を遂げる軍用無人機分野も270億ドル」と見積もっていたが、今では軍用無人機市場の年平均成長率が今後10年間6.0%後半から7.0%台で推移(2034年の市場規模は300億ドルを突破)すると予測されており、商業分野を含めた無人機分野の市場規模は2025年に推定445.4億ドル=約7.1兆円、2026年には推定526.5億ドル=約8.4兆円、2035年には推定2,099億ドル=約33兆円まで成長する予測されており、もう軍用市場も商業市場も民間投資が成長を主導している格好だ。

2025年までの軍用無人機分野ではShahed-136のような自爆型無人機、ランセットのような徘徊型弾薬、無線・光ファイバー制御のFPVドローンが次々登場していたが、ウクライナ軍は2025年後半に迎撃ドローンの本格運用を開始し、代表的な迎撃ドローンのSTINGとP1-SUNだけで5,000機以上のドローン(Geran-2、ジェットエンジン搭載のGeran-3、空対空ミサイルを搭載したバージョンの初撃墜などを含む)を撃墜して注目を集め、2025年末頃からウクライナ製以外の迎撃ドローンが次々と市場に登場している。

出典:U.S. Army photo by Sgt. Luis Garcia, 52d ADA Bde

米陸軍も元Google CEOのエリック・シュミット氏が設立したProject Eagle製のサーベイヤー迎撃ドローンを万単位で調達している可能性が高く、フランスでもスタートアップ企業のAsterodynが開発した迎撃ドローン=AST78が装備総局の目にとまって契約を獲得し、Asterodynは今月25日「すでにAST78はフランス軍に供給されている」と明かしている。

ドイツのQuantum Systemsもジェットエンジン搭載のGeran-5(巡航速度600km/h)を阻止するためストリラ迎撃ドローンを開発し、今月23日にウクライナ軍から1.5万機の受注を獲得している。3月だけでもラインメタルがRV-005迎撃ドローンを、スイスのデスティヌスがShield AIのHivemindを採用したホーネット迎撃ドローンを、ポーランドを拠点とするウクライナのスタートアップ企業=OSIRIS AIも米投資家から資金調達に成功してUEB-1迎撃ドローンを発表し、明確な特定国家による調達計画なしに迎撃ドローンへの投資を進めており、このあたりが日本と海外の認識の差なのだろう。

脱DJIを進める西側諸国の無人機市場には絶対的な王者が不在で、この分野の基盤技術は軍事技術ではなくデュアルユース技術が主導しており、自衛隊調達が確約されないと投資に踏み切れない日本ドローン産業の限界(自衛隊需要に限定した小規模のビジネス)を感じさせる。

日本にはドローンの構成部品を製造する技術があっても、軍用もしくは商用ドローンビジネスを立ち上げて挑戦していく既存企業やスタートアップ企業、こうしたビジネスに資金を供給する投資家が欠けているため、ドローン産業が育ちにくく、ハードウェア中心からソフトウェア中心への移行も早そうには見えないので「自衛隊を世界一、無人装備品を駆使する組織に変革する道のり」は険しいものになるだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:防衛省・自衛隊

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コメント

  • コメント (46)

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    • 幽霊
    • 2026年 3月 30日

    現状自衛隊は無人兵器導入より隊員の給料や福利厚生の強化を優先するべきでは?と個人的には思いますけどね
    いくら無人機を導入してもそれを運用する人員がいなければ宝の持ち腐れですし。

    14
      • スタンドオフ
      • 2026年 3月 30日

      歩兵の交戦距離を百メートルから数十キロに拡張出来るのであれば今と同じ規模の人員はいらず、人員削減によって浮いた人件費を福利厚生の充実に回せます
      上げてから切るより切ってから上げましょう

      3
      • kame
      • 2026年 3月 30日

       三日前に朝日新聞が報道してましたが、逆に自衛隊員の定数を減らすらしいですよ。『年内の安全保障関連3文書の改定で、現在約24万7千人の定員を削減する方向で検討している』との事です。自動化を進めるから人員圧縮も可能、という理屈らしいです。確かに日本のみの防衛という観点で考えれば占領のための人員も不要なので理屈としては通ると思いますが、仰っているような運用する人員の割り振りをどうするつもりなのかは甚だ疑問でありました。
       職場に、自衛隊内のドローン要員として配属が決まったという知り合いがいる方と話す機会があり、まあ、着々と進めてはいるんでしょうがどうなっていくのか気になりますね。

      7
        • ネコ歩き
        • 2026年 4月 01日

        自衛隊員定数削減も「自衛隊を無人装備品を駆使する世界一の組織に変革する」も改定安全保障三文書の具体的骨子ですよ。つまり向こう5~10年間での達成を目的とする組織改革/意識改革がベースにあると捉えるべきかと。
        それが実現可能で時流に即した適切なものかは、改定三文書の公表を待って考察・判断するのが吉なのでは。

        2
      • 特盛
      • 2026年 3月 31日

      それも必要なことですが、無人機がないといかに不利かはArmy TIGER実証試験などで証明されているので後回しにはできないですね。
      無人機を導入したら人員の節約も可能です。

      3
    • 中村
    • 2026年 3月 30日

     戦訓が出揃ってから始めた方が間違える確立は低くなります。殆どの国がウクライナ戦争初期の戦訓に従って在来型砲兵の増強に走ってますけど、現在は死傷者の7割がドローンによるモノじゃ無かったでしたっけ?

     そりゃまぁ、一昨年の戦訓に基づいて昨年度の予算で今年契約なんですから必ずそうなります。そろそろ自立型のドローンが出てくる頃合いだと思いますから、来年は色々と潮目が変わるのでは?

    6
      • バーナーキング
      • 2026年 3月 30日

      「戦訓が出揃う」≒「対策が講じられる」≒「潮目が変わる」は相関してるので戦訓が出揃ってから動いてたら常に手遅れになるかと。

      27
        • 中村
        • 2026年 3月 30日

         早い話がそう言う事です。前の戦争の準備は必ず間違ってますが、先読みが常に当たるなら苦労はしません。

         無人戦闘機が普及した状況下での滞空型無人機の生存性とか考えて見る必要が有ります。

         来年の今頃は全く違う光景を見せられてるかも知れない。まぁ、見てる分には面白いんですけどね。

        4
          • バーナーキング
          • 2026年 3月 30日

          今回の「世界一無人機アセットを活用する組織に」という発言の後ろには

          >スタートアップや最新技術を迅速に活用するため、最初から
          100%の性能を求める完璧主義をやめ、とにかくまず部隊で使ってみるというマインドに変革することも重要です

          と言った発言も付いてるんですよ。
          まあ「言うは易し」ではありますが。

          14
    • バーナーキング
    • 2026年 3月 30日

    とりあえず今すぐMQ-28Aを数機、試験導入するのはwin-winだと思うんだけどな。
    遅れれば遅れるほど互いの旨みが薄れるので、今回の訪豪で予想される新FFMの契約と一緒に決めてきてくれ。

    13
    • 寒い
    • 2026年 3月 30日

    そうは言っても、防衛産業への投資を政権が代わっても国是として続けられる状態にならないと民間の継続投資は難しいですし、誰かが旗を振らなければ先に進めない訳で、小泉防衛大臣には今後も覚醒し続けて欲しいです。

    25
    • YF
    • 2026年 3月 30日

    平和憲法下の自衛隊は抑止力向上の為正面装備(戦車、戦闘機、護衛艦、潜水艦)を重視してきたので、抑止力に反映されないこの手の装備の導入が遅れるのはある意味仕方がない事だと思います。(普通科隊員の個人装備は西側各国に
    比べて貧弱って言われてますからね。)
    日本は戦況としてウクライナよりイランから攻撃を受けてる湾岸諸国に近いと思うので、戦訓をいかして日本に合ったドローン、対ドローン対策をやっていって欲しいですね。
    また定員割れが常態化してる自衛隊で特に陸と海については無人化、省人化技術の発展を期待したいです。

    12
    • general
    • 2026年 3月 30日

    待遇改善と綱紀粛正、右派セクトの解体を先にした方がいいんじゃないですかね

    20
      • kitty
      • 2026年 3月 31日

      中国大使館に凸った自衛隊員ですかw?>右派セクト

      5
    • SB
    • 2026年 3月 30日

    どっちかというと電波法と航空法関係だと思うんだよね
    言うだけならタダかもしれないけど、岸田政権あたりから始まったスタンドオフ攻撃の拡充を見ると割りと期待出来るんじゃないかとは思ってる

    32
      • kitty
      • 2026年 4月 01日

      Appleの新型ヘッドホンの新機能が、日本だけ、電波法(屋外での5GHz帯使用制限)でナーフされている始末。>電波法

    • 白髪鬼
    • 2026年 3月 30日

    まずは表向きは協力姿勢を示しながら、許認可権という電波利権を手放さない総務省と、無人航空機や船舶の導入や運用の敷居を上げる国土交通省の改革が優先事項でしょうね。

    ドローンベンチャーが出にくいのは、許認可権を握る両省の意向次第でビジネスが左右される環境にも原因がある思います。防衛省の序列を、財務、外務の次として両省より上位とするぐらいして、それぞれの許認可政策に対して影響力を行使出来ない様にしないと、掛け声だけでは実現できないでしょう。

    37
    • もへもへ
    • 2026年 3月 30日

    よく左派の社会学者あたりが、欧米と比べて日本の民族的・社会的劣等生を主張してましたけど、AI・DX・ドローンとあらゆる分野で周回遅れなあたりに組織というより日本人自体に問題があるんでしょうね。

    抜本的改革にためにはやはり、中堅以上のほぼすべてを欧米人などの外国人にするくらいしなければならないのではないでしょうか。
    ここで下手に自称外国に詳しい出羽守みたいなただの外国人の劣化版を重宝してはいけないと思う。

    5
      • リンゴ
      • 2026年 3月 31日

      本場の人の考えやスキル・ノウハウが欲しいのであって、ワナビーの受け売りなんか必要ないからな……

      2
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2026年 3月 30日

    ドローンの民間利用が規制ガチガチ過ぎて、とてもでは無いですがデュアルユースで市場を確保なんて言ってられないのが困りもの
    こんなんでは民間の投資家・スタートアップがでてくるはずがない

    40
      • n
      • 2026年 3月 30日

      ドローン黎明期に規制に舵を切ったところがまさに日本の分岐点でしたね。
      あれで自国のドローン産業が育たなくなる未来は確定してしまいました。

      26
    • pow
    • 2026年 3月 30日

    ベンチャー企業が攻撃用小型ドローンの開発はできるかと思います。
    ですが中国製部品を使わず又火薬を用いた実証実験が厳しい法律に引っかかって無理とも聞きますのでその辺りがクリアできると良いですね。

    14
    • たむごん
    • 2026年 3月 30日

    日本世論のハレーション、ドローンに対して凄まじかったですからね…。

    規制だけが先行して、新規産業を雁字搦めにすれば、企業は育ちにくいわけで。
    横須賀の護衛艦いずも、ドローン撮影が堂々とされてましたが、あれから警備体制は改善できたの?と思うわけですよ。

    包丁使った事件があったときに、『包丁が悪い』みたいな風潮を止めて、もうちょっと生産的に考えたいものですね(日本の特性として難しいのでしょうかね…)。

    30
    • メラィフス星人
    • 2026年 3月 30日

    んまぁ当事者の防衛省がなんとかするやろ、それするのが仕事だし、外野が勝手に諦めムードかまそうが関係ないわな

    14
    • せい
    • 2026年 3月 30日

    ソフトを作れる人間や環境作りも大切だけど、素材も重要
    原油が入らないとプラスチックも作れないんだから、日本の豊富な資源である木材ベースのドローンや、木材加工の技術開発も進めないといけない

    6
      • 58式素人
      • 2026年 3月 30日

      WW2英国でのデハビランドモスキートなどが参考になるのかしら。
      探してみると、バルサ材を芯・樺材を外板の合板のモノコック構造だそうな。
      これで約700km/h出せたのですから、この辺が本命かな、などと思います。
      JIS W 1101:2000 航空機用合板には、相当品はないみたいだけど。

      5
      • バーナーキング
      • 2026年 3月 31日

      木材じゃないけどAirKamuyの段ボールドローンがありますね。
      コスパや量産性では木材より良さそうに思えます。

      2
    • 名無
    • 2026年 3月 30日

    今話題のSAM不足はドローンが撃ち込まれてこそ、忘却の彼方になりつつある砲弾不足もドローンが目標情報を迅速に集めてこそ。
    サイバラのようにドローンが無いのは首が無いのと一緒の心意気で頑張って欲しい

    2
    • 黒丸
    • 2026年 3月 30日

    民間企業のレポートですが
    リンク
    ウクライナの現状での戦訓についてある程度まとまっているかと。

    2
    • リンゴ
    • 2026年 3月 30日

    >自衛隊は確立された戦術やシステムを研鑽したり改良するのは得意でも「新しい技術を試して取り入れる」「イノベーションを恐れない」「自ら道を切り開く」が苦手で、防衛省幹部が「従来型の戦い方では置いていかれる」と感じた
    これ、自衛隊だけの話かな……
    ドローンに関してはバカみたいな法律を制定して、保身に走ったからな
    ドローン操縦の資格に関してもそうで、机上より実際に練習したり個人で弄り回している奴の方が扱い上手いだろうし、そういうのを上手く産業へ取り込むシステムから作らないといけない
    責任?取るのが怖いのならその仕事辞めちまえと思う
    かなり過激な事言ったけど、本当にそう思う

    23
    • ふむ
    • 2026年 3月 30日

    アメリカの1/7、中国1/4の経済で世界一の組織ですか?
    アメリカの7倍、中国の4倍徴税するんですかね
    流石に言葉が軽すぎますわ
    世界一の防衛力持ちたいなら世界一の経済実現してから言って下さいな

    12
      • 名無し
      • 2026年 3月 30日

      ちょっと何言ってんのかわからない

      28
        • 名前を入力してください
        • 2026年 3月 30日

        結局はお金こそパワーってことですね
        何をするにも先立つものが必用、
        先立つものを用意するには経済規模を大きくする必要があります

        10
          • kitty
          • 2026年 3月 31日

          最近は、「電力イズ、パワー」になりつつある。
          そこで、中国の発電量が米国の二倍の事実…。

          7
      • 名無し
      • 2026年 3月 31日

      世界一のサービスを作ろうとしたら、「時価総額1位になってからやれ」と言われているようなもので
      意味がわからないです。

      別に経済規模が小さかろうが世界一位は成立しますけど
      ウクライナ見れば一目瞭然でしょう

      4
    • ななし
    • 2026年 3月 30日

    航空法と電波法が足引っ張ってるからでしょ
    空モノRC界隈が革新的発展を遂げてたタイミングにオウムがテロってBC兵器散布手段に使われるって規制ガチガチで緩和目処の立たない状態だったのがマルチコプター(所謂ドローンの典型)の革新的発展タイミングで更に規制ガチガチに強化したからホビーユースもそれ以外の民生ユースも需要喚起を潰す方向に社会の舵を切ったのだから関連産業が発展する訳ない

    28
    • ルイ16世
    • 2026年 3月 30日

    投資家の不足より投資家と企業を結びつける証券会社の投資信託が無い。いっそNISAに防衛・インフラ・食糧安全保障枠でも作り三菱に要請して新しくeMAXIS Slim日本防衛株式でも作って貰えば良いのでは?為替ヘッジのディフェンス枠として投資家としても有用だと思います。

    5
      • 名無し3
      • 2026年 3月 30日

      グローバルXが 防衛テック-日本株式 ETF ってのをもう出してるな
      まぁ発行済みの株を買ったところで企業に金が入る訳じゃないのだが

      4
    • T.T
    • 2026年 3月 30日

    まあ、石橋を叩いて渡らないと言われてるし?

    2
    • バーナーキング
    • 2026年 3月 30日

    >自衛隊は「世界で最も隊員の命を大切にする組織」でなければなりま
    せん。そのためにも、自衛隊を「世界一無人アセットを駆使する組織」
    に変革します。特に前線での徹底した無人化・自動化・省人化を、トッ
    プ・プライオリティで進めてください。

    とゆー話なので「そのためにも〜」の手段の部分を切り出してどうこう言うのはちょっと本質を見失う気がする。
    いやまあ「世界で最も」も何も「軍隊ではない自衛隊と比較可能な組織が世界に他にあるのか」とか「なら隊員の待遇をもっと改善しろ」とか色々思うところもあるけど。

    11
    • daishi
    • 2026年 3月 30日

    日本ではAndurilのような「防衛装備ベンチャー」が法律上立ち上げ可能なのか気になりました。
    構成部品は商用・軍事のデュアルユースであれば普通の製造ベンチャーとして立ち上げできますし、商用のドローン開発も一般的な法規制の範囲であれば不可能ではないと思います。

    一方で防衛装備として仕立てるには、管理人さんご指摘の通り自衛隊が所有する射場の利用など使う側・開発する側が一体となって仕組みづくりが必要となります。
    この辺りのスピード感がアメリカの防衛装備ベンチャーと比較して遅いのであれば、法律的な枠組みも含めて見直しが必要そうに見えました。

    3
      • ras
      • 2026年 3月 30日

      明確な法的規制は武器製造法や火薬類取締法とかで銃火器付きは経産省大臣認可だったはず。
      火器に該当しないドローンであれば製造自体に人が必要ないでしょうが、ほかの方も言ってる通り航空法電波法のせいで試験できる場がかなり限られるのが実態ですね。

      3
    • GCAP
    • 2026年 3月 31日

    このドローン戦争の時代というのは、日本の様な島嶼国の防衛優位に繋がるかもしれませんね
    低価格ドローンの継続的大量投入は、艦船で運んできた分しか投入できない上陸側よりも、陸上に生産拠点と兵站線のある島国側の方がずっと行い易い筈ですから
    中国等から日本まで渡海可能な長距離ドローンは高価な上撃墜リスクも高く、ドローン大量搭載の大型船で渡海すれば当然標的になりますし

    防衛用途の無人機に関心を見せている国内スタートアップは結構ありますが
    大量生産体制の構築はこれから踏み込もうといった段階の所も多いので、小泉氏の言う通り安心して投資できる様にしてあげるべきでしょうね

    8
    • 名無し
    • 2026年 3月 31日

    薬莢1つ無くしただけで大捜索する自衛隊にドローンは無理だろ
    ドローン1つ無くすたびに演習中止して大捜索する気か?

    4
    • uralT72
    • 2026年 4月 01日

    ケチつけなくてもいいじゃんと思う。やってみたら出来るかもよ?
    例えばの話、30年前に韓国がこれだけの武器輸出大国になるなんて誰も思わなかった。でも韓国は挑戦して達成した。
    日本のドローン大国は挑戦しても達成出来ないかもしれないけど、挑戦しなかったら絶対に達成できない。

    3
      • バーナーキング
      • 2026年 4月 02日

      そう思いますね。
      いやまあ「世界一に変革する!」は大言壮語かもしれませんが、別に選挙公約とかじゃない内輪の防衛力変革推進本部での発言なんだから多少盛ったって構わんでしょう。社内目標の「目指せゼロ災害」とかと一緒で達成できなかったからって何か問題になる訳でもない。

      3

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