防衛省は今月5日、1回目の空母化改修を終えた護衛艦いずもが四国沖でF-35B発着艦検証作業を行ったと発表した。
護衛艦いずもへのF-35B発着艦検証作業が始まる、F-35B独特の着艦シーンや発艦するシーンを映した映像も公開
日本政府は2018年12月にいずも型ヘリコプター搭載護衛艦の空母化を明記した「防衛計画の大綱」を閣議決定、ジャパン・マリンユナイテッド横浜事業所で開始された改修作業は今年の6月頃までに完了して「護衛艦いずも」は母港の横須賀港に戻ってきたが、改修した飛行甲板の耐熱性能を実機を用いてテストするため米海兵隊のF-35Bが駐屯する岩国基地に移動、今月3日に四国沖で米海兵隊所属のF-35Bによる発着艦検証作業を行ったらしい。
防衛省は四国沖で実施したF-35B発着艦検証作業の様子を動画で公開しており、F-35B独特の着艦シーンや発艦するシーンを鮮明な映像で見ることが出来る。
10月3日、海上自衛隊 #護衛艦「#いずも」🇯🇵が #米海兵隊🇺🇸の支援を受け、初のF-35B戦闘機の発着艦による検証作業を行いました。海上自衛隊は引き続き、航空自衛隊 に導入予定のF-35B戦闘機運用能力獲得に向け、「いずも」型護衛艦における所要の改修を進めて参ります。#F35B pic.twitter.com/Ri3LqjeiLN
— 防衛省 海上自衛隊 (@JMSDF_PAO) October 5, 2021
因みにF-35Bが吐き出す超高温の排気は非常に強力で、米海軍もAV-8Bの運用に耐えるワスプ級強襲揚陸艦をF-35Bの運用環境に変更するため苦労したと述べているのが興味深い。
参考:F-35B Makes Long-Awaited Landing on Specially Designed Ship
米海軍曰く「F-35Bの排熱はワスプ級強襲揚陸艦で使用されていた標準的な耐熱コーティングの効力を3回の着艦で完全に失わせる」と言っており、非常に高価なクロム成分を含む耐熱コーティング(耐熱効果を長期間維持できるらしい)をF-35Bが垂直に着艦する後部甲板とMV-22が発着するスポットだけに施している。

出典:防衛省 護衛艦いずもに着艦した米海兵隊のF-35B
さらにF-35Bの進路上に存在するものは「基本的に全てとけてしまう」ためワスプ級強襲揚陸艦では衛星通信アンテナの位置を移動しナイロン製だった固定ネットをステンレス製に変更、着艦時の衝撃に耐えるため飛行甲板の一部を解体して構造も大幅に強化しており、F135が発生させる強烈な騒音にも対応するため飛行甲板で働くクルーのヘッドセットも新しいものに交換するなどAV-8BからF-35Bへ運用環境を変更する準備と苦労は我々が想像する以上に大変なのだろう。
関連記事:海外メディアも注目、横浜で護衛艦「いずも」の空母化工事が始まる
関連記事:改修工事を終えた「いずも」が横須賀港に入港、米強襲揚陸艦に類似したマーキングを追加
追記:海外メディアも護衛艦いずもに米海兵隊のF-35Bが着艦したと報じ始めており、FlightGlobalが「日本は空母クラブ=空母保有国に戻ってきた」と報じているのが印象的だ。
※アイキャッチ画像の出典:防衛省 護衛艦いずもに着艦した米海兵隊のF-35B
BGMが無駄に壮大で離陸の瞬間のシーンの箇所がかっこ良いのズルいわ
無事に試験が完了してくれますように・・・
1日だけだから、終わってます。
見た目あんまり変わってないけど飛行甲板の補強でもしたんか
よく見ると艦尾付近の色が耐熱材を塗ったので少し淡くなっていたりする
F135そんなに燃焼温度と排気量多いのか…カタパルトの感覚で常時離発着訓練とかしてたらあっという間にダメになりそうな。
少なくとも訓練のときには、そこは回数降りすぎだからずらして!とか甲板目線の指示が入りそう
動画の後半見るとオレンジの線が少しかすれてるから甲板への負荷はかなりありそうだな
米海軍の基準では飛行甲板の耐熱塗装は年間15,000回の離発着に耐久することが要求されてるらしい。F-35B運用艦の場合も恐らく同様でしょう。
着艦スペースの色が他の部分とは違うんで、その範囲はより耐熱性の高い(恐らく値段も高い)ものが施工されている。
進路上の物は全部溶けるのか
まだまだ手直しの余地がありそうだな
垂直着艦前に燃料と兵装捨ててこれなんだからF-35B自体に手を付けられるところはないぞ
せいぜい艦自体を大きくして短距離滑走着艦(SRVL)できるスペースを作り、なるべく垂直着陸する回数を減らすぐらい
いずも型では、垂直着艦しかできないよ。
やろうと思えばSRVLでもいけるでしょ。
あの方式の問題点は左舷甲板を全部空けなくてはならないので先に降りた機体の退避場所が確保出来ないと2機目以降が降りてこられないところにある。
垂直着艦なら降りた機体は前方に退くだけで済むので即座に後続機が着艦出来る、のでQEでも基本は垂直着艦。
エンジン出力がこれだけ上がっても搭載可能な燃料や兵装がA/Cの数割減というあたり、リフトファン回りがよほど重いんだろうな
燃料兵装満載でのB型の通常滑走離陸距離ってどれぐらいなんだろ
?
エンジン出力がこんだけ上がって、ってA/C型はもっと(5%かそこらだけど)推力あるだろ?
というより、F-35BからSTOVL機能をオミットしたものがF-35Aですし
とっぱらったリフトファンを燃料タンクに差し替えてるので、当然航続距離は伸びますね
気になったのはB型が通常滑走で離陸する場合、体積が同じでもリフトファンの重さの分A/C型と比べてどれだけ必要滑走距離が延びるのかなと思って
B型の搭載可能燃料(航続距離)や搭載兵装量がA/C型より数割劣っているのは知っている
スペースシャトルの耐熱パネル並べればいいかと思ったけど
それだと強度が不足するか
つーかコーティングするだけで耐熱になるって、どういう仕組みか
よー解らんけど何か凄いな
冷却システム(船だと基本水冷)とセット。コーティングで断熱して気流と一緒に熱を逃がしているうちに、貯まった熱を頑張ってラジエーターが冷やす。
約80年ぶりに日本の艦艇から発艦した固定翼機が米軍機というのがなんとも感慨深い、戦力化が待ち遠しい
まだまだ問題が多いとはいえ、本当に日本の機動部隊が復活するんだと思うと、胸が熱くなる
動画を見ている間、ずっと体中が痺れた……
甲板、大根おろし出来そうな滑り止めのままだけど、あれでタイヤすぐに駄目にならないのかな。
アメリカの空母・強襲揚陸艦はどうなってるんだろう。
もちろんタイヤの消耗激しいよ
けどあれぐらい摩擦がなければ離着陸ができないし甲板上に駐機させたヘリやF-35Bが滑りやすくなってしまい事故の原因になる
あれがラジエーターの役割にもなってるから、排熱面でも外せない
あの飛行甲板、顔面からコケたらえらいことになりそうやね。
護衛艦の甲板はみんなそうだよ
>アメリカの空母・強襲揚陸艦はどうなってるんだろう。
AST社製品が空母・強襲揚陸艦を含む米海軍艦艇の85%を占め、横須賀と佐世保で日本企業が請け負っている施工工事の100%が同社製品とのこと。
いずも型他DDHとおおすみ型LSTの飛行甲板も同社製品で施工されている。つまり施工法も同じ。
ああ、そうなんですかぁ。
そういうのもあるかもねぇ。
日本としては、今後の課題ですな。
大げさな発表はしないが、着々と進んでいますな。実に頼もしい。
自衛艦旗、海将補旗と共にしれっとF旗(固定翼機運用中の意)がはためいている所がなんとも感慨深い。
しっかりノウハウ形成して独自運用に向けてがんばれ自衛隊!
岩国のVMFA-242の機体を使って検証するんだな、
この飛行隊が自衛隊にB型が配備されるまで暫定的にいずも飛行隊になるのかな?
カタパルトオフィサー 手信号は米軍と共通になるんだろうか?
そういうのも認可の取得条件になってそう
クロスデッキ運用が予定されてるだろうから作業手順や指示サインは共通化するでしょうね。
これBGMいらん
中途半端にBGMの音量設定してるから音楽流しながら発着艦やってるのかと勘違いしそう
いやカッコ良すぎ!!
F-35AやCには劣るとはいえ、ハリアーのことを考えると改めて凄い戦闘機だなぁと。
岩国で両機種とも米軍機は見ているけど、自衛隊のB型も楽しみ!
世界中の軽空母が最新鋭戦闘機を運用すると、影響力は大きくなるよね。
F-35Bのセンサーを使って、遥か後方のイージス艦がロックオンして対空ミサイルを何発も撃ち込んでくるんですから、
相手からしたら、恐ろしい航空機だと思いますよ
事実上、F-35には弾切れがない
艦対空ミサイルの射程がねえ。
SM-6の射程って300kmオーバー
水平線の向こうから撃つには十分すぎる射程だが?
それはぐろが配備予定があるけどまだ実戦配備はされていなかったような
それに自衛隊全体への配備予定数も少数で実戦で使えるほどの数はなかったと思うけど
F-35Bとほぼ同時に配備が開始されるから、問題ないでしょ
というより、F-35Bと同時配備開始なのは、F-35BとSM-6をそういう風に使いたい証拠
理論上はそれで完封できるんだろうが実際は地上基地のF-35Aの支援か米軍の支援が無いと物量で無理やり押し切られそうだな
そうかもしれないけど、それで推し切れば中国側も大損害必至なんで、中国空海軍とも以降まともな作戦行動とれなくなるよ
それに、地上基地の来援も絶対来るから、もっと損害も増える
そもそも、自衛隊は米軍がくるまでの時間稼ぎ戦術が基本だし、それができる戦力が必要なわけで
物量かけるにも時間がいるしね
わりと艦前方(影を見るにSeaRAMちょい後ろかな?)から滑走始めて、甲板が狭まる艦首部に達する前に飛び上がったな。この時はウェポンベイは空だったのだろうか?フルでこれならスキージャンプにこだわらないのも頷ける話だが
防衛省の資料では167mで飛べるとはなってるしベストコンディションな状態では40~60mで離陸できるみたいよ(フル重量でもエンジンのふかし具合の調整で大して変わらない距離で飛べるとは思うんだけど、具体的な資料はないのよね)
ちなみに滑走路を半分ぐらいしか使わないのは陸上の滑走路でも同じだよ
リンク
こっちの動画の45秒付近、なんと3番スポットから滑走を始めてる。
で、1番スポット通過直後に脚が離れてるので100m位しか走ってないですね。
ちょっとびっくりw
燃料をいくら積んでいたか?
航続距離と離陸重量が、いくら取れたのだろうか?
youtube等に、ビーストモードで離艦するF-35Bの動画が出回ってるので、
AIM-120D×4+燃料満タンぐらいなら容易に飛び立てるかと
前も同じような話になったけど「でも燃料満タンかどうか分からないよね?」って返されるのがオチだと思う
付けてる爆弾と、積める燃料と重さがほぼ同じだから、燃料満タンで飛べないわけがないんだけどね
ミサイルって意外と思いのね、というべきか燃料あんまり積めないのねというべきかわからんけど米のワスプ級で運用できてるってのも大きいよね
アメリカの強襲揚陸艦で運用されているF-35Bの目的は限られた行動半径内での地上援護だから燃料や並走を満載する必要がないからね
制空権をとるのは正規空母の艦載機の仕事
アメリカのF-35Bも艦隊防空やるよ
制海艦運用っていって、航空優勢と制海権を、遠征打撃群で制圧する
制海艦運用って本格的な空戦はできないけど一時しのぎや格下相手ならやれるという程度のものじゃなかったっけ?
一時しのぎができたら十分では?
時間を稼げば稼ぐほど、日本側に有利だし
中国側が一番嫌がるのは、陸上基地からの自衛隊本隊の来援と、さらにその後にやってくる米軍本隊の来援だし。
そうなったら、もう中国側に勝ち目ない
艦上機は地上空港と違って基本的に常時エンジン最大出力で離陸するはず
だから兵装なし、燃料最低限、無風、エンジン最大出力の短距離滑走離陸距離が167mだと思われ
ベストコンディションな状態では40~60mで離陸というのは調べたけどよくわからなかった
向かい風が離陸可能な範囲での最大限の時なのだろうか
虹がうっすら、着艦時に出てた(二回目試験時?)
これは空母運用では普通?B型固有?よく分からない。
垂直着艦時は海上でホバリングして横にスライドして艦上にのせるから、多分海上でホバリングりている時に海水がエンジン噴射熱で蒸発して水蒸気が大量発生し、虹がみえるんじゃないかな
海水の飛沫を大量に巻き上げるF-35Bの着艦シーンで良く見る。
youtubeで検索すると、結構あるよ。
偶然なんだろうけど、出「雲」から雷(ライトニング)が飛び立つってのがまたイイよね…
出来ればリフトファンの蓋の裏側に日章旗を描いて欲しかった。
尾翼のいずもマークと着艦したパイロットのいずもシール?で我慢してあげて
それだけでも素敵なサービスだと思った
いずものF-35B試験はイタリア、イギリス同様にアメリカ東海岸の基地まで行くと思ってたけど、まさか四国沖とは。
管理人さんは来年の予想だったけど、自分は急いで年内じゃないかと思ってたけど、まさかの10月3日。
これでいずもは東海岸に行かなくてすむのかな?
それだけ中国の脅威が近いってことなのか?
改装第一段階目の簡易テストだからじゃないかな
今回のテストによるフィードバックと船首の台形化などを行う第二段階が済んでからアメリカへ行って本認証
岩国の部隊で認証が出来るという話もあるけど、本当かな。
本改修前のデータ取りだと思いますよ。
実際に発着してみて、甲板へのダメージが実際どうなのかを検証するのだと思います
着艦スポットを変えてるのも、甲板へのダメージを見るためと、ダメージが想定を超えていた場合による事故防止のためだと思いますよ
朝日新聞デジタルによれば岸大臣が閣議後の記者会見で公表したそうで、今回の発着試験は甲板の耐熱化改修後の性能(恐らく耐熱性)検証が目的とのことです。
結果として発着が可能と確認したと。今回は日本独自の検証試験で米軍に協力を依頼したてことかと。
あれって出雲のマークだったんだね、海兵さんも粋なことしますな。
空母クラブとは面白い。空母対空母の海戦を経験した3つの国が、空母を持って太平洋に再び集結したわけか。
もう保有はあり得ないと思っていたから、ほんと時代は変わったんだな。
いずものF-35B試験はイタリア、イギリス同様にアメリカ東海岸の基地まで行くと思ってたけど、まさか四国沖とは。 管理人さんは来年の予想だったけど、自分は急いで年内じゃないかと思ってたけど、まさかの10月3日。 これでいずもは東海岸に行かなくてすむのかな? それだけ中国の脅威が近いってことなのか? 1
今回の試験は誘導システムなしでマニュアル作業だったそうだ。アメリカは遠いし、運用認証行ってダメで、日本に直しに戻るなんてことがないよう事前確認みたいなもの。
本試験なら離着艦以外もやるだろうしこんなに人員少なくないだろうな
コメ主だけど、いずもの場合は改修の完了が4年後なので、本試験は2回目の改修後ってことか?
それまでは4年弱は暫定で運用なのかな?
それともこの後、東海岸までいくのか?
かがも同じような運用になるだろうし、気になるなぁ。
リフトファンのハッチの開く向きが進行方向に対して逆向き?だから、速度上がったら風圧で閉まらなくなったりもげそうですごい不安。ヒンジの位置逆にして欲しい
完全な杞憂ですはい
感覚的にはすごいわかる
あれが当然正しい、前に進むと蓋を風がファンに流し込むことで揚力を増やすことが出来る、逆では揚力が落ちる。
F-35Bだからカタパルトもスキージャンプも無いアメリカ級揚陸艦からでも発進できる。
いずもに着艦するF-35Bの絵、見たかったんだよ~~!
感動もひとしお。いいね。
いずもに着艦する米軍のF-35B、いずもマーク入ってるのよ。
リンク
みんな、知ってた?知ってた?w
ハリアーの時から疑問だったけど、接地直前から主車輪にも高温排気が掛ると思うんだけどタイヤは大丈夫なのかな? 熱で痛みそう。
普通の民間機が着陸して制動する時でさえ凄まじい摩擦と高温が発生している
ぶっちゃけジェット機用のタイヤって軍民問わずかなりのスペックが求められているし、それでいて交換サイクルの早い高価な消耗品
ハリアーは前方排気もエンジン排気だったけど、F-35は前方は送風機なので後方排気の熱を散らして、ステルス性等を守ってるらしい。
ハリアーⅡのペガサスエンジンも、前方ノズルから排出されるのは低圧ファンからの導出エアで、ジェット排気ではないですよ。
滑走時に主翼が前方エレベーターの上をわずかにかすめるのがやはり気になる。カヴールみたいに右舷側にずらしといて欲しかった。
足が掛かってるわけでもないから問題ないでしょ
あのエレベータ使い勝手悪そうだけどね。
アイランドが邪魔になって後ろからそのまま進入出来ないだろうから一旦前に出て、バックさせて載せる形になると思うので前方区画は空けておく必要があり駐機出来ない。
構造的にも強襲揚陸艦型の箱型船体だからこそあそこまで右に寄せられるけど下が窄まってるいずもの船体だと寄せて設置するの無理なんじゃないかな。
艦橋前方の右甲板前方に、よくSH-60を駐機させてるけど?
令和の鳳翔キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
【電子版】艦載機支援にAWACS、改修「いずも」F35B運用時 防衛省検討: リンク
長距離対空ミサイルのターゲットにならないか心配
最後部のスポットでの着艦は、やっぱり怖く感じる。
波浪、強風で踏み外しそうで。
安全なのは2回目で使用した着艦スポットぽいね
米海軍でも同じところ使ってるし
IJN 瑞鶴が沈み日本が空母運用能力を喪失したのが1944年10月
77年掛けてようやく戻って参りました…
みんな、念願の空母のようなものが実現出来て
感傷に浸ってここまでのコメントは荒れてない
結局いずも型多用途運用護衛艦にはF35BとSH60Kは何機積むん?
F35は12機程度って言う記事は見たことがあるが
もしF35を10機積んだらSH60Kは(元々何機から)何機になるんやろ?
あと確かいずも型の事実上の空母化の議論されてるときに
フォークランド紛争の英国海軍の軽空母を引き合いに出して
軽空母だと1日に1機あたり1、2回しか出撃出来無い見たいな意見も出てたけど
それはこのいずも型にも当てはまるんかな?
甲板駐機いれたら、合計で20機(F-35B×10+ヘリ×10)は積める
とはいっても、ほぼマックスに近い運用なんで、平時では相当に気合い入れた訓練とかじゃないとやんないかと
コスト的な問題で平時はかなり縮小した運用になると思う
F-35Bは1個小隊4機+1~2機(予備機)の合計6機
SH-60を4~6機、MV-22orMCH101を2機
合計12機前後までが平時では精々の陣容で、さらに少ないとかもザラになるんじゃないかな
自衛隊お金ないしねぇ(泣
運用初期と対哨戒重視の運用なら
F35B 8機
SH60 6機
MCH101 2機
制海/制空重視の運用なら
F35B 12機
MCH101 2機
本当ならもう少し搭載機数を増やしたいところだけど
軽空母運用は海自初だし、色々と慎重な組織だし、このくらいじゃないかと予想
>制海/制空重視の運用なら
そうすると、もともと八八艦隊なんて言っていた頃の1艦隊あたり「ヘリコプター8機」体制が崩れるけど。
なので、常にSHは最低でも3機は積むんじゃないかな。
随伴するDDにSHを2機搭載できますがね。5隻で10機搭載が可能
更には「あたご」「まや」型DDGにも1機搭載可能なので、それも含めれば11機だ。ヘリ甲板だけで良ければ「こんごう」型DDGも
8艦8機体制はもちろん、8艦12機体制ですら、「いずも」型がF-35B搭載に集中できるだけの物理的容量は既に存在している
DDに2機搭載できるけど、日常の運用で2機搭載しての運用はやららないでしょ(見たことない)。
また、こんごうは着艦できるだけで、搭載しての常時運用はできないでしょう。
それに、あたごは、ベアトラップを装備していなかったんじゃないかな?
いすれも積めるけど、実運用には対応していないと思う(そりゃムリすれば積めるだろうけど、現実的じゃない)。
DDHに10機以上搭載してるのも見たことないけどね…
大体6機とか7機とかがせいぜいで
それ以上は見たことが無い
SH-60の数が足りなさすぎて、DDGに積む数が確保できなかったって、海自の元幹部の方が嘆いておられましたね…
DDHもDDも搭載定数と運用能力は別です。
たかなみ型とあきづき型は完全な2機運用設備を備えていて、むらさめ型とあさひ型は2機運用可能な設備での1機定数。
いずれも哨戒ヘリ2機の実運用能力を有していますが、哨戒ヘリ保有数の関係もあって定数の1機しか派遣されていません。
いずも型がF-35Bを運用する任務においてDDに対し哨戒ヘリ2機派遣が可能になる理屈です。
いずも型のF-35B運用で初めて実現する運用体制なんで、これまで実績がないのも当然ということかと。
むらさめ型やあさひ型は、ヘリ格納庫への移送軌条(レール)が1条しかないため、インド洋やソマリア沖への派遣には2機載せていくけど、運用は1機で、もう1機は格納しているだけ。
2機が同時に作戦行動することはない。
大洋の真ん中で、移送レールもない状態でSH-60のブレーキを解除して狭いヘリポートを移動なんてできないよね。船が傾いたらヘリも動いて危険だし。
やはり、移送レールが無いということは、ヘリの移動はムリだよ。
たかなみ型とあきづき型については反論の余地がないでしょ?
いずも型のF-35B運用による哨戒ヘリの運用数減勢をDDへの増勢で補えることに変わりない。
どれだけ補えるかは任務群の編成による。
移送軌条くらいは、その気になれば定期修理時にでも追加できるでしょう
いずも型2隻が本格的に空母運用される頃になるとDDXの姿も見えてくるでしょうから、むらさめ型が改装されるかは微妙な気もしますが(練習艦に変更されたりで)
まあ次世代の高速ヘリやら無人機やらで、将来的な艦載機勢力の未来像が流動的なんですけどね
F-35Bが、”いずも”や “かが”で実戦運用が始まるまでに、20隻ものDDでSHを2機運用するためにそんな改修をすると思うかい?
そんな構想は聞いたことないんだけど。
DDで2機の作戦運用を期待するのはわかるけど、現実には無理だなぁ。
だから、”いずも”から SHを全機降ろしてF-35Bだけにする運用なんて無いと思う。
twitterで零戦の次の艦上戦闘機がF35と言われていて、ああ確かにと
「艦載」じゃなくて「艦上」なところがポイントだね。
ヘリは「艦載」、戦闘機は「艦上」
発艦、滑走路途中から飛び立っている。
滑走路を使い切り、機体が一瞬落ち込む、のがないのが新鮮。