ラテンアメリカのディフェンスメディアが日本の防衛産業に対する取り組みについて記事を掲載、中々厳しい指摘を幾つも行っている。
参考:Japón y la encrucijada de su industria de defensa
第三者から見る日本の防衛産業に対する取り組みはどの様に映っているのか?
中国の軍事力拡張に歩調を合わせて海外メディアもインド太平洋地域における安全保障政策を取り上げる機会が急増、これに関連して当該地域に属する日本、オーストラリア、インド、韓国といった比較的軍事力の規模が大きな国の外交・安全保障政策も海外メディアに登場する機会が増えており、各国の兵器開発や調達計画さらには防衛産業に対する取り組みについても詳細に紹介されることが多くなってきた。
ただ日本の防衛産業の話題を取り上げる海外メディアは稀なため「日本の防衛産業に対する取り組みについての第三者評価」を目にする機会はほとんどない。
しかしラテンアメリカのディフェンスメディア「ミリタリーゾーン/ZonaMilitar」が日本の防衛産業界についての記事を22日に公開しており「現在の日本は国際的な防衛コミニュティーからはほとんど見えない存在で、日本の防衛産業や技術力に対する評価はほぼ0に近い」と結論づけている。
ミリタリーゾーンの記事内容を要約すると以下の通りだ。
アジアの国々はあらゆる空間において中国のパワーに影響を受けているため政治、経済、安全保障の面で課題を抱えており、このような問題を克服するため日本は衰退の一途を辿る防衛産業の生産性や開発効率を改善するため2013年に新しい国家安全保障戦略を2014年に防衛生産・技術基盤戦略を策定、2015年には装備品の研究・開発や調達を担当を一元的に担う防衛装備庁を整備するなど様々な取り組みを実施してきた。
しかし日本の防衛産業は依然として国内需要に依存しているため国内需要と海外輸出の2本立てで成り立つ海外の防衛産業と比較すると投資→研究・開発→量産のサイクルが非常に遅く、中国の軍事的脅威や強烈な近代化スピードに日本も付いていくには防衛産業の基盤強化が欠かせない=つまり海外市場に開発した装備品を供給することで研究・開発分野に投資した資金を早く回収して次の研究・開発分野に再投資するサイクルスピードを引き上げる必要があると指摘している。
さらに米国、ロシア、中国、インドが牽引する形で世界の国防予算は前年比2.6%増(2020年度)という高い伸び率を見せているが日本の防衛予算は1%台という低い増加率に留まっているため、これも日本の防衛産業発展における障害になっているらしい。
戦略国際問題研究所(CSIS)でアジア太平洋地域の安全保障問題を担当するグレッグ・ルビンスタイン氏は日本の防衛産業について「非効率で高コストな運営を行っておりイノベーションに対する取り組みも少ないが、相対的に防衛予算が横ばいにも関わらず高コストの装備品(F-35など)輸入が増加するという新たな問題にも直面している」と指摘している。
ルビンスタイン氏の指摘を裏付けるように日本の防衛予算は過去10年間で2.4%(ストックホルム国際平和研究所のデータに基づく数値)しか増加していないにも関わらず日本の装備品輸入額は世界12位へと上昇(2017年の装備品輸入額は17億ドルで2019年は64億ドルに急増)しており、輸入額の97%は米国製なので防衛予算が1%増加しても日本が輸入する米国製兵器の代金や自衛隊が運用している米国製兵器の維持費用に消えるだけで国内に資金が回されていない=防衛予算増加が防衛産業発展に繋がっていないと言いたいのだろう。
さらに記事には「日本の防衛産業が柔軟で小回りの効くフレキシブル生産システム(FMS)を導入すれば輸入に依存した状況に対処できる」という三菱総合研究所(MRI)の主張も掲載されているが、この方法は輸入に依存した状況下で日本の防衛産業が生き延びることに役立っても「日本の防衛産業が成長してアジア太平洋地域における強力な軍事的プレゼンスと位置づけられるには不十分だ」とミリタリーゾーンは指摘しており「ルビンスタイン氏の言葉を借りると現在の日本は国際的な防衛コミニュティーからはほとんど見えない存在で日本の防衛産業や技術力に対する評価はほぼ0に近い」と言っている。
この分析が的を得ているのかどうかは読者の判断に委ねるが、第三者から見ると日本の防衛産業に対する取り組みや閉鎖的な防衛ビジネスの環境はこの様に映っているという意味で非常に興味深い記事だ。
因みに本記事は日本の防衛産業を意図的に貶めようという趣旨ではなく「海外視点で日本の防衛産業を見るとどの様に映るのか」という意味で貴重(こういう意見もあるという意味)なものだと思い取り上げたので、その趣旨を汲んでいただけると助かります。
※アイキャッチ画像の出典:航空自衛隊
この記事を読んで真っ先に思ったのは
> 因みに本記事は日本の防衛産業を意図的に貶めようという趣旨ではなく〜
って一々断りを入れないと(もしかしたら入れても)噛み付く人がいるかもしれないの、大変そうだなぁ
だった
そりゃ日本は凄いと思い込んでる人が多いから日本下げの内容なんて耐えられないんじゃない?
別に日本の兵器がダメって言ってるのではなく、評価したくとも出来ないからゼロ扱いなんだっていう客観的な講評だし
実戦経験ゼロで海外採用もこれからだから、上げても下げても信用ならんよ
個人的にはむしろ、この注をつけつつこの記事上げるって事は
コメ欄が荒れる事自体は気にしてないんだな、と思った。
ほらまた認知が歪んでるやつが沸いた
韓国を上げてる訳じゃなくて輸出や開発スピードも速くてその事実を指摘した上で議論してたら何でも日本あげるマンが勝手に興奮してるだけなんだか
この分析は個人的には全く的外れかなと思うけども
どんだけ防衛産業の投資を拡大したところで、根本的な国力が既に絶望的な差を付けられてるんだから無理に対抗しようとしたら先に倒れるのは日本だし
装備輸出が意味を持つとしたら政治的文脈が中心になるのでは
まあ、儲けは殆ど出ず殆どお国へのご奉仕です、みたいになってる防衛産業が健全じゃないというならそうだと思うけど、それは防衛装備輸出やらなんやらの話ではないような
愛玩動物は与えられる衣食住で優劣を競い、野生動物は自らの実力の過小を競う。
日本の防衛予算の対GDP比率がめっちゃ小さいのは事実だけどね。
2023年頃の日本の防衛予算は韓国を下回る可能性が高いし。
防衛装備品の輸出については「オフセット取引」が大前提だし、
現役の自衛官が輸出先の軍隊に行って、装備品の運用について教育指導をする必要もある。
意気込みは立派なんだけど中身が伴っていないから、外国に日本の装備品を全然アピールできていない。
韓国の場合お隣に付き合わされて人員過剰なんでそら軍事費も高くつくわなって話だけどな
てか、よく引き合いに出されるけど軍事費の対GDP比って指標として適切なのかね
アメリカに都合がいいから使われてるだけじゃないの、日本もそれに乗っかってきたにせよ
国家予算比で言えばそれなりの額出してたりするし、それを引き上げる余力なんてそもそも無いわけで
事実GDP比1%縛りはとっくに撤回されてるけど劇的に防衛予算が増えてるわけでもなく、削られないように対抗するのがやっとといっても過言じゃないし
アメリカ1強の時代が終わりつつあって、中国・ロシアの軍事力は絶賛増強中。
日本は「自由で開かれたインド太平洋」構想を提唱しているんですから、日本も防衛予算の対GDP比率を上げて軍備増強しないと、日本のやる気が疑われるんですよね(装備品の輸出と同じ)。
現に中国に対する姿勢はどっち付かずになっていますし。
>よく引き合いに出されるけど軍事費の対GDP比って指標として適切なのかね
これは、国会で野党からの攻撃をかわすために1976年に決めたことで、軍事的合理性はないよ。
なので、必要性があって決めるコストの割合ではないので、指標として適切ではないね。
>根本的な国力が既に絶望的な差
どの国に対して「差」をつけられているのか、明示しないと。
日本のGDPは世界第三位ですよ。
わりとここのコメントって国産だと何でもマンセーする人出がちだからなあ…
そういう煽りはいらんよ
そう?
むしろ日本のやることはなんでも過剰に貶すみたいな人も見掛けるけど
最後のコメントはどちらの意見も牽制しているように読めた
悲しいなぁ。
日本の防衛産業はどうなってしまうのか・・・
言いたくないけど、(言ったら荒れるから)韓国のように輸出を前提とするのも悪くないんじゃないかな。
内需だけじゃどうしても・・・
輸出を想定するのはいいけど
輸出を前提にするのは相当な覚悟がないとダメよ。
そのためには、左派の皆さんを説得しないとね。
左派の人等を説得とか、中々厳しいのでは…。
日本が武器輸出解禁した時、海外メーカーからの照会が殺到した
日本のセンサー技術は評価が高く関心が持たれており、共同開発の要望が多く、現在もいくつか行われている
…しかし製品は売れなかった、ちゃんちゃん
高価で日本の要求仕様に特化したガラパゴス、世界の需要に応じた開発を行なっていない
トータルパッケージとしての製品造りの下手くそさ
などかありそう
海外に人気のあるトヨタのランクルには気象に応じて防塵フィルターが16種類用意してあるころ、国産装甲車には4種類のフィルターしかないって批判してる話があった、うろ覚えだが
民間輸出はとっくに世界各地に対応してるのに、この格差が武器輸出の壁になるだろうって予言
ガラパゴスというだけでなく、確かにスピード感の足りないのは致命的
日本はオフセット取引をしたことがないし凄い躊躇しているので、外国から「日本は装備品の輸出に後ろ向きなんだな」と思われているのも原因かもね。
オーストラリアの潜水艦を受注できなかったのも、オフセット取引に失敗したことが大きな原因だし。
武器輸出解禁じゃなく条件付解禁だったことで海外企業の思惑が外れたんですよ。
防衛装備移転三原則とそれを担保する防衛装備品・技術移転協定があるわけで、移転事業は同協定締約が前提で政府間協議をベースに進められるのが原則。
つまり協定締約国以外の政府や海外企業からの照会には日本企業も政府も対応できない仕組み。
それじゃ企業対象の国際競争入札には端から参加できないので、発注者が同協定締約国政府である前提で企業名義で参加可能な仕組みを模索し始めた段階。
これ、要するに技術力どうこうよりも、「もっと国内向けだけじゃなくて、海外向け商品だせや」って言っとるね。
トールとかシエンタみたいなのばっかり(要するに国内市場オンリー)作ってねぇで、タンドラ(海外向け商品)とか作れやって事
まぁ数年前まで武器輸出なんてありえない体制だったわけで、
今でも国民感情的に微妙なとこがある事を考えたら、数年で変われるものでもないかなと。
数年間もあれば世界は激変するって、
世界的にはコロナ状況下、軍的にはトルコの興隆や中国のテクノロジーを見てても感じませんか
そういうところを言ってる記事だと思うけど
センサー類は強いんだから、イスラエルみたいにアビオニクスに特化してターゲティングポッドやセンサー改修キットとかシーカーとか部品でも売ればいいのに
光学レンズも最強だし
まあ企業が軍事はやりたがらないんですが…
自国で売れるような機体を持ってないから改修キット作るのにも一苦労ってのはありそうだな
オープンアーティーテクチャー対応でほぼテスト不要になる可能性はあるけどさ
「どうしても欲しいってんなら売ってやっても良い」
という謎の上から目線態度を改めんと絶対売れんよ
あと機密ガー連呼もな
それよ、まさに負け惜しみ、イソップのキツネ話のまんま
商売に気取りとか要らんよ、だからデパートみたいな殿様商法は凋落してるのにね
いつも思うがその上から目線ってどんな話のとき出たの?
潜水艦
機密を保持できる条件でないと売れない、というのは
上からでも何でもないよ。
飛行艇
顧客の要望に合わせた廉価版の開発を検討中。
哨戒機
一般的な商品とはかなり違う、政府の息のかかったというか政府の息そのものみたいな防衛産業なるものに
民生品のように売れてる奴が偉いというような安直な法則をあてはめていいのかというのは
管理人含めてお前らには問わねばならんね
では他国の軍需品は何で売れてるのかを説明してくれ
話しはそれからでは?
そういう上から目線なところが問題ですって話なんだけど?
記事読めてる?
研究開発に血税も投じられてる以上、効率的であって欲しいというのは当然の考えじゃないかな
はあ?
造ってるのは企業である以上、売れなければ生産を閉じるよね?
売れなくても良いから造り続けてくれってんならお上が開発費や優遇措置を取るべきだが、そこは自力みたいなことをするから、民間企業が撤退してる訳だよな?
管理人の記事を読んでおきながら批判かよ〜月刊誌だけ読んでろよ。
俺は労せずタダで楽しく読ませて貰ってるから、何が有っても管理人の味方をするよ〜それがせめての義理なのでね。
人口も経済も上向かない日本の内需だけでは国内産業がやっていけないってのは官需も民需も一緒で、国内産業を維持するためには外需も取り込まないといけないのは官民一緒だろ。政府が維持もしくは発展させたい産業に対して優遇政策をとるのも。
防衛産業は相手が9割以上国だから政府の関与の割合が大きいってだけで、モノを輸出するのに互いの政府が関与するのは官民一緒。民生品は政府の関与一切なしで民間が好き勝手輸出入できるとでも思っているのか。
他人に問わねばならんとか言う前に自身の知能でも問うたらどうですか。
そういえば昔どっかのインタビュー記事かなにかで
日本の防衛費のGNP1%縛りの本当の理由として
どうせ防衛費増やしてもその途端アメリカが乗り込んで来て増やした分の大半をアメリカ製兵器の購入と維持に持ってかれてしまうだけだからって
ポロッと本音漏らしていた与党の政治家がいたのを思い出した
つまりこの条件が改善されない限り自民党が防衛費大幅増の方針に切り替える可能性は
基本的に今後も無いという事なのだろう
それが事実ならば、この国はまんま植民地でしかない、占領下だね
米軍でいま飛行艇の再評価が進んでるのに
US-2の売り込みが全くされていない所を見るに
日本人は根本的に武器商売の才能が無いんだと思う
もしくは関心が無いと言うか
企業側が兵器はやりたがらんからね
いい例がミクロで、軍用は作らんと宣言してる
防衛産業の下請けでも、兵器の海外輸出には社員の抵抗意識が根強いし、海外に売るなら仕事は受けない姿勢をとっている企業もあり
高い技術を持つその他企業も死の商人とのイメージ低下懸念があるからやりたがらない
軍事産業に参画して海外向けに製品開発する意欲は低いね
つーか無いんじゃない
ミクロってなんやねん
ミロクでした
外国が欲しがりそうな兵器=日本が気合い入れて作った兵器=機密度高しで売れません
結局これでしょ
日本から見て重要度の低い装備は外国にとっても重要じゃないんだよ
自衛隊が国内開発の兵器を導入しようと思ったら、海外製では応えられない日本の事情に合わせた特注の品ということになり、それはつまり輸出に適した品ではない。
これが客観的な評価だろう
日本の場合は「子供部屋おじさん防衛産業」といえる
官民両方にやる気もなく、なあなあでやって来た結果がこの体たらく
オーストラリアやインドネシアをいつまで逆恨みして叩き続けるネトウヨには理解出来ない話だろうがな
こういう誹謗中傷者は流石になんとかして欲しいなあ….
武器商売は性能よりも政府の外交的な方針や援助が購買に直結する
日本もフィリピンにレーダーが売れるまでにTC-90やUH-1の部品の供与、教育など様々な援助を行った
日本が武器産業を育成したいなら戦争アレルギーの野党の排除も必要だしアメリカの圧力をはねのけてでも販売する強い外交力が必要
まぁ日本は素材とかコンポーネントとかそういったもんを中心に頑張っていけばいいんじゃない?実際、トヨタのランドクルーザーベースの装甲車とかを中東の国が作ってるわけだし、「TITAN-DS SWAT」みたいなカッコイイやつをさ
こういうのって10年スパンで見るもんだからまだまだこれからの話でしょ
半世紀前には攻撃兵器だからダメって爆撃コンピュータ外されたり
輸送機が国土縦断出来ない仕様にされるような国だったんだぞ…
2014年に「防衛装備移転三原則」が政府方針として制定されてからもう7年経つんですよ…。
成果はフィリピンへの警戒管制レーダーの輸出1件だけです。
きっと、このコメ主は2024には日本は世界一の武器輸出国になるって言いたいのさ〜だから待っててあげましょうよ!笑
共同開発案件は色々進んでるから原則の意義を全否定はしないけどね。
個人的には「紛争当事国には兵器は移転しない」にゲンナリする。
意図はともかく字面みたらおよそ売る気がある様には見えん。
せめて「国連安保理の措置対象国には〜」と表記してくれ…。
日本にも有望そうなUAVベンチャー企業があるが
三菱とか従来の防衛産業に一から開発させるんだろな
コスト面で勝負にならんわコレ
ヤマハとかも無人機の先駆者だったのにな
八木アンテナですか?
昔のドキュメンタリー番組でみた内容だけど、農薬散布ヘリに注目して米国から軍事転用のお誘いがきたけど断ったみたいね。そして何名かの技術者は引き抜かれた。たしかヤマハだったと思う
変なのが軍事クラスタに紛れ込む原因はまとめサイトとyoutubeだと思う
それもあると思うけど、時代の変化もあるとおもう。
日本は安全保障をマジメに考えないとマズイ時代に突入したので、社会の関心も自然とそっちに移ってきてると思う。
関心を持つ層が幅広くなってると思います。
日本は特殊な環境だから海外には通用しないガラパゴス国産製品でも仕方ないのだって、これ屁理屈よ
現に、今も昔も大量の海外兵器を輸入してるのに、何でガラパゴス国家に外国の製品が通用してるのさ?
自衛隊の高い要求を盛り込んだ高価な仕様、これつまりガラパゴス
欧州等では海外販売見越して仕様を決めております
噛み付くつもりはありませんが、19式装輪自走155mmりゅう弾砲は5名で運用しますが、3名はキャビンに乗れますが、残りの2名は簡易なキャンバスの囲いに収まる訳ですけど…これが高級仕様?
それ本気で言ってる?快適じゃない=高級じゃないって軍事装備に対する評価としておかしすぎでしょ
装甲キャビンの中に入れなければNBC防御できないという指摘だと思うが
置換え元のFH70も移動時の乗車は幌付きトラックだから19式の簡易キャビンと大差ない
圧迫感があるけど、代わりに進行方向に座れる
現在の軍隊は人命を重視してるので、そこが問題では?
コメントを見る限り兵隊なんだから我慢しろ!的なコメント見受けられますが…こういうところでも近代軍には程遠いと思いますね。
仮に、あのキャンバスの我慢部屋が奇跡のマテリアルで出来ててNBC状況下でも保護されるとしても…座り心地が最高とはとても思えない。
牽引式との比較なら十分高級かと。
あれ、自走砲の更新ではなく牽引式からの更新だし、
海外の装輪式自走砲との競合は意識していないだろうから。
F15もF35もイージスアショアも日本の思い通りにならなくて大変困っているところだけどね。
それは国情に適さないからじゃないよね、自由度がない高価すぎるという話
しかも選んだのはこの政府自身
特殊環境向けは他の環境では微妙だけど
標準環境向けは特殊環境でもある程度は使える。
そして国の環境なんて千差万別=それぞれの特殊環境なんだから
よその特殊環境向けより標準環境向けの方が使い易いのは当たり前。
(もちろん類似してたり何かしら共通する要素のある特殊環境同士で、
需要がある程度一致するケースもあるだろうけど)。
しかも標準環境向けの方が選択肢は多いんだから、
わざわざよその特殊環境向けを選択する意味もない。
方言と標準語にも似ているな。
地元でも標準語は通用するが、他地域で方言は通用しない。
だが地元や近隣地域では方言の方がコミニュケーションが上手く行ったりする。
日本国産兵器の営業はだれがやっているのだろうか、だれもやってない気がする
まあ観測気球あげる程度にはやっているようですが、
東南アジアのデパートのクールジャパンコーナーレベルじゃないですかねえ?
>本記事は日本の防衛産業を意図的に貶めようという趣旨ではなく「海外視点で日本の防衛産業を見るとどの様に映るのか」という意味で貴重(こういう意見もあるという意味)なものだと思い取り上げたので、その趣旨を汲んでいただけると助かります。
おかしな批判を気にせず、これからも日本語メディアでは入手できない海外視点で書かれた情報を沢山紹介してほしい。
「批判を気にしない」気持ちでは思っていても、非難されるとやっぱりメンタル来るからね
それだけ影響力が強いと前向きにも捉えられるが
日本の場合は「殺傷武器」に対する国民感情から変えていかないと侭ならん。
前にも発言したが「レーダー」の輸出に文句を言う輩をどうすれば良いか考えるべきでは?
商品開発として武器を本気で輸出する場合「自衛隊仕様」とは別に「汎用又は輸出用」として各国に市場調査なりを実施してニーズの把握をした上で開発すると思うが(防衛機密に抵触しない範囲又は許可を得て)
素人目で見ても日本て売る気やる気なさすぎる
「このスペックでほしいなら売りますけど色々注文つけるなら面倒なんで降ります」ってイメージ
ここのサイトで韓国の輸出関連の記事を見ると、現地企業や他の企業と組んで本気で受注取りに行こうとしているのに対して日本てそういった動きが全くないよね
でもそうやって現地企業や他の企業と組んで本気で取りに行った大型案件が炎上したり消滅した事例や、そのまま売ったりライセンス生産させて成功した事例の方が多くない?
日本のF-15MJやF-2、米のF-35、ユーロのユーロファイター、濠のアタック級等々炎上したし、仏のラファールや韓のK9は馬鹿売れしてる。
「このスペックでほしいなら売りますけど色々注文つけるなら面倒なんで降ります」ってスタンスは正しいスタンスなんじゃないかねぇ?
このテーマでの議論で致命的に欠けているのは我々日本人が国際的な武器取引の現状を知らないというところじゃないの?
米国のF-35は特殊なので除外させてもらうけど、ユーロのユーロファイター、濠のアタック級、仏のラファール、韓国のK9はそのまま売ったりライセンス生産で馬鹿売れしてるという認識が間違ってる。
海外の武器取引の大半はオフセット取引が基本で契約金額の相当額を購入国に再投資する条件がつけられるので、特殊なケースを除いて現地生産しないと成り立たないんだよ。ユーロファイターなんか現地生産をしない代わりに現地産業に投資したり商品を購入したすることで相殺してる。
アタック級は現地建造に加えて契約金額の60%をオーストラリアに再投資する必要があって、これをフランス企業が全て管理しないといけないから相当大変なはずだ。
韓国のK9が売れているのは競合の問題や価格の問題も影響しているけど、顧客の要望する戦闘管理システムを統合したり、その国が生産している機器をK9に組み込む努力をしてるから受け入れられているんであって、単純にそのまま売ったりライセンス生産を許可すれば売れるだろうというのは完全に認識が間違っている。
そこでどうしてF-15MJやF-2が出て来るのかはよく分からんが、
最初からあれもこれも、と欲張るとロクな事にならん、って話であれば同意する。
最初は一つの明確なビジョンを定めて、とにかく一度完成させるべきだよな。
何せ現在世界で一番成功しているマルチロール機はF-16なんだからね。
派生させたいなら後からでいい。「その分の多少のマージンを確保しておく」とか「各部をモジュール化する」位ならありだけど。
9条原理主義者をどうにかせんと売りにくいでしょう
自然消滅までもう少し待つしかない
このサイトはコメントが増えて来たが
誰かが意見を書けば
すぐに揚げ足の取り合いになるの何なのw
それが生きがいなのww
日本人はディベートできないからじゃない。
そうなんだよね。
ディスリ、ケチ付けの色合いが入るのが増えた。
あと、「どっち側」とか「擁護」とか。
客観的な議論には不要。
自動車作ってる訳じゃないんだから、防衛産業の成功=兵器輸出実績って図式はちょっと違うんじゃないか。
ラテンアメリカ諸国はもちろん西ヨーロッパの国々でさえ内需だけで防衛産業を維持できないのだから、実質的にはイコールなんだろうけど、米中露の防衛産業と輸出政策は採算性とは結びついてないし(赤字は気にするけど)。日本はその中間に居て、徐々に内需で回らない側に移行してる過程だと思うんですよ。
もうちっとスピード上げないと、防衛産業は崩壊して兵器は時代遅れまんまっていう最悪の状況かもな
競争相手ははるかに素早く動いてるんだから
日本は輸出のできないことでしばしば生産単価が高騰する上に、性能が世界的なニーズから後れたり
それに武器輸出国は企業レベルの採算でなく国家レベルの利害得失を計算して行動してるふしがある。
つまりは日本は損しかしてないって
コマツ見りゃ分かるけど中国市場の顔色伺うと防衛事業なんて無いほうがマシっつって特機部門はサービス部門残して廃業。砲弾は譲渡先探してる状態。
別に防衛で飯食ってるわけでもなければ単なる滅私奉公で本業からしたらそんなもん二の次以下だし、今更に国策変更で輸出しろ言われてもなあと。
ここ最近に限らないけどコメ欄の揚げ足取りとか対立煽りみたいなの多すぎてムリだわー
防衛装備移転三原則という自主的縛りが武器輸出の障碍になってることに言及しないのは分析として不十分ですよ。
武器を輸出したいのは他国と同じだが日本独自のルールがあることが海外メディアには何故か斟酌されない。
そういう自主的な縛りをしているから、
「日本の防衛ビジネスは国内需要に依存している」
「日本の防衛産業や技術力に対する評価は、国際的な防衛コミニュティーでほぼ0に近い」
・・・と海外メディアに思われているわけでして。
現状のままだと日本の装備品の海外移転は促進されませんよってだけ。
日本政府が「別にそれで良い」と考えていたら話はそこで終わりますけどね。
>日本政府が「別にそれで良い」と考えていたら話はそこで終わりますけどね
防衛大綱に目を通してますか?
防衛装備品海外移転事業に関する日本政府の方針はそこに明記されてますよ。
私は海外メディアの論評が日本の事情を無視した表面的なものでしかないことを指摘しただけです。
そういう政府を盲信してるのはどうかと
中国じゃないんだから
無視というか、「(日本の自主的縛りは結構だけど)日本の防衛産業や技術力に対する評価はほぼ0に近いですよ」と海外メディアは言っているだけ。
別にこれは間違っていないし、評価されたかったらやり方を見直すしかない。
売る気やる気が感じられないと言われているのに対してこちらの事情を無視しているだの事情を汲み取れだの言った所で向こうからすりゃ
「いや、グダグダ言ってるけど結局のところやる気ねーんだろ?w」で終わりかと
こっちのニーズを調べもせずに、うちの商品とってくれとセールスに来る、話が噛み合わないからお断りすると立腹されて立ち上がりと
これ体験談です
その代理店は数年もたず消えてました
こんな感じかな
存在感はなくても、いいモノ創っていれば、玄人から注目はされる
温在韓はあっても、トラブルメーカーのような国もあるし
温在韓ではなく、存在感に訂正します
日本人ならその考え方に共感するんだけど、どうも国際舞台では自ら声をあげてアピールしない限り上手くいかないというのが現実の結果ではなかろうか?
大きな声を上げ続ければ嘘も本当になると考えている人達が居ますし。
国際社会はママじゃねーんだわ
ちなみに現在の防衛装備移転三原則は、
移転を禁止する場合の明確化。
①当該移転が日本国政府の締結した条約その他の国際約束に基づく義務に違反する場合、②当該移転が国連安保理の決議に基づく義務に違反する場合、③紛争当事国(武力攻撃が発生し、国際の平和及び安全を維持し又は回復するため、国連安保理がとっている措置の対象国)への移転となる場合。これらが該当する場合、防衛装備の海外移転を認めない。
移転を認め得る場合の限定並びに厳格審査及び情報公開。①平和貢献・国際協力の積極的な推進に資する場合、②日本の安全保障に資する場合、等に限定し、透明性を確保しつつ、厳格審査を行う。
目的外使用及び第三国移転に係る適正管理の確保。原則として目的外使用及び第三国移転について日本国政府の事前同意を相手国政府に義務付けること。
となっている。以前の武器輸出三原則と何が違うかというと、1976年に三木内閣で追加された「三原則以外の地域への輸出も慎む」が外れただけです。まぁ、三原則以外にも左翼勢力からの抗議もあり、攻撃的な兵器輸出は難しいでしょうね。海外企業と共同開発するにも、日本にはスパイ防止法もないですし。それに国内防衛企業は開発の前提は自衛隊のためであり、海外のニーズとは一致しないことが多い。韓国企業なんて韓国軍のためよりも最初から輸出を前提として開発してますからね。
一事が万事ってことで、防衛関連に限らず、この国はすぺてか出遅れな模様
国産ワクチンはいつ供給されるのやら、日本の優れた開発技術はそのかけ声しか聞こえないし、といって輸入ワクチンは言い値で買わされ何の自由度も無い
オリンピックだって、本当は誰に開催の権利があるのやら(笑)
そもそも日本政府は、武器の輸出そのものはやる気無いと思う。買いたいところがあったら売るよ ぐらいの事しかやりたくないんだと思う。
ただ、世論が無意味な法の改定だったと言いかねないので
売る気はあるアピールしてるんだと思う。
では何故法改定したかというと、海賊対策に警備艇が欲しいが金が無い…という国があったとして、日本政府がお下がりを無料で差し上げましょう。弾薬も付けます!なんてやったら野党やマスコミにタコ殴りにされるから。
だからといって譲渡だけの改定だと賄賂扱いされかねないので、今のような法改定になったんだと思います。
(個人の意見です)
付け加えに、改訂前だと共同開発に制限が掛かるからそれを無くす為もあると思う
実戦なし実績なし性能もよくわからないし安くもない
これじゃ売れるはずないわな
>>日本は国際的な防衛コミニュティーからはほとんど見えない存在
日本のステルス技術は高いようですね
この悲劇のタイトルが、
永遠のゼロでありませんように
ズバリ核心をつかれたな
引きこもってばかりでは中国の技術発展には追いつけないし近いうちに韓国にも置いて行かれるだろう
今、打って出る時だ
問題点が明らかになった。ならば改善すればいい。
実に簡単な話だ。
専守防衛政策など捨ててしまえ。そして、外国から恐れられるような強武装国家に、日本はなるべきだ。
軍事力が大きくなれば、日本の発言力も強くなる。外交面で日本の国益が増える。これはとても良いことだ。
何もためらう事はない。周辺国の反発など気にする必要はない。日本は強い国になればいいのだ。
80年代ならともかく今の日本の技術力を過大評価し過ぎで防衛装備が明後日の方向に行かなきゃいいけど
敗戦から70年経って、軍事に凝り固まった思想を持つ戦後世代が消えていってる。
日本の軍事産業はこれからであって、まだ評価できる段階じゃ無い。
まあ、貶めたいならストレートに罵倒していいのよ管理人?
その国の環境にマッチしてるかが最優先の兵器に、海外シェアや予算規模という視点を持ち込むこと自体おかしなことなんだけど
もうちょい勉強してください
科学的、工業的、経済だけで考えれば
本格的に取り組んで数十年かければ軍事部門のトヨタなんてのはできるかもしれんが
実際には政治的な理由でできない可能性のほうが高いよね
軍事産業に取り組んでいる企業は民間部門の方が大事だから
イメージを落としてまで軍事に力を入れることはないもの
日本人の意識変化や政治のリーダーシップだって期待できないしね
確かに今の滅私奉公を強いる日本の現状は改善されるべきだろう。
しかし、輸出に力を入れるのは本当に開発スパンの改善につながるのだろうか?k9やらレオパルドが売れた韓国、ドイツはそんなに立派な戦車ができているのか?