日本関連

日本、イージス・アショアの代替策としてイージス艦追加調達案が浮上

日本政府や与党自民党は陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入中止を受けて代替案を検討しているが、海上自衛隊のイージス艦を2隻程度追加で調達する案が浮上している。

参考:イージス2隻増、陸自が補完 MD代替策、政府検討

新しいミサイル防衛計画は中長期的な視点で練り直すべきで、短期的には敵基地攻撃能力取得が最善

現在、海上自衛隊はBMDに対応したイージス・システムを搭載する「まや型護衛艦」を調達中で2021年3月までにイージス艦8隻体制が整う予定だが、イージス・アショア抜きの日本の弾道ミサイル迎撃体制を考えるとイージス艦2隻程度の追加導入が現実的だという見方が浮上してきた。

出典:Public Domain 米国のロッキード・マーティンのテスト施設で試射されたSM-3 Block IIA

ただイージス艦を増やしても荒れた気象条件下では運用に制限が掛かるため、365日24時間の常時警戒体制を維持するのは難しいため、安定した陸上配備型の迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を完全にカバーするのは不可能だろう。

一方、米国は日本のイージス・アショア導入中止に一定の理解を示しているが、導入中止の要因に挙げられた迎撃ミサイル「SM-3 Block IIA」から切り離され落下するブースターの問題については「北朝鮮が発射した弾道ミサイルの方が危険性が高い」と指摘しているが、北朝鮮の弾道ミサイルのみに対応したミサイル防衛計画(MD)を見直すには丁度良いタイミングだったかもしれない。

米国も昨年、12億ドル(約1,300億円)も資金を投じていた次世代のミサイル防衛プロジェクトを突然キャンセルした。同プロジェクトのキャンセル理由は開発していたシステムの問題を修正するためにコストが掛かりすぎるためだと発表しているが、恐らく「問題の修正」とは変則軌道で目標に接近している新型弾道ミサイルや極超音速兵器への対応を指している可能性が高く、現在開発を進めている次世代の宇宙配備型赤外線探知システムと連動して作動する新たなミサイル防衛プロジェクトを立ち上げるのだろう。

出典:aapsky / stock.adobe.com

イージス・アショア導入中止を受けて設置された自民党の検討チームも、北朝鮮が保有する従来型の弾道ミサイル、ロシアの弾道ミサイル「イスカンデル」のように変則軌道で接近してくる新型の弾道ミサイル、マッハ5.0以上の速度で複雑な飛行コースを辿る極超音速兵器の対抗策について話し合っていると言われており、米国と同じ道を辿っていると言える。

果たしてどのような提言が出てくるのかは不明だが、短期的な解決策が存在しない以上は中長期的な視点でミサイル防衛計画(MD)を練り直す必要があり、その時間を稼ぐためにも敵基地攻撃能力(陸上発射型の巡航ミサイルもしくは独自に中距離弾道ミサイルの開発)を取得して、当面の抑止力として活用するのが最も費用対効果に優れているだろう。

因みに、自民党の検討チームによる政府への提言は7月中に行われる見込みなので注目される。

関連記事:極超音速兵器に既存の迎撃システムが役に立たない理由
関連記事:日本、極超音速ミサイルを探知するセンサーを宇宙空間に構築か?
関連記事:中国が「日本の野心は誰もが知っている」と批判、敵基地攻撃能力保有を警戒

 

※アイキャッチ画像の出典:海上自衛隊 護衛艦まや

インドを背後から攻撃? 中国、パキスタン空軍基地に戦闘機J-10を配備前のページ

インド、1機2億ドルもするSu-57M導入を放棄してF-35導入を検討か?次のページ

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コメント

    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    北朝鮮の弾道ミサイル防衛に限らず
    拡大し続ける中国海軍に対抗するって意味では
    海戦にも使えるイージス艦のほうが汎用性高くていいと思う
    ただしドック入りのことを考えるとアショア2をイージス艦2ではなくイージス艦6にしないと防衛力が不足する

    2
    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    イージス・アショアは完全に固定目標なので、攻撃対象になりやすく元々デメリットが大きかった(移動できるTHAADの方がまだマシ)
    その意味で、より現実的な検討に移行したのは却って良かったと思います

    1
      • 匿名
      • 2020年 7月 04日

      予算と人員の事を考えた事があるなら、MD専用装備としてのTHAADやイージス艦増備が現実的なんて口が裂けても言えないと思うんだけど

      2
        • 匿名
        • 2020年 7月 04日

        予算と人員の事を考えた事があるなら、有事に役に立たない装備に予算を投入するなんて口が裂けても言えないと思うんだけど

        1
          • 匿名
          • 2020年 7月 04日

          役に立たないと断言出来るって凄いな・・・
          一体どの程度の装備をした工作員がどういった破壊工作をすると考えてるのか教えて欲しい(陸自の厳重警備下で)
          ドローン万能論者だったりする?

          1
            • 匿名
            • 2020年 7月 04日

            自分で陸自の警備人員が必要って言ってるやん
            イージス艦の運用人員は気にしても、基地機能維持のための人員には目を瞑る
            イージスアショア信者は自己矛盾を抱えてても気がつかないノータリンなの?

            • 匿名
            • 2020年 7月 04日

            現代戦で地上の固定目標がいかに脆弱か知らないとは、いくらなんでも無知過ぎる
            例えばレーダーサイトにしたって航空基地にしたって、破壊されることを前提に抗堪性を確保している
            しかしイージス・アショアは空中線の復旧が簡単なんて話は聞かないし、VLSを破壊されれば完全に致命傷
            兵器として、軍事施設として基本がいくつも疎かになっている割に(当初の見積もりと違って)高価すぎるから、費用対効果でわりに合わなくなっているんだよ

            3
            • 匿名
            • 2020年 7月 04日

            返信つけれなかったからこっちに書くけど、イージス艦増備すると陸上施設の警備すら陸自に委託しないと行けないほど人員が払底する事になるってこと理解してないの?
            維持費もイージス艦のほうがかかる上に、新造の2隻だけではローテは回せないから既存のイージス艦もローテに組み込まれる
            MDに必要な人員と予算はアショアの倍以上になるけどってここまで書かないとわからないのか
            あとTHAADの場合は警備以前に運用する高射特科もしくは高射群の人数がそもそも足りない

            アショアを導入できてれば(導入のプロセスはお粗末すぎたけど)MDにかかりきりになってるイージス艦を本来の任務に戻せたのにね

            1
            • 匿名
            • 2020年 7月 04日

            なぜ工作員限定なのか?中国かロシア相手なら弾道ミサイルか滑空ミサイルの最重要目標にされるだろ。陸上の固定目標と海上を自由に動く目標、どちらが簡単に破壊できるかなんて軍事に興味なくても分かる。無論工作員とか特殊部隊を使って破壊する場合も同じ。あとMD専用装備と言ってるけど、イージスアショアがなぜMD専用装備なのか?普通に攻撃に使えますよ?政治家がそう言ってるから?

            • oominoomi
            • 2020年 7月 05日

            即応性や保守性ではアショアが、汎用性ではイージス艦が優っているので、甲乙はつけがたいでしょう。
            抗堪性は護衛艦の方が上、と言いたいのですが、基地の警備を考えると必ずしもそうでもないでしょう。

            2
            • 匿名
            • 2020年 7月 05日

            >ノータリンなの?
            ノータリンはお前w

            1
          • 匿名
          • 2020年 7月 05日

          ~が迎撃不可だからイージスアショアが役に立たないって言うのであればそれよりもレーダーレンジと精度で劣るイージス艦に何の存在意義があんの?って話になるが

        • 匿名
        • 2020年 7月 05日

        人員不足の話するならそもそもイージスアショア作ってもその人員どこから捻出する?って話もしろよ
        海自からに決まってる。海自をMD業務から解放させる事が目的なんだからね
        それじゃ海自としては「業務と人員取られて何が負担軽減だ!」って考えるわな
        陸自としても離島対処で手一杯なのに新しい業務押し付けられてそこに予算まで取られるし、よくよく考えたらこれ自衛隊側としては誰一人喜ぶ人いないんだよね
        新しいおもちゃが増えて喜ぶミリオタだけ

        予算が限られてる中で、北の弾道ミサイル対処効率特化のアショアよりも、今後空母も持つことになると少しでも汎用性の高い護衛艦増やしたいって海自が考えるのは当然
        どっち増やすにしても人員は必要なのに、アショアは人員効率がーとかミリヲタの「俺ちょっと詳しんですよ」アピール見せられてるみたいで?聞いてるこっちが恥ずかしい

        2
          • 匿名
          • 2020年 7月 07日

          海自は、イージスアショア→イージス艦への流れに関して、消極的なコメントを当日出していた筈ですが。

      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      何か激論になってるがw 私も固定施設は否定してました。
      確かに現状のミサイル防衛システムでは機動展開可能であるTHAADが最適でしょう。
      正論かと思います。
      其の上で持論を申せば、米軍基地が数多ある日本にこそ米軍はTHAADを配備すべきです。
      手前勝手な話ではありますが、云うべき要請です。云わな損やで。
      また、新造イージス艦は1隻で充分。
      つまり、保守整備用の予備艦として採用し、4艦隊ローテーションを4、5艦隊ローテーションに変革します。
      之に因り理屈の上では、人員増加無しに現状の2艦隊即応態勢を3艦隊即応態勢に出来るはず。
      そして、浮いた予算を敵基地攻撃能力獲得に回すべきです。此方こそがミサイル防衛の本命なのですから。

      2
    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    今更イージス増勢って、現政権の志向からは外れそうだけど。
    「盾だけでなく矛も」の志向とイージス増勢を合致させるには、イージスへの巡航ミサイル配備かな?

    リンク
    >実は、首相も以前から、イージスアショアの費用対効果を疑問視するようになっていた。
    >配備計画が地元の反対で停滞する中、周辺には「新しいミサイルの登場で『盾』だけでは限界がある。矛を持たないとダメだ」と語っていた。
    >首相は、河野氏が主導した今回の配備手続き停止を、ミサイル対処のあり方を一から見直し、持論の敵基地攻撃能力の保有を議論する機会にしようと考えたとみられる。

    1
    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    まや型をもう2隻追加するのだろうけど艦名は何になるのかな?

    「あかぎ」「ふるたか」「あおば」辺りが良いな。

    1
      • 匿名
      • 2020年 7月 04日

      赤城、高尾、伊吹、辺りありそう

      何にせよ固定目標は標的にされやすいし
      イージス艦増勢は良いこと

      2
      • 匿名
      • 2020年 7月 04日

      まや型って3隻建造が決まってましたよね。
      なので、AN/SPY-1D(V)の最終発注分で3セットを購入済み

        • 匿名
        • 2020年 7月 04日

        まや型は現状二隻しか建造されてないし
        計画も全二隻でしょ

        3
        • 匿名
        • 2020年 7月 04日

        まや型の3隻目が確定していたとはどこ情報です??
        DDG増勢なんて話は、イージス・アショアの撤回話が出る前まではどこにも出てなかったと思うのですが。
        責めているとかではなく初耳だったので、ソース頂ければ幸いです。

        3
        • 匿名
        • 2020年 7月 04日

        まや型の3隻目が決まっていたとの話はどこ情報です??
        DDG増勢や更新は、イージス・アショア撤回話が出る前まで全くなかったと思ってたので。

        1
        • 匿名
        • 2020年 7月 04日

        >まや型って3隻建造が決まってましたよね。
        間違いです 撤回
        AN/SPY-1D(V)の最終発注分で3セットを購入済みと昔の記事をそのまま、まや型にあてはめました

        1
        • oominoomi
        • 2020年 7月 05日

        アメリカ海軍はSPY-6をアーレイ・バーク級にそのまま押し込みましたが、SPY-7はレーダーのサイズが少し大きいそうなので、せっかくの高価なレーダーの性能をフルに活用するためにも、改設計されると思います。

    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    THAADの後継ミサイルシステム「THAAD-ER」が開発中なのだから、THAAD-ERの開発に日本も参加すればいいと思います。
    少なくとも、乗員不足で悩んでいる海自の負担を増やす必要がなくなると思います。

    1
    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    レーダーが無いから、新造は無理では?
    まや型(3隻)が搭載してるSPY-1D(V)はラインが閉じた(最終発注だった)
    AN/SPY-6(V)1が輸出承認されるんかなあ? でもってバカ高い
    (配備が始まったばかりだからね)
    AN/SPY-6(V)1 :フルスペック 
    2~4もある 改修用、フリゲートなど小型艦用

    2
    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    そもそもイージス艦で実績のあるレイセオンのSPY-6じゃなくて
    まだまだ絵にかいた餅の状態のロッキードのLMSSRレーダーをイージスアショアに選定された時点でありえないだろと思っていたわ
    こんなので本気で話を進めていたら開発費が青天井になっただろうね

    1
      • 匿名
      • 2020年 7月 04日

      アメリカ海軍の人柱・バグ出しを待ってから採用したいですよね

      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      某ミリタリー速報とかレベルの低いまとめサイトにはこういう勘違いしてる奴がわんさかと居るがいつイージスシステムがレイセオン社の製品になったんだろうな

        • 匿名
        • 2020年 7月 05日

        頭悪いのかな、レーダーの話をしてんだけど誰がシステムの話をしてんの?

        1
          • 匿名
          • 2020年 7月 05日

          >>イージス艦で実績あるレイセオン
          って書いたわけだからレーダー、イージスシステム引っ括めての”実績”が何故かレイセオンにあるって言いたいんだろ?
          阿保はお前だろ
          イージスシステムを作ったのはロッキードマーティン、SPY-1を作ったのもロッキードマーティンだ
          んな事も知らんならミリタリー速報にでも引きこもってろ

          1
            • 匿名
            • 2020年 7月 09日

            >>って書いたわけだからレーダー、イージスシステム引っ括めての”実績”が何故かレイセオンにあるって言いたいんだろ?

            最初からSPY-6とLMSSRというレーダー単体の比較の話してたのに、文章ろくに読まないでイージスシステムの話と勘違いしたからって論点すり替えするにしても雑すぎるぞ

          • 匿名
          • 2020年 8月 16日

          ここは、そこそこレベルの高い話の分かるミリオタがいると思うよ。
          大鑑巨砲主義にいってごらん。ひどいからね。あそこ

          1
      • oominoomi
      • 2020年 7月 05日

      もともと防衛省はSPY-6を希望し、米軍もこれを支持していたにも関わらず、米ミサイル防衛局の反対で止むを得ずLMSSRが選定された、という経緯があると言われています。
      更に結局反古にされたけど、RMが売り込みの段階で富士通のGaN半導体素子を採用する、と囁いていたことも、国内防衛産業育成の観点で決め手になったと思われます。

      1
    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    ブースター落下を廃案理由にしたのは悪手だったと思う
    高出力エネルギー兵器を使わない限り今後どの自治体を選定しても同じ理由で反対される事になる
    もう少し何とかならなかったのかねぇ

      • 匿名
      • 2020年 7月 06日

      ナイキJの時はどのように解決していたのでしょうね。

        • HY
        • 2020年 9月 28日

         ナイキJの時はそもそもブースターが問題視されること自体がありませんでした。2トン以上もの重さがあったにも関わらずです。(イージスアショアのブースターは200キロ)

      • 匿名
      • 2020年 7月 06日

      その影響か、日本が開発予定の﹙極超音速ミサイル対処も視野に入れた﹚新型対空ミサイルは、ブースター無しの単段式の様です。
      リンク

    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    乗組員たんねーよ
    海自の人員不足なめてんのか
    もしかして対艦も対潜もできないBMD専用の小型艦造るとかそういう話か?

    2
      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      それな。もしイージス艦増備する余裕があれば最初からそうしてるわな。
      ただでさえ人員が欠乏してる、けど中韓対策に哨戒艦艇も増やさないといけないって状況で焼け石のイージス艦二隻でどうしたいんだよ。

      2
      • oominoomi
      • 2020年 7月 05日

      護衛艦定数増は防衛計画の大綱の改定を必要とするし、もちろん乗員600名の確保も大変なので、既存の護衛艦枠の付け替えになると思います。
      もっとも考えられるのは、乗員数が多く装備の古いはたかぜ型の早期退役でしょう。
      これなら差し引き80名程度の確保で間に合います。

        • 匿名
        • 2020年 7月 05日

        まや型一番艦「まや」と交代で「はたかぜ」が、練習艦に種別転換したし、まや型二番艦「はぐろ」就役したら「しまかぜ」も練習艦に種別転換するからその前提間違ってる

        寧ろ地方二桁DE艦と掃海艦を統廃合する
        FFMで人員圧縮狙ってるのでしょ

        上手くいくかは別として

        4
          • oominoomi
          • 2020年 7月 05日

          新型イージス艦の就役は早くても7年後になるので、はたかぜ型の「早期」

          2
          • oominoomi
          • 2020年 7月 05日

          護衛隊群のきり型が練習艦隊に転籍し、玉突きでのはたかぜ型早期退役、という意味だったのですが…
          でも新型イージス艦は最速でも令和4年度計画になるので、はたかぜ型の「早期」退役というのは間違いでしたね。

      • 匿名
      • 2020年 7月 06日

      舵の人手不足は深刻と聞きます。
      イージスアショアはイージス艦より少人数で動かせるのが利点と言ってる方がおられますね。
      以下ご参考まで。
      リンク

      1
        • 匿名
        • 2020年 7月 06日

        記載間違えましたので以下に訂正いたします。

        海自の人手不足は深刻と聞きます。
        イージスアショアはイージス艦より少人数で動かせるのが利点と言ってる方がおられますね。
        以下ご参考まで。
        リンク

        1
    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    全くもって承服できかねます。ミサイル落下の危険性があるからこそイージスシステムを断念することにしたのに、その事を利用してイージス艦を増やすとは主客転倒している。文民統制にも違反する軍事暴走ではないか?
    国民が何も声をあげないからといって安倍政権は異常暴走している。戦前の臭いがしてきているぞ。

      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      出鱈目過ぎてどこから突っ込んで良いか分からないが取りあえず香山リカの病院で診て貰え。

      4
      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      これが噂に名高いパヨクか・・・

      3
      • oominoomi
      • 2020年 7月 05日

      護衛艦定数を増やすことになれば、防衛計画の大綱を修正して閣議決定する必要があるので、文民統制には反しません。
      他の護衛艦種(DD・FFM)の枠をイージス艦(DDG)に回すのなら、財政当局の承認を得るだけで問題はないと思います。

      1
        • oominoomi
        • 2020年 7月 05日

        ごめんなさい訂正です。
        防衛計画の大綱には(イージスシステム搭載護衛艦8隻)と明記されてますね。

        1
      • 朝鮮初級学校からやり直せ
      • 2020年 7月 05日

      >ミサイル落下の危険性があるからこそイージスシステムを断念することにしたのに、その事を利用してイージス艦を増やすとは
      頭おか志位。海上のイージス艦なら、ブースターが陸地に落下する危険はないだろう。

      >文民統制にも違反する
      文民である内閣や国会が決めるのに、文民統制に反するとか何言ってるんだ。

      1
        • 匿名
        • 2020年 7月 06日

        >>文民統制にも違反する
        >文民である内閣や国会が決めるのに、文民統制に反するとか何言ってるんだ。

        しかも今回は政治主導だから、尚更ですよね。

        1
      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      あのさぁ…防衛力持たないで国を守れると思ってんの?そんなんじゃ甘いよなんでも軍国に結び付けて恥ずかしくないのかよ?日本が相手する国は外交で何とか出来ないんだよなぁ…そもそもアショア消えたのは表向きの話で出すとブースターですねぇ!
      アショアは陸ゾなのになんで海のイージスを反対するんですかねぇ?これもうわかんねぇな海で撃ったミサイル君が迫真のワープして住宅地に落ちるとか思ってそう(小並感)しっかり調べてけ~?

      2
        • 匿名
        • 2020年 7月 06日

        なんだこのホモガキ(驚愕)

          • 匿名
          • 2020年 7月 06日

          ホモガキついては反論出来なくて泣いた(高校生並感)

          1
      • 匿名
      • 2020年 7月 06日

      >ミサイル落下の危険性があるから・・・
      このブログ読んでいる人でミサイルとブースターの違いのわからない人って・・・。

    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    THAAD系列じゃ駄目なのかなってつくづく思うけどそこら辺のメリットデメリットを教えて貰えると助かる。

      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      アショアよりも金はかかるし、あとブースターも落ちてくる

        • 匿名
        • 2020年 7月 05日

        ありがとう。
        なるほど。確かにそれだとTHAAD導入は本末転倒な訳だね。

          • 匿名
          • 2020年 7月 06日

          しかも射程が短いから、たとえば関東に飛来した場合、関東平野の何処かにほぼ確実性に落ちます。
          ﹙アショアの場合は、海に落ちるケースが結構あるのと対象的﹚
          リンク

    • 匿名
    • 2020年 7月 04日

    自分自身を守れないイージスアショアなんて、システムがまだこなれていないと考えていました。
    辞めて正解。
    それより、1箇所に全てのシステムを集めるのではなく、レーダーや指揮所、ミサイルサイトを其々最適な場所に分散配置すれば、問題も起き難いのではないか?

    2
    •  
    • 2020年 7月 05日

    艦船にはメンテや訓練等の期間が必要なのだから、配備できる期間はおそらく半分ぐらいだろう
    イージスアショア2基の代替なら、イージス艦4隻が妥当のではないのか
    詮無き事とは思ってるが、ただの足し算引き算ならそういう事になると思うんだがなぁ・・

      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      イージス艦1隻ではアショアの範囲をカバーできないので。その計算では過少ですね

    • 匿名
    • 2020年 7月 05日

    政治的な本末転倒としか
    けっきょく海自が割りを食って負担を強いられる構図が酷くなって
    河野の本音は北よりも支那海軍対策の増強かと勘ぐる

      • 匿名
      • 2020年 7月 07日

      河野さんや安倍さんは、盾オンリーから、矛と盾の両方装備の意向みたい。
      近年相手の装備が高度化して、迎撃の難易度が跳ね上がって来たので、盾オンリーを諦めたというべきかな。

      • 匿名
      • 2020年 7月 07日

      宇宙やサイバーへの投資を志向した河野大臣、
      敵基地攻撃能力への地均しを志向した安倍首相、
      の図式の模様。

      元ネタは、読売の「【独自】検証 陸上イージス配備停止…改修、防護範囲3分の1に」の記事とか。
      リンク

      >河野氏は昨年9月の就任後、「防衛予算が右肩上がりで伸びる時代ではない。目立った装備品を圧縮しなければならない」と周囲に語り、宇宙、サイバーなどの予算配分を増やすことに意欲を示していた。
      >標的にしたのが、イージスアショアや大型無人偵察機「グローバルホーク」だった。

      >首相は、河野氏が主導した今回の配備手続き停止を、ミサイル対処のあり方を一から見直し、持論の敵基地攻撃能力の保有を議論する機会にしようと考えたとみられる。

    • 匿名
    • 2020年 7月 05日

    防衛職員の居眠りが大変な損害に発展してるなw

    1
      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      今にして思うとGoogleアース使ったり住民説明会でのあの態度からして、防衛省側としても乗り気じゃなかったのかもしれないね
      今頃幕僚連中は胸を撫で下ろしてたりして

      2
        • 匿名
        • 2020年 7月 05日

        んなわけねーだろw
        大損害だよw

        1
          • 匿名
          • 2020年 7月 07日

          イージスアショアの改修について、
          元のアメリカ側の説明ではソフト改修だけで可能となっていたのに、
          今年になって「改修には2000億円、10年程度かかり、改修すると防護範囲が3分の1に狭まる」とアメリカ側の見積りが大きく変わり、
          防衛省側が「アメリカに騙された」と頭を抱えていた所での今回の方針変更のようです。

    • oominoomi
    • 2020年 7月 05日

    いろいろ議論はあると思いますが、海自ファンとしては単純に嬉しいです。
    護衛艦定数増は予算や人員の確保の点で難しいでしょうから、既存の護衛艦枠の付け替えになるでしょう。
    勝手に予想すれば、護衛隊群の編成はそのままで、DD2隻分をDDGに回す事になると思います。
    現在、第3、第8護衛隊にDDG2隻が配備されている関係で、第4、第7護衛隊がDDG不在となっているので、この状態を解消することが出来ます。
    ただ、海自イージス艦が10隻体制になる事で、最近イージス艦3隻を建造して6隻体制にすると決めたばかりの某国をいたく刺激してしまうのが難点ですが(笑)

      • 匿名
      • 2020年 7月 05日

      陸自を海自陸上業務に回して船員を確保するとまで言ってるからイージス増勢の場合は純増かと>護衛艦定数

      定数48隻のときも人員や予算で定数増は不可能と散々言われてたけど蓋を開けてみればあめ型に匹敵するほどのFFMの大量生産で定数54隻、さらに哨戒艦まで12隻追加という展開だった

      1
    • 匿名
    • 2020年 7月 05日

    普通に代艦の前倒しでしょ
    20年代末には退役、どう伸ばしても30年代までは厳しいから
    代替取得が数年早まるだけの話

    • 匿名
    • 2020年 7月 05日

    イージス艦もいいけど、イージスアショアに使わなかったお金を日本しか持っていない次世代電源に投資して欲しい
    数年後程度でSFの世界の兵器が見られたらと思うと・・・

      • 匿名
      • 2020年 7月 06日

      君には兵器はオモチャなんだね、嫌みじゃないよ
      そうあって欲しいけどな

        • 匿名
        • 2020年 7月 07日

        確かに。
        兵器は、張り子のトラで済むのが無難ですね。
        戦闘だけでなく災害救助の類いも含めて、出番が無い方が良いですよね。

    • 匿名
    • 2020年 7月 06日

    匿名 :
    全くもって承服できかねます。ミサイル落下の危険性があるからこそイージスシステムを断念することにしたのに、その事を利用してイージス艦を増やすとは主客転倒している。文民統制にも違反する軍事暴走ではないか?
    国民が何も声をあげないからといって安倍政権は異常暴走している。戦前の臭いがしてきているぞ。

    あんたこそ暴走してるぞ。

      •  
      • 2020年 7月 08日

      つまり南北統一を急げという主張ニカ?

    • 匿名
    • 2021年 9月 13日

    イージスアショアを廃案にしたのは、本当に悪手です。

    そもそも海自の深刻な人手不足と、海上での過酷な24時間ミサイル監視任務の負担を少しでも減らす為に、アショア(イージス艦の地上配置バージョン)導入を決定したはず。

    にもかかわらず、アショア導入は中止され、その代わり、イージス艦2隻追加建造・運用予定という、逆に海自の負担を爆増させる決定をした。

    ブースター問題は、1.破片用の地下避難シェルターの国負担での設置、2.アショア設置による地価下落への補償金制度の整備、3.防衛大臣による地元への丁寧な説明で、地元の方に納得してもらう事は十分に可能だったはず。

    海自隊員の過酷な勤務条件を改善し、日本のミサイル防衛体制を強固なものにする「イージスアショアの導入」、
    この中止決定は、決してこれからの日本のミサイル防衛のためにはならないでしょう。

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