Boeingや三菱重工業はDSEI JAPANで「F-15J改修機の納入スケジュール」について尋ねられると「防衛省か空自に聞いてほしい」と述べていたが、防衛省は「2027年度に予定していたF-15J改修機納入が遅れる」「2028年度にも間に合わないかもしれない」と通知されたらしい。
参考:敵基地攻撃用のF15改修、費用見積もり1兆円に 配備も遅れる公算
参考:F-15EX and Its Electronic Warfare Suite Both Face Supply Chain Issues: Watchdog
もう防衛省は「安全保障上の機密」でお茶を濁すのではなく「調達計画の現状」をきちんと説明すべき
日本政府は航空自衛隊が運用しているF-15J(J-MSIP機)の能力向上計画を含む新たな中期防衛力整備計画(31中期防)を2018年末に策定、この改修にかかる初期費用(個別の改修費用とは別物)を807億円を見積もっていたのだが、米国側は日本が改修に必要とする電子機器(レーダーのAN/APG-82(V)1や電子妨害システムのAN/ALQ-239)の部品枯渇に対する対策費用、米国では予定されていないF-15への長距離空対艦ミサイル=AGM-158C LRASM統合経費などを要求してきたため初期費用が2,400億円に高騰。

出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Melany Bermudez
最終的にLRASM統合を見送るなど対策を講じて改修費用を3,970億円(初期費用+改修費用の合計)まで圧縮、2022年度に関連経費と2機分改修費用として520億円、2023年度に初年度費と18機分改修費用として816億円、2024年度にJASS搭載関連費用として133億円を予算計上したが、防衛省はF-15J改修機の取得スケジュールについて具体的に言及しておらず、国防総省がBoeingに授与したF-15 Japan Super Interceptor Program関連のEPAWSS契約完了日は2028年末に設定されている。
さらに防衛省が2025年4月に公開した「プロジェクト管理対象装備品等の現状について」によれば、F-15J改修機68機のライフサイクルコストに関する見積もり額は為替レートの変動=円安の影響を受けて1兆円(2022年は108円計算で6,465億円→2023年は137円計算で7,584億円→150円計算で1兆16億円)を突破しており、現在の為替レートは1ドル143円なので見積もり想定よりも幾分かマシだが、それでも感覚的な割高感は否めない。

出典:Boeing
日本政府も防衛省もF-15J改修機の現状や見通しについて何も語らず、米国のディフェンスメディア=Breaking Defenseが5月「DSEI JAPANに出席したBoeingの関係者がセントルイスの施設でF-15J改修機のシステム統合作業が進行中だと述べた」と報じ、さらにBoeingや三菱重工業の関係者はF-15J改修機の納入スケジュールについて尋ねられると「防衛省か航空自衛隊に聞いてほしいと述べて自らは口を閉ざした」と付け加えていたが、朝日新聞は18日「F-15Jの改修費用は1.5倍超に膨らみ、2027年度の配備予定も遅れる公算が高い」と報じた。
防衛省は改修に関係するメーカーから「2027年度に予定していた改修機の配備が遅れる」「2028年度にも間に合わないかもしれない」と通知され、朝日新聞は「F-15J改修機に搭載予定のミサイル(JASSM-ER)は2023年以降の予算に計上されているため2027年以降に配備される見通し」「防衛省関係者は2027年時点で弾があっても搭載できる機体が出来上がっていない可能性があると言及した」と報じている。

出典:U.S. Marine Corps photo by Cpl. Samantha Rodriguez
朝日新聞が言及した「F-15J改修費用が1兆16億円まで高騰する」という指摘は1ドル=150円(18日のレートは148円)で計算した場合の話だが、取得スケジュールについては「2027年度配備は絶望的」「2028年度配備ですら怪しい」という意味になり、肝心の「配備が遅れる原因」については何も触れておらず、もう防衛省は「安全保障上の機密」でお茶を濁すのではなく「調達計画の現状」をきちんと説明すべきで、その際には「F-15J改修計画を継続する妥当性」や「代替能力の獲得=プランB」を提示するべきだろう。
因みに米政府説明責任局(GAO)も6月に発表した報告書の中で「F-15EXを構成するディスプレイ画面、機銃システム、射出座席の推進装置、チタン部品などの供給不足が生産上のリスクになっている」「EPAWSSも引き続き搭載作業と供給リスクに直面している」と指摘し、F-15J改修機にも採用されているEPAWSSのリスクとは「構成要素を供給するサプライヤーの減少に起因した製造遅延」と「F-15EへのEPAWSS搭載に関連した技術者不足と構造的問題」のことだ。
国防総省のプログラムオフィスは「EPAWSSの信号処理装置にモジュール式のオープンシステムアプローチ採用を進めている」「これによりF-15Eのアップグレード作業が効率化される」と説明し、GAOも「2機の改修作業は予定通りか予定よりも早く進んでいる」と報告したものの、防衛産業界の関係者はAir&Space Forces Magazineの取材に「F-15EXの生産やF-15EのアップグレードはGAOが報告した状況よりも遅れる可能性がある」と指摘している。
関連記事:F-15J改修機はシステム統合作業中、Boeingも三菱も納期について口を閉ざす
関連記事:ボーイングが空自向け契約を獲得、EPAWSSの調達単価が値下がりか
関連記事:F-15J改修事業、電子戦システムに関する契約変更をボーイングに授与
関連記事:ボーイングと三菱重工業が契約締結、2022年からF-15JSIへの改修開始
関連記事:ボーイングがF-15Eに対するアップグレードを開始、EPAWSS統合へ
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Senior Airman Duncan C. Bevan





















アメリカは本当に2極化が進んでいて、インテリ層は金融やソフト関係に、大衆はサービス業になっていってるんでしょうね…
資源も知識もありますが、肝心の工業力が無くなっていて「設計したけど作れない」が陸海空全てで発生してますね。
ならファブレスで日本や韓国に作らしてくれって思いますが、根本的には見下していて信頼出来ないので、にっちもさっちもですね。
トランプ大統領も工業力戻そうとしてますけど、日鉄に対するやり方は逆でしょう、と。
アメリカ国内で作りたいなら、むしろ(造船とかも)頼み込む必要があるんじゃないでしょうか。
日本も自主性上げないと茹でガエルですね……
今使っているF-15も古くなってきたし、トランプ大統領に媚びる為にもF-15EXの導入を発表したら良いのでは?
現行機の改修より対地攻撃能力も向上するでしょうし。
F-15生産能力の問題で、いつ納入されるか判りませんよ‥それなら、新規製造が終了するF/A-18F導入した方がマシかも?対艦ミサイル攻撃能力も最初から付いてますし‥もしくは、F-2近代化モデルを創るか?
米およびボーイングの許可ある前提でPre-MSIPの日本での総入れ替え近代化した方が多分楽かと・・・。
エンジンは嫁ぎ先が決まっているぽいからXF9搭載する前提で
納品が遅れる確定なのいれるよかまだF-35Bを追加した方がましだと思うなぁ
そっちも何時届くのやらサッパリなのでなんともどうしようもない
F-15EX(新造機)なら製造遅延・費用増大が発生しないなどというナイーブな考え方は捨てろ(ハゲ略
実際のところ今からオーダーの列に並んだとして、納入は2030年代とかになりません?
共通部品の納品が遅れてるぞ。このダメリカといわれてるからね。
2050年までに納品できれば御の字では?
現在引き渡されているのが2021年発注分なので、工場やボーイング自身が爆発しない限り遅くとも2030~3040年ごろには納品できるでしょう。
「3040年ごろには」、これが誤字とは言えないところが悲しい。w
インドネシアがボーイングからF-15EXを24機調達、売却に関する覚書に署名 2023.08.22
この計画では契約2年後にインドネシアに最初の8機で3年で24機という話だったのだが、それも怪しいようで
日本が仮にEXにするとしても奇跡が起こった場合の最短でも2027年以降になる可能性が高いですね。
まあC-17買うよりかはまだましな話とは思いますが。
戦闘機という物は普通は受注生産で、発注から納品まで5年位かかるのが一般的なので、インドネシアが発注から2年で受領というのはおかしいですよ。
F-15J近代化改修機はF-3の後期型での代替の可能性があり
これを第4世代で機体寿命の長いF-15E系で代替してしまうと
性能寿命のきれた第4世代機を2100年近くまで持つことになりかねず反対です。
GCAPのパートナー国に媚びる為にユーロファイター導入にした方がいいんじゃないの(10年遅い)
F-15EXとF-15JSIで共通のレーダーやら電子戦装置の製造が遅々として進まないそうなので、F-15EXを選んだからと言って早く納品される事は無いでしょう。
さっきヤフーニュースで参政党候補の核兵器云々の記事にディプロマットの特派員の高橋浩祐氏が日本の核武装は現実的に不可能ってコメ付けてたけどむしろこの状況で核兵器なしでどうやって守れっていうんだろうって気になってくる
頼りにしてるアメリカの工業生産力はすでに崩壊して中国の工業生産力は強大過ぎてすでに手が付けられなくなってるというのに
アメリカの通常兵力は中国の通常兵力より強大という幻想からいい加減目覚めたほうがいい
核開発なんて簡単にいうけど、核兵器の製造拠点を受け入れてくれる自治体は存在するのか?核実験を実施できる場所は存在するのか?核兵器を使用する為に必要な潜水艦や弾道ミサイル基地や航空基地を受け入れる自治体は存在するのか?核兵器貯蔵施設を受け入れる自治体は存在するのか?核開発を行う事で起きる国際関係の悪化や経済問題はどうするのか?などなど色々問題は有るけど、核開発賛成者は起こり得る問題を解決する自信が有るんでしょうかね?
作ったとしても核兵器の製造拠点や配備基地はここですなんて言うわけないから自治体は関係ない
核実験をどこでやるかは考えないといけないけど最悪水中か国立公園でやってもいい
>核開発を行う事で起きる国際関係の悪化や経済問題
NPTの枠外で核武装を強行したインドはもう制裁を解除されてるし今の国際情勢で今更日本だけを制裁できるわけがない
西側民主主義諸国の中でフルセットの工業力を持ってるのは日本だけだしね
民主主義国家の日本で核関連施設や軍事基地を秘匿して建設できると本気で信じてるんですか?
それに核実験を海上や国立公園でやれば良いと有りますけど、核実験は部分的核実験禁止条約により地下核実験以外は禁止されているので、日本が海上・海中で核実験をやれば制裁の対象になりますし、海洋資源の汚染や風評被害を引き起こしてかなりの経済的損失や国際的信用の喪失を招くでしょう
地上での核実験は論外だとして地下核実験も地下水の汚染を引き起こすので国民からの反発は確実に起きますし、農作物への風評被害が発生するでしょうね
地下でやるなら地下でやればいいけどいずれにせよ制裁を気にする必要はない
ドイツが弱い電子部品含め中国以外で唯一フルセットの工業力を持ってて西側の兵器生産で必要な全ての汎用品の供給ができる日本を欧米が制裁できるわけがない
そんなことをすればさらに確実に中露に負けるだけ
日本がこれまで築き上げてきた国際的信用を一挙に喪失するリスクを考えてほしい
制裁を気にする必要はないなんて自信を持って言える理由がわからない
逆に疑問だけどNPTの枠外で核武装を強行したインドに核保有を公認して制裁も解除した上原子力技術の提供までしてるのに今更日本にだけどんな理屈で制裁するの?
インドだって制裁を受けたし、タイミング的にNPT成立後間もないあの時期が最後の滑り込みでしょ。
今更だからこそ日本がやれば制裁されるリスクがあるし、それ以上に中国やロシアから核施設への先制攻撃を受けるリスクがある。しかも日本が核武装しようとしていたから攻撃したと説明されたら国際社会でも非難は低調になるだろう。
そもそもインドは最初からNPTに参加してませんからね
もし日本が核兵器開発を進めればNPTの有力参加国では初めてのケースになります
核を持たずにやっていけなくなってきてるんだから議論は必要だろう
国防が崩れれば自治体自体無くなるんだから、そこは無理矢理にでもやるしかない
でもまずは米英あたりから完成品の輸入を目指す方が確実だろう
幽霊さんのコメントに同意します。核兵器保有を主張する人達は現実的なハードルを見ていない。
核実験をどこで行うのか?陸上で行うのはまず無理ですから海上でするしかない、では海上のどこで行うのか?日本の水産業はどうなるのか?
仮に実験ができたとしてもどこに配備するのか?これもまた陸上に置くわけにはいかないので潜水艦しかないですが、日本の海域で通常型潜水艦に搭載するのは基地の問題も含めナンセンスです。原子力潜水艦の開発まで考えなくてはいけない。国際社会の反発も中国からの経済制裁もあるでしょうし日本の産業は大きなダメージを受けることになる。
一体どこまで考えて核兵器保有を主張しているのでしょうか。
まだ反映されてないけど一応レスしたから他は繰り返さないけど(てかタブ間違えてアンカミスった)まあアメリカの工業の崩壊と中国の工業・科学技術力の発展を眺めれば20年後には確実にアメリカは通常兵器では中国に勝てなくなってるけどそれでもいいなら止めとけばいいんじゃない
通常兵力で中国に勝てないアメリカは日本を助けないだろうけどそれでもよければ
核武装するくらいなら中国の影響下に収まってもいいと思えるならそれはそれで一つの選択
核兵器の問題は、威力が高すぎて気軽に使えない点。
下手に使うと報復核ミサイルが雨あられと降ってくる。
ロシアやイスラエルを見ても核兵器を持ってるからって、通常兵器での攻撃がないわけじゃない点。
核兵器の本質は殲滅兵器なので、10万人位一気に殺す判断がつくのかな?
箍が外れれば双方、殲滅し合うわけだから。
死なば諸共兵器
核開発しようとしたら国連決議無し&宣戦布告無しで攻撃してもいいという実例をアメリカとイスラエルが作ったからなあ
アンカミスったと思ったけどミスってないか
>核開発しようとしたら国連決議無し&宣戦布告無しで攻撃してもいいという実例をアメリカとイスラエルが作ったからなあ
言われてみればそれはそうだね
でもなら尚の事を今のうちにしとかないとこれ以上中国が強大化したら台湾みたいに取り返しがつかなくなる
アメリカも守れないし日本も作れないとなったら最悪
それだとロシアと中国から核が飛んできても何も言えないことになってしまう。
アメリカとの核シェアリングが最適解では?
だから尚の事今のうちにやらないと本当に手遅れになる
明らかに中国はこれから工業・科学技術力も軍事力も世界で突出した存在なるからね
30年後だったら今のアメリカみたいに日本が核開発しようとしたら先制攻撃しても誰も何もできない国になってる
けど今は能力的にも国際社会での存在の大きさもまだ足りてないから今ならまだ間に合う
>アメリカとの核シェアリングが最適解では?
核シェアリングなんて意味ないよ使用権限はアメリカが持ってて日本が独断で使えるわけじゃないんだから
それにそもそも日本や韓国が勝手に言ってるだけでアメリカは日本や韓国と核シェアする気がないしね
たとえ形だけシェアに応じても軍事力で中国に勝てなくなった弱いアメリカが日本に使用を許可するわけもない
まあでも日本が中国の影響下に入って首相が就任したらいの一番に北京詣で媚びを売らないといけない国になってもいいならそれはそれで一つの選択ではある
ただ日米で団結すれば中国の発展を止めて日本も中国の影響下に入らないで済むようにできるなんてことはゆめゆめ思わないほうがいい
中国が日本の核兵器開発を黙って見ているとも思えませんね
トランプからすれば日本が蒔いた種なんで習近平とディールする可能性はある
日本独自の核開発が明らかになった時点で、自国の安全保障を名目に米中両国から制裁なり軍事介入を受けると思います。
今の日本にはまだ中国のレアアースのように世界経済を人質に取れるだけのものが複数ある
米国債もだけど他にも半導体一つ取ってもEUVプロセス向けのレジストを製造できるのは世界で日本企業だけだし日本が輸出を完全に止めればシリコンバレーもパニックになる
NvidiaもGPUを製造できない
それでもアメリカが日本の核武装を阻止しようとするならいっそ中国に日本の核保有の容認と引き換えに日本が完全に中国側に付くことを提案してもいいしね
西側民主主義諸国で唯一全ての製造分野でトップクラスの技術力を維持してる日本が西側への輸出を制限して逆に中国にあらゆる技術を提供し始めたらどうなると思う?
でもそれも今だけの話
中国はいずれあらゆる技術分野でキャッチアップしてくるからね
時間が経てば経つほど日本にはてこがなくなる
品目別に代替の効くもの狙い撃ちで輸入禁止すれば良いだけなのでは?
例えば自動車の完成品を輸入禁止にすれば日本の輸出の1割が消えます
>核開発しようとしたら国連決議無し&宣戦布告無しで攻撃してもいいという実例をアメリカとイスラエルが作ったからなあ
イスラエルとアメリカが爆撃したのは、イランの「ウラン濃縮施設」であって「核爆弾工場」ではないという事を認識していないとダメです。
日本が核兵器開発しようとして、開発成功する前に他国から先制攻撃される施設は「原発」や「核燃料保管施設」である可能性を考えておく必要があるでしょう。
核武装は核兵器システムの開発が不可欠なので、
・核弾頭の開発
・即応性の高い投射システム(ほぼ弾道ミサイル)の開発
・極超音速ならHGVの開発
・核兵器の運搬システムの開発(超大型潜水艦)
が少なくとも必須です。
核シェアリングでは仮想敵国に有用な形で核保有ができないこと、自国で保有するなら少なくともイギリスのように核弾頭の開発、運搬システムの独自開発が必要です。
また、アメリカとしてもグァムやハワイに届く核弾道ミサイルを日本が保有することを良しとするかどうかは怪しいです。
これ以外に社会システムや国際情勢など様々な観点で考慮や対応が必要になるため、NPT脱退して北朝鮮化する覚悟をもって実施すべきでしょう。
楽観視するものでは無いと思います
他のコメにも再レスしたけどここってすぐ反映されないことがあるから判断が難しいな
反映されてないだけなのか連投規制とかNGワードで弾かれてるのか把握しづらい
>核兵器の運搬システムの開発(超大型潜水艦)
いきなり弾道ミサイル原潜まで保有する必要はないと思う
メイスのステルス版のような地上発射型の巡航ミサイルでも中国の沿海部を狙えれば一定程度の抑止力にはなるし
日本がもし核を使うとしたら通常兵力での防衛が不可能な場合だろうから日本周辺の公海もしくは領海内での使用になるはずでいきなりICBM(IRBM)が必要になるとは考えづらい
>楽観視するものでは無いと思います
制裁を受けるとは思ってないけどべつに楽観視してるわけでもないよ
ただ中国が産業力でも軍事力でも世界一の強国になるのを止めるのはもはや不可能で近い内にアメリカは通常兵力で中国に太刀打ちできなくなると確信してるだけで
だから究極的にはたとえ経済制裁を受けてでも核武装すべきだと思ってる
でないとアメリカが手出しできなくなった極東で中国の影響下に入らないで済むようにはできない日本と中国は近すぎる
核兵器保有には同意出来るけど、そもそも核拡散防止条約やIAEAから離脱してウランの調達をどうするつもりなのだろうか
日本はウランをオーストラリアとカナダ等から輸入しているが、条約や機構から離脱すれば入る事は無くなる。
リニア建設残土にウランが含まれているし、国内から調達すればと考えるかもしれないが、そもそもそんなに埋蔵量が無いのでほぼ不可能に近い量しか出ない。
あと絶対に安上がりにはならない。
補足すると、
既に輸入済みのウランは核弾頭製造には使用しないという二国間協定の縛りがかかっているので利用できません
もっと包括的に言えば、NPT加盟国は平和利用目的以外でウランや核関連技術を輸出することは不可になってます
可能性があるとすれば、NPT非加盟国のインド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮からウランまたは核弾頭を輸入することですが、彼らも自国防衛の範囲を越えて他国への核拡散をやるのかどうか
それは欧米が日本の核開発を公式に確認するか次第でしょ
核不拡散の建前のほうが大事だと思えば止める可能性はあるけど日本が自陣営から離脱すれば戦略的なダメージになると思えば知ってても止めないだろうし
個人的には欧米には制裁できないと確信してるけど
極端な話日本には欧米が制裁をするなら中露に寝返って兵器生産に関連した資材や技術を提供する代わりにロシア辺りから供給してもらう選択肢もあるしね
でもいずれにせよ一つだけはっきりしてるのは時間が経てば経つほどには日本にはてこがなくなるってこと
時間が経てば中国は日本が持ってる全ての技術をキャッチアップするだろうし中国が日本と同等かそれ以上の技術力を持てば保護主義に舵を切らない限りは日本のメーカーは敗北して消滅するだろうからね
そうなれば日本には欧米に対するてこも中露に対するてこもなにもなくなる
あとウランに関しては日本と中国はウランの海中捕集を研究していて中国は31年に抽出施設が実稼働予定らしいから日本も将来的には海中捕集で賄えるようになる可能性がある(中国の研究チームが海水からウランを効率的に抽出する新技術開発と発表 2031年までの実用化を目指す NEWSポストセブン [中国] 政府、海水ウラン抽出施設の10年後の稼働を計画 電気事業連合会)
通常のウランの3倍程度のコストという話みたいだけど原発の運転に必要な経費の中で燃料費の割合はわずかだから3倍程度でも採算は全然合うらしい
元々は日本が一番研究が進んでたけど福島第一原発の事故以来止まってるみたいだから今から再開してどれくらいで実用化できるかは判断できないけど
レスしたけど全然反映されないな
一定の文字数を超えると承認が必要になるのかな?
>リニア建設残土にウランが含まれているし、国内から調達すればと考えるかもしれないが、そもそもそんなに埋蔵量が無いのでほぼ不可能に近い量しか出ない
重複だけど
ウランには海中捕集という技術がある
中国は31年に実稼働予定らしい
URLは自動で消えるっぽい?けど一応↓
中国の研究チームが海水からウランを効率的に抽出する新技術開発と発表 2031年までの実用化を目指す|NEWSポストセブン
リンク
[中国] 政府、海水ウラン抽出施設の10年後の稼働を計画 - 海外電力関連情報|電気事業連合会
リンク
原子力機構と電中研が海水ウラン捕集で報告、技術は進歩するも課題はコスト | 一般社団法人 日本原子力産業協会
コストは09年の時点で通常のウランの3倍ちょい
原子力機構と電中研が海水ウラン捕集で報告、技術は進歩するも課題はコスト
リンク
参考サイト書き込もうと思ったらhttpのせいで弾かれたっぽいけどなんかもうよく分からないからあとは自分で適当に調べて
ここは仕組みがよく分からない
中国の研究チームが海水からウランを効率的に抽出する新技術開発と発表 2031年までの実用化を目指す|NEWSポストセブン
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[中国] 政府、海水ウラン抽出施設の10年後の稼働を計画 - 海外電力関連情報|電気事業連合会
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原子力機構と電中研が海水ウラン捕集で報告、技術は進歩するも課題はコスト | 一般社団法人 日本原子力産業協会
コストは09年の時点で通常のウランの3倍ちょい
原子力機構と電中研が海水ウラン捕集で報告、技術は進歩するも課題はコスト
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ボーイングの兵器部門の従業員がストライキに入る、とのネットニュース!
やっぱアメリカの工業はもうダメだな・・・。
発明・開発力はいまだ凄いけどそれを具現化・量産化する能力が腐ってる。
F-35関連もそうだが自分で作れない・供給出来ないならこっちに権利渡して自由に弄らせろやって思っちゃうね。
いまからF-3導入までの繋ぎの戦闘機導入は無理だし改修なしのF-15も能力的にダメだしで頭が痛いわ。
この様子じゃF-47も期待できない。
F-3開発でアメリカと手を切って英伊と組んだのは今のとこ正解だった。
米中のような超大国ってのは中小国が自分らじゃ作れっこない兵器を与える
ことで勢力圏を作る訳だけど…
実際に製造ができないんじゃいくら金があっても頼りないとしか思えんわな。
ただアメリカはyoutubeなりgoogleなりソフトはやっぱりすごいし超大国の資格は
全然あるんだよね、安全保障に必要な製造業だけダメ。
おそらく人類史上類を見ない、モノを作るのが苦手なタイプの超大国なんだよな。
これからのアメリカは製造業復活なんて逆立ちしたって無理だろうから補ってくれる
パートナーが必須だと思うわ。
製造だけやってくれるパートナーが作れなかったらアメリカはもう超大国でいられない
と思う、仮にソフトで中国を圧倒し続けても能力のバランスの悪さで負けるだろう。
アメリカは資本主義の権化なので儲かる産業に集中します。
世界大戦当時の製造力が凄かったのも、それが当時の最先端だから。
IT系でも台湾やインドの人が頭張ってたりするので、流入したニューカマーの移民の力も大分大きいと思います。
素のアメリカの力はそんなでもないかも?
軍部の開発の空回りを見てると特に
改修作業の間だけでも、ボーイングの日本支社ができたりはしないかな。
支社長以外の社員は、全員日本の関連会社の出向社員の臨時雇用で。
仕事は、改修工事でボーイングのすべき作業を全部。
米国に協力しろと言うなら、それくらいの事はさせてくれても良いのでは。
実地作業は日本で三菱が行うのだし。
今日のは妄想にすらなっていない極めつけのたわごとですね・・・
普通に全部三菱にやらせろでおわる。
というか、ボーイングの日本支社なら既にあります
いわゆる異世界転生・転移ではないですが、WW2時代に「量産の鬼」だったヘンリー・フォードが現代知識を付けて転生したら製造業がどうなるのか、は気になりますね。
当時と比べると複雑度が非常に高いので「自動車屋が飛行機を製造する」みたいなことは難しいにしても、ボーイングくらいは立て直して欲しいです。
航空自衛隊は、F2の部品取りも国会で出ましたから、(戦闘機による)対艦攻撃能力はあまり期待できないと見ています。
P-1による対艦攻撃能力も言われてきましたが、会計検査院による稼働率の指摘により、信頼は完全に失墜したんですよね
防衛省も、P-1の件で既に信頼がなくなったわけですから、変なプライドに拘らずに分かりやすく示すべきだなと感じています。
元々信頼ゼロだから
あんま変わらないと思います
組織文化は、なかなか改善しないものですね…
組織文化と言うか財務省様からの予算が下りない
新型どころか改修の予算がなかなか下りない
東京大学文1(法学部)を説得しないといけないだから必要性、科学的よりも法的にどうかの説明しないといけないし、基本成績順で財務省から取っているから自分より頭の良い連中を説得するのはほぼ無理
だから最近は制式名称に年数を入れなかったり、今まで生産しているのをそのまま生産する体で新型を生産したのが73式小型トラック
まぁほぼほぼ詐欺案件みたいだがそうでもしないと予算が下りないから生産や改修もできない
そりゃ福祉費は膨張、増税は生活苦と国民が言うんだから無理に決まってるじゃん
第一そんなに防衛費が大事なら割り当てるのは内閣の努力、金をくれというのは防衛省が国会で説明する話ですよ?
P-1の信頼どうこう言ってる人達は40日ちょっと待ってもらえないすかね
概算要求で取得機数が削減されたら君等の主張が正しいし
例年同様で保守部品の発注増しなら大した問題ではない訳で
補正予算と承認あるんで結果は年度末になりますな
・長期的な為替相場と世界的な物価高騰
・アメリカ軍事産業のトータルな体力・能力低下
・アメリカ政府の防衛関係の輸出管理体制や手続きの厳格化に伴う事務手続きの天文学的な煩雑化
・アメリカ政府の自国最優先方針で同盟国へのサポートが容赦なく切り捨てられはじめる(実際は昔から別に手厚くなかった)
・パテントで保護されているゆえ手元にある装備を自国単独ではいじれないという日本側の都合
ら辺が全部重なってほとんど喜劇の展開になっていますね。F-15の改修が必要な理由は第一にはSSMの投射能力の分散化のためですから、何が何でもやっておく必要があるかと言われると微妙な気がします。可能かどうかは別にすれば、例えばF-15改修をキャンセルして地対艦ミサイル連隊の増設なんかでも所要の能力は満たせると思うんですよね。実際にはスクランブル対応なんかで戦闘機の頭数だけは維持しておかねばならず、陸と海のSSMに増資したところで空の出費が劇的に減る訳でもないので何とも言えないですが。定石で言えば無人機オペレーターあたりが受け皿になればファイター早期退役でも良さそうな気もしますが、そんなものは無いので当初想定の4倍でも5倍でも粛々と米企業に納めざるを得ないんでしょうね。
そういう重大な判断は総理が変わってからにすべきかと・・・。現任にやらせたら、F-3中止してF-35単機種に統一とかやりかねない。
総理が変わったからと言って妥当な判断をしてくれる見通しもない…
アメリカ製兵器に依存することのリスク(何を注文しても届かない&追加コスト発生)を体験中の我が国ですね
EPAWSSの代替品を国内開発もしくはGCAP共同開発で調達できたりしませんかね、ムリですかね
F-2を小規模アップグレード&知財フリー化した版の後継機を開発して国内生産・配備だ!ってネタがネタでなくなりつつあるような気がします
そしてGCAPはF-15Jの後継機に
イギリス、イタリア巻き込んでタイフーンの主翼と給油形式変更して製造した方が楽では?
代替えというわけではなく、別に必要な機材として偵察攻撃型ドローンとしてアベンジャーを100機くらい買ってはどうか?
日本の製造業も、すでに引退半ばの団塊世代と共に崩壊しそうな気がするんだよな…
老朽化機体に1兆円という愚かさ
やはり主要な装備は国産化、最低でも欧州のまともな国との共同開発にしないと、日本を守れないと思う。
コスト的にも結局は安くなりそう。
フランスのラファールいいんじゃね?
メートルm 使ってるし。
アメリカとは距離置いた方がいいよ。
関わらん方が良さそう
そりゃ時代遅れのF-15改をさらに改造して今風にするのがかんたんなわけ無いじゃん
なんなら部品総取り換えのレベルだろ
F-15がだめ、F-2もだめ、F-35もだめ、何なら予定通りかつ妥当な値段で納入できるんですかねアメリカさん。F-16ですら中古機市場も高騰していて戦闘機まともに動かせなくなるんじゃないですか?
米国はどうにもやる気が感じられないので、英独西と上手いこと交渉して、タイフーンを格安で仕入れるってのはどう?
ボーイング、戦闘機組み立て労働者3200人がストライキ突入
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